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ノーベル化学賞 2013

1 :あるケミストさん:2013/10/08(火) 20:22:38.66 .net
みんなで予想しよう

80 :あるケミストさん:2015/07/15(水) 17:04:13.67 .net
LIBはグッドイナフが死んだらないだろうな

81 :あるケミストさん:2015/07/15(水) 17:09:50.59 .net
リチウムから3人なら誰?

82 :あるケミストさん:2015/07/15(水) 22:10:04.74 .net
グッドイナフ、ヤザミ、吉野

83 :あるケミストさん:2015/07/16(木) 14:43:10.27 .net
水島と西は?

84 :あるケミストさん:2015/07/16(木) 15:11:33.59 .net
西なんて経営者じゃん

85 :あるケミストさん:2015/07/16(木) 19:10:09.09 .net
ノーベル賞は創始者の概念が重視される。
青色発光ダイオードでいうと、赤崎と天野が、グッドイナフと水島
中村が吉野に相当する。
この3人だろう。

86 :あるケミストさん:2015/07/17(金) 12:20:30.21 .net
次世代電池がもうすぐ出てきてもリチューム電池の功績は大きいからノーベル賞を取ってもおかしくないな。
問題は安全性だが事故も少なくなりつつあるからそろそろ良いだろう。

社会に貢献したと言う意味ではネオジム磁石の佐川にもあげたいな。 これは物理になるのか?

87 :あるケミストさん:2015/07/17(金) 14:40:52.03 .net
グレッツェルのほうがグッドイナフより評価が高い件

88 :あるケミストさん:2015/08/30(日) 16:29:55.52 .net
>>43
ジェラッシ死去

89 :あるケミストさん:2015/09/05(土) 09:28:40.31 .net
ノーベル賞の有力候補者(文学賞、経済学賞、平和賞を除く)

医学生理学賞
京都大 森和俊教授(京都大学&大学院)
東京農工大 遠藤章特別栄誉教授(東北大学 三共)
東京工業大 大隅良典特任教授(東京大学&大学院)
東京大 水島昇教授(東京医科歯科大&大学院)
東北福祉大小川誠二特任教授(東京大学&スタンフォード大大学院)

物理学賞
 理化学研究所 十倉好紀センター長(東京大学&大学院)
 東京工業大の細野秀雄教授(旧東京都立大学&大学院)
 東北大 大野英男教授(東京大学&大学院)
 東京大 梶田隆章宇宙線研究所長(埼玉大学&東京大大学院)
 高エネルギー加速器研究機構 鈴木厚人機構長(新潟大学&東北大大学院)

化学賞
 旭化成 吉野彰フェロー(京都大学&大学院M,阪大大学院D)
 東芝リサーチ・コンサルティング 水島公一博士(東京大学&大学院)
 東京理科大 藤嶋昭学長(横浜国立大学&東大大学院)
 京都大 北川進教授(京都大学&大学院)
 東京大 向山光昭名誉教授(東京工業大学)
 微生物化学研究所 柴崎正勝所長(東京大学&大学院)

http://mainichi.jp/feature/news/20141001mog00m040999000c.html
http://www.sankei.com/life/news/141006/lif1410060032-n2.html

90 :あるケミストさん:2016/05/31(火) 23:40:46.59 .net
【ひろき】上田泰己7【カッシーナ】©2ch.net
http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1456854644/

1 名前:名無しゲノムのクローンさん 転載ダメ©2ch.net [ageteoff] :2016/03/02(水) 02:50:44.55
学生時代に理研CDBのチームリーダーに抜擢。若くして東大医学部教授。
ブレゲの時計を愛用し、カッシーナのソファーに座り、
今年のノーベル賞最有力候補である、みんなのプリンス上田泰己について語ろう

前スレ
【ひろき】上田泰己6【カッシーナ©2ch.net
http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1450439427/
過去スレ
【ひろき】上田泰己【プリンス】
http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1395890826/
【ひろき】上田泰己2【カッシーナ】
http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1408093411/
【ひろき】上田泰己3【カッシーナ】(c)2ch.net
http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1444041093/
【ひろき】上田泰己4【カッシーナ】
http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1449839946/
【ひろき】上田泰己5【カッシーナ】©2ch.net
http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/life/1450023201/

91 :あるケミストさん:2016/10/04(火) 21:54:09.98 .net
http://www.chem-station.com/blog/2016/09/nobel2016prediction.html
化学のサイトが予想を募集してるぞ

92 :あるケミストさん:2016/10/05(水) 17:41:50.78 .net
今年はクリスペプラーだろ

93 :あるケミストさん:2016/10/06(木) 15:25:33.72 .net
麻原サリン千明(青戸6)の告発

http://denjiha.main.jp/higai/archives/category/%E6%9C%AA%E5%88%86%E9%A1%9E

http://d.hatena.ne.jp/kouhou999/20150224

94 :あるケミストさん:2016/12/13(火) 03:00:09.65 .net
hennayagisan1‏@hennayagisan1 4 時間4 時間前
上田泰己氏  理研の税金無駄使い、954万円高級家具カッシーナ・イクスシーの指定購入も大問題 http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-7696.html

95 :あるケミストさん:2017/07/30(日) 00:47:50.97.net
ノーベル化学賞 2010
http://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/bake/1286276665/
ノーベル化学賞2011(現行スレ)
http://matsuri.2ch.net/test/read.cgi/bake/1316353262/

96 :あるケミストさん:2018/08/06(月) 21:15:30.33 .net
未来のノーベル賞受賞者はこの中にいる…「日本の知性」30人
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/56560
炭素分子「カーボンナノベルト」の合成に世界で初めて成功し、日本化学界のエースと言われる名古屋大学教授の伊丹健一郎氏(47歳)
はこう語る。
「新しい分子を作ることで、医薬品や農薬、電子デバイスなどの新しい技術につながる。『ナノベルト』の応用も、長寿命デバイスなど、
少しずつ可能性が見えてきています。

