【咲-Saki-】須賀京太郎カプ総合スレ131

名無しさん＠お腹いっぱい。

※某北海道ローカル番組パロ

（ナレーション：竹井久）
この動画では幾度となく、出演者である須賀に行き先を告げずに旅に出た。
須賀はそれを“誘拐”、“連行”、あるいは“拉致”という言葉で表現し、動画の名物ともなった。

【須賀京太郎に関する　拉致計画実行書】

今回、我々はそれを更に発展させ、彼が油断しきっている日常生活の中で、突然旅に連れ出してしまうという計画を立てた。

須賀は、同級生である宮永咲と共に放課後の午後4時から校舎内で新入部員の勧誘に勤しんでいる。
狭い空間の多い校舎内での勧誘という、全く逃げ場のない状況の中で彼を連れ出すのが今回の計画である。

我々の同志である片岡優希の報告により、今日も2人で勧誘に向かったことは確認済みだ。
作戦は勧誘する部活もまばらになる午後5時20分、暗号文の書かれた用紙の到着を合図に決行される。

暗号文は次の通り。

【アメフトには気をつけろ
キックオフがせまってる】

― ここでナレーション終了 ―

― 午後4時20分清澄高校校舎内 ―

「今日も他に流れてっちゃってるね、京ちゃん…」

「うーん、去年のインハイ見てた新入生案外いねーのかなあ…、決勝頑張ったんだけどなー…」

「和ちゃん達の後輩の2人…室橋さんと加藤さんだっけ？なんかまだ忙しいみたいだしねー…」

京太郎は同級生で幼馴染である咲と共に麻雀部の勧誘に勤しんでいた。どうやら経過はあまりよろしくないらしい。
前年のインターハイの結果を考えると少々悔しい状態ではあるが…。それはまた別の話。
とにかく京太郎はまだ“キックオフがせまってる”ことなど知るよしもなかったのである。

― 午後5時ムロミカと遭遇 ―

「あ！京ちゃん、あの2人だよ！和ちゃん達の後輩さん！」

「あ、お久しぶりです宮永先輩。そちらの方は…？」

「あー、初めまして。俺は須賀京太郎。ここの男子部員なんだ」

「貴方が優希先輩が言ってた先輩ですか…。あっ、こっちは加藤ミカ、同じ高遠原の子です」

「初めまして加藤ミカです！インハイでのご活躍見て清澄に決めました！」

― 午後5時10分清澄高校正門前 ―

久の入学した大学との交流試合から戻って来た清澄高校アメフト部が到着。
それと同時に清澄麻雀部元部長の竹井久の操る車も近くの駐車場に無事到着した。