2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

詩的な建築家教えてください

1 :名無し組:2011/11/22(火) 02:03:04.07 ID:Efc85MKc.net
詩的で物語のような建築をつくる人を教えてください。
イメージとしては世の中に対して悲観的でありながらも、
美しいものであって欲しいと願っているような、
儚げで暖かい建築を作る人をお願いします。
分けわからんかもしれんけど、適当に解釈してください。

私は学生ですが、衝撃を受けるほど好きになれる建築家がいないのです。
空想ばかりしとります。



46 :1934「詩」:2011/11/25(金) 00:03:59.27 ID:???.net
一方、設計図書らしきものがない場合の建築は、一体どのように再現性を獲得
できるのか? (>>45 さんの古代朝鮮建築同様)和建築に目を転じると
木造の和建築は国宝級でもリニューアルしつつ何百年でも存在し続けている

つい最近、NHKの「美の壺」で見ましたが、鎌倉の建長寺の屋根の四隅の撥ね
上がり、それを支える放射状の根太等の、工業製品とは違った、1つ1つが個性を
主張する美に触れました

これは職人の技術の伝承というものに、大いに依拠している世界です
現物を眼の前にして解析され、小修繕を積み重ねて先代の技術が伝承される

そして建て直しの機に一気に進化した技術をも投入しつつも、その反動たる形式美の
伝統を守る、という知略が連綿と継承されている

47 :KZ:2011/11/25(金) 00:11:21.28 ID:zLCvmkKs.net
43さん
何となく情景が浮かびます
日本建築の美しさは、技術や形式に美が組み込まれているため感じるのですかね。
尺貫法だったり、大工の技術だったり。
伝統とは物語であり、詩的なのかもしれないです。



48 :1934「詩」:2011/11/25(金) 00:18:57.79 ID:???.net

われわれがこれらの建築物に接すると、圧倒的な存在感を以て、遠い過去の人々の意識の
ありようや生活へと、あたかも己のDNAに眠る記憶をたどるかのように導いてくれる

kzさんのおっしゃるように、詩にせよ、建築物にせよ、それらの表象=記号(あるいは意味)が
大多数の人間に、100%の精度で共有されることはないでしょう。

詩が成立するには、あるいはそこに芸術性が成立するには、作者と読者の間に
想像力相互の侵犯関係が成り立たなければならない

もっというならば、作り手以上のものを受け手の感受性が捉えることだって
あるのです

また、建築物が「詩」たりえるのは、それが時代のあらゆるものを容れる「器」
だからです。中身は空洞の伽藍でいい。置かれている彫像や天井壁画、ステンド
グラスや柱の彫刻に至るまで、そこには過剰ともいえる「記憶や意味」の集積所です

49 :KZ:2011/11/25(金) 00:28:31.36 ID:zLCvmkKs.net
1934「詩」さん
そうですね、図面というのは他者同士が共通のものをつくりあげるための言語の役割を持つと思います。
その言葉からそれぞれのアタマの中にさまざまな建築物が浮かびますね。

僕の書き込みですが、
皆さんの書き込みを書き換えて繰り返してるだけに見えるでしょうが、
僕が自身のアタマを整理するためにやっているのでゆるしてください。

少し、詩的の概念範囲が広くなってしまいましたが。
これは、と思う建築家について語っていただけるとありがたいです。

詩的という言葉についてももっと掘り下げて頂きたいです。


50 :1934「詩」:2011/11/25(金) 00:45:44.38 ID:???.net
「詩」をもっと掘り下げるならば、実際にはポエムなどのような語感に宿る、フワフワ
したものではないでしょうね。

「詩」が作家の、ギリギリの切羽つまった命の引き換えに、やっとこ産声の上げるのと
同じく、「詩的な建築」が具現するならば、命のやり取りにも等しい(己か他者かとの)
激しい闘争は覚悟しなければならないだろうと予感します

多元的な「意味」を喚起できる、集積所としての、しかし伽藍としての空虚な「器」

建築と詩という脈絡で語るならば、それは現在という「時間」と己の「生」を、
過去から、そして未来から逆照射している、恐るべき番人のように見えて
私はその前に、ただただ立ちすくみ畏怖するばかりなのです

51 :KZ:2011/11/25(金) 00:54:42.02 ID:zLCvmkKs.net
1934「詩」
49は44に対してのレスです
これは48に対して、

確かに作品ある表象から思わぬ評価がつくことはよくありますね。
それで制作者に、内容を聞くとあまり深く考えていなかったりとか。
でもそれは考えていないじゃなく、
言語になる前のメタレベルからそのまま物にしてるんだと
いい風に解釈することにしています。

あと後半の
建築は「器」という部分。
これは僕が建築に対して限界を感じた部分です。
残念なことに僕は別の立ち位置では建築は器にすぎないと思っています。
それでも建築に夢を見たいので別の立ち位置をもうけようと思いました。
「器にすぎない」と思うのは、
建築自体はいろんな問題を別に解決してくれないからです。(住む機能は満たしますが)
社会的な建築を作ったと誰かが言っても、社会を解決するのは人の動きですから。
結果的にその建築がいろんな問題を解決したようにみえても、
人の巡りと時の巡りがよかったようにしか見えないんです。

でも1934「詩」さんの解釈は少しその悲観的な考えを
プラス方向に考えるきっかけになった気がします。

52 :KZ:2011/11/25(金) 01:08:31.20 ID:zLCvmkKs.net
1934「詩」さん
50に対して
「詩」と「器」の両立、
それは究極の形のように見えます。
ぼくにはとても想像できません。
どちらか取捨選択になるのではないですか?

