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Ｃ大阪・森島社長、乾貴士の契約解除は残念「もう少し早いアプローチが必要だった」
https://www.sanspo.com/article/20220609-O7WCAAUUYBF6BN6KOV5J5E6QMM/

Ｃ大阪は９日、ＭＦ乾貴士（３４）との契約をこの日付けで解除することを発表した。森島寛晃社長がオンラインで会見を開き、「チーム合流に向けて話し合いを重ねてきたが、契約解除となったことは残念には思っている」と語った。

乾は４月５日の柏戦で途中交代の際に不服な態度を示し、試合後もチームの規律を乱す行動をとった。クラブは５月１４日の名古屋戦まで約１カ月の公式戦出場停止と、全体練習の参加を禁じる処分を課した。処分自体が明けた後も乾が全体練習に参加することはなかった。

５月２８日の対応で騒動については和解したと話し、「時間も空いているのでどういう形で戻っていくか、どういうタイミングがいいか話している。本人とクラブとの間で、立ち位置的に難しい」と説明していた森島社長は、この日の会見でその後の経緯について説明。「時間が空いていく中で、本人もなかなか現場に戻るタイミングを決断しきれなかった。お互いの話のなかでそこはなかなか合意できなかった」と明かし「クラブももう少し早いアプローチが必要だったのかな。もう少し、やれるという思いにさせてあげられなかったのかなと思う」と無念さも口にした。

現場の選手やスタッフらにはこの日、契約解除が伝えられた。森島社長は「多大な貢献をしてくれた選手で、クラブからは感謝の思いでいっぱい。まだまだ活躍されることを願っています」と乾への感謝を口にした。