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【夢禁止】ちょっとした不思議な話や霊感の話 その117
- 16 :可愛い奥様:2020/04/26(日) 14:41:02 ID:QlSzOhnH0.net
- 院長先生曰く、仔猫は栄養状態が悪くて弱ってたんだと。引き取っても良いとのことだった。
その日、猫はうちの家族になった。
その夜、自分は部屋を温かくして猫のおうちに仔猫を寝かせて寝ていた。
なにやら様子がおかしくて目を覚ますと、目の前に無数の顔が!
それを自分の脇で仔猫が睨みながらフーフー!って威嚇していた。
自分は咄嗟に猫を庇おうとするも体が動かない!仔猫の目の前に迫る無数の顔!
その時だった。仔猫と同じ茶トラの猫がどこからともなく現れた。自分は直感で仔猫のお母さんだと思った。同時にこの世の猫ではないとも…
お母さん猫はストリートファイターのベガってキャラのように回転しながら飛び回り顔達を貫き、次の瞬間には顔が霧散していた。
そして、優しい眼差しで仔猫に頬擦りすると自分を真っ直ぐに見つめていた。
数秒の出来事だと思うけど長く感じた。猫の意識が自分の中に入ってくる。
「この子を助けてくれてありがとう。どうか、この子をよろしくお願いします…」
猫はプイッと踵を返すと歩いて壁をすり抜けて行った。
同時に自分の目からは涙が出ていた。
自分の意識はそこで途切れた…
気がつくと朝になっていた。あれ?体が軽い?
自分はハッとして鏡を見た。
あれ?痣はあるけどただの痣だ…
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