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移籍・レンタル・戦力外「ら」スレPart10497

141 :U-名無しさん :2018/06/11(月) 00:32:04.79 ID:e9WjCcfwa.net
>>94
試合に勝ったときもこんなこと言う人いるしなあ


>わたしは、喜べない。
守って守って守り抜いたという点、そして試合自体のレベルが低かったという点において、今回のカメルーン戦と85年の北朝鮮戦は似た部分がある。
だが、決定的に違っていたのは、北朝鮮と戦った日本はできることをすべてやって、それでも守るしかなかったのに対し、南アフリカでの日本は、やれることを排除して守りに徹したということである。
自陣にボールがこぼれる。そこからつなごうという意志を、カメルーン戦での日本選手はまるで見せなかった。
ただひたすらにクリア。つなごうとすればつなげる状況で、また普段であればつないでいる選手までもが、地域リーグの選手でさえやらないような意図なきクリアを繰り返した。
つまりは、アンチ・フットボールだった。
わたしが技術を重んじる少年サッカーの指導者だったら、頭を抱えている。
普段からボールを大切にしろ、つなげと教えてきたのに、自国の象徴たる日本代表が、勝つためにはただ蹴っておけというサッカーをやってしまった。
しかも、勝ってしまった。勝利に感動する子供たちに、今後どうやってボールをつなぐ大切さを教え直せばいいのか。
「それしかできなかったのだ」という声もある。わたしは、違うと思う。
それしかできなかったのではない。それしかできない状態にチームを貶(おとし)めてしまったのだ。
日本には、日本の選手にはもっと楽しいことができるのに、自ら可能性を廃棄してしまったのだ。
皮肉ではなく、本心から思う。この勝利は、日本代表の勝利ではない。岡田監督の勝利だった。
勝ち点3と引き換えに、日本サッカーは大きなものを失った。
日本=退屈。日本=アンチ・フットボール。この試合で張られたレッテルを剥(は)がすには、相当な時間が必要になることだろう。
こんなにも苦く、こんなにも悲しい勝利があることを、わたしは初めて知った。
(スポーツライター)

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