１１月１０日は「便所の日」

名無しだって洗ってほしい

ふだん何気なく使っているトイレについて改めて考えてもらおうと、
ユニークなトイレのオブジェなどを展示するイベントが、１０日まで東京の六本木ヒルズで開かれています。

このイベントは、１１月１０日が「いい・トイレ」の語呂にちなんで「トイレの日」と定められているのに合わせて、
大手住宅設備メーカーが開きました。
このうち、直径７．５メートルの誕生日ケーキの模型の上に２０のトイレが並べられているオブジェは、
見物客が実際にトイレに座ってお茶が飲めるカフェスペースになっています。

並べられているトイレは最新型のもので、一度に流す水の量は３．８リットルと、
およそ２０年前の製品と比べると９リットル以上の節水効果があるということです。

また、シートの部分にトイレを組み込んだバイクは、トイレは使えませんが、
動物の排せつ物や家庭排水などで生成した燃料で実際に走ることができ、
おととしにはおよそ１４００キロの距離を走行したということです。
訪れた親子連れなどは、オブジェに座ったところを写真に収めるなどして楽しんでいました。

２０代の女性は「ふだん身近すぎて、トイレについて考えたことありませんでしたが、
このイベントでトイレの大事さなどを考える機会になりました」と話していました。

■ソース：NHKニュース　 [2013年11月09日 21:52]
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20131109/t10015933891000.html