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ショパン国際ピアノコンクールを熱く語りましょう  PART95

439 :ギコ踏んじゃった:2022/03/24(木) 18:48:21.11 ID:fC2+TZRy.net
音楽は市民の側に立つ
https://ebravo.jp/archives/112739

チャイコフスキーはウクライナの宝物

 ロシアの作品を演目から外す動きも一部にある。ポーランド国立歌劇場は4月に予定していたムソルグスキーのオペラ《ボリス・ゴドゥノフ》の上演を中止する。チャイコフスキーの「大序曲1812年」の演奏を取りやめる日本のオーケストラも出てきている。
 だがチャイコフスキーはウクライナ・コサックの家系で、妹の嫁ぎ先もウクライナのカーメンカであるなど、同国と縁が深い。「交響曲第2番」や「ピアノ協奏曲第1番」をはじめウクライナ民謡に基づく旋律を使った作品も多い。キエフ国立フィルハーモニー交響楽団と共演を重ねてきたヴァイオリニストの大谷康子氏は「チャイコフスキーは自分たちの誇り、宝物だとウクライナの人たちは盛んに言う」と話していた。
 19世紀ロマン派以降のクラシック音楽はロシア抜きでは語れない。ロシア音楽には華麗な管弦楽法で壮大なロマンと感動を聴き手に与える作品が多い。チャイコフスキーの「大序曲1812年」もショスタコーヴィチの「交響曲第7番『レニングラード』」も、それぞれナポレオンとヒトラーの侵略戦争に市民が抗して勝利した音楽だからこそ感動を呼ぶ。ベートーヴェンの「苦悩を突き抜けて歓喜へ」の感動に比肩し、文学ではトルストイの『戦争と平和』の歴史観に通じる。2人の偉大な音楽は今、ロシアとウクライナのどちらにふさわしいだろうか。
(了)

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