伊丹 健一郎
http://www.itbm.nagoya-u.ac.jp/ja/members/k-itami/
伊丹健一郎 Kenichiro Itami
https://www.chem-station.com/chemist-db/archives/2010/09/-kenichiro-itami.php
【研究者の肖像Vol10−4回連載@】人生で何をしたかは、肩書よりはるかに重要。目指すべきは「オンリーワン」で、夢と自分を
信じ続けてほしい 伊丹健一郎
https://www.criprof.com/magazine/2017/10/26/post-4571/
“究極のものづくり”で世界を変える!分子が持つ無限大の可能性
化学者・伊丹健一郎 さん
http://toshin-sekai.com/interview/10/

97 :あるケミストさん:2018/09/12(水) 23:03:01.66 .net
http://www.hatetanicop.ml/cy/w201809202121112

98 :あるケミストさん:2018/10/03(水) 00:53:01.11 .net
ノーベル賞授賞式開催中につきage

99 :あるケミストさん:2018/10/03(水) 10:45:19.40 .net
2011年板がもうすぐ終わる

100 :学術:2018/10/03(水) 21:57:48.22 .net
赤道 ヴェルト の 日帰

101 :学術:2018/10/03(水) 21:58:17.59 .net
33 34 35 

102 :学術:2018/10/03(水) 21:58:45.35 .net
6 3.

103 :学術:2018/10/03(水) 21:59:26.75 .net
機能が違うのに同じ文字韻 フォント も いやだな。

104 :学術:2018/10/03(水) 22:37:23.71 .net
仮象 蠅 ベルゼブル

105 :あるケミストさん:2018/10/07(日) 16:14:00.70 .net
前スレ

ノーベル化学賞 2010
https://hanabi.5ch.net/test/read.cgi/bake/1286276665/
ノーベル化学賞2011
https://matsuri.5ch.net/test/read.cgi/bake/1316353262/

106 :あるケミストさん:2018/10/07(日) 18:29:24.68 .net
世紀超え北里博士が残した課題を解決 ノーベル化学賞
https://digital.asahi.com/articles/ASLB36R3GLB3PLBJ00H.html

3日に発表された今年のノーベル化学賞は、
バイオ燃料や医薬品などの生産に役立つ「酵素」や「抗体」を
効率よくつくる技術に贈られることが決まった。

なにやら難しそうなこの技術。実はさかのぼること1901年、
第1回のノーベル医学生理学賞の候補だった北里柴三郎博士の業績を、
現在の洗練された治療法としてよみがえらせたものだ。

北里さんはマウスに破傷風菌の毒素を薄めて注射し、
この毒素に対する抗体をつくらせ、その抗体を含んだ血清をほかのマウスに注射すると、
致死量の毒素でも死ななくなることを見つけた。
この「血清療法」をもとに、毒蛇にかまれた人の治療法などを開発した。

だが、課題が残された。
ウマやウサギなど人間以外の動物の血清を人間に注射すると、
ショックを起こす恐れがある。
特に2回目以降は危険とされ、同じ動物のものは1回しか使えない。
また、血清の中には目的の抗体以外の様々な不純物が混じっている問題もある。

この問題を解決したのが、今回、ノーベル化学賞の受賞が決まった技術だ。
がんの表面のたんぱく質などに対するヒトの抗体を何種類も人工的につくり、
もっとも効果の高い抗体だけを選ぶ方法で、
こうしてつくられた抗体医薬が多くの病気に使われている。

抗体医薬はリウマチなどの治療で劇的な効果を上げ、
がんの治療でも使われるようになっている。

1日に医学生理学賞の受賞が決まった、京都大の本庶佑特別教授の
研究をもとに開発されたオプジーボも、つくりくり方は違うが、抗体医薬のひとつだ。

107 :あるケミストさん:2018/10/08(月) 01:07:35.18 .net
無限の未来へと〜♪
関西酵素

108 :あるケミストさん:2018/11/10(土) 19:36:41.25 .net
日本発祥の合成技術が貢献 高分子材料を高機能に
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37579150Z01C18A1MY1000/

日本で1990年代半ばに生まれた高分子の合成技術「リビングラジカル重合」が色々な製品の開発に応用され始めた。

つなげる分子の長さや形状などをうまく調整でき、優れた機能を生み出せる。
ノーベル賞級の成果と評価され、注目する企業が増えた。

耐久性の高いゴムや高画質の液晶表示用フィルムなどに使われている。

この合成技術は、沢本光男中部大学教授が京都大学在籍中に開発した。
「精密な合成は高分子研究者の長年の夢だった。
この方法で多くの材料を対象にでき、フロンティアを切り開けるようになった」(沢本教授)と解説する。

高分子はより小さな分子を鎖のようにつないでできる。
身の回りにあるプラスチック容器や化学繊維はその代表例だ。

分子をつなぐ反応は一般に、余分な材料がつながるなどの別の反応が起きて途中で止まってしまう。
高分子の長さはまちまちで、強度が落ちたり高温に弱くなったりして特性が悪くなっていた。

沢本教授らはつなぐ反応を起こす部分に、キャップのような役割をする物質をつける手法を考案した。
これで余分な材料と反応を起こさないようにした。
反応させたいときには専用の触媒を使ってキャップを外す。
特定の材料でしか適用できなかった精密な合成を、多くの材料にも使えるようにして一気に注目される技術になった。

109 :あるケミストさん:2018/12/06(木) 12:50:47.56 .net
2018 Nobel Lectures in Chemistry
https://www.youtube.com/watch?v=BHAvBDkaEqk

