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移籍・レンタル・戦力外「ら」スレPart10022

342 :U-名無しさん :2018/02/02(金) 15:28:49.82 ID:2PPsg6L100202.net
>>341
 一方、当時プロ3年目の20歳で、売り出し中の左ウイングだった平野孝は期待を膨
らませていた。

「背が高くて、オーラを感じたんです。その時点ですでにモナコを変えた実績のある
方だと聞いていたので、何かを変えてくれるんじゃないかって」

 トヨタトレーニングセンターで10日間のトレーニングを積んだ後、グランパスは2月5日
から沖縄県の今帰仁村(なきじんそん)でキャンプを張った。早朝マラソンをこなし、
午前と午後に練習が組まれ、戦術トレーニング――特にここでは、ゾーンディフェンス
をはじめとする守備戦術の徹底に励んだ。

 練習の段取りはしっかりとオーガナイズされ、流れるようにメニューが移っていく。
小倉隆史は、それに心地よさを感じていたという。

「練習内容で印象的だったのは、ワンタッチのゲーム形式です。その他の練習も短
時間に凝縮されていて、すごく効率的でした。キャンプだからといって負荷を強くかけ
るわけでもないから、浅野(哲也)さんが不安がっていたのを覚えています。例年の
ような筋肉痛がなかったですからね」

 平野によれば、動き方を体に覚えさせるためのパターン練習が多かったが、同じメ
ニューは1度たりともなかったという。

「それはキャンプだけじゃなくて、シーズンを通してですね。人を変えたり、サポートや
パスの角度を変えたり、ルールを変えたりして飽きさせないんです。だから体よりも頭
がすごく疲れた。特に、僕はそれまで勢いでやってきたタイプでしたから、大変でしたよ」

 1月30日には新外国人選手であるジェラール・パシと新コーチのボロ・プリモラツが
来日し、2月2日には同じく新戦力のフランク・デュリックスとトーレスがチームに合流した。

 元ブラジル代表の名センターバックであるカルロス・アルベルトを父に持つトーレスは、
ベンゲル自ら映像で確認し、獲得を熱望したDFだった。

 パシとデュリックスはともにフランス代表クラスのMFで、EURO1988の予選などで活
躍したパシはゲームを組み立てられるクリエイティブなタイプ。対してデュリックスは、
代表キャップこそないものの、ダイナミックな展開力が魅力のボランチでASカンヌで
はキャプテンを務めていた。

 3人は沖縄キャンプから合流したが、中西がそのレベルの高さに気づくのに時間は
かからなかった。

「まだ不慣れなところもありましたけど、明らかにうまいし、サッカーインテリジェンスも
高いなと。彼らはベンゲルが望んで獲得した選手たちですから、ベンゲルの目の確か
さを感じて、信頼が高まりましたね」

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