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フュージョントリビア

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2022/10/31(月) 22:23:30.25 ID:A8hgRmqVg
FFXI(ファイナル・ファンタジー11) 20周年カウントダウンサイト WE ARE VANA'DIEL SQUARE ENIX
we-are-vanadiel.finalfantasyxi.com/post/?id=230
松井
『FFIV』や『FFV』を作っていたときも、坂口さん(坂口博信氏。『FF』シリーズの生みの親のひとり)と
いっしょに仕事をしていて、「こうしろ」と言われた記憶がないんですよね。「それ『FF』じゃないよ」
みたいなことも言う人ではなかった。

北瀬
ないね、確かに。

松井
「え、そんなものを入れちゃうの?」と僕たちが思ってしまうものを、坂口さん自身がネタとして持ってくる人
でしたからね。

北瀬
『FFVI』のときか『FFVII』のときか忘れちゃったけど、チームが立ち上がって最初の打ち合わせで、坂口さんが
「こういうプロットがあるんだ」と企画を5つくらい持ってきたことがあって。ひとつひとつがA4用紙2枚くらいの
もので、みんなにぱーっと配って、その中に“1997年、ニューヨークが舞台”で始まる企画書もありました。
坂口さんは「こういうのでいいんだよ」と。
それはすごく印象に残っています。「お前らの考えている『FF』像や固定観念なんて気にしなくて
いいんだよ」というのは、そこで見せてもらいました。

松井
僕らのときは坂口さんがそういう感じだったので自由にやれたんですよ。北瀬さんもそうしないと、みんなが
「『FF』とはこういうものなんだ」となってしまいますよ。

北瀬
以前どこかで「『FF』とは何か」という話をしたときに、坂口さんは「青いウィンドウに白いフレームがあればいい」
と冗談半分で言っていたこともあったよ(笑)。

社長が訊く 坂口博信×高橋哲哉
www.nintendo.co.jp/wii/interview/slsjsx4j/vol1/index.html
坂口
当時、高ちゃんは『FF』チームで、グラフィックスのトップだったよね。高ちゃんが『FF』を手がけたのは
『IV』(※3)から?

高橋
はい、僕が入ったのが『FFIV』からでした。

坂口
そうそう、いまでも覚えているんだけど、背景の岩壁の絵がショックだったんですよ。すごく写実的で
「こんな絵ができるんだー!」って。
(略)
まずは『FFIV』のときに高ちゃんをはじめ、優秀な才能が集まったことが大きかったですね。あとはハードが
進化して見せられるものが増えたから、たとえばグラフィックスのメモリーの割合を少し変えるだけでも、
職人魂がうずいたんですよ。当時は「何かを変えないといけないんだ」って空気がありました。

坂口
『VI』(※5)のオープニングに出てきた魔導アーマーを覚えてる?本当はね、僕はゲームに出てくるものと
同じ魔導アーマーにしたかったんですよ。でも高ちゃんが、勝手に描いちゃって・・・(笑)。そしたら、すごく
いいものが上がってきたんですよ。

岩田
自分が最初にイメージしていたものよりもいいものだったので、認めざるを得ない、という関係になったんですね。

坂口
はい。ちょっと悔しい気持ちはありますけど(笑)。そういうことが、当時は結構あった気がします。

坂口博信「自己顕示欲だけを満たすようになったら、エンターテインメントとして存在価値がない」
www.famitsu.com/news/201711/03145406.html?page=2

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