大生寺御本尊大生菩薩（∵）さま。

学生さんは名前がない

　　
ナレ『とある、夏の夕方、一人の幼いおんなのこが大生菩薩（∵）さまに手を合わせて拝んでおりました』

おんなのこ『（…おじぞうさま、きょうもへいわないちにちをありがとうございました）・・・・さ！おまいりもすんだしおうちにかえろ～っと♪』

ナレ『しかし、おんなのこが家に帰ろうと大生菩薩さまに背を向けた瞬間…！』

（∵）『ｺﾞﾄｺﾞﾄｺﾞﾄｯ！・・・・・・・・ﾃ・・・。』

ナレ『重たい物を引き摺ったような物音に驚いたおんなのこは振り返り、お地蔵さまを不思議そうな目で見つめておじぞうさまに話しかけました。』

おんなのこ『・・・あれ？おじぞうさま・・・さっきまでいたばしょとちがう・・・まさか、おじぞうさまがうごいた・・・？』

（∵）『・・・・・・。』

大生寺御本尊 大生菩薩（∵）さま。

大生寺御本尊大生菩薩（∵）さま。