このスレの中のだけの話でしょうが
その二つは相反する物でしょう、前を見ながら後ろを見るのは難しいです。


53 :KZ:2011/11/25(金) 01:13:12.66 ID:zLCvmkKs.net
ということを言ってるのですかね・・・

54 :名無し組:2011/11/25(金) 10:49:07.90 ID:???.net
どーでもええが
レスアンカーくらい覚えろ

55 :名無し組:2011/11/26(土) 00:15:21.66 ID:???.net
>>=アンカー?
>>1
あなたの求めていた詩的なるもの、メタファーのないあなたの表現により
次第にとうざかり 消えてゆく。
自分の認識の網目で、全てをすくえると思っている所に、あなたの私的なるもの
が存在しているのかもしれませんなー。

56 :KZ:2011/11/26(土) 01:17:11.56 ID:6qfPNATN.net
>>54
すいませんでした。これでいけてますかね?
>>55
上手にメタファーを使って話をするのは、とてもわかりやすいです。
曖昧な物が伝わりますし。
でもメタファーでの表現から具体的な表現に還らないと、
やっぱり誤解してしまいます・・・。

僕の読み取る力が至っていないんでしょうが、
理解できない表現は届いてないものと同じになってしまうきがします。

なので概念がわからなくて問い返すときは説明して頂けるとありがたいです。
おそらく意味は形を変えてしまうでしょうし、詩を自ら説明するのは興ざめでしょうけど。

読み返して>>52>>50の意味を取り違え、
流れをぶった切っていることには気づきました。すいませんでした




57 :KZ:2011/11/26(土) 01:31:31.27 ID:6qfPNATN.net
>>50
をまた整理するために解釈します
おそらく過去から建築を考えたときと未来から建築を考えたときの
思考が衝突した部分にそれはあるもので、
それを具体化したものが詩的な建築なんだろう。
でも建築は連続してそこに在るが故に、実現するためには
どの時間から見ても(もしくは時間の概念のないところから眺めても
)
そうである必要があるので、それは恐ろしい存在にすらみえるということでしょうか。

それであってるのならそうであると僕も思います。

58 :KZ:2011/11/26(土) 01:46:41.32 ID:6qfPNATN.net
時間を超越した物を作るのはどうも難しいきがします。
それなら、時間概念の放棄したものを考えるほうがいいでしょうか?
どうおもいます?

ちなみに建築は>>51での器にすぎない(1934『詩』が言ってる器とは別です)
と感じてる部分も批判あるとうれしいです。

59 :名無し組:2011/11/26(土) 22:06:42.55 ID:???.net
久しぶりにレスみたら、これは新興宗教の 新しい勧誘か?
はたまたマインドコントロールか?


60 :1934「詩」:2011/11/26(土) 23:33:45.27 ID:???.net
KZさん。お互いに、

>「詩にせよ、建築物にせよ、それらの表象=記号が
> 大多数の人間に100%の精度で共有されることはない」

ということを認識している以上、ましてやスレでの誤解や誤読は付きものだという
認識も、また同時に前提されているはずです

また、誤読のほうが、はるかに高い理解をしている場合も多々ありますので
あまり気にせず、好きなように自分で解釈すればいいのです

あんな時間に書いた本人だって、朝になって読むと「何だ、コレ?」というのは
多いんですからね
自分なりの思索を続けられることです。その全部をこんな所で言う必要はない

どっちみち2chです
縁無き衆生もチラホラ立ち現われてるでしょう  貴方の進むべき道の邪魔をして
茶々入れ始めるバカも出没します

軽く流して1か月くらいほったらかして、他の人の投稿をニヤニヤしながら
眺めるだけの余裕があっていいと思います 

この業界、こんなレベルなのか?とガッカリするやら、学生の方がまだ志が高いんだな、
って安心するやらのスレだと分かりますよ

そんな軽い位置づけをなさったら? スレ立て人はスレのホストになって方向を導いたり
する必要は無い。誰にでも応答しなくちゃいけない義務もない代わりに、好きに出て、
興味・関心に合致する、ピンと来る投稿だけ週1くらいでに反応すればいいんです。

そうでないと、こんな息の長い、答えといって有りそうで見つからない、そんな壮大な
お題のスレを掲げたんですから、あなたに短期間に擦り減ってもらっては困るのです

雑音に惑わされず、ゆっくりとお進みください
それでは

61 :KZ:2011/11/27(日) 01:32:52.56 ID:/I3vbAl3.net
ありがとうございます
でもそれほどすり減ってはいないですよ。

2chの場所性もある程度理解しているつもりです。
あと僕自身の中にも、こういった概念めいた話をの必要性すら疑う自分がいます、
必要のない人には必要のない話でもあるのでしょう。
同じ学校の建築学生ですらほとんど、こういう話は好みませんから。

こういった論理も説得力をもたせる道具にすぎないのですし。
腕っ節と勢いですべて解決するひともいます、
自分の感性を信じて疑わないのはあるいみ才能だとも感じるので
そういう人をむしろうらやましく思うくらいです。
むしろその方が効率はいいきもします。

確かにちょっとレスを返すのに熱中してしまった部分もありますね。
でも、いい薬になりましたしアタマが結構整理されました。

どんなレスにもきっかけがあると思って食いついてしまいますが。
徐々にペースはわかってくると思います。

62 :名無し組:2011/11/27(日) 02:18:35.12 ID:/I3vbAl3.net
アルヴァロ シザ
カチッとしていて、それでいて柔らか

63 :名無し組:2011/11/27(日) 08:46:14.25 ID:???.net
青臭いガキがやっと退場してくれたようだ。

64 :名無し組:2011/11/30(水) 01:09:03.76 ID:hF7d0VGU.net
1ですが
引き続きオヌヌメな建築家おねがいします。
映画や音楽や舞台やその他メディアなどでも、、
お願いします。

65 :1934「詩」かも:2011/12/03(土) 22:13:25.14 ID:???.net
メディアとは何か? 映画や音楽や、いわゆる旧放送の概念で「メディア」なるものの
意図付けをしている人は多い。

今夜はまた深いぃ〜いテーマを承ったので、芸術的な視点から、ひと言
述べたい。メディアとは文字通り「媒体」。
・・・すなわち「人」と同義語なのである。

前振りはその位にして、少しおしゃべりをする。メディアのご本尊たる私が
語るのである。しばらく黙って聞け。

・・・「オヌヌメ」は「オススメ」だと直ちにこの隠語を理解した。

これから述べたいのは、「ス」と「ヌ」と「マ」のカタカナの表記上の違い、から
生まれる誤解と、それから派生する「大きな事件」の勃発に関する次の話である。

聴きたい人はいるか?
もし、会場が無反応なら、私は寂しく去って、これ以上書くことは無いだろう。

だが、もし「是非、聞きたい。何かしらんが、やっちくれ!」とかの反応があれば
続けるのだが。。。

66 :名無し組:2011/12/03(土) 22:43:48.45 ID:???.net
おながいします

67 :1934「詩」かも:2011/12/03(土) 23:00:56.79 ID:???.net
ありがとう。お、おながいされたからには続けるぞ。

その事件は、1980年代の後半に勃発した。覚えている人は少ないだろう。

「大衆食堂」というものは、今でもあるのだろうか?
私は、田舎から上京して1年目。渋谷区代田に住んでいた。・・・

夕食は普段その食堂でとる。ふだんは知ってるメニューしか頼まないんだが、
その日は知らない名前の料理に、ふと関心が向いたのである。壁に手書きで張り
付けられた、さまざまな知らない、田舎では食べたことのないメニュー。

