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鍵盤カテにはこびる害悪「聞き専爺(ハノン)について語るスレ」
- 817 :ギコ踏んじゃった:2022/02/19(土) 17:56:12.71 ID:/V27P9kF.net
- 脱力を得るには順番があります。
というか、一気に全ての脱力を手にするというのは普通の人では無理ですので、
まず、一つ目の脱力を考え、次にその付随する箇所の脱力、それが繋がっている箇所の脱力
と、脱力できる範囲を拡大していかなければなりません。最終的にそれらが繋がったときに
難曲と呼ばれる曲が無理なく弾けるようになります(音楽的という意味では無く、ゆっくりでも
テクニックが破綻しないで弾けるようになると言う意味です)
人によって脳のキャパや脳指令が異なるように、脱力できていない人はまず脳で自分の筋肉を
コントロールしなければなりません。
わかりやすく言うと、楽譜を見て弾くという2つの動作に、自分の筋肉のコントロールの意識が常に
あるように練習しなければなりません。そして、それが体に染みついたときに、次のステップの
脱力へと進み、これを繰り返して、体そのものに様々な箇所の脱力をしみこまさなければなりません。
ハノンさんの弾き方は、腕も手首も手の平も指も硬いので
(映像には映っていないので何とも言えませんが多分肩とかも固まってると思います)
まず、最初にタッチ後に弾いている指の関節を緩めることに意識したほうがいいです。
別にハイフィンガータッチでもいいのです、タッチ後に指関節の脱力が出来れば今よりは
少しは弾きやすくなると思います。
前にも書きましたが、ハノンの何番目でもいいので、1音をゆっくりと5カウント(1・2・3・4・5)して
音を伸ばします。そしてカウント2で指の関節を緩めるという事に意識をします。
ド(鍵盤にタッチ・カウント1)オー(カウント2・関節を緩める)オー(カウント3)オー(カウント4)
オー(カウント5)
という具合にです。
ゆっくりで完璧に脳みそでコントールできなければ、体には染みつきませんので
そこが重要です。
これが出来るようになれば、次にはタッチと同時に関節の脱力が緩まるように脳みそで
調性します。
そして、ここで重要なのは、弾いていない指の関節も一緒に緩めるという事です。
その弛緩した状態が作れれば(これを作れない人も多いので)最初の一歩は歩き始めたと言ってもいいと思います。
それが体に染みついていたら、次の段階へと進みます。
という感じでしょうか。
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