110 :あるケミストさん:2019/01/28(月) 23:16:57.31 .net
>>89
M山死去

111 :あるケミストさん:2019/02/04(月) 21:14:53.92 .net
今年は有機でBuchwaldとHartwig

112 :あるケミストさん:2019/03/29(金) 17:54:09.09 .net
有機化学分野の世界的研究者、中西香爾さん死去
https://www.asahi.com/articles/ASM3Y3SHYM3YULBJ005.html

113 :あるケミストさん:2019/03/29(金) 18:18:29.30 .net
> 在日の親は、子供を朝鮮幼稚園・朝鮮学校に入れたいっていうのが多いのよ。
> 日本人からすると、なんでだろうって思うけど、日本人の学校では、民族の誇りを持った教育がしてもらえないんだそうだ。
> よく分からないけど、済州島の流刑者の白丁が大阪に密入国して住み着いたじゃ誇りが持てないけど、
> 日本人に強制連行された被害者なら誇りが持てる、とかそういう事かな??
>
> 市原市の能満は昔から市街化調整区域で、新規の建物は造れないことになっている。
> そのため土地が安く、日本の法律を無視した在日が、次々と移り住んできた。
> そこで問題になったのが、朝鮮学校だ。なかなか許可が下りず、一番近くても千葉市にしかない。
> そこで在日居住区の能満内にあった、能満幼稚園・市原小・市原中・緑高の保育士や教師を、朝鮮化する事を考えた。
> 今では在日幼稚園の保育士は全て朝鮮帰化人で、在日の父兄からの絶大な支持を受けている。
> 遠くからでも、わざわざ在日幼稚園に入園させたいという在日の親は、後を絶たない。
> この在日幼稚園卒園者はほぼ朝鮮系の帰化人と在日だ。

114 :学術:2019/04/13(土) 19:35:31.86 .net
物理数学より大味じゃないよな。

115 :あるケミストさん:2019/04/25(木) 01:59:32.42 .net
2019 Nobel Prize announcements
Times listed are local time in Sweden and Norway.

Chemistry - Wednesday 9 October, 11:45 a.m. at the earliest

116 :あるケミストさん:2019/05/28(火) 18:41:35.23 .net
sm35024410

117 :あるケミストさん:2019/07/26(金) 21:48:25.86 .net
2005年 Newton予想

A ゲルハルト・エルトゥル◎  ガボール・ソモルジョイ

B 飯島澄男

C ハリー・グレイ
C アラン・バターズビー
C デビッド・ターンブル×

D ジョージ・ホワイトサイズ 新海征治× フレーザー・ストッダート◎
D ロバート・グラッブス◎ ウォルター・カミンスキー マイケル・シュワルツ×

E 本田健一×  藤嶋昭  橋本和仁
F ノーマン・アリンジャー◎  諸熊奎治×
G 鈴木彰◎

118 :あるケミストさん:2019/07/27(土) 00:54:08.72 .net
なんか飯島きそう

119 :あるケミストさん:2019/09/08(日) 17:06:07.33 .net
澤本光男(2017年 フランクリンメダル受賞)
北川進(2018年 フランス化学会グランプリ、2017年ソルベイ賞)
山本尚(2017年 ロジャー・アダムス賞)

このあたりはいつ来てもおかしくない
特に山本さんは応用でも最近革新的な仕事をしている

120 :あるケミストさん:2019/09/08(日) 19:19:17.54 .net
2011 準結晶(無機化学)
2012 Gタンパク質共役受容体(生化学)
2013 マルチスケールモデル(理論化学)
2014 蛍光顕微鏡(分析化学)
2015 DNA修復(生化学)
2016 分子マシン(有機化学)
2017 極低温電子顕微鏡(分析化学)
2018 進化分子工学(生化学)
2019 ???

121 :あるケミストさん:2019/09/08(日) 22:06:20.13 .net
化学はまったく読めない

122 :あるケミストさん:2019/09/09(月) 14:46:26.56 .net
有機なら最有力はバックワルドだと思う

123 :あるケミストさん:2019/09/09(月) 15:10:02.81 .net
日本人は無理かな

124 :あるケミストさん:2019/09/14(土) 08:05:52.63 .net
グッドイナフ、ヤザミ、吉野

125 :あるケミストさん:2019/09/14(土) 11:26:46.86 .net
あーあ、韓国がいまあんなゴタゴタしてる状況なのにまた火病の秋を迎えてしまうのか
これは荒れるなぁ

126 :あるケミストさん:2019/09/14(土) 16:56:16.12 .net
岡本佳男(2019年 日本国際賞)

127 :あるケミストさん:2019/09/14(土) 16:57:39.51 .net
吉野彰(2018年日本国際賞 2019年 欧州発明家賞 非欧州部門 (欧州特許庁)

128 :あるケミストさん:2019/09/20(金) 21:31:31.85 .net
グッドイナフ
水島公一
吉野彰

129 :あるケミストさん:2019/09/25(水) 17:41:27.57 .net
ノーベル賞予想日本の3人に注目 i医学生理学賞 森和俊京都大学教授、化学賞 北川進京都大学特別教授
経済学賞 清滝信宏米プリンストン大学教授、が有力候補になる。米社発表

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190925-00000076-kyodonews-soci

130 :あるケミストさん:2019/09/25(水) 17:45:27.84 .net
ノーベル賞予想日本の3人に注目 i医学生理学賞 森和俊京都大学教授、化学賞 北川進京都大学特別教授
経済学賞 清滝信宏米プリンストン大学教授、が有力候補になる。米社発表

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190925-00000076-kyodonews-soci

