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引きこもりになるために生まれてきた生まれてきた生まれてきた

1 :七日後の:2014/11/06(木) 11:31:05.27 ID:9jvAVnSx0.net
そうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだそうだ

2 :七日後の:2014/11/06(木) 11:31:55.82 ID:9jvAVnSx0.net
(o゚▽゚)o゚▽゚)o゚▽゚)o ニパッ ニパッ ニパッ (o゚▽゚)o゚▽゚)o゚▽゚)o ニパッ ニパッ ニパッ
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3 :七日後の:2014/11/06(木) 11:49:48.20 ID:9jvAVnSx0.net
みやけはむさうえおかしまきうえす 
なむしへりらわをさたへにからすこ
いしきひやすことわさにしきみとこ 
きしてうつへえややぬけてるもなほ
てちみかわひれにしかさけいよども
らふゐたれすなりようへしななきふ
やしふせはないそふせけいのはさこ
あふいむおらかはすこやままめほこ
みけらいとさへかいさなよとちゆお
ほわいぬけいこあへをにりににくも

4 :七日後の:2014/11/06(木) 12:05:07.49 ID:9jvAVnSx0.net
ぱにめきにといえとのふこよかさむしちのはしてまみらそとれはまはみちれとく
かろめていちやすえをのばなざやむこしていますひゆわうふやまそわよあすはみ
かさじえうむのでよぬしこひあらうみはふわうあよゆやたまちさみにとしとせそ
くちなしとまいみのちらにともちとなちましにすみそひちくさひらになせいらよ
ちみとにまのいみりちにとしりちみちなみちのいてもとらわあうみらちみこひそ
ちないみしのちりしとにもちくとしにちかいこのとりちのしらみすらしくみもさ
ちまままのとしなみいちせしもとちないにみにのもしおゆよみそつちたもにのらとか
とみすなみちすみたらまてみそりちてまちくしみいのしなちこすなとにちにしなみ
すんにたてすんしにすさねそもちりとすてきくまにらもえおういそみよおしらそみ
らのもくなにみちかきとこいそまとにぬろめけれむもちくはもりしはそちれけちえる
すなはまみにてちしらたのちもつりはるけえうとちしになちみしちめしせちねめし
ゆうわふよましゆやほもちのしらたましうおくはしよゆすまらとちくしまはこちら
わなまみはこさんくいうあやちみつのまにちましせらちすにとしよこいしゆゆえ
ちゆしうしくすにまはみらちしすわしちとのますたしみらゆしまみねろしとちな
くとにくそみていらちしせたてすにしまちときしんうわふやよそみろめちにしら
しとんいのこふゆうくあふこしよあわちぬしのちとましせらはらはちはすそもつ
ゆうえみそわにあまうわゆしみりちちてらつまいなもろちめとるぬうあふえおめや
はなくしみそはせていなとよいまのちまみにわやこまもらなんかちつとぼこており
やあわふふほまちのらせそはらわたままなくいえいいざなをゐめきしぱぱにすわこ

5 :七日後の:2014/11/06(木) 12:10:27.08 ID:9jvAVnSx0.net
式siufbasdjfh手は無く巣にとつしそまくはいとちになはんくまそと
くみqwfはもまちちとしちとはくしよせやぬんたくした
死は見uiqhfoiheeoai;mfpqwoer0iu20fdujasfhujn血鼻の聞く固定かくとしのらそは
まいわらてなきかますしとにきくとしのまは
外地真楠は拉致に間曾は巣も店に都市はまき話定世の飯原直知に
と訓は子たははなくちにらなとしくはちまはなくそになちとしはくま
血と任は民も梁瀬たち馬とは質ねそはもりらにとくはひせてらになは
きわゆてすかなませいにらまとしらかきまはちldwepflwffgkwofj
dfwhfpoiwjfwpefgujsogjsdofik@oekqwprk土地に鼻着てこらなく非ワシ
ら手巻き皮は奇異のすまきわよてなすきかほよはほかよらこほはす
イテニまきセナ氏とは綺羅の゛背は着ては間に手は待てわなは死ぬ歯は生に立て
話阿仁か穂から手垂穂遺棄書きすいにいきてらにいきはせは
旗巣世良何で関野に定゛背歯にか低を浮かすよ保田諏訪巣他に諏
訪に湯綿世湯諏訪世他会えにしらてじせはしいらはすわきに゜はきてとい
手とは待てたら白奈手短dfierhwuryちはましはらちまはりのしはまとにはなしにはい
にきのりきいすのきらかくりしはせ゜とははifgopwfgpopgephgj
手に馬は血ラニと奈はにらとしなはひとにしよなきいにすまきなかみとしひきなな
すえんくわよ絵かユア絵オナ尾の枠に宇名温の絵ひかりんのかす

6 :七日後の:2014/11/06(木) 12:12:00.17 ID:9jvAVnSx0.net
古実九個飲ませの理も古熊も世羅乗れ根や湯尾に穂輪の穂割ね゛競り゛せりも与良奈ヨン
から肉は気まかはろけれ゜゛゜る゛せらにななんかかかん
歯特らに那須規制な好きにマラに君にかは書きラニマラ背に湯女や絵↑宇野リマラニま
せらりねせらのらなきすせかにまひによなきおらなにのらに
原苫原にマシ関原に巣彼のクラか苦の背は気楽に薄膜よえおゆあわうふほえゆうふよゆえ
わふあよえのもきすかくまききりのしきらすなきせらすいきの
湯疎さも札も姫札ねひる゜ひつ去る゜ビルひれる゜ひれる施肥ひれ釣
れリセひれへ昼ピッ経施肥利子せはせりとははばせしはりせはりとははのせますにいき
ljhwroiuhtテモシノクシナキハリイkjouwf1待て行く味噌常けしせかのたてら
すまひくんくらいてかなしせらはまいねさりねせまおえおええ
外町久原に血と熊は背に玉非意非実蔵無くは血セナは間に地位幕はせしとに
はとまきらすのきらまとはまはとらはましきとき
聴くか気もミス蟹ラマ君に馬゛巻背の増すかほよあゆえよえや吹野も苦無くけせら
くぱきんほにのせのりやーゆへよゆうまくわますかわんきにえう
未知な苦は品地利通とマシクラちゆにとなしてによすなてにはまにいてすからと
島地区なしは苦てとゆないはんすてすいまのかみこにしわらはよきないにえかまやわせ
古皆には苦とマシはクラと血にしはらにていかもそひみらさしやわゆあほわふあよえほわあう
矢尾氏とは湯や見なく非日釜未のもらなみんかかこそましりにはねせしはきにせらこぜらこ
マシは苦と世湯や死はと揶揄湯世の氏は言うあねのしねもらにまそつなくはなんひんきひん

7 :(-_-)さん:2014/11/06(木) 12:13:51.72 ID:9jvAVnSx0.net
てらや

8 :七日後の:2014/11/06(木) 12:22:27.32 ID:9jvAVnSx0.net
てらやとくきしになちくはなとくしはまとしくはなとくは
しくちなんくしはなちしこちしきちにんはしゆしはにちなは
としくちらとしみしひんないみすりとしにはみりとはらとには
はとはらとにはひよさゆやひみらにこるけれさにらきらしねれし
ちしなちくなえうゆよゆうみまになそしきまらきにらきわのとらは
しとまはよきのはきらしにきすゆめこるそけれししすなてらすのうか
はまにらとゆしはましはくよとしゆよはとしよはわしとらにはとしはら
としはとになしはひまやふゆわくはみそとちらはちらにはせらはせはせす
ゆみこんきりりろめれもおきしまこすのとくしみそなすいになてのそもさし
まさにもうおくあこみしみさまはなしりぢもらちそねつさらとにいらしのとち
ちとのちまとにちとちらとにちしんてすなきはいまかきいにすなかいわきらきき
しらちにしなにしちなしにしなになとしらにしならちにしならちにしなまちちしに
やえふわえもすふのしとこみしけれきちはになわよゆはしはなみわうゆあわふわぬよ
しとちとのしまちとしくよちとしんこきないよにきかゆよゆよゆほよゆほゆほくまくま
なんになまらままくのまむい
くまくまのせらままのまのと
ちとくしまくしになししくし
そみねつもみそねつもちとち
しまのちとましくちしましく
こみまにみにみにまみりのり
まくくのまくのまくのまくの
のとちくしのまちしくのちまとしくちまとしくちまとしくのちまとしくちまとしくしち
ゆゆやゆみまははしはそくきましまはとまはとまはりのとしはまとりのはまとりはは
なちんしなちんしもみなめけれるよゆほゆほえしくになとしひこのさひのまひひひ
になすてになすてないすなていすてみそまつりしのちれりとしりしとしりしのし
やまみときちんまいもしりとのちのしなてみちのしせちもしととにいもしらし
ちやあまとらこけめめあめちるしけろとにらしちしとちしもちはにらてはは
のちましちなしちしゆひんかかんのんのなにものらにせにきはかすしまり
まくにやおはかちりせとにらしひこさゆやよふあゆわもひとむけれめ

9 :七日後の:2014/11/06(木) 12:26:35.52 ID:9jvAVnSx0.net
たやけましむとこ
あざなぎわ
けそ

10 :七日後の:2014/11/06(木) 12:31:32.02 ID:9jvAVnSx0.net
(o゚▽゚)o゚▽゚)o゚▽゚)o

11 :七日後の:2014/11/06(木) 12:33:20.90 ID:9jvAVnSx0.net
(o゚▽゚)o゚▽゚)o

12 :七日後の:2014/11/06(木) 12:35:03.44 ID:9jvAVnSx0.net
(o゚▽

13 :七日後の:2014/11/06(木) 13:07:49.81 ID:9jvAVnSx0.net
 

14 :七日後の:2014/11/06(木) 13:51:12.26 ID:9jvAVnSx0.net
う嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼青大尾大尾大尾大尾おおおおおおおおおおおおおおおおおおお

15 :七日後の:2014/11/06(木) 13:54:47.91 ID:9jvAVnSx0.net
             /⌒ヽ, ,/⌒丶、       ,エ
       `,ヾ   /    ,;;iiiiiiiiiii;、   \   _ノソ´
        iキ /    ,;;´  ;lllllllllllllii、    \ iF
        iキ'     ,;´  ,;;llllllllllllllllllllii、    ナf
         !キ、._  ,=ゞiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!! __fサヘ.
       /  `ヾ=;三ミミミミヾ仄彡彡ミミヾ=`´  'i、
       i'   ,._Ξミミミミミヾ巛彡////iii_    |
       |  ;if≡|ヾヾヾミミミミヾヾ、//巛iiリ≡キi  |
        |  if!  |l lヾヾシヾミミミ川|ii//三iリ `キi  |
      |  ,if ,f=|l l lヾリリリリリ川川|爪ミミiリ=t、キi  |
        |  ;iナ,サ |l l l リリ川川川川|爪ミミiiリ キi キi  |
        |   iナ ;サ |l l リリリリ川川川川l爪ミミilリ キi キi  |
       |  iサ ;サ, |リ リリ川川川川川l爪ミミiリ ,キi キi  |
       |  iサ ;サ, | リ彡彡川川川川|爪ミミiリ ,キi :キ、  |
        ,i厂 iサ, |彡彡彡彡ノ|川川|爪ミミリ ,キi `ヘ、
      ,√  ;サ, |彡彡彡彡ノ川川|ゞミミミリ ,キi   `ヾ
     ´    ;サ,  |彡彡彡彡川川リゞミミリ  ,キi
         ;サ,  |彡彡彡彡リリリミミミシ   ,キi
         ,;#,    |彡彡ノリリリリミミミシ    ,キi
        ;メ'´    !彡ノリリリリリゞミミシ     `ヘ、
       ;メ      ヾリリリリノ巛ゞシ       `ヘ、
      ;メ        ``十≡=十´         `ヘ、
                 ノ    ゞ

16 :七日後の:2014/11/06(木) 13:58:55.14 ID:9jvAVnSx0.net
千万人氏朽名特はしなにてちはきしとくそまちとくはらてなく;bsjd
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浜テクは錦歯に奈敵君はライスに奈皮あよなたらに巣他セスナいなす背ま
はらまはせてらいはせらにわかすはすわかよえおなにすくいすはくまてくすまいす
待て行くすら手何いらすに意図は島定に好く破棄には都市何期らにか
のかませ巣よかゆ和手今はにまらはませしはませとなはにとしまはせには
歯定歯すら手巣寺インクか照らない寸らテイクはと無し湯世や早きおか
ていますらせいすていすせていすてすせてせすらにていせすてにすせ
血とマシ拉致にと奈は話ゆなたてわなしちとなしちとらにしせちらにとしらち
とまく白名珍らしく拉致に巻くし腹にましにちとましせちましせちとましち
粗品屋と油脂や諏訪腐会うやわふゆしわくしはみとにしはなわよはわとよし
氏千代油脂を手良い湯諏訪定巣ゆわていゆすよてゆすほていゆすほて
と湯屋はすわてやはわとしよはやとわしやはわはやわとゆやすはてゆいすなん
血特箸湯チタンテスタすらにたなんてすよたやてよいゆすやわたてすゆわよた
血都市は真和血油脂は話ゆやわたていやすらてたいしやなわちやししわしわよし
卒暗くとシスユタや宇和腐鮎絵や不和やすほわふよあえほふあわにうふわう
他よす由帆を亜遊歩世ぬ不亜遊歩不あゆうほふあゆうほぬのじたで゜たせすた
白谷氏伊保経て良い綿定古ひなすてせいなはにいすなせいてなすせたにずた
手に大麻ら背立てに好いたら難易らたてにいたらてにしなてしならにちてし
血しわ湯手穢巣由奈手和す揶揄わたやすわたよてゆいたよゆてほいぬゆふほし

17 :LILIN ◆dK21xoxb3M :2014/11/06(木) 14:40:58.71 ID:pU1OjqoG0.net
まれに見る良スレ。

18 :七日後の:2014/11/06(木) 15:03:07.74 ID:9jvAVnSx0.net
口都市口とマシ倉智になしは拉致に都市は巻く`▽´)ちら
としはまくちらとにしまちらせにとましちらはくらちとくは
しはらにまはらとしはとしまはらとまにしはらとにしまは
らとまはらとまし(☆▽☆)はらとまはらとにしまはらと
歯輪湯巣綿不あ用絵古余裕古(*´ー`) 付与火に飛鋪過ナカヨア
スタよな巣他火穂世によすにユア酔え砂明日無い肺亜世巣よ
 二奈よ巣ホタテ良い巣湯見た干す保田穂手世他須保多穂保田
輪ホスホタ(o^−^o)ヌフアユウヌ佑和布あうへほわぬふあへ用穂和風宵へ
しあうわ亜養和腐会うわぬ会うやゆわ世腐会う歩(o^∇^o) ぬ世会
う四歩沼田はとシラは増せと足す勢田テラス背血マリ散れら
(○゚ε^○) 血と血セラは血四手捨てたに巣保田に保知戸に
巣ラニは巣ちらは巣たちテニス簿虎穂手水にホタテいすに多穂
 煮那須氏血に無しわな質にと梨和千奈諏訪湯いかわ.゚+.(´∀`*).+゚.ぃぃ
す繩手巣テニスな沸いて砂ワイス縄棚手諏訪み
西ナチにと湯縄他ユア養父和え湯付保絵湯掘る(*´∀`*)ゞすろる
ろ留守路血留守は炉散る歯路血取る歯炉散る地路ロメ
地と無し和知手佑綿余話卯ユタを合う世湯綿封ユタ融和世会
うゆわうゆわめるね(*・∀-)☆けはりら氏は地螺良荷菜と地ら
仁摩歯とはクラ那須多由や輪は湯や話諏訪手砂は地
に巣は世に巣背とシラに゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚ ニス背知来に巣瀬地虎せ
(★ ̄∀ ̄★) 蜂馬特は巣地無くは拉致無く原地区は虎にしなく原と無し苦はシラ地箸ならと地奈奈良に奈すら

19 :七日後の:2014/11/06(木) 15:03:37.98 ID:9jvAVnSx0.net
千島拉致には老舗歯と背はラニと背歯にセラは二とセラは偽とは偽とは偽年は偽と瀬虎には瀬戸には瀬戸{*≧∀≦}
馬都市朽ちて諭一に質ラニとマシ拉致に死なら地に都市°+(*´∀`)b°+° 待ちし拉致に都市拉致に死なら地品
sdfjsodifjsokcjslffss(osfs゚▽゚shfius)o゚▽゚)o゚▽゚sdfjsidfosudfsudf)oaシナは輪と由は輪よと氏は輪よと死
0(^▽^*土地に敷く地奈と駆使拉致とに砂手ゆえ湯手巣何と白羽にとセ氏は偽とセラはと背は偽と三*^▽^)0
シマハトマシハラトニハラトニハトラニシハナラトニシハナラトニハナトラy(^ヮ^)y シニハナフう鮎縫う
チトマクハラチナトシラチニトシラニタナイナチワテヨ地質にラチニテスウヌヨユ(●^U^●)ヤタヨユフウタ巣ならワタナスイタヨスナワタテスイヨユタ巣タワテナスラタテスクンハコタワハライクハラタナクンラタ
無い良い無い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良い良いo(^∀^*)o
djsfsjdfoisjdoifjsldkjfostasualskdie ddid sitjsodjaosidodjvnjsdhfvosudyf9ay chikoadaodoa(○●^▽^●○)./
(o*∩3<*)☆ 亜融和湯会う夜話亜余裕綿世亜融和火未久地楽と馬は拉致年原地都市は地セラは死地背とは背ちらと歯に日背は
呪殺米^−^米呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺呪殺 追え大大尾大大尾大尾大大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾おおおおおお
嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼ああああ嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼炊くすいたテク死ちらと口都市クラ☆^(o≧∀≦)oニパッ

20 :七日後の:2014/11/06(木) 15:09:30.70 ID:9jvAVnSx0.net
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21 :七日後の:2014/11/06(木) 15:13:53.69 ID:9jvAVnSx0.net
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22 :七日後の:2014/11/06(木) 15:42:55.22 ID:9jvAVnSx0.net
                  山山山山山山
                  山山山山山山
                  山山山山山山        
                  山山山山山山
                  山山山山山山
                      | |
                      | |
                      | |   
                      | |
                    おかわり
                  わりおかわりお
                 かわりおかわりおかお
                おかわりおかわりおかわり
                おかわりおかわりおかわり 
                おかわりおかわりおかわり
                おかわり<●> <●>わ
                おかわりおかわりおかわり
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                おかわりおかわりおかわり
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
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おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお

23 :七日後の:2014/11/06(木) 15:47:05.27 ID:9jvAVnSx0.net
                    山山山山山山
                    山山山山山山
                    山山山山山山        
                    山山山山山山
                    山山山山山山
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                 かわりおかわりおかお
                おかわりおかわりおかわり
                おかわりおかわりおかわり 
                おかわりおかわりおかわり
                おかわり<●> <●>わ
                おかわりおかわりおかわり
                おかわりおかわりおかわり
                おかわりおかわりおかわり
                おかわりおかわりおかわり
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお

24 :七日後の:2014/11/06(木) 15:52:26.23 ID:9jvAVnSx0.net
なげきさやいざなきさまへ

25 :七日後の:2014/11/06(木) 15:53:12.78 ID:9jvAVnSx0.net
なげきさやいざなきさまへ

26 :七日後の:2014/11/06(木) 15:55:27.45 ID:9jvAVnSx0.net
なげきさやいざなきさまへ

27 :(-_-)さん:2014/11/06(木) 15:56:17.23 ID:9jvAVnSx0.net
なげきさやいざなきさまへ

28 :七日後の:2014/11/06(木) 15:57:24.09 ID:9jvAVnSx0.net
なげきさやいざなきさまへ

29 :七日後の:2014/11/06(木) 15:58:12.89 ID:9jvAVnSx0.net
おかわりお
                  わりおかわりおか
                 かわりおかわりおかお
                おかわりおかわりおかわり
                おかわりおかわりおかわり 
                おかわりおかわりおかわり
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                おかわりおかわりおかわり
                おかわりおかわりおかわり
                おかわりおかわりおかわり
                おかわりおかわりおかわり

30 :七日後の:2014/11/06(木) 16:07:35.47 ID:9jvAVnSx0.net
テクはちらと肉巣火地奈はちらと西間地
に無し地に氏はしみは地手巣にひいよなすは
地町とに鼻千代と奈は千代場ちら歯に歯
に歯にワハラ゛セシラバチラスヒヨス佑ぬふ
テニス脱腐猶予世他火田干すには巣玉手周世
宇日奈腐保養由帆亜様子穂あよ和に泡すに
ら他に巣手に手に岩手にいに土地セラは意
に巣立てにいすホタテにいすたわい巣へ輪よ用
新保世湯新保意に新井岩和にいて穂世湯封他縦制
せ手にいす定二へ立てワイ経ち都市は町
死穂と★世ユタ保柚須たす保田すたすた和手巣|
い二歩隊穂いい伊与へ話宵へ意へ手下手へ対意
二歩い穂意穂対湯ホユイフアヌフう縫う素レイの巣ロケ
地と巻くし地にと無し背血と無し余地由帆余話よ
地と吉名千代油脂予知都市予知し湯地和志四歩
千輪義保地未保知義保地和志よ地星
なちとしわちとゆしわちよちわよちしにまちし
冬やあや会わぬ負や宇和縫うや菱地質しちめ
ちろしけとしけちれしちせらしとしらちなし
地都市町に無い余地子地質らにシラ地とに質ら
にしちらにしちらとにしらとにしちらにし
死にちらと西地にシヨ湯四歩由帆由帆由帆湯
せらわゆよよおえさうむちしちくしちくし
地死都市の千代喜由は保知戸穂輪やわ
しみちもそりにそになそにななしちらの
にはとしほよゆよわよきたんてか
にくき地理ラテン奈下らとシラ地の戸名やうちし

31 :七日後の:2014/11/06(木) 16:12:45.30 ID:9jvAVnSx0.net
(っ´ω(っ´ω`c) (っ´ω`c) (っ´ω`c) (っ´ω`c)
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32 :七日後の:2014/11/06(木) 16:15:20.43 ID:9jvAVnSx0.net
(っ(っ´ω`c) ´ω`c) (っ(っ´(っ´ω`c) (っ´ω`c) (っ´ω`c) (っ´ω`c)
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(っ´ω`c) (っ´ω`c) (っ´ω`c) (っ´ω`c)

33 :七日後の:2014/11/06(木) 16:30:49.36 ID:9jvAVnSx0.net
佐藤おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

34 :七日後の:2014/11/06(木) 17:07:58.66 ID:9jvAVnSx0.net
くしにちなになそにしな
しらにしちししくまそよ
ゆやゆいのらちもしいす
けれるしれすはとはとは
らにしちますみしまのま
とりのしせちらしらはら
ゆやおてくのせせはせし
しわすわゆすわゆすわは
のはまにたしなわよいわ
しらしせちいよほいわし
むけちしるけいあすうは
ももしよほほてのましり
しせにすよなはわちとわ
ちしよてにほよたしにて
しにまてわないわたなわ
ようようしにちらいひし
しちにまわたなわよはわ
はまわすはたわすたわし
ちとましちににひよゆて
ちしくよちんよしんよち
ちとくになちしくいすし
としまちらしわちとしな
しちにしわゆやうしちち
ちねしちるそみにていら
たにくしはくはちたてた
ちはすちていすひてえふ
にまにまませらになまま
そちらくらちしちゆしし

35 :七日後の:2014/11/06(木) 17:20:58.50 ID:9jvAVnSx0.net
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36 :七日後の:2014/11/06(木) 17:21:36.65 ID:9jvAVnSx0.net
になた阿仁奈住む田和阿仁江和コアv03iq5ibb和歌によて上見恵世v03n9
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中手間寄付会う素にて背レイラマ奈競らない背余暇砂手背かなせて世かな手背無い関間
がせかすかになせ員かせいて世かな余波の手入れか世羅゛手に伊勢巣か無い背かなあ用
中素に定ラスに゛他亜用穂付与や絵和風ゆえやわ付与なうかけの翔り歓呼せよ未お湯声訳
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買う倭雄へ増え穂付保酔え゜付保酔え未五歩読みぴえ子声読み費用穂見合う酔えコア世会

37 :七日後の:2014/11/06(木) 17:22:12.55 ID:9jvAVnSx0.net
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手那須手に背寺かな手よす弓日背手巣に日寺日コテ底手巣疎な寺ナス背疎な巣姓なせテレ勝て無
勝て無かけて消すか六手彼家家庭゛すすに手になす勝て那須稲よ砂低に巣間テニスなたせ売れ理腐
あの゛世良や有輪増やす痴話湯はやとよしくはりてくいせすかくせかたすたせ奈すら湯たんす|寸
いら太夫や話冬他や有輪多由いすに|済ますませてイラクテラナイスカンテユインスタスクラタス
ンクタユヤンニクシハラニハンテイクスナテタンスラテユインスキシハニナクラハンヨタスンテワ
イスナホテヨナスヨハナワテヨイナハステヨナ他マスクたら手寸クラたんすいたらてくんすいらた
無し暗く久那すらすくらしく棚すら素何ランは素クラタスクら棚手寸九手寸クラ|いすたらにて水ら
他定すら立て二ナイラたす棚寸ら奈寸らすら他寸ら他すら田寸ラタンすら短すらたんすら短すら立

38 :七日後の:2014/11/06(木) 17:27:34.18 ID:9jvAVnSx0.net
コチラトナンワチユスワニナチワヨナワチヨナチヨナシチヨトホヨナスヨスハナヨハ
ハニワユタヤアウワヨアヨチトハナチマスレマズタワニスタワハタワユスホタヨスホタ
ハニワスナタワスナマライセスヨカホカスンニワエオシハノキレリレネルハトムカカテ
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タテウニヘコワフヨウヘワアヨウワノクノハスランメケリレケレレミヨヤヤヨエオオエヤヨ
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39 :(-_-)さん:2014/11/06(木) 20:36:20.78 ID:DBfOs8nl0.net
いじめられっ子はいじめられるので仕事が続きません。職を転々とします。
DQNも職場で浮いてて周りと揉めて仕事が長く続かないんだけど、いじめる対象ができると裏で笑い物にしたり陰口言ったりすることで、周りとコミュ取るきっかけや共通の話題にして周りを取り込み職場に居場所ができる。
いじめられっ子が辞めることになってもDQNは居場所ができてるので辞めず、次のいじめられっ子が来れば今度は教える立場でいじめをして陰で職場の笑い物にする。
DQNが学校で周りと浮かずにいじめをきっかけに友達作りして貰ったり職場で居場所を作って貰う為に働きに出るのです。


432 名前:1 ◆sLWKcC2qVI [sage] 投稿日:2014/08/31(日) 04:58:35.85 ID:fC9/ZvUL0 [1/10]
いじめがほとんどない環境なんてあるんですね。
まあ、「ほとんど」ないですから、あるんでしょうけど。
ショックですか?けっこうありふれた話のような気がするんですけど。
集団の中で弱そうな人や問題のある人を皆で攻撃すると集団の結束力が増して良いらしいですよ。
動物の世界でもあることですね。

40 :(-_-)さん:2014/11/06(木) 22:26:10.19 ID:fT+enqSo0.net
性格分析エゴグラムをやり、いかにもヒキコモリになりそうな結果が出るバカ発見
http://inumenken.blog.jp/archives/16228170.html

41 :七日後の:2014/11/06(木) 23:40:13.64 ID:9jvAVnSx0.net
:i/∠、         
            /へ\ `ー八‐
‐'_/' へヽ
            〃   >,才¨^¨弋ヽニニヾk
          {/,<- '/ /      \\  「|l|
シクチトナハラチシハナニラニハラチハニチラトハニチラ |{   トi′      > 〉 {.{l}
           |l  /7        //   !|
           {{  〈ハ}      z'_/    k!
 }゙i チハナイスラニイマラニチトシチセハマ        「i
     ノ |    栃死口無く質火   l   ハスクシチクラチクンチラハチラハ  | ヽ
ト、             |           |.ム   / !
 ヽ ヾ,、_rL |            |          _r}∠>=‐' /
  \ : ∵爻、       ヽ |!         j゙ソ゛.: . /
     ヽ ∵ ヾk        
l||!        _}i}∴ ∵ /
    \ ∵{=、,       cr炎r

42 :七日後の:2014/11/06(木) 23:50:51.89 ID:9jvAVnSx0.net
| |  l゙ |.,,、  `゙゙、. ト,゙i, ヽ ヽ`   ___
|_i|リ_|  リ j/!.         | `゙,/  .,,,-'"'-、
  jlリイ彡! :,ィ彡'"´ :.  :. .:'   `゙' ヾミミミミ',
  l{i{l{lノリ ,'fi´    _,&#9619;&#9619;&#9619; i  :. ';=―一   ',ミミミミ!
  {lilili/{  ' ,.-‐'"´,:,!  ' 、ー-‐ '     Nlハ⊥
  |lilifリハ  .: '、 _,.ノ,'   ,. }、     tf{´i, l|
トチシチナシチニナトクシラナトクソミマソマアルアナルアナルアルアルユヤエフヨエワヨエワフマレキマレキアルアナルアアナル
ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ l三三三> レン'} ┌┐ r‐‐i、 .,i´   .r‐----
  .ヽr|":レ" .| &#9619;&#9619;&#9600;&#9619;&#9619;&#9619;&#9600;&#9619;&#9613; &#9701;&#9614;&#9602;
   &#9602;&#9698;〓&#9613; &#9614;&#9701;&#9699; &#9616;&#9619;&#9619;&#9619;&#9614;&#9616;&#9619;&#9619;&#9614;.厂″ &#9619;&#9619;&#9619;   ,,-', |,,,―'',,,,―l゙ ,
   丿.,!r‐‐" └┘ ―‐" .'"`'i、 / / / &#9619;&#9619;&#9619;  /   / l /i iヾ.  ゙i;  | ゙i, 
   |:.::.::.::.:|   |    /〃|  / / / /! /.! i リヽ. ゙i. | ゙、 ゙i; ヾi,
   |:.::.::.::.:|   |  、/ハリ/! i l  j ,i ;j | .リ| ;| ヽ ゙!i´リヽ ゙、 
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:ヽ_」 Lノ^)_.  &#9619;&#9619;&#9619;ノ/    (_/ ⌒ヽ }   .rニ {   ノ∠ - 、 //
  .ノ {rュニニニニ ニ) ー―z    、――' /7          /./ 〃  ノ } . ,,,,,,/
      |  iヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ/三三/''ー- 、゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙'ahdj“,/゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙^
     ヽ. ヽ、ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ.∠三=‐''´〓  )、 ヽヽヽ_〉 /./
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44 :七日後の:2014/11/07(金) 01:10:52.08 ID:x81pqNje0.net
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45 :七日後の:2014/11/07(金) 01:14:27.62 ID:x81pqNje0.net
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46 :七日後の:2014/11/07(金) 01:15:21.61 ID:x81pqNje0.net
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47 :七日後の:2014/11/07(金) 01:16:28.46 ID:x81pqNje0.net
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48 :七日後の:2014/11/07(金) 01:17:10.02 ID:x81pqNje0.net
                    おかわり
                  わりおかわりお
                 かわりおかわりおかお
                おかわりおかわりおかわり
                おかわりおかわりおかわり 
                おかわりおかわりおかわり
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                おかわりおかわりおかわり
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                おかわりおかわりおかわり
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
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49 :七日後の:2014/11/07(金) 01:35:05.74 ID:x81pqNje0.net
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50 :七日後の:2014/11/07(金) 01:36:33.17 ID:x81pqNje0.net
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51 :七日後の:2014/11/07(金) 01:41:30.38 ID:x81pqNje0.net
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  || |  == /   .| | === /   | ||
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  || | // == :[| |]. //==  | ||
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  || |          .| |.          | ||
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  地と無くラクハシチクトハシニクチハニクチチニチトマシチノトシチマシマチチトクシ
  || |  iii//フiiii| |  || //ii  | ||
  || | // == :[| |]. //==  | ||
  || |./        | | /ヽフヽフ..| ||
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  |\二二二二二| |二二二二二/|
  | 二二二二二二二二二二二二_.|
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  |/二二二二二| |二二二二二\|
  || |          .| |.          | ||
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  || |  == /   .| | === /   | ||
  || |  iii//フiiii| |  || //ii  | ||
  || | // == :[| |]. //==  | ||
  || |./        | | /ヽフヽフ..| ||
  || |   / ==           8FJQIWJEWQ9-QR8-E9R8-WRA
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55 :七日後の:2014/11/07(金) 01:48:01.37 ID:x81pqNje0.net
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  || |  iii//フiiii| |  || //ii  | ||
  || | // == :[| |]. //==  | ||
  || |./        | | /ヽフヽフ..| ||
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56 :七日後の:2014/11/07(金) 02:04:31.89 ID:x81pqNje0.net
(っ´ω`c) サムサム

57 :七日後の:2014/11/07(金) 02:06:20.13 ID:x81pqNje0.net
早く死ねよ

58 :七日後の:2014/11/07(金) 02:07:53.97 ID:x81pqNje0.net
               ____/ム____
              // ̄ ̄ ̄}/i{ ̄ ̄ ̄ ヾi
              | |      .}/i{       | |
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            |ミ| |                 |
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           ||lト,__ || ハ                 i
          |/  ̄ヾミハ           ‖
                人             人
                ヽ\.       .//
                {  >==<  }
                {            }
                 ∨           /
                    \      /
                        ̄ ̄ ̄

59 :七日後の:2014/11/07(金) 02:09:31.60 ID:x81pqNje0.net
               ____/ム____
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              .__ |                |
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            |ミ| |                  |
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                人  ヽ、    / ,人
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                        ̄ ̄ ̄

60 :七日後の:2014/11/07(金) 02:12:25.03 ID:x81pqNje0.net
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61 :七日後の:2014/11/07(金) 02:38:49.36 ID:x81pqNje0.net
やだぱやだぱやだぱやだ
あしゅああしゅしゅしゅしゅあ
ぱあぱぱぱぱっぱぱぱぱぱぱっぱぱぱぱ
ゆゆやうやゆあやうやうゆ
うあしゅすあゆささつあしゅあえゆあやあY
あさいおえててててってちぇっいぇちぇていぇ
亜JさいSっくぉうぃおぃおしあしあおいさS
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SDじゃいどくうぇDWくでゅSづあSづあうだ
DHづDHづでゅDYDHづDYでゅDYDHづあYだDあD
だおいうDYはいうYっぢあうYづあHづいあHづあD
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地氏口無く質奈久那地区と無く地無く無く地無くな国奈はよて員代潤寄席たれて素に股毛
手特シラ君|湯何火ン手手無くは定奈湯は苦テクはテク

62 :七日後の:2014/11/07(金) 02:42:03.23 ID:x81pqNje0.net
もんちももとちらとなちもとちとらち
まやみゃまやあああああみゃまyまやまy
あささしたういsyつえねうぃういづ
s地tんなしょいjsじゃあおいどあい
っどあおいっぢどいどいどぢおぢおd
ちぇねちぇんりあづいあしおいおいおいおい
いいいいい愛意志試合いあいあいあいいあいあいあううあううあ
ああうう会うあううあううあssssっさあああああああ
あつあつあつあつあぁいぁつあぁちうあああ
ひゃはやひゃはyはやああひゃああああああああああああ
あひなひあんあひんあああああああだいづあうdsづうsぢゅあ
モアの亜sなお嗚呼ああいいいいいのあsdjそいづあおsづあおsd」

63 :七日後の:2014/11/07(金) 06:47:31.90 ID:x81pqNje0.net
くちにんしきにちんしくちしにちになし
とちくこしにちしになちくしなちくとになしく
ちくしにちしなくちとなしくちなくしなちくしなちく
まとくちなてすくまたてらしちましちらしにちとらにし
やとれちとむけちとはせしはまにはちにとなちとちとましま
ちらてにうぬふわゆあやうわゆちとまくしまになんこま
よやよゆわうえよほわるけそせとにらわあえまはと
のちぬわふなはまあうゆわれとりはれととれせと
ちいなゆわはのまらちぜかけすれむちすゆああ
ちまらしわたよかあけうれとはとほよほえわあふわえ
しるけきれけれきしはせてかせらすてすてあわよほわ
てらてわすほわかららかかてせかよによえほわえほわすいせ
いてせすほわえほわえてれいりれけてれかていわよよええよえ
ちにらしにちらすにましにめろけれらせやゆおお
おやおゆやまのらよやゆよややよゆわよわよわほゆよゆよゆ
おえうやゆやになまのこひりららきせよかにすすよゆよゆえ
はまてらいなすらてにいますのもはねのきのまとはにま
になすよすよゆよすゆわまきのしはきにませいよにかほわすか
てなわよよにはらはのらすわにかんほわおなんよにくまにく
うよなうよえきくませおえわよわりはりらすよいすよかわいの
はゆよゆわよすゆわあうゆよほよゆほやえうえこれはけれ
わふえゆわふはりれりかいせがいわふよよいうあわようわ
ていにかくあうゆやきいまいかわよかあようよきまにかかい
うえわあふうすなわようれりけふせヴかいほわかわかへいわかよ
すよよすてよえなくんややううふあううえりによわほわよゆわよなゆ
にんんよやおやれれりけれりになゆなわゆやなゆんななに
なくらんらによゆかかはなかかんかににらせりのせぜらによ
いたにいらたらゆいよゆふやわぬふやうひわぬよやうよひうよはぬは
ていなすあようおえゆあこらああうおにせらひもにそにうよやよみよえこ
すんいなすらすんてうゆえんひわゆうやひわよあうふわなす

64 :七日後の:2014/11/07(金) 06:52:17.21 ID:x81pqNje0.net
チククタチテシナテイスカンクヒクナラマハラニマハラニヒヒコ
ンユユニリノケノマノゼケセノノケリレセラセララニラニラナ
マオヤワシスカマレシホヨオホアウンルレケンレオケエオレムウエケオ
レリシセタウアノゼイスレリトケスリセカラウオホラオワニアニカ
テイスクテナインヨユアフエオユワマノニクナキニハソサツナクラニ
リレセノハラセトスナンヨオエキヒマンクラママレレマノノマニニ
マニハニハシイナスワナスワテイワテカワヨイワテヨイナスワナ
スニテワスワアヨユキハクイニスニスワカンカイスヨナホワスイヨンワ
テテユンスワユヤエワユウエマレラ゛ワニホワヨナワユンヨンヨンユキ
ノユウヤエワウヤンクイユワユセユナクラニセラニセナセニナキナセ
トハマワテスワフアウヤワフスクフワアニマスセニノハレセラハセトラ
ハスユアユフアヤワウスアクラシラハマラシニスレノリケンリセリキシ
トハニライワユスワアユウワトノマハトリニイセテスラデイラカノスラ
テイスセヨフアウホテイヨカテケタフセウテスセラデスエフホアヨエ
スニアヨウヨフウヤキリケセカセンイワヘイワカヘエワウニラスセスマ
イスヨアホヨフホヨフホエナカアセイスセテライスラズテニカテナイステワ
チキクキチンキシチキニシキニナチニナシクチナシクチニナシナシチナシ
ユアウフアユエワフユスワユフアワンスフユアオウテヨンスユテユンワヒミ
ミモミネツヒサツネモヒネツコツサコネツサツモサミリトハクチナソツサソマ
ミマラモノラユンコマミニラナミナテソシヒイハヒハヒスヒイヒキユエフヨユエヤ
ユアユクラナンクヨテンイスクウカンアワウユエアワスマフワユナフワアナスワフヨア
スイナスフユアワユフアウワフユナウワフユワフユスナイラテハキカトキハニト
ハトマウオヨウヨフマイフアニマワアユエスリネヒモヒコツチハマセハセテイスセハタナ
タスユスユアラトイニマハラニトシハシナニシラニトハラハナハラト
アオエフヨアオエヨフアスクイテマラリスハノイセカラカテラスホフホフウワフホ
アワフヤユトスカルエレカセトラハワユヤチンニンイスアフヤエフナフヨアヤイテナスヨフンヨ
フアエンアフユフアヨエンフアヨクスナイヨシママシクリハクトハニクテスンテカンヨカ

65 :七日後の:2014/11/07(金) 07:44:53.92 ID:x81pqNje0.net
なげきさやいざなきさまへ

66 :(-_-)さん:2014/11/07(金) 07:56:57.29 ID:0okEZnYO0.net
性格分析エゴグラムをやり、いかにもヒキコモリになりそうな結果が出るバカ発見。
足立区に住んでいる。
http://inumenken.blog.jp/archives/16228170.html

67 :七日後の:2014/11/07(金) 10:10:54.90 ID:x81pqNje0.net
                  f ,i !- ':´  ̄ ̄ヽ. ヾト ィ',ィ, ,.ィ__
               __∠    ― 二 =、 ヾY,}:i:iK '`  `てイーzィ
            `斗レ'   ¬ .<ヾト、 Y}:}:j厶- - 、      `t__
           __ノ’ ,.  --、ヽ.\ヽ:Y!iv::::::::::::;;''::::::::::::::::::::〉;;;;;;/::::::::::::::::::::::::ヾ:!
           ,i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/:::!:/:::::::::::rーi:::::::仁!:::::i
             l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::''7::::;;;;;:ヾ:::::l
          l::::::;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::;;::::::::::::::::::::::l:::::::;;;;;:::::::::::l::::illlllllli::l::/
           l::::;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::::;;::::::::::::::;;;;;;;;;l:::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ:llllllll!ノ''
            l:::;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::;;:::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::l
            l:::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::;;:::::::;;;;;;;;;;厂 --一- ``、      `^戈__,>`ヘ
          __Z   , ィ'´fiミ__Yiいヽ!:リ√ィ彡r '´ ̄´¬丶ヽ、   X. i{     ',
       ___)    ≦ 'ラ_{(・)}j川 kソ个rイ〃 '// _ヽ ヽ.     ヘヾ       }
       _,)'/,  z 彡rシ ソソ:`,ソ:' メ⌒i. j ‐、ヾi i,.ィ_'ニ二ヽ,  ヽ    }:i    /
      勹/〃,  -ー彳´ ;/¨:::`::く._    ヾ Yij{(・)&gt;= ≧ヾ:ヽ:ヽ ヾ,  `ミゞ--:r'
       之. イ/ / , ゙ ,' {::f⌒}::,':::::::::ヽ  ,;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r'' l;;;;;:;;;;;;;;;;;;;;;;;i
          .l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ ヽ:;;;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i''   l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
          l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;!   ヽ;;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l    l;;;;;;;;;;;;;;;;;/
             l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l    l;;l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l    l;;;;;;;;;;;;;;;/

68 :七日後の:2014/11/07(金) 10:13:28.67 ID:x81pqNje0.net
  \  \ f三ミ三三三三三/三三三三三`ヽ.、 \  \
\  \  ` ヾ三三三三三三ヾ三三三三,ィ全、ニ\ \  \
\\  \  \.゛l三三三f≧三ノ三三三/三三、ニニニヽ. \
  \\  \    、ニfn,三~三/三三”.三,’三三三、ヾ :,ハ ヘ,
   ブイ〃//i ,:/:, ハ1i: ,>'‐L/7'ァ-ァァ'个 、 ヽ ヾ     c ヾ` 、`: ミト、} ハ メゝ
  厶'〃// ,' ,.イ ,' / 'i:iハ.y' {_  ̄////////////l /._  イミ ヽム\}トぅ、  ≧ュ、_ jう 、     ハ リ |!
////////////il/ }ト、`マニ ̄ ヾ三ム⌒ヽ _}ミヽ ≧ュ\    レイ7 j!|
////////////|l   マ 「ミヽ マ j 三リ::「三三ヽ{\::ヽ三>≧=ュ[⌒リ イ|
////////////j    } Y三ム Y /Y{::::!z    〉ヘ \:::マ   |! ̄!ニム |!
////////////  .r マ !三三}イ彡zリ:::レ´ ̄ 7z、_ム トヽ:マミTリ ム  ハ h
///////////「\_ノム マ三三j 人_イ::::リー= } 「三≧} !:::T⌒ー | リ 人ム
////////// .マム \jム マイ/彡j ソ:::人   ノ人\イj /:::::j    j/ ブZ j:j:ヽヽ__,ィこつ ヾヽ、   ヽ. \  ヾト、ヘN
   ,ノiii/〃/ ,'/ ,' ,: ,' i:{,ハ!  7ー'´/り } :ト、  ̄´  ヽ   \ヽ`: \ヽ`\ヘヘ!
  ,jハ/:〃/〃/〃,' ,' ,'iハ/`ト、/__,_,_仄! .Nト、\ ヾミJヽト、ヾ` ` ヾ``ヾ``ヾ``ヾし!
  , イ:〃/〃/〃/〃;ハli `'く,_l,」jノ┘iト :i: j: ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾ`ヾミ三;く
  ,ノィ〃/〃/〃/〃〃,':ヾ= ーz i 、トヾi: .:|:. ! i  i:.i:. i:.ヾ\ヾ\ヾ\ヾ\ヾ\ヾミ::(_

