映画・TV番組に登場した昔のPC
- 238 :ナイコンさん:04/03/04 01:27.net
- ザ・デイ 10年後の未来 とかいう名前だったと思う。NHKスペシャルで。
放映は1985年頃で、1995年の世界を想定した未来予想もの。
当時はプラザ合意からバブル崩壊に向けて、日本が明後日の方向へ突っ走っている時代。
パソコン通信と言っても1200〜2400bps程度の速度で、もちろん在野にインターネットは無いから
ホストが違えばメールも届かない世界。
国内でNiftyやPC-VANが商用サービスを始め、NTTのキャプテンシステムやINS網が
夢のニューメディアと呼ばれていた時代。
携帯電話もまだ移動電話や自動車電話と呼ばれ、肩掛け鞄ほどのサイズの
ショルダーホン(映画マルサの女で使っている所が見られます)しか無かった。
番組中で、現在の留守電の子機のようなサイズ(今みたら笑うよ)の携帯電話を取り出して会話し、
10年後には携帯電話はここまで小さくなっている、なんて予想してた。
他にもパソコンは通信機能(インターネットではなくパソ通)を備え、
グラフィカルインターフェイスが当たり前になっている、という予想画面には
不遇の名機PC-100が登場するなど、まあ85年当時の妄想としてはなかなかシブい出来でした。
実際に95年(もう10年近く前ですねぇ)にはどうなっていたかというと、
バブルが崩壊してお先真っ暗と言われつつも、IT業界はまだまだITバブルが続いていた。
台湾製のAT互換機、韓国製の半導体メモリで国内メーカーが食われ始めた時代。
インターネットの商用利用が解禁されてパソ通世界から移住者が続出していたし、
アナログ携帯全盛期でポケットサイズになっていたし、デジタル携帯への移行も始まっていた。
パソコンは486からClassic Pentium(P54C)への移行期で、95年後半にWindows95が発売され、
Macは68k系からPowerPCへの移行開始で混乱していた漢字Talk7の時代。
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