しみじみ清水エスパルス2218

【清水】貧打深刻…鳥栖とスコアレスドローも7試合連続1得点以下で、7試合未勝利にオレ監督も嘆き「言葉が出てこない」

＜明治安田生命J1：鳥栖0－0清水＞◇第9節◇17日◇駅スタ

清水エスパルスはサガン鳥栖と0－0で引き分けた。3月19日の神戸戦以来、4試合ぶり今季2度目の無失点に抑えたが、攻撃陣が沈黙。3試合連続ドローに終わった。オレ監督は「戦術プランは実行してくれた」と無失点を評価しつつ、無得点の攻撃陣について問われると「まあね…なんていうか、もう常套句になっているから、言葉がなかなか出てこないね」と複雑な胸中を口にした。

　チャンス自体はあった。前半22分。DF山原のクロスに反応したMF鈴木唯人が右クロスに走り込み、1トラップから左足シュートを放ったがGKの正面。後半35分には、途中出場のFWチアゴ・サンタナがMF神谷のスルーパスに抜け出し、フェイントから右足を振り抜いたが、わずかにゴール左に外れた。いずれも最後の精度を欠き、無得点に終わった。

　最近7戦勝ち無し（4分け3敗）。7試合連続1得点以下と貧打は深刻で勝ち点3が遠い。指揮官も「ああ、そうですか。そうねえ、そうなるよね…」と言葉を振り絞った。23日のルヴァン名古屋戦を挟み、次節は29日、ホームで広島と対する。「何とかしなきゃいかんね」と指揮官。苦悩の日々は続く。