69 :七日後の:2014/11/07(金) 10:17:20.83 ID:x81pqNje0.net
              jj,.-;;‐'''''-__,.−‐ 、r'⌒>r‐_ 、,
            __/ ii‐ 、`´ ‐ 、`゙ r‐'⌒_ >&lt;´`ヽ `r-、
          /   ヽ_ y−ァ‐''⌒ ー ''` )ヽヽ {  ヽ ヽ
           ,∠⌒ ー‐ 、゙ ヽ,−- 、`ヽーく  ( ヽ.`  jへヽ
        / {  `−、_ノ, -―-、  ヽ __ヽ ヽ ヽ  } r'`ヽ } }
        ,ヘ −r 、  {  ,ゝ- 、  ゝー 、__丶、 \_  `{ } } Y
       / r'  {  ー' _(__   ` - 、__  ヽ ‐ 、 ヽ j| ハ !
       1  j  , ゝ __ /   ヽ    ヽ_  ノ  ,-rノ´ノ } l. lヽ
      /Y´ {   ゝ-― 、 r ⌒     `y−'' /  }ィ´ }/:ノ::}
      /、{ {  ヽ{_ /  r ーヘr  〈, −- へ __ノ  , r'´ }、/::/7
       { ヽ ヽ   ,−く_ ,.-'―  }  ゙ヽ  }\_ r ノ、 //_;::::::/
      '、 、_て ` r 、   ー  ,. - '   ノ ̄ __ノ`ヾ__ }く-:::::イ
       ヽ_l ー ヘ 丶、_,  (  ,  / r イ  / / //7>イ´
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70 :七日後の:2014/11/07(金) 10:21:28.35 ID:x81pqNje0.net
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71 :池沼覇天神皇マンデビラ:2014/11/07(金) 11:03:48.52 ID:IK8g7gz30.net
 

72 :七日後の:2014/11/07(金) 11:08:33.82 ID:x81pqNje0.net
ASODAHSFDAUSHFOASHFAOUHFOAUSHFOA
SJAJHOIAHSDOAHFOAHFOAHFOASHFOAH
AJOAHOAHAO
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73 :七日後の:2014/11/07(金) 11:12:39.05 ID:x81pqNje0.net
地とマシ小倉地は拉致と癖地らに苦は背に地瀬地に馬は背地に馬千知には町背
まくせちにはまち血と歯に経ち背手吸えたわ湯わ
 股素湯縄たすな和すな|和すな穂たすなよ穂よな手他干すよな穂対鼻綿世にいは
素生に桝瀬寺か穂世若穂手かな手穂なかほて
手間ステ中素四手補遺かな穂奈手によな穂良いかな穂て手か穂手に穂手か寺らて
 馬定かな穂手良いか布袋にか似て穂以下に経てワイにか経て和歌へ話

手か穂を手かに穂手に仲穂四手中穂よなほかよなてほよかな穂四手奈他
四歩手かに奈他手と島とは未との西区使徒に取れ死擬せ歩きりて
切り背で゛理゜゛派゜死゜寺下へ封和歌へ穂よな非不和湯かな゛にら゛
腐世奈゛よな負よな゛を与那会う輪かな゜よ古゜よ輪湯に゜穂会うに゜
 下ウニか泡蟹へ泡ウニへ輪へ話ウニへう粟生へ会うの子のオア紆余於
保非間アホ魚世亜゛卯担うアホ世阿呆よなあほう゜
亜うあうに穂亜ナウ穂穴非穂穴終え穂世穴穂会うよな於保亜用なお穂会
うなお穂穴頬あ

伊勢らに済ませい砂世他穂世朴腐あ酔え由布尼似腐真帆よな付保にほえわにふへたてますわゆV9
IJFRQUR-09U 世奈穂すり゛ラスか二与宛干すに穂タヨに素穂綿いす煮へワイに話縦へい諏訪
の素タテホ素に穂素穂よ穂よす穂世たす穂依田由帆よゆたほよすほよすゆほたよす
未歯に馬都市に半やフンお湯世すわぬスレ手間か世で゜か話世に二歩亜余暇穂

呈すなよなほよあなすよふあ地馬はちら゛;SGOIS@PGSK[@GPS[GPS[ S[飲みは瀬に羅゛せぱ゛背゛はせ
はぢせらめるれるむけめる゜れ゜゛れ゜理理手背すり゜ [@;SD@F;[QL [@WPDL[PL[QPK@

地質世良氏町に背に地他トマハリチマシハタニテイマJFOIDFHOSUDHFOI タセニテイマセ
タニテマイセタニハクタチハチラナハスクタナテクFWキテノイミハラナクタテタナクハスタナテスクキヨヤンスイヨタヤテイスヨヤタヨスンタヨワテンスク
タテスマワタンクスヨユヤンアヨヤユウエンヨアヤスンヨテイユスンテイニクマキカセニテイマセテニマイカキセテマキチシハチトハチむ
地歯のちらは素穂世棚干す依田奈穂よな他穂世朴立てよなす穂世タスク湯綿テスク他に
素股テニス多和湯寸多和湯寸多和湯寸和多由奈地理のはまれ理

74 :七日後の:2014/11/07(金) 11:21:45.27 ID:x81pqNje0.net
: : : : :┌┐: : : :||il───┐li /┬──┐
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, '´,-i i-`'、:::::└┘: │     ヾ/"人//ーヽ│
l ) ゝ  ノ彡ミミヾlrツ   ノ彡ミミヾlrツ 
│  \    /      入 ヶ {l7 彡 入 
 ゝ ● l  //´ヽ. fjjノ  悠ミ}  |, ̄ _,,}  |  | |
. |    " l|j       川_   `゙ー、| | j
      |    ‖      }ミ ̄_`゙''7ー-,,L_j.|      ̄ ‐--i/
ヽ` ー-―――――――"  .|    ̄ ―- 、|      |.      |    /从ヾ
   >ー-、ー-ニニ 」__________/ /|  /    _  ̄_,,シ:'「ヽヽ. ヽヽ
 //il7ッ,==‐−- 、.、フ,二ニヽー-    ≦l  ̄  ./   //⌒  ̄||    |.|_ へ.__)
..i l`、|レ┌‐−ゞ、 ___/二ヲ〈,> / イ{   ノ ||(   ,U
.i l`、( )|__    __ i l`、`!//! i___//ヾ、|レ,ヽヽ´ニニニニニニ0ニニコ/
.li-‐ヲト'、ー「|  ̄ | レi├--( )-‐l | L__( )-‐l |  :/  | |   :/ } j{
│  、           ´ 彡´  r  ム jl   彡´  r  ム jl   /   .|
/  /  ノ / // \、__           |               /    |
  /⌒"  │: : : :└┘: : : :||: : : : : : //: : : : : /´三三三
../ ハV | | .//ヽ::::: : : : │    │: : : ,、: : //: : : : : /三三三三
{ ヘ V | |//  >',::::::::: :│    │: : : : : : : : : //ノ/∧://__/三三三三 /
i.l  \V..|/ //廴、:: :│    │: : : : : : : //_ ././//__/´ ̄/ ̄ヽr――-、 
|.|---{  ヾ/_{i|ミ: ー┴──┴──<_/ , -''´  ̄ `' 、     /  //,r ´  ̄ =

75 :七日後の:2014/11/07(金) 11:30:57.97 ID:x81pqNje0.net
'.l   i    /,-ー- l~~ l  l
./       ,/    `'i'.l  l i,, -l- ./, .l .l./ l./.l .i l: l
'     _, -'       .l l .l .l~l 'i l ヽ / l' ''  ' .i' l .l::: .l
、,, 、-ー''~         l 'i l, l,l `'  '   ==''//,/i:::: l
           ,-''`'i,l--,'、l n,_==-''  _'_,   /ノ(`-l'ヽ;,,l__     昨日、撃ち込んだルナティックブラスト
          i'''`   __ノ.i' l/.ノ=,、.,  '、,      只   只 只;;;;ヾ;;;;;;;ゞ;;;;ヾ;;;ゞ;;;;ヾ;;;;;)
      | ._,i'!(冫.;i .|       l│    .(;;;______,,,)         只 只   只 只ゞ;;;;ヾ;;;;;;;;;ゞ;;;;ヾ;;;;;)
         .. |. |            .(´・ω・`)            (;;;;;ゞ;;;;ヾ\\/ /;;;/ /;;;;;;;;;ゞ;;;;)     ,:-'"⌒"'
           .! .i   ._,,,‐''^^'''''>    )vw(              (;;;;ゞ;;;;;ヾ;;;| l i l i /;;;;;;;ゞ;;;;)    ,:-'"
、....,,,,..,,_      ! .;! .,/'゙`,_   .,ノ    /www ヽ        ,:-'"⌒"'-:,  (  .|i | il i |        (;;;;;;);;;;)
 \  .⌒\  │ .|!.,,iミ/ ._,,,./⌒\  |w:wwv:v|      ,:-'"::: ::: ::: ::"'-:,,  .| l i | i l|      ,:-'(;;;;;);;;;;);;;)"
  i  '^'''‐、..゙'hノ| .|厂 . ̄′ (;;;______,,,) ,|w:wwv:v|    ,:-'" :::: ::::: ::::: ::::  "':| |i l i | |   ,:-'"    ゛r、ノ,,,r"     ヽ,、  _  /`ヽ.     
            }.   {         !         ∧`´ `゙'´`ヽ. ',    
         / ∨`ヽ       ノゝ .._  。  _ノ ヘ.   ◇>、)) L-、_i _, -‐   _i      <  //:\  
      /`'/ヘ> ヽ_ |  _, /  ヽ     \//:\ >  
     //  `/ /(o)\イ/  (o)/ ̄\    ( , 、(Oヽo)>
    /   )ヽ/ / ヽ  i  , /         ヽ   ゝo'ノ-`oノ
   / , ''^トノ   /   \i/           ヽ      tァ} \(`ニ彡 ノ` /ト=く   ::::::i     \ニニニニニニ
     (   V^`こ7  _, \``ヾヽ` ノ|`ヽ ヽ l:::::|       \ニニニニニ
         ∧  { '  ` ノ^ヽ    { ノ     !:::::|   ___ノ^ヽニニニニニニ
      /.::::\ゝヽ. _ノヽ``ヽ, -――- 、 /:::::/ /    

76 :七日後の:2014/11/07(金) 13:31:36.60 ID:x81pqNje0.net
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トハマテヨイナスヨタテヤスナワテイノカセイテノカセスセカキイニスワヨナニテホヨイスナキカセテウスカマ゙ラノニキライスマ゙ラステニ
テマニテクイカニクテワカンワテイカンワテカライスマカナホヨナホヨキテナホイスヨカナニホワニナヨテナホヨイナカホテヨナカテホヨナホテヨカナホテ
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77 :七日後の:2014/11/07(金) 13:48:12.09 ID:x81pqNje0.net
.`ヽ、  ;,:.:.:.:.:.:.:.; l/;,;,;,;,;ヾ:;:;:圭圭圭圭圭圭圭圭圭
  ===============ヘ',======}Y\ ー-一 /Y{ { {ニ>''´, < ー/丁|
     ヽ\  ̄>、_ `丶、`^ーく_j  V二二V  L&gt;-'´_,.-‐' _,.< ̄ / ノ
     /&gt; 二二r‐ 、´"_)(_・个ー}V   /  ,X   `┰'   ! L.|    |  ̄ r‐ 、二二イ]\
    /  j_」 | ┰'   ∧・二)(二・ }!)(二・二)(二・二)( |:::|_)(  ∧    ┰'  l   !」_ \
.   |==1|   」  ┃  |   V´;i:.:.  ヾ,;,;,;,;,;/:.:.:.:.:.:.:.:|'T`;t/
  | |ノ , ; ;` ̄:.:.i:.:.i:.:;i:ii;;!リ;.;.;!
    ! {ソi-rt-t-r-i-t-rrリソ)}:.:.:.|  '、:.``'=tニ!ニtニ!ニソリ='‐'´:.:.:/)(・_)
(_・_)(_・_.|:::|ヽ 〈,ニ,〉 / V´   |  ┃   !   |f^== |   「~! | r┸、   |  _
 ヽ ・二)(二・二)( |:::|_)(  /  _ |  r┸、  | 「 |    |
.   |  |」 |  `┰'  ||\ \ 〇  ィ!◎| |:::| |◎、  } ',',"/    X  ヽ V{ー
.   l==J !  | ┃  /  ヽ  ヽ `ト rー' イ/  /  /  ヽ  ┃ |  l し==!
    \ 「~l   | r┸/ (二) ヽ  ヽ ヽ._,ノ′ /   / (二) \┸、 !  「~|  /
     \'J__! フ´○   _,ノ-‐1_,r──、__ノー-ヘ=========,|::|====================
  (二・二)(二・二)(二・ }!)(二二・二)(二・二)(二・二)
  (二・二)(二二・二)(二・二)(二・二)
  (_・_)(_・_)(_・・_)(_・_)(_・_)(_・_|:::|・  )(」
_・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_!!)(_・_)(_・_)(_・_)(_・|:::|・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)
  _・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)!!(_・_     i ::::j     ∨:::.    .::ヘ.

78 :七日後の:2014/11/07(金) 13:49:46.97 ID:x81pqNje0.net
. r`ヽノ     ̄ ̄二二 ̄ ̄,;:.:.,:-‐;、:.:.ヾ;.:./;.:.;i_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)
;:;:.:.:.:.:.:.:.;,:.:.:/_)(_・_.|:::|`ヾ(_・
   `' ‐'i"T;i:.:.  ヾ,;,;,;,;,;/:.:.:.:.:.:.:.:|'T`;t/
  | |ノ , ; ;` ̄:.:.i:.:.i:.:;i:ii;;!リ;.;.;!
    ! {ソi-rt-t-r-i-t-rrリソ)}:.:.:.|
      '、:.``'=tニ!ニtニ!ニソリ='‐'´:.:.:/)(・_)(_・_)(_・_.|:::|・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)
  _・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)!!(_・_)(_・_)(_・_)(_・_.|:::|`ヾ(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)
   _イ ̄◎丶(_・_)(_・_)!!(_・_)イ◎◎ ト |:::|(_・_)ヾ、 イ◎◎<(_・_)◎
   ◎イ〓
 /\\  【〓】 / ィ、\     | ◎| |::::::| |◎|    /,ィ、 \
 【〓】\\   .//〇 \\     ィ- 、 \_ィ- 、ィ- 、    ィ- 、ィ-、|◎ | ヘ;;ノ.ノ◎/ィ-//   ィ- 、ィ- 、
  弋_丈- 、弋_丈_丈 ィ- 、弋_丈__丈◎ヾ__ノノ.◎/弋_丈ィ-、 ィ-弋_丈_丈_
    弋_丈   弋_丈_丈_丈   ィ- ヾ◎◎ジ    弋_丈弋_丈_丈_丈
    ィ- 、      ィ- 、     弋_丈              ィ- 、
   弋_丈  ィ- 、  弋_丈          ィ- 、         弋_丈
        弋_丈              弋_丈

79 :七日後の:2014/11/07(金) 13:50:33.56 ID:x81pqNje0.net
圭圭 l |:;:l :r::';"`'ー;-t‐-t-;:-t tr‐ ';"   .iヾ;.:.ノ/,;,;,/
  | l:;:l :l:::i    !:::iヾヽ i: / ノヾ:::i _  j::/:.i'/,;/⌒`ヽ◎◎ヽ_
 ◎◎ィ--、 ◎} |::::|⌒}  ̄ヽ',◎ィ⌒◎◎◎イ
       【〓】 ヽ◎◎{}ヾ イ 【〓】|◎ |::::|!◎{   } ',  辷ニニ= ̄ ̄
    \ \   // ||\ \ 〇  ィ!◎| |:::| |◎、  } ',',"/  \\
  〇  \ \// (二||)  \ \/ /ベ‐'´)、 {ヽノ_&lt;´丿/ヽ.
 {ヾヽヽy-‐イ´,  `゙゙ノ`丿i..
  マ{_(ソ、-ーーヶ-ー{ ノ、ヾソi.
    ヾ、ー、-ー'´`イ`ー&lt;ノ、|◎ | |:::| | ◎!ー‐" }.}イ  【〓】\\
      辷ニニ=    {{ 〇 辷ニニ=|◎ | |:::::! | ◎辷ニニ〔_〕     辷ニニ
  【〓】 //\ \  ',',  / /\|◎ | |:::::| |◎|/\\  〇  //
..\  //〇   \\ ィ⌒トイ   |◎ |! |::::| |◎|〇  \ \  //
..辷ニニ=       辷 {(、 彡【〓】 |◎ | |:::::| |◎|      辷ニニ= 【
  l ヾ! .ヾ、''___"/,; ノ,'_|:_!〈;:;;,:.`ー -‐":;,::.:.:;;/
.`ヽ、  ;,:.:.:.:.:.:.:.; l/;,;,;,;,;ヾ:;:;:圭圭圭圭圭圭圭圭圭

80 :七日後の:2014/11/07(金) 14:17:58.03 ID:x81pqNje0.net
雨後大大尾大大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾大尾おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

81 :七日後の:2014/11/08(土) 02:29:48.69 ID:HJW4a2S/0.net
                    山山山山山山
                    山山山山山山
                    山山山山山山        
                    山山山山山山
                    山山山山山山
                        | |
                        | |
                        | |   
                        | |
                     おかわりお
                  わりおかわりおか
                 かわりおかわりおかお
                おかわりおかわりおかわり
                おかわりおかわりおかわり 
                おかわりおかわりおかわり
                おかわり<●> <●>わ
                おかわりおかわりおかわり
                おかわりおかわりおかわり
                おかわりおかわりおかわり
                おかわりおかわりおかわり
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお
おかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりおかわりお

82 :(-_-)さん:2014/11/08(土) 04:09:49.63 ID:0qcM4TD/0.net
おう なんじゃいこのスレは?!
きちがいか!

83 :七日後の:2014/11/08(土) 04:47:14.57 ID:HJW4a2S/0.net
後は口に祖は朽ちなく原測地にとくはちにそまちにとはちにとませにはまち
歯道韮原とは間拉致島は穂余地稲穂よすなたゆほよてうよぬふまうらぬの゛せ
蜂に増す似た和保は巣に地都市いわにはへわにはてへたほらかのねはせとの
地は千代は素穂手に奈は穂世捨てにいわいよにはわよらしとほはすほいすきからよとへわ
箸マラと瀬間かな穂和手に瀬下の古ら下記らテーいほからてーほからてへほいらせかーてほ
手といにか諏訪湯定わな素穂太予定何素穂輪にすほにいすわにてわへいかによへてわかにらて
定に益代に奈手言わすな手ワイよな捨てよなほわていよよすてなほいよかなまていよすに
捨て輪湯あんな不和素縄湯良い四男穢潤手いなわゆなふわたあゆすなふわうゆえなわあふえれけ
歯敵意や捨て世や寸手四版食い果てなく手な諏訪よて巣か穂よてかよあふなにほかえわよはれて
歯にいす綿湯天明日絵に馬は和手多由いす皮捨て今に素よな干す良いない穂よなすなにほよてすほ
てらい干すよて奈他よな定は世ないはまていまかきほていすかてわかにてへわいかに
羅低下に和手に経和歌にて輪手に過へ和に手へ和歌に経て話にかてへわかにらへてわにかへわてすかに

84 :七日後の:2014/11/08(土) 04:47:42.14 ID:HJW4a2S/0.net
手に異化縄フナあわすな保父あ酔え蟹封宛にか穂和に穂に経和手から似てホワイすら貸せて売り゜かて
定まくかわゆい苦か増穂世に勝て和にか平和化穂にら手補遺カラー定他ー手穂て
手下へ和歌に経て輪を着て二へわかてへほらかへわほからーてほからせーほへせらてーほかわせてーか
手か待て穂余暇何穂手余暇に奈手穂余暇にて穂和歌にて穂余暇にて他にて平和から手穂
素から手かほわにきわよにてすほかわらすいてわかよへほすわからへいてほすかわーいてほすわかーい
似て中手余暇奈よ何低下に和手へかにらへわてすらかへわてほすいらかほてらほーて
勝て皮へ似て下へ和手に過へわにへ皮に手へ和歌煮へ若いニワカに経て穢蟹へに定へ輪からテー
家庭に奈と吉原手の以下世話ほら良ー穂手からふたほらへ穂きせいへせきたいてへせきれいれ゛゜かき゜てらせー
歯のたわいに素他へ穢にら他は気へ和に板へ蟹ら平和ラスタへいラスへわらへたいすらぺほす
素股穂手よすなた穂良い砂湯穂酔えないらの巣にへらにへほいらすーたほすーほすわ
にすく苦は豊島原との過とすわかにほゆほあゆえふゆにすとりせきりと゜きと
とかへ余暇へ和歌へ穂良ー穂カーへとわーとほほ以下ステーへかーへ手下へ穂へ気化穂行かせ瀬へ背てていていかへら
定の過へ手和に過へ輪手蟹へ和手与平皮予定へ空手補遺から手保水かせー手穂ーてへー

85 :七日後の:2014/11/08(土) 04:50:27.24 ID:HJW4a2S/0.net
からてのわかにへわかにわかに韓穂予定すかな穂四手素かな二歩手良い素何か穂手諏訪か庭
仁摩かな皮なてわかなてわほよかなわてかな馬と歯に帰途に気馬と関間とセラの馬と背に
てわかへてわかてへかわよへかわよてへわかよてへとは馬都市は泣きと油脂縄は湯都市縄
はちきとなくちよしはなちはよはんくはよちは蜂と奈は朽名湯と半地と湯阪和湯珍なわ
蜂奈とくはちんはやちんとはやはよやはは くちなし予知トン駆使世珍は余地湯トンは家賃とは話世湯珍
ちとにはちゆはんわちゆはんわはゆちゆ鼻地区は潤痴話は湯珍縄湯半痴話湯蜂奈は口ナヨ半苦ち
地は苦心痴話世湯と半痴話湯トン奈は話湯地は何話湯地わはまちよなはわちよゆなはほわはよなほちよはな
チトクキヨハヤチンカヨトヤハンヨスヤフンヨユヤフンオいすぬ腑穴ぬ3e8210reuew09it−w0et8wqe9uifgd0s
fsad0^ifrqa9w8ur98uq- 9rq qwトマキニトマキトニマキニセトマキセニトナキト十時にとほら気のに虎の時の虎
[地手歯にとわは荷へと和志にら気へ輪といに下記へと手穂から手穂からにテーへ意ほらカーいて穂から
地は穂よな二歩湯よと奈は穂余地に湯穂予知庭宵に素へ和手と蟹へ和手に蟹の手和歌に経てワイからに経て
しなく地奈ゆはくちとにはなちにとはまちには蜂に鼻痴話よと鼻や綿地四手那須穂よにほよたちすにほちよわすにほち
地は桑湯地半縄都市湯花街らの背地歯へ痴話にらへ和知に経話歯に世へわらは荷へ地歩原へ話しら

86 :七日後の:2014/11/08(土) 05:32:42.50 ID:HJW4a2S/0.net
てらやとくきしになちくはなとくしはまとしくはなとくは
しくちなんくしはなちしこちしきちにんはしゆしはにちなは
としくちらとしみしひんないみすりとしにはみりとはらとには
はとはらとにはひよさゆやひみらにこるけれさにらきらしねれし
ちしなちくなえうゆよゆうみまになそしきまらきにらきわのとらは
しとまはよきのはきらしにきすゆめこるそけれししすなてらすのうか
はまにらとゆしはましはくよとしゆよはとしよはわしとらにはとしはら
としはとになしはひまやふゆわくはみそとちらはちらにはせらはせはせす
ゆみこんきりりろめれもおきしまこすのとくしみそなすいになてのそもさし
まさにもうおくあこみしみさまはなしりぢもらちそねつさらとにいらしのとち
ちとのちまとにちとちらとにちしんてすなきはいまかきいにすなかいわきらきき
しらちにしなにしちなしにしなになとしらにしならちにしならちにしなまちちしに
やえふわえもすふのしとこみしけれきちはになわよゆはしはなみわうゆあわふわぬよ
しとちとのしまちとしくよちとしんこきないよにきかゆよゆよゆほよゆほゆほくまくま
なんになまらままくのまむい
くまくまのせらままのまのと
ちとくしまくしになししくし
そみねつもみそねつもちとち
しまのちとましくちしましく
こみまにみにみにまみりのり
まくくのまくのまくのまくの
のとちくしのまちしくのちまとしくちまとしくちまとしくのちまとしくちまとしくしち
ゆゆやゆみまははしはそくきましまはとまはとまはりのとしはまとりのはまとりはは
なちんしなちんしもみなめけれるよゆほゆほえしくになとしひこのさひのまひひひ
になすてになすてないすなていすてみそまつりしのちれりとしりしとしりしのし
やまみときちんまいもしりとのちのしなてみちのしせちもしととにいもしらし
ちやあまとらこけめめあめちるしけろとにらしちしとちしもちはにらてはは
のちましちなしちしゆひんかかんのんのなにものらにせにきはかすしまり
まくにやおはかちりせとにらしひこさゆやよふあゆわもひとむけれめ

87 :(-_-)さん:2014/11/08(土) 05:35:28.49 ID:0qcM4TD/0.net
あヴぁヴぁヴぁヴぁヴぁああああ ほーほっほっほほほ!!!!!!!!!!!!!!

88 :七日後の:2014/11/08(土) 05:50:42.26 ID:HJW4a2S/0.net
       r'´. ̄ ̄       ̄ `、::.
      .ヘ,___,____  _____./::.
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89 :七日後の:2014/11/08(土) 05:53:47.78 ID:HJW4a2S/0.net
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  ヽ ,イ―ヽ  :イ /  /|リ
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ニニニニニニニ_. ニ'--‐‐ ''"~     ???
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  jlリイ彡! :,ィ彡' ????:::: ?▲::::??? ?::::??■"´ :. 
  l{i{l{lノリ ,'fi´    _,&amp;#9619;&amp
  {lilili/{  ' ,.-‐'"´,:,!  ' 、ー-‐ '     Nlハ⊥
  |lilifリハ  .: '、 _,.ノ,'   ,. }、     tf{´i, l|
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  ||||ゝ,,丶\::v || |:‖ -__w ヽリ゙リ゙|j:‖/
   ヽヾゝ''ヽヽ::,, --v,‖ :リ,,リ,゙,,,,,::://ノ /リ
     ヾ|ヽ,゙ヽヽ,,   ''|'''_  :::ソ/  /リ

90 :七日後の:2014/11/08(土) 06:03:48.38 ID:HJW4a2S/0.net
           , '/〃__{__{__{___|___|___|___|___}__}__}__}__ハ }
                { { &amp;amp;lt; __ __ __ __ ___ _  Zニ===ニ三三:=x、
                  x≠¨i¨゙ミx =三:心
              〃\_ノミ、:ヾ,  .マ_ハ
             ,,′ ////ハ :: }}   }.刈  ;;;;;;;;;;;;;;;;:::    ,,;'   .`,
;; :::。::: ;;    :::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::    ;; ::::..。 :::;;
      '';,___,,;' ;,     :::;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::   ;,, '';,,___,,;'.
  ';,,_,,_,,,、,‐     ::;;;;;;;;;;;;;;;::     ‐,,_:;,,_,,;''..
       ::;;;;;;;;;;:      .くO'';;;;;;''O&amp;amp;gt;    :;;;;;;;;;;;;:
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   ;;;:;;;:  ;;'   ,, _, 、_: ',,,;、,,   ;;  :;;;;;;;;;:;
        ::;;;:  .;;   /,,、!,,,I、:|;:,ik;;!;:ヽ  .;;、 ;;;;;;:
           :;;   !|,,, ::::::::::|  ;;,_ィ%,:i:i:|鑿: | 
j殱飜',i:i|躪鬣; ヽ :i:i:i:i:i:i:i:i,|
: |〃楡齋i',:i|鸚蠻|  j!:':i:i:i:i:i:i:i:i|
: |  貘囓л鬱j,ノ'リ ':i:i:i:i:i:i:i:|
: 乂 [鼇矗艷a´/  ':i:i:i:i:i:i:i|
:i| ミトミ=斗彡 "   .: ':i:i:i:i:i:i:|
              ;;;::::::::::,,,|!  ;;'';  :;::    !|,,,、::::::::;;;;::::::::,_,,.|!  ;;;:
          :;;;;;   i|,-,}:::::::::;;;;:::::::{,-,,|i  ;;;;;;:  .i|,-,}::::::::;;;;:::::::{,-,,|i ;;;;::
    .:;;   !^}::::::::;;;;;::::::::{^,!  :;;.
            :;   {゙'I´゙!j゙゙'l゙'''i,`;}   ;:
               `、::::::::;;;;;;:::::::, ´
                  ;;;;;;;;;;;;

91 :七日後の:2014/11/08(土) 06:09:59.91 ID:HJW4a2S/0.net
  f ,i !- ':´  ̄ ̄ヽ. ヾト ィ',ィ, ,.ィ__
__∠    ― 二 =、 ヾY,}:i:iK '`  `てイーzィ
`斗レ'   ¬ .<ヾト、 Y}:}:j厶- - 、      `t__
__ノ’ ,.  --、ヽ / 'i:iハ.y' {_  ̄////////////l /._  、 
il/ }ト、`マニ ̄ ヾ三ム⌒ヽ _}ミヽ ≧ュ\    レイ7 j!|
//|l   マ 「ミヽ マ j 三リ::「三三ヽ{\::ヽ三>≧=ュ[⌒リ イ|
j    } Y三ム Y /Y{::::!z    〉ヘ \:::マ   |! ̄!ニム |!
  .r マ !三三}イ彡zリ:::レ´ ̄ 7z、_ム トヽ:マミTリ ム  ハ h
「\_ノム マ三三j 人_イ::::リー= } 「三≧} !:::T⌒ー | リ 人ム
.マム \jム マイ/彡j ソ:::人   ノ人\.\ヽ:Y!iv::::::::::::;;'':::::::::::::::
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l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l::::::::::::::::::::::''7::::;;;;;:ヾ:::::l
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l:::;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::::;;:::::::::::;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::l       うつしかむひならかすこ
j  , ゝ __ /   ヽ    ヽ_  ノ  ,-rノ´ノ } l. lヽ
/Y´ {   ゝ-― 、 r ⌒     `y−'' /  }ィ´ }/:ノ::}
/、{ {  ヽ{_ /  r ーヘr  〈, −- へ __ノ  , r'´ }、/::/7
{ ヽ   ,−く_ ,.-'―  }  ゙ヽ  }\_ r ノ、 //_;::::::/
  '、 、_て ` r 、   ー  ,. - '   ノ ̄ __ノ`ヾ__ }く-:::::イ
   ヽ_l ー ヘ 丶、_,  (  ,  / r イ  / / //7>イ´

92 :七日後の:2014/11/08(土) 06:15:26.16 ID:HJW4a2S/0.net
         ε ⌒ヘ⌒ヽフ ブー
       (   (  ・ω・)
      ε ⌒ヘ⌒ヽフ⌒ヽフ   ブーブー
     (   (  ・ω・) ω・)
    ε ⌒ヘ⌒ヽフ⌒ヘ⌒ヽフ⌒ヽフ ブーブー
   (   (  ・ω・) (  ・ω・)ω・)
  ε ⌒ヘ⌒ヽフ⌒ヘ⌒ヽフヘ⌒ヽフ⌒ヽフ
  (   (  ・ω・) (  ・ω・)  ・ω・)・ ω・)
  (         (⌒,、----⌒)        )
       (;;, -r'⌒`i-,;)  0”*・o:c)
  (。・:c%.,)    `-{;-0=}-' クチャ (%o`:)
  (; 8c@・,) クチャッ {=0-;}  |l  (;8 @,・)
   \ :::o ::.  u   '{;-0=}  U  ::::::*::/
    ヽ  ヽ::::: _- u {=0-;}::::::: -_  ノ
      \_::_:::::_:{;-0=}_/::::/|
     \ :::::::::::: ::{;-0=} :.: __/
              {=0-;}
             (( {;-0=}
              {=0-;} )))
               {;-0=}
                ノ   ゞ

93 :七日後の:2014/11/08(土) 06:16:23.14 ID:HJW4a2S/0.net
なげきさやいざなきさまへ

94 :七日後の:2014/11/08(土) 06:18:59.69 ID:HJW4a2S/0.net
からすこぞいじなきは
いざなきすやはこまれき

らまくきさとふへばむち
いしてまこうそうやたざいこひと

95 :七日後の:2014/11/08(土) 06:24:25.02 ID:HJW4a2S/0.net
かそぐかうつたくし
まそぎいじぬはぐし

にやみそこはしてつべいぺむを
なまむそじはまこうれきなやひと

きこぱなややつれほうれひらしじやこめ
えざしちみきちたそぐかるしとなひめぼまそくり

96 :(-_-)さん:2014/11/08(土) 07:49:56.96 ID:Ca40GU8j0.net
平和な時代における劣った個体の宿命

97 :七日後の:2014/11/08(土) 16:38:40.70 ID:HJW4a2S/0.net
           ゚」二7〉ー‐:lヾ彡' ヽ≡彡} |ノ!-─〈/二ヽ゚ 。
 |三三三三/|_l ()ニ{◎,=====――ェ゚~≡≡ヘ       ri
   }三三三;ィイr-――――l|' --'_==|l三三三]}コl|====iニコニニ=
   {:;r─┐;:;:;/_,;--─イ´ ̄lニア|_| ̄ヨ|l´i´i`iト~
   |;L◎/:;:;イ":;:;:;:;:;:;:;:;:;:;    |:;:;:;:;:;:;/{: ◎ r::、 ◎        
 _'----/ミミミ`ー--彡ソ´    ̄ `ヽ
,|,.....イ´、ヽ、ニ__::ーー゙イト-、_   >'   ノミミ三三彡´ ,r´` ̄Τ´└─‐┼‐┤ /  | V∧
    。∧V-、,, ` ハ  l       |     .|       !   |   /ヽiV/!゚∧少シ┬|__,/、
 /:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;:;:;:;ヽ (_|:::〉ゝ-'ノ.ll.ゝ.ノノ:;:;:; 。 ゚ィチ{_  \ rrh__y'⌒ヽ__rrn'ヽヽ ̄/ _}ユュ゚ 。
        。  ,イ ̄ ̄ `ヽ{:|:|:{八Υ 。゚∧V/ ヽ}  | ',     ト              
/   /7三ヽ_}ヨ=イ、| E|:;l.  三三`ヽ、、ヾトヾ:::::::::i:::〉〉´   _/ ,'  .!   !   ハV∧。
  l`ヽ≡== ,,_ ヽ }|}ノハ{:|:|:}ノ } {_.ノ7 /`寸ム゚。
 |:;:;:;:;:;:{ `ー´癶、ー"|| `T´ヽ.二 ..ノ`¨´ / ,' |  |/ 〃゙寸ム゚。
|:;:;:;:;:;:;{  ()〕甲〕))//。∧V/\ ノ  .!  ', }、 ` ̄ ̄:;:;:;:;:;:;:;:,--───
f ̄ヽ:;:;:;:;:;ゝ  `ニニ´ /イ。iV/!: : : :.''-、,,ヽ ヽ 三三 |三三三|:三三三/  | -‐'   .}lV/!
。{二}: : : : : : : :`'‐、」__/¨''=三三三!三三三|ー‐ ハ   / {lV/!
。(@^7&gt;ー-,、: : : : : : : : &lt;ヽ、 `     l∧ ̄ヽ ______/:ヽ
,::´/-‐-- '7 ̄ ̄ / ̄ ̄7x    &gt;____ヾ、::::::',
 /:Y l   ____/__./_.  / .ヽ''=三!三三ニ/   l hヽ__.,.'´l((@)
ゞ&gt;Oヽ⊥」_ ̄¨''‐-、, : :.`ヽ`ヽ、`''=三三/ー‐ 〈 レ─\  }〉〉.〉
|ヾ(_     ̄¨&gt;=、」ヽ : : :..:`ヽ`&gt; 〉   ヽ / //`ヽ ヽ/( ( ノ
 !二! ̄フ__ー-ゝ-' .! 、_`¨´''‐、: : &lt; ____〉/  // ) )
_____∧ノ_ノゝ.◎)Y /___r‐┐     
,ト_lγヽ) ll ,,=、x'
ノヽ

98 :七日後の:2014/11/08(土) 18:25:12.55 ID:HJW4a2S/0.net
シクチキニチナハキチニナハラチナスラニハニトチナハニチマハシニマセラチハナチセラハラチハマニハクニ
ニチラユタウンタワユンスワタユンスワユスナラニタスマタノマスノレタスレリスレタスリノリタケスノタケリスノタ
チタテイスタユワアスエユヨヤナワタアユエスヤワユインステタナアエテイラマステレリカステイケリカテケリ
, -‐/: : : : : ヽ、ノチクリチクリハチリノハリノチハマノハノハ,ィ: : : : : :、ヽチトハノチノハチリハノ
チく  l': :(●): |. \アユフユエワフエワフヨヨフヨア/ |: :(●):::l  チトリハチ
イス \ ヽ,: :'''': :,リ,,,,,,/タテナスンヨチンスユワアタマ /.,,,,,,,|: : :''''' : リ/チチシチトシ
チンチニミ三二ニ二彡マクチトクハチマクハチノヾミミ三三ニ彡'トハリチクトハニチニハマチ
チマクチハクチナクハラチナクハラハクナチハクラハクラチニナンハスチンスユチイテンスユナチイスナ
チナクンスランスラチナニンスラチニナスンラチニナスンチラスンラチスンラチンスラチナスンラチスンチ
チクチラシチラニスイスナワユスタヨワユアウナニタスハナイワタヨスヨタウスエタテヨアエヨテヨヨ         
ノスタヨイナスニホタヨスユホワイヨユホテタワイヨステワステヘワイスヨヘテワイスヨヘテワイスヘワ
ナワアウワフヨウヌヨアユウホヌフアユウホヌアワウユホヌワアユフホウユホアヨユエホヨフユエホア
イスンユンフアユウエンフユヤスンユフアワエユヨフアヨエフホアヨエユホフヨアユエホフアワヨユエホフワ
ハチナチラハニ゙チワラ ィ辷fーr-r------------ィ-r一ヽクチスンラチニハスニライスス
ンテンシニンカユカ/〃__{__{__{___|___|___|___|___}__}__}__}__ハ  }チクハラチトハラニチラチニ
タヤヤヤチヨヤシヨチヨヾ::{ { { { |  |  |  | } } }__l>’ニチナトンクナチナチト
シチヤカスヤンカチヨンシハチ` ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄チトキチンニナハチテスンヨチ
シキチニトシニチナシチナトシ`ー───────´ヤフアヨエスユンステユスユス
ンチトキシチシチヤンテンスチユンスチユンスユチテンスワユスタワテユスタテユスタユスワタユスワユ
ユアエワフユハナンワタヨユカアスカエワヨタハナイヨタホカスヨワユタイテホワヨスハユタホワイヨスニホ

99 :七日後の:2014/11/08(土) 18:34:21.52 ID:HJW4a2S/0.net
;.:.;...:,. '.: : : ..:;..:.:.:.:.,   |:!:.,.:: ,. :|i: .::':;..:;;:;....::...:...:.:..、\く i/ /  ''" __ -===-   
ヾ’:..,・:;...: .:.:,..:/i \)//  〃,斗===ミへ/     /    .{     l/ /⌒T^ヘ 乂 
 ;:..:.:..::::. ..、_/}/ / //   ///ミ、,x==ミ彡'ヽ ’:.・:;,..:....、/\、./ //     ///ニ= {:/斗
    r<_,,  ̄  /   ./  `'&amp;lt;!ト"
 {    )     ヽ_ノ'.     ヽ         ,, '"     ___ノ^!`'&amp;lt;!
   /`r‐イ  /⌒ヽ ●‘.   、斗=ニ ̄)' ̄ヽ) ̄ /        :.:;;:.:;':.. .:::..:;:・' ‘.
lア  } ●/ l  :  ヽ :  .廴  ノ}x  \     ___\ \     /}  ’:..,:;'"..:;’
  {   {  ' .廴__ノ  :    lヽ  ̄..:_:..:’---/!--=ミ.,__ :. :;.,,.::.’  '; : :..::;:.:・:;
:;..,; : : : .  .: : ::. : :: : \ 、,斗''"   ! ∨---〈// }    /}   //`゙  、
:;;;..:;、: : ..  . : .:.:. : :.::、, \\斗=ニニL」ニニ=- /_/` ト 、//       ィ7 \
’:;. .. :...::.. ,\、: .:.:/ /\) '"´ -――---=ミx  // `゙_          \
     l&amp;gt;-- 1 {        :.   .ノ '
 r⌒ヽ,   {!   l}  ./ーイ   {ト、   |:!:..:i| - |∨ /   .///! /  ヽ/`゙゙_/}
  `丁⌒ヽ      / /   ,}
    ,}  ヽー-- イ /    l、   __ _ /}    ` -- イ^}      
':,.   .::.,_/ / l//i/      //       )  / |      (r‐'".::. .:: :. : :.: :..:'
:.;:.'   `|/ 、_l |:i:|    /V∧(  /   !}__    |  ,.::., .::..:' :...:'.:;;.:
:.・.’:,   l  /i |:i:|   /!/   /  _|! 〃     ! .:..:;'",':..:; : : : : :;;..,.
’. ':.,__i/_i |:i:| /} /ヽ /"  |i    i.:':;.: ..':..: : :..: : : :.:.'
    ・::|i `ーi |:i:レ'’/{{  ノ    |i  ,':;.::;.:'" ,:;: : : : :..:; : : ’

100 :七日後の:2014/11/08(土) 18:39:39.77 ID:HJW4a2S/0.net
ハナキヨユノマトシキナイクスカヨユンハワイテニカスクニシハワ
ハチイナハスナハンクラニトナチシハワラナチハトナシハセナトハ
ハクトナチラクイハスカユタインスニハマホテイヨカナホヨナキコ
キラシハクキノシハマキクラシハマグラノジキクラノニキシグラク
クシマクキセニシハニクキナシホヨクナホシヨクニホシワクニホシ
クシニクスワンナシクワヨナシホヨハクホシクニシワハクニクシワ
シノクヨラシナホヨクンナシホカヨクナシヨクナシホワヨクンホシ
クシマヨカンナヨイナンヨイユナカオワテヨナカホヨテカホワニカ
マテヨカテナワユテンヤエカンフヨスニシトキセラニテイカマセト
コミルサミコルサミコサルコミサノミクサノモキサレリキトリシキ
ノモラモセリセリネリ゛ネラモセモノコラノハネセラバラノゼノラ
ヒシハタチイハソソハイタトチハソツサステタイタシテテイスキイ
ミテウユヨフウエヤフワウユヨナオヤフワユナキマトニキクニマト
トシミキラテチニクチクスセタナヒハホチワニハニコキトワハニキ
キタヤスカタハンワハユインスタクニトユンワユカタアクスニニハ
マカキクテイカンワタテヨユカワユイカワテイナワナンハハユナナ
イナニクスカニクハホトテマスニホワキニトシワキニテトワニワト
ハクテクイカワユントシハユカンテンクワヨトナキカヨナスホカヨ
テマミニクキトニマキラトキナホトヨナキトナキホワトシナキトハナ
ヒナトヨキナテヨイワカユフワアスユヌワニワテヘヘワキニコシワヘ
ノカデラニワイスニカヘテニキカフワホニヘテカワカイワカヘテワカ
テクスカクテワカンテワユカナワテウヨエナワヨテナヨワカナウホフ
ミシハノキマドセラキヘホキカノセキクシワセキハトラホキラトホ
トノワカニホヘワユヨアウユテヨアエフナホサヨシハキナホハキワ
キトハキマラテスガテワニイヘカスワニキテイホスワカニテホカ
タフアコエナキンヨテイヤカスイシレミサミレキマトホヨカキナホヨ
マカキテカナテヨカナテヨイナステステヨキカナヨスヨスナヨテナ
タクスヒニタテアヨユトオンシユハカワフユヨテカヨシホヨシホシ
クスハタクスナタアヨウスワユンアフワユワユアワヨスヤワタヨ
マイスヨタナイスホヨタアホヨウユホアヌヨウユホヌワウユワウ
マスタテナスホヨナホタヨアスエホヨアホアホウユアヘホエワユフ

101 :七日後の:2014/11/08(土) 18:41:42.57 ID:HJW4a2S/0.net
マカキクテイカンワタテヨユカワユイカワテイナワナンハハユナナ
イナニクスカニクハホトテマスニホワキニトシワキニテトワニワト
ハクテクイカワユントシハユカンテンクワヨトナキカヨナスホカヨ
テマミニクキトニマキラトキナホトヨナキトナキホワトシナキトハナ
ヒナトヨキナテヨイワカユフワアスユヌワニワテヘヘワキニコシワヘ
ノカデラニワイスニカヘテニキカフワホニヘテカワカイワカヘテワカ
テクスカクテワカンテワユカナワテウヨエナワヨテナヨワカナウホフ
ミシハノキマドセラキヘホキカノセキクシワセキハトラホキラトホ
トノワカニホヘワユヨアウユテヨアエフナホサヨシハキナホハキワ
キトハキマラテスガテワニイヘカスワニキテイホスワカニテホカ
タフアコエナキンヨテイヤカスイシレミサミレキマトホヨカキナホヨ
マカキテカナテヨカナテヨイナステステヨキカナヨスヨスナヨテナ
タクスヒニタテアヨユトオンシユハカワフユヨテカヨシホヨシホシ
クスハタクスナタアヨウスワユンアフワユワユアワヨスヤワタヨ
マイスヨタナイスホヨタアホヨウユホアヌヨウユホヌワウユワウ
マスタテナスホヨナホタヨアスエホヨアホアホウユアヘホエワユフ
マナタヨスナホヌヨアウワ826y94379sdf8eytiqhtaてこたすなてき
タテスヌユフアウユヌンオヨヤオウヤヌフオウヨヤオヌアウユワ
クイラニクラトシハクタウナヌワフユウンキテスユワカキヨカヨカ
ミテスカニクテカンワテユンヤユフアウワヨオヌワフアントキント
コチトシナマソキクラトシナンハワユタンスウヌワヤユオヨヤトユト
チクニハンタヨナスホヌヨタアスニトリノキセニシハマシニククヨ
クキテイスンヌヨヤカアウユオイスユテイカハヨテインカスユンワト
シトコハナキタインスワタユスヤワヤヒコシワヤヨタナスマトクシラ
ハトキニナハスキタアウカヨタヤカユオテトテスヤヌフウヨヤヨヌヨ
クタナランラトニシハセヨテナアワスユエンタヨヤスオヨタヤスイ

102 :七日後の:2014/11/08(土) 21:00:03.68 ID:HJW4a2S/0.net
きゃあああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああ
おわたお綿亜嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼あああああああああああああああああ
嗚呼嗚呼嗚呼嗚呼あああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああ
魚大大尾大尾おおおおおおおおおおおおおおおおおお
大大尾大おおおおおおおおおおおおおおおおおおお

103 :七日後の:2014/11/08(土) 21:02:30.00 ID:HJW4a2S/0.net
            ( ,ノ
      <~\<~\( ,ノ
     / ̄ ̄ ̄ ( ,ノ
    /       ( ,ノヽ
   /⌒      ( y) |
   |(◯)   ,γ,つつ ))
   /     γ',ノ    ヽ
  /     ,r'',ノ       |
  .{    ,,( ノ''        |
  ヽ、__,,,( ノ'          |
      /  |         |
      |  |         |
      し,,ノ         |
       !          /
       ヽ、       | |/
        ヽ、  、  ,,| |
          |   |   |'| |
         |   )  )| |
         (__ノ_ノ |'|'|

104 :(-_-)さん:2014/11/08(土) 23:32:52.30 ID:verbKv6O0.net
ムーミン谷でも引きこもりしてそう...

