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豊洲盛土問題を設計者の立場で議論する-3

195 :名無し組:2016/10/24(月) 11:16:09.76 ID:???.net
>>193
擁壁の基礎のサイズについて常識をふりかざすのならば、土木設計の基本として擁壁の排水について慎重に設計することはご存知ですか?
今回の擁壁は地下の壁を兼ねた異例ですので、通常の擁壁のように裏に栗石を入れて排水口をあけることよりも、下部の排水施設への導水を考えていると思います。
水の逃げ場も考えずに擁壁を設計するような土木技術者はいませんし、遮水が前提ならば、そのように計算します。
今回のように基礎部分に導水路が指定されていれば、その部分を開ければ良いだけのことです。

基本的には個々の土木・建築の技術者が手抜きをしたり、非常識だったということは考えないほうが良いです。

建設工事期間中の地下水管理について大失敗があったということは、ハードウェアの設計施工ではなく、建設プロジェクト管理の失敗です。

はじめに結論ありきで空想するのは良くありません。

地下ピットの水は残念ながら砕石層や砕石トレンチを伝わって入ってきた雨水ではありません。
モニタリング井戸から上がってきた最悪の地下水です。
結果として、水質が許容範囲に収まれば僥倖でしょう。

建物の地下は雨水による圧がかからないので、地下ピットの水深は20〜30cmで収まっていますが、長期的にはもっと上がってくるはずです。
もっとも、設備的には建屋地下の排水が最優先される形ですので、排水との兼ね合いとなります。

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