131 :あるケミストさん:2019/09/27(金) 20:09:31.68 .net
ノーベル賞の前哨戦 ウルフ賞

 イスラエルのウルフ財団は14日までに、2018年のウルフ賞化学部門の受賞者に、有機化学者の藤田誠・東京大教授(60)ら2氏を選んだと発表した。

 藤田氏は、分子が自発的に集合し高分子化合物を作る「自己組織化」と呼ばれる現象を応用し、さまざまな形をした新しい巨大結晶構造を作り出した。

 同賞はノーベル賞の行方を占う賞の一つとして知られており、過去に山中伸弥氏、南部陽一郎氏、小柴昌俊氏らが受賞している。

132 :あるケミストさん:2019/09/27(金) 20:20:19.64 .net
ただ藤田さんの仕事は北川さんが生み出した新しい学問分野での仕事なんだよね
北川さんが創始者という立場だから、オリジナリティという面でどう評価するのかというところだね

133 :あるケミストさん:2019/09/29(日) 23:17:45.19 .net
クラリベイト・アナリティクス、2019年の引用栄誉賞を発表

https://clarivate.jp/news-releases/2019-09-25-Identifying-extreme-impact-in-research-Clarivate-Analytics-uses-citations-to-forecast-Nobel-Prize-winners/

Rolf Huisgen and Morten P. Meldal

1,3-双極子環化付加反応(ヒュスゲン反応)と異形銅(I)触媒を用いるアジド-アルキン環化付加反応(Meldal)の発展に対して。

有機合成化学に不可欠な研究を高く評価します。
モジュール式の反応のため、小規模な単位を組み合わせることで、新しい便利な物質を膨大に生み出すことが可能になります。



Edwin M. Southern

特定のDNA配列を判断するためのサザンブロット法の発明に対して。

DNA内の単一遺伝子を特定するために発明された強力な手法を高く評価します。
この発明を基に、遺伝子マッピング、遺伝子診断、遺伝子スクリーニングが生まれたため、現代の個別化医療の基盤となっています。



Marvin H. Caruthers Leroy E. Hood and Michael W. Hunkapiller

タンパク質やDNAの配列と合成に関する研究に対して。

上記の3名が、個別または共同で、生物学や薬学の発展を加速化させたツールを開発したことが評価されました。
1980年代に発表されたこの発明がなければ、ヒトゲノムマップが生まれることはなかったでしょう。

134 :あるケミストさん:2019/09/30(月) 08:36:19.44 .net
今年はどの分野?

135 :あるケミストさん:2019/09/30(月) 14:36:08.39 .net
そろそろ無機化学で

136 :あるケミストさん:2019/09/30(月) 16:04:24.31 .net
【材料化学】2019
1.多孔性金属-有機構造体(MOF)の合成法および機能開拓: Susumu Kitagawa (北川 進)、Omar M. Yaghi (オマー・ヤギー)、Michael O’Keeffe (マイケル・オキーフィ)、Makoto Fujita(藤田 誠)
2.メソポーラス無機材料の合成および機能開拓: Charles T. Kresge (チャールズ・クリスギ)、Ryong Ryoo(ユ・リョン)、Galen D. Stucky (ガレン・スタッキー) 、Shinji Inagaki (稲垣伸二)、Kazuyuki Kuroda(黒田一幸)
3.ナノワイヤー、ナノ粒子などの材料とその応用: Charles M. Lieber (チャールズ・リーバー )、A. Paul Alivisatos(ポール・アリヴィサトス)
4.カーボンナノチューブの発見: Sumio Iijima (飯島 澄男)、Morinobu Endo (遠藤 守信)
5.有機エレクトロルミネッセンス材料の開発: Ching W. Tang (ケ 青雲)、Steven Van Slyke (スティーブン・ヴァン・スライク)
6.有機磁性材料に関する先駆的研究:Hiizu Iwamura(岩村 秀)
7.超伝導体材料の開発:Hideo Hosono (細野 秀雄)、Yoshinori Tokura(十倉 好紀)
8.ネオジム磁石の開発:Masato Sagawa (佐川眞人)

137 :あるケミストさん:2019/09/30(月) 16:07:15.88 .net
【無機化学】2019
1.生物無機化学への貢献: Harry B. Gray (ハリー・グレイ)、Stephen J. Lippard (スティーブン・リパード)、Richard H. Holm (リチャード・ホルム)
2.金ナノ粒子の触媒効果の発見: Masatake Haruta (春田 正毅)
3.コロイド状半導体ナノ結晶(量子ドット)の発見: Louis E. Brus(ルイ・ブラス)
4.不均一系触媒に関する基礎的研究: Jens K. Nørskov(ジェンス・ノルスコフ)

138 :あるケミストさん:2019/09/30(月) 17:13:49.44 .net
>2.メソポーラス無機材料の合成および機能開拓: Charles T. Kresge (チャールズ・クリスギ)、Ryong Ryoo(ユ・リョン)、Galen D. Stucky (ガレン・スタッキー) 、

これかな
流行ってるし

139 :あるケミストさん:2019/10/02(水) 19:50:29.28 .net
毎年恒例?の化学賞予想チャット 
Who will win the 2019 Nobel Prize in Chemistry?

アメリカ化学会C&EN

Charpentier, Doudna, Ishino

Bertozzi

Doudna or Goodenough or Bertozzi

Sharpless, Fokin, Meldal

Flanigen. Yaghi

140 :あるケミストさん:2019/10/02(水) 22:33:33.52 .net
日本人一人もいなくてワロツァwww

141 :あるケミストさん:2019/10/03(木) 04:17:50.12 .net
>>139

Yaghiが予想されてるなら、北川進は受賞しそうだな

142 :あるケミストさん:2019/10/03(木) 13:28:47.72 .net
日系アラブ人のオマー八木がついに

143 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 00:05:25.67 .net
Who's Next? Nobel Prize in Chemistry 2019 ? Voting Results October 8
https://www.chemistryviews.org/details/news/11189174/Whos_Next_Nobel_Prize_in_Chemistry_2019__Voting_Results_October_8.html

10/8現在

Ewine van Dishoeck (28)