105 :七日後の:2014/11/09(日) 02:28:17.46 ID:9qfof5tk0.net
(o゚▽゚)o゚▽゚)o゚▽゚)o ニパッ ニパッ ニパッ (o゚▽゚)o゚▽゚)o゚▽゚)o ニパッ ニパッ ニパッ
(o゚▽゚)o゚▽゚)o゚▽゚)o ニパッ ニパッ ニパッ (o゚▽゚)o゚▽゚)o゚▽゚)o ニパッ ニパッ ニパッ
(o゚▽゚)o゚▽゚)o゚▽゚)o ニパッ ニパッ ニパッ (o゚▽゚)o゚▽゚)o゚▽゚)o ニパッ ニパッ ニパッ
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(o゚▽゚)o゚▽゚)o゚▽゚)o ニパッ ニパッ ニパッ (o゚▽゚)o゚▽゚)o゚▽゚)o ニパッ ニパッ ニパッ
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106 :(-_-)さん:2014/11/09(日) 03:49:43.97 ID:QeOl4ruX0.net
おきたよ

107 :(-_-)さん:2014/11/09(日) 03:53:43.19 ID:QeOl4ruX0.net
( ´_ゝ`)´_ゝ`)´_ゝ`)

108 :(-_-)さん:2014/11/09(日) 03:55:22.24 ID:1solo7KJ0.net
>>106
おはよーぐると

109 :(-_-)さん:2014/11/09(日) 07:12:14.41 ID:QeOl4ruX0.net
>>108
じゃあみかんで

110 :七日後の:2014/11/09(日) 08:11:15.60 ID:9qfof5tk0.net
圭圭圭圭圭圭圭ヘ',圭圭圭圭圭圭圭圭.|::|圭圭圭圭圭圭圭圭圭圭
  ===============ヘ',===============,|::|====================
  (二・二)(二・二)(二・ }!)(二・二)(二・二)( |:::|_)(二・二)(二・二)(二・二)
  (二・二)(二・二)(二・ }!)(二・二)(二・二)( |:::|_)(二・二)(二・二)(二・二)
  (_・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)!!(_・_)(_・_)(_・_)(_・_|:::|・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)
  )(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_!!)(_・_)(_・_)(_・_)(_・|:::|・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)
  _・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)!!(_・_)(_・_)(_・_)(_・_.|:::|・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)
  _・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)!!(_・_)(_・_)(_・_)(_・_.|:::|`ヾ(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)(_・_)
   _イ ̄◎丶(_・_)(_・_)!!(_・_)イ◎◎ ト |:::|(_・_)ヾ、 イ◎◎<(_・_)◎
   ◎イ⌒`ヽ◎◎ヽ_  ◎◎ィ--、 ◎} |::::|⌒}  ̄ヽ',◎ィ⌒◎◎◎イ
       【〓】 ヽ◎◎{}ヾ イ 【〓】|◎ |::::|!◎{   } ',  辷ニニ= ̄ ̄
    \ \   // ||\ \ 〇  ィ!◎| |:::| |◎、  } ',',"/  \\
  〇  \ \// (二||)  \ \/ |◎ | |:::| | ◎!ー‐" }.}イ  【〓】\\
      辷ニニ=    {{ 〇 辷ニニ=|◎ | |:::::! | ◎辷ニニ〔_〕     辷ニニ
  【〓】 //\ \  ',',  / /\|◎ | |:::::| |◎|/\\  〇  //
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111 :七日後の:2014/11/09(日) 08:11:43.19 ID:9qfof5tk0.net
               /ヽ   i⌒yヽ、
                ヽ  ゝ_ノ  i /
                 ヽ       ヽ、
                  r-‐‐f/         ヽ
                i   il           i __/ `y
                i   il      i⌒ー⌒ ̄   乃
             i   il      il/     ___〈__)
               il   ヽ      /      il   ,./ヽ
                 il     > ー y/  (二ヽ ilY'"´  メ__
               il       ノノ  〉    ヽヽil  <   `ヽ
            il   i   〃__/      ヽヽ、  ヽ`ヽ((_))
               il  V  //  ヽ、      〃ヽヽ  ヽ
              il   ヽy〃    i`ヽ    〃  ヽヽ  ヽ
           il    〉Λヽ    Λ `   〃    i i   li
           il    //  ヽヽ           ii     ii    li
             il  i i    \\     Λ     iミヽ、 li
                il  i i     /ハヽ  '"´i ヽ     ii ヽヾ li
            V i i     イ  ヾ、     ハ  '"´ii   ヽli
                 ヽ||    / Y  ノ`ヽ   i i   ii    li
                 iミ              i i      li
               ヽ             ヾ       li
                 弋          / ヾ    li
                    ` ` ヽ _       _ _li
                            >‐ --‐ <

112 :七日後の:2014/11/09(日) 08:12:32.54 ID:9qfof5tk0.net
    _, -‐''''"´´ ̄ ̄ ̄ ̄``゙゙゙゙''''ー-、、
   /                    ー-、
  /          _,,,,,---‐‐‐--、,,,,,_     \
.  i        ,ィ彡シ'i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!ヾニ=、     ヽ
  ヽ     /彡i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!`゙゙''ヾ、、   i
   ヽ    /彡i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!ヾミヽ l
    \ ./ィ彡i!i!i!i!i!i!i!i((・))!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!ヾミヽi
      `i彡彡i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!iミミミi
      i彡;;:'i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!iミミミi
       ヾ〃.,i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!iヾミi
     ,-、=ニi!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!((・))i!i!i!i!i!i!i!i;ニ='_
     i i 、i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!ii´ `i
     ',.',( l!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!ilノ^i l
      ',ヽヽ!i!i!i((・))!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!il )//
      ヽ i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i/ /
       `、i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!l,,ノ
        ヽ!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i((・))!i!i!i!i!i!i! /
          \!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!/
            ∧!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!ii!i!i!i!i!i!/
       _,-‐/ !\!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!/ iヽー-、
   _, -‐'"  /  \ \!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i/ ノ i   `ー-- 、__
--‐'´       |    \ `ー---‐一´ ./  i
         ヽ     \       /     i
         ヽ      `ーt--t‐'´    /
           ヽ      / ◎ヽ、    /
             ヽ     /i    iヽ   /

113 :七日後の:2014/11/09(日) 08:13:15.82 ID:9qfof5tk0.net
※魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔
魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔悪傷宅悪魔傷傷悪魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔
魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔傷狂※奇悪魔狂田傷魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔
魔魔魔魔魔魔魔魔魔間田※小守刺魔田守奇魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔
魔魔魔魔魔魔魔魔魔傷狂小十小狂傷田※※奇魔魔魔魔魔魔魔魔魔
刺魔魔魔魔魔魔魔悪殺守十十小※宅守小小狂傷魔魔魔魔魔魔魔魔
 死魔魔魔魔魔魔傷鬼鬼刺傷田※守守※※守田間魔魔魔魔魔魔魔悪
 小魔魔魔魔魔悪殺刺刺傷間魔悪鬼守殺悪魔魔魔魔魔魔魔魔魔魔
  ※魔魔魔魔傷奇田狂狂殺間悪魔殺間魔魔魔傷傷魔魔魔魔魔魔※
  十魔魔魔悪狂守傷魔魔魔魔悪奇※※間悪魔魔魔魔魔悪魔魔魔小
   奇魔魔魔狂※十小※守守守※小:小奇奇奇田傷間鬼間魔魔間:
    守悪魔殺※十+:十※小十十+:小守狂守死死守狂悪魔魔守
    ※傷魔殺狂※小十十十十小十::小奇奇守※※守刺魔魔魔十
    小傷悪奇死狂守※小十小小十+小守刺守※守奇傷魔魔悪+
    ※守奇刺宅田奇守※小※※傷田傷魔鬼守守狂刺悪魔魔※
     小守刺奇田田死守※※死魔魔魔魔魔鬼守奇傷悪魔傷小
      ※狂奇奇奇宅死※小十※※奇刺傷刺狂田傷悪魔小
      :狂刺奇宅守※※小十小十小小守奇奇刺傷間魔傷
       守鬼奇狂※※小小※※鬼傷間傷傷間傷間悪魔死
        ※刺狂守※※守鬼魔魔魔魔魔魔魔悪間悪魔鬼:
         十刺奇狂狂狂狂守守狂殺悪魔魔悪悪悪悪傷
          +刺田田死守宅間魔魔魔魔間悪魔悪悪悪
           守田奇狂守守守守奇殺傷間悪魔魔悪悪小
           守田田宅守※小守守死鬼間悪魔悪魔魔田十
          +宅傷鬼刺田田奇宅傷間悪魔魔悪魔魔魔奇小

114 :(-_-)さん:2014/11/09(日) 08:16:09.87 ID:QeOl4ruX0.net
いいね!

115 :七日後の:2014/11/09(日) 10:34:56.49 ID:9qfof5tk0.net
    \   ま     
  HedxWrLReQ1Nl1JUxrxXWd5F8FJQIWJEWQ9-QR8-E9R8-WRAJAHDAHSUWJC78932FHWOHOF
  285W8EAHJR4FDFS@P[FLA@F@
  AKEJ43840DFJQWKA;OER@PFK HedxWrLReQ1Nl1J       JWPORQU04UQ3084RH08YT4DF 
  O1OURH2O38HWOIHROWEHFNP
  AUDADA<●> <●>ASDUA21 -,,_ |        |  ムkノ) l_ll_l ,-,    )       HedxWrLReQ1Nl1JUxrxXWd5FLu3rlwikJFwfNMQ5IvLvPDGFR3uo6e342okYV2okYV
       "|        |       // /   し     edxWrLReQ1Nl1JUxrxXWd5FLu3rlwikJFwfNMQ5IvLvPDGFR3uo6e342okYV WEORIYHWERIUQ9ERI-39-3RAad
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  FHAUFHDFHIAEYRHFJDHFOUEA Lu3rlwikJFwfNMQ5IvLvPDGFR3uo6e342okYV2okYV
       (ゞ川从川/_,―' ̄ヽ    | |   ノ         edxWrLReQ1Nl1JUxrxXWd5FLu3rlwikJFwfNMQ5IvLvPDGFR3uo6e342okYV
 edxWrLReQ1Nl1JUxrxXWd5FLu3rlwikJFwfNMQ5IvLvPDGFR3uo6e342okYV
 ̄弋二/ ̄|   \\  \   \\            V⌒      HedxWrLReQ1Nl1JUxrxXWd5FLu3rlwikJFwfNMQ5IvLvPDGFR3uo6e342okYV2okYV

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\\ ̄|_    ヾ  \\       \\edxWrLReQ1Nl1JUxrxXWd5FLu3rlwikJFwfNMQ5IvLvPDGFR3uo6e342okYV
 ̄ ̄ ̄歯 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\\\\ \\ \\     HedxWrLReQ1Nl1JUxrxXWd5FLu3rlwikJFwfNMQ5IvLvPDGFR3uo6e342okYV2okYV
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\\ ̄|_    ヾ  \\       \\   

116 :七日後の:2014/11/09(日) 12:33:32.98 ID:9qfof5tk0.net
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
ぎゃひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

117 :七日後の:2014/11/09(日) 12:50:18.58 ID:9qfof5tk0.net
(っ´ω`c))))))))))))))))))))))))))))

118 :(-_-)さん:2014/11/09(日) 23:53:55.10 ID:1solo7KJ0.net
>>114
いいよね!

119 :(-_-)さん:2014/11/10(月) 01:50:13.56 ID:dVfqV9Eo0.net
親は選べないよね!

120 :七日後の:2014/11/10(月) 05:07:58.10 ID:nHbaoRlr0.net
SAFUASOIFGAHEIG80FU8G0FUG0DFUG0SUJ
          JFHOIDSFPISDJOAJGSEIUTSIEJTGSEJPJGPSOJGOSDO
       JSFHU-9AEUT-F0GIEG0IOGKFDG;OFKG@OKIOSJPIDHRGUHR8FY08W
     KEWKTR:;3L[O52-0I-9WI-R9EU8RY9E7YRUFS;JEPTREPIJTRI35U083UQAID
    QKPRUQ-94-2395UT492U5048UYU348Y59W83Y58YW34908YT0943W8YT532
     WEKTPIEJR0TU430TUIJITJIRJTIREH0ER8Y0RHUY9RUYT-W4U9TU4W-95UASDI
     AHFOIHADOFHOUFH<●>;AHBFIAUFHIUASOFHOAF<●>IDIDA08Y0A8DAD0U
      ASDHIA8WR8AYW08RYQ08WRU9WEUR-E9UJAPFIOJAPFJAPFJAPSFJAPFJAJF
       AU08URA9WUR-A9WUR-9UR-9RU-9AUR-A9UR9AUFIA-I-AEI-A0EI-I-0I-
         AH8RAU0RUA09RUAW9UR9AWURA9UR-9WUR-A9WUR-9WUR-9UR9U
         AIFI8F0A8YFR8YA9WY9AWYR9AWY9AWY9YAAY9A8Y9AWYYRW8RYWY
          ASJDPOAJPDJADAGGDYSGAUDHASDHOASIJDIAJDPOASJDAOSD
           JDIAJDPASPDOKAS@DOK@ASPODK@ASDKA@SPDK@SD@D@A
             SHDUASDHAIDJSDKODK@ASKD@AKS@AKD@ADK@ADFDH
               GDYAGIDSHGOIUAHOSHDOAHSOHAOSDHAORAAE
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121 :七日後の:2014/11/10(月) 05:10:30.09 ID:nHbaoRlr0.net
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122 :七日後の:2014/11/10(月) 07:30:32.01 ID:nHbaoRlr0.net
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テニタスナタホワヨナワタヨナスタタテニクスワ
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タスマワタユナシワタユンステウスンタヨシユンタテス
ナタテクヨスナンクヨスンタヨユスンテヨアスユンユス
スマタクアウスンヨシヤンイヨヤスンヨタヌフアヤウヨハ
クチハスコヨチスキヨチンクスハチユスワチスナチスイナ
スユンアフワユエウンスハンイテスクマクイニスカマニタ
クコスカタナイスンヨタヤテンスヨヤタテンスイヨテユタン
タクステナクスヨハンクシヨスハンチトシハクチナハクンチ
チハニクテユスンワタチユタスンワテタユスンタワテユスン
シトクラナチクヨヤウンヨヤタンヨヤンヨヤスンヨスヤユン
チシトラナトクスチユテンワスウユンチテアワユンスユチ
マチニスマチテヨナウホチヨナスチヨタスナチヨスナチヨス
ハチクミニナクユウンワユスタンスワユテンスイワユチンス
チスワアヨテユナススマチイセラズハラニヂラワニ゛スチス
チマトクハニチクセニイハラチニマハセチニラハマセラハチ
マチクキスハキユシンハワヨチトシユンハワハユンナトチワヨシ
チシトハクチニカスインユスンワシチトユハンナワチトユイカン
サルネキハロチレルシハムシリカムセラズテナスセテラワタス
チウカヨタヤアスエンヌワヨヤユウンヨユンタイテヨユスン
マコマナクラニクマラトシキフテユンイカハスワユタテインハチトナシ
トハリモ゛ラナハンワカンテヨイハンクワトチユイナカハテヨナラトシ
トシキクカワユテウカエワユテヤハワトユハヤナンセトマカレリトモケ
サトシハキモリケイスネンクノセパキセラナマニラセスイナマンイユヨナ
ユウンスカホワフウヨアレケテネイレケヒネ゛トシハキノドシラキクトノ

123 :七日後の:2014/11/10(月) 07:31:32.82 ID:nHbaoRlr0.net
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コハシリノマククキヨサヤユソンキユニマウアヨナオカホヨフウナホオヨフニウ
ソサミヒコリノソミヒコノソモミコリモゾキノクニワハニシハニ
ソクラナキコクンヒラヨナコユンワソユンワクユンカワユンシユキンナ
ハクトキラシナカアナテウンエフヨンクシラハニトチハホワヨニトキトコハラナトンクス
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ハシミキラクキセトニキクニトンクキユントワキユヨナンヨトワニナキマト
トクランスユトインワユンワイユンナワトユナンキワカヨトイナカヨナホテヨ
トクイユカンワカキナホワトヨナカホヨナホテウユナカオホヨテユナカホカヨユホ

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地区すら奈珍手無き以下温と素珍素のますみせはませにはすちゆいすなわゆいかんいてんかゆいか
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 二まこも家それら馬は具製派戦に゛う泡に他付与奈穂世に゛らのとはしきせのどしらきくの゛
とのみ吉良なんうぬよやカス世や監視世は湯金尻苦のみいれのすも゛んくらまのい゛すんらのに
の木間瀬に納屋はほわよゆや気と砂顔の値死苦ねむしはせくの゛しせくにの゛しらくに
ひもこけれそひの゜せこにそほよやわあおふわうんにかねいねるむくりむかりなむ゛りすまか゜すりな
破棄実ら手あいんすぬふあよ湯雲きよわよしやなくわせはさしまきくまくになきわまにぎくせり゛いしんれく

124 :七日後の:2014/11/10(月) 07:34:18.27 ID:nHbaoRlr0.net
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と家訓は特腐手ありえ飲ませ死余波や際と焼き河世や奈と穂世鼻勝てよな縫う穂よな絵よてかなかぎていHE3O08YE
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地未ら寸口稲マライ飢餓に打て和歌きとかんらよしへほまくわほーんよわよんへほんーいほすへんわほすら
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との歯身元馬のカス腐和え馬布施仲良い保管の苦奇異のねするねおやれえねやなえうれおてむいかえりでおか
元回帰背と縄と旬寸ぬ福和定那須補任くすにくましのく゜しせまーほわまーかすんわらほいらすんほらてうほからえ
手間手上クラかな雲は輪湯転かわゆんわゆくきみかのてといせからぎらいにきわほかゆゆようえなふあえらにませ
手と嘉間良手間会話に経不和絵か穂輪と異本ーほんすわえかんてすりかのてのかてかにてわうによかへてわ
手の加瀬に和歌由帆床にてかまい見理化す瀬ヨンや奈↑オナあほようおなかうふほおにわすにへかわん
手釜見て背に釜癖低下生にて今から真裏顔世会うなおかほようなおかほわいすゆほわきへしはわき
の箸も未騎士の歯の気間歯の気年に潤巣かうあまえいのかしのすまんくまとしすらかぎすらにかすにんほわいに
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125 :七日後の:2014/11/10(月) 09:03:05.35 ID:nHbaoRlr0.net
 ガタガタ
   .γ"⌒ヽ,
   .んヘ/V'ヘ
  ((( 'ヘ/V'ヘ)))
    ゝ、._,ノ.      

 パカッ
   .γ"⌒ヽ,
   .んヘ/V'ヘ
   ./ ・ω・ ヾ 
   ( 'ヘ/V'ヘ|)
    ゝ、._,ノ.  

126 :七日後の:2014/11/10(月) 09:03:44.53 ID:nHbaoRlr0.net
            ,,,,,,;、''""゙゙''、
          ,,;'".::::;;;゙、 o、,-;
        ,;'",,,,;;;;;、    `';
       , '",,,,;;;;;;;;;/     ,;'
  ==ニニ,'''''''';;__,-'"゙,,,、、,,,,ノ
       ''~~~~`"""

127 :七日後の:2014/11/10(月) 09:05:47.58 ID:nHbaoRlr0.net
                 '       +           十
       _                                      _,.. -‐''"~ ̄ノ
      /,二-L__      '                         __,,.. -‐'''"´ _,,.、-ァ''"~)
    {  冖<- 論             +         +   ,、‐'''"´   _,..、-‐'乙-‐_'二イ
     \  ⌒ご゙'-┴、 '                        /  _,.ィ孑'___∠-‐く -‐く_/
      ヽ  ! '")二'ユ、                    /  /´ 了__,.ィ´__,∠-<イ
       l {  ゾ' ー<     +         十 /   ノ-‐づ、 '´_ノ-‐''"´,_,/
          l !  ´フつ::ュ.)                  /   , ‐'フ´-ノ '´_>‐''"´_ノ
  ,     ' |  ,' ¬ヘニ ヽ-ュ._           /     _,. - '´/ ,∠-''"
       | ,'  ¨! ム ^) ⌒>‐'⌒)    +/   jノノ/´  'フ_,/ ア
        |   '7 `っ<^ 'ン⌒'_`ニ=-―-/    /"´,っ ‐、/´‐'_,xく
         |  i    '´ ,ィジ>'´     /    / 人 ) イ  -‐  _ノ
        +|  丶.: .: .: ,;〃/       /   /う _六 ,'ぅ 丿- '''"´丿
+        \      /          /     ,ノ、,) -'   --┬ '''"´
            `ー-ー プ ´´' /// 〈  、ヾ`,"''   -‐'゙ ,.ニ-‐<      X^}
             /       //´  ,ゝ `ミ、/ ,ィ彡  /\ヽ、ヽ、     {_ノ
               |     , /ニ._''",,ノ   `>!´彳 〈、_入_,ト、{,,ヽ
         十  ',  仭 丿  `"ァー--イ {  ;   ミ、、x{._,入,入 \
+            (ユうァ'′  _ ;彡 ; ' ノ  } ,.'  r'Vハ{.U{U{ !}
                ∨`′  〈ス九ヘ}jtメ  _爻ヾf` ヽ._,火_,火_/`''′
                    (と!i`×、_ _rタ、SpY

128 :七日後の:2014/11/10(月) 09:10:06.74 ID:nHbaoRlr0.net

   ̄ヽ、   _ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
     `'ー '´
      ○
       O 
      / ̄ ̄ヽ、
     / ● /  ̄ ̄~ヽ
    /    ト、.,..    \.   
   =彳      \\    ヽ    
,   /       \\  | 
   /        /⌒ヽ ヽ  |  
  /        /   | |  / 
 /      ./     ヽ|/ 

129 :七日後の:2014/11/10(月) 09:14:10.74 ID:nHbaoRlr0.net
                    . - ‐‐ - . .
                     /           `ヽ
                 .′      .-‐‐x :.
                 !:. .   . . .: : : {:::::::::::! j
                  i::.:.:. . .: :.:.:`ヽj::'  i:i、人___ ....
                  :.:.:.:.:.:.:.:.:、:::i___;_;_ノ ソ´ ノ⌒’
                  ヽ:.:.:.:.r‐しー――-=''´'′
                   ` ̄7ー'7´ ̄ ̄´
                    _rj::::i,′
                   rv)}.し'リ、
                    } 人r‐、ハ.}
                  /ん'`ヽ>Yr'
                   /ん'⌒Yミメ、`7}
                //八二<!ノ. :i i !
               ノくヽ=≠彡'. :ノ: . j
              rく /ハ ∨>ノノ〃: . /
            /r、 Yハ ヘ ∨// ;': . /ヽ.
             } / \゙:、  ヘrr==r==、ノハ
           ノイ   ヽ ヽ〃`ゝ''===、′j}
           `´    rくノ'′  `ヾ  `ヽ
               〃´しrー=ニニニニ.._
             rくく  `⌒''ヽ⌒` ̄´`
           . . . . ... し'、-=ミメ、_____ ....... .
       . . : : .:.:.:::::::::::: `ヽ.`ゝ=一'⌒` :::.:.:.: : . .
      . : : : :.:.:.::::::::::::::::::::::::  ̄` ::::::::::::::::.:.:.:.:.: : : : .

130 :七日後の:2014/11/10(月) 15:47:03.88 ID:nHbaoRlr0.net
あー

131 :(-_-)さん:2014/11/10(月) 21:18:02.95 ID:Mw515SyW0.net
アン!

132 :(-_-)さん:2014/11/11(火) 09:25:09.44 ID:eJp9JSsS0.net
うふ〜ん

133 :(-_-)さん:2014/11/11(火) 09:25:35.71 ID:eJp9JSsS0.net
>>119
だね

134 :七日後の:2014/11/11(火) 15:25:52.06 ID:zMUJzD5B0.net
(゚ω (゚ω ゚)゚)(゚(゚ω ゚(ω ゚)ω ゚)(゚゚)(゚(゚ω (゚ω ゚(ω ゚)(゚ω ゚)゚)(゚ω)(゚ ゚
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135 :(-_-)さん:2014/11/11(火) 21:13:50.46 ID:zqXAp5Qi0.net
I was born to be hikikomori !

136 :七日後の:2014/11/11(火) 21:59:19.57 ID:zMUJzD5B0.net
          トイ
          トイ
          トイ
         i三i
        〃   ヾ、
       〃      ヾ、
     〃         ヾ、
   〃    ____    ヾ、
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 ||   /  _ノ  ヽ、_  \  ||
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  ヾ,|     (__人__)    |//
.  (⌒)、_   ` ⌒´     _,(⌒)
  / i `ー=======一'i ヽ
 l___ノ,、          ,、ヽ___i
    l           l

137 :正露丸:2014/11/12(水) 00:33:11.62 ID:0eAopYzz0.net
おまえあほだろ!
あほあほあほあほあほあほあほあほあほあほあほあほあほあほあほあほあはおはおはおはおはおはおはお
おあほあほあほあほあほあほあほあははおあほあはおほあほあしゅあおしゃおしゃおそあほはそはおさほあどひあだklhだdが

あfさぽふぉ;wq・fwq

138 :(-_-)さん:2014/11/12(水) 06:52:23.07 ID:AoFV9TnS0.net
136 名前:名無し募集中。。。@転載は禁止[] 投稿日:2014/11/12(水) 00:38:21.17 0
俺も会社やめてフリーターになったときテーマパークだと結構喧嘩強いキャラみたいなのが威張ってて驚いたw
フリーターだと20代中盤とかでもまた高校生みたいな力関係になるのかとw

141 名前:名無し募集中。。。@転載は禁止[] 投稿日:2014/11/12(水) 00:41:24.41 0
>>136
ああいうのは不思議だねえ
俺もテーマパークでやってて24の柔道二段て奴が27の劇団員の奴に投げさせてくださいよーwとかすげえ舐めた態度してた
ちょっと会社じゃ考えにくい関係性だw

146 名前:名無し募集中。。。@転載は禁止[] 投稿日:2014/11/12(水) 00:45:04.72 0
底辺の会社もそういう関係性なんじゃね
フリーターからじゃ底辺の会社にしか行けないだろうからまあそんな感じが普通なんじゃないかとw

147 名前:名無し募集中。。。@転載は禁止[] 投稿日:2014/11/12(水) 00:45:07.81 0
フリーターの世界ってケンカが強くないとやっていけないみたいなトコあるからな

150 名前:名無し募集中。。。@転載は禁止[] 投稿日:2014/11/12(水) 00:46:53.23 0
土建で働いてたことあるけどそんな感じですわ
入りたての頃ヴン!ヴン!とか言いながら殴るマネしてくる奴がいて
冗談かと思ったらマジな方の威嚇だったみたい

139 :(-_-)さん:2014/11/12(水) 06:52:50.15 ID:AoFV9TnS0.net
157 名前:名無し募集中。。。@転載は禁止[] 投稿日:2014/11/12(水) 00:50:35.81 0
今の社会だって黙々と仕事をこなしますって奴より
腕っ節や威勢のいい奴の方が一目置かれたりするだろ

161 名前:名無し募集中。。。@転載は禁止[] 投稿日:2014/11/12(水) 00:52:24.86 0
>>157
アイドルのイベントに警備やってる会社がそれだったわ
とにかくバイトを怒鳴れば俺すげー!みたいなの

164 名前:名無し募集中。。。@転載は禁止[] 投稿日:2014/11/12(水) 00:54:45.87 0
>>163
んなわけねえ
そもそも一流企業はそんな喧嘩屋みたいなタイプまずいないし

165 名前:名無し募集中。。。@転載は禁止[] 投稿日:2014/11/12(水) 00:54:57.71 0
>>161
分かるわw
あいつらやっぱくそ底辺職だわ

140 :安倍氏 桜井誠氏 GJ!:2014/11/12(水) 16:57:29.83 ID:Ly13VHl/o
外国人の生活保護は認めるべきか
http://ironna.jp/theme/48

在日朝鮮人の生活保護 働かずに年600万円もらって優雅な生活
http://itainews.rnill.com/2009/archives11/cat90/

【桜井誠】日本人が知るべき恐ろしい在日特権の種類
http://gachi-sinpu.seesaa.net/article/407940031.html

【速報】在日工作員が本音を大暴露キタ━━━━(°∀°)━━━━!!! 「韓国は日本の援助で
成長したんだ。漢江の奇跡は全部ウソって知ってる」「工作バイトの時給は800円。辞めたいのに
辞められない」あーあこいつ早期徴兵リストにのったなwww
http://www.news-us.jp/article/407654593.html

在日特権崩壊ニュース!改訂兵役法で可決!日本に住む韓国人、朝鮮人は強制徴兵の帰国確定!!!
https://www.youtube.com/watch?v=fuQyJ9rXsUo

【朗報】韓国兵務庁、在日韓国人向けの兵役パンフを発表!!
https://www.youtube.com/watch?v=g3I3cFmpPQg

【速報】 警察庁局長「在特会は日本に必要な団体。民主党しばき隊は公安の監視対象」
国会で答弁キタ━━(゚∀゚)━━!! 在日ブサヨがツイッターで大荒れ中wwww
http://asianews2ch.jp/archives/41542724.html

141 :七日後の:2014/11/12(水) 22:14:36.90 ID:zIlLVfiO0.net
はよふあよゆわとわのわたいゆすわたすとりのはとのせてかて
はらとはにあなすわなはわなわとねとれけきかけすてかねけて
てれいすのせとよわはわとれがてらかとよはよいててすせてせ
あにうえやわわはのちませにてするけたすだすせたせすらたせ
すたくわあうわすせたすらとれとしときにほきほいわほてわてわ
あせぬふよほてりすりときどるねてよわえあほよてよすてすたよ
あゆわなすまのますせあせあえれえけふれりのかてぜせてかせて
にわえなわてよなわよてのせとせかほあまたせますたますたせす
あよえわふよなとのせたるけたれむたすりたれりうれれたれすと
ゆあうゆわすちわよすたほよてすほよはのとれはきまとにせきせと
ちよゆすわよてゆまちさはえやゆちよやまのすのすはとはきときか
たのすまわたわたよにのちはれはちのすまてゆわすたゆよすわなよ
トニトナワカヨナワヨイノズチワホキトワニホワニカテワカニテワ
マスタナスワヨタナスユタナノチノセチラセチラハシハニチマハニ
ノチマスニナワユタアスワテスタヨノハミチミハスチセラニスユチ
チマクシナワチユイワユテスワユタテスチミスチリノマハシチマチ
タセマスナワウエヤワユチヤスタケスレリタセスタナスワチタナタ
スクユタンワウユニマテニスマタセテマチノトセハホトヨニタゼダ
タラセウヨアウユチユスリノケイケテケテイリタラスヨチホワホス
タセヨアウナヨナワヨタノズセスダスニヨイスホヨタアホヨススタホヨ
ノスニマタユウワタナマチノトハミハラナクラチテクスタスワタアス
ノテマスワヌウヤウオヌチレテスリケヌアレムヌスタスムレタスレタ
DJPAUR0QU0JKRQ@RAIJRQHWRGJ3H4QHEOQRYQ8RY97YWEAOJARIAHROAHOAHO
AJRPU03491U0580KJRKARKAORPOJAJ0ASR08WR0Q0R0QDAKJDAIJDIJDWRU0Q8
AJRU0RU9A-R9-RIAFEJR0RUQ0RU0QRU0QURQU0RUQ0U0RQU0QRU0QUR09AHRH
RJQPIRQRU0QRQ41R8HAKDPAJFUAUIAPFAPFUPIURFQUWR0QUWR0QRU0QUR00Q
RQORJA@RKLKQ9WR0Q72304RUQHRQHORIF09FUS08FHOQRIQIWQUR0UQ0RUQ0UR
RJQUR0UAAHFHSUHF0987R8Q0R8Q08RU0QRAHUDFAHUQWRYQ8YR0Q8RY0QUFJFK
R083408QWRMLL:FAFLHR9QY9QYR972YUHQRHOAIFPIRIQRY97FY9FY9Y9AYAO
WKR2394123EQ9UE21QHEQHEDPSPQRQURGADRPQRIQW0EQIRIU-QIQ0RIQIWIQ
KUA08YRQUHRKRQRU08UWK,ALKWI-Q9URQKRQRK@QRQJAKLFJIQYA9YHQUWRY9

142 :七日後の:2014/11/12(水) 22:39:16.19 ID:zIlLVfiO0.net
                      _,,,,,,,,,,,,,,,,,_
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           ,.-'"  \:      \;; :... . ...:::;;;;;-''"     |
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    ,,..-‐'''""        ヾ    ,.-''"|    /――――、/

143 :七日後の:2014/11/12(水) 22:44:29.50 ID:zIlLVfiO0.net
|:::::ヽ|/::::::::::::::::::::::
|" ̄ ゙゙̄`ヽ、:::::::::::::::::::::                     
|,ノ   \ ヽ:::ヽ|/::::::::::::::::::::
|(●) (●) | ̄ ̄`ヽ、::::::::
|/ ̄⌒ ̄ヽ |ノ   \ヽ::::::::::                  
| .l~ ̄~ヽ |  |(●) (●)i:::::::::            
|  ̄~ ̄ ノ´ |/ ̄⌒ ̄ヽ | :::::::
|  ̄ ̄    | | .l~ ̄~ヽ | | ::::::
|        | ヽ  ̄~ ̄ ノ | 

144 :(-_-)さん:2014/11/12(水) 23:57:01.11 ID:dKYxxoNU0.net
夜空に流星を見つけるたびに、願いを託し
僕らはひきこもりになるために生まれてきた

145 :(-_-)さん:2014/11/13(木) 00:41:34.32 ID:M1kgfeTi0.net
引きこもりになるためと言うより、

いじめっこを満足させるために生まれてきたと言える。

146 :(-_-)さん:2014/11/13(木) 00:54:29.70 ID:fexCIthK0.net
サンドバッグイェイイェイ!

147 :(-_-)さん:2014/11/13(木) 08:24:08.87 ID:IBfmXBHe0.net
いいいね!

148 :(-_-)さん:2014/11/13(木) 18:55:59.87 ID:IBfmXBHe0.net
うーむ
しね!

149 :七日後の:2014/11/13(木) 20:04:48.59 ID:UFfieyS+0.net
   │ ::::\::::::::::│
   │丶::::::::\::::│
   │ :::\:::::::\l
   │、:::::::::\::::│

150 :(-_-)さん:2014/11/13(木) 21:51:08.47 ID:M1kgfeTi0.net
>>148
誰に対して言ってる?

