2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

THC-PO 57 【THCPO HHCP THCH その他半合成カンナビノイド】

245 :ビタミン774mg:2023/06/06(火) 09:48:46.08 ID:8Fb7tuup.net
本研究成果のポイント
・長年不明であった大脳皮質内の神経回路形成の重要なメカニズムを解明
・大麻(マリファナ)の有効成分でもあるカンナビノイド が、大脳皮質神経回路の破綻をきたすことを発見
・大麻や危険ドラッグが脳に悪影響を与えることの科学的根拠を明らかにしたとともに、脳損傷、認知症での機能回復に応用できる可能性も期待できる成果

リリース概要
大阪大学大学院医学系研究科解剖学講座(分子神経科学)の木村文隆准教授を中心とする研究グループは、大脳皮質の神経回路形成に複数のメカニズムが関与することを解明しました。同時に、大麻の有効成分でもあるカンナビノイドと類似した物質が回路形成に重要な働きをしており、不要な配線(シナプス)を刈り込むこと、つまり、外来性に大麻を摂取すると、必要な配線まで刈り込まれ、神経回路の破綻をきたすことを世界で初めて明らかにしました (図1) 。

これまで、神経回路ができるのには神経活動が重要な役割をすることはわかっていましたが、どのような神経活動が回路形成に関わっているのかは長い間不明でした。また、大脳皮質の一部では、シナプス 前後の同期した活動によってシナプスができていくメカニズムがあることは知られていましたが、特に視床 から大脳皮質への投射の形成では一旦広範に投射した後に、余計な配線が整理されて限局した投射に収束していくのに、どのような神経活動が関わっているのか不明でした。今回、不要な配線ではシナプス前後の同期した活動により、カンナビノイド類似物質が放出され、これが余計な配線を整理していることがわかりました。

本成果は、大麻や危険ドラッグが脳に悪影響を与えることの科学的根拠を明らかにしたものです。カンナビノイドの機能を止めることによって、神経回路の破綻を抑制できる可能性もあり、今後、脳損傷、認知症での機能回復に応用できる可能性も期待されます。

本研究成果は、米国科学誌「Journal of Neuroscience」に、6月30日(木)午前6時(日本時間)に公開されました。

総レス数 1001
176 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200