Shankar Balasubramanian (27)

Krzysztof Matyjaszewsk (25)

Mietek Jeroniec (19)
Edwin Southern (19)

Omar M Yaghi (18)

Robert Langer (16)
Steven V Ley (16)

Michael Gratzel (15)

Ryong Ryoo (14)

Tobin Marks (12)

George C Schatz (11)

Nam-Gyu Park (10)
Bertil Hile (10)

144 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 00:08:48.99 .net
日本人はなしと
もう日本は斜陽だからね

145 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 06:29:28.55 .net
>>143
3位のKrzysztof Matyjaszewsk (25)だと澤本光男と原子移動ラジカル重合で共同受賞

5位のOmar M Yaghi (18)だと北川進と多孔性錯体高分子で共同受賞

146 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 09:06:20.07 .net
ノーベル化学賞9日夜発表、蓄電池の3氏に期待
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50684200X01C19A0000000/

水島公一・吉野彰・西美緒

沈建仁・神谷信夫

北川進

藤田誠

山本尚

147 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 09:18:31.22 .net
90年以降のウルフ賞受賞者でノーベル賞まだの人

Alexander Pines
Richard Lerner
ピーター・シュルツ
サミュエル・ダニシェフスキー
ガボール・ソモライ
アンリ・カガン
ハリー・グレイ
リチャード・ゼア
アラン・バード
Stuart A. Rice
Ching W. Tang (ケ青云)
クリストフ・マテャシェフスキー
Paul Alivisatos
Charles M. Lieber
ロバート・ランガー
Chi-Huey Wong (翁 啓惠)
キリアコス・コスタ・ニコラウ
スチュアート・シュライバー
ロバート・バーグマン
オマー・ヤギー
藤田誠
ステファン・バックワルド
John F. Hartwig

148 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 09:19:28.12 .net
ケムステからリンクされてる「Everyday Scientist」

Chemistry: Lithium-ion batteries (John Goodenough)

Medicine: DNA fingerprinting and blotting (Edwin Southern, Alec Jefferys, George Stark, Harry Towbin)

Physics: Two-photon microscopy (Watt Webb, Winfried Denk, Jim Strickler)

149 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 11:09:57.54 .net
今年は小林修先生だろ。本人もそのつもりだし。

150 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 12:59:20.68 .net
化学賞はリチウムイオン電池などが有力 ノーベル賞展望
https://digital.asahi.com/articles/ASM9T555XM9TULBJ00R.html?rm=379

グッドイナフ・吉野彰・水島公一・西美緒

藤田誠

村井真二

藤嶋昭

151 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 14:50:17.25 .net
今年も生化学なら分子シャペロンかな

152 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 15:46:23.36 .net
プロペラ様の構造をもつ多孔性材料を開発 −二酸化炭素を捉えて有機分子へ−
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research/research_results/2019/190925_1.html

2019年10月09日
 北川進 高等研究院物質?細胞統合システム拠点(iCeMS=アイセムス)拠点長、大竹研一 同特定助教、
細野暢彦 東京大学講師(兼・iCeMS客員講師)らの研究グループは、中国江蘇師範大学と共同で、
選択的に二酸化炭素を捉えて有用な有機分子に変換できる新しい多孔性材料の開発に成功しました。

 本研究で開発された多孔性材料は、有機分子と金属イオンからなるジャングルジム状のネットワーク構造でできており、
内部にナノサイズの小さな穴(細孔)を無数に持っています。この細孔は二酸化炭素に高い親和性を持っており選択的に二酸化炭素を細孔中
に取り込むことができます。さらに、細孔に触媒能を持つ金属イオン部位が規則的に配置されており、取り込んだ二酸化炭素分子を
原料として細孔内で高効率な触媒反応を起こすことが期待されます。

 本多孔性材料は、二酸化炭素を取り込むだけでなく、二酸化炭素の反応性を高め有用な有機分子に変換させることができる材料です。
また、この反応は付加反応であるため副生成物を生じず、有機溶媒も用いないことから環境に優しい反応です。本研究成果は、
地球温暖化の主因ともされる二酸化炭素を安価に資源として活用する技術への応用が期待されます。

 本研究成果は、2019年9月25日に、国際学術誌「Nature Communications」のオンライン版に掲載されました。

153 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 16:22:59.94 .net
うーん......はい、じゃあ予想します!2019年のノーベル化学賞はK. Matyjaszewski先生と澤本光男先生で「精密重合反応の開発」!
原子移動ラジカル重合!そろそろ来てもいい頃!

https://twitter.com/gensogaku/status/1181523032189259777
(deleted an unsolicited ad)

154 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 17:12:14.26 .net
>>143

>Ewine van Dishoeck (28)

天体物理系じゃねーか

155 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 18:49:09.49 .net
きたー

156 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 18:49:31.22 .net
吉野彰

157 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 18:49:59.57 .net
吉野彰

158 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 19:06:36.34 .net
イヒ!

159 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 19:46:43.91 .net
They created a rechargeable world
https://www.nobelprize.org/prizes/chemistry/2019/press-release/

With Goodenough’s cathode as a basis,
Akira Yoshino created the first commercially viable lithium-ion battery in 1985.

Rather than using reactive lithium in the anode,
he used petroleum coke, a carbon material that, like the cathode’s cobalt oxide,
can intercalate lithium ions.