151 :(-_-)さん:2014/11/14(金) 01:32:24.27 ID:32ILuh3I0.net
実際、脱ヒキしては戻りを繰り返しもう戦意を失うと
スレタイみたいに思うようになる

152 :(-_-)さん:2014/11/14(金) 06:50:47.51 ID:+Uu8e68O0.net
>>150
全人類

153 :(-_-)さん:2014/11/14(金) 07:15:47.64 ID:kJ4++IoP0.net
>>152
リクレイマーになって銀河旅行しよう

154 :七日後の:2014/11/14(金) 10:08:15.80 ID:oVBDjRjX0.net
|:::::ヽ|/::::::::::::::::::::::
|" ̄ ゙゙̄`ヽ、:::::::::::::::::::::                     
|,ノ   \ ヽ:::ヽ|/::::::::::::::::::::
|(●) (●) | ̄ ̄`ヽ、::::::::
|/ ̄⌒ ̄ヽ |ノ   \ヽ::::::::::                  
| .l~ ̄~ヽ |  |(●) (●)i:::::::::            
|  ̄~ ̄ ノ´ |/ ̄⌒ ̄ヽ | :::::::
|  ̄ ̄    | | .l~ ̄~ヽ | | ::::::
|        | ヽ  ̄~ ̄ ノ | 

155 :七日後の:2014/11/14(金) 10:18:57.01 ID:oVBDjRjX0.net
すべてを失ったとしても、希望さえ残れば、
そこからいっさいが再び始まる。
希望はつねに出発であり、永遠の始まりである。


私曰く
何事にも、優しさ、勇気、負けない心を持つこと
それは、自分の心一つででしょうか
言葉ではない、心で対話してゆかねば・・・
希望、生きるためには希望を持つこと
希望に向かうから楽しい人生を過ごせるのでしょう
昨今の希望なき時代
私たちは希望を胸に前進してまいりたい

156 :七日後の:2014/11/14(金) 10:19:50.85 ID:oVBDjRjX0.net
無限の財宝

母は 大邸宅や 庭園がなくても 平気である  

お金がなくても 名誉がなくても 平然としている  

愛する主人が いかなる立場であろうが 達観している  

わが家こそが 宮殿であり  

心のなかには 無限の財宝をもっていることを

知っているからだ

157 :七日後の:2014/11/14(金) 10:20:41.87 ID:oVBDjRjX0.net
活字文化
活字文化の復興こそ、
現代の教育に精神と人格の深みをもたらしゆく、
大切な要素である。

158 :七日後の:2014/11/14(金) 10:21:10.27 ID:oVBDjRjX0.net
対話

対話こそ人間の特権である。
それは人間を隔てるあらゆる障壁を越え、
心を結び、世界を結ぶ、最強の絆となる。

159 :七日後の:2014/11/14(金) 10:21:44.05 ID:oVBDjRjX0.net
写真

写真は”世界語”である。
言葉は理解できなくとも、
写真を見れば、すべてがわかる。
心を分かち合うこともできる。

160 :七日後の:2014/11/14(金) 10:22:16.38 ID:oVBDjRjX0.net
仏法の知見と人間革命

一人の人間における偉大な人間革命は、
やがて一国の宿命の転換をも成し遂げ、
さらに全人類の宿命の転換をも可能にする。

161 :七日後の:2014/11/14(金) 10:22:50.61 ID:oVBDjRjX0.net
宗教の使命

生きた宗教は、社会に生き生きと活力を与え、
躍動する精神の息吹を吹き込んでいく。
社会に何らかの貢献もなし得ないのであれば、
それは死せる宗教といわざるを得ない。

162 :七日後の:2014/11/14(金) 10:23:29.36 ID:oVBDjRjX0.net
生命の尊厳と死生観

現代社会の不幸の元凶は、
人間生命が尊厳なる存在であるという、
本源的な考えが欠如していることだ。
この思考を欠いては、
人間の復権はありえない。

163 :七日後の:2014/11/14(金) 10:24:47.29 ID:oVBDjRjX0.net
現代社会と教育

教育は、時代の人間と文化を創る厳粛な事業である。
したがって、政治権力によって左右されることない、
確固たる自立性をもつべきである。
その意味から、これまでの立法、司法、
行政の三権に教育を加え、
四権分立案を提唱しておきたい。

164 :七日後の:2014/11/14(金) 12:29:19.12 ID:oVBDjRjX0.net
親子と家庭

家庭教育の最大にして最重要の眼目は、
心を育むことである。人の心がわかり、
行動できる人こそが、
本当に心の強い人間なのである。
そのためにも、親の生き方を通して、
子どもの心を鍛えていきたい。

165 :七日後の:2014/11/14(金) 12:30:05.60 ID:oVBDjRjX0.net
リーダーと私心

人材は、いる。さがせば見つかる。

しかしリーダーに私心があれば、

まじめな人材ほど苦しむことになる。

反対に、リーダーが無私であればあるほど、

その「無私の真空」に引き込まれるようにして、

よき人材が集まり、衆知が集まり、

民衆の信望が集まってくるものだ。

166 :七日後の:2014/11/14(金) 12:30:56.12 ID:oVBDjRjX0.net
桜梅桃李

桜は桜、梅は梅、桃は桃、李は李。

花にもそれぞれ個性がある。

人もまた同じである。

さまざまな個性の人が自分らしく花を咲かせ、

しかも互いに尊重し、

調和を保っていくのが人間協和の社会であり、

平和の要諦といえよう。

167 :七日後の:2014/11/14(金) 12:31:40.21 ID:oVBDjRjX0.net
建設は死闘

破壊は一瞬 建設は死闘

惰性は暗 希望は明

後退は死 前進は生

168 :七日後の:2014/11/14(金) 12:33:18.04 ID:oVBDjRjX0.net
正義

真の正義とは、民衆の幸福であり、

平和でなければならないはずである。

いかなる大義があろうとも、

そこに不幸な人々がいる限り、

正義は存在しない。

169 :七日後の:2014/11/14(金) 12:36:18.03 ID:oVBDjRjX0.net
滝の如く

滝の如く 激しく
滝の如く 撓まず
滝の如く 恐れず
滝の如く 朗らかに
滝の如く 堂々と
男は 王者の風格を持て


私曰く
奥入瀬の滝の雄大さをいつも
思い浮かべます。
今、草食男性が多い
この 「滝の歌」の如く
邁進していこう
自然は、男と女の心が一体となっている
一点から見るのではなく
多角的に自然を見ることで

170 :七日後の:2014/11/14(金) 14:45:55.36 ID:oVBDjRjX0.net
人間の真価

人間の真価というのは、学歴や立場、

肩書きによって決まるのではない。

信義を守るかどうか、誠実であるかどうか、

真剣であるかどうかである。そして、

”信義の人””誠実の人””真剣の人”には、

人間性の光彩がある。

171 :七日後の:2014/11/14(金) 14:51:24.74 ID:oVBDjRjX0.net
謙虚

偉ぶってはいけない。

偉く見せようとすることもいけない。

また偉くさせてもいけない。

謙虚であることが尊く強いのだ。

172 :七日後の:2014/11/14(金) 14:51:50.43 ID:oVBDjRjX0.net
新・人間革命 第1巻 第1章 「旭日」


 平和ほど、尊きものはない。

 平和ほど、幸福なものはない。

 平和こそ、人類の進むべき、根本の第一歩であらねばならない。



 一九六〇年(昭和三十五年)十月二日――。

 山本伸一、三十二歳。

 彼は今、胸中に平和への誓いの火を燃やしながら、世界へと旅立とうとしていた。それは、創価学会第三代会長に就任してから、わずか五ヶ月後のことであった。

 この日の東京は好天に恵まれ、澄んだ秋空が広がっていた。

 羽田の東京国際空港は、朝からの大勢の同志が詰めかけ、午前九時半ごろには、送迎デッキは鈴なりの人であふれた。初の海外訪問に出発する会長山本伸一を見送ろうとしてやって来た人たちである。

 午前十時十分、送迎デッキにざわめきが走った。伸一をはじめ、一行六人が、ターミナルビルから姿を現わしたのである。メンバーは伸一のほか、副理事長の十条潔、理事の石川幸夫、教学部長の山平忠平、青年部長の秋月栄介、そして、婦人部長の清原かつであった。

 一行は搭乗機の前で一列に並ぶと、被っていた帽子を取り、見送りの人びとに向かって手を振った。歓声と拍手が、晴れ渡る空に舞った。

 十時四十分、一行を乗せた日本航空(JAL)八〇〇便は、轟音を響かせて離陸し、一路、ハワイのホノルルに向け、飛び立っていった。

 一行の搭乗機は、就航して間もない大型ジェット旅客機であった。この年の八月十二日、日本発の大型ジェット機として、DC−8型の「富士号」が就航。以来空の旅もジェット機時代″の開幕を迎えていたのである。

 眼下には、伸一が生まれ育った、懐かしいふるさとの大森の海が見えた。海面には、太陽の光を浴びた無数の波が、キラキラと銀色に照り輝いていた。それは、伸一の旅立ちを祝福し、見送っているかのようでもあった。

 伸一は、静かに胸に手をあてた。彼の上着の内ポケットには、恩師戸田城聖の写真が納められていた。彼は、戸田が逝去の直前、総本山で病床に伏しながら、メキシコに行った夢を見たと語っていたことが忘れられなかった

173 :七日後の:2014/11/14(金) 14:53:20.87 ID:oVBDjRjX0.net
小説「新・人間革命」  12月5日 新世紀16

広宣流布、立正安国の戦いを進めれば、難が競い起こる。日蓮大聖人は、「大難なくば法華経の行者にはあらじ」(御書一四四八ページ)と仰せである。
大聖人は、この世は第六天の魔王が支配する世界であると説いている。魔とは、人間を不幸にする生命の働きである。差別や支配、「殺の心」なども、人間の生命に巣食う魔性によるものである。
仏法では、その根源を元品の無明、すなわち生命の根本的な迷いにあると説く。それを打ち破るのが「仏」の生命である。
いわば広宣流布とは、万人の「仏」の生命を覚醒させ、不幸の根源たる「無明」を打ち破る戦いである。ゆえに、広宣流布の前進あるところ、「仏」と「魔」との壮絶な闘争となり、それが法難となって現れるのである。

174 :七日後の:2014/11/14(金) 14:54:43.65 ID:oVBDjRjX0.net
日蓮大聖人の御生涯を見ても、「立正安国論」をもって国主諫暁されて以来、迫害に次ぐ迫害の人生であった。
「少少の難は・かずしらず大事の難・四度なり」(同二〇〇ページ)と仰せの通りである。松葉ケ谷の法難、伊豆流罪、
小松原の法難、そして、竜の口の法難から佐渡流罪にいたる大難である。

戸田城聖も、師の牧口常三郎と共に、軍部政府の弾圧という大難に遭い、投獄され、牧口は獄死している。
また、戦後も、夕張炭鉱の労働組合による学会員の締め出し事件や、山本伸一が選挙違反という無実の罪で逮捕された大阪事件が起こっている。
それらは、立正安国の理念の実現をめざして、政治改革に着手したことによって起こった迫害である。

伸一の第三代会長就任後も、政治権力をはじめ、さまざまな勢力による、学会への攻撃が繰り返されてきた。
その攻撃の照準は、いつも会長である伸一に絞られていた。

学会の団結の要であり、前進の原動力ともいうべき伸一を倒せば、同志は分断され、広宣流布は破綻をきたすことになる。
したがって魔は、常に師弟の離間工作に躍起になるのである。

175 :七日後の:2014/11/14(金) 14:56:25.57 ID:oVBDjRjX0.net
新人間革命 第8巻 宝剣11

「広宣流布の道には、さまざまな誘惑もある。難もある。信心を磨き抜かなければ、自分に負けていってしまう。
このなかからも、退転する者、反逆する者が出るかもしれない。しかし、たった一人しか残らなくても、
私はその人を励まし、その人とともに、広宣流布を成し遂げていくつもりだ。でも、みんな最後まで残ってほしい。
そして、一緒に、生涯、広宣流布のために生き抜いていこうよ」
[P141]


「哲学を学ぶ本当の意味は何か。それは、人間として、いかに生きていくか、
どうすれば、最高の人生を送っていけるのかを確立することにある。
その大哲学は、日蓮仏法にしかない。仏法は、最高峰の生命の哲学です。
また、人間の生活に立脚した、万人が幸福になるための原理です。
したがって、根本は仏法です。仏法を学び抜いていくならば、いっさいに透徹していくことになる。
しかし、根本は根本として、これから、諸君が社会の指導者となっていくには、知識も大事です。
その知識を生かす智慧を涌現していくのが信心なんです。信心を根本としていけば、いっさい無駄はない」
[P142]

176 :七日後の:2014/11/14(金) 14:58:37.79 ID:oVBDjRjX0.net
「先生は、先日の学生部総会で、信心を根本に、生命力豊かに、
骨のある人間になっていくように言われましたが、この骨のある人間とは、どういうことでしょうか」 
伸一はニッコリと頷き、語り強めた。
「それは、信念をもったスケールの大きな、堂々たる生き方をしていく人間ということです。
人間は、どうしても環境に染まっていきやすいものだ。たとえば、アルバイトに明け暮れ、
コッペパンやオニギリばかり食べて、生きていくのがやっとだという状態のなかで勉強していると、狭量な人間になってしまう場合がある。
また、今の?学生かたぎ?として、自分のささやかな幸せだけを追い求めて生きる傾向もある。
私は、青年たちが自分のことしか考えなくなりつつあることを、心配しているんです。
社会、世界をどうするのか、最高に価値ある生き方とは何か、といった問題をおろそかにし、なんの信念も、哲学もない人生であってはならない。
青年がそうであれば、最後は、自分も社会も不幸です。
では、どうすれば、骨のある、スケールの大きな人間になれるのか。それは境涯を革命することです。
人間革命です。題目を唱え抜き、学会とともに広宣流布に生きていくならば、自然のうちに大境涯になり、骨のある人間になっていきます。
[P143]

177 :七日後の:2014/11/14(金) 22:38:25.06 ID:oVBDjRjX0.net
座談会の指針  小説「新・人間革命」

「ご承知の通り、座談会は教学と並んで創価学会の根本の伝統であり、仏道修行の要諦であり、学会の縮図です。
私は座談会を最も重視し、"戦う座談会″を学会の大伝統として再確認し、来月からあらためて実践に移したいと思いますけれども、いかがでしょうか!」

会長山本伸一の呼びかけに、賛同の大拍手がドームにこだました。九月二十五日、東京・両国の日大講堂で行われた、
九月度本部幹部会でのことである。伸一は、この本部幹部会で、全幹部が一丸となって、全力で座談会に取り阻み、広宣流布の堅固な礎を築こうと訴えた。

そして、学会本部に、仮称「座談会推進本部」を設置し、自らが推進本部長として、座談会の充実に挺身していくことを表明したのである。
彼は、常に率先垂範の闘将であった。民衆は賢明である。自らは行動もせず、実証も示せぬリーダーの号令など、
誰も耳を傾けなくなるにちがいない。人を動かすのは、口先ではない。魂の触発である。実践、体験に裏打ちされた確信に人は魂を揺り動かされるのだ。

もしも、号令によって人が動くなどと考えているなら、それは、人間を侮蔑しきった傲慢の徒といってよい。
ともあれ、伸一は、自らが先頭に立って、動き、戦い、学会の活動の柱ともいうべき座談会を盤石なものにしようと、決意していたのだ。

牧口初代会長以来、学会は座談会とともにあった。いや、座談会こそが学会の民衆運動の最大の源泉であった。
そこで学ぶ御書や、赤裸々な同志の信仰体験、幹部の明快な指導などが参加者の発心と決意を促し、学会発展の原動力となってきたのである。

また、座諛会には、職業も、世代も異なる老若男女が集い、苦悩に沈む友がいれば、
皆がわが悩みとして励ましを送り、歓喜の報告には、皆が喜びを分かち合ってきた。
そこには、社会的な地位や貧富の差などによるわけへだては、いっさいなかった。

178 :七日後の:2014/11/14(金) 22:39:54.44 ID:oVBDjRjX0.net
まさに、「民主」と「人間共和」の縮図であり、現代社会の「心のオアシス」をつくり出していたといってよい。
さらに、会員に限らず友人等も参加し、忌憚(きたん)なく意見を交換し合う座談会は「社会に開かれた対話の広場」であり、
弘教の法戦場であった。人びとは、座談会を通して、創価学会を実感として知り、認識を深めていくのだ。

座談会が充実し、活力と歓喜にあふれている限り、広宣流布の前進はとどまることはない。
ところが近年、その座談会を軽視する風潮が生まれ、内容的にも、マンネリ化の傾向が見られ始めていたのである。
山本伸一は、この事態を真剣に受け止め、座談会の改革に乗り出したのであった。
まず、九月十八日、伸一は、学会本部の黒板に、「日々の指針」として、こう書き記した。

「幹部は常に充実した座談会を推進しよう。そして一人一人と話し合い、自信をあたえ、幸せに導くことが大事だ」

周りにいた本部職員がそれを見ていると、伸一は言った。
「さあ、今日から座談会革命だ。みんなで力を合わせて、最高の座談会にしていこう」職員の一人が、伸一に尋ねた。
「先生、座談会を充実させる秘訣というのはなんでしょうか」

「詳細は、次の本部幹部会で語ろうと思っているが、原理は明確だ。主催する幹部や担当幹部の一念で、
すべては決まってしまうということだよ。本来、座談会は、弘教のための仏法対話の場だった。
牧口先生も、戸田先生も、新来者のどんな質問にも、懇切丁寧に答えられ、
なぜ、日蓮大聖人の仏法が正しいのか、真実の幸福の道とは何かを、大確信をもって、理路整然と語られた。
まさに、座談会は法戦の最前線であった。また、集って来た同志に、勇気と確信を与えようと、真剣勝負の指導が行われた。
座談会に参加すれば、どんな疑問も晴れた。つまり、ひとたび、座談会を開いたならば、友人も会員も、納得させ、歓喜させ、
発心させずにはおくものかという、中心者の気迫と力量が勝負になる。幹部の自覚としては、戦う座談会″にしていくことだ」

179 :七日後の:2014/11/14(金) 22:40:28.87 ID:oVBDjRjX0.net
山本伸一は、既に、聖教新聞社の編集首脳に、座談会充実のための企画を提案していた。
それを受けて聖教新聞では、九月十八日付から「見直そう座談会の力」と題する連載を開始した。
さらに、二十四日に、学会本部で開かれた全国理事会でも、伸一は、学会伝統の最重要行事である座談会を軽視する風潮があることを、
厳しく戒めた。そして、翌二十五日、本部幹部会での、座談会についての指導となったのである。

伸一は、この幹部会では、座談会の重要性を語ったあと、これまで、実施の回数も、日時もバラバラであったので、
開催日を定めていくことなどを発表した。そして、「私自身、十月から、率先して座談会に参加する決意です」と宣言したのである。

この伸一の言葉に、大拍手が広がった。拍手が収まるのを待って、彼は言葉をついだ。
「座談会で活躍し、育った人こそが、真の学会っ子であります。 教学、そして、座談会は誰がなんと言おうと
、学会の礎であり、広布の推進力であります。したがって、本当に学会を大事にし、愛し、守ろうとするなら、
私とともに、座談会の充実のために、涙を流し、汗を流して、戦い抜いていただきたいのであります」

気迫に満ちた伸一の呼びかけに、参加者は取り阻みへの決意を新たにしたのであった。
伸一は、さらに、座談会を開催するにあたっての重要なポイントを語っていった。

「どうか、新来者を連れて来られた人を、大事にしていただきたい。新来者が信心に反対することもあるでしょう。
しかし、紹介者は、この人を幸福にしたいとの真心で、苦労を重ねて連れて来たのであります。
その紹介者の立場がなくなるような思いにさせることは、誠意と努力に対する冒涜です。新来者を連れて来た人には、
心から尊敬の念をもって、激励していただきたいのであります。また、新来者が出席しない場合も、担当幹部は知恵を働かせ、
集って来た同志とじっくり懇談し、質問を受けたりするなど、有意義な座談会にしていただきたい」

山本伸一の言葉には、話すにつれて熱がこもっていった。

180 :七日後の:2014/11/14(金) 22:41:08.77 ID:oVBDjRjX0.net
「座談会は、全員参加が原則です。座談会の日は、最高幹部も、本部、支部の幹部も、
必ず、どこかの座談会に出席するのは当然です。そして、座談会を迎えるにあたっては、
幹部が手分けをして、連絡、指導、激励にあたり、全員が参加できるように力を尽くしていくことが大事になります。
座談会は、当日だけでなく、結集も含め、事前の準備によって決まってしまうといえます」

ここで、伸一の話は、担当幹部の在り方に及んでいった。

「座談会を担当する幹部は、成功を真剣に御本尊に祈り、固い決意と大確信をもって臨むことが大切です。
どんなに面白い話をしても、信心の確信が伝わってこなければ、画竜点睛(がりょうてんせい)を欠いています。

確信のない人は、結局、担当幹部としては失格です。そして、どの場面を見ても、学会精神にあふれているという座談会にしていただきたい。
また、幹部に不可欠なのは配慮です。皆が発言するような場合でも、口下手な人もいるので、そういう人の気持ちも敏感に察知しなくてはならない。
さらに、座談会でどんなことが起ころうと、臨機応変に対処できる聡明さと、明朗さがなくてはならない。
なかには酒を飲んで、ふざけ半分で乱しに来る人もいるかもしれない。そういう場合には、参加をお断りするという、厳然とした対応も必要になります。
信心の錬磨の清浄な世界を、かき乱されるようなことがあってはなりません。その毅然とした態度とともに、社会性ある、常識豊かな振る舞いが大事です。
特に、言葉遣いは、どこまでも、丁寧であっていただきたい。たとえ、信心に批判的な発言をする人がいても、
礼儀正しく、相手を尊敬した立場で話をしていくべきです。これまでも、一部の幹部の心ない言葉遣いに失望し、残念なことには、学会を離れていってしまった人もいるんです」

こう語った時、伸一の表情は曇った。山本伸一は、担当幹部や主催者の地区部長などに必要な配慮について、微に入り細をうがつように述べていった。

181 :七日後の:2014/11/14(金) 22:42:02.88 ID:oVBDjRjX0.net
「会場提供者には、特に礼を尽くして、使ってもらってよかったと思えるように、幹部は心を砕いていただきたい。
また、その会場のご家族、子どもさんにも、丁重に御礼申し上げていただきたい。
さらに、会場周辺にも、十分に注意を払い、駐車違反をはじめ、騒音や駐輪等で、絶対に迷惑をかけることのないようにしてください。
そして、近所の方々に対しても、事前に、誠意あるあいさつをしておくことも大切です。
誰が見ても、すがすがしいな、納得できるな、というものにしていかなければならない。
座談会は、学会の地区など、一部分の、小さな行事であると思うのは、大きな誤りです。
創価学会といっても、それは、どこか遠くにあるのではない。わが地区の座談会のなかにこそ、
学会の実像がある。したがって、その充実こそが、学会の建設の要諦となるのであります」

この本部幹部会での伸一の指導は、座談会の在り方を考える、重要な指針となったのである。
幹部会の参加者をはじめ、伸一の指導を機関紙で知った同志は、闘志を燃え上がらせた。

「これが創価学会だといえる、最高の座談会を開こう!」「みんなで力を合わせて、頑張ろう!」ある人は、全友人に参加を呼びかけて歩いた。
また、ある人は、家庭訪問に全力を注いだ。こうして、全国津々浦々に、座談会成功への息吹がみなぎっていったのである。
それから十日後、全国の会場提供者に、一枚の栞(しおり)が届けられた。
その栞には、馬に乗った女性の戦士の絵が描かれ、「創価学会座談会場」を意味する英語の文字が記されていた。
ささやかだが、感謝の思いを伝えたいと、伸一が提案し、作られたものであった。たった一枚の栞ではあったが、贈呈された会場提供者は、山本会長の真心に胸を熱くした。

また、座談会にかける、伸一の決意を感じ取っていった。

(13巻・北斗の章)

182 :七日後の:2014/11/14(金) 22:45:38.07 ID:oVBDjRjX0.net
 池田大作

価値判断の最上のもの
いくら挑発されても   
私は それにのらない   
私は思索の中核に    
信仰という 価値判断の    
最上を持っているからだ

183 :七日後の:2014/11/14(金) 22:46:21.08 ID:oVBDjRjX0.net
池田大作

私には絶望がない
 私には けっして絶望がない   
 無限に開く   
 信仰があるからだ 

184 :七日後の:2014/11/14(金) 22:46:52.86 ID:oVBDjRjX0.net
 池田大作

 深く強い負けじ魂
 暗い日があっても   
 悩める日があっても   
 私は 現実の生活を逃避しないで   
 信仰と言う深く強い負けじ魂で    
 人生を生きぬく

185 :七日後の:2014/11/14(金) 22:47:46.60 ID:oVBDjRjX0.net
 池田大作

 生死の永遠の勝利のために
 いかなる人間も   
 厳しく死に直面せざるをえない   
 故に私は   
 生死の永遠の勝利のために   
 最高の宗教を選ぶ

186 :七日後の:2014/11/15(土) 16:34:39.47 ID:c1StuonU0.net
教師の役割

教育の原点は教師である。
その人格こそが、
教育という価値創造の根源である。
ゆえに教師こそ、最大の教育環境となる。

187 :七日後の:2014/11/15(土) 16:35:25.73 ID:c1StuonU0.net
教育の使命

教育には、人間を善にする力も、

悪にする力もある。

だからこそ、教育が大事である。

188 :七日後の:2014/11/15(土) 16:36:57.92 ID:c1StuonU0.net
随筆 新・人間革命 355  「創立の月」と学会精神」


わが使命は勝利! 大東京
自身の偉大なる歴史を綴れ!


 「革命とは、人間の覚醒である」とは、中国革命の父・孫文の有名な言葉である。
 彼は言い切った。
 「人びとが、自分を救えるものは自分しかいないと自覚して立ち上がれば、大きな力が生まれる。
 この目覚めた人民の大きな力があれば、いかに巨大な抵抗勢力があっても、打ち破り、勝つことができる」と。

 十一月は、わが創価学会の「創立の月」である。
 昭和五年の十一月十八日、牧口初代会長、戸田第二代会長の師弟によって、わが創価の城は、東京で誕生したのであった。
 「創立の月」とは新しい歴史を"創る月"である。
 正義の獅子が猛然と"一人立つ月"でもある。
 単なる過去を回顧する節目ではない。「創立の月」は、古い年表の中に眠っているものでは決してない。
 広宣流布とは、瞬時の停滞も許されぬ、絶えざる創造と、戦闘の前進の歩みである。
 「創立の月」は、常に「今この時」にある。今の瞬間、瞬間を勝ち取ってこそ、次の五十年、百年にわたって、崩れぬ、常勝の学会が「創立」されていくからだ!
 この十一月に、自分自身の新しい歴史を塗り替えていくのだ! 古い殻を破り、生まれ変わる月だ! 限界の壁を叩き割り、雄々しく一人立ち上がる月なのだ!

189 :七日後の:2014/11/15(土) 16:37:45.36 ID:c1StuonU0.net
 約百年前、今の「文化の日」である十一月三日に、牧口先生が東京・北区の王子・滝野川方面に足を運ばれていたことが、新たに確認された。
 北海道から東京に出られて数年、女性の通信教育に先駆的に尽力された牧口先生は、「観楓会」と銘打ち、受講生たちと共に有意義な文化の催しを行なわれたのであった。
 ともあれ、「創立の月」である十一月は、本陣・大東京を舞台に、黄金不滅の学会精神の歴史が、幾重にも刻まれている。
 特に昭和三十二年の十一月八日、我らが東京で開催した秋季総会を、私は忘れることはできない。
 当時、学会は破竹の勢いで発展を続け、戸田先生が生涯の願業とされた折伏七十五万世帯の達成も、もはや目前となっていた。
 会場は、明るい秋の日差しに包まれていたが、戸田先生の顔色は青く見えた。ひどくお疲れのご様子だった。
 この日の総会には、新聞や雑誌などの取材陣が殺到していた。既に学会は、社会から、偏見に満ちた視線に晒されていたのである。
 しかし、わが師は、いつものように、悠然として、会長講演に立った。
 先生は、学会の大発展の理由について、あれこれ詮索した、軽薄なマスコミ報道を、一刀両断された。
 「学会には信心がある。ご本尊の功徳から、みな出たものじゃないか。それに気がつかないのだ!」
 「ただ信心が中心!信心をやるんです。それさえ腹に入れたら、誰が何と書こうと、何を言おうと、驚くことなどは絶対にないだろう!」
 まさに、百獣のわめき声のごとき批判を圧倒する、王者の獅子吼であられた。
 「嘘をこっぱみじんに打ち砕け!」と、文豪ロマン・ロランは書いた。
 世間からどう見られようが、恐れてはならない。踊らされてはならない。学会には厳然たる信心があるのだ!
 それは、ここ本陣の大東京から、全同志に叫び残された戸田先生の遺言であった。
 この日が、わが師が生前に出席された、最後の本部総会となったからである。

190 :七日後の:2014/11/15(土) 16:38:17.42 ID:c1StuonU0.net
戸田先生は、一日に幾度となく、私を呼ばれて、暇さえあれば、信心のこと、人生のこと、将来の構想のことなど、様々な展望を語り、遺言されていた。
 不二の弟子にとって、師と共に、広宣流布の未来を語るひと時は、最高無上の幸福であった。語っても語っても、尽きることがなかった。
 しかし、先生は、この昭和三十二年の秋ごろから、学会本部におられる時も、二階の会長室には行かずに、一階の応接室のソファで身を横たえていることが多くなった。
 私は、衰えゆく師の身体に苦悩しながら、ご健康を懸命に祈りながら、師弟の対話の時間を宝としていった。
 本部総会から、一週間後の十一月十五日のことである。私は応接室で、種々ご指導をいただいた。
 師の目が鋭く光った。
 「ひとたび広宣流布の戦を起こしたならば、断じて勝たねばならない。戦いを起こして負けるのは、男として最大の恥である」
 その一言は、今もって耳朶を離れない。

191 :七日後の:2014/11/15(土) 16:41:01.73 ID:c1StuonU0.net
戦いを起こした以上、負けるわけにはいかない。
 前進を阻もうとする、いかなる迫害も、謀略も、いっさい打ち破って、堂々と、勝ち進む以外にないのだ。
 昭和五十四年、あの卑劣な宗門問題の渦中に、私は会長を辞任した。しかし、役職を辞めても、広宣流布の使命が終わるはずはない。
 わが師の遺言を思い起こしながら、「断じて勝ってみせる!」と、ただ一人、堅固に、胸深く誓っていた。
 いよいよ好機到来し、私が"反転攻勢"への跳躍台としたのは、やはり東京の天地であった。そして、その決起の月は、意義も深き「創立の月」であったのだ。
 昭和五十六年の十一月二日、創価大学の中央体育館には、わが立川と西多摩の同志が集っておられた。
 その二日前、創大生に対して、「歴史と人物を考察――迫害と人生」と題して講演した私の胸には、正義の闘魂が燃え盛っていた。
 嫉妬や讒言による迫害がなんだ!卑劣な権力の迫害がなんだ!
 中国の大歴史家・司馬遷を見よ!インド独立の父ガンジーを見よ!フランスの文豪ユゴーを見よ!みな迫害、迫害、迫害だ。
 いわんや、仏法流布の正義ゆえの迫害である。これ以上の誉れがあろうか。
 私は決断した。
 この十一月、新しい太陽を断じて昇らせてみせると、わが心は炎の如く燃え上がるのであった。立川と西多摩の総会に駆けつけた私は、「仏法は勝負である」と指導したあと、扇を手に立ち上がった。
 同志の要望に応え、新出発の歌の指揮をとった。「嗚呼黎明は近づけり」(大阪高等学校全寮歌)である。

 ♪嗚呼黎明は 近づけり
  嗚呼黎明は 近づけり
  起てよ我が友
      自由の子……
      (作詞・沼間昌教)

 声高らかな歌が始まると、皆の胸の思いが一つにとけ合って、大会場に巨大な感情がうねり始めた。皆の顔に決意がみなぎっていた。断固として戦う決意であった。
 私は嬉しかった。本当に嬉しかった。私が再び広宣流布の雄渾の指揮をとる日を待っていてくれたのだ。

192 :七日後の:2014/11/15(土) 16:42:23.05 ID:c1StuonU0.net
 「尊敬によってつくられた友情が真実で 完全で 永続的である」とは、迫害の人生を生きた、イタリアの詩聖ダンテの確信であった。
 さあ、新しい黎明の時だ。ここ数年の暗闇を打ち破り、新しい学会を、今再び創立する時が来たのだ!
 私は、東京の大地を勢いよく蹴って、関西、そして四国へと飛んだ。
 さらに、再び関西へ、中部へと「創立の月」を走り、翌十ニ月には、猛然と九州へ転戦していったのである。
   
 日蓮大聖人が広宣流布の主戦場とされたのは、当時の日本の中心地・鎌倉であった。
 幕府の膝元である。今なら首都・東京に相当する。
 政権の中枢である鎌倉は、当時、決して安全地帯ではなかった。むしろ危険に満ちた場所でさえあった。讒言が飛び交い、陰謀が練られ、敵の監視の目も光っていた。
 しかし、それでも、いな、だからこそ、大聖人は、鎌倉を舞台として、宗教の正邪を決する言論戦を展開されたのである。
 ここにこそ、広宣流布の勝負の厳しき急所がある。
 わが学会も、最も激戦地に乗り込み、そこで勝ち抜くことだ。
 その時代の中心的天地で、厳然たる正義の陣営を構築し、勝負を決することだ。
 この事実の法則を、東京は決して忘れてはならない。
 東京が勝てば、それは皆の勝利だ! 私の勝利だ!
 ゆえに東京は断じて勝たねばならない。勝つことが東京の使命であり、宿命であり、責任なのだ。
 さあ、我らの本陣・大東京の友よ! 断固として戦い、勝ち抜け! 自身の偉大なる歴史を綴れ!

193 :(-_-)さん:2014/11/15(土) 16:49:47.65 ID:c1StuonU0.net
随筆 人間革命 
「日に日に新たに」

 ―― ”第三の青春”を勇猛精進で ――
 新しき年。偉大な境涯の旭日は昇る。
 正月二日――。
 東京牧口記念会館にて、敬愛するわが友と、「民衆勝利の年」の出発。
 この日は、私の七十歳の誕生日。個人的なことながら、世界の同志が祝福してくださった。申し訳なく、また嬉しい。
 小説『新・人間革命』第一巻の単行本も、この日付で発刊。少しでも皆の励みになればと願う。
 出版の労をとられた関係者の方々、そして、読者の皆様に心から感謝。
 かつて、三十歳の誕生日を約一ヶ月後に控えた、懐かしき日記に、私は、こう記していた。
 「先生と共に戦い、進み、生きぬくこと以外に、私の人生はない。師ありて、われあるを知る」
 病弱のため、医師から、三十歳まで生きられないだろうと言われたわが生命
 戸田先生はそんな私を誰よりも心配され、厳愛の指導を続けてくださった。
 激しき法戦の明け暮れ。病に苦しみ、疲労困憊した私に、先生は言われた。
 「三障四魔との戦いだ。泣いて、御本尊にぶつかれ。そして、すべてを打開せよ」
 「いつ臨終になっても、悠然と、従容たる人生であれ、信心であれ」生命を貫く、厳父の声。
 また、ある時は、「私の命をやろう!生きぬけ、私に代わって、断じて生き抜け!」とも。
 師に生命を吹き込まれ、病魔の宿命に打ち勝ち、迎える三十歳。その感慨を胸に、十年ごとの人生の来し方と未来の指標を、日記につづ っている。

 十歳まで ・・・・ 平凡な漁師(海苔製造業)の少年時代
 二十歳まで ・・・・ 自我の目覚め、病魔との闘い
 三十歳まで ・・・・ 仏法の研鑽と実践。病魔の打破への闘い
 四十歳まで ・・・・ 教学の完成と実践の完成
 五十歳まで ・・・・ 社会への宣言
 六十歳 ・・・・ 日本の広布の基盤完成

 しかし、日記には、六十歳から先のことは、触れていない。それ以上、生きぬけるとは、とうてい、考えられなかったからである。
 私が体調を崩し、検査入院したのも、恩師の逝去の年齢五十八歳が、目前の晩秋であった。

194 :七日後の:2014/11/15(土) 16:50:38.06 ID:c1StuonU0.net
先生がご存命ならば、間もなく九十八歳。先生の命を分けていただいての、わが「更賜寿命」の七十星霜なりと、しみじみ思う。
 かのユゴーは、七十歳で小説『九十三年』の制作に着手。またトルストイは、七十歳の頃、名作『復活』の執筆に没頭した。
 牧口先生は、七十歳になられてすぐ、機関紙『価値創造』を創刊。新しき言論戦の火蓋を切られた。
 法悟空も、『新・人間革命』第八巻の執筆に余念がない。間もなく、連載も再開となる。
 ここに、六十歳以降の、わが人生の歩みと推測を記せば、たとえば、次の如くなる哉。

 七十歳まで ・・・・ 新しき人間主義の哲理を確立
 八十歳まで ・・・・ 世界広布の基盤完成なる哉

 このあとは、妙法に説く不老不死のままに、永遠に広宣流布の指揮をとることを決意する。

 ゲーテは、七十余歳の詩にうたった。
 「『教えてほしい いつまでもあなたが若い秘密を』
  なんでもないことさ
  つねに大いなるものに喜びを感じることだ」(「不老長寿の薬」内藤道雄訳)
 わが生涯は、広宣流布への大いなる旅路。
 眼前には、二十一世紀の希望の山並み。
 ”第三の人生”とは、”第三の青春”の異名である。
 「日に日に新たに、また日に新たなり」(『大学』)
 この一年も、勇猛精進の日々をと、断固と誓う。

195 :七日後の:2014/11/15(土) 21:46:33.75 ID:c1StuonU0.net
崇峻天皇御書 その1
        
白小袖一領、銭一ゆひ、又富木殿の御文のみ、なによりも、かき・なし・なまひじき・
ひるひじき、やうやうの物うけ取り、しなじな御使ひにたび候ひぬ。
さてはなによりも上の御いたはりなげき入って候。
たとひ上は御信用なき様に候へども、との其の内にをはして、其の御恩のかげにて法華
経をやしなひまいらせ給ひ候へば、偏に上の御祈りとぞなり候らん。

P1170

         
現代語訳

白小袖一枚、銭一結、また、富木殿からのお手紙と、何よりも、柿・梨・生ひじき・干ひ
じき、その他様々な品物を、御使いに託して、お届けいただきました。そして、それらの品
物を受け取りました。

さて、何よりも、主君(北条光時殿)の御病氣のことを、嘆き入っております。

たとえ、主君(北条光時殿)からは、貴殿(四条金吾殿)に対する御信用がないように見
受けられますけれども、貴殿(四条金吾殿)は、その一門の内にいらっしゃって、主君(北
条光時殿)に対する御恩の陰で、法華経(御本尊)を信行しておられます。

因って、貴殿(四条金吾殿)の御祈念は、偏(ひとえ)に、主君(北条光時殿)の御病氣
を平癒するための御祈念となることでしょう。

196 :七日後の:2014/11/15(土) 21:47:20.62 ID:c1StuonU0.net
 崇峻天皇御書 その2
        

大木の下の小木、大河の辺の草は正しく其の雨にあたらず、其の水をえずといへども、
露をつたへ、いきをえて、さかうる事に候。此もかくのごとし。
阿闍世王は仏の御かたきなれども、其の内にありし耆婆大臣、仏に志ありて常に供養あ
りしかば、其の功大王に帰すとこそ見へて候へ。
仏法の中に、内薫外護と申す大いなる大事ありて宗論にて候。

(新編御書1170ページ、御書全集1170ページ)

         
■現代語訳

例えば、大木の下に生えている小さな木は、直接、雨に当たることはありません。
また、大河のほとりに生えている草は、直接、大河の水を得ることが出来ません。
けれども、露が小さな木に伝わっていったり、ほとりの草が大河の水氣を得たりするこ
とによって、繁っていくのであります。

主君と臣下の関係も、これと同様であります。

阿闇世王は、提婆達多に騙されて、釈尊の御敵となっていました。
しかし、阿闇世王の臣下であった耆婆大臣は、仏に対する信仰心の志を持って、常に御
供養を行なっていたので、その功徳が阿闇世王に帰していったように、見受けられます。

仏法の中には、『内薫外護』(衆生の内に存在する仏性が薫発されて、自らを外護する
こと。)という、極めて大事な宗論があります。

197 :七日後の:2014/11/15(土) 21:48:18.19 ID:c1StuonU0.net
崇峻天皇御書 その3
      
法華経には「我深く汝等を敬ふ」と。
涅槃経には「一切衆生悉く仏性有り」と。
馬鳴菩薩の起信論には「真如の法常に薫習するを以ての故に、妄心即滅して法身顕現す」と。
弥勒菩薩の瑜伽論には見へたり、かくれたる事のあらはれたる徳となり候なり。
されば御内の人々には天魔ついて、前より此の事を知りて殿の此の法門を供養するをさ
さえんがために、今度の大妄語をば造り出だしたりしを、御信心深ければ十羅刹たすけ奉
らんがために、此の病はをこれるか。
 
 (新編御書1170ページ、御書全集1170〜1171ページ)

          

■現代語訳

法華経常不軽菩薩品第二十には、「我は、深く、汝等を敬う。」と、仰せになられています。
涅槃経には、「一切衆生には、悉く、仏性が有る。」と、仰せになられています。
馬鳴菩薩が著した『起信論』には、「真如の法が、常に薫習していく故に、迷いの妄心
が滅して、覚りの法身が顕現する。」と、云われています。
弥勒菩薩が著した『瑜伽論』には、自然に、隠れていた善事が、徳となって現れてくる
ことを示されています。
であるならば、貴殿(四条金吾殿)の同僚の人々に、天魔が付いて、この法華経(御本
尊)の法門を供養する貴殿(四条金吾殿)のことを、以前より知っていたが為に、この度
の大妄語を造り出して、妨げようとしたことになります。
しかし、貴殿(四条金吾殿)の御信心が深かったので、諸天善神である十羅刹女が、貴
殿(四条金吾殿)を助け奉ったのであります。
それ故に、主君(北条光時殿)が発病されたのでしょう。

198 :(-_-)さん:2014/11/16(日) 11:35:37.75 ID:NRTJQaAd0.net
  ∧_∧
  (・ω・ )
   と_,、⌒)^)=3 ブッ
     (_ ノノ

199 :池沼覇天神皇マンデビラ:2014/11/16(日) 12:12:33.44 ID:VXoebCrf0.net
糞野朗

200 :(-_-)さん:2014/11/16(日) 15:23:06.67 ID:NRTJQaAd0.net
糞マンデビラに糞言われてるよ

201 :七日後の:2014/11/16(日) 20:23:36.42 ID:yT1listB0.net
崇峻天皇御書 その4
       

上は我がかたきとはをぼさねども、一たんかれらが申す事を用ひ給ひぬるによりて、御
しょらうの大事になりてながしらせ給ふか。
彼等が柱とたのむ竜象すでにたうれぬ。和讒せし人も又其の病にをかされぬ。
良観は又一重の大科の者なれば、大事に値ふて大事をひきをこして、いかにもなり候は
んずらん。よもただは候はじ。
  
(新編御書1170〜1171ページ、御書全集1171ページ)

          

■現代語訳

主君(北条光時殿)は、貴殿(四条金吾殿)のことを、御自分の敵とは思っていないか
も知れません。
けれども、一旦は、彼等(四条金吾殿の同僚)の妄言を用いたことにより、御病氣が重
くなって、長引くことになったのではないでしょうか。

加えて、彼等が柱と頼む竜象房は、既に倒れてしまいました。
竜象房と一緒に讒言した人も、同じ病に冒されてしまいました。

極楽寺良観は、また一段と重い大罪の者であるために、大変な問題に遭遇して、大きな
事件を引き起こすことでしょう。そして、如何なることになっても、不思議ではありません。
決して、ただでは済まないことになります。

202 :七日後の:2014/11/16(日) 20:24:15.08 ID:yT1listB0.net
崇峻天皇御書 その5
        

此につけても、殿の御身もあぶなく思ひまいらせ候ぞ。一定かたきにねらはれさせ給ひなん。
すぐろくの石は二つ並びぬればかけられず。車の輪は二つあれば道にかたぶかず。敵も
二人ある者をばいぶせがり候ぞ。
いかにとがありとも、弟ども且くも身をはなち給ふな。
殿は一定腹あしき相かをに顕はれたり。いかに大事と思へども、腹あしき者をば天は守
らせ給はぬと知らせ給へ。
 
(新編御書1171ページ、御書全集1171ページ)

          

■現代語訳

それにつけても、貴殿(四条金吾殿)の身の上も、危険であるように、思われて参ります。
必ずや、敵に狙われることでしょう。

双六では、石が二つ並んでいると、相手に取られることがありません。
また、車の輪も二つ揃っていれば、悪路でも、あまり傾きません。
それと同様に、敵も、相手が二人いると、攻めにくいものです。

従って、どのような過ちがあったとしても、貴殿(四条金吾殿)の弟たちを、少しの間
も、身の回りから離してはなりません。

貴殿(四条金吾殿)は、必ず、腹あしき(短氣な)相が、顔に顕れます。
如何に大事な人物と思われても、腹あしき(短氣な)者には、諸天が守護をされないも
のと、承知しておきなさい。

203 :七日後の:2014/11/16(日) 20:26:04.65 ID:yT1listB0.net
崇峻天皇御書 その6


 殿の人にあやまたれてをはさば、設ひ仏にはなり給ふとも彼等が悦びと云ひ、此よりの
歎きと申し、口惜しかるべし。
 彼等がいかにもせんとはげみつるに、古よりも上に引き付けられまいらせてをはすれば、
外のすがたはしづまりたる様にあれども、内の胸はもふる計りにや有らん。
 常には彼等に見へぬ様にて、古よりも家のこを敬ひ、きうだちまいらせ給ひてをはさん
には、上の召しありとも且くつつしむべし。

 (新編御書1171ページ、御書全集1171ページ)

 

■現代語訳

 仮に、貴殿(四条金吾殿)が人から危害を加えられたとしたら、たとえ仏に成ることが
出来たとしても、彼等は悦びの言葉を発するでしょう。
 一方、それは、当方の歎きとなることですから、たいへん口惜しいことになります。

 彼等が何とかして、貴殿を陥れようとしているのに、以前にも増して、主君(北条光時
殿)から引き立てられているので、外見の姿は静まっているように見えても、彼等の心中
は、怒りで燃え上がっているばかりでしょう。

 従って、平常は、彼等から目立たないようにして、以前よりも、一門の家の子を大事に
してください。
 また、公達(朝廷の貴族)が主君の許を尋ねて来る際には、主君からのお呼び出しがあっ
たとしても、しばらくの間は、同伴を慎んでください。

204 :七日後の:2014/11/16(日) 20:26:53.63 ID:yT1listB0.net
崇峻天皇御書 その7


 入道殿いかにもならせ給はば、彼の人々はまどひ者になるべきをばかへりみず、物をぼ
へぬ心に、とののいよいよ来たるを見ては、一定ほのをを胸にたき、いきをさかさまにつ
くらん。
 若しきうだち、きり者の女房たちいかに上の御そらうはと問ひ申されば、いかなる人に
ても候へ、膝をかがめて手を合はせ、某が力の及ぶべき御所労には候はず候を、いかに辞
退申せどもただと仰せ候へば、御内の者にて候間かくて候とて、びむをもかかず、ひたた
れこはからず、さはやかなる小袖、色ある物なんどもきずして、且らくねうじて御覧あれ。

 (新編御書1171ページ、御書全集1171ページ)

          

■現代語訳

 入道殿(北条殿)に、万一のこと(死去)があったとしたら、貴殿(四条金吾殿)
に讒言をした人々は、世迷い人になってしまいます。
 そういうことを顧みずに、分別のない心で、貴殿が益々出仕されるのを見るたびに、必
ずや、胸の中に炎を燃やしたり、息を逆さまに吐いたりして、彼等は敵愾心を盛んにする
ことでしょう。

 もし、公達(朝廷等の貴族)や重臣の女房たちから、「主君の御病状は、どのような状
態ですか。」と問われた時には、相手が如何なる人であったとしても、膝をかがめて手を
合わせてから、「私の力では及ばない御病氣であります。そのため、固く、辞退を申し上
げました。しかし、厳命を仰せになられましたので、主君に御奉公させていただく者とし
て、治療を行っている次第です。」と、答えなさい。

 そして、髪を梳かさず、直垂も立派でないものを用いて、鮮やかな小袖や色付きの衣服
等も着ずに、しばらくの間は、忍耐をして、状況の推移を御覧ください。

205 :七日後の:2014/11/16(日) 20:27:35.08 ID:yT1listB0.net
崇峻天皇御書 その8

 返す返す御心への上なれども、末代のありさまを仏の説かせ給ひて候には、濁世には聖
人も居しがたし。大火の中の石の如し。且くはこらふるやうなれども、終にはやけくだけ
て灰となる。
 賢人も五常は口に説きて、身には振る舞ひがたしと見へて候ぞ。
 かうの座をば去れと申すぞかし。

 (新編御書1171ページ、御書全集1171ページ)


■現代語訳

 返す返す、御心得の上とは思われますが、末法の世の有様を、釈尊は、このようにお説
きになられています。

 「末法の濁世には、聖人も、居し難い。あたかも、大火の中の石のようなものである。
 しばらくの間は、堪えられるけれども、最終的には、焼け砕かれて、灰になってしまう
からだ。」と。

 賢人も、五常(仁・義・礼・智・信)を口では説いていますが、実際、我が身に引き当
てて、五常(仁・義・礼・智・信)を振舞っていくことは難しいものです。

 一般的にも、「高い地位に就いたら、早く、その座を去れ。」と、云われています。

206 :七日後の:2014/11/16(日) 20:28:38.83 ID:yT1listB0.net
崇峻天皇御書 その9

 そこばくの人の殿を造り落とさんとしつるに、をとされずして、はやかちぬる身が、穏
便ならずして造り落とされなば、世間に申すこぎこひでの船こぼれ、又食の後に湯の無き
が如し。
 上よりへやを給ひて居してをはせば、其の処にては何事も無くとも、日ぐれ暁なんど、
入り返りなんどに、定めてねらうらん。
 又我が家の妻戸の脇、持仏堂、家の内の板敷の下か天井なんどをば、あながちに心えて
振る舞ひ給へ。

 (新編御書1171〜1172ページ、御書全集1171ページ)


■現代語訳

 何人かの者が、貴殿(四条金吾殿)を讒言によって、陥れようとしました。
 けれども、貴殿は陥れられずに、早くも勝者の身となりました。

 しかし、最後に、些細なことで陥れられたとしたら、世間で云われているように、船の
漕ぎ手が目的地の直前でひっくり返ったり、食事の後に白湯が用意されていないことのよ
うな、詰めの甘い結末になってしまいます。