タテ書きで、それは、

68 :1934「詩」かも:2011/12/03(土) 23:11:26.31 ID:???.net
壁に、墨の筆で勢いよく、

  ヌ
  |
  ボ 
  |
  豆
  腐

とあった。「マ」が墨の筆で書いてあったので、勢い余って「ヌ」になったんだとオモ。

・・・それと私はそれまで「マーボー豆腐」なるものの存在を知らなかった。
田舎の家庭料理ではついぞ聞いたことも無い、食べたことも無いものだっんだ。

今では全国フツーの食べ物だが、当時は私の食域が狭く、ホントに知らなかったんだ。

69 :1934「詩」かも:2011/12/03(土) 23:19:14.33 ID:???.net
私は若く好奇心旺盛だったから、食堂のばあちゃんに、大きな声で「ソレ」を発注しました。

大きな、会場の隅々まで響き渡るトーンの声で、

「すんまっしぇんばってんが、「ヌーボー豆腐!」ちゅうのを、もらえまっしぇん
 でしょうか!」

・・・ばあちゃんは「こめかみ」に絆創膏を貼っていて、耳が遠いようでした。

食堂全体が静まり返った中、間の悪いことに、ばあちゃんは、「は?」と聞き返し
たんです。

70 :1934「詩」かも:2011/12/03(土) 23:29:43.71 ID:???.net
聞き返されたら私も男です。負けじと大声で答えます。

「 ヌーボー豆腐! ヌーボー豆腐ちゅうのを、もらえまっしぇんでしょうか!?」

ばあちゃんは、耳が遠いのか、何度も「は?」を繰り返します。
その都度ごとに私は、

「ヌーボー! ヌーボー豆腐!! と会場いっぱいに連呼しました。

・・・もし今なら、銀座なんかの高級レストランだと「ボジョレヌーボー」だと
誤解してくれたかも知れんかったのです。だけど、そこは労働者の多い大衆食堂です。

周りからクスクスと、押し殺した笑い声が広がっていったように記憶します。
・・・ばあちゃんは、やっと気付いてくれて、

「あんちゃん。そりゃマーボー豆腐だよなぁw ちょっと待っといてね」って。

 ばあちゃん、気付くの圧倒的に遅すぎです。orz

71 :1934「詩」かも:2011/12/03(土) 23:36:34.07 ID:???.net

問題の「ヌーボー豆腐」が私の前に運ばれてきた時には、耳たぶが真っ赤でした。
味も何も分かりませんでしたし、逃げるように食堂を後にした私は、その後1か月は
その店には足を向けられませんでした。

1か月たって、ほとぼりが収まった頃、またぞろ私の好奇心はカマ首をもたげて
きたのです。

・・・続いて勃発した事件は、前回を上回る衝撃を伴ったものでした。。。
その続きを聴きたい人はいますか?

居ても居なくても、その内、語ることになると思います。

その事件は、
「けんちん汁」」事件! なのですが、後日にします。

・・こんな恥ずかしい私でも「建築における「詩」」を語ってもよろしいのでしょうか?

それではお休みなさい。

72 :名無し組:2011/12/04(日) 04:47:38.59 ID:???.net
是非、聞きたい。何かしらんが、やっちくれ!

73 :1934「詩」かも:2011/12/04(日) 21:51:27.47 ID:???.net
バカっ話を是非聴きたいという奇特な人も世の中にはいるのか!?
ならば続けるとする。

メディアとは何か? それは繰り返しになるが、究極「人」なのである。

ある一人の人間の背後には、膨大な質量の物語が積層をなして織り重なっている。
これは生後1週間の赤ん坊も同じ。地球誕生以来の莫大な生命史を体現してるんだ。

出会う人は、例え眼がうつろな酔っ払いでも、ホームレスの人でも、あだやおろそかな
対応は許されない。おそるべきは人間なんだ。

その人間たちが交差する「交差点」。それが、こういったスレでもある。

74 :1934「詩」かも:2011/12/04(日) 22:02:00.57 ID:???.net
だから、私のような、どっか狂人ぽいアホウが、夜中に何事かブツブツつぶやいて
いても、諸氏は、

「・・・ああー、世の中広いなぁ、こんな人も居たんだなぁ。。。
 出会えて嬉しいなぁ、ありがたいなぁ。神さまありがとう。
 ・・・なんまんだぶ、なんまんだぶぅ〜〜」と唱えるくらいの余裕を持たなくちゃ
いけない。前フリはそのくらいで、つづける。

75 :1934「詩」かも:2011/12/04(日) 22:07:53.11 ID:???.net
   ★ けんちん汁事件の真相 ★

1か月たって、ほとぼりが冷めたた頃、またぞろ私の好奇心はカマ首をもたげて
きたのです。

・・・続いて勃発した事件は、前回を上回る衝撃を伴ったものでした。
その事件については報道されなかったので覚えている人は少ないでしょう。

前回、大衆食堂のメニューが手書きの「墨」で書かれ、それが壁に貼られて
いたのは先に述べた通りです。

今回も同様に「けんちん汁」も墨の筆でタテ書きで貼られていました。
「けんちん」の由来は鎌倉の「建長寺」の「建長」の中国読みから来ています。
 そこの渡来僧も含めた僧たちの食事が元になって主に関東以北に広がった
料理です。

ところで皆さん。墨汁の草書体で書かれた「汁」は、どう見えますか?

76 :1934「詩」かも:2011/12/04(日) 22:13:40.41 ID:???.net

完璧に「サンズイ」はつながっちゃってます。
「汁」は勝手に、私に断りも無く「け」に変化していました。

私は若かったし、モノを知らなかった。タテ書きでどう見てもそれは、

   け
   ん
   ち
   ん
   け

としか読めない。この前の失敗もありますから何度も確かめました。
この前のようなマが突き抜けて「ヌ」とかにはなってない。

突き抜けや、撥ね出しによる読み違いはない! みんな平仮名だから問題はない!

