ショパン国際ピアノコンクールを熱く語りましょう PART91

642 ：ギコ踏んじゃった：2022/01/23(日) 20:03:10.99 ID:Q9KjndVg.net

進藤実優ピアノリサイタル（宗次ホール）

ショパン：ロンド Op.1
ショパン：舟歌 Op.60
リスト：ハンガリー狂詩曲 第12番 S.244
（休憩15分）
ショパン：ワルツ第7番 Op.64-2
ショパン：ソナタ 第3番 Op.58

宗次ホールでの進藤実優ピアノリサイタルに行って来た。2000円均一のチケットだったが、
倍以上の値段でも十分に元が取れる内容で神戸からわざわざ行ってよかった。（コロナのことを
考えると自重だったかもしれないが）。1月になって大阪で藤田真央、神奈川で小菅優のリサイ
タルに行った。その2人のような魅力的なピアニストがまた1人現れたという気がした。途中の
演奏が終わっても舞台袖に退場することなく、ショパンコンクールでのことなどを話しながら
次の曲を演奏をしていた。前後半最後の演奏が終わった時は退場してカーテンコールに応えていた。
衣装は小林愛実のような肩だしだった。肩を出そうが出すまいがどうでもいいと思う方だけど、
多くのファン獲得ならそういう衣装も効果的？最初の曲はショパンコンクールで演奏してない曲
とのこと。でも、魅力タップリだった。次の舟歌は9月に東京で生演奏を聴いたアレクサンダー・
ガジェヴの演奏よりもよかったのではと思えた。今日1番の自分の好みはリスト。小学校の頃に
習っていた先生の発表会以来で好きなのでとか。目が飛び出るほど激しさ、でも音楽的な高さも
感じる演奏だった。もしかしてチャイコフスキーコンクールに出たら優勝も期待できるかと思っ
たほど。後半は太田胃酸で有名な曲を高尚に演奏していた。最後のショパンピアノソナタ3番は
3楽章と4楽章にまだまだ課題があるように思った。まあでもコンクールの3次予選よりはよかった
と思うから、今日の演奏ならもしかしてファイナルもあったかも。アンコールは2曲。よりアピール
できる曲を最後に持って来て会場は大いに盛り上がった。