◇集え！！名古屋グランパスファン part 1719◇

U-名無しさん＠実況・＼(^o^)／です

Ｊ２降格の名古屋に男気残留のレジェンド楢崎は来季、自身の進退を懸けたラストイヤー。自ら先発ではなく黒子役も辞さない構え。(日韓シリダイ)

今季、年間１６位となり、Ｊリーグ創成期から２４年間守って来たＪ１の座から陥落した名古屋グランパス。田中マルクス闘莉王の退団や小川ら功労者の戦力外通告に加え、フロントのこれまで杜撰さや不祥事が明るみになり、クラブを取り巻く環境は芳しくない。

そんな中で今季限りで現役引退の可能性もあったチームのレジェンドＧＫ楢崎正剛が１１日、来季チームに残留し、現役を続ける意向を示した事は、クラブにとっては明るい材料だ。
ただ来季はＪ１返り咲きと同時に自身の進退を懸けたシーズンである事は変わらず、これまでの“絶対的守護神”の特権を自ら解除し、場合によっては、自ら控え降格も辞さない男気を貫く構えだ。

この日、名古屋はリーグ最終戦後、初めての全体練習を開始。その中で来季の去就が注目された楢崎は練習後、「もう一回立ち上がって、このチームをＪ１に戻さないといけないと思っている」と語り、来季の現役続行、クラブ残留を決断した。

今月３日のホーム最終戦の湘南戦で３失点で敗北し、チームはＪ２降格。前所属の横浜フリューゲルスが消滅した９９年から居続けるクラブの危機を食い止められず、試合後、人目を憚らず号泣した。

降格の責任を感じ、ジュロブスキー監督やＤＦ闘莉王、ＭＦ小川ら多くの主力選手がチームを去ることから「もうええかな」と一時は心が引退に傾いたが、時間をかけて考え直し、残留を決めたと言う。

「監督退任や主力の相次ぐ退団等で自身も引退も含めて、自問自答する日々が続いたらしい。その中で現役続行、クラブ残留は男を見せたと言って良いでしょう」とは、クラブ関係者。

ただし名古屋の置かれた立場は厳しく、前述のフロント不信による主力の流出は避けられず、来季の名古屋は楢崎以外はチーム総入れ替えの可能性が高い。

「ウチの状況は確かに厳しいし、チームを立て直すのは大変な事だが、来年、チームのことを思って戦える選手が多くいればうれしい」と話す。
そして「年齢も年齢やし、自分の経験を活かして、今の若手に色々な事を伝えれば。新しい監督によるけど、場合によっては控えに回されても腐らずに頑張る」と腹を括った。

１年でのＪ１返り咲きへ、来季はなりふり構わず、自身のラストイヤーに全てを賭ける構えだ。　