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【孔丘】宮城谷昌光を語ろう【公孫龍】十一巻

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2020/02/29(土) 13:42:44.95 ID:FOc8umyi0.net
ところで買い直した晏子第一巻がアマゾンから届くまでに
「管仲」上下巻を読み終えたけど
暗い影を背負った主人公、襄公と文姜など恋愛要素のクローズアップ等
楽毅や子産とはだいぶ違う作風で新鮮だった。
特に子産を読んだ後だと、娯楽小説らしさが際立っていて気楽に読める。
ついでながら、より一般読者を意識しているのか、解説が丁寧になっている。
例えば揖と拝の違い。揖は進める礼で拝は受ける礼、と説明されていて、
前に読んだ楽毅にも似たような場面があったのだけど、
(「ここで拝の礼をすると承諾したことになってしまうので」云々)
その時は無解説でスルーされていたので今回始めてその意味がわかった。
ストーリーを見れば、管仲の最初の嫁を中途半端にヒロイン扱いせず、最後に出したのが
時の流れを感じさせて味わい深かった。

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