・・・私は自信をもって、くだんのばあちゃんに発注しました。

77 :1934「詩」かも:2011/12/04(日) 22:21:23.98 ID:???.net

私は無限の権力を備えた王のように、おごそかに

   「けんちんけ をおながいしまつ」



78 :1934「詩」かも:2011/12/04(日) 22:27:25.55 ID:???.net

例の「こめかみ」に絆創膏を貼っている、少し耳が遠いばあちゃんが、また、

「は?」と聞き返しました。・・・嫌な予感がしました。

私はまた壁のメニューを見て確かめました。・・・間違いありません。
大声で再び発注しました。

・・・以下、前回と同じ流れです。

少し卑猥な語感のある、この料理の名を私は、
けんちんけ! けんちんけ!! と何回、連呼したことでしょう。

問題の「けんちん汁」が私の前に運ばれてきた時には、顔はゆでダコ状態でした。
頭の中はめまぐるしく、次は頭を坊主にしてサングラスをかけ、変装をして
こなくちゃな、とかバカなことを考えていたように思います。

79 :1934「詩」かも:2011/12/04(日) 22:40:57.36 ID:???.net

そして当時を振り返り、今でもバカなことを考えるクセはそんなに変わらないな、と
思うのです。人間、短い人生でそれほど進化を遂げられるものではない。

私の精神年齢は9歳くらいの時とあまり変わってはおりません。そんな私でも「詩」とか
建築とかを語って良いものでしょうか?

今宵はこれにて失礼します。

80 :名無し組:2011/12/04(日) 23:49:51.57 ID:???.net
おやすみなさい

81 :名無し組:2011/12/05(月) 23:45:46.90 ID:Cn0JeDiC.net
おもしろおかしく語ってくれていますが
言葉の持つ偉大さとか恐ろしさも同時に感じますね。

一文字違うだけ、見た目はほとんど一緒なのに、
意味が違う、もしくは意味が消える

建築もそうですよね。
少し使う材料の取り扱いが違うとか。
建具の位置がちがうとかディテールが違うとかですべてが変わる

そう考えてはいてもどうやったらどうかわるのか、
具体的なことはなにもわからないです、とても難しい問題ですよね。

82 :名無し組:2011/12/06(火) 00:02:56.43 ID:Q2v0OcyN.net
なんかこういう場所(2ch)はアニメ「妄想代理人」の少年バットのような存在を感じる。
なにものかわからない、
いいものとわるいものがあるけど、ここはいいものがいると思う。
美しいものが好きな人にはちょっとキッチュな例えかもしれんけど

83 :名無し組:2011/12/06(火) 00:16:30.80 ID:???.net
>>1934「詩」かもさん あなたは最高に面白い いいネ 楽しませてもらいました。

ところで、メディアご本尊のあなたに少しお聞きしたい。メディアについては様々な
専門家がいろいろな事を、述べている。受け手や送り手の関係、空間的メディア論
デノテーション コノテーション云々・・・
頭のあまり宜しくない私にはチンプンカンプン・・・ので、疑問点を単純に言うとこうだ。

われわれは、雑誌やインターネットで見た建築を、単に詩的だとかステキだとか思って
いるだけで、実際に行って その建築を見るとガッカリというもなが多い気がする。
つまり人間は、メディアの幻想の中で、詩を語り、建築を夢見る存在なのか・・・

うまく表現できないが、その程度のものかーと感じるのだが どうだろうか?



84 :名無し組:2011/12/06(火) 07:59:44.04 ID:???.net
建築の詩人と言われたカルロ・スカルパは?

85 :1934「詩」:2011/12/06(火) 22:11:17.69 ID:???.net
>>84
カルロ・スカルパについては詳しくないのですが、私がすぐに連想するのは、
フランク・ロイド・ライトの落水荘です。
http://www.fallingwater.org/

>>83

意図して書いたわけではありませんが、こうしたバカっ話でも深読みして
くださる奇特な人も居るのですねw

・・やはり最終的には「記号論」の世界に足を踏み入れることになりますか。

雑誌やテレビ、ネットをメディアと限定的に捉えるのも結構ですが、「メディア」を
人と人との想像力あるいはコミュニケーションを喚起、形成する「媒体」だと定義すると、
もっと広い対象物がメディアと成りえます。

私が思うに「建築物」そのものがメディアです。

そして、その建築物を扱う雑誌やテレビ、写真、映像は二次的メディアです。

86 :1934「詩」:2011/12/06(火) 22:21:53.96 ID:???.net
ついでに言えば、対象物(建築物)を捉え、感じ、その情報を発信する「あなた」
も根源的な、初源の「メディア」に他なりません。

建築物とあなた(双方とも媒体です)の間に想像力の交流が何ら発生しない場合も
ありますし、稀に相互に強烈に侵犯し合う場合もあるでしょう。

正確に言うと媒体論と、言語・表象・記号論は、少々捉えるアングルもアプローチ法も
違うのですがここではザックリと総体的に述べてみたいと思います。

私は旧い世代の人間なので、記号論としては昔、ヴィトゲンシュタインを少し
かじった程度の知識しかありません。

ですので、少々乱暴ですが、勝手に記号論における、「デノテーション」をヴィトゲン
シュタインにおける「シニフィエ」と読み替えています。これは簡単に言えば、言葉の定義、
すなわち言葉が指し示すもの=概念または本質です。

87 :1934「詩」:2011/12/06(火) 22:31:34.68 ID:???.net
一方、「コノテーション」はその言葉から想起される、自由な、個々別の勝手な
イマジネーションの広がりを許す、あるイメージとでも例えられましょうか。

これを私は旧来語のシニフィアンと勝手に読み替えています。暗喩や寓喩、ほのめかし
、隠語としての意味など、ある程度、受け手の自由な解釈が許されるものと言ったら
よいでしょうか。

例えば、「ヌーボー豆腐」なる存在は、辞書には無い。だから現実の世界にも存在しない
のですが、話の流れの中で、それはコノテーションとしては成立する。

・・・人々は勝手に、「マーボー豆腐の隠語」だろうとか、「新種の、今年採れたての
大豆から作った豆腐に違いない」とかの幻想を持つ。
それはどんなに素晴らしい、おいしいものなんだろうか?

つまり、ある意味、誤解するのです。

このように、定義として「意味するもの」と、人々によって多様に「意味されるもの」は、
必ずしも一致しない。それどころか往々にして分裂すらし始めます。

88 :1934「詩」かも:2011/12/06(火) 22:42:10.65 ID:???.net
あなたがたにとって、「マーボー豆腐」は衝撃でも何でもない。

ところが、当時の私にとっての「ヌーボー豆腐」は、衝撃です。まだ見ぬ、定義も実体も
無いものです。言葉だけが、ポン! とあるだけです。

それは一体全体、どんなものだろうか?

