清水エスパルス

U-名無しさん

まだシーズン終了には早すぎるけど、こんなのあったらおもろくない？(70％あり得ないけど)

【清水】あと１勝から大失速...篠田監督が謝罪　４年ぶりのJ2降格「サポーター、関係者の方々に申し訳ない」

清水エスパルスが７日の最終節、ホームでサガン鳥栖に０ー２で敗れ７連敗。４年ぶりのJ2降格を喫した。勝ち点34のジュビロ磐田がヴィッセル神戸に勝って、勝ち点を37に伸ばし、松本山雅が湘南ベルマーレに勝利し、勝ち点を36としたため、得失点差で17位に転落。

敗れても磐田と松本山雅が引き分け以下なら残留だったが、願いは届かなかった。昨年の８位から一転、２０１９年は試練の１年となった。なお湘南は最下位で降格。鹿島に大敗した名古屋グランパスも16位に転落し、参入プレーオフ出場が決定した。

オレンジサポーターで埋め尽くされたアイスタ日本平は静寂に包まれた。磐田が神戸に、松本山雅が湘南に勝利したため、清水が１７位に転落。昨年８位に躍進したオレンジの名門が、僅か３年でJ1から陥落。２０１９年シーズンが幕を閉じた。

最終戦セレモニーは険悪ムード。サポーターのブーイングを浴びた篠田善之監督は「チームの勝敗の責任は監督にある。こういう形になり、一生懸命頑張ってくれた選手、コーチ、そして何よりもファンの方々に申し訳ない」と謝罪した。

終盤の大型連敗が最後に響いた。先月２日の静岡ダービー。勝てば、清水は残留に大きく前進し、磐田の降格が決定的となる試合で退場者を出し、痛恨の黒星。ここから仙台、大分、C大阪にも敗れ、この試合に全てがかかっていた。

清水は金崎に２得点を許し敗北。しかし勝てば無条件で残留。引き分けでも磐田、名古屋に加え、松本山雅VS湘南が引き分け、負けても磐田、松本山雅、名古屋が引き分け以下なら残留で、特に磐田は相手が神戸という事もあり「残留できるだろう」という声もあった。

しかし、現実は厳しかった。名古屋は清水同様に失速したものの、松本山雅は粘り強く勝ち点を挙げ、磐田は静岡ダービー以降、3連勝すると、この日の神戸戦も藤川、針谷が躍動し勝利。オレンジサポーターの願いは届かず、４年ぶりのJ2降格となった。

今季はここ数年の課題である守備に問題を抱えた。ヴァンデルソンが期待外れに終わり、立田、ファン・ソッコらが不調、途中加入の吉本も負傷で長期離脱した。８月１７日の札幌戦ではクラブワーストの８失点を喫するなど、リーグワーストの失点数は最後まで改善出来なかった。
それでもドウグラスや西澤ら強力攻撃陣を中心に粘り強く勝ち点を積み上げたが、昨年は７試合無敗だったラストスパートに失敗。シーズン最終盤には故障者が続出し、１０月からは２試合連続逆転負けを食らうなど、勝負どころで勝ちきれなかった。

昨年の８位から一転、令和元年は試練の１年となった。しかし、まだ２１日の天皇杯準決勝(対ヴィッセル神戸戦：ノエスタ)が残されている。主将の竹内はセレモニーで「この悔しさと来季への思いを天皇杯にぶつけたいと思います」と言った。

J2降格の屈辱を胸に刻み、来季に繋ぐ為の天皇杯優勝を目指す。