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◇集え!!名古屋グランパスファン part 2296◇

235 :U-名無しさん :2019/12/24(火) 01:46:43.85 ID:A/umGLGs0EVE.net
サンタさんへ

このまえ、学校の授業で環境破壊について学びました。
そこで、ふと思ったんです。
サンタさんって、ものすごく環境を破壊をしていませんか?
だって、フィンランドから、全世界の子供にプレゼントを届けるなんて、
いったいどれだけのプレゼントとトナカイさんの餌を用意すればいいっていうの?
それをお母さんに話したら、
「サンタさんは魔法が使えるんだと思う。
 世界中の子供のすぐそばにいつのまにか来て、誰にも見られずに去っていくでしょ?
 そんなこと魔法でしかできないもの。」と笑っていました。
私はもう8歳で子供じゃないから、魔法なんて言われても納得できません。
だからお願いサンタさん、私の家にはもう来ないでいいです。
どうかわたしにプレゼントをあげるはずだったおかねで、
トナカイさんにおいしい食べ物をあげてください。
そしてもう少しやせてください。トナカイさんがかわいそうですよ!

スウェーデンに住む8歳の女の子 グレタ より
 

そして8年後・・・


サンタクロースさんへ 
あなたは私たち子供の敵だったんですね。
甘く優しい世界で私たちを欺いて、私たちが生きていく世界を暗闇にしていたのはあなただった。
なんて残酷な世界なんでしょうか。
愛情いっぱいに育てられた豚も、コレラの疑いで殺されるさなかには、
自らに課された運命を悟って泣くと言います。
いまなら少しその気持ちがわかります。
私はあなたが作ってきたこの世界は間違っていると思います。

スウェーデンに住む16歳になった グレタ より


さらに8年後


サンタクロースさんへ
16年前、あなたに手紙を出したとき、私は世の中が輝いて見えていました。
永遠に続くかのような日々を思いのままに駆けていたのです。
あたたかいベッドの中で、あなたに手紙を書いたときの気持ちは今でも忘れていません。
もし、あのような気持ちが世界中に広がれば、
きっと世界はおだやかで楽しい光景が増えるだろうにと、
私はそのために、真に子供のためになることをしようと活動を始めたのです。
しかし、それは私が想像していたより過酷な道でした。
いつのまにか、あの気持ちを失っていったのは私のほうだったのです。
何年もサンタという存在を忘れる日々が続きました。

そして今日、私も3歳の男の子のサンタクロースになる日が来ました。
3歳の男の子が「これがほしい」と描いたプレゼントの絵は何だったと思いますか?
大きな自動車なんです。
それも10年前によくみかけた、私が目の敵にしていたガソリンで動くタイプのです。
私はその光景がおかしかったのか、おもわず笑っていました。
サンタという存在は子供のためのものにあるのではなく、
大人が童心に帰るためにものなのかもしれないですね。

あなたという存在にちょっとだけ感謝している24歳のグレタより

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