 貴殿は、主君(北条光時殿)から部屋を与えられて、居住しておられますので、その場
所は、安全で何事もないように思われます。
 けれども、彼等は、日暮れ時や暁の時や出入りの時などを選んで、必ずや、狙って来る
ことでしょう。

 また、貴殿の家の妻戸(家の隅にある両開きの戸)の脇や、持仏堂(仏間)、板間の下、
天井の裏などを、充分に注意しながら、行動してください。

207 :七日後の:2014/11/16(日) 20:29:39.31 ID:yT1listB0.net
崇峻天皇御書 その10
        
 今度はさきよりも彼等はたばかり賢かるらん。いかに申すとも鎌倉のえがら夜廻りの殿
原にはすぎじ。いかに心にあはぬ事有りとも、かたらひ給へ。
 義経はいかにも平家をばせめおとしがたかりしかども、成良をかたらひて平家をほろぼ
し、大将殿はおさだを親のかたきとをぼせしかども、平家を落とさざりしには頚を切り給
はず。

 (新編御書1172ページ、御書全集1172ページ)

          

■現代語訳

 今度は、前回の時よりも、彼等は一段と考慮した上で、対応をしてくるでしょう。

 何と申しても、鎌倉の荏柄(注、現在の鎌倉市二階堂周辺。鎌倉幕府の重臣の館があっ
た。)で、夜廻りをしている弟たちが頼りになります。
 どれだけ心に合わないことがあったとしても、親しく語らってください。

 源義経は、どのようにしても、平家を攻め落とすことが出来ませんでした。
 けれども、田口成良(成能)を味方にすることによって、平家を滅亡させることが出来
ました。

 また、大将殿(源頼朝)は、長田忠宗のことを、親の仇である、と、認識していました。
 けれども、平家を陥落させるまでは、長田忠宗の頸を切らなかったのです。

208 :七日後の:2014/11/16(日) 21:32:46.64 ID:yT1listB0.net
 崇峻天皇御書 その11

況んや此の四人は遠くは法華経のゆへ、近くは日蓮がゆへに、命を懸けたるやしきを上へ召されたり。
日蓮と法華経とを信ずる人々をば、前々彼の人々いかなる事ありとも、かへりみ給ふべし。
其の上、殿の家へ此の人々常にかようならば、かたきはよる行きあはじとをぢるべし。
させる親のかたきならねば、顕はれてとはよも思はじ。かくれん者は是程の兵士はなきなり。常にむつばせ給へ。
殿は腹悪しき人にて、よも用ひさせ給はじ。若しさるならば、日蓮が祈りの力及びがたし。
 
(新編御書1172ページ、御書全集1172ページ)

■現代語訳

ましてや、貴殿(四条金吾殿)のご兄弟の四人は、遠くは法華経を信じているために、
近くは日蓮を信じているために、命を懸けて入手した屋敷を、主君に召し上げられています。
故に、日蓮と法華経を信ずる人々に対して、以前に、彼等がどのような事をしていたと
しても、配慮をしてあげなければなりません。

その上、貴殿の家へ、ご兄弟がいつも通って来れば、敵は怖れて、夜間に近寄って来ることはないでしょう。
もともと、親の仇というわけではありませんので、まさか、昼間に正体を顕して、襲って来ることはない、と、思われます。
また、夜の闇に隠れて、襲って来るような者に対しては、貴殿のご兄弟の四人ほど、勝れた力量を持った兵士はいません。
そういう意味合いを込めて、常に、ご兄弟とは仲良くして下さい。

しかし、貴殿は、腹悪しき(短氣な)人でありますので、なかなか、私(日蓮大聖人)の忠告を用いないことでしょう。
もし、そのようなことになれば、日蓮の祈りの力が及ばないことになります。

209 :七日後の:2014/11/16(日) 21:33:55.01 ID:yT1listB0.net
崇峻天皇御書 その12

竜象と殿の兄とは殿の御ためにはあしかりつる人ぞかし。
天の御計らひに殿の御心の如くなるぞかし。いかに天の御心に背かんとはをぼするぞ。
設ひ千万の財をみちたりとも、上にすてられまいらせ給ひては、何の詮かあるべき。
已に上にはをやの様に思はれまいらせ、水の器に随ふが如く、こうじの母を思ひ、老者
の杖をたのむが如く、主のとのを思し食されたるは法華経の御たすけにあらずや。あらうらやましやとこそ、御内の人々は思はるるらめ。
とくとく此の四人かたらひて日蓮にきかせ給へ。さるならば強盛に天に申すべし。
又殿の故御父御母の御事も、左衛門尉があまりに歎き候ぞと天にも申し入って候なり。
定めて釈迦仏の御前に子細候らん。

 (新編御書1172ページ、御書全集1172〜1173ページ)

■現代語訳

竜象房と貴殿(四条金吾殿)の兄上は、貴殿の御為には悪い人でありました。
しかし、諸天の御計らいによって、貴殿の御心の通りになりました。
にもかかわらず、何故に、諸天の御心に背くようなことをお考えなのでしょうか。
たとえ千万の財産に充ち足りていたとしても、主君から捨てられるようなことになれば、
何の意味もありません。

既に、貴殿は、主君(北条光時殿)から、親のように思われています。
あたかも、水が器に随うように、子牛が母牛を慕うように、老人が杖を頼りにするよう
に、主君が貴殿のことを思っておられるのは、まさしく、法華経の御加護によるものです。
一門の人々は、「なんと、羨ましいことであろうか。」と、思っていることでしょう。

一刻も早く、貴殿のご兄弟四人と仲良く相談して、その結果を、日蓮に聞かせて下さい。
そのようにしていただければ、強盛に、諸天へ申し上げましょう。

また、貴殿の亡くなられた御父・御母の御事につきましても、「左衛門尉(四条金吾殿)
が、たいへん歎いておられます。」と、諸天に申し入れましょう。
必ずや、釈迦仏の御前で、丁重な扱いを受けることになります

210 :七日後の:2014/11/16(日) 21:38:00.05 ID:yT1listB0.net
崇峻天皇御書 その13

 返す返す今に忘れぬ事は頚切られんとせし時、殿はともして馬の口に付きて、なきかな
しみ給ひしをば、いかなる世にか忘れなん。
 設ひ殿の罪ふかくして地獄に入り給はば、日蓮をいかに仏になれと釈迦仏こしらへさせ
給ふとも、用ひまいらせ候べからず。同じく地獄なるべし。
 日蓮と殿と共に地獄に入るならば、釈迦仏・法華経も地獄にこそをはしまさずらめ。
 暗に月の入るがごとく、湯に水を入るがごとく、氷に火をたくがごとく、日輪にやみを
なぐるが如くこそ候はんずれ。

 (新編御書1173ページ、御書全集1173ページ)


■現代語訳

 返す返すも、今でも忘れられないことは、私(日蓮大聖人)が龍口で頸を切られそうに
なった時、貴殿(四条金吾殿)が私(日蓮大聖人)のお供をして、馬の口に付いて、泣き
悲しんだことであります。
 その時のことは、如何なる世になったとしても、絶対に忘れられません。

 たとえ、貴殿(四条金吾殿)の罪が深かったために、地獄に入るようなことになったな
らば、日蓮に対して、「是非とも、仏に成るように。」と、釈迦仏からお誘いを受けたと
しても、そのお誘いを用いるわけには参りません。
 貴殿と同様に、私(日蓮大聖人)も、地獄に入ります。

 日蓮と貴殿が、共に地獄に入るならば、必ずや、釈迦仏・法華経も、地獄に在している
ことでしょう。
 そのことを譬えると、暗夜に月が入っていくようなものであり、湯の中に水を入れるよ
うなものであり、氷の中に火を焚くようなものであり、日輪(太陽)に闇を投げるような
ものであります。

211 :七日後の:2014/11/17(月) 01:03:31.91 ID:BDptInuj0.net
崇峻天皇御書 その14

若しすこしも此の事をたがへさせ給ふならば日蓮うらみさせ給ふな。
此の世間の疫病はとののまうすがごとく、年帰りなば上へあがりぬとをぼえ候ぞ。十羅
刹の御計らひか、今且く世にをはして物を御覧あれかし。
又世間のすぎえぬやうばし歎いて人に聞かせ給ふな。若しさるならば、賢人にははづれたる事なり。
若しさるならば、妻子があとにとどまりて、はぢを云ふとは思はねども、男のわかれの
他人に向かひて我が夫のはぢをみなかたるなり。
此偏にかれが失にはあらず、我がふるまひのあしかりつる故なり。

■現代語訳

これまでに、述べてきたことにつきまして、少しも、違背してはなりません。
もし、違背するようなことがあれば、後になってから、日蓮を恨んではなりません。

現在、世間に流行している疫病は、貴殿(四条金吾殿)が仰っているように、年が新た
になると、身分の高い人々に対しても、蔓延していくように思われます。
それは、十羅刹女の御計らいかも知れません。今しばらく、
在家のままで、世間の物事を、御覧になって下さい。

また、世間において、過去に辛いことがあったとしても、歎き事を、他人に聞かせないようにしなさい。
それは、賢人の生き方には、外れた行為になります。
そして、今、出家をすれば、これもまた、賢人の生き方に外れた行為になります。
もし、貴殿が出家をしたならば、後に残った妻子が、夫の恥を言うつもりはなくても、
夫と別れた悲しさから、他人に向かって、自分の夫の恥を、すべて語るようなことになってしまうものです。

 これは、ひとえに、貴殿の妻子の過失ではありません。
 御自身の振舞いの悪さに、原因があるのです。

212 :(-_-)さん:2014/11/17(月) 19:15:22.49 ID:JswgSrEH0.net
なんかひどい書込しちゃったからしばらく消えるわ

213 :七日後の:2014/11/18(火) 02:40:47.75 ID:rc9fHNer0.net
崇峻天皇御書 その15

 人身は受けがたし、爪の上の土。人身は持ちがたし、草の上の露。
 百二十まで持ちて名をくたして死せんよりは、生きて一日なりとも名をあげん事こそ大
切なれ。
 中務三郎左衛門尉は主の御ためにも、仏法の御ためにも、世間の心ねもよかりけりよか
りけりと、鎌倉の人々の口にうたはれ給へ。穴賢穴賢。
 蔵の財よりも身の財すぐれたり。身の財より心の財第一なり。此の御文を御覧あらんよ
りは心の財をつませ給ふべし。

 (新編御書1173ページ、御書全集1173ページ)


■現代語訳

 人間の身を受けて、この世に生まれてくることは、難しいものです。
 あたかも、多くの土を爪の上へ載せた時に、ほんのわずかな土しか残らないようなもの
です。
 また、人間として生まれてきても、その身を持っていくことは、難しいものです。
 あたかも、草の上の露が、朝日を浴びた途端に、消えてしまうようなものです。

 ならば、百二十歳までも身を持って、名を腐らせて死ぬ事よりは、生きて、一日であっ
ても、名を挙げる事こそが大切であります。

 そして、「中務三郎左衛門尉(四条金吾殿)は、主君(北条光時殿)の御為にも、仏法
の御為にも、世間における心根においても、たいへん良い人である。」と、鎌倉の人々の
話題になって、誉められるようにして下さい。穴賢穴賢。

 蔵の財(財産)よりも、身の財(健康)の方が勝れています。
 また、身の財(健康)よりも、心の財(人間としての徳性)が第一であります。
 この御文を御覧いただいた後には、心の財(人間としての徳性)を積むようにして下さ
い。

214 :七日後の:2014/11/18(火) 02:41:57.34 ID:rc9fHNer0.net
崇峻天皇御書 その16

第一秘蔵の物語あり、書きてまいらせん。
日本始まって国王二人、人に殺され給ふ。其の一人は崇峻天皇なり。此の王は欽明天皇
の御太子、聖徳太子の伯父なり。
人王第三十三代の皇にてをはせしが聖徳太子を召して勅宣下さる。汝は聖者の者と聞く。
朕を相してまいらせよと云云。
太子三度まで辞退申させ給ひしかども、頻りの勅宣なれば止みがたくして、敬ひて相し
まいらせ給ふ。君は人に殺され給ふべき相ましますと。

 (新編御書1173ページ、御書全集1173ページ)

          

■現代語訳

さて、最も秘蔵の物語があります。これから、書いてさしあげることに致しましょう。

日本の国が始まって以来、二人の天皇が暗殺されています。
その一人は、崇峻天皇であります。
崇峻天皇は、欽明天皇の皇太子であり、聖徳太子の伯父に当たる人でありました。

崇峻天皇は、人王第三十三代の天皇でありましたが、ある時、聖徳太子をお召しになら
れて、このように勅宣を下されました。
「汝は聖者の者、と、聞いている。朕の相を、占ってみよ。」と。

聖徳太子は、崇峻天皇の勅宣を、三度まで辞退しました。

しかし、崇峻天皇が頻繁に勅宣を下されるので、止むなく、聖徳太子は、崇峻天皇の相
を占い奉りました。
その上で、聖徳太子は、「君(崇峻天皇)は、人に殺される相をしておられます。」と、
申し上げました。

215 :七日後の:2014/11/18(火) 02:42:29.67 ID:rc9fHNer0.net
崇峻天皇御書 その17
        

王の御氣色かはらせ給ひて、なにと云ふ証拠を以て此の事を信ずべき。
太子申させ給はく、御眼に赤き筋とをりて候。人にあだまるる相なり。
皇帝勅宣を重ねて下し、いかにしてか此の難を脱れん。
太子の云はく、免脱がたし。但し五常と申すつはものあり。此を身に離し給はずば害を
脱れ給はん。此のつはものをば、内典には忍波羅蜜と申して、六波羅蜜の其の一なりと云云。

 (新編御書1173〜1174ページ、御書全集1174ページ)

          

■現代語訳

すると、崇峻天皇の御氣色がお変わりになって、「何の証拠を以って、太子が云う事を、
信じるべきであるのか。」と、仰りました。

聖徳太子は、このように、お答えになりました。
「陛下の御眼に、赤い筋が通っておられます。これは、人から恨まれる相であります。」と。

重ねて、崇峻天皇は、「どのようにすれば、この難を免れることが出来るのか。」と、
勅宣を下されました。

聖徳太子は、再び、このように、お答えになりました。
「残念ながら、この難は、免れがたいものです。
ただし、『五常』(仁・義・礼・智・信)と申す、強兵の如き教えがございます。
『五常』を、身から離さずに行動していけば、害を免れることが出来るでしょう。

この強兵の如き『五常』の教えのことを、仏教では『忍波羅蜜』と申して、『六波羅蜜』
(布施・持戒・忍辱・精進・静慮・智慧)における、第一の修行(忍辱)に挙げられており
ます。」と。

216 :七日後の:2014/11/18(火) 02:43:31.00 ID:rc9fHNer0.net
崇峻天皇御書 その18
        

且くは此を持ち給ひてをはせしが、ややもすれば腹あしき王にて是を破らせ給ひき。
有る時、人猪の子をまいらせたりしかば、かうがいをぬきて猪の子の眼をづぶづぶとさ
させ給ひて、いつかにくしと思ふやつをかくせんと仰せありしかば、太子其の座にをはせ
しが、あらあさましや、あさましや、君は一定人にあだまれ給ひなん。
 
 (新編御書1174ページ、御書全集1174ページ)

          

■現代語訳

崇峻天皇は、しばらくの間、『五常』(仁・義・礼・智・信)の教えをお持ちになって
いました。
しかし、崇峻天皇は、ややもすると、腹あしき(短氣な)天皇であったために、『五常』
(仁・義・礼・智・信)の教えを破るようになってしまいました。

そんなある時、猪の子を献上してきた人がいました。
すると、崇峻天皇は短刀を抜いて、猪の子の眼をずぶずぶと突き刺しながら、「いつか、
憎いと思っている奴を、このようにしてやるんだ!」と、仰せになりました。

すると、その座にいた聖徳太子は、「なんと、浅ましいことでしょうか。なんと、浅まし
いことでしょうか。陛下は、必ずや、人から恨まれることになるでしょう。」と、云われま
した。

217 :七日後の:2014/11/18(火) 02:44:21.14 ID:rc9fHNer0.net
崇峻天皇御書 その19
        

此の御言は身を害する剣なりとて、太子多くの財を取り寄せて、御前に此の言を聞きし
者に御ひきで物ありしかども、或人蘇我の大臣馬子と申せし人に語りしかば、馬子我が事
なりとて東漢直駒、直磐井と申す者の子をかたらひて王を害しまいらせつ。
されば王位の身なれども、思ふ事をばたやすく申さぬぞ。

 (新編御書1174ページ、御書全集1174ページ)

          

■現代語訳

聖徳太子は、「このままでは、崇峻天皇の発せられた御言葉が、陛下御自身を害する剣
になってしまう。」と、考えました。
そのために、聖徳太子は多くの財宝を取り寄せて、崇峻天皇の御前で、先ほどの御発言
を聞いた人々に、御引出物として財宝を与えました。

けれども、或る人が、蘇我馬子という大臣に、崇峻天皇の御発言の内容を語ってしまいました。
すると、蘇我馬子は、自分の事を指しているのであろうと思い込んで、東漢直駒・直磐
井という者の子を教唆して、崇峻天皇を殺害してしまいました。

このように、王位の身であっても、思った事を、たやすく、口に出してはならないのです。

218 :七日後の:2014/11/18(火) 02:46:09.12 ID:rc9fHNer0.net
崇峻天皇御書 その20 完
        
孔子と申せし賢人は九思一言とて、ここのたびおもひて一度申す。
周公旦と申せし人は沐する時は三度握り、食する時は三度はき給ひき。
たしかにきこしめせ。我ばし恨みさせ給ふな。仏法と申すは是にて候ぞ。
一代の肝心は法華経、法華経の修行の肝心は不軽品にて候なり。不軽菩薩の人を敬ひしはいかなる事ぞ。
教主釈尊の出世の本懐は人の振る舞ひにて候ひけるぞ。穴賢穴賢。賢きを人と云ひ、はかなきを畜といふ。

九月十一日   日蓮 花押 
四条左衛門尉殿御返事 

 (新編御書1174ページ、御書全集1174ページ)
          
■現代語訳

孔子という賢人は、『九思一言』と申して、九度考えてから、一度発言するようにしていました。
また、周公且という人は、客人が尋ねてくると、髪を洗っている時であっても、三度髪
を握っただけで、出向くようにしていました。また、食事の時であっても、食べた物を三
度吐き出してから出向いていたために、客人を待たせるようなことがなかった、ということです。

しっかりと聞いておきなさい。私(日蓮大聖人)を恨んではなりません。
仏法を信行する意義は、ここにあるのです。

釈尊御一代の仏法の肝心は、法華経にあります。そして、法華経の修行の肝心は、不軽品にあります。
では、不軽菩薩が人々を礼拝する修行をしたことには、如何なる意味があったのでしょうか。

教主釈尊の出世の本懐は、人間としての振る舞いのあり方を、お説きになることにあったのです。穴賢穴賢。
賢く振る舞う者のことを『人』と云い、愚かに振る舞う者のことを『畜』と云うのであります。

建治三年(1277年)九月十一日   日蓮 花押 
四条左衛門尉殿御返事 

219 :(-_-)さん:2014/11/18(火) 10:35:43.71 ID:NYXUnfML0.net
と思ったけどこのスレだけあげるわ

220 :七日後の:2014/11/18(火) 14:31:15.56 ID:rc9fHNer0.net
随筆 人間世紀の光 (137)

正義の東海道を讃う〔1〕

―― 勝ちまくれ! 怒濤を起こせ! ――

―― 社会変革の主戦場に栄光の旗! ――

 最初に、十六日午前に起こった「新潟県中越沖地震」で被災された、新潟・長野方面の皆様方に、心からお見舞い申し上げたい。
 私も、妻も、真剣に題目を送り、強靭なる変毒為薬を祈っている。
 また、九州地方など、台風四号の被災地域の皆様にも、お見舞い申し上げたい。
 ともあれ、日蓮仏法の立正安国の祈りを、一段と強く、また深く決意している。
                                      ◇
 東海道
 勝ちまくりたる
   偉大なる
  歴史と功徳は
    三世に薫らむ

 「太陽よ 万歳!
 闇よ 消え去れ!」
 わが神奈川の友が、かつて文化祭で謳い上げてくれた、ロシアの民衆詩人プーシキンの叫びである。
 愛する神奈川の同志よ!
 信ずる静岡の同志よ!
 「立正安国」の太陽の光は、我らの東海道から一閻浮提を照らしゆくのだ。
 いかなる邪悪と嫉妬の闇も打ち晴らして!

221 :七日後の:2014/11/18(火) 14:32:53.57 ID:rc9fHNer0.net
蓮祖大聖人の御一代の主戦場は、いずこであったか。
 それは、東海道の天地である。
 修羅闘諍の鎌倉時代──。
 本来、民を救うべき坊主は、貴族の都の繁華に逃れて、安逸を貪っていた。都での分け前よりも多くを望んだ坊主は、幕府におもねり、鎌倉の大伽藍に庇護を求めた。
 ただ己の我欲と保身のみであった。爛れた虚栄の軟風に侵された「京なめり」の腐敗と堕落でさえ、大聖人は痛烈に破折なされた。
 不幸に喘ぐ民衆を救わずして、何が宗教だ!
 苦悩の渦巻く社会の現実を変えずして、何が仏法だ!
 法華経の魂は、腐りきった坊主の魔窟になど絶対にない。断じてない。
 アメけカの人権の闘士キング博士は、人間の魂を脅かす社会悪に挑もうとしない宗教は「精神的に死にかかった宗教」であると、厳しくも断定している。
 仏法の真髄とは何か。
 民衆のなかへ飛び込むことだ!
 人間のなかへ、社会のなかへ飛び込み、現実変革の怒濤を起こしゆくことだ!
 この日蓮仏法の究極の実践者こそ、創価学会である。

222 :七日後の:2014/11/18(火) 14:33:39.29 ID:rc9fHNer0.net
蓮祖の御在世。「相模の国」には、鎌倉幕府の本営があった。現在の神奈川県である。
 そしてまた「伊豆、駿河の国」には、かの執権・北条得宗家の本領があった。今の静岡県の東・中部にあたる。
 いずれも幕府権力の勢威の比類なき地盤である。
その真っ只中で、文応元年(一二六〇年)。月は七月。蓮祖は「立正安国論」をもって、時の最高権力者たる北条時頼を、烈々と諌暁なされたのである。
 「汝早く信仰の寸心を改めて速に実乗の一善に帰せよ、然れば則ち三界は皆仏国なり」(御書三二ページ)
 民のため、国のため、未来のため、一切衆生のための熱誠の師子吼であられた。
 蓮祖の畢生(ひっせい)の大宣言は、東海道で放たれたのだ。そして、それゆえに襲い来る大迫害と、ここ東海道で戦い抜かれた。
 「少少の難は・かずしらず大事の難・四度なり」(同二〇〇ページ)
 その「四度」の大難の三つが、東海道の地でうねり起こった。
 文応元年(一二六〇年)の「松葉ケ谷の法難」
 弘長元年(一二六一年)の「伊豆への流罪」
 そして文永八年(一二七一年)、佐渡流罪へと続く「竜の口の大法難」──
 「日蓮が難にあう所ごとに仏土なるべきか、.婆婆世界の中には日本国・日本国の中には相模の国・相模の国の中には片瀬・片瀬の中には竜口に日蓮が命を・とどめをく事は法華経の御故なれば寂光土ともいうべきか」(同一一一三ページ)
 大聖人の正統なるがゆえに、創価の三代の師弟もまた、ここ東海道を広宣流布の主戦場として、「死身弘法」の大闘争を断固と繰り広げてきた!

223 :七日後の:2014/11/18(火) 14:34:55.03 ID:rc9fHNer0.net
戦時下の昭和十七年の一月、牧口常三郎先生は、鶴見支部の座談会へ足を運ばれ、三月は下田へ折伏に向かわれた。
 信教の自由が奪われ、軍靴に踏みにじられるなか、先師は敢然と叫ばれたのだ。
 「我々は国家を大善に導かねばならない。敵前上陸も同じである」
 翌・昭和十八年も年頭から、湯河原、下田、修善寺、沼津、富士宮へと転教された。
 六月には、軍国日本に迎合する卑怯にして愚劣な宗門を烈々と叱責なされた。
 「今こそ国家諌暁の秋ではないか。何を恐れるのか!」
 「不惜身命」──広宣流布の真正なる法脈は、崇高なる創価学会にのみ厳然と流れ通ってきたのだ。
 特高刑事が執拗に尾行を繰り返すなか、牧口先生は師子王の如く、弘教を断行なされた。
 下田の須崎で、不当に検挙されたのは、この年の七月六日の朝である。
 思えば創価の創始者・牧口先生は、蓮祖の佐渡流罪より、満六百年にして、宿縁の新潟で誕生された。そして、蓮祖の最初の流罪の地、伊豆で逢難なされたのだ。
                                      ◇
 戦後の学会の再建に一人立ち上がられた第二代・戸田城聖先生は、横浜の地を、最重要の拠点の一つとして、座談会運動の大旋風を巻き起こされた。
 聖教新聞の歴史的な創刊号に躍ったのも「聖火鶴見に炎上」の大見出しであった。
 この原点の天地・東海道が、常に広宣流布の生命線である聖教新聞の拡大を牽引してくれていることは、嬉しい限りだ。
 戸田先生は、私を伴われて、幾度、静岡へ通われたことか。
 思い出多き湘南電車のなか、御書を開かれ、窓の外を見つめられつつ、悠然と語られた。「あの太平洋のような境涯で、御聖訓を拝していくことだ」

224 :七日後の:2014/11/18(火) 14:36:35.57 ID:rc9fHNer0.net
 ああ創価
  ああ神奈川の
   新天地
  青春時代の
    広宣嬉しく

 東海道は、わが青春の闘争の大舞台である。
 昭和二十四年の秋十月──鶴見の折伏座談会。
 私は詰め襟の学生服姿だった。その座には、五人の新来の友人がいた。
 入信二年余の私は、誠意を込めて妙法の偉大さを語り、師匠の偉大さを訴えた。その場で、五人とも入会を決意された。
 昭和二十七年──あの蒲田支部の二月闘争。大田区に隣接する川崎は、知られざる、もう一つの決戦場だった。
 大田から川崎へ、多摩川のガス橋を全力で走った。神奈川の同志が待っている。一刻も早く馳せ参じたかった。
 蒲田支部幹事として、男子第一部隊長として、文京支部長代理として、私は師の特命を受けて東海道を奔走した。
 「南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧んのみこそ今生人界の思出なるべき」(同四六七ページ)
 東海道には、この「今生人界の思出」が尽きない。
 この世の使命を果たしゆくための人生である。
 一瞬一瞬、わが生命を激しく燃え上がらせ、断固、勝ち抜くのだ。
 敗北は悔恨、勝利は大歓喜の舞を生む。
 喜春時代に読んだベルグソンの言葉に、こうあった。
 「あらゆる大歓喜には勝鬨の響がある」──

                                (2007年7月17日)

225 :(-_-)さん:2014/11/18(火) 16:29:24.83 ID:NYXUnfML0.net
大根の皮むいた
ピーラーの刃がしけた下半分に通らずそこは包丁でむいた
10もむいたであろうか
大根の皮がむけたのだった

226 :(-_-)さん:2014/11/18(火) 18:49:12.65 ID:DDw9EYNL0.net
僕も一皮むけたい

227 :(-_-)さん:2014/11/18(火) 18:52:11.98 ID:NYXUnfML0.net
ひゃーーーーはっはっは!

228 :(-_-)さん:2014/11/18(火) 18:56:12.61 ID:NYXUnfML0.net
ひょおおおおおおおおおおっほっほっほ!

229 :七日後の:2014/11/18(火) 18:58:42.94 ID:rc9fHNer0.net
随筆 人間世紀の光 071 −1

◆破邪顕正の王者
――『日蓮仏法の正義』は学会に厳然――
――無敵の師子吼は北海道から!――
青年よ叫べ!
青年よ戦え!
青年よ勝ちゆけ!
青年よ歴史をつくれ! 
 法華経の「妙荘厳王品」に、こういう一節がある。
 無量百千万億の奥深く優れた功徳に包まれた仏を、妙荘厳王が讃歎し、申し上げた言葉である。
 「如来の法は、不可思議微妙の功徳を具足し成就したまえり。
 教戒の行ずる所は、安穏快善なり。
 我れは今日従り復た自ら心行に随わず、邪見・きょう慢・瞋恚・諸悪の心を生ぜじ」
(創価学会版法華経六六三ページ)
 ――「如来の法は、まことに不可思議で素晴らしい功徳を具え、完成している。
 その仏の教えと戒めの通り行動していくならば、安穏にして快い善の道が開かれる。
 私は今日から、邪見やきょう慢や憎悪など、諸々の悪の心に、断じて侵されない――。 
国家を担い立つ王の厳かな「人間革命」の宣言である。
 指導者が、正しき哲学を根底にして、自らの心を律し、権力の魔性に打ち勝っていくならば、どれほど民衆の幸福な時代が築かれることか。
 そのモデルが、法華経には明確に説かれている。
 なお、この妙荘厳王は、もともと、外道の誤った教えに帰依していた。
 先に仏法に巡り逢えた二人の王子が、「なぜ、こんな邪見の家に生まれてきたのか」と嘆くほどであった。
 しかし、王子たちは、賢い母と力を合わせ、父への真心を込めて、自分たちが立派に変わっていく姿を粘り強く示していった。
 父も、その我が子の成長を喜び、「そなたたちの師匠に、ぜひ、お会いしたい。一緒に行こう」と言うまでに変わり、ついに勇んで仏法を実践するようになったのである。
 まさしく「妙荘厳王品」は、「家庭革命」の物語でもある。
 したがって、家族が未入信であっても、少しも心配することはない。決して焦ることもない。
 一人、毅然と「信心即生活」の実証を示し、また誠実に孝養を尽くしていくならば、必ず、家族全員を「成仏」という永遠の幸福の軌道に導くことができるからだ。

230 :七日後の:2014/11/18(火) 19:00:29.97 ID:rc9fHNer0.net
誠実と熱意

戸田先生も、よく言われた。
「『心の世界』は慈悲深い心で接すれば、いくらでも変化するということを、忘れてはならない」

「人の心を動かすものは、策でもなければ、技術でもない。ただ誠実と熱意である」

【随筆 人間世紀の光 弟子の勝利が師匠の勝利「勇気をもって光明の種を植えよ」】聖教新聞08・6・5

231 :(-_-)さん:2014/11/19(水) 10:03:20.08 ID:YQfVp60h0.net
南無阿弥陀仏

232 :七日後の:2014/11/19(水) 12:58:52.81 ID:I9VO/K1t0.net
人間の本質と宗教

■松下  宗教と名づけられるものは、人類の歴史のうえにおいて、非常に古くから存在しているようですが、
これはいったい人間のいかなる本質から生みだされてくるものでしょうか。また人間の本質から生みだされてくるものならば、
今後も人間とともに、いわば永遠に存在していくものでしょうか。

■池田  結論から申し上げれば、宗教は人間が存在するかぎり、人間とともに、永遠に存在しつづけていくものです。
これははっきりと断言してはばかりません。

なぜかといえば、宗教は人間の本質というよりも、人間の存在におかれた条件からは必然的に生み出されるものであるからです。

では、その条件とは何か。大きく分けて、二つあります。人間は生まれたと同時に、この二条件によって、
ある意味では支配されていくといえるでしょう。

その一つは、生まれた以上、いつかは必ず死ななければならないというような、自然の必然的な法則です。

この法則については、仏教の開祖・釈尊は、生・老・病・死の四苦というかたちで明快に示しました。

これだけは、どんな富を積んでも、才能に恵まれていても、あるいは栄耀栄華をきわめていても、
誰びともいかんともしがたい絶対にまぬかれることのない法則であり、しかも人間はこれを意識することができるのです。
否、意識しないでいられない存在なのです。

233 :七日後の:2014/11/19(水) 12:59:22.77 ID:I9VO/K1t0.net
それともう一つは、第一の必然的な法則に支配されているにもかかわらず、人間は無限に自由を求め、
欲望を最大限に開放しようと努力し続ける存在である、という条件です。この二つは互いに相反し矛盾しあう条件ですが、
人間存在に、誕生と同時に刻印された根本的なものです。

そのうえに、人間はホモ・サピエンスといわれるように、他の動物とは異なり、この矛盾をみずからの知性でよくわきまえている動物であり、
この矛盾をなんとか統一しようと努力するわけです。

昔から人間が飽くことなく求めたように、不老長寿を得ようとしての空しい努力も、人間存在に必然的にともなう二つの条件がぶつかりあった結果です。

宗教とは、まさにこの矛盾を解決するために人間が生みだしたものといえます。逆にいえば、
人間存在の根本にある二つの条件を合致させようと願った結果、人間自身の限界、つまり有限性を深く自覚するとともに、
ある永遠なる力や存在に対する信仰心が宗教を生みだしたともいえるのです。

同じ宗教といっても、多種多様な形態や内容をもっており、どの宗教が人間にとって理想的な宗教であるかについても論じなければなりませんが、
ご質問に求められている所からは逸脱しますので省力いたします。ただ次のことだけはいえるのではないでしょうか。

人間の生存の条件について、真剣に熟考すればするほど、人間にとって宗教は先天的なものであることがますます明らかになるとともに、
「人間は宗教的存在である」といった識者の言がずっしりとした重みをもって迫ってくるといえるでしょう。


【「人生問答」聖教新聞社】松下幸之助/池田大作著

234 :七日後の:2014/11/19(水) 13:01:33.78 ID:I9VO/K1t0.net
宗教はどれも同じか

■池田  宗教を否定しないまでも、積極的に受け入れない人の考えには、多くの場合、宗教は結局、
どれも同じではないか、教義は間違っているようであっても、どの宗教の求め目指すのも、根本は同じであるから、
一つの宗教に固執するのはおかしいという考えがあります。つまり、登り口は、たくさんあっても、
目指す頂上は同じものだという考えです。こうした宗教観を、どのようにお考えになりますか。


■松下  宗教というものが、どれも同じであるかどうかは、これは非常にむずかしい問題で、
私としては、むしろお教えいただきたいと考えております。

ただ、私なりにごく常識的に考えて見ますと、宗教というものは、かりに基本的に目指すところは同じだとしても、
具体的には宗団により宗派によって、それぞれに特色があり、異なっているものではないかと思います。

今日でも、数多くの宗団・宗派があり、それぞれ独自の教義というものをもっているわけです。
また、歴史をみましても、いろいろと宗団・宗派の興亡がみられ、ある時期には非常に興隆したけれども、
その後、衰微したという場合もあれば、ある国では非常に広まっても、別の国ではあまり広がらなかったという場合もあります。
そういうことを考えますと、やはり宗教には、多くの共通する面もありましょうが、そういうものをもちつつも、宗団・宗派によって、異なっているように思われます。

235 :七日後の:2014/11/19(水) 13:03:35.53 ID:I9VO/K1t0.net
したがって、宗教に帰依する場合でも、そういう観点から、どの宗教が自分の人生にとって最も好ましいものかということを十分に考え、
慎重に選択することが大切ではないかと思います。これまでは、一般にとかく病気やケガをしたような場合とか、災難に直面したり、
煩悶するといったような場合に、それが一つの機縁となって宗教に入る、といった姿が多かったのではないでしょうか。
これはこれで、一つの入り方かもしれません。

しかし、宗教というものは、人間にとって、その一生を変革し、幸・不幸を左右するほどのものだと思うのです。
ですから、本当にそのような宗教の尊さ、重大さ、を考えたならば、そうした日常的なきっかけだけで、
深く考えずに宗教に入るという態度ではいけないと思います。やはりさまざまの宗教に思いをいたし、慎重に考え検討し、
自分としてはこれが一番好ましい、これこそ自分にふさわしいものだ、といった確信に到達したうえで、
その宗教に入っていくといった態度がなによりも望ましいといえるでしょう。

もちろん、人間は迷いも多く、また弱い面も持っていますから、これまでのような姿も一面やむをえなかったと思います。
しかし、今後は、人知もさらに進み、宗教に対する考え方も進んでいくでしょう。したがって、
やがては、誰もがあるていど選択を行ったうえで宗教に入るということになっていくのではないでしょうか。


【「人生問答」】聖教新聞社 松下幸之助/池田大作著

236 :(-_-)さん:2014/11/19(水) 16:40:12.95 ID:YQfVp60h0.net
ズドーン!

237 :七日後の:2014/11/19(水) 21:28:18.40 ID:I9VO/K1t0.net
嵐に負けない水の信心

信心だけは絶対に負けてはいけません。仏法は勝負です。題目をあげて、あげて、あげ抜きなさい。信心の団結があるところ、必ず勝利があります。
    ◇
この信心は絶対です。どれほど社会的な地位があっても、名誉があっても、御本尊を拝する信仰者には、かないません!
    ◇
もし信心していない人に「信心してください」と頭を下げて頼むような人が、大阪に一人でもいてはいけません!もし、そんな組織があれば、担当の幹部は責任を取って辞めてもらっていいほどです。いいですか!
    ◇
水の如き信心って分かるかい?
平らな川の水の流れではない。嵐の中の怒涛が大きな岩にぶち当たり、その岩を乗り越えていくような信心だ。難を乗り越える信心をしていきなさい。
    ◇
さあ、勇気を出して、出かけましょう!
    ◇
そうですか。選挙活動は自由です。ご自分でお決めください。どうか後悔のない活動をしてください。


【若き指導者は勝った 池田大作―その行動と軌跡 第16回】聖教新聞09・1・31

238 :七日後の:2014/11/19(水) 21:29:13.55 ID:I9VO/K1t0.net
☆無理なく、自然に、平和に関わっている

会長就任直後の1960年代初頭。あるルポライターの取材を受けた。
焦点は「幸福とは何か」。
「では池田会長、その絶対的な幸福とは、創価学会に入る以外ないというんですか」大きく手を振った。
「そんな手前ミソを言うつもりはありませんよ」
だが絶対的というからには、よほどの頭脳や経済力、精神力などが必要だ。それこそ超人的な能力が。
ライターの疑念を打ち消すように、会長は語気を強めた。
「仏法には、そういう無理がないんですよ。人間とは何か。何をなすべきか。それを極めて合理的に無理なく説ききっている」
はっとした。
仏法には無理がない。
インタビューの核になる言葉だった。
「だから誰もが生きる目的をもち、強くなれる。主体的に自らの宿命を転換していけるようになる。そうした個々の宿命転換の総和が、自然と、社会、国、人類の平和につながっていく」           
学会員は超人的な活躍などで平和運動を進めているわけではない。無理なく、自然に、己の生き方の延長として、いつの間にか平和というテーマに関わっている。そんなケースが圧倒的に多い。――ドキュメント企画「池田大作の軌跡」平和・祈りと行動(潮 9月号)

239 :七日後の:2014/11/19(水) 21:30:35.19 ID:I9VO/K1t0.net
☆ 平和の素晴らしさを次代へ伝えたい

「誰も私のことなんかわかってくれない」「自分は不幸だ」……。人間は自分のことばかり考えている時が実は一番辛い。
そんな時でも他人のことを思いやれれば、心のゆとりが生まれる。新しい自分を発見できます。
ところが今日の教育は競争がベースにあり、「自分よりも他人」という大切な考え方が育ちにくい。
私が常に三人の息子たちに訴えてきたひとつは、「人のために何ができるかを考えられる人になってほしい」ということでした。
平和運動といってもその基本は毎日の暮らし、子育てにあると思います。その担い手こそが母です。
身近な夫と子どもたちに平和への思いを託すことができるのですから。その理想の姿を世界に示してきたのが、私は日本の母たちだと確信します。(中略)
日本の母たちが守り、伝えてきた平和の素晴らしさを、次代に伝えていくのが私たちの世代です。
私は母や祖母たちができたことを今のお母さんたちができないはずはないと信じています。
――アグネス・チャン(日本ユニセフ協会大使、歌手、エッセイスト、教育学博士)

240 :七日後の:2014/11/19(水) 21:31:28.16 ID:I9VO/K1t0.net
仏法は感傷ではない

「だれが幸福にしてくれるのか。だれもしてくれない。政治も、科学も、幸福を与えてくれない」

「不幸な人、虐げられている人が、可哀想だからといって、いつまでも一緒に泣いていてどうなるというのか?それでは、ただの安同情だ。仏法は感傷ではない。大事なのは現実だ。どう宿命に打ち勝つか。どう局面を開くかだ」

「私は仏法の指導者だ。相手に同情して、ともに泣くより、どうすれば相手が立ち上がれるかを具体的に考える。それが指導者として『責任を果たす』ことである」

「幸せになり切るんだよ。『なる』じゃないよ。『なりきる』んだよ!」

【池田大作の軌跡】潮08・11号

241 :七日後の:2014/11/19(水) 21:32:56.15 ID:I9VO/K1t0.net
8月の広布史 池田名誉会長 入信記念日

戸田城聖第二代会長との運命的出会い
8月24日は、池田名誉会長の入信記念日です。戦後間もない1947(昭和22)年のこの日、
当時19歳だった池田青年は信仰の道に入りました。
その10日前の8月14日の午後8時ごろ、池田青年は、小学校時代の同級生に誘われて、
東京の蒲田で開かれた学会の座談会にはじめて出席しました。
暗い夜道を抜けて座談会の会場に到着すると、部屋の中から御書(立正安国論)を講義する凛とした声が聞こえてきました。
その声の主こそ、当時理事長だった戸田城聖第二代会長でした。

「この人なら信じられる」と決意
講義の終了後、人生に対する確かな答えを渇望していた池田青年は、一人立ち上がり、
戸田理事長に「正しい人生とはなにか?」などいくつか質問をします。一青年の質問の一つ一つに、
真剣に、明快に答える戸田理事長の確信に満ちた言葉に心を打たれた池田青年は、その場で即興の詩を朗唱しました。

「旅びとよ/いずこより来(きた)り/いずこへ往(ゆ)かんとするか
/月は 沈みぬ/日 いまだ昇らず/夜明け前の混沌(カオス)に
/光 もとめて/われ 進みゆく/心の 暗雲をはらわんと
/嵐に動かぬ大樹を求めて/われ 地より湧き出(い)でんとするか」

池田名誉会長は当時を振り返り、つづっています。
「この時、私は深遠な仏法の哲理を、十分に納得できたわけではない。家族も大反対であった。ただ私は、
表層の次元を超克して、戸田城聖という人格に魅了されてならなかったのである」
その10日後の8月24日、池田青年は創価学会に入信しました。

sokaonline 広布史より

242 :七日後の:2014/11/19(水) 21:39:15.94 ID:I9VO/K1t0.net
随筆 新・人間革命 80 

昭和54年5月3日  獅子となりて 我は一人征く

 その日は、雲一つない〃五月晴れ〃であった。
 武蔵野の丘は、生命と青春を飾りゆくように、ツツジの花に包まれていた。
 その花々の彼方は、大きな真実の沈黙を漂わせた、新緑に輝いていた。
 妻が、まぶしそうに言った。
「まるで、十九年前と同じ天気ですね……」



 たしかに一九六〇年(昭和三十五年)、私が第三代会長に就任した日も、快晴であった。
 その日の夜、大田区の小さな貧しい家で、二人して夜空を仰ぎ、「あの星は、ホタルが輝いているように見える」と語り合ったことを思い出す。
 この十九年間、絶望の闇を切り開き、無限の平和の大帝国を建設するために、わが死闘は続いた。



 一九七九年、すなわち昭和五十四年の五月三日――。
 間もなく、創価大学の体育館で、〃七つの鐘〃の総仕上げを記念する、第四十回の本部総会が行われることになっていた。
 本来ならば、その日は、私は、偉大なる広宣流布のメッセージを携えて、創価の栄光を祝賀する日であった。

 すべての同志が熱意に燃えて、楽しき次の目標をもち、至高の光を胸に抱きながら迎えゆく、歓喜の日であった。
 尊い広布の英雄たちが微笑をたたえ、共々に、珠玉の杯を交わしながら祝うべき日であり、大勝利の鐘を自由に打ち鳴らす日であった。
 しかし、嫉妬に狂った宗門をはじめ、邪悪な退転者等の闇の阿修羅が、この祝賀の集いを奪い去っていったのである。

243 :七日後の:2014/11/19(水) 21:40:49.90 ID:I9VO/K1t0.net


 午後二時から始まる総会の開会前であった。
 妬みと滅びゆく瞋恚の魂をもつた坊主を乗せたバスが、大学に到着すると私は、ドアの前に立ち、礼儀を尽くして、彼らに挨拶した。
 ところが、坊主たちは、挨拶一つ、会釈一つ返すわけでもなく・冷酷な無表情で、傲然と通り過ぎていった。
 学会伝統の総会も、いつものように、学会らしい弾けるような喜びも、勢いもなく、宗門の〃衣の権威〃の監視下、管理下に置かれたような、異様な雰囲気であった。

 ある幹部が後で言っていた。
 「冷たい墓石の上に座らされたような会合であった」激怒した声が多々あった。
 会場からの私への拍手も、遠慮がちであった。
 また、登壇した最高幹部は、ほんの数日前の会合まで、私を普通に「池田先生」と言っていたのが、宗門を恐れてか、ただの一言も口にできない。

 私をどうこうではない。
 それは、強き三世の絆で結ばれた、会員同志の心への裏切りであった。
 婦人部の方が怒っていた。
 「どうして、堂々と、『今日の広宣流布の大発展は、池田先生のおかげです』と言えないのでしょうか!」と。
 私が退場する時も、戸惑いがちの拍手。

 「宗門がうるさいから、今日は、あまり拍手をするな。特に、先生の時は、拍手は絶対にするな」と、ある青年部の最高幹部が言っていたと、私は耳にした。

 恐ろしき宗門の魔性に毒されてしまったのである。言うなれば、修羅に怯えた臆病者になってしまったのである。

 しかし、私を見つめる同志の目は真剣であった。声に出して叫びたい思いさえ、抑えに抑えた心が、痛いほど感じられた。
体育館を出た直後、渡り廊下を歩いている私のもとに駆け寄って来られた、けなげな婦人部の皆様との出会いは、今も、私の胸に深く、くい込んで離れない。

244 :七日後の:2014/11/19(水) 21:42:33.66 ID:I9VO/K1t0.net


 会合が終わり、特別の控室にいた高僧や坊主どもに、丁重に挨拶をしたが、フンとした態度であった。
 これが人間かという、そのぶざまな姿は、一生、自分自身の生命に厳存する閻魔 法王に、断罪されることは、絶対に間違いないだろう。
 仏法は、厳しき、「因果の理法」であるからだ。

 私は思った。
 宗門と結託した、学会攪乱の悪辣なペテン師たちは、これで大成功したと思い上がったにちがいない。
 彼らは、「これで、計画は着々と準備通りに進んでいる。これでよし! これで完全勝利だ」と計算し、胸を張っていた。

 その陰湿さと傲慢さが、私には、よく見えていた。
 私は、ずる賢き仮装の連中の実像を、その行動から見破ることができた。
 この陰険極まる、狡猾な連中には、断固として、従ってはならない。いかなる弾圧を受けようが、「忍耐即信心」である。
 学会は、蓮祖の仰せ通りの信仰をしている。死身弘法の実践である。柔和な忍辱の衣を着るべきである。
 学会に敵対する彼らは、蓮祖の姿を借りて、真実の仏の使いを道具にし、利用し、破壊しているのである。

 これが、恐ろしき魔性の荒れ狂った、現実の実態であった。あまりにも悲しく、あまりにも情けなかった。
 本来、宗教は、人間の幸福のためにあるものだ。
 それが坊主の奴隷になり、権威の象徴の寺院・仏閣の下僕のになってしまうことは、根本的に間違いである。

245 :七日後の:2014/11/19(水) 21:43:18.34 ID:I9VO/K1t0.net


 私は、重荷を、また一層、背負った気持ちで、皆と別れ、自宅には帰らず、神奈川文化会館に走った。
 「今朝の新聞に・先生のお名前が出ていました」
 神奈川文化会館で、側近の幹部が教えてくれた。
 この三日付の読売新聞には、日米国民の「生活意識」調査の結果が掲載されていた。
 その中に、日本人が「尊敬する人物」に挙げた上位二十人の第六位に、私の名前が出ているというのであった。
 上から、吉田茂、野口英世、ニ宮尊徳、福沢諭吉、そして、昭和天皇と続き、その次が私である。
 「会長勇退」直後の五月三日に、このような記事が出たことに、私は不思議なものを感じた。
 また、同志の皆さまが懸命に私を応援してくださっているようにも思われた。

 数日後、ある識者の方からいただいたお手紙は、この調査のことを非常に驚かれ、こう結んであった。
 「現存する人物では、民間人の第一位です。
 そして、日本の宗教界では、貴方、お一人だけです。まさに宗教界の王者です。どんなに、戸田会長がお喜びになるでしょうか!」

246 :七日後の:2014/11/19(水) 21:44:28.24 ID:I9VO/K1t0.net


 「大事には小瑞なし、大悪を(起)これば大善きたる、すでに大謗法・国にあり大正法必ずひろまるべし」(御書一三〇〇n)
 とは、日蓮大聖人の絶対の御確信であられる。

 誰が何と言おうが、私は私の信念で勝つことを決心した。
 そして、ただ一人、今まで以上の多次元の構想をもちながら、戦闘を開始した。
 「獅子は伴侶を求めず」とは、よく戸田先生が、私に言われた言葉である。
 一人、孤独になった私は、無言のうちに、必ずや、真実の伴侶はついてくるであろうと信じていた。
 師弟の両者が一つの姿で、無限に戦い、舞い、走り、勝利しゆく。私は、その新しき時代の、新しき伴侶を待っていた。

 神奈川の地は、世界に通じる港である。
 ここから、私は「一閻浮提 広宣流布」との大聖人の御遺言を遂行する決意を新たにした。そして、「正義」という二字を書き記した。
 この意義を深く留めて後世に伝えてほしいと、側にいた数人の弟子に託した。
 五月五日のことである。

247 :(-_-)さん:2014/11/19(水) 22:03:51.21 ID:YQfVp60h0.net
しずちゃん、まだボクシングやってた
やめてなかったんだ・・・

248 :(-_-)さん:2014/11/19(水) 22:06:52.56 ID:I9VO/K1t0.net


 いったん帰京した私は、東京の開拓の新天地、第二東京の拠点の立川文化会館に向かった。すでに、夕方近かった。
 別な世界を見る思いで、まさに沈みゆかんとする夕日の光景を、しばし呼吸した。
 夕暮れの立川に着くと、その清楚な頬に頬ずりしたいような、憧れの月天子が顔を見せてくれた。

 私は一詩を詠んだ。

  西に 満々たる夕日
  東に 満月 煌々たり
  天空は 薄暮 爽やか
  この一瞬の静寂
  元初の生命の一幅の絵画
  我が境涯も又 
  自在無礙に相似たり

 この日、五月十一日の日記に記したものである。
 世界の創価学会は、太陽と同じく、太陽の生命で、永遠に転教を休むことなく、進みゆくことであろう!
 また、断固、勝っていくことであろう!




