ショパン国際ピアノコンクールを熱く語りましょう PART91

ギコ踏んじゃった

ショパンがLGBTだったいう記事がCNN(だっけ?)から出てましたよね。
残された書簡から分析した結果そうらしいとかいう記事だった。
だけど、アメリカはマッチョイズムが強いところで、その反動でとりあえずそう言っとけば多様性を満たす、
と思ってんじゃないのという疑問も持つんですよね。

例えば、1990年の名作「櫻の園」(ショパンのプレリュード≠太田胃散が効果的に使われていますが) という日本映画で、記念写真を撮るシーン、
ああいう漠然と抒情的なものを、無理矢理真ん中に直線引いて、LGBTに分類するというのは暴挙ではないかと思ってるわけです。

若いうちは「時分の花」でたいていの人がリリカルだったり抒情を理解してるんだけども、歳を取ると擦り切れる人も多い。
だけど、芸術家がリリシズムを失ったらお終いのような。
ショパンなんて抒情的の最たるもんじゃないですか。無理矢理決めつけるのはどうなの?