うんちを売って年収およそ154万円

名無しだって洗ってほしい

科学に貢献。うんちを売って年収およそ154万円

抗生物質が効かない、クロストリジウム・ディフィシルという細菌に対する治療法として、糞便移植が注目されています。
移植用のカプセルを作り出すために、OpenBiomeという非営利会社では、現在、うんちのドナーを募集しています。
クロストリジウム・ディフィシルに感染すると、酷い下痢の症状を引き起こします。
アメリカでは年間250,000人が入院し、14,000人の死亡原因となっています。

長期にわたり抗生物質を使用することで、菌への感染が起こるため、治療が非常に困難です。
患者の腸内微生物は、抗生物質によって、すっかりなくなってしまっているのです。
そして、従来の腸内有益菌では、その役割をカバーするには不十分です。
そこで、他の人から糞便を移植することが、最も効果的な治療法となります。

最新の移植方法では、糞便が入ったカプセルを使います。カプセルは体の中で溶け、小腸に中身をリリースします。
この治療法の成功率は約90％です。
ドナーになるには、誰でも良いというわけではありません。
まず最初の条件として、マサチューセッツ州のメドフォードにある研究所に通えなければなりません。

そして、年齢、BMI、健康の必要条件を満たす候補者は、血液検査と検便を受けます。それをパスすると、最低週に4回、60日間に渡り、うんちを寄付することになります。
さらに、次の周期で血液検査と検便にパスすれば、今まで提供したうんちがカプセルとなり、国中の患者に運ばれるのです。

うんちの寄付に支払われる報酬は、一回につき$40、週に5日提供できる場合は$50の補助金が出て週$250になります。
これを1年間続けたとすれば、$13,000（約154万円）の収入になるわけです。
OpenBiomeは、最も頻繁にうんちを寄付をした人や、最も大量のうんちを寄付した人に賞品を用意するといったドナーに楽しくうんちを寄付してもらえるような努力をしています。
いかそ
http://news.nifty.com/cs/item/detail/freshers-20150330-0000002085/1.htm