・・ああ、早く見たい、食べたい、触りたい、しゃぶり尽くしたい。

それは例えてみれば、性に目覚めた少年にとっての女体のように、電撃的に憧れて
やまない、幻の美しい存在だったのです。

89 :1934「詩」かも:2011/12/06(火) 22:50:35.33 ID:???.net

それがどうでしょう!? 現実に運ばれてきたソレは、こめかみ絆創膏の、「は?」の
ばあちゃんによって泥だらけに汚され、私は羞恥のドン底に突き落とされたのです。

「汚れちまった悲しみに 今日も小雪の降りかかる」です。

この時間、私はあまりに形而上学的な思考は長続きしません。
なのでここからは少しくだけた話し方になります。

皆さん。よく世間で「一度ドン底に落ちた人間は強い。それ以上は落ちないんだから
あとは上る一方だ、頑張れ!」なんて言い方がされますよね。


    ・・・あれは思うに嘘です。



90 :1934「詩」かも:2011/12/06(火) 23:00:55.84 ID:???.net

「ヌーボー豆腐事件」のあと、ドン底に落ちた私は、さらに「けんちんけ事件」に
よって、上るどころかもっと深く沈んでいきました・・・

風雪の歳月を経て、今、私なりの格言に辿り着きました。それは、


「ドン底に落ちたからといって、そこで安心するな。
 もっと深い所が、そこから始まる。
 
 さらに深く掘れ!」

です。今宵はこの格言を以てビシッと締め、おいとま致します。
おやすみなさい。

91 :「1」:2011/12/07(水) 01:38:52.27 ID:???.net
カルロスカルパ、本で建築写真見ました、
ブリオン家墓地とか良かった、
どうも宗教ぽかったり瞑想の空間みたいなのは、惹かれますね。
なんでかな、

記号論、あんまわからんので勉強しよう

92 :名無し組:2011/12/07(水) 23:32:02.14 ID:???.net
>>1934「詩」かも殿

メディアとは文字通り「媒体」。 ・・・すなわち「人」と同義語なのである
と言った意味がよく理解できました。感謝であります。

ただ最後の「もっと深い所が、そこから始まる。」が不気味に微笑み、睡眠を
妨げる。何を掘るのか?
dig a asshole?
dig away?
dig into artworks? 解らない。暇があったら教えてクラサイ。

93 :名無し組:2011/12/15(木) 11:06:14.88 ID:LPMC/sND.net
え?

94 :名無し組:2011/12/15(木) 12:08:44.90 ID:???.net
はー?

95 :名無し組:2011/12/15(木) 12:10:50.82 ID:LS15Dyxj.net
立原道造

96 :名無し組:2011/12/15(木) 12:46:33.53 ID:???.net
あの人の名前わすれた
ネズミちゅー

97 :1934「詩」かも:2011/12/17(土) 21:26:46.80 ID:vZxpP9sK.net
>>96
分かります、分かります。あの人ですよね。私も喉のココまで出かかってるのですが、
誰でしたっけ。・・えっとぅ、・・・とにかくあの人ですよね。

・・・分かります。うん、うん。(^^

>>92
>ただ最後の「もっと深い所が、そこから始まる。」が不気味に微笑み、睡眠を
>妨げる。何を掘るのか?

筋のいい質問だが、まだまだ浅い。浅すぎです。
問題は、「何を掘るのか?」ではないのです。

テーマは、「一体、どこまで深いのか?」・・・でなければならない。
よろしいですか? 続けますよ。

98 :1934「詩」かも:2011/12/17(土) 21:47:05.02 ID:vZxpP9sK.net
★「どん底」とは、どのくらいの深さなのか? 
★「どん底」より更に深い所とは、どんな所なのか? 
★ この不景気や株価の下落は、一体どこで「底を打つ」のか?

詩や美、哲学を扱うこういった高尚なスレでは、上のような形而上学的な設問で
なければなりません。

この地上において、物理的に深い地点といったところで、海ならせいぜい海溝の深さ
でしょうし、地面を掘って掘って堀り進んだところで、地球の中心までの距離に
すぎません。

あなたが、もし深淵を目指して、地面を掘り進んだとします。いいですか?
どんどん掘って、やがて地球の中心の最深部まで到達して、

「やった――! ここがいっちゃん深いトコだー! でもホントかなぁ?
 うおおっしゃ、もっと深く、もういっちょ掘ったるからなーー!」

と、更に掘り進んだところで、後はだんだん浅くなるばかりなのです。
・・・そう、地上に出ちゃうのです。

99 :1934「詩」かも:2011/12/17(土) 21:59:35.82 ID:vZxpP9sK.net

この点、最北点を目指して旅する人に似ています。

北へ北へと目指して進んでる人も、歩を止めないで進み続けるならば、ある地点から
先は、自分が南に向かって進んでいることに気付くでしょう。

ではここで、「最果ての地点」というのを想定してみましょう。
どうですか? それはどこですか? ・・・考えてみてください。

・・・もう賢明な諸氏は理解しているでしょう。

そう。自分から最も遠い場所は「自己そのもの」だということを。

100 :1934「詩」かも:2011/12/17(土) 22:13:33.70 ID:vZxpP9sK.net

     幾山河越え去りゆかば寂しさの 果てなむ国ぞ今日も旅行く

・・・・・このように、
「もっとも深い所」とは、すなわち心理的な部面で語られるものであって、
どこか地理的な場所ではないのです。それは、心のある状態のことを言うのです。

例えて言えば、「詩」が誕生する、何て言うか、タネ=「種子」が存在する
ある心の状態のことを言うのです。

その状態とは、すなわち「あなたの核心の場所」にほかなりません。人によっては
それは眼からウロコ、晴天のヘキレキのような青空が広がっているようなものかも
知れませんし、また人によっては、真っ暗闇の心の状態をいうのかも知れません。

いいですか? だから決して「オカマを掘った、掘られた」とかいう次元の
次ものではないのです!