        聖教新聞 1999.5.1 付 随筆 新・人間革命 80

249 :(-_-)さん:2014/11/20(木) 11:09:46.49 ID:OO1jrWek0.net
ぼんぼこぼい〜ん

250 :(-_-)さん:2014/11/20(木) 11:10:40.69 ID:OO1jrWek0.net
ぼんぼこぼい〜〜〜ん

251 :(-_-)さん:2014/11/20(木) 11:26:05.01 ID:OO1jrWek0.net
ぼんぼこ ぼこぼこ
ぼんぼこ ぼこぼこ
ぼんぼこ ぼこぼこ
ぼい〜ん ぼい〜ん

252 :七日後の:2014/11/20(木) 14:01:31.97 ID:0h+PfOrH0.net
立正安国論

辛きを蓼葉に習ひ臭きを溷厠に忘る。善言を聞いて悪言と思ひ、謗者を指して
聖人と謂ひ、正師を疑って悪侶に擬す。其の迷ひ誠に深く、其の罪浅からず。事
の起こりを聞かんとならば、委しく其の趣を談ぜん。釈尊説法の内、一代五時の
間先後を立てて権実を弁ず。而るに曇鸞・道綽・善導既に権に就いて実を忘れ、
先に依って後を捨つ。未だ仏教の淵底を探らざる者なり。
 (御書242ページ)

         ◇◆◇◆◇◆

■現代語訳
 辛い蓼の葉ばかりを食べている虫は、蓼の葉の辛さに麻痺してきます。
 臭い厠(トイレ)に長くいると、厠の臭いを感じなくなります。
 それらのことと同様に、永年、邪法を信じてきた者は、仏の善言を聞いても悪
言と思い、謗法の人師を指して聖人と謂い、正法の師を疑って悪侶と錯覚するも
のであります。
 その迷いは誠に深く、その罪はけっして浅くありません。
 あなたが、邪法の事の起こりをお聞きしたいのであれば、これから、法の正邪
の趣旨を、詳しくお話ししましょう。
 釈尊の御説法は、一代五時(華厳・阿含・方等・般若・法華涅槃)の間に、先
判(華厳・阿含・方等・般若)と後判(法華涅槃)を立て分けて、権教(爾前經)
と実教(法華經)の区別を、明らかに示されています。
 であるにもかかわらず、浄土宗の祖師である曇鸞・道綽・善導等は、権教に執
着して、実教を忘れてしまったのであります。なおかつ、先判である四十余年の
権教を依経として、後判である法華經の実教を捨ててしまいました。
 これらの誤りは、未だに、仏教の奥底を知らない者が犯した所業であります。

253 :七日後の:2014/11/20(木) 14:01:57.52 ID:0h+PfOrH0.net
立正安国論  その1
          

 旅客来たりて嘆いて曰く、近年より近日に至るまで、天変・地夭・飢饉・疫癘遍く天下
に満ち、広く地上に迸る。
 牛馬巷に斃れ、骸骨路に充てり。
 死を招くの輩既に大半に超え、之を悲しまざるの族敢へて一人も無し。

 (新編御書234ページ、御書全集17ページ)

          

■現代語訳
  − 第一段問答  災難の来由 −
 
 旅の客がやって来て、嘆きながら、こう言いました。

 近年より近日に至るまで、天変・地夭・飢饉・疫病が、遍く天下に満ちて、広く地上に
蔓延しています。
 そのため、牛や馬は巷に倒れて、人間の死体の骸骨は路上に溢れています。
 既に、死を招いた方々は大半を超えて、悲しまない人たちは、一人もいません。

254 :七日後の:2014/11/20(木) 14:03:49.11 ID:0h+PfOrH0.net
立正安国論  その2

 然る間、或は利剣即是の文を専らにして西土教主の名を唱へ、或は衆病悉除の願を恃み
て東方如来の経を誦し、或は病即消滅不老不死の詞を仰いで法華真実の妙文を崇め、或は
七難即滅七福即生の句を信じて百座百講の儀を調へ、有るは秘密真言の教に因って五瓶の
水を灑ぎ、有るは坐禅入定の儀を全うして空観の月を澄まし、若しくは七鬼神の号を書し
て千門に押し、若しくは五大力の形を図して万戸に懸け、若しくは天神地祇を拝して四角
四堺の祭祠を企て、若しくは万民百姓を哀れみて国主国宰の徳政を行なふ。
新編御書234ページ、御書全集17ページ)

           ■現代語訳
それ故に、或る人は、中国浄土宗・善導の『般舟讃』に書かれている、『利剣即是』の
文を信じて、西方浄土の教主・阿弥陀仏の名を唱えています。
或る人は、『衆病悉除』という東方薬師如来の誓願を恃んで、薬師経を誦しています。
或る人は、法華経薬王菩薩本事品第二十三の『病即消滅不老不死』という経文を仰いで、
法華真実の妙文を崇めています。
或る人は、『七難即滅七福即生』という仁王般若経の句を信じて、百座百講の儀(注、
当時の宮中で盛んに行われていた、災難を払う儀式。)を行っています。
あるいは、秘密真言の教えによって、五瓶の水を注いでいます。(注、真言の僧侶が、
五つの瓶を置いて、水を注ぎながら、密教の祈祷をすること。)
あるいは、禅宗の坐禅入定の儀を全うして、空観の月を澄ましています。
もしくは、七鬼神(夢多難鬼・阿伽尼鬼・尼伽尸鬼・阿伽那鬼・波羅尼鬼・阿毘羅鬼・
婆提利鬼)の号を書して、門ごとに貼っています。
もしくは、五大力菩薩(金剛吼菩薩・竜王吼菩薩・無畏十力吼菩薩・雷電吼菩薩・無量
力吼菩薩)の形を図して、家ごとに懸けています。
もしくは、天神地祇(天神と地神)を拝んで、四角四堺の祭祠を企てています。(注、
神道で、四つの角を線で結び、四つの堺を作った上で、疫病が伝染しないように祈る儀式。)
もしくは、国主が、万民百姓を哀れんで、様々な徳政を行っています。

255 :七日後の:2014/11/20(木) 14:04:31.02 ID:0h+PfOrH0.net
立正安国論  その3

 然りと雖も唯肝胆を摧くのみにして弥飢疫に逼り、乞客目に溢れ死人眼に満てり。臥せ
る屍を観と為し、並べる尸を橋と作す。
 観れば夫二離璧を合はせ、五緯珠を連ぬ。
 三宝世に在し、百王未だ窮まらざるに、此の世早く衰へ、其の法何ぞ廃れたるや。
 是何なる禍に依り、是何なる誤りに由るや。

 (新編御書234ページ、御書全集17ページ)

          ■現代語訳
 しかしながら、そのような祈祷や修行をしても、ただ、肝胆を砕く(徒労に終わる)だ
けで、ますます、飢饉や疫病は激しくなっていくばかりです。

 目に溢れるものは、乞食や死人ばかりです。
 臥せられた死体は、積み上げられて、物見台のようであります。
 また、死体が、水の上に並べられて、橋のようになっています。

 思いめぐらしてみると、天には、太陽と月が地上を照らし、木星・火星・金星・水星・
土星の五つの惑星は、珠を連ねたように、規則正しく運行されています。

 仏・宝・僧の三宝もこの世にいらっしゃいますし、八幡大菩薩が百代の天皇を守護され
る旨の誓い通りに、天皇が御在位されているにもかかわらず(注、『立正安国論』御提出
の際には、第九十代亀山天皇の御在位であった)、この世が早く衰えて、仏法が廃れてい
くのは、何故でしょうか。

 これは、何なる禍いに依り、何なる誤りに由来するのでしょうか。

256 :七日後の:2014/11/20(木) 16:16:13.65 ID:0h+PfOrH0.net
立正安国論  その4

主人の曰く、独り此の事を愁ひて胸臆に憤ピす。客来たりて共に嘆く、屡談話を致さん。
夫れ出家して道に入る者は法に依って仏を期するなり。而るに今神術も協はず、仏威も験なし。
具に当世の体を観るに、愚かにして後生の疑ひを発こす。然れば則ち、円覆を仰いで恨
みを呑み、方載に俯して慮りを深くす。
倩微管を傾け聊経文を披きたるに、世皆正に背き人悉く悪に帰す。故に善神国を捨てて
相去り、聖人は所を辞して還らず。是を以て魔来たり鬼来たり、災起こり難起こる。
言はずんばあるべからず。恐れずんばあるべからず。

 (新編御書234ページ、御書全集17ページ)
          
■現代語訳
 主人は、こう言いました。

 私は独りで、この事を愁いて、胸中に深く、思い悩んでいました。
 幸いにも、貴殿が客としてお見えになり、私と同様に、このことを嘆いておられますの
で、しばしば、談話を致しましょう。
そもそも、出家して、仏道に入る者は、仏法に依って、成仏を求めています。
しかし、今、神術も実らず、仏の威力も、験(しるし)が現れていません。
私は愚か者ではありますが、具体的に、当世の状況を観察してみると、後生の成仏は覚束ないのではないか、と、疑われてなりません。
そのため、天を仰いでは、恨みに思い、地に伏しては、深く慮っております。
どこまでも、私は微管(狭い認識)の者ではありますが、いささか、経文を開いてみる
と、この世の人々は、皆、正法に背いています。
そして、この世の人々は、悉く、悪法に帰依しています。
故に、諸天善神は、この国を捨てて去り、聖人も、所を去ってお還りになられません。
その間隙を突いて、魔が来たり、鬼が来たり、災が起こったり、難が起こったりするのであります。

 このことを、言わずにはいられません。
 このことを、恐れなければなりません。

257 :七日後の:2014/11/20(木) 16:17:22.31 ID:0h+PfOrH0.net
立正安国論  その5

客の曰く、天下の災・国中の難、余独り嘆くのみに非ず、衆皆悲しめり。
今蘭室に入りて初めて芳詞を承るに、神聖去り辞し、災難並び起こるとは何れの経に出でたるや。其の証拠を聞かん。
主人の曰く、其の文繁多にして其の証弘博なり。
金光明経に云はく「其の国土に於て此の経有りと雖も、未だ甞て流布せしめず、捨離の
心を生じて聴聞せん事を楽はず、亦供養し尊重し讃歎せず。
四部の衆、持経の人を見るも、亦復尊重し乃至供養すること能はず。」

 (新編御書235ページ、御書全集17〜18ページ)
          
■現代語訳

  − 第二段問答  災難の証拠 −

すると、客は、こう言いました。

天下の災や国中の難は、私が独りで嘆くだけではなく、大衆も、皆、悲しんでいます。
今、私は、仏法の教えを伺える部屋に入って、初めて、尊いお言葉を承わりました。
では、諸天善神や聖人が、この国を捨てて、去ってしまったために、災難が頻発してい
ることの根拠は、どの経典に出ているのでしょうか。
その証拠を、お聞かせいただきたいと存じます。
主人は、答えました。
その文証はたいへん多く、一切経に渡って、広く存在しています。
金光明経には、このように説かれています。
「その国土に於いて、この経が存在していたとしても、未だかつて流布していない。
その国の国王は、仏教を捨離する心が生じて、聴聞する事を願ってはいない。また、供
養したり、尊重したり、讃歎したりすることもない。
 四部の衆(僧・尼・在家の男信徒・在家の女信徒)や持経の人を見ても、尊重すること
もなければ、ましてや、供養することもない。」

258 :(-_-)さん:2014/11/20(木) 20:26:29.89 ID:OO1jrWek0.net
「ファーストフード」と書いたら「ファストフード」だとつっこまれるのを見た

259 :(-_-)さん:2014/11/20(木) 22:17:09.70 ID:OO1jrWek0.net
冠婚葬祭の一切に顔を出さなかった高倉健

260 :七日後の:2014/11/21(金) 06:10:24.43 ID:mY0l6n/30.net
立正安国論  その6

遂に我等及び余の眷属、無量の諸天をして此の甚深の妙法を聞くことを得ず、
甘露の味はひに背き正法の流れを失ひて、威光及以勢力有ること無からしむ。
悪趣を増長し、人天を損減して、生死の河に墜ちて涅槃の路に乖かん。
世尊、我等四王並びに諸の眷属及び薬叉等、斯くの如き事を見て、其の国土を捨てて擁
護の心無けん。但我等のみ是の王を捨棄するに非ず、必ず無量の国土を守護する諸大善神
有らんも皆悉く捨去せん。

 (新編御書235ページ、御書全集18ページ)

           ■現代語訳

(注、前回連載分に引き続いて、金光明経の御引用が続きます。)
 
 遂に、我等(大持国天王・大毘沙門天王・大広目天王・大増長天王の四天王)や、四天
王の眷属や、数え切れないほどの諸天善神は、この甚深の妙法を聞くことが出来ないため、
我々の身を養うための甘露の法味を受けられなくなる。
そのため、正法の流れに浴する事も出来なくなり、我々の威光や勢力もなくなってしまう。

そうなると、地獄界・餓鬼界・畜生界・修羅界の四悪趣が増長し、人界や天界が損減され、
苦悩の生死の河に墜ちて、涅槃の路に背くことになる。

世尊よ。我等四天王、並びに、諸の眷属及び薬叉等は、このような事態を見れば、その
国土を捨てて、擁護の心を喪失することになろう。
ただ、我等だけが、この国の王を捨棄するのではない。
必ずや、数え切れないほどの国土を守護する諸天善神がいたとしても、皆、悉く、捨て
去ってしまうであろう。

261 :(-_-)さん:2014/11/21(金) 11:27:21.16 ID:MG4N23GN0.net
生きたまま冷蔵庫にはいりたいか?ペット業界ってすげえエグい殺人事件とか
ありんしたよね

262 :(-_-)さん:2014/11/21(金) 11:41:23.49 ID:MG4N23GN0.net
ありんす!

263 :七日後の:2014/11/22(土) 07:33:41.86 ID:RyDRZyRL0.net
立正安国論  その7

 「既に捨離し已はりなば其の国当に種々の災禍有りて国位を喪失すべし。
 一切の人衆皆善心無く、唯繋縛・殺害・瞋諍のみ有って、互ひに相讒諂して枉げて辜無きに及ばん。
 疫病流行し、彗星数出で、両の日並び現じ、薄蝕恒無く、黒白の二虹不祥の相を表はし、
 星流れ地動き、井の内に声を発し、暴雨悪風時節に依らず、常に飢饉に遭ひて苗実成らず、
 多く他方の怨賊有りて国内を侵掠せば、人民諸の苦悩を受けて、土地として所楽の処有ること無けん」〈已上〉。

 (新編御書235ページ、御書全集18ページ)       

■現代語訳

(注、前回連載分に引き続いて、金光明経の御引用が続きます。)
 
 「既に、諸天善神がその国を捨て去ってしまえば、その国は、まさに、種々の災難や禍いが起こって、国王は位を喪失することになる。
 一切の人民は、皆、善心がなく、ただ、繋縛や殺害や瞋諍だけがあって、
 互いに、讒言(ざんげん)や諂い(へつらい)を行って、罪のない者を陥れるであろう。

 疫病が流行して、彗星がしばしば出現して、一時に太陽が二つ現れたり、日蝕や月蝕も不定期に起こる。
 黒色や白色の虹は不吉の相を表わし、星は流れて地が動き、地震が起きて井戸の内から異様な音が聞こえる。
 季節はずれの暴雨・悪風が起こるため、常に、飢饉に遭遇して、苗や果実は成ることがない。
 
 また、外国からの多くの賊が、国内を侵略して、人民は諸の苦悩を受ける。
 そのため、国中のどこにも、安心して楽しく暮らせる場所はない。」 〈以上〉

264 :七日後の:2014/11/22(土) 07:35:54.35 ID:RyDRZyRL0.net
立正安国論  その8

 大集経に云はく「仏法実に隠没せば鬚髪爪皆長く、諸法も亦忘失せん。
 時に当たって虚空の中に大いなる声ありて地を震ひ、一切皆遍く動ぜんこと猶水上輪の
 如くならん。城壁破れ落ち下り、屋宇悉くヒ拆し、樹林の根・枝・葉・華葉・菓・薬尽きん。
 唯浄居天を除きて欲界一切処の七味・三精氣損減して、余り有ること無けん。解脱の諸
 の善論時に当たって一切尽きん。生ずる所の華菓の味はひ希少にして亦美からず。
 諸有の井泉池一切尽く枯涸し、土地悉く鹹鹵し、敵裂して丘澗と成らん。諸山皆ショウ燃して天竜も雨を降さず。」

 (新編御書235ページ、御書全集18ページ)

■現代語訳
大集経には、このように仰せになられています。

「実に、仏法が滅びようとする時には、僧侶がヒゲ・髪・爪を長く伸ばして、諸法(化儀や戒律等)も忘失されてしまうであろう。

その時には、虚空の中に大きな声が鳴り響き、大地を震わせることによって、一切の存
在が変動してしまうことは、水車の如くである。
城壁は破れて落ち下り、人家は悉く崩壊して、樹林の根・枝・葉・華・果実・薬味も尽きてしまうであろう。

ただ、雲上の高所にあって、大地から遠く離れている浄居天を除いて、この欲界のあら
ゆる場所の七味(甘い・辛い・酢っぱい・苦い・塩辛い・渋い・淡い)や三精氣(大地精氣・衆生精氣・正法精氣)は、すべて損減してしまうであろう。
また、その時には、解脱を説いた諸の善論も、一切尽きてしまうであろう。
 
大地に生ずる花や果実も、希少となって、味わいも美味しくない。
すべての井戸も泉も池も、悉く枯れてしまう。
土地は悉く、塩氣を含んだ不毛の土地となり、ひび割れて、丘や谷となる。
諸々の山は、皆、燃え上がって、天の竜神は、雨を降らすことがない。」

265 :おなら:2014/11/22(土) 14:09:59.80 ID:RwNkVU1n0.net
女性が放尿する姿を撮影するため他人の敷地に無断で侵入したとして、警視庁生活安全特別捜査隊は、建造物侵入容疑で、
東京都墨田区押上、自称ライター、沖山健太容疑者(41)ら大阪、千葉、宮城の4都府県の男4人を逮捕した。同隊によると、
沖山容疑者は「私は放尿マニア。放尿中の女性は身動きが取れないので好き勝手に撮影した」などと供述し、いずれも容疑を認めている。

沖山容疑者らは7、8年前ごろから、花見などでにぎわう東京・代々木公園や仙台市内の公園などで、トイレに並ぶ女性を監視。
我慢できずに列を離れた女性を尾行し、茂みなどで放尿する姿を1メートルほどの距離から数人で囲み、スマートフォンなどで
100人以上を撮影し、仲間内で上映会などを開いていたという。

逮捕容疑は5月3日午後4時ごろ、20代とみられる女性が放尿する姿を撮影する目的で、東京都江東区新木場の都立新木場公園に隣接する
物流センター敷地内に侵入したとしている。

 警視庁は同公園内に女性用トイレが1カ所しかないことが事件を助長している可能性があるとして、今月、都にトイレ増設の検討を申し入れた。

266 :おなら:2014/11/22(土) 22:56:25.90 ID:RwNkVU1n0.net
http://photobucket.com/

photobucketの使い方
http://fanblogs.jp/oands/archive/239/0

267 :(-_-)さん:2014/11/24(月) 16:57:05.23 ID:ldzTD87u0.net
(´-`).。oO(やっぱり引きこもりになるために生まれてきたのかもしれない・・・!)

268 :七日後の:2014/11/25(火) 09:53:18.01 ID:LINQLNQy0.net
座談会の指針  小説「新・人間革命」

「ご承知の通り、座談会は教学と並んで創価学会の根本の伝統であり、仏道修行の要諦であり、学会の縮図です。
私は座談会を最も重視し、"戦う座談会″を学会の大伝統として再確認し、来月からあらためて実践に移したいと思いますけれども、いかがでしょうか!」
会長山本伸一の呼びかけに、賛同の大拍手がドームにこだました。九月二十五日、東京・両国の日大講堂で行われた、
九月度本部幹部会でのことである。伸一は、この本部幹部会で、全幹部が一丸となって、全力で座談会に取り阻み、広宣流布の堅固な礎を築こうと訴えた。
そして、学会本部に、仮称「座談会推進本部」を設置し、自らが推進本部長として、座談会の充実に挺身していくことを表明したのである。
彼は、常に率先垂範の闘将であった。民衆は賢明である。自らは行動もせず、実証も示せぬリーダーの号令など、
誰も耳を傾けなくなるにちがいない。人を動かすのは、口先ではない。魂の触発である。実践、体験に裏打ちされた確信に人は魂を揺り動かされるのだ。
もしも、号令によって人が動くなどと考えているなら、それは、人間を侮蔑しきった傲慢の徒といってよい。
ともあれ、伸一は、自らが先頭に立って、動き、戦い、学会の活動の柱ともいうべき座談会を盤石なものにしようと、決意していたのだ。
牧口初代会長以来、学会は座談会とともにあった。いや、座談会こそが学会の民衆運動の最大の源泉であった。
そこで学ぶ御書や、赤裸々な同志の信仰体験、幹部の明快な指導などが参加者の発心と決意を促し、学会発展の原動力となってきたのである。
また、座諛会には、職業も、世代も異なる老若男女が集い、苦悩に沈む友がいれば、皆がわが悩みとして励ましを送り、
歓喜の報告には、皆が喜びを分かち合ってきた。そこには、社会的な地位や貧富の差などによるわけへだては、いっさいなかった。
まさに、「民主」と「人間共和」の縮図であり、現代社会の「心のオアシス」をつくり出していたといってよい。
さらに、会員に限らず友人等も参加し、忌憚(きたん)なく意見を交換し合う座談会は「社会に開かれた対話の広場」であり、
弘教の法戦場であった。人びとは、座談会を通して、創価学会を実感として知り、認識を深めていくのだ。

269 :七日後の:2014/11/25(火) 09:54:18.43 ID:LINQLNQy0.net
座談会が充実し、活力と歓喜にあふれている限り、広宣流布の前進はとどまることはない。ところが近年、
その座談会を軽視する風潮が生まれ、内容的にも、マンネリ化の傾向が見られ始めていたのである。
山本伸一は、この事態を真剣に受け止め、座談会の改革に乗り出したのであった。
まず、九月十八日、伸一は、学会本部の黒板に、「日々の指針」として、こう書き記した。
「幹部は常に充実した座談会を推進しよう。そして一人一人と話し合い、自信をあたえ、幸せに導くことが大事だ」
周りにいた本部職員がそれを見ていると、伸一は言った。「さあ、今日から座談会革命だ。みんなで力を合わせて、最高の座談会にしていこう」
職員の一人が、伸一に尋ねた。「先生、座談会を充実させる秘訣というのはなんでしょうか」
「詳細は、次の本部幹部会で語ろうと思っているが、原理は明確だ。主催する幹部や担当幹部の一念で、
すべては決まってしまうということだよ。本来、座談会は、弘教のための仏法対話の場だった。
牧口先生も、戸田先生も、新来者のどんな質問にも、懇切丁寧に答えられ、なぜ、日蓮大聖人の仏法が正しいのか、
真実の幸福の道とは何かを、大確信をもって、理路整然と語られた。まさに、座談会は法戦の最前線であった。
また、集って来た同志に、勇気と確信を与えようと、真剣勝負の指導が行われた。座談会に参加すれば、
どんな疑問も晴れた。つまり、ひとたび、座談会を開いたならば、友人も会員も、納得させ、歓喜させ、
発心させずにはおくものかという、中心者の気迫と力量が勝負になる。幹部の自覚としては、戦う座談会″にしていくことだ」
山本伸一は、既に、聖教新聞社の編集首脳に、座談会充実のための企画を提案していた。
それを受けて聖教新聞では、九月十八日付から「見直そう座談会の力」と題する連載を開始した。
さらに、二十四日に、学会本部で開かれた全国理事会でも、伸一は、学会伝統の最重要行事である座談会を軽視する風潮があることを、
厳しく戒めた。そして、翌二十五日、本部幹部会での、座談会についての指導となったのである。

270 :七日後の:2014/11/25(火) 09:55:08.23 ID:LINQLNQy0.net
伸一は、この幹部会では、座談会の重要性を語ったあと、これまで、実施の回数も、日時もバラバラであったので、
開催日を定めていくことなどを発表した。そして、「私自身、十月から、率先して座談会に参加する決意です」と宣言したのである。
この伸一の言葉に、大拍手が広がった。拍手が収まるのを待って、彼は言葉をついだ。
「座談会で活躍し、育った人こそが、真の学会っ子であります。 教学、そして、座談会は誰がなんと言おうと、
学会の礎であり、広布の推進力であります。したがって、本当に学会を大事にし、愛し、守ろうとするなら、
私とともに、座談会の充実のために、涙を流し、汗を流して、戦い抜いていただきたいのであります」
気迫に満ちた伸一の呼びかけに、参加者は取り阻みへの決意を新たにしたのであった。
伸一は、さらに、座談会を開催するにあたっての重要なポイントを語っていった。
「どうか、新来者を連れて来られた人を、大事にしていただきたい。新来者が信心に反対することもあるでしょう。
しかし、紹介者は、この人を幸福にしたいとの真心で、苦労を重ねて連れて来たのであります。
その紹介者の立場がなくなるような思いにさせることは、誠意と努力に対する冒涜です。新来者を連れて来た人には、
心から尊敬の念をもって、激励していただきたいのであります。また、新来者が出席しない場合も、
担当幹部は知恵を働かせ、集って来た同志とじっくり懇談し、質問を受けたりするなど、有意義な座談会にしていただきたい」
山本伸一の言葉には、話すにつれて熱がこもっていった。
「座談会は、全員参加が原則です。座談会の日は、最高幹部も、本部、支部の幹部も、必ず、どこかの座談会に出席するのは当然です。
そして、座談会を迎えるにあたっては、幹部が手分けをして、連絡、指導、激励にあたり、全員が参加できるように力を尽くしていくことが大事になります。
座談会は、当日だけでなく、結集も含め、事前の準備によって決まってしまうといえます」
ここで、伸一の話は、担当幹部の在り方に及んでいった。

271 :七日後の:2014/11/25(火) 09:56:12.82 ID:LINQLNQy0.net
「座談会を担当する幹部は、成功を真剣に御本尊に祈り、固い決意と大確信をもって臨むことが大切です。
どんなに面白い話をしても、信心の確信が伝わってこなければ、画竜点睛(がりょうてんせい)を欠いています。
確信のない人は、結局、担当幹部としては失格です。そして、どの場面を見ても、学会精神にあふれているという座談会にしていただきたい。
また、幹部に不可欠なのは配慮です。皆が発言するような場合でも、口下手な人もいるので、そういう人の気持ちも敏感に察知しなくてはならない。
さらに、座談会でどんなことが起ころうと、臨機応変に対処できる聡明さと、明朗さがなくてはならない。なかには酒を飲んで、
ふざけ半分で乱しに来る人もいるかもしれない。そういう場合には、参加をお断りするという、厳然とした対応も必要になります。
信心の錬磨の清浄な世界を、かき乱されるようなことがあってはなりません。その毅然とした態度とともに、社会性ある、常識豊かな振る舞いが大事です
。特に、言葉遣いは、どこまでも、丁寧であっていただきたい。たとえ、信心に批判的な発言をする人がいても、礼儀正しく、
相手を尊敬した立場で話をしていくべきです。これまでも、一部の幹部の心ない言葉遣いに失望し、残念なことには、学会を離れていってしまった人もいるんです」
こう語った時、伸一の表情は曇った。山本伸一は、担当幹部や主催者の地区部長などに必要な配慮について、微に入り細をうがつように述べていった。
「会場提供者には、特に礼を尽くして、使ってもらってよかったと思えるように、幹部は心を砕いていただきたい。
また、その会場のご家族、子どもさんにも、丁重に御礼申し上げていただきたい。さらに、会場周辺にも、十分に注意を払い、駐車違反をはじめ、
騒音や駐輪等で、絶対に迷惑をかけることのないようにしてください。そして、近所の方々に対しても、事前に、
誠意あるあいさつをしておくことも大切です。誰が見ても、すがすがしいな、納得できるな、というものにしていかなければならない。

272 :七日後の:2014/11/25(火) 09:56:38.05 ID:LINQLNQy0.net
座談会は、学会の地区など、一部分の、小さな行事であると思うのは、大きな誤りです。創価学会といっても、
それは、どこか遠くにあるのではない。わが地区の座談会のなかにこそ、学会の実像がある。したがって、その充実こそが、学会の建設の要諦となるのであります」
この本部幹部会での伸一の指導は、座談会の在り方を考える、重要な指針となったのである。
幹部会の参加者をはじめ、伸一の指導を機関紙で知った同志は、闘志を燃え上がらせた。
「これが創価学会だといえる、最高の座談会を開こう!」「みんなで力を合わせて、頑張ろう!」ある人は、全友人に参加を呼びかけて歩いた。
また、ある人は、家庭訪問に全力を注いだ。こうして、全国津々浦々に、座談会成功への息吹がみなぎっていったのである。
それから十日後、全国の会場提供者に、一枚の栞(しおり)が届けられた。その栞には、
馬に乗った女性の戦士の絵が描かれ、「創価学会座談会場」を意味する英語の文字が記されていた。
ささやかだが、感謝の思いを伝えたいと、伸一が提案し、作られたものであった。
たった一枚の栞ではあったが、贈呈された会場提供者は、山本会長の真心に胸を熱くした。
また、座談会にかける、伸一の決意を感じ取っていった。

(13巻・北斗の章)

273 :七日後の:2014/11/25(火) 10:00:28.58 ID:LINQLNQy0.net
灯台55

異なった生活を営む多様な人びとが、一つの団地という世界で、共に生きる。
まさに団地は、「小さな合衆国」といえる。
その団地の人びとを、友情と信頼の固い絆で結び、人間共和の礎をつくらねばならない=\―それが、山本伸一の団地部への期待であった。
彼は、一九九五年(平成七年)十一月、団地を、心と心が通い合う、
理想の人間共同体とするための具体的な実践を、十項目の指針にまとめ、団地部のメンバーに贈った。

 一、「小さな合衆国(団地)」の無事・安穏を日々ご祈念。
 二、笑顔のあいさつで明るい団地。
 三、良き住民として、常識豊かに模範の生活。
 四、近隣を大切に、広く、大きな心で、皆と仲良く。
 五、友情の花を咲かせて、心豊かな人生。
 六、地域貢献活動には、率先垂範で積極的に取り組む。
 七、自然保護で緑あふれる希望の団地。
 八、お年寄りを大切に、励ましの一声かけて今日も安心。
 九、青少年の健全な育成に協力。
 十、冠婚葬祭は、思想・信条を超えて相互扶助。

この指針は、地域の繁栄と幸福をめざす団地部の友の、大切な規範となっていった。
今や人間関係の断絶は、団地に限らず、社会全体に蔓延し、「無縁社会」などと評される事態に至っている。
そのなかにあって、団地部の友をはじめ、わが同志は、それぞれの地域で、友情の連帯を築こうと、対話の花園を広げている。
この善のスクラムは、希望を育む精神のセーフティーネット(安全網)となって輝きを放っている。
日蓮大聖人は「一切衆生の異の苦を受くるは悉く是れ日蓮一人の苦なるべし」(御書七五八n)と言われ、
あらゆる人びとのすべての苦しみを、わが苦とされた。われらは、この大慈大悲の御精神

274 :七日後の:2014/11/25(火) 10:02:09.14 ID:LINQLNQy0.net
灯台 四十五

一九七七年(昭和五十二年)二月十七日の
夜、会長・山本伸一を迎えて、創価文化会館
内の広宣会館で開催された、第一回「農村・
団地部勤行集会」は、歓喜と求道の息吹に
満ちあふれた出発の集いとなった。
全国から駆けつけた参加者は、伸一の指導を
一言も聞き漏らすまいと、耳を澄ませ、瞳を輝
かせ、一心に彼を見つめていた。
伸一は、参加者の日々の活動に対して、ねぎ
らいと感謝を述べたあと、一人ひとりに語りか
けるように、懇談的に話を進めた。
「私が、会長に就任したその年の七月、千葉
県の銚子で、青年部の人材育成機関の一つ
であった『水滸会』(すいこかい)の、野外研修
を開催いたしました。
その時、地元の千葉からも、隣県の茨城から
も、多くの同志が来られており、私は、しばし、
懇談させていただいた。
語らいのなかで、一人の方が、漁獲量(ぎょかく
りょう)が減少して困っていると言われた。私は、

『皆さんの一念で、国土世間(こくどせけん)も変
えていくことができると教えているのが仏法です。
根本はお題目です』と申し上げました。

275 :七日後の:2014/11/25(火) 10:02:41.98 ID:LINQLNQy0.net
大聖人は、『心の一法より国土世間も出来
(しゅったい)する事なり』(御書五六三n)と
仰せだからです。国土の違いも、わが一念
から起こり、わが一念に国土も収まります。
心の力は偉大です。何があっても負けない、
強い、強い信心の一念があれば、一切の
環境を変えていくことができる。
それが『三変土田』(さんぺんどでん)の法理
です」
「三変土田」とは、法華経見宝塔品(ほけきょ
うけんほうとうほん)第十一で説かれた、娑婆
(しゃば)世界等を仏国土へと変えていく変革の
法理である。「三変」とは、三度にわたって変
えたことであり、「土田」とは、土地、場所を意
味している。
見宝塔品では、七宝(しっぽう)に飾られた巨大
な宝塔が涌現(ゆげん)する。釈尊の説く法華経
の教えが真実であることを証明するために、塔
(とう)の中には多宝如来(たほうにょらい)がいる。
しかし、宝塔の扉は固く閉ざされ、多宝如来は
現れない。出現の時には、釈尊分身の諸仏を
来集(らいしゅう)させてほしいというのが、多宝
如来のかねてからの願いであった。

276 :七日後の:2014/11/27(木) 04:44:17.51 ID:cAYfy4Am0.net
新人間革命 第十二巻 新緑 P13  組織・・・


ここで、伸一は、現代社会に鋭い分析の眼を向け、人間疎外の問題について論じていった。

 現実社会のかかえる問題を直視し、その解決に取り組んでいくなかにこそ、仏法者の真実の生き方があるからだ。

「現代の思想家、知識人が憂えている文明の行き詰まり等の問題は、究極的には、人間性喪失、すなわち、人間疎外の問題であります。

 これは、物質文明、機械文明の目覚ましい発達に比べて、精神文明が立ち遅れ、人間が主体性を失い、生命の尊厳を忘れたゆえであります。

 その幾つかの局面をあげてみますと、まず、生活のあらゆる部門が機械化され、人間は機械に従って動いていればいいような、機械が主人で、人間が家来といった関係になってしまった。

 企業等でも、機械化、合理化のために、労働者が首を切られるという現象も起きております」

 山本伸一は、さらに鋭く、言葉をついだ。

「いわゆる官僚機構に見られるごとく、組織が膨大となり、人間一人ひとりは、その歯車にすぎなくなってしまっております。

 そこでは、組織それ自体が巨大なメカニズムとなり、個人の意思を超えて動き、個人は言い知れぬ無力感と虚無感に覆われている。

 また、マスメディアによって、情報、ニュースが、洪水のように流されるなかで、現代人の多くは、ただ、それを受け取るだけになっているというのが、悲しき現状であります。

 そうした状態が続くうちに、自分から意欲的に主体性をもって働きかけるよりも、いつも何かを待っているような、受け身的で消極的な、弱々しい精神構造になりつつあるといえます。

 また、生き方、考え方の確固たる基準がないところから、理性的な判断に欠け、その場その場で、衝動的、本能的に行勤してしまう傾向が強くなってきている」

277 :七日後の:2014/11/27(木) 04:44:57.58 ID:cAYfy4Am0.net
新・人間革命 第24巻 第2章 厳護 28  2011. 1. 12

自ら労せず、楽をして、利益や地位、立場、栄誉などを手に
入れることができれば、どんなに幸せかと考える人は
少なくない。そのために、富や権力をもつ人に媚びへつらって
生きる人もいる。要領主義で、うまく人生を泳ぎ渡ろうという
人もいる。また、立身出世を遂げた人を羨み、嫉妬したり、
時には、謀略を駆使してまで、他人を蹴落とそうとする人もいる。
そうした生き方の背景には、自分の外の世界に、幸せがあるとの
迷妄がある。日蓮大聖人は、「若し心外に道を求めて万行万善を
修せんは譬えば貧窮の人日夜に隣の財を計へたれども半銭の
得分もなきが如し」(御書三八三ページ)と仰せである。
自分の心の外に、成仏、幸福の道を求めて、万の修行、万の善行
をしたとしても、何も得られない。困窮している人が、日夜、
隣の財産を数えているようなものだ――と言われているのだ。
幸せの道、一生成仏の道は、根本的には、わが心を磨き抜き、
仏、菩薩の生命を涌現していく以外にない。
大山のごとき堂々たる、不動の自己を築き上げるのだ。
さらに大聖人は、「深く信心を発して日夜朝暮に又懈らず磨く
べし何様にしてか磨くべき只南無妙法蓮華経と唱へたてまつる
を是をみがくとは云うなり」(同三八四ページ)と仰せだ。
唱題こそが、一生成仏への道なのだ。つまり、自行化他に
わたる題目の実践である。自ら唱題に励むとともに、広宣流布
に生き抜くことだ。“どれだけ、真剣に唱題してきたのか”
“仏法のために何をしてきたのか”――崩れざる幸福境涯を
確立できるかどうかは、すべては、そこにかかっている。
他人の目は欺くことができても、仏の眼は絶対に欺くことは
できない。
広宣流布のために祈り、尽くし、苦労した分だけが自身を
荘厳するのだ。仏法の因果の理法の眼から見る時、真剣である
こと、勤勉であること、誠実であることに勝る勝利の道など、
断じてないのである。

278 :七日後の:2014/11/27(木) 04:47:20.26 ID:cAYfy4Am0.net
新・人間革命 第24巻 第2章 厳護 49  2011. 2. 5

