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【太陽暦】暦について語るスレッドpart6【太陰暦】

1 :一昨日は芒種:2014/06/08(日) 22:25:39.03 ID:QRp/aFqB.net
古今東西の暦(こよみ)について語りましょう。

351 :名無しSUN:2017/01/21(土) 10:15:36.66 ID:EZPnOtbB.net
ということは、あれか
バチカンは七曜の連続が分断されてもかまわないという立場だったのか。
この部分はかなり重要だぞ

352 :名無しSUN:2017/01/21(土) 10:52:28.89 ID:bipszVxE.net
七曜は、聖書的な由緒を離れれば、日干支と同じ性質を持つものだから、
古代の日本人も、問題なく受け入れたんだよ。
「中央アジアからやってきた新手の干支」みたいなもんだ。
干支が占いに使われたように、曜日も占いに使われていた。
日曜日生まれはどんな性格?というような話は、江戸期までは暦本に普通に載ってる。

7は素数なので、日数表記法としては実は優秀で、
日記などに記録するには、都合がよかったのだろう。

数学的(初等算術的)には、さらに踏み込むことが可能で、
平成丁酉年【戊申土曜日】と書けば、monthという概念を無くしてしまっても
今日(グレゴリオ暦2017年1月21日)であることが確定するのだが、
ユーザ・インターフェイスとして面倒くさかったらしく、これは普及しなかった。

353 :名無しSUN:2017/01/21(土) 11:19:09.89 ID:EZPnOtbB.net
でも暦注は節切りや月切りが多いよな
六曜とか十二直とか二十七宿とか
九星の日家九星は甲子でリセットするし

永久循環(不断)は七曜、干支、二十八宿くらいか

354 :名無しSUN:2017/01/21(土) 11:21:05.43 ID:bipszVxE.net
なお、日本の中世の六斎市由来の「一六休み」のような発想が
西欧でついぞ出てこなかったのは、ローマ式の日付の数え方にもよる。
グレゴリオ暦の本来の表記法は、このようになるはず。

Saturday, 12th day before Kalends of February,
in the year of incarnation of our Lord 2017
and 4th year of our Pope Francis

これが正式な表記法。わかりやすいように英語で書いたけど、本来はラテン語。
これなら、「曜日と週の循環」をカウントしたほうが、扱いやすい。
実際、教会暦はクリスマスと復活祭を基準にして、第N週の何曜日と指示するし、
産婦人科医と妊娠経験のある女性は知ってると思うけど、
妊娠は週で数える上に「月(month)」を「4週28日」と定義して書き換えてしまう。
欧米の発想では、「通しの週(week)」というのは、教会暦以来のありふれた発想。

355 :名無しSUN:2017/01/21(土) 11:23:30.33 ID:EZPnOtbB.net
> 妊娠は週で数える上に「月」を「4週28日」と定義して書き換えてしまう。

それ28宿があればいいんだよなw

356 :名無しSUN:2017/01/21(土) 13:14:54.17 ID:bipszVxE.net
>>353
西洋天文学に触れて確変するまでの日本人は、こと暦に関してはのび太未満の劣等生だから、
暦注だの何だのは、どうでもいいw
すべての暦法研究者が下段を全力でディスって、
歴史的存在意義すら、一切認めないのには、それなりの理由がある。

もともと、東アジアの広義の暦法家(広い意味での占星術を含む)は、
面倒な天文学的観測から離れて、観測不要な机上の循環数に依存する傾向があるが、
日本人占星術師は更に堕落しまくって、永久循環数すら数えるのが面倒になってる。
その堕落の究極の果てが、あの六曜だ。旧暦の暦日を適当に変換するだけというw

357 :名無しSUN:2017/01/21(土) 13:32:27.00 ID:EZPnOtbB.net
全国の四日市、五日市、十日市、廿日市はイチロク制の名残か

358 :名無しSUN:2017/01/21(土) 13:35:06.99 ID:EZPnOtbB.net
しかしどう考えても、どっちが簡単で便利かといえばイチロクの方だよな
現在は曜日と日づけと両方頭に入れておかないと、日常生活に支障をきたすけど
イチロク制なら日づけだけ頭に入れておけばいいからな
日づけが曜日の役目もはたしている

まあ宗教がらみだから、便利かどうかで議論しても
西洋は俎上にのってこないだろうけど

359 :名無しSUN:2017/01/21(土) 14:54:00.39 ID:bipszVxE.net
>>358
351をみればわかると思うんだけど、「月(month)が1日から始まって30/31日で終わる」
というのは、西ヨーロッパにおいて比較的最近の発想で、普遍的なものじゃない。
同様に、1年の始まりが1月1日というのも、必ずしも普遍的なものじゃない。
ヨーロッパ中世の暦法だと、正月の設定は、地域ごと、時代ごとにバラバラ。
この話、キリスト紀元普及後も併用されていた「君主の即位年」とも関係がある。
君主即位年は、原則として即位日に繰り上がるから、正月とは限らない。これは満年齢の発想と同じ。
上の例でいえば、the 5th year of pontificate of Pope Francisに変わるのは3月19日。
正月に元号が更新されるというのは、実は数え年の発想で、いかにも東アジア的。

東アジアにおいては、月が1日に始まるシステムは、比較的長い歴史をもっているが、
それでも、日本書紀や古事記の期日指定の標準書式は違う。
「平成丁酉年正月戊申日」というのが正式な方法だった。日は循環数の干支で示す。

イチロク休みのベースにあるような発想は、合理的かもしれないが、
歴史は浅いし、民族によっては合理性を認めないかもしれない。
合理性を徹底するというのなら、ユリウス日にでもして、下何桁で揃えるほうがいい。

360 :名無しSUN:2017/01/21(土) 15:10:34.33 ID:bipszVxE.net
別の言い方をすると、
「平成の御代」→「その29年目」→「その1番めの月」→「その21番めの日」
という思考法は、唯一普遍のものじゃないということ。

「(天地創造以来)7日目の日」→「クリスマスから4週目」or「ヤヌス神の月」→「キリスト生誕から2017年目」
印欧語圏の欧米だと、思考自体がこの順番になる。

これで気づいたと思うけど、
これは、住所の表記法の問題や、人の姓名の表記法の問題と、完全にパラレル。
情報学的には、確かに日本式(東アジア式)のほうが優れているんだけど、
人間の脳においては、合理的すぎて何かと不便という面がある。
前置きばっかりで、最も必要な情報にストレートに到達できないからだ。

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