160 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 20:18:10.67 .net
何この薄い盛り上がり

161 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 20:23:04.32 .net
珍しくageますか 吉野先生おめでとうございます

162 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 20:32:33.54 .net
               __
             / ☆ \           
             ヽニニニノ              ワシが5chで暴れたのも今回の受賞につながったんだぞ・・・
            | ノ  凶授 ヽ       (  )  吉野先生、HBNくんだけじゃなくてワシにも何かめぐんでくだされや・・・
           /  ○   ○ |    (  )   
        __|    ( _●_)  ミ__   ( )     
        (_. 彡、   |∪|  、`__ )─┛     
      /  / ヽ   ヽノ  /_/:::::/        
      |::::::::::| / ( ̄ ̄ ̄ヽ  |:::::::| ̄      
      |::::::::::| |   ̄ ̄ヽ .ノ |:::::::| /  
    / ̄ ̄酒 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|/             
  /__________/ | |
  | |-------------------| |

163 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 21:26:11.74 .net
Akira Yoshino: “It is very important to think every day”
https://www.youtube.com/watch?v=gnMYVyDcrwE

ノーベル委員会から受賞後インタビュー

164 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 21:27:08.17 .net
今年も韓国はないの?

165 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 21:28:09.33 .net
https://www.nobelprize.org/uploads/2019/10/advanced-chemistryprize2019.pdf

70年代以降分の主要論文見ると、ウィッティンガムが先駆者として評価されてるな

(19) Whittingham, M. S. Chemistry of Intercalation Compounds: Metal Guests in Chalcogenide
Hosts. Prog. Solid State Chem. 1978, 12 (1), 41?99.

(22) Whittingham, M. S.; Gamble, F. R. The Lithium Intercalates of the Transition Metal
Dichalcogenides. Mater. Res. Bull. 1975, 10 (5), 363?371.

(23) Whittingham, M. S. Electrointercalation in Transition-Metal Disulphides. J. Chem. Soc.,
Chem. Commun. 1974, 328?329.

(24) Whittingham, M. S. Batterie a Base de Chalcogenures. Belgian patent no. 819672, 1975.

(25) Whittingham, M. S. Electrical Energy Storage and Intercalation Chemistry. Science 1976,
192 (4244), 1126?1127.

(26) Whittingham, M. S. History, Evolution, and Future Status of Energy Storage. Proc. IEEE
2012, 100, 1518?1534

166 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 21:52:17.90 .net
ノーベル化学賞に旭化成・吉野彰氏ら…リチウムイオン電池開発
https://www.yomiuri.co.jp/science/20191009-OYT1T50255/

授賞発表後、東京都千代田区の旭化成本社で記者会見した吉野氏は、
「化学は分野が広いので、順番がなかなか回ってこないと思っていました。
まさか、まさかです。家族に伝えたら、腰を抜かすほど驚いていました」と笑顔で語った。

吉野氏は旭化成の研究者だった1981年、携帯用の家電などに搭載する小型充電池の開発に着手。
グッドイナフ氏がプラス極を考案したリチウムイオン電池に着目し、マイナス極に特殊な炭素材料を使うことを考案。
85年に、繰り返し充電できるリチウムイオン電池の原型を完成させた。
ウィッティンガム氏はそれに先立つ70年代、リチウムを使った電池を開発した。

調査会社の富士経済によると、リチウムイオン電池の世界の市場規模は約4兆7855億円(2019年予測)に上る。
近年は電気自動車の電源の需要が増えており、省エネや大気汚染対策の分野でも応用が広がっている。
さらなる小型化や大容量化をめざし、世界中で性能の改善が進められている。

167 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 21:54:23.10 .net
田中耕一さん「世界の最先端走っている うれしく思う」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191009/k10012119971000.html

2002年にノーベル化学賞を受賞した島津製作所シニアフェローの田中耕一さんは、
ことしの化学賞に吉野さんが選ばれたことについて次のようなコメントを公表しました。

「おめでとうございます。現在も企業の研究者・技術者である私としては、
旭化成の名誉フェローでいらっしゃる吉野様が受賞されたことは、ことのほかうれしく思います。
先生のご研究の経緯を改めて考えますと、私の1980年代からの経緯と重なる部分が多いように思えます。

私の発見は、”産”である企業で基礎研究を行い、
大阪大学の先生をはじめとする”学”の方々が応用を考え、世界に広めていただきました。
これまで日本で常識と思われている役割分担とは逆転しています。

実際には、企業での基礎研究はこれまでも多くなされており、これからもますます増えていくと思われます。
従来日本は完成品を世界に使っていただくことが多かったのですが、
リチウムイオン2次電池だけでなくさまざまな素材に関する研究・開発が行われ、
世界の最先端を走っていることをうれしく思います。

島津製作所としましても、これまでリチウムイオン2次電池の開発や解析に
さまざまな分析機器を用いて協力をしてまいりました。
今回の受賞を極めてよい機会として、さらに日本の科学技術に貢献してまいりたいと思います」。

168 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 21:56:10.89 .net
吉野彰氏にノーベル化学賞 リチウムイオン電池を発明
https://www.sankei.com/life/news/191009/lif1910090035-n1.html

吉野氏はビデオカメラなど持ち運べる電子機器が普及し、
高性能の電池が求められていた昭和58(1983)年にリチウムイオン電池の原型を開発した。

ノーベル化学賞を受賞した白川英樹筑波大名誉教授が発見した電導性プラスチックのポリアセチレンを負極の材料に使い、
これにグッドイナフ氏が開発したコバルト酸リチウムの正極を組み合わせて作った。

その後、負極の材料を炭素繊維に変更することで小型軽量化し、
電圧を4ボルト以上に高める技術も開発。
同じ原理で平成3年にソニーが世界で初めてリチウムイオン電池を商品化した。

ウィッティンガム氏は1970年代初め、世界で初めて電極材料にリチウムを用いた電池を開発した。

繰り返し充電できる電池はニッケル・カドミウム電池などが既にあったが、
性能を飛躍的に高めたリチウムイオン電池の登場で携帯電話やノートパソコンなどが一気に普及。
スマートフォンなど高機能の電子機器を持ち歩く「モバイル(可動性)社会」の実現に大きな役割を果たした。

