【三浦糀】アオのハコ　バレスレ★9箱目

716 ：名無しさんの次レスにご期待下さい：2022/12/08(木) 16:40:34.53 ID:4Fl7iTtF.net

千夏の背中が少し見えるコマ有り
Tシャツを着た千夏はサイズピッタリと思って大喜に意見聞こうとカーテンを開けようとするがその瞬間大喜は絡まれる
大喜に声かけてきたのは横村という男
「猪股じゃん」
「横村・・・」
「偶然だなぁ」
「横村もバレー部のウェアを・・・？」
「女物の靴・・・？」
試着室に入ってる女の子を大喜が待つ状況を横村に気付かれて冷やかされてしまう

「はっはーんコレか！！やられたぜお前にまさか・・・うまくやれよっ」
「誰にも言わないで退散してやるよ！ただ一つ確認しときたいんだけど蝶野さん？」
「は？」
「いやいい・・・詮索は野暮だな」
大喜に耳打ちしたら大喜が怖そうな表情になり横村は一方的に言い終えたらすぐ去っていく

心中穏やかでは無さそうな大喜
大喜の胸中
そんな勘違いされるんだ・・・仲良かったもんな
2人のやり取りをカーテン越しに全部聞いていた千夏は複雑そうな表情で一瞬固まり少し間を置いてカーテンを開ける

大喜が振り返ると千夏は試着を終えて元の服に戻っていた
Tシャツを着て大喜に意見聞くはずだったのが横村が蝶野さん？と言った横やりの影響でどうやら止めてしまった模様
そんなこととは大喜が知る由もなくTシャツ着てない千夏にどうでしたかと聞く

千夏は苦笑いを浮かべて嘘をつく
「少し大きかったみたい」
「そうですか」
「私はやっぱり今度買おうかな」
「じゃあ俺お会計してきます早くカフェにも行きたいですし」
「うん」
笑顔で話す大喜であったが千夏からは不穏な感じが出始めていた

Alpen TOKYOから出た大喜と千夏は喋りながら徒歩で前に千夏が渚と行ったと言うカフェへと向かう
「そこのアップルパイが私史上1番おいしかったから大喜くんに食べてほしくて」
会話が弾み再び千夏から笑顔が戻って言う
「それなら俺も千夏先輩に食べてほしいものあるのでそれも今度行きましょう！」
「うん行こう」

テンション上がった2人がカフェに入ると2人ともびっくり
そこには席が隣のモブ女子2人組と笑って話してる松岡がいたのだ
大喜は松岡を見て顔真っ青死にそうな表情

「松岡くん」
「ナツー！こんな所で会うなんて運命的だね！ナツここ座りなよ！奥の席どうぞ他空いてないし・・・」
わざと大喜眼中無しの態度でチャラさ全開で千夏を誘おうとする松岡は睨んでくる大喜に煽り出す
「ファンくん？」
「いのまたです！ずっと見せてただろ！」
早くもブチギレの大喜であった

大喜と千夏が一緒にいるのを松岡は不思議がり笑いながら大喜を煽り続ける
「え・・・なんで2人が一緒に・・・」
「ダメだよナツ一人でカフェ入れないからってファンの子付き添わせちゃ」
「一人でも入れるよ」
「とにかく座んなよ！」

マイペースな松岡に対し大喜は考えを改める
大喜の胸中
もしかしてこの人ものすごーく嫌な人かと思ったけどめちゃくちゃ空気読めない天然な人なのか・・・？
千夏はお手洗いにと言って席を外しそれを見計らって松岡が大喜にはっきりと喧嘩を売る
「ファンくん今がチャンスだよ」
「え？」
「Go Home（帰れ）」
笑いながら言った松岡に空気読めない天然などではなく腹真っ黒じゃないかとめちゃくちゃブチギレる大喜で次回へ