人は、財や地位、健康、名誉など、相対的幸福を願い、求めて、努力するなかで、向上、成長していくことも事実である。
また、所願満足の仏法を持つ私たちは、強盛な信心によって、その願いを成就することができるし、それは、信仰の力の実証
ともなろう。しかし、崩れざる真実の幸福は、相対的幸福にではなく、絶対的幸福にこそあるのだ。
山本伸一は、大確信をもって訴えた。「絶対的幸福とは、相対的幸福の延長線上にあるものでは
ありません。相対的幸福の次元では、いくら不幸のように見えても、絶対的幸福を確立することができる。その例が、
日蓮大聖人の『喜悦はかりなし』(御書一三六〇ページ)と仰せの御境涯です。 
絶対的幸福とは、有為転変する周りの条件に支配されるのではなく、
自分が心に決めた使命、目的に向かって実践していくなかで生ずる、生命自体の
充実感、満足感です。ここで最も重要なことは、自分が定めた
使命、目的が、宇宙を貫く常住不変の法に合致していることです。結論すれば、広宣流布の使命を自覚し、大願に生き抜く
心にこそ、真実の絶対的幸福が築かれるのであります」
広宣流布に生き抜く時、わが生命に、地涌の菩薩の、そして、仏の大生命が脈動する。流罪の身であろうが、獄中で
あろうが、あるいは、闘病の身であっても、そんなことには、決して煩わされることのない、大歓喜、大充実、大満足の
生命が開かれていくのである。それが絶対的幸福である。懸命に信心に励むなかで、その一端を体験している同志は、
少なくないはずである。いかに貧しく、病苦をかかえながらも、
地涌の使命に燃え、毅然と折伏に歩いた時の、あの生命の躍動と歓喜と充実である。どんな豪邸に住んでいようと、
仏法を知ろうともせず、学会を蔑み、水や塩を撒く人を見ると、
心の底から哀れに感じ、“必ず、この人に、真実の幸せの道を教えてあげたい”と痛切に思ったにちがいない。
その境地こそが、絶対的幸福境涯へと至る大道なのだ。

279 :七日後の:2014/11/27(木) 04:50:02.01 ID:cAYfy4Am0.net
新・人間革命 第24巻 第3章  人間教育 2 

一九七七年(昭和五十二年)一月上旬、学会本部などの
各会場名が正式に決まり、発表された。本部三階広間の
師弟会館をはじめ、創価文化会館の五階大広間は広宣会館、
三、四階のホールは金舞会館、地下の集会室は地涌会館、
聖教新聞社六階の大広間は言論会館と命名されたのである。
一月十八日、その師弟会館、広宣会館を会場に、最高幹部が
担当し、大ブロック幹部の研修の意義を込めた勤行会が
開始されたのだ。二十九日に開催された、東京の江東、墨田、
荒川、中央の四区合同の婦人部大ブロック担当員(現在の
地区婦人部長)勤行会には、会長の山本伸一が出席した。
大ブロック幹部の成長にこそ、広宣流布の一切の勝利が かかっているからだ。
席上、伸一は、一月半ばに訪問した和歌山県の、一婦人の 体験を紹介した。
――その婦人と夫は、一九五四年(昭和二十九年)に、
和歌山市内で創価学会の話を聞かされる。
しかし、婦人は、頭から仏法を否定し、学会を蔑むような
ことを言い続けた。学会員は、「仏法は、幸福になるための
法則なんです。それを真っ向から否定していれば、いつか
行き詰まってしまいますよ」と、諄々と訴えたが、聞く耳を もたなかった。
ほどなく、夫の事業が失敗し、夜逃げ同然で、和歌山県の
新宮市に移り住む。再起しようと、夫婦で懸命に働くが、 ますます生活は苦しくなっていった。
多額の借金。そのうえ婦人は、胸膜炎や心臓弁膜症などの
病にもさいなまれた。何もかも行き詰まった。心は、深い
闇に閉ざされ、なんの希望も見いだせず、遂に生きることに、
疲れ果ててしまった。信心の話を聞いてから、三年がたとう
としていた。彼女は、二人の幼子と一緒に、死のうと思った。
そして、死と向き合った時、初めて、仏法の話を思い起こした。
「祈りとして叶わざるはなしの御本尊よ。真剣に信心に励めば、
誰でも、必ず幸せになれるのよ」との言葉が、胸に蘇った

280 :(-_-)さん:2014/11/27(木) 17:28:11.66 ID:soXwYkjM0.net
あい〜ん あい〜ん

281 :( & ◆nkyHEzF1kho7 :2014/11/27(木) 21:02:53.10 ID:soXwYkjM0.net
( &#865;° &#860;&#662; &#865;°)

282 :七日後の:2014/11/28(金) 06:27:53.69 ID:yJJZ5s2s0.net
◆小説「新・人間革命」 聖教新聞1月26日掲載

[未来56]

 初代会長・牧口常三郎の『創価教育学体系』の第一巻が発刊された一九三〇年(昭和五年)の十一月十八日は、「創価学会創立記念日」であるだけでなく、「創価教育原点の日」でもある。
 山本伸一は、二〇〇八年(平成二十年)、この十一月十八日を記念して、世界六カ国に広がった創価幼稚園(日本・札幌、中国・香港、シンガポール、マレーシア、ブラジル、韓国)に、新たな指針を贈った。
 「何があっても 負けない人が 幸福な人」
 「みんな仲良く僕たち家族」
 「父母を 大切にする人が偉い人になる」
 彼は、最も大切な幸せへの道を、人間としての生き方を、清らかな子どもの生命に、あらためて打ち込んでおきたかったのである。
 モノや知識は豊富に与えられても、精神の砂漠に放り出され、人間の道を教わらぬ子らもいる。戦火に怯え、飢餓に泣く子らもいる。
 そうした、世界のすべての子どもたちが、自ら価値を創造し、幸福を実現していくために、創価教育はある。
 創価教育の父・牧口常三郎は、『創価教育学体系』の発刊にあたり、自身の思いを、「児童や生徒が修羅の巷に喘いで居る現代の悩みを、次代に持越させたくないと思ふと、心は狂せんばかり」(注)と記している。
 伸一は、先師の、その慈愛の一念から生まれた創価教育を、人間主義教育を、人類の未来のために、伝え、生かしていくことを、自らの使命とし、最後の事業としていたのだ。
 そのための、創価幼稚園であり、創価学園であり、創価大学である。
 伸一は、深く、強く、心に誓っていた。
  「教育の種を植えれば、未来は、幸いの花園になる。
 教育の道を開けば、未来は、平和の沃野へつながる。
 私は、種を蒔く。今日も、明日も。
 私は、この道を開く。全精魂を注いで。
 生命ある限り、生命ある限り……」
            (この章終わり)

283 :七日後の:2014/11/29(土) 08:55:26.61 ID:XteSZ/Wt0.net
成住壊空(じょうじゅうえくう)とは、一つの世界が成り立ち、
そして最後に空に帰するまでを4つに区分した仏教の概念である。
「成劫」=世界が成立する期間。
「住劫」=成立した世界が持続している期間。
「壊劫」=世界が壊れていく期間。
「空劫」=すべてが壊れて、存在を失った期間。
劫(こう)とは長い時間の単位である。

/////////
いまは、どこなのだろうか?
一人ひとりで、ちがうのだろうか?
今が・・・時が・・・機が・・・

284 :七日後の:2014/11/29(土) 08:57:17.35 ID:XteSZ/Wt0.net
御文
汝須く一身の安堵を思わば先ず四表の静謐(せいひつ)を祈らん者か
(『立正安国論』p31)

戸田先生は、「社会の不幸に目をつぶって、宗教の世界に閉じこもり、安閑とただ題目を唱えているだけなら、大聖人の立正安国の御精神に反している」と断じられた。
大聖人がこの一節で仰せの通り、社会の安穏を実現しなければ、人々の真の幸福はないからだ。(『御書をひもとく』p242)

「一人の人間における偉大な人間革命」(=立正)が、やがて
「全人類の宿命の転換」(=安国)をも可能にするのです。

社会に正義の号砲を!
師匠に勝利の吉報を!
これこそ弟子の誓願であり、無上の誉れであります。

君たちよ、「一身の安堵」の揺籃から勇敢に打って出よ!
「四表の静謐」のために戦う革命児たれ!
「立正安国」の大道を、勝利の闘争で広げゆくのだ!
(『御書と師弟』7.18)

285 :七日後の:2014/11/29(土) 09:00:19.37 ID:XteSZ/Wt0.net
追善回向

( 追善の意義 )
「追善」とは、故人に、ゆかりのある方々が、後から追って善根を積むことを言います。
( 回向の意義 )
「回向」とは、自らが仏道修行で積んだ功徳を、他人のために回し向けることをいいます。
つまり、世界広布に行動する私たちの大功徳が、故人を包んでいくのです。

御書
「自分自身が成仏しなくては父母ですら救うことはできない。まして他人を救えるはずがない」 

自身のいまだ仏にならざるゆへぞかし、自身仏にならずしては父母をだにもすくいがたしいわうや他人をや。
(御書1429ページ)


「題目を唱えるとき、その光は無間地獄にまでも至って精霊を成仏に導くことができる」 
今日蓮等の類い聖霊を訪う時法華経を読誦し南無妙法蓮華経と唱え奉る時題目の光無間に至りて即身成仏せしむ、廻向の文此れより事起るなり、
(同712ページ、)
「抑盂蘭盆と申すは源目連尊者の母青提女と申す人慳貪の業によりて五百生餓鬼道にをち給いて候を目連救ひしより事起りて候、
然りと雖も仏にはなさず其の故は我が身いまだ法華経の行者ならざる故に母をも仏になす事なし」
(御書1111ページ)

日々信仰で暮らしに勝利していくことが、追善供養にとっていかに重要であることか!
仏法の本義は、広布を目指す私たちの地道にして着実な行動と、確たる境涯を築きゆく信心に、追善回向の根幹があるのです。
個々人の広布を目指しての「信心」があってこその回向なのです。

286 :(-_-)さん:2014/11/29(土) 23:01:02.81 ID:WTP51cnl0.net
28日午後、中国西部、新疆ウイグル自治区のカシュガル地区ヤルカンド県の飲食店街で、車で乗りつけた一団が爆発物を投げるとともに、その場にいた人たちを刃物で切りつけました。
この事件で、襲われた人のうち4人が死亡し、14人がけがをしたほか、警察が11人を「暴徒」だとして射殺しました。


ヤルカンド県ではことし7月にも刃物を持ったグループによる襲撃事件で37人が死亡し、当局は犯行に及んだ59人を現場で射殺した


さすが中国その場で皆殺し
被害者よりテロリストほうが殺された人数が多いというのが笑える

287 :(-_-)さん:2014/11/30(日) 05:48:05.01 ID:3xIKVLVX0.net
ちゃりんこマシーンで五〇キロはしったわ

288 :七日後の:2014/11/30(日) 18:01:05.48 ID:gi2WMN/x0.net
共戦 1

 フランスの大歴史家ミシュレは言う。
 「歴史とは行動の報告書である」(注)
 君が歩いた分だけ、道ができる。あなたが語った分だけ、希望の種が植えられる。
 困難に退くまい。流した汗も、涙も、すべては福運の宝玉となる。よき人生とは、人の
ために尽くした行動の、輝ける年輪である。
 われらの太陽は、東天に昇り、新しき朝の到来を告げた。さあ、胸を張り、行動を開始
しよう。燦たる未来に向かって、さっそうと走りだすのだ。
    
 皆が燃えていた。広宣流布という地涌の菩薩の使命に生き、創価の誓いを果たさんと、
わが同志の歓喜の行進には、一段と力がみなぎっていた。
 一九七七年(昭和五十二年)三月十九日、聖教新聞を開いた同志の顔がほころんだ。
 その二面トップに、三段ほどの扱いであったが、「創価学会のシンボルマークが誕生」の
見出しとともに、八葉蓮華をデザインした図案が掲載されていたのである。
 そこには、こう記されていた。
 「これは八葉蓮華をデザイン化したもので、本部代表者会議(三月十六日)での投票に
よって決まったもの。
 シンボルマークの八葉の花模様が、幾重にも広がりをみせる姿は『八とは色心を妙法と
開くなり』(御書七四五p)の意義を踏まえ、一人一人の生命の仏界を開き顕し、また日蓮
大聖人の妙法が未来永劫に世界を包んで流布していく様相を表象している。
 更に全体として豊かなふくらみをもっている姿は、人間革命の深化と功徳に満ちあふれ
る学会員一人一人の姿を表現したものである。
 この新しいシンボルマークは、広布の新章節を開く学会の”希望の紋章”として、広く
愛用されていこう」
 それまでの鶴丸の紋章に代わって、”創価の新時代”を象徴する、新しいシンボルマー
クが誕生したのである。

289 :七日後の:2014/11/30(日) 18:01:35.64 ID:gi2WMN/x0.net
共戦 2

 この一九七七年(昭和五十二年)は、全国各地に、県・区の中心会館となる文化会館などの建設の槌音が響き、また、完成を見ていった年であった。
 それらの建物は、学会が二十一世紀という広宣流布の新時代に飛翔していくための、重要な布石であった。
 山本伸一は、三月下旬から四月下旬にかけて、東京の目黒平和会館、葛飾文化会館、さらに、中部文化会館の開館記念勤行会などに相次ぎ出席していった。そして、全国各地が新法城建設の喜びに沸くなか、彼の会長就任十七周年となる五月三日を迎えたのである。
 伸一は、席の温まる暇もなく、五月十日からは、関西を訪問し、滋賀文化会館の開館記念勤行会や、関西の代表幹部との懇談会等に臨んだ。十四日に東京に戻ると、十七日からは、九州・山口訪問に出発したのである。
 彼は、決意していた。
 各県各区に新しい会館が完成し、広宣流布の新段階を迎えようとしている今こそ、全同志の心に、万年にわたる信心の堅固な礎を築かなくてはならない。また、人材を見つけ、育てよう! 全国各地に難攻不落の人材城をつくろう!
 十七日の午後五時前、彼は、福岡市博多区に誕生した九州平和会館に到着した。
 福岡は、日蓮大聖人御在世当時の文永十一年(一二七四年)と弘安四年(一二八一年)に起こった、文永・弘安の役、すなわち蒙古襲来の激戦の舞台である。
 以来、七百年――その福岡から、東洋、そして世界へ、恒久平和の哲理を発信しようとの誓いを託し、この新法城を九州平和会館と名づけたのである。
 伸一が平和会館の前に立つと、会館由来の碑などに白布が掛けられ、除幕式の準備ができていた。それを見ると、彼は言った。
 「さあ、九州の出発だ! すぐに除幕をしよう。すべては時間との戦いだもの、一瞬一瞬を有効に使うんだ。時間を制することができる人が、勝利の人なんだよ」

290 :七日後の:2014/11/30(日) 18:02:01.66 ID:gi2WMN/x0.net
共戦 3

 九州平和会館の由来を記した碑をはじめ、初代会長・牧口常三郎の「創価精神」、第二代
会長・戸田城聖の「立正安国」などの文字を刻んだ石碑の除幕が行われた。
 山本伸一は、それから館内に入ると、地元幹部の代表らと、九州平和会館の開館を記念
して勤行を行った。
 その後、九州や福岡の十人ほどの幹部と懇談した伸一は、感慨をかみしめて語った。
 「いよいよ明日は、この九州平和会館で本部幹部会だ。すごい時代になったね。福岡か
ら、全国、全世界に、広宣流布の潮流を起こしていくんだ。これからは、各県が、一つの
創価学会になれるぐらい、総合的に力をつけていかなければならない。今回の本部幹部会
は、その前哨戦だよ」
 本部幹部会は、東京の日大講堂や日本武道館などで行われてきたが、伸一は、新しい流
れを開こうと、三年半前に、こう提案した。
 「本部幹部会は、いつも東京の大会場で開催するのではなく、各地で行い、地方から新
しい前進の活力を送ってはどうだろうか」
 そして、一九七四年(昭和四十九年)の一月度本部幹部会は、福岡県の九電記念体育館、
二月度は千葉県総合運動場体育館と、各地の外部会場で開催されてきた。
 さらに、全国に次々と学会の新しい会館や研修所が誕生すると、そこで本部幹部会を行
うようになった。
 この七七年(同五十二年)を見ても、一月度は和歌山県の関西総合研修所、二月度は川
崎文化会館、三、四月度は、東京の創価文化会館、目黒平和会館で開催されている。
 伸一は、東京という一つの機関車が、全国を牽引する時代は終わったと思っていた。各
車両がモーターを備えた新幹線のように、各方面、さらには各県区が自力で走行し、他地
域をリードできる力をもってこそ、各地の個性をいかんなく発揮した、広宣流布の新たな
大前進が可能になるからだ。
 地域があらゆる実力を備えてこそ、「地方の時代」の到来がある。

291 :七日後の:2014/11/30(日) 18:02:35.48 ID:gi2WMN/x0.net
共戦 4

 五月十八日昼、福岡は見事な五月晴れであった。九州の幹部たちは、さわやかな青空の
もとで、本部幹部会が開催できるとあって、どの顔も晴れやかであった。
 山本伸一は、九州平和会館の窓辺に立ち、彼方を仰ぎながら、側にいた九州担当の副会
長に言った。
 「雨もあがって、皆、元気に頑張っているとのことだ。本当によかった」
 すると、その副会長は、怪訝そうな顔で答えた。
 「九州は、この二、三日、ほとんど雨は降っておりません。今日は、ことのほか美しい
青空が広がり、九州の船出にふさわしい天気だと、皆、大喜びしておりますが……」
 伸一は、少し険しい口調で言った。
 「私は、岩手の人たちのことを思っていたんだよ。水害で、今、いちばん、苦しんでい
る人たちじゃないか」
 十五日から十七日にかけて、宮古市、釜石市、大船渡市などの岩手県沿岸部に大雨が降
り、床上浸水などの被害が続出していたの
だ。陸前高田市では、土砂崩れによって死者も出ていた。
 学会としては、十六日、釜石会館内に水害対策本部を設け、救援に当たってきた。
 伸一も、救援のためのさまざまな手を打つ一方、被災地の友に見舞いの電報を送った。
そして、寸暇を惜しんで、唱題を重ねてきたのである。
 「最高幹部は、常に、日本中、世界中に心を配り、最も苦しんでいる人、大変な思いを
している人のことを考えていくんだ。最も苦しんでいる人と、同苦していこうとする心─
─それが、大聖人の御心であり、学会の心です。そこに、仏法の人間主義がある。
 私は、夕べも、被災地の同志のことを思って、ずっと、お題目を送っていたんです」
 伸一は、幹部が?人びとの苦悩を凝視する心?を失うことを、最も恐れていた。その心
を失えば、いつか組織は、形式化、官僚化していくからだ。

292 :七日後の:2014/11/30(日) 18:04:29.70 ID:gi2WMN/x0.net
共戦 5

 九州平和会館での本部幹部会で、山本伸一は、広宣流布の流れは、草創期の「渓流の時
代」から、今や「大河の時代」になり、やがて、二十一世紀に向かって「大海の時代」と
なっていくことを述べた。
 そして、広宣流布の活動は、時代の変化を見極め、その時代に相応した価値的な実践方
式を創造していくべきであると訴えた。
 仏法という生命の大法も、創価の精神も、決して変わることはない。しかし、時代は、
目覚ましい変化を遂げていく。したがって、研修会や会合のもち方、活動の在り方等につ
いては、常に工夫を重ね、新しい時代に即した、価値的な方法を考えていかなければなら
ない。英知の輝きをもって、その責任を担い、永遠なる正法の興隆を図っていくことが、
後継の人の使命である。
 さらに伸一は、会長としての自分の真情を語った。
 「私にとっての最大の願望は、皆さん方が信心即生活の正しいリズムを持続し、ますま
す健康になり、幸福で、大福運につつまれた長寿の人生を送ってほしいということです。
そして、人生の総仕上げを立派に成し遂げていただきたいのであります。そのために、私
は、生命を削って道を開き、戦い抜く覚悟でおります。
 また、皆さん方も、私と同じ心で、後輩の幸せのために、苦労し、汗を流し、戦ってい
ただきたい。後輩から、『本当に幸せになれました。信心できてよかった』と言われる皆さ
んになってください。
 それが、幹部の責務であり、また、そこに、先輩としての幸福があることを、深く心に
銘じていただきたい」
 伸一は、ここで、人材を育てることの大切さを力説した。
 「まず、優れた力ある一人の人材を育てていくことです。すると、その人を中心に、多
くの人材、眷属が、必然的に集い、育っていきます。人の育成が遅れれば、結局、組織は
弱体化し、一切が行き詰まってしまう」

293 :七日後の:2014/11/30(日) 18:05:04.34 ID:gi2WMN/x0.net
共戦 7

 五月度本部幹部会を終えた翌十九日午後、山本伸一は、福岡の博多駅から、新幹線で山
口の小郡駅(現在の新山口駅)に向かった。
 彼の山口県訪問は、一九六七年(昭和四十二年)三月に萩市、八月に下松市、防府市を
訪れて以来、十年ぶりである。
 今回の訪問では、五月十日に落成した山口文化会館での勤行会などに出席する予定であ
った。
 伸一が、山口県入りした十九日は、三年前に開催された第一回県総会を記念して、「山口
の日」と制定されていた。その時の県総会には、伸一は出席できず、メッセージを贈った
が、今回の訪問で、「県の日」の意義を、さらに深めることができればと考えていた。
 また、この七七年(同五十二年)は、山口開拓指導から二十年の佳節を迎えていた。
 山口開拓指導は、五六年(同三十一年)十月、十一月、翌五七年(同三十二年)一月に
わたって、伸一の指揮のもとに実施された、広布史上に輝く大闘争である。
 全国各地から山口県に縁故のある同志が集い、果敢に弘教を展開していったのだ。当初
は、四百数十世帯しかなかった山口県の会員世帯が、この三回の開拓指導で四千世帯を超
え、約十倍の大発展を遂げたのである。
 以来二十年、開拓魂を打ち込まれた同志が核となって、山口県は大前進を遂げたのだ。
 自身の一切を注ぎ込む思いで、必死になって戦い抜いた体験をもつ人は強い。あの開拓
指導に参加した同志は、懸命な祈りと執念の行動の力を実感し、広宣流布の新しい道を開
く使命感、責任感を培い、信仰への絶対の確信を築き上げてきたのである。
 山口県に向かう車中、伸一は思った。
 ?今回の山口県滞在は、三泊四日である。短期間ではあるが、山口県の同志が、二十一
世紀への飛躍の力を培う、第二の山口開拓指導としなければならない。一人ひとりの胸中
に、いかなる困難にも負けぬ、信仰の闘魂を、赤々と燃え上がらせるのだ!?
 彼は、ぎゅっと拳を握りしめた。

294 :七日後の:2014/11/30(日) 18:05:37.89 ID:gi2WMN/x0.net
共戦 8

 小郡駅に降りた山本伸一を、山口県長の梅岡芳実ら、地元の幹部が迎えてくれた。梅岡
は、一九七三年(昭和四十八年)九月に県長となり、山口創価学会の建設に奮闘してきた
四十歳の壮年である。伸一は言った。
 「さあ、広布回天の新しい歴史を開こう! 第二の山口開拓指導の始まりだよ」
 伸一の乗った車は、山口文化会館に向かった。同乗した梅岡は、車の順路に合わせて、
地域の説明を始めた。
 「駅からしばらくは、小郡町を走ります。小郡は山口県の交通の要衝です……」
 「懐かしいな。小郡の組織の中心者はどなたですか」
 「はい。中田俊秀さんといいまして、青果店を営んでおります」
 伸一の質問は、中田の仕事の様子や家族のことにまで及んだ。一人ひとりの状況をよく
知り、最も適切な激励をしたかったのである。
 「わかりました。中田さんには、『本当にありがとう。地域の信頼の柱になってください。
小郡を頼みます』と伝えてください」
 続けて伸一は、小郡の婦人部、男子部、女子部の中心者についても、細かく尋ねていっ
た。
 梅岡が口ごもると、伸一は言った。
 「県長というのは、県内の地図も、全同志のことも、みんな頭に入れておくんです。世
帯が何万にもなるので無理かもしれないが、少なくとも、すべてを知ろうと、必死になっ
て努力するんです。全同志を漏れなく幸せにする県長としての責任を思えば、一人ひとり
に対して、無関心でいられるわけがない」
 梅岡は、伸一の胸に燃え盛る、広布新開拓の闘魂を感じた。
 「私たちは、自分自身の心の中にある光りがあかあかと消すことのできない炎をもって
燃えるのでなければ、他の人たちの心に永続する光りを投じることは、できないのである」
(注)とは、アメリカの人権の母エレノア・ルーズベルトの言葉である。
 第二の山口開拓指導は、リーダーである梅岡への、車中での指導から開始されたのだ。

295 :七日後の:2014/11/30(日) 18:07:30.26 ID:gi2WMN/x0.net
共戦 9

 山本伸一は、山口県長の梅岡芳実に、県内各地の中心幹部や、創価班、牙城会、白蓮グループなどの責任者の、
氏名や仕事などについても尋ねていった。そして、一人ひとりに励ましの伝言を託した。
 「皆さんに、私の言葉を伝えるのは、時間もかかるし、大変なことは、よくわかります。
しかし、決して事務的に処理するのではなく、私の思いを、真心を伝えてください。
直接、語り合うことはできなくても、共に新しい出発をしたいんです」
 伸一が、山口文化会館に到着したのは、午後三時前であった。彼は、直ちに、歴代会長の記念碑の除幕や記念植樹などを行った。
続いて、集っていた代表らを励ましながら、会館の敷地を見て回った。皆から、
庭などの命名を請われ、「おとぎ庭園」「かぐや庭園」……と、名前もつけていった。
 その間にも、伸一は、幹部らに、会館の在り方について語っていった。
 「来館者が休息するベンチを、もっと多く用意した方がいいのではないかと思う。
会館には、若い人だけでなく、年配の方も、たくさん来られる。その方たちが、ゆっくり休めるように、工夫することが大事です。
 学会は、青年が先頭に立って広宣流布の道を開いていく青年学会≠セが、
建物や運営の考え方は、若い人中心ではいけない。お年寄りや体の不自由な方、また、子どもさんのことなどを考慮していくんです。
 また、学会の会館は、訪れる人に緊張感を与えるようであってはならない。
会館に行くと、なんとなく心が安らぐ≠ニ、皆が思えるようにしていくことです。どこまでも、会員の皆さんのための会館なんですから」
 さらに伸一は、館内を視察した。
 「昼はカーテンを開けて、余分な電気は、こまめに消していくように。
また、扉の開け閉めは取っ手を持って行い、ほかの部分を触って汚さないようにする。
 最初が肝心なんです。今、きちんとしていれば、それが、引き継がれていきます」

296 :七日後の:2014/11/30(日) 18:08:13.94 ID:gi2WMN/x0.net
共戦 10

 会館は、同志の浄財によって、つくられたものだ。したがって、どこまでも大切に使用することが鉄則である。
山本伸一は、すべての幹部が、その精神に徹し切ってほしかったのである。
 午後五時前からは、伸一が出席して、県の日を記念する代表者勤行会が開催され、
引き続き、中国方面や山口県の幹部との懇談会がもたれた。懇談会の会場には、
あの開拓指導の折に、伸一の激励で立ち上がった人や、話を聞いて入会した人たちの顔もあった。
 「皆さん、お楽に! 共に汗を流した、懐かしい広布の戦友とお会いできて嬉しい!」
 満面に笑みを浮かべ、目を輝かせて、伸一を見つめる六十代前半の男性がいた。
山口開拓指導のころ、リウマチで苦しみ、「信心で本当に克服できるのか」と食い下がってきた増田一三である。
 彼は、盗難に遭ったりすると、信心に疑いを起こし、文句を言うために、東京まで伸一を訪ねて来た。
そのたびに、伸一は、精魂込めて指導を重ねた。温かく包み込み、諭すように励ますこともあれば、厳しく信心の姿勢を正したこともあった。
 また、増田のリウマチが再発した時には、懸命に題目を送り、励ましの手紙を書いた。
 伸一は、彼には、何度となく、「大事なことは、疑うことなく、信心をし抜いていくことです」と語ってきた。
その増田が、歓喜に満ちあふれた姿で、集って来たのである。
 「増田さん、どうぞ前においでください。お元気で何よりです」
 増田は、前に来て座り、にこやかに語った。
 「ありがとうございます。先生には、いつも愚痴と文句ばかりぶつけまして……」
 「いいんです。愚痴や文句は言わない方がいいに決まっていますが、
どうしても、心が収まらない時には、先輩幹部にぶつかって、指導を受けていくんです。陰で文句を言ったり、
一人で悶々としていてはいけません。増田さんは、文句を求道に変えていったから、ここまで信心を貫くことができたんです

297 :七日後の:2014/11/30(日) 18:10:02.99 ID:gi2WMN/x0.net
共戦 11

 懇談会には、下関支部の初代支部長、総支部長を歴任してきた山内光元の、
いかにも好々爺といった印象の、温厚な笑顔もあった。
 山本伸一は、声をかけた。
 「山内さん。お元気になられて本当によかった。心配しました。お会いできて嬉しい」
 山内は、一昨年の暮れに、突然、心筋梗塞で倒れたのだ。その夜が峠だと告げられた。
 まだ死ねん。俺には使命がある!
 彼は、心で必死に唱題した。伸一をはじめ、多くの同志が、彼のために題目を送った。
 その祈りに支えられたのか、山内は、危機を脱することができたのである。
 「お幾つになりましたか」
 「はい。今年、七十になります」
 「まだまだ、お若い。病気を克服されたからには、これからの人生は、御本尊から授かった生命であり、
恩返しの人生であると決めて、人びとの幸せのために生涯を捧げ抜いてください。そうすれば、自身の最高の幸福境涯を築くことができます。
 実は、七十になった時に、そう人生をとらえていけるかどうかが、大事なんです。
 私は、これまで頑張ってきたんだから、あとは若手に任せて、ゆっくり休んで、好きなことをして暮らそう≠ニ考える人もいる。
また、さあ、人生の総仕上げの戦いをしよう。これからが勝負だ≠ニ、決意を新たにする人もいる。
 私たちは、日蓮大聖人の門下として、いかなる生き方をすべきか。大聖人は、
『始より終りまで弥信心をいたすべし・さなくして後悔やあらんずらん』(御書一四四〇n)と仰せです。
いよいよこれからだ!≠ニ、ますます信心の炎を燃え上がらせて戦うんです。
 わが創価の先師・牧口先生は、七十歳にしてなお、創価教育学会の一切の活動の陣頭指揮を執られている。
各地の座談会を担当し、火曜日と金曜日は、午後から夜の九時半、十時まで面接指導をされています。
当時よりも、今は平均寿命も延びているんですから、七十代は、まさに、意気盛んな“壮年”です」

298 :(-_-)さん:2014/11/30(日) 19:11:39.19 ID:3xIKVLVX0.net
前作に続いて
『東京闇虫パンドラ』の実写版映画が2015年公開予定

作者は大阪出身

299 :七日後の:2014/11/30(日) 19:28:16.53 ID:gi2WMN/x0.net
共戦 12

 山本伸一の指導に、山内光元は答えた。
 「はい! 終生、戦い続けます」
 強い決意のこもった声であった。
 伸一は、にっこりと頷いた。
 山内は、小柄な体に熱い情熱を秘め、下関の人びとの幸せのために奔走し抜いてきた。
 彼は、山陰地方の神主の家に生まれ、子どものころから、神札作りを手伝わされて育った。
自分が、いやいやながら、投げやりな気持ちで作った神札を、霊験あらたかなものであるかのように尊び、
敬う大人たちを見ると、不思議な気がした。滑稽にさえ思えた。
 大阪の商業学校を出た山内は、職を転々とした末に、食堂を始めた。懸命に努力して店舗も増やし、
いよいよ経営が軌道に乗ってきた時に、先物取引で失敗する。
 そのうえ従業員にも金を持ち逃げされ、事業は破綻した。戦時中は、徴兵され、
満州(現在の中国東北部)で、生死の境をさまようような経験もした。
 悲惨極まりない戦争体験を経るなかで、彼は神も仏もいない≠ニいう思いをいだき、無神論者になっていった。
 三十七歳で終戦を迎えた彼は、戦後、下関で一郵便局員から、人生の再スタートを切った。
既に結婚し、子どもも四人いた。一家を支えるには、あまりにも薄給であった。
 山内は、労働運動に身を投じていった。世の中の不平等、貧富の差をなくしたかった。
懸命に運動の先頭に立って闘う山内の名は、組合運動の闘士として知れ渡っていった。
 しかし、組合内部の権力闘争に躍起となる上層部の姿に、運動への情熱は、次第に冷めていった。
また、妻の照子は、胃弱、心臓病で苦しんでおり、人生への失望感が、日増しに強くなっていくのであった。
 彼の酒量は増し、生活もすさんでいった。
 俺の人生は、いったい、どうなっているんだ。頑張って努力し、少し良くなったかと思うと、ストーンと落ちる。
貧乏や妻の病気からも、解放されることはない。目に見えない何かに、縛られているようだ……

300 :七日後の:2014/11/30(日) 19:33:31.17 ID:gi2WMN/x0.net
共戦 13

 労働運動に嫌気が差した山内光元は、半ば、自暴自棄になっていた。
 結局、世の中は、もともと不平等にできているんだ!
 どこに生まれるか。平和な国か、戦争に明け暮れる国か。先進国か、
 発展途上国か。大都市か、田舎か――それだけで、運命の大枠は決まってしまう。
 さらに、金持ちの家か、貧しい家か。どんな親のもとに生まれたか――それで、ほぼ人生は決定づけられる。
 そして、自分が、生まれながらに病弱であったり、障がいがあれば、一生、大きな苦しみがついて回る。
 では、その運命を決めるのは何か。偶然の産物なのか……
 考えれば考えるほど、わからなくなった。
 彼は、五十歳になろうとしていた。その五十年の人生自体が、意味のないもののようにも思えるのだ。
 そんな時、病院通いをしていた妻の照子が、近くの学会員から仏法の話を聞き、入会したいと言いだした。
 「創価学会? どんな宗教なんだ」
 「私も、詳しくはわからないけど、人間のもって生まれた宿命を転換し、みんなが幸せになれる教えだということです」
 「人間の運命を転換できるというのか!」
 「なんでも、南無妙法蓮華経というのが、宇宙の根本法則なんだそうですよ。日蓮さんが顕した御本尊に、
 この南無妙法蓮華経という題目を唱えていけば、宇宙の根本法則に合致して生きることができ、宿命も転換ができると言っていましたね。
 そして、『あなたも、必ず病気を克服し、健康になることができます』って、確信をもって言われたんです。
 ただ、困ったことがありましてね。正しい御本尊を信じて、祈ってこそ、幸せになれるので、神札とか、
 これまで祈っていた対象物は、自分で処分し、新しい決意で信心を始めるように

301 :七日後の:2014/11/30(日) 19:35:04.28 ID:gi2WMN/x0.net
>>300 訂正

共戦 13

 労働運動に嫌気が差した山内光元は、半ば、自暴自棄になっていた。
 結局、世の中は、もともと不平等にできているんだ!
 どこに生まれるか。平和な国か、戦争に明け暮れる国か。先進国か、
 発展途上国か。大都市か、田舎か――それだけで、運命の大枠は決まってしまう。
 さらに、金持ちの家か、貧しい家か。どんな親のもとに生まれたか――それで、ほぼ人生は決定づけられる。
 そして、自分が、生まれながらに病弱であったり、障がいがあれば、一生、大きな苦しみがついて回る。
 では、その運命を決めるのは何か。偶然の産物なのか……
 考えれば考えるほど、わからなくなった。
 彼は、五十歳になろうとしていた。その五十年の人生自体が、意味のないもののようにも思えるのだ。
 そんな時、病院通いをしていた妻の照子が、近くの学会員から仏法の話を聞き、入会したいと言いだした。
 「創価学会? どんな宗教なんだ」
 「私も、詳しくはわからないけど、人間のもって生まれた宿命を転換し、みんなが幸せになれる教えだということです」
 「人間の運命を転換できるというのか!」
 「なんでも、南無妙法蓮華経というのが、宇宙の根本法則なんだそうですよ。日蓮さんが顕した御本尊に、
 この南無妙法蓮華経という題目を唱えていけば、宇宙の根本法則に合致して生きることができ、宿命も転換ができると言っていましたね。
 そして、『あなたも、必ず病気を克服し、健康になることができます』って、確信をもって言われたんです。
 ただ、困ったことがありましてね。正しい御本尊を信じて、祈ってこそ、幸せになれるので、神札とか、
 これまで祈っていた対象物は、自分で処分し、新しい決意で信心を始めるように言われたんですよ」

302 :七日後の:2014/11/30(日) 19:36:13.76 ID:gi2WMN/x0.net
共戦 14

 山内光元は、妻の照子の話に、口元をほころばせた。
 「ほう、神札は駄目だというのか! 面白いことを言う宗教だな。それは、正しいぞ。
愉快だ。実に愉快だ。
 俺は子どものころ、よく神札を作っていたから知っているが、ああいうものでは救われ
るわけがない。
 神札や、ほかの対象物など、さっさと処分すればよい」
 すると、妻は、安堵の表情を浮かべた。
 「ああ、よかった。あなたが、そう言うと思って、もう燃やしておきました」
 「そうか。一家で信仰がバラバラというのもよくないから、お前が信心をするなら、私
もやろう」
 山内夫妻が入会したのは、一九五六年(昭和三十一年)三月のことである。
 妻の照子は、その日から、一生懸命に信心に励んだ。すると、いつも床に就き、生気の
なかった彼女が、日ごとに元気になり、活動にも、はつらつと参加できるようになってい
ったのである。この体験が、仏法への確信となった。
 山内光元は、入会したといっても、真剣に信心に励むつもりはなかった。しかし、妻の
姿を見て、少しずつ心は動いていった。
 学会の出版物をむさぼるように読み始めた。宗教には、浅深、高低、正邪があることも
理解できた。何を信ずるかによって、人間の幸・不幸が決していくということも納得でき
た。人間の宿命は三世にわたり、過去世からの自身の行動、発言、意思によってつくられ
てきたことも学んだ。
 入会から七カ月後の十月、山口開拓指導で山本伸一が下関を訪れ、座談会に出席した。
 「皆、私たちは貧しい庶民かもしれない。しかし、本来の姿は、地涌の菩薩です。末法
の人びとを幸福にするという広宣流布の聖業を果たすために、あえて宿業を背負って、こ
の世に出現してきたんです」
 その指導に、山内は息をのんだ。

303 :(-_-)さん:2014/11/30(日) 19:37:19.53 ID:TIZ0mMZ40.net
         ,ィ                      __
      ,._/ |´ ̄`ヽー-、 ト.、            ,-‐ 、/./-、 ・福祉の拡充せざることアメリカの如し
    / | |     ヽ   l l         ( 火◇ 風ノ
  /o ̄`ハ_.ゝ===┴=くノ- 、       ノ ◇ ◇ (  ・官僚の腐敗すること中国の如く
  /o O / l´ ノ /)||(\ヽlo ヽ       ( 山◇ 林 )
  \___/ ト、 ∠● I I●ゝハ  ∧      ⌒/.7^‐"´  ・言論封じること北朝鮮の如し
 / ,イ   レ_    ││   ミl~T--‐彡     /./
/ ̄ ̄l  | 、 ノ(__)ヽ ノ'l  l:::::::::::彡ー7⌒つ、     ・放射線飛び交うことロシアの如く
彡:::::::::::l  ト、_├─┤ / |  l:::::::::::ミ  {,_.イニノ
彡ソ/ノハ   ト、 \ ⌒、/ ,イ   川ハ ヾー‐'^┴         ・出生率上がらざること韓国の如し

304 :七日後の:2014/11/30(日) 19:37:42.11 ID:gi2WMN/x0.net
共戦 15

 山本伸一は、仏法の法理のうえから、人間として生を受けた、尊い意味を訴えた。
 山内光元は、悲観的にとらえていた宿命という問題の闇が払われる思いがした。
 山口開拓指導には、全国の二十六支部から同志が派遣されていた。仙台など、東北から来た人もいる。
 それぞれの支部が、山□の各地に幸福の種を植えようと、先を争うようにして、勇んで活動を展開していった。
 山内も、妻の照子も、派遣メンバーと一緒になって、弘教に奔走した。
 派遣メンバーといっても、入会して、一、二年の人が多かった。皆、生活費を切り詰めに切り詰め、
 交通費、食費、宿泊費を捻出して、参加した人たちである。
 それぞれが、家に帰れば、経済苦や家族の病苦、家庭不和などの問題をかかえていた。
 しかし、広宣流布のためには、何も惜しむまい∞この闘争で自身の生命を磨き、
 宿業を断ち切ろう≠ニ、はやる心で駆けつけた健気な同志たちであった。
 ところが、つてを頼りに訪問し、仏法の話をしても、聞く耳をもたぬ人ばかりであった。盛んだった意気は消沈した。
 丘の上から街の明かりを眺めながら、この街には、こんなにたくさんの人が暮らしているのに、
 一人も折伏することができないのか……≠ニ、悔し涙を流す人もいた。
 そんな、同志に、勇気の光を注ぎ、闘魂を燃え上がらせたのが、開拓指導の責任者である伸一であった。
 弘教が実らぬと嘆く人には、こう諄々と訴えるのであった。
 「折伏、すなわち成仏の種子を下ろす下種には、『聞法下種』と『発心下種』とがあります。
 『聞法下種』とは、仏法を説き聞かすことです。『発心下種』とは、その結果として信心を発し、御本尊を受持することです。
 たとえ、相手が、すぐに信心しなくとも、仏法を語れば、心田に仏種を植えたんですから、
 いつか、必ず信心します。ゆえに、この『聞法下種』こそが折伏の根本なんです」

305 :七日後の:2014/11/30(日) 19:38:54.83 ID:gi2WMN/x0.net
共戦 16

 山口開拓指導に参加し、懸命に折伏に励みながら、相手を入会させることができずに悩
んでいる同志のことを思うと、山本伸一は、胸が痛んでならなかった。彼は力説した。
 「私たちは、必死になって仏法を語ったのに、相手が信心しないと、がっかりして、落
ち込んでしまいがちです。しかし、『聞法下種』も『発心下種』も功徳は同じなんです。
 大事なことは、正法を皆に語り抜いていくことなんです。
 皆さんは、不軽菩薩のことを学んだでしょう。私たちの下種活動は、現代において、不
軽菩薩の行を実践しているんです。すごいことではないですか!」
 法華経の常不軽菩薩品には、次のように説かれている。
 過去世の威音王仏の滅後、像法に、不軽菩薩が出現する。
 不軽は、会う人ごとに、二十四文字の法華経を説き、礼拝・讃歎して歩いた。
 「我れは深く汝等を敬い、敢て軽慢せず。所以は何ん、汝等は皆な菩薩の道を行じて、
当に作仏することを得べし」(法華経五五七p)
 <私は深く、あなた方を敬います。決して軽んじたり、慢ったりしません。なぜなら、
あなた方は皆、菩薩道の修行をすれば、必ず仏になることができるからです>
 不軽菩薩は、一切衆生に仏性があると確信し、こう訴え、人びとにひざまずき、合掌し
ていったのである。
 しかし、彼の言葉を聞くと、むしろ、人びとは、怒り、憎悪の心を燃え上がらせた。不
軽の言うことは虚言であるとして、悪口し、罵り、さらに、杖や棒で打ち、瓦のかけらや
石を投げつけたのである。
 それでも不軽菩薩は、「我れは深く汝等を敬い……」と言って、人びとを礼拝することを
やめなかった。
 この時、不軽を軽んじ、迫害を加えた者は千劫の間、無間地獄に堕ちる。しかし、最後
は、正法を聞いた縁によって救われるのである。