169 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 22:02:23.25 .net
吉野彰氏にノーベル化学賞=リチウムイオン電池開発−IT社会発展に寄与
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019100901001&g=soc

吉野氏は記者会見で「リチウムイオン電池は、IT革命というとんでもない大きな変化とともに生まれ育ってきた。
電気自動車への応用は環境問題に一つの解決策を提供する」と語った。

爆発的に普及したスマホなどのIT機器は、軽量かつ小型で多くの電力を生み出すリチウムイオン電池に支えられている。

電気自動車のバッテリーとしても普及が進み、同アカデミーは授賞理由で
「われわれの生活に革命を起こした。化石燃料が不要な社会の基礎を築き、人類に大きな利益をもたらした」とした。

充電式の電池は、充電や放電の際に電子をやりとりする正極・負極と、イオンが行き交う両極間の電解質で主に構成される。

英オックスフォード大の教授だったグッドイナフ氏は、
当時同大に留学していた水島公一・東芝エグゼクティブフェロー(78)らと電極を研究。
合成が簡単で高い電圧を起こすコバルト酸リチウムが正極に適していることを79年に発見した。

吉野氏は、00年のノーベル化学賞受賞者、白川英樹・筑波大名誉教授(83)が発見した
電気を通すプラスチック「ポリアセチレン」が持つ電子を出し入れできる性質に着目。
83年にコバルト酸リチウムを正極、ポリアセチレンを負極に使ったリチウムイオン電池を試作した。
85年には熱に強く、小型化できる炭素材料を負極に使い、リチウムイオン電池の基本形を完成させた。

ウィッティンガム氏は2氏に先立ち、リチウムを使った充電池を試作。電池材料としての可能性を示した。

170 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 22:19:37.12 .net
ノーベル化学賞に旭化成・吉野彰氏ら リチウムイオン電池開発
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50800270Z01C19A0I00000/

同日、旭化成で記者会見した吉野氏は「リチウムイオン電池が受賞対象になったことをうれしく思う。
いろいろな分野の若い研究者ががんばっている。そういう人の励みになると思っている」と語った。

ウィッティンガム氏がリチウムイオンを使った蓄電池の基本原理を突き止めた。
これを踏まえて、グッドイナフ氏は英オックスフォード大学在籍時代の1970年代後半に
リチウムイオン電池の正極の開発に取り組んだ。
コバルト酸リチウムと呼ぶ材料が優れた特性を備えることを見いだし、80年に発表した。

この成果を生かし、リチウムイオン電池の「原型」を作ったのが吉野氏だ。
グッドイナフ氏らが開発した正極の対になる負極として、炭素材料を採用することを考案。
正極と負極を隔ててショートするのを防ぐセパレーターなどを含め、電池の基本構造を確立して85年に特許を出願した。

91年にソニーが世界に先駆けて商品化した。ノート型パソコンや携帯電話などに採用され、同社の看板として一時代を築いた。

171 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 22:19:53.62 .net
(承前)

リチウムイオン電池は世界中の人の生活を大きく変えた。
とくに携帯電話はインフラの整っていない途上国にも普及し、インターネットの発展とあいまって世界の通信環境を変えた。

自動車業界も一変させた。ハイブリッド車だけでなくEVが登場。
国際的な環境対応の流れもあり、需要が伸びている。
パナソニックが世界大手と位置づけられるほか、旭化成や東レなど材料分野でも日本企業が重要な役目を担っている。

電池の性能向上に伴い、発電量が安定しにくい太陽光発電などの電気を蓄電しておき、
需要に合わせて利用できるようになった。
再生可能エネルギーの普及を促す役割が期待されている。

市場投入から四半世紀が経過したいまも総合的な性能でリチウムイオン電池を上回る電池は登場しておらず、需要は伸びている。
調査会社の富士経済(東京・中央)の予測では、22年のリチウムイオン電池の世界市場は17年比2.3倍の7兆3900億円にも達するという。

吉野氏は同日、日本経済新聞のインタビューに「無駄なことをいっぱいしないと新しいことは生まれてこない。
自分の好奇心に基づいて新しい現象を見つけることを一生懸命やることが必要」と強調した。

172 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 22:28:16.43 .net
グッドイナフの反応が見たい

173 :あるケミストさん:2019/10/09(水) 22:55:02.75 .net
ノーベル化学賞 水島公一さんは受賞ならず 共同研究者のグッドイナフさんたたえる
https://mainichi.jp/articles/20191009/k00/00m/040/303000c

2019年のノーベル化学賞受賞が決まった旭化成の吉野彰名誉フェロー(71)と共に、
有力候補とされていたのが東芝研究開発センターの水島公一エグゼクティブフェロー(78)だ。

やはり受賞が決まった米テキサス大のジョン・グッドイナフ教授(97)の共同研究者だった水島さんは、
9日夜に出したコメントでグッドイナフさんをたたえた。

水島さんは東大助手として、金属酸化物の磁性の研究をしていた際、
英オックスフォード大にいた旧知のグッドイナフさんに誘われ、1978年から2年間留学した。
エネルギーの枯渇問題などが世界で注目され始めていた時期で、繰り返し充電できる2次電池を研究。
その年にリチウムイオン電池の正極として「コバルト酸リチウム」が使えることを発見した。

正極にこれを使った吉野さんは、負極にポリアセチレンが有効なことを見いだし、製品化を実現。
水島さんの成果がなければ、今日のリチウムイオン電池はなかったかもしれない。

水島さんはコメントで
「リチウムイオン電池の実用化には、さまざまな研究成果の積み上げがあり、
その一部に関わることができ、世界の人々の生活に貢献していることを共同研究者の一人として、大変光栄に思う」とつづった。

174 :あるケミストさん:2019/10/10(木) 00:21:32.80 .net
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191009/k10012120111000.html