ココんトコ大事です、いいですか。

繰り返しになりますが、こういった高尚なスレですので、「掘った、掘られた」
ではなく、せいぜい「好いた、惚れた」くらいのレベルにとどめて欲しいものです。

資料参照 (間奏)
http://www.youtube.com/watch?v=Yvw3_9IdOic

101 :1934「詩」かも:2011/12/17(土) 22:31:42.27 ID:vZxpP9sK.net

間奏」の舞台裏で、キー坊をカタカタと打っている私の努力を
少しは想ってほしいのだが。。。

今、世界の深淵の秘密が解き明かされようとしているのに、
諸氏は気付いているのだろうか? (それなのに、反応も、合いの手も無い)

・・・ああ、あれは思い起こせば十数年前、私は神奈川県の「用田」という所を
車で走っていた。。。

(毎度のことながら謎を残しつつ今宵も去る。次回、いつになるか分からないが続く)

それでは、おやすみなさい。

102 :「1」:2011/12/17(土) 23:57:54.16 ID:???.net
建築の提案で、試行錯誤の結果、結局最初の方に落ち着くというのは、学生としてはよく体感することです。
でも彷徨ったあげくの原点回帰と、最初からそれであるのとでは、出来たものの大枠は同じでも、細かい所は結構差が出ますね。

103 :「1」:2011/12/18(日) 00:02:44.16 ID:???.net
また、そのプロセスだと自分の頭によく馴染むものが出来るでしょうが、またそっから身持ちの悪いとこまでいって固めてしまうのでも自分自身にとっては有益でしょうね。そんなのは結構、私的な建築である気がします。

104 :「1」:2011/12/18(日) 00:17:45.66 ID:???.net
原風景の中での建築か、旅の中での建築かって感じですかね。
旅は異世界を体験するけど、自分のなかにそれを見出すことですかね。
>>95で紹介があった、立原道造のヒアシンスハウスは原風景の建築であるのかなぁ。
幸せな風景を思うことができます。

105 :「1」:2011/12/18(日) 00:31:46.50 ID:???.net
旅のなかで思う、原風景は格別でしょうね。逆もしかり、ですが。
また少しずれた話になりましたが、
僕がかってに感じたことですので、
生暖かい目で見てやって下さい。
また、よろしくです。

106 :名無し組:2011/12/19(月) 21:00:30.02 ID:???.net
「タバコが迷惑なら、子育てだって迷惑だ!」
???こんな刺激的なタイトルで、ライブドアニュースの
「眼光紙背」コラムを書いたのは、フリーライターの赤木智弘さん(33)。
週刊誌などで、フリーターやニートについて発言していることで知られる。
???赤木さんは、2009年4月16日付のこのコラムで、
まずJR東日本が1日から首都圏の駅で全面禁煙に
踏み切ったことに不満を述べた。
たばこ税も大迷惑
でも個人輸入すれば大丈夫。日本語の輸入代行も多数。?
「タバコ 輸入代行」とかで検索するとあるある、、、?
送料込みで1箱90円とかの激安サイトもある。"?



野田佳彦政権が、たばこ税と酒税の増税を諦めていないことが分かった。
年内策定を目指す「社会保障と税の一体改革大綱」に、税制改革の焦点として明記し、
2013年度税制改正での増税実現を目指すというのだ。
でも個人輸入すれば大丈夫。日本語の輸入代行も多数。?
「たばこ 通販」とかで検索するとあるある、、、?
送料込みで1箱90円とかの激安サイトもある。"?


107 :「1」:2011/12/20(火) 00:14:28.51 ID:???.net
それって脱税になるんです?
生半可な規制は抜け道をつくりますね、
自由経済においてはそれを作るひとがはある意味ヒーローですね。
僕は嫌煙なので、吸うひとが減る方がいいですが。
子育てもタバコもそれをする人のマナーですよね。
やはり悪いものは目立ちます。

108 :「1」:2011/12/20(火) 00:24:15.15 ID:???.net
ちょっとスレ違いでしたかね、、、
すいません。

109 :名無し組:2011/12/21(水) 23:28:40.86 ID:???.net
「用田」のはなし楽しみにしております
おやすみなさい

110 :名無し組:2011/12/25(日) 02:46:21.90 ID:???.net
好きな詩集、詩人は誰ですか?

111 :1934「詩」かも:2011/12/26(月) 23:24:28.97 ID:LhU+IHKP.net
>・・・ああ、あれは思い起こせば十数年前、私は神奈川県の「用田」という所を
>車で走っていた。。。

年末ギリギリに押していた仕事の環境が、好転し落ちついてきたので続ける。
それは、
>>109 さんへのお返事でもあるし、>>101 からの続きでもある。

あれから10日。その間の疾風怒濤の日々が夢、幻かとも思える今宵である。

・・・夢。幻。それは過ぎ去りし日々だ。確かに現実なのだが、手に取り確かめ、
その重さをずっしりと実感できる、そうした物理的な性質を持ち難いものなのだ。

せいぜい人々は、日々消え、薄らいでゆく「現実」というまことに頼りなく、あやふやで
不安定な日々を、何らかの手ごたえある物象に代替させるべく、預金通帳の残高の増加や
タンス預金代わりの金塊の重さや宝飾品、組織内での名刺の肩書きなどに涙ぐましい努力を
払っている。

・・・いずれも「数値」や「記号」にすぎない、手にとって触ったり、食べたり
飲んだりすることのできない表象に、人々の熱狂は収斂されていく。

112 :1934「詩」かも:2011/12/26(月) 23:47:12.19 ID:LhU+IHKP.net

誤解を避けるために付言すれば、食べたり飲んだりするもの、あるいは住まい、
あるいは着る衣装など、衣食住にまつわる具体物が、手ごたえのある現実であり
実体であるのか、といえば決してそうではない。

人々はドンペリを飲んでいるのではない。ドンペリという言葉が意味する表象を
消費しているのにすぎないのであって、この点、立派な庭付きの豪邸も、数百万する
ブランドの衣服も車も全て同様の行為であることは「記号論」「意味・表象論」を
多少なりとも理解する人、または優れたコピーライターやファッションデザイナー、
あるいは意匠建築家等にとっては常識だろう。

経営者であれば、利益を追求し、アホな税制をかいくぐって留保を増やし、組織の発展巨大化
を図り、個人の寿命を超えて永続する、世に役立つ立派な会社にするのが、誠実な義務ですらある。

ところが、これらはいずれも表象なのであって、未来永劫不滅の「実体」ではない。

一体全体、現実とは何なのか? ・・・詩はどこに潜むのか?

113 :1934「詩」かも:2011/12/27(火) 00:15:01.14 ID:P0EflBat.net

言葉や、それが指し示す意味や、その延長線上の万物、万象が移ろう中で
移ろわぬモノとは何なのか?

さしあたって大気圏外から視認できる人工物(建築物)はピラミッドと万里の長城だ。
これは有史以来、確固たる建築物として、意味を、歴史を今日まで伝えている。
ある人々にとっては、「詩」をも内包している具体物だと言ってもいいだろう。

・・・地球史という観点からすると、この星の、陸をも飲み込み、数億
数十億と言う歳月をかけて、その表皮を一変させる、そうしたダイナミックな活動の
前には、抵抗のすべもなく、いずれかの未来には、やがて消えゆく運命だろうけれど。。

114 :1934「詩」かも:2011/12/27(火) 00:32:45.95 ID:P0EflBat.net
私は十数年前、神奈川県「用田」の地を車で走っていた。
(表現上、フォークナーのフラッシュバック手法で書く)

その運転の刹那、頭に浮かんだイメージが、歳月を経て、現代を生きている
「私」に、突如としてまた再生したのである。

この時、初めて通った所であるのにも関わらず、この地の名は、私には懐かしい響きを
持っていた。。。

その名の喚起するイメージは、この「現実」という世界は、はたしてどこまで広く、
かつ深いのか?
そしてそれは本当に「現実」なのか?

まず、私と共通の認識に立ってもらうために、次のサイトをよく熟読し、
85%程度の理解をしてほしい。
http://www.naoj.org/Pressrelease/j_index_2005.html

115 :1934「詩」かも:2011/12/27(火) 00:43:33.51 ID:P0EflBat.net
諸氏は、今、世界の深淵の秘密が解き明かされようとしているのに
正しく立会っている。

2chスレ上、歴史的な瞬間が間もなく誕生しようとしているが、読者は
ごく少数の俊英に限られているのが、私には嬉しい。

同ジャンルの2chスレで盛んな、設計図面がどうの、資格がどうの、試験がどうの
とかいう「疑似現実」にすぎないものからしばし離れ、詩でいうなら「高踏派」の
スレ壇(「文壇」に対抗して創った造語)みたいな場所を目指したい。私はコペルニクスや
ダ・ビンチ。アインシュタインや千利休クラスの先駆者に学びたいのだ。

諸氏にとっての学ぶべき建築家や詩人も、ほか、あまた居ることと思う。

・・・という訳で、また謎を残しつつ(眠いので)私は去る。
では、おやすみなさい。

116 :109:2011/12/27(火) 00:54:45.63 ID:???.net
ありがとうございました
また熟読してみます

おやすみなさい

117 :名無し組:2012/01/02(月) 23:18:24.04 ID:???.net
ずんと

118 :名無し組:2012/01/04(水) 21:54:02.79 ID:???.net
・・・ずんと、が分からない
ずんとって何ですか?

これが解決しないと私は夜も眠れません
先に進めないし、これ以上書き込みできないのです
おながいします

119 :名無し組:2012/01/04(水) 22:05:44.27 ID:???.net
ああ、ずんとはいいね。
最近のはあまり好きじゃないけど80年代は良かった。

120 :名無し組:2012/01/05(木) 09:12:41.08 ID:???.net


ずんとくる歌

121 :名無し組:2012/01/05(木) 11:57:50.36 ID:???.net
ラーメン屋のずん胴と建築が何か関係あるのですか?

122 :「1」:2012/01/05(木) 13:28:02.56 ID:???.net
建築で ずんと といえば
ピーター ズントーですね。

とても雰囲気のある建築をつくるイメージがあります。


123 :名無し組:2012/01/05(木) 13:52:24.92 ID:???.net
神奈川の用田といえば、県道が交錯し、新幹線が通過(もちろん駅はない)する他はどうということのないところで、何の変哲もない場所の代名詞のようなところですが、1934氏は老衰で亡くなったのであろうか。それとも餅をのどに詰まらせて?

124 :名無し組:2012/01/06(金) 00:08:20.65 ID:???.net
このスレを眺めていて思い出した本があって探してたんですが、ありました。
「誌としての建築」瀬尾文彰著 1986年発行
この頃は、建築の生む意味といったことについての議論があったんですが、ポストモダンという言葉が消費され、バブルに飲み込まれて忘れられた感があります。
詩的な建築、というのは建築の評価のありかたとして今もありだと思いますね。

125 :109:2012/01/12(木) 16:54:18.27 ID:???.net
1934「詩」かも様
お話お願いツカまっつる

126 :1934「詩」かも:2012/01/12(木) 22:03:33.84 ID:???.net
・・・呼ぶ声がした。それは、>>109>>123>>125である。

呼ぶ声は万里の彼方からでも、数百億年の過去の大宇宙の縁に反射して
伝わる人には間違いなく届くのである。

これを宇宙の共鳴板という。

ちなみに>>118は私である。あれから、ずんとについて、ずんと悩み続けたが
私なりに理解し解決を見たので、書きこみを再開することにした。
・・ただ、どう理解し解決したのかは、人生の秘儀に属することなので教えられない。

さて、謎は年を越して持ち越された。
>>114のサイトは熟読され、俊秀の集うこのスレでは、すでに90%の共通の
認識まで高められているはずだ。

もはや仮説段階から実証される時代に入っている。「暗黒物質(dark matter)
または反物質。

用田の地で、私の脳裏をよぎったのは、これに関する次の映像だった。

諸氏は、今、世界の深淵の秘密が解き明かされようとしているのに
正しく立会っている。
2chスレ上、歴史的な瞬間が間もなく誕生しようとしているのである。

「用田」。懐かしい響きをもったその名。
用田の地で、私の脳裏をよぎったのは、これに関する次の映像だった。

127 :1934「詩」かも:2012/01/12(木) 22:22:53.91 ID:???.net
映画の創り方は、建築と非常に似通った要素が多々ある。
いずれも多くの人智と専門集団・職人の手を結集した総合芸術である。

「理力の暗黒面」という和訳が、どの場面で登場したか、すぐに思い出せる
人は、かなりの映画通である。

「用田」の地だから、黒沢映画か、はたまた深作欣二か、と連想するかもしれないが
そうではない。
あなた方はまだ、理力の暗黒面を知らない。深いところより、なおも深い「深淵」を
まだ知らないのだ。・・・つまり一言で言うと、

The Power of the Dark Side
http://www.youtube.com/watch?v=onhFH7jpq2c&feature=related

128 :名無し組:2012/01/12(木) 22:36:59.55 ID:gIXjErVq.net
いくつかの映画が詩であるなら、いくつかの建築もまた詩である。
アニメや漫画と映画の共通点も多い。だからいくつかのアニメや漫画もまた
詩であると言える。