吉野さんの受賞について、2014年にノーベル物理学賞を受賞した、
同じ名城大学の終身教授、赤崎勇さんは
「吉野彰先生、ノーベル化学賞受賞おめでとうございます。前からお名前を存じ上げていました。
名城大学に来られたことも承知していました。
受賞対象の発明はすばらしい功績だと思います。これからもご活躍をお願いします」
と文書でコメントを出しました。

北海道大学は9年前、同じ化学賞を受賞した鈴木章名誉教授のコメントを出しました。
鈴木名誉教授は、
「日本人がノーベル化学賞を受賞することは私も科学者のひとりとして大変うれしく思います。
このたびの受賞は大変おめでたく、心よりお祝い申し上げます」と話しています。

175 :あるケミストさん:2019/10/10(木) 00:27:47.22 .net
吉野さんが開発に成功「リチウムイオン電池」とは
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191009/k10012119741000.html

「リチウムイオン電池」は、プラスの電極に「リチウム」という金属の化合物を、
マイナスの電極に特殊な炭素を使う電池で軽いのに出力が大きく、繰り返し充電できるのが特徴です。

軽くて出力が大きい電池の開発は昭和50年代から進められてきました。

「ニッケル」や「鉛」などを使った従来の電池は1.5ボルト前後という低い電圧しか取り出せない欠点がありました。

一方、「リチウム」を使うと3ボルト以上という高い電圧は得られましたが、
発熱や発火のおそれがあり、安全に充電することができませんでした。

こうした中、昭和55年、イギリスのオックスフォード大学で研究していたジョン・グッドイナフさんと
当時の研究員で、現在は「東芝」のエグゼクティブフェロー、水島公一さんらが
リチウムとコバルトの酸化物「コバルト酸リチウム」をプラスの電極に使うと、
電圧が高いだけでなく寿命が長い電池になると発表しました。

この成果に注目した吉野彰さんが5年後の昭和60年、
プラスの電極に水島さんが発見した「コバルト酸リチウム」を、
マイナスの電極に特殊な炭素を使い、初めて実用的なリチウムイオン電池の開発に成功しました。

これにより、軽い上に激しい発熱を抑えて安全性が高く、
何度でも使うことができる今のリチウムイオン電池の実用化が大きく前進したのです。

176 :あるケミストさん:2019/10/10(木) 00:29:02.42 .net
(承前)

それからさらに5年後の平成2年、当時、
「ソニー」に務めていた西美緒さんがリチウムイオン電池を世界で初めて商品化することに成功しました。

ほかの充電池と違って電気を使い切らないまま継ぎ足しで充電を繰り返しても容量がほとんど減らないため、
携帯電話やパソコンなど身の回りの製品に多く使われ、IT機器の普及に大きく貢献しました。

また、時間がたっても失われる電気が少ないことから、9
年前に地球に帰還した日本の小惑星探査機「はやぶさ」にも搭載され、7年におよんだ宇宙の旅を支えました。

さらに、ハイブリッド車や電気自動車のほか、
次世代の送電網を支える蓄電池といったエネルギーや環境の分野でも活用が広がっています。

リチウムイオン電池はスマートフォンやパソコンなどで広く使われていますが、
今後は電気自動車などでも利用が広がり、2022年には世界の市場規模が7兆4000億円に上るという予測も出ています。

リチウムイオン電池は、ノートパソコンや携帯電話、それにスマートフォンなどのデジタル機器で幅広く使われ、普及してきました。

今後は、車の電動化によって一段と市場が広がると見込まれていて、
民間の調査会社「富士経済」は、2022年の世界の市場規模が7兆3900億円余りとなり、
おととし時点と比べておよそ2.3倍に伸びると予測しています。

177 :あるケミストさん:2019/10/10(木) 00:29:18.54 .net
(承前)

一方で、電気自動車やハイブリッド車に使われるリチウム電池では
パナソニックなどの日本メーカーだけでなく、電気自動車の普及が進む中国のメーカーが急激に力をつけ生産を拡大させています。

中国で最大手の電池メーカー「CATL」は今年に入って
トヨタ自動車やホンダと電気自動車向けの電池を共同開発することで相次いで提携を結びました。

こうした中、日本のメーカーは、リチウムイオン電池の性能を高める技術開発を進めていて、
このうち京セラは、今月、電極層と呼ばれる部分を液体状ではなく
粘土状にすることで製造にかかるコストを3割ほど減らせるという新たな技術を発表しました。

材料の成分や配合を変えたことで従来の製品より
数年ほど長もちするようになり、発火の恐れも少なくなったとしています。

今後はこうした新たな技術開発で日本メーカーが存在感を示せるかも問われることになりそうです。

178 :あるケミストさん:2019/10/10(木) 08:53:45.28 .net
ウィッティンガムはLIBのチタン硫黄酸化物を開発したのか

179 :あるケミストさん:2019/10/10(木) 10:22:56.45 .net
化学賞グッドイナフ氏が電話会見
「まだ雇い続けてもらえる」
https://this.kiji.is/554811808242336865

ノーベル賞史上最高齢で吉野彰旭化成名誉フェローと化学賞を共同受賞する
米テキサス大オースティン校のジョン・グッドイナフ教授(97)は9日、
滞在中の英国ロンドンから電話で記者会見し
「これで大学にまだ雇い続けてもらえることを願う」と豪快な笑いを交えながら喜びを語った。

グッドイナフ氏は、地球温暖化対策のため温室効果ガス排出削減の重要性を指摘。
「世界中の道路から化石燃料を燃やす行為(車)を取り除く必要がある」として、
リチウムイオン電池を搭載した電気自動車(EV)の役割を強調した。

180 :あるケミストさん:2019/10/10(木) 11:30:14.16 .net
グッドイナフ先生が身罷ってくだされば水島さんが賞をもらえたのに

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