バカボンの父ちゃんが大工であるのは、この高尚なスレに集う知的な人たちに
とっては常識である。
しかし、彼がどんな詩的な家を「天才バカボン」という漫画の世界で建築した
のかを知る人は少ない。

バカボンの父ちゃんの傑作はいくつかあるが、中でも、「玄関」は秀作だった。
扉を開けて入ってみると、いきなり外に出ていた。壁と扉だけの住めない家。

・・・あれはシュールだった。。。

129 :1934「詩」かも:2012/01/12(木) 22:47:24.08 ID:???.net
また、玄関を入ると、いきなりトイレというのもあった。便器から梯子で
地下に降りて行くと立派な応接間とか、普通の台所とかがあるんだ。
・・・アレもすごかった。来客の度肝を抜き、予想を裏切る仕掛け。
これでいいのだ。

あと、材料の切り出しで、樹のこずえの方に乗って、枝を切るんだが、当然
切り終わる頃には、下に落っこちる。落ちた後、腕組みして、
「なぜ落ちたのだろう?」と考える。

あの人がニュートン以前に生まれていたら、あのような人こそ万有引力の
法則を発見したんだろうと思う。

だから、赤塚不二夫は詩人なのら。

130 :1934「詩」かも:2012/01/12(木) 23:08:27.23 ID:???.net
昨年からの繰り返しになるが、私はこうした人々を師として仰ぎ、学びたいのだ。
ここまでを通読し、私が何を言いたいか分かった人は極めて優秀だ。

用田の謎は、そろそろ賢明な諸氏には解けてきた頃あいだろう。
彼の教えの数々を集大成した次のシーンを残して、今宵は去る。

http://www.youtube.com/watch?v=fE8PieLJttY


131 :1934「詩」かも:2012/01/12(木) 23:13:49.05 ID:???.net

(・・・きっと非難ごうごうだろうなぁ。

 「何だよ。暮れから正月はさんで引っ張って引っ張ったあげくが
  コレかよ。スターウォ―ズのヨ―ダかよ、orz 」

お嘆きの諸氏の落胆の声が聞こえてきて私も辛いのだ。

こんなオチでスマンかった。それではおやすみなさい。)


132 :109:2012/01/13(金) 00:36:30.22 ID:???.net
1934「詩」かも様
お呼びする声が伝わって嬉しいです
暫く読み返させていただきます

またお会いできる日を楽しみにしております


133 :109:2012/01/13(金) 16:34:51.65 ID:???.net
1934「詩」かも様

宇宙の闇と、心の深淵は、繋がっているのでしょうか
the other sideとは、心の中に存在するのでしょうか

134 ::2012/02/04(土) 02:32:32.42 ID:???.net
1です。
なんとなく止まっているのがさみしく思うので書きます。
また、理解のための勝手な見方などですが、
バカボンの例に出された話について。トイレなどのある決められた様式が突如として現れたとき、僕たちは戸惑います。
しかし、トイレがトイレらしく振舞っている時には、なにも違和感を感じません。長く生活してトイレの出現する場面を無意識で知っていますから。普通りんごが落ちることに違和感を感じ無いように。

135 ::2012/02/04(土) 02:58:58.70 ID:???.net
なんで、トイレがこんなところに?
と感じた時、僕たちは始めてトイレの居場所を知ることになるでしょう。
形式的に異質にモノが生活に入り込んだ時、私たちは自分の生活を知ることができるのでしょう。
トイレを知るためには、経験として無意識のレベルでトイレを知ってないと行けないでしょうね。
暗黒物質をのみこんで、始めて違う世界を見ることができるのでしょう。

動画の英語がわかんなかったんでまたこんど、スターウォーズ借りようかな

136 ::2012/02/04(土) 03:12:05.44 ID:???.net
なんか、変な文章になってしまった。

最近、井上雄彦のプロフェッショナルの流儀みてたんですが、筆で漫画かいてるそうです。コントロールしきれない筆先に、ある意味で画をゆだねているようでした。それこそが、情報の簡略化をゆるさないために暗黒物質を飲み込んでいるのだ、と感じました。

1923氏かもさんの言ってる暗黒物質とは違うのかもしれませんが。

137 ::2012/02/04(土) 03:15:06.38 ID:???.net
失礼しました、1934詩かもさんでした、

また、引き続き建築家やメディア、ものの解釈を建築に繋げられる事柄の紹介などもあったらお願いします。

138 :名無し組:2012/02/14(火) 02:48:14.91 ID:???.net
>>135
まあ中二病的発想だろうね
三年生ともなれば経済ってもんが大まかにでも分かって来て個々人が自分自身の為に精一杯頑張る事が
最も社会(彼らは地球・世界・市民といった表現が好きなようだが)の為になるって事に気付くもんだけど

139 :名無し組:2012/02/22(水) 04:47:23.37 ID:d300Pfhj.net


140 :名無し組:2012/02/22(水) 15:06:49.29 ID:aieISnRm.net


141 :名無し組:2012/02/26(日) 21:00:24.93 ID:D8fEhxhb.net
人生そのものが嘘で出来上がっている「死的な建築家」なら知っている

まさに全てが死そのもの

なんせ人間の皮を被った人間もどき

いずれ天誅が下る

おまえの事だw

142 :名無し組:2012/02/26(日) 21:36:07.19 ID:22YThuyv.net

MIKAMIのインターネット   でググれ


このブログ痛すぎwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
クソワラタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

143 :名無し組:2012/03/03(土) 13:49:19.38 ID:???.net
立原道造
詩人にして建築家。かな?
丹下さんの先輩。

144 :名無し組:2012/03/04(日) 00:02:14.52 ID:MSATKe1y.net
あの死的建築家は芸術家気取りのアホのヒゲ面w

まるで便所コオロギww

文科省も随分とアレだなwww

145 ::2012/03/04(日) 20:13:03.29 ID:sGU1XgUB.net
立原道造は以前にも挙がりましたね。
建築作品をあまり残していないのが残念です。
もっと設計をやっていたらどんな建築をつくったんですかね。
詩集読んだら建築につながるかなぁ

146 :名無し組:2012/03/04(日) 23:50:19.66 ID:???.net
死的建築家wヒゲ面便所コオロギは芸術家気取りww

こいつの実態は人間もどきだからキショいネタ一杯かかえてるぞw

総レス数 218
86 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200