306 :七日後の:2014/11/30(日) 19:40:26.24 ID:gi2WMN/x0.net
 共戦 17

 末法の衆生の機根は、本未有善(本と未だ善有らず)である。釈尊に縁がなく、
 成仏得道の種子が植えられていない。
 そうした衆生をいかにして化導するか。
 天台は、『法華文句』に「而強毒之(にごうどくし)」(而も強いて之を毒す)と述べている。
 正法を聞くのを好まない者に対しても、あえて、これを説いて、仏縁を結ばせることをいう。不軽菩薩のように、人びとに法を語り説いていくのだ。
 妙法を聞いた人たちは、直ちに受け入れようとはせず、反発し、貪(むさぼり)、瞑(いかり)、癡(おろか)の三毒の心を起こし、
 法を説く人に迫害を加える。しかし、正法を聞いたことによって、仏縁が結ばれ、成仏する種が植えられるのである。
 ゆえに、日蓮大聖人は、「而強毒之するは慈悲より起れり」(御書七六九ページ)と述べられている。
 山本伸一は、山口開拓指導に参加した、同志たちに訴えた。
 「仏法を聞いて、信心するかどうかは相手の問題です。要は、人びとの幸せを願い、何人の方に仏法を説き聞かせることができたかが大事なんです。
 もちろん、皆が正法を信じ、幸福になることが目的ですから、断じて信心させようとの強い一念が大切であることは、
 言うまでもありません。しかし、信心しなくとも、決して落ち込んだりする必要はありません。
 一人当たって駄目なら二人。二人当たって駄目なら三人、五人、十人と当たり、
 十人で駄目なら二十人。二十人で駄目なら三十人、四十人……と、ますます意気軒昂と、弘教していくんです。
 それが、すべて、功徳、福運となり、宿命転換の力となっていきます。
 皆さんは、現代の不軽菩薩であり、また、地涌の菩薩です。そして、日蓮大聖人と同じ仏道修行の大道を歩んでいるんです」
 伸一の指導に接した同志は、勇気が湧くのを感じた。皆、元気を取り戻し、蘇生した思いで弘教に飛び出してい

307 :七日後の:2014/11/30(日) 19:45:19.94 ID:gi2WMN/x0.net
>>306 訂正

共戦 17

 末法の衆生の機根は、本未有善(本と未だ善有らず)である。釈尊に縁がなく、
 成仏得道の種子が植えられていない。
 そうした衆生をいかにして化導するか。
 天台は、『法華文句』に「而強毒之(にごうどくし)」(而も強いて之を毒す)と述べている。
 正法を聞くのを好まない者に対しても、あえて、これを説いて、仏縁を結ばせることをいう。不軽菩薩のように、人びとに法を語り説いていくのだ。
 妙法を聞いた人たちは、直ちに受け入れようとはせず、反発し、貪(むさぼり)、瞑(いかり)、癡(おろか)の三毒の心を起こし、
 法を説く人に迫害を加える。しかし、正法を聞いたことによって、仏縁が結ばれ、成仏する種が植えられるのである。
 ゆえに、日蓮大聖人は、「而強毒之するは慈悲より起れり」(御書七六九ページ)と述べられている。
 山本伸一は、山口開拓指導に参加した、同志たちに訴えた。
 「仏法を聞いて、信心するかどうかは相手の問題です。要は、人びとの幸せを願い、何人の方に仏法を説き聞かせることができたかが大事なんです。
 もちろん、皆が正法を信じ、幸福になることが目的ですから、断じて信心させようとの強い一念が大切であることは、
 言うまでもありません。しかし、信心しなくとも、決して落ち込んだりする必要はありません。
 一人当たって駄目なら二人。二人当たって駄目なら三人、五人、十人と当たり、
 十人で駄目なら二十人。二十人で駄目なら三十人、四十人……と、ますます意気軒昂と、弘教していくんです。
 それが、すべて、功徳、福運となり、宿命転換の力となっていきます。
 皆さんは、現代の不軽菩薩であり、また、地涌の菩薩です。そして、日蓮大聖人と同じ仏道修行の大道を歩んでいるんです」
 伸一の指導に接した同志は、勇気が湧くのを感じた。皆、元気を取り戻し、蘇生した思いで弘教に飛び出していった。

308 :七日後の:2014/11/30(日) 19:46:24.19 ID:gi2WMN/x0.net
 共戦 18

 山内光元と妻の照子は、山口開拓指導で山本伸一から、広宣流布の使命に生き抜くこと
 の大切さを学んだ。
 労働運動の闘士であった光元は、広宣流布運動の闘士となり、下関の創価学会発展の中
 核となってきたのである。
 山本伸一は、山口文化会館での懇談会で、一人ひとりに声をかけていった。
 参加者には、開拓指導で入会したり、立ち上がったりした人が少なくなかった。
 萩の壮年、婦人の本部長である伊郷忠治と妻の時子も、そうであった。
 伸一が開拓
 指導で、初めて萩の座談会に出席した折、入会して間もない時子が、思い詰めたような顔
 で尋ねた。
 「この信心で、本当に病気がよくなるんでしょうか」
 彼女は、一カ月ほど前に入会していたが、この時、肺結核、そして腎臓結核に苦しんで
 いたのである。
 「どこか、お体が悪いんですか」
 「はい。結核なもので……」
 そのやりとりを、彼女の横で、固唾をのんで見つめている壮年がいた。国鉄(現在のJ
 R)に勤務する、夫の伊郷忠治であった。彼もまた、気管支を病み、咳や痰に苦しんでき
 たのである。忠治は、未入会であったが、一人では自由に歩くこともできぬ時子に頼まれ
 て、会場に連れてきたのだ。
 伸一は、彼女を見ながら、宿命と病の関係について語っていった。
 「医学の力は大切ですが、病を治せるかどうかは、根本的には、人間自身の生命力の問
 題になります。また、病に苦しまなければならないという宿命を転換しない限り、一つの
 病を乗り越えても、また、別の病に苦しむことになる。仏法は、その生命力を涌現し、宿
 命を転換する道を説いているんです。私自身、かつては肺結核で苦しんできましたが、そ
 れを乗り越えることができたんです」
 体験に裏打ちされた、確信あふれる話には、人間の生命を揺り動かす力がある。

309 :七日後の:2014/11/30(日) 19:47:21.19 ID:gi2WMN/x0.net
 共戦 19

 山本伸一の話に、伊郷時子は?必ず、仏法で宿業を打開してみせる!?と奮い立った。
 夫の忠治も、信心をしてみようと思った。
 奮起した時子は、早速、三人の友人に声をかけ、山本伸一らが宿舎にしている旅館での
 座談会に連れて行った。
 三人は、伸一の話を、目を輝かせて聞き、正しい宗教の必要性を痛感し、その場で、入
 会を決意したのである。
 時子は、弘教の喜びを知った。胸に込み上げる歓喜と希望と確信の三重奏が、生命に躍
 動の調べを奏でていた。
 以来、体調の良い時には、積極的に学会活動に参加した。弘教に励んでいると、自分が
 病気であることさえ忘れていた。
 いつの間にか、常に全身を覆っていた気だるさが消え、気力がみなぎるのを感じた。
 そして、この年の十二月には、床上げすることができ、翌年の四月には、それまで続い
 ていた血尿も止まった。八年余の闘病生活にピリオドが打たれたのだ。
 戸田城聖は、よく語っていた。
 「御本尊は、大宇宙の生命を最も強く結集された当体である。その御本尊と感応するか
 ら、こちらの生命力も最も強くなるのだ」
 広宣流布のため、人びとの幸せのために、生き生きと活動する時、みずみずしい生命力
 があふれる。
 妻の時子の体験を見て、夫の忠治も、意欲的に信心に励むようになり、二人は、萩の広
 宣流布の推進力となってきたのである。
 伸一は、懇談会で伊郷夫妻に声をかけた。
 「伊郷さんご夫妻が、お元気なので嬉しい。奥さんは、初めてお会いした時の姿が、ま
 るで嘘のようです」
 妻の時子が答えた。
 「はい。病気だけでなく、経済的な窮地に立ったこともありましたが、今は本当に幸せ
 です。折伏も夫婦で百世帯近くになります」
 「さすがです。今のお二人の姿は、二十年の間、本当に戦い抜いたならば、必ず宿命を
 転換し、幸せになれるという証拠です」

310 :(-_-)さん:2014/11/30(日) 21:46:05.52 ID:3xIKVLVX0.net
n
 (ヨ (´・ω・`)
  Y    つ

311 :(-_-)さん:2014/11/30(日) 22:39:42.71 ID:3xIKVLVX0.net
かべかべばんばん でんわ
かべかべばんばん でんわ
かべかべばん
かかかかかかべかべ ばん
壁壁 バンばん いえ〜や 壁壁 バンばん いえ〜や

312 :(-_-)さん:2014/12/01(月) 01:30:55.51 ID:ApoEQ8h80.net
トランス・ワールド
も死にかけた人間があの世とこの世の狭間の空間で右往左往するやつだった
こないだみたホラーもそうだっったんだよな
あっちょんぷりけつ
ももひきはあたたかいここまでよんだ

313 :(-_-)さん:2014/12/01(月) 01:37:21.21 ID:ApoEQ8h80.net
パックマンみたいなんだって
迷路を抜けてもまた
迷路そういう見方によっては
地獄 パックマンみたいてのは面白いよね
三人の俳優が森のなかうろつくだけで金のかかってない
映画だな

314 :(-_-)さん:2014/12/01(月) 02:24:51.99 ID:ApoEQ8h80.net
死にかけた人間じゃなかった・・・

315 :七日後の:2014/12/01(月) 07:16:48.87 ID:MiuRQiTS0.net
共戦 20

 メガネをかけた老紳士が、立ち上がって山本伸一にあいさつした。
 「防府の美藤実です。昭和三十二年(一九五七年)一月の山口開拓指導で、防府に来られた山本先生を、当時、三田尻駅といっていた防府駅まで、お迎えにまいりました」
 「よく覚えています。ところで、お幾つになられましたか」
 「六十一歳です。四人の子どもたちも成長し、夫婦で何一つ不自由のない生活をしています」
 「今は、お仕事は?」
 「はい。以前は下駄の小売店をしていましたが、現在は総菜屋でございます」
 美藤が入会したのは、伸一を三田尻駅に迎えた二カ月前であった。前年秋から始まった開拓指導による弘教の広がりのなかで、美藤も信心を始めたのだ。
 伸一が宿泊する旅館の二階で行われた、その夜の座談会は、活況を呈した。参加者の半数ほどが、学会員の友人たちであった。経済苦や病苦が転換できるかなど、さまざまな質問が伸一にぶつけられた。
 宿命にあえぐ庶民の苦悶がひしめき合うようななかで始まった座談会であったが、伸一が語るにつれて、参加者の疑問は氷解し、会場は、希望と蘇生の光に包まれていった。
 質問が一段落したころ、口ヒゲをはやした一人の壮年が発言した。友人として参加していた地域の有力者であった。
 「わしは、ここにおる者のように、金には困っとらん。今、思案しとるのは、これから、どんな事業をしようかということじゃ。ひとつ、考えてくれんか!」
 参加者を見下したような、傲岸不遜な態度である。伸一の表情が、一瞬、険しくなった。皆が、息をのんだ。
 伸一の鋭い声が響いた。
 「学会は、不幸な人びとの味方です。あなたのように、人間を表面的な姿や立場、肩書で見て、蔑んでいるような人には、いつまでも、学会のことも、仏法もわかりません!」

316 :七日後の:2014/12/01(月) 07:17:22.16 ID:MiuRQiTS0.net
共戦 21

 地域の有力者は、山本伸一の厳しい言葉にたじろぎ、あっけに取られたように、目をぱ
ちくりさせていた。
 伸一は、諄々と語り始めた。
 「ここにおられる、同志の多くは、経済的に窮地に立ったり、病で苦しまれています。
 しかし、その苦悩をいかに乗り越えていこうかと、真剣に悩み、考えておられる。しか
も、自ら、そうした悩みを抱えながら、みんなを幸せにしようと、冷笑されたり、悪口を
言われながらも、日々、奔走されている。
 わずかな財産を鼻にかけ、威張りくさっているような生き方とは対極にある、最も清ら
かで尊い生き方ではありませんか!
 仏法というのは、何が本当の幸福なのか、何が人間にとって最高の善なのか、何が真実
の人間の道かを、説いているんです。
 社会では、ともすれば、金銭や地位、名誉にばかり目を奪われ、”心の財”が見失われ
てしまっている。しかし、本当に人間が幸福になるには”心の財”を積むしかない。心を
磨き、輝かせて、何ものにも負けない自分自身をつくっていくのが仏法なんです。
 その仏法を弘め、この世から、不幸をなくしていこうというのが、学会なんです」
 伸一は、民衆の蘇生と幸福を実現する創価学会の使命と、真実の人間の生き方を訴えて
いった。話が終わると、大拍手に包まれ、友人のほとんどが入会を希望した。有力者の壮
年も感服し、入会を決意した。
 民衆を守るために、命がけで戦おうとする情熱と気迫が、参加者の心の扉を開き、共感
の調べを奏でたのである。
 座談会のあと、参加者の何人かが、旅館の別室で輪になって語り合った。有力者の壮年
は、興奮を抑えきれない様子で語った。
 「わしは驚いたぞ。こんな話だとは、思わんかった。すごい青年がいるもんじゃ。一言
一言、胸をドンと突かれるようで、後ろにひっくり返りそうで、こうやって、手を畳につ
いて、体を支えておったんじゃ。こりゃあ、本当にすごい宗教かもしれんぞ!」

317 :七日後の:2014/12/01(月) 07:17:55.66 ID:MiuRQiTS0.net
共戦 22

 美藤実は、有力者の壮年に対する、山本伸一の確信にあふれた指導に魅了された。
 ”ひとたび信心をしたからには、あの確信、あの信念をもちたいものだ”と思った。
 美藤は、翌日も、指導を求めて、朝一番で、伸一が宿舎にしていた旅館に行った。
 伸一は、集って来たメンバーと記念のカメラに納まったあと、こう美藤を励ました。
 「生涯、不退転でいくんですよ。商売も、しっかり成功させてください。それが、防府
の広宣流布の基礎をつくることになります」
 また、この時、美藤は、十数世帯の会員の中心者である組長になったのである。
 美藤は、お人好しな性格であった。商売でも、すぐに人を信じ、”いい話がある”と言
われると、飛びついてしまうのだ。
 妻の喜美子が、よく考えるように忠告しても、「商売のことには、口を出すな」と言って、
耳を傾けようとはしなかった。
 ある時、「すべてオートメーションで、瞬く間に、饅頭ができる」と、饅頭製造機を勧め
られた。すぐに購入し、饅頭屋を始めた。
 饅頭は量産できたが、買ってくれる人には限りがあった。結局、大量に生産した饅頭は、
大量に売れ残り、事業は破綻した。
 また、人に勧められ、駅前に、八面が回転する広告の鉄塔を建てた。「毎月、黙っていて
も、高収入がある」との言葉に心が動いたのだ。多くの人が、もの珍しそうに鉄塔を見に
来た。
 しかし、肝心の広告主がつかず、これも失敗に終わった。たび重なる事業の失敗で、貧
乏のどん底に突き落とされた。
 美藤を見る周囲の目は厳しかった。それはそのまま、創価学会への批判となった。
 妻に促されて、幹部に指導を受けた。
 「美藤さんは、”信心をしているんだから、何をやってもうまくいく。楽をしていても
儲かる”と思っているのではないですか。それでは、信心の堕落です。信心の利用です。
仏法は、道理なんですよ。努力も、工夫も、挑戦もなくて、うまくいくわけがない」

318 :七日後の:2014/12/01(月) 07:18:38.31 ID:MiuRQiTS0.net
共戦 23

 美藤実は、幹部の言葉に、自分の心を見透かされている思いがした。
 「うまい儲け話は、どこかに落とし穴があり、必ず失敗するものです。ところが、そこ
に手を出してしくじり、借金を背負い込んでしまうと、なんとかしようと焦って、また、
うまい儲け話にのってしまう。それを繰り返して、ますます借金が膨れ上がり、最後は破
産してしまうことになる。
 そうならないためには、その安易な一念、”おすがり信心”のような生き方を改めて、
仕事も、信心も、新しい決意に立って再出発することです。うまい儲け話を追うような生
き方をするのではなく、地道に努力と工夫を重ね、足もとを固めながら、着実に信頼を広
げていくんです。
 また、何よりも、”自分の人生は、広宣流布のためにあるのだ!”と、心を定めること
です。そして、”必ず、防府の広宣流布を成し遂げていきます。そのために、今の危機を
脱して、自由に活動できる経済力をつけさせてください?”仏法の偉大さを証明する力を
ください”と、真剣に祈ることです。
 ただ、儲けるために信心をするのか。広宣流布していくために事業を成功させたいのか
──そこには、天地水火の違いがあります。
 私たちは、地域、社会の人びとに、正しい仏法を教え、一人も漏れなく幸せにしていく
という、使命をもって生まれてきたんです。
 その使命に生き抜こうと心を定め、信心に励む時、仏、菩薩の生命が涌現し、無限の力
が、智慧が、湧いてくるんです。その力と智慧をもって、懸命に仕事に取り組んでこそ、
商売の成功もあるんです」
 美藤は、自分の信心を、そして、生き方を猛反省せざるを得なかった。
 彼は、信心も仕事も、一から始めるつもりで、挑戦を開始した。紆余曲折はあったが、
総菜屋を始め、着実に信頼を築いてきた。弘教も百世帯を超した。そして、二十年の来し
方を思い返しながら、深い感謝を込め、山本伸一に現況報告したのである。

319 :七日後の:2014/12/01(月) 11:36:32.76 ID:MiuRQiTS0.net
共戦 24

 山本伸一は、懇談会で、山口県婦人部長の直井美子に視線を注いだ。
 「確か、直井さんのご一家も、山口開拓指導の時に入会したんでしたね」
 「はい。そうです。昭和三十一年(一九五六年)十月の最初の開拓指導で、義母をはじめ、
一家で入会しました。夫が本気になって信心をするようになったのは、その翌月、防府に来られた先生とお会いしてからです」
 「ご主人との最初の出会いは、よく覚えています」
 直井の夫である輝光は、老舗の荒物店の店主であった。三代目の彼は、商売に身が入らず、
夜ごと、友だちと連れ立って飲み歩く生活が続いていた。それを悩み抜いていたのが、彼の母・千寿であった。
 開拓指導の派遣メンバーから、仏法の話を聞いた千寿は、信心をしようと決め、嫁の美子も、
息子の輝光も、一緒に入会したのだ。美子は千寿と共に信心に励んだが、輝光は、真面目に信仰する気などなかった。
 翌月、防府に伸一が来た時、輝光は、学会員に迎えに来られ、仕方なく、座談会に出席した。
二十人ほどの人が集まっているところに、「やあ、楽しそうだね」と言って、一人の青年が入ってきた。伸一であった。
 年齢は、自分より三、四歳ぐらい上にすぎないはずだが、その風格に気圧された。
 さらに、語り始めると、その言葉には、日本を、世界をどうするかという、
大きな気概と情熱があふれていた。輝光は、同じ青年として、にわかに恥じらいを覚えた。
 輝光を連れてきた学会員が、伸一に彼を紹介した。伸一は、親しい友人に話しかけるように、率直に語り始めた。
 「直井君は、何も悩みのない顔をしているね。物事に正面から立ち向かい、悩み、もがいて、
前に進もうという覇気が感じられないんだよ。それでは、本当の力も発揮できないし、
人生の醍醐味も、信心の力も、わからずに終わってしまうよ。せっかく入会したんだから、とことんま

320 :(-_-)さん:2014/12/01(月) 19:07:28.29 ID:ApoEQ8h80.net
隣のバババ いやババア
認知はいって被害妄想がますますひどくなってる
「わたすのうえた覚えのないチューリップがはえてる」
と自治会長までよんでわけわからないよ祭り
元教師らしいけど、クソ迷惑なクソババアだな

321 :(-_-)さん:2014/12/01(月) 19:25:26.87 ID:ApoEQ8h80.net
生まれてから何がしたいってきく〜
ぼくは〜まるで〜ひきのよう

うつがすべてを覆う〜・・・ちゃんちゃかちゃんちゃか

322 :七日後の:2014/12/01(月) 20:26:51.37 ID:MiuRQiTS0.net
共戦 25

 山本伸一は、直井輝光に、青年には次代の社会を担い、新しい世紀を創る使命があるこ
とを、力を込めて語っていった。
 「直井君。青年は、その日その日を、面白おかしく生きていればいいという考えではい
けないよ。そんな人生は、結局は、むなしいものだ。
 青年ならば、この世から不幸をなくすために、広宣流布という大理想に、共に生きよう
じゃないか!」
 その言葉に、輝光は衝撃を受けた。自分の小さな人生観が打ち破られた気がした。
 イギリスの作家ホール・ケインは、名作『永遠の都』のなかで、一人の市民に、こう語
らせている。
 「われわれは理想のために生きるべきだ。理想というのは、この世でたったひとつの生
き甲斐あるものだ」(注=2面)
 本来、その理想の実現に、最も生命を燃やすのが青年である。理想は、青年を青年たら
しめる魂である。
 輝光は、”自分も、この人と共に、仏法に人生をかけてみたい”という思いが、湧き起
こってくるのを覚えた。腹は決まった。
 「はい。頑張ります。信心をする限り、徹底してやってみます!」
 直井輝光も、母の千寿や妻の美子に負けじと、真剣に信心に取り組んでいった。彼らは、
自宅を諸会合の会場として提供した。ここを中心に、防府の広宣流布の歯車は、大きく回
転していくことになるのである。
 妻の直井美子は、学会活動に励むなかで、仏法対話する先輩の、確信の強さに驚嘆した。
どんな大変な悩みを聞かされても、「必ず解決します!」「乗り越えられます!」と断言す
るのである。
 そして、信心した人には、事実、その言葉通りの結果が表れるのだ。そうした現証を目
の当たりにするなかで、彼女もまた、仏法への確信を強めていった。学会活動に参加し、
多くの人の体験を知ることは、確信という信仰の骨格をつくる直道といってよい。

注:ホール・ケイン著『永遠の都(下)』
新庄哲夫訳、潮出版社

323 :七日後の:2014/12/01(月) 20:27:58.48 ID:MiuRQiTS0.net
共戦 26

 直井美子は、裏表のない性格で、率直に、言うべきことはズバリと言う女性であった。
高校時代にはバレーボールの選手として、全国大会に出場したこともあり、活動的で明る
く、面倒みもよかった。
 一九七二年(昭和四十七年)、県婦人部長となり、山口全県が彼女の”乱舞のコート”と
なった。そして、翌年に、梅岡芳実が山口県長に就き、二人は力を合わせて、山口広布を
牽引してきたのである。
 懇談会の席で山本伸一は、梅岡に語った。 「梅岡県長は、直井婦人部長と組み、支え
てもらったから、伸び伸びと力を発揮し、大きな発展の足跡を刻めたんだよ」
 「はい。おっしゃる通りだと思います」
 梅岡が言うと同時に、直井も答えた。
 「県長が一生懸命に戦われたからです」
 伸一は、微笑みを浮かべた。
 「婦人部長の、その気遣いがすばらしい。
 壮年と婦人の仲が悪い組織というのは、互いに、相手を立てることができないんです。
 実は、それは、双方共に、境涯が低いということでもある。どちらか一方が、大きな心
で相手を包容できれば、意地を張り合うことなどなくなるものです。山口県は、直井さん
が大きな境涯で、県長を包んでくれたことで、着実に発展することができたように思うね」
 梅岡は、大きく頷いた。彼自身が、それを痛感していたからである。
 山口県は、「長州の小提灯」と言われ、各人が独立自尊の意識が強く、地理的にも小都市
が分散していることから、一つにまとまりにくい県民性であると言われてきた。
 梅岡は、鳥取県の出身で、中国男子部長、中国青年部長等を歴任してきたが、山口県と
特に深い縁はなかった。皆には、?突然、県長としてやって来た?との印象があった。
 直井は、梅岡より数歳年長であったが、県長として彼を立て、懸命に守り支えてきた。
 地元生え抜きの、その県婦人部長の姿を見て、各地の功労者らも快く梅岡を応援し、山
口の団結がつくられていったといえよう。

324 :七日後の:2014/12/01(月) 20:28:52.98 ID:MiuRQiTS0.net
共戦 27

 山本伸一は、壮年部と婦人部の団結について語っていった。
 「学会の活動を、最も推進してくださっているのは婦人部です。機関紙の配達員さんを
見ても、圧倒的に婦人が多い。
 したがって壮年は、婦人を尊敬し、ねぎらい、その意見を尊重することが大事です。
 壮年幹部が、なんの相談もなく、一方的に物事を決めて、結果だけを伝えるようなこと
は、厳に慎むべきです。それでは、共戦になりません。だいたい、壮年と婦人がギクシャ
クしている組織というのは、対話がなく、連携がないことが多いんです。
 もちろん、協議をしても、意見の一致をみない場合もあるでしょう。しかし、活動を進
めるには、どれかに決定しなければならないことが多い。その時には、多少、不本意でも、
皆で話し合って決まったことを、快く受け入れ、心を合わせて頑張ることです。
 いちばんよくないのは、いざ実行する段階になって、『私は、もともと反対であった』な
どと言いだすことです。それは、組織の団結を、内側から破壊する行為です。
 また、壮年幹部が婦人を下に見て、威張ったり、叱りつけるようなことがあっては、絶
対にならない。そんな幹部がいたら、言ってきてください。私が戦います。
 さらに、ご婦人の目から見て、細かいことでも、”何か、おかしいな”と思うことがあ
れば、躊躇せずに、声をあげてください。それが、学会という清浄な世界を蝕む、悪の芽
を断つことになる。婦人の清らかな生命のセンサーが、学会を守るんです」
 創価学会の広宣流布運動は、これまで時代建設とは最もかけ離れた存在と思われていた
女性が、前面に躍り出て推進してきた、未聞の民衆運動である。それは、まさに、「草莽崛
起」(民衆の決起)の、新しい歴史の幕開けといってよい。
 そのために、伸一は、女性が、張り合いと生き甲斐をもち、楽しく快活に活動が進めら
れるように、心を砕き続けてきたのである。

325 :(-_-)さん:2014/12/02(火) 07:07:57.39 ID:zdqda7rp0.net
半死人ひきよりキチガイの方がマシな件

326 :(-_-)さん:2014/12/02(火) 08:08:54.95 ID:zdqda7rp0.net
キチガイvsキチガイ・・・

327 :(-_-)さん:2014/12/02(火) 09:19:06.13 ID:zdqda7rp0.net
ラブド・ワンズおもしれえカタルシスがあった
くっそむかつく奴らがいてそれがやっつけられるのは単純に気持ちいい
そう思うだろ

328 :(-_-)さん:2014/12/02(火) 09:41:04.83 ID:zdqda7rp0.net
あれ?でも主人公の友人はいったいなんだったんだ・・・
すげえな なんの関わりもなかったなんて
いわゆる役割があってキャラが配置されるでしょ普通
この映画だと殺されそうな主役のとこにノコノコいって無駄に殺されそうな役だったんだよね この友人
イカレ女とダンスいって怒られて帰ってそれっきりって・・
お前は何のためにでてきたんだよ!?と突っ込ませたい役割だったのかな
しかし映像のきれいな映画だったよラブド・ワンズ

329 :(-_-)さん:2014/12/02(火) 09:43:36.89 ID:zdqda7rp0.net
とにかくHDDの容量がだんだんやばくなってきたんで
保存しといたやつを見なきゃなんねーんだよね きついわ

330 :(-_-)さん:2014/12/02(火) 10:01:15.63 ID:zdqda7rp0.net
おれは目ン玉とじてるんだからお前も目ン玉ァとじろやというのは
どうかと思うわ
おまえはもう価値観が崩壊してなにもかもゴミに思えるような棺桶世界に片足つっこんでるのかもしれなけど

331 :七日後の:2014/12/02(火) 15:32:54.73 ID:/XR+A4ux0.net
共戦 28

 山本伸一は、壮年たちに向かって言った。
 「どうか壮年幹部の皆さんは、ご婦人への気遣い、配慮を、常に心がけていただきたい。
 顔を合わせた時には、壮年の方から先に、『お世話になります』『いつも、本当にありが
とうございます』と、丁重にあいさつするんです。
 また、たとえば、会合や打ち合わせを行う場合も、婦人の帰宅が遅くならないように、
少し早めに終わるとか、場合によっては、壮年だけの会合にして、婦人には休んでいただ
くことも必要です。
 壮年と婦人で会合を開いたあとも、『清掃は、壮年でしますから、ご婦人は早くお帰りく
ださい』と言うぐらいの配慮があっても、いいんじゃないですか。賛成の人?」
 皆が手をあげた。
 「山口の男性は、皆、ナイト(騎士)であることがよくわかりました。これで山口は、
新しい創価学会の模範となるでしょう」
 会場は、笑いに包まれた。
 それから伸一は、山口開拓指導を共に戦った草創の同志に語りかけた。
 「当時、四十代、五十代であった方々が、今は六十代、七十代となり、人生の総仕上げ
の時代に入った。したがって、”総仕上げ”とは、いかなる生き方を意味するのか、少し
お話しさせていただきます。
 先ほども申し上げましたが、第一に、報恩感謝の思いで、命ある限り、広宣流布に生き
抜き、信仰を完結させることです。正役職から退くことはあっても、信心には引退も、卒
業もありません。”去って去らず”です。
 そうでなければ、これまでの決意も誓いも、人にも訴えてきたことも、結局は、すべて
嘘になってしまう。後退の姿を見れば、多くの後輩が失望し、落胆します。そして、それ
は、仏法への不信の因にもなっていきます。
 『受くるは・やすく持つはかたし・さる間・成仏は持つにあり』(御書一一三六p)と大
聖人が仰せのように、最後まで、いよいよ信心の炎を燃え上がらせていくんです」

332 :七日後の:2014/12/02(火) 15:33:31.99 ID:/XR+A4ux0.net
共戦 29

 草創の同志たちは、誓いを新たにしながら、山本伸一の言葉に耳を澄ましていた。
 「学会員は皆、長年、信心してきた先輩たちが、どんな生き方をするのか、じっと見て
います。ゆえに、学会と仏法の、真実と正義を証明していくために、幹部だった人には、
終生、同志の生き方の手本となっていく使命と責任があるんです。
 もちろん、年とともに、体力も衰えていくでしょう。足腰も弱くなり、歩くのも大変な
方も増えていくでしょう。それは、自然の摂理です。恥じることではありませんし、無理
をする必要もありません。ただ、どうなろうとも、自分なりに、同志を励まし、法を説き、
広宣流布のために働いていくんです。
 また、体は動けなくなったとしても、皆に題目を送ることはできるではありませんか!
 先日、草創期から、頑張り抜いてきた高齢の同志が亡くなりました。最後は癌で療養し
ていましたが、見舞いに訪れる学会員に、学会活動ができることの喜びを教え、命を振り
絞るようにして、激励し続けたそうです。
 やがて、臨終が近づいた時、薄れゆく意識のなかで、盛んに口を動かしている。家族が
耳を近づけてみると、『きみ、も、信心、しようじゃ、ないか』と言っている。夢のなかで
も、誰かを折伏していたんです。
 それから、しばらくして、うっすらと目を開け、また、口を動かす。今度は、題目を唱
えていたと言うんです。
 息絶える瞬間まで、法を説き、唱題し抜こうとする様子を聞き、私は感動しました。仏
を見る思いがしました。まさに、広宣流布に生き抜いた、荘厳な、美しい夕日のような、
人生の終幕といえるでしょう。
 そこに待っているのは、美しき旭日のごとき、金色に包まれた未来世の幕開けです。生
命は永遠なんです」
 伸一は、敬愛する草創の同志たちに、真の信仰者として、この世の使命を果たし抜き、
人生を全うしてほしかった。仏法者としての勝利の旗を、掲げ抜いてほしかった。

333 :七日後の:2014/12/02(火) 15:35:08.98 ID:/XR+A4ux0.net
共戦 30

 山本伸一は、決意を促すように、草創の同志を見つめながら、話を続けた。
 「日蓮大聖人は、『須く心を一にして南無妙法蓮華経と我も唱へ他をも勧んのみこそ今生
人界の思出なるべき』(御書四六七p)と言われています。つまり、一心に唱題と折伏に励
み抜いていくことこそ、人間として生まれてきた、今世の最高の思い出となると、御断言
になっているんです。
 私たちは、人間として生まれたからこそ、題目を唱え、人に仏法を語ることができる。
 一生成仏の千載一遇のチャンスを得たということです。ゆえに、地涌の菩薩として、今
世の使命を果たし抜いていくんです」
 皆、真剣な眼差しで、伸一を見ていた。彼の声に、ますます力がこもった。
 「第二に、人生の総仕上げとは、それぞれが、幸福の実証を示していく時であるという
ことです。?私は最高に幸せだ。こんなに楽しい、すばらしい人生はない?と、胸を張っ
て言える日々を送っていただきたいんです。
 しかし、それは、大豪邸に住み、高級料理を食べ、贅沢な暮らしをするということでは
ありません。欲望を満たすことによって得られる『欲楽』の幸福というのは、束の間にす
ぎない。相対的幸福だからです。
 たとえば、念願叶って、百坪の家を手に入れたとします。しかし、『欲楽』ばかりを追い
求めていれば、千坪、二千坪の大邸宅を見ると、欲しいと思うようになるでしょう。そし
て、それが手に入らないと、かえって、不満や不幸を感じることになってしまう」
 信心の功徳を実感するうえでも、信仰の一つの実証としても、「蔵の財」「身の財」は大
事である。
 しかし、財産は使えばなくなるし、災害などで一夜にして失ってしまう場合もある。ま
た、優れた体力も、高齢になれば衰えていかざるを得ない。
 本当の幸福は、時代の激変にも、時の流れにも左右されることのない、「心の財」を積ん
でいくなかにこそあるのだ。

334 :七日後の:2014/12/02(火) 15:38:31.33 ID:/XR+A4ux0.net
共戦 31

 日蓮大聖人は、「此の経の信心を致し給い候はば現当の所願満足有る可く候」(御書一二四二n)と明言なさっている。
真の所願満足は、金銭や財産などを追い求めるなかにあるのではない。欲望に振り回されることのない、
少欲知足の心豊かな境涯が確立されてこそ、至る境地といえる。つまり、「心の財」のなかにこそあるのだ。
 イタリア・ルネサンスの知性アルベルティは、「どれをとっても魂の財産よりも好ましいものはない」(注)との警句を残している。
 山本伸一は、ユーモアを交えて語った。
 「年をとれば、多くの人は、年金生活になり、経済的には質素にならざるを得ないかもしれない。
でも、お金があり余るほどあったら、何を買っても、喜びは半減します。食事だって、
毎日、高級なステーキばかり食べていたら、すぐに飽きてしまいますよ。それに偏食になって、体にもよくない。
 また、大豪邸になんて住まなくても、いいじゃないですか。人間が寝るところは、畳一畳なんですから。
間数は少ない方が掃除も楽です。服だって、何百着も持っていたら、選ぶのが大変ですよ。少ないからいいんです」
 どっと、笑いが起こった。
 「『蔵の財』『身の財』は、所詮は、この世限りです。『心の財』は、未来世にまでもわたる財であり、しかも無限です。
 『心の財』は、『欲楽』に対して『法楽』と言い、仏の悟りの法を求めることによって得られる楽です。
つまり、信心によってのみ得られる幸せなんです。
 『法楽』は、生命のなかから、泉のごとく湧きいずる幸福であり、環境の変化などによって崩れることのない幸福です。
戸田先生は、それを『絶対的幸福』と言われたんです」
 戸田城聖は、一九五六年(昭和三十一年)五月三日の春季総会で次のように述べている。
 「絶対的幸福というのは、どこにいても、生きがいを感ずる境涯、どこにいても、生きている自体が楽しい、
そういう境涯があるんです。腹のたつことがあっても、愉快に腹がたつ」

335 :七日後の:2014/12/02(火) 15:39:03.22 ID:/XR+A4ux0.net
共戦 32

 日蓮大聖人は、極寒に身を責められ、食べる物も、着る物も乏しく、命をも狙われてい
た流罪の地・佐渡にあって、門下に宛てた御手紙に、こう記されている。
 「流人なれども喜悦はかりなし」(御書一三六〇p)──それが、仏の大境涯であり、「絶
対的幸福」の発露であろう。
 初代会長・牧口常三郎もまた、軍部政府の弾圧によって獄に繋がれながら、看守を折伏
し、取り調べの場で価値論を説き、家族らに励ましと指導の葉書を送り続けている。
 その葉書には、「何の不安もない」(注1)とある。また、検閲によって削除されている
が、「心一つで地獄にも楽しみがあります」(注2)とも記されている。
 幸福は、最終的には、環境条件によって決定づけられるのではない。
 幸福は、どこにあるのか。自身の胸中にあるのだ。心の宮殿のなかにあるのだ。その宮
殿の扉を開けるカギこそが、信心なのである。
 山本伸一は、話を続けた。
 「人生の総仕上げにあたっては、生老病死など、無常の現象をありのままに見つめ、そ
の奥底を貫く常住不変の妙法に則り、一途に絶対的幸福境涯の確立をめざしてください。
 豊かな『心の財』を得た幸福境涯というのは、内面的なものですが、それは、表情にも、
言動にも、人格にも表れます。
 その言動には、感謝と歓喜と確信があふれるものです。そして、思いやりに富み、自分
の我を貫くのではなく、皆のために尽くそうという慈愛と気遣いがあります。さらに、人
びとの心を包み込むような、柔和で、朗らかな笑顔があるものです。
 また、幾つになっても、向上、前進の息吹があり、生命の躍動感があります。ゆえに、
大聖人が『年は・わか(若)うなり』(同一一三五p)と仰せのように、若々しさを感じさ
せます。
 一方、愚痴、文句、不平、不満、嫉妬、恨みごとばかりの人もいます。それは、自分の
不幸を表明しているだけでなく、ますます自分の不幸を増幅させていきます」


※注1,2
「獄中書簡」
(『牧口常三郎全集10』所収)第三文明社

336 :七日後の:2014/12/03(水) 23:41:42.44 ID:YEiZLtqs0.net
共戦 33

 真実の幸福である絶対的幸福境涯を確立できるかどうかは、何によって決まるか。
 ──経済力や社会的な地位によるのではない。学会における組織の役職のいかんでもな
い。ひとえに、地道な、信心の積み重ねによって、生命を耕し、人間革命を成し遂げてき
たかどうかにかかっている。
 フランスの思想家ルソーは断言している。
 「ほんとうの幸福の源はわたしたち自身のうちにある」(注=2面)
 山本伸一は、人生の総仕上げの意味について、さらに語っていった。
 「第三に、家庭にあっても、学会の組織にあっても、立派な広宣流布の後継者、後輩を
育て残していくことです。
 家庭で、もし、お子さんが、しっかり信心を継承していないなら、お孫さんに、さらに
は、曾孫さんに伝えていくんです。
 お子さんがいなければ、甥や姪でもいいではないですか。一族の未来のために、妙法の
火を消すことなく、伝え抜いていってください。そして、学会のなかでも、未来部の子ど
もたちをわが子のようにかわいがり、信心を、しっかり継承させていってください。
 また、組織の後輩を育て、守り、応援し、大事に育てていくようにお願いしたい。
 学会の未来が盤石であるためには、各組織にあって、大鳥が陸続と巣立ち、羽ばたくよ
うに、若いリーダーが育っていかねばならない。
 そのために、婦人部であれば、子育てや人間関係の悩みなど、若い婦人たちのさまざま
な相談にのってあげてください。皆が自分の悩みを乗り越える希望がもててこそ、力を発
揮することができるからです。
 特に、入会間もない人などには、折伏や教学など、一つ一つ丹念に、信心の基本から教
えてあげてください。しっかり基本を身につけてこそ、人材として大成することができる
からです」
 十分に手をかけ、真心を注いだ分だけ、人材は育つ。そして、人を育てることに勝る生
きがいはない。

337 :七日後の:2014/12/03(水) 23:42:11.40 ID:YEiZLtqs0.net
共戦 34

 山本伸一は、未来を見すえるように、楽しそうに話を続けた。
 「これから、県長などの幹部にも、草創期を戦い抜かれた皆さんより、十歳も、二十歳
も若い人たちが登用されていくでしょう。さらには、三十歳下、四十歳下の人が、各組織
の中心者となっていく時代が来るでしょう。それが令法久住の流れです。
 若いということは、さまざまな可能性をはらんでいるとともに、当然、未熟な面があり
ます。先輩の皆さんが、そこをつついて、『力がない』とか、『私は、あの年代の時は、も
っと頑張ったのに』と言っているようでは駄目です。また、『私に相談がなかった』とか、
『聞いていない』などと、へそを曲げるようなことがあってはなりません。
 批判するためではなく、応援するために、経験豊富な皆さんがいるんです」
 先輩が立派であったかどうかは、後輩の姿に表れる。したがって、先輩が後輩の未熟さ
を嘆くことは、自らの無力さ、無責任さを嘆いていることに等しい。
 伸一は、少し厳しい語調で言葉をついだ。
 「先輩は菊作りであり、後輩は菊です。ゆえに、もし、組織の中心者になった後輩が、
力を発揮できないとしたら、それは、先輩幹部が悪いんです。先輩が後輩を育てもしなけ
れば、全力で応援もしていないからです。
 どうか、皆さんは、"後輩のリーダーは、私が守り抜く"との決意に立ってください。
 たとえば、県長でも、ブロック長でも、新しい中心者が誕生したら、『今度の県長は、若
いがすごい人だ!』『あのブロック長は、大変な人材だ。みんなでもり立てていこう!』と
言って、率先して応援していくんです。
 そして、その中心者に、『どんなことでもやらせていただきますから、遠慮なく、相談し
てください』と言ってごらんなさい。
 草創の大先輩が、こぞって、そう言って応援してくれたら、若い人は、どんなに活動し
やすいか。それが、真実の先輩幹部です。それが、創価家族の世界です」

338 :七日後の:2014/12/03(水) 23:42:45.94 ID:YEiZLtqs0.net
共戦 35

 学会の各県区において、世代交代は、大きな一つのテーマになっていた。山本伸一は、
その模範となる伝統を、この山口県につくってほしかったのである。
 伸一は、さらに語った。
 「草創期に頑張ってこられた皆さんは、先輩たちから、厳しく叱咤激励されてきた経験
をおもちの方もいるでしょう。しかし、人材の育成、教育の在り方は、時代とともに異な
ってきています。自分が受けた訓練を、そのまま後輩に行うべきではありません。
 これからは、賞讃、激励の時代です。努力を的確に評価し、褒め、讃えていく。それが、
勇気となり、意欲を育んでいきます。
 その場合も、一つ一つの事柄を、具体的に讃えていくことが大事です。また、賞讃のタ
イミングを外さないことです。
 ともあれ、皆さんは、人材育成の達人になってください」
 民衆詩人ホイットマンは、「自らが偉大な人を育てる。そして、偉大な人を育てられる人
を育てていく……すべては、そこから始まる」(注=2面)と述べている。創価学会の未来
永劫の流れも、そこから始まるのだ。
 山口文化会館での懇談会を終えた山本伸一は、同行してきた妻の峯子や地元の幹部と、
車で山口市内を視察した。
 黄昏時の街路を行くと、県体育館や市民会館があり、長山城跡地であるという亀山公園
に出た。同乗していた地元幹部が言った。
 「この公園の、昔、城があった辺りに、サビエル記念聖堂が立っています。サビエルと
いうのは、フランシスコ・ザビエルのことです」
 「フランシスコ・ザビエルか。私は、彼の書簡集を、戸田先生が第二代会長に就任され
た直後に、一生懸命に読んだ思い出がある。
 言葉も、文化、習慣も異なる日本で、彼が、どうやって布教していったのかに関心があ
ったんだよ。”やがて学会も、世界広布の時代の幕を開かねばならない。その時に、何が
大切になるのかを考えておこう”と思ったからなんだよ」

339 :七日後の:2014/12/03(水) 23:43:37.05 ID:YEiZLtqs0.net
共戦 36

 フランシスコ・ザビエルは、一五〇六年に現在のスペインに生まれ、パリ大学の聖バル
バラ学院に学んだ。二十八歳の時、イグナティウス・デ・ロヨラらと、モンマルトルの聖
堂で、神に生涯を捧げる誓願を立てる。
 ザビエルは、このロヨラらと、修道会「イエズス会」の創立に加わる。正式に教皇の認
可を得た「イエズス会」は、ポルトガル王の要請を受け、インドに、ザビエルらを派遣。
海を越え、彼の宣教の旅が始まるのだ。
 ザビエルは、マレー半島のマラッカで、後に日本人信徒となるアンジロウと知り合い、
日本宣教の重要性を痛感する。そして、日本をめざし、一五四九年、薩摩半島に上陸。こ
こで、懸命に日本語を学んでいる。
 ザビエルは薩摩で、仏僧の自堕落な生活に驚きを覚える。書簡には、「坊さんよりも、世
間の人の方が、正しい生活をしている。それでいて、相変らず坊さんが尊敬されているの
は、驚くべきことだ」(注=2面)とある。
 彼は、仏僧の腐敗から、形骸化した仏教の欺瞞と没落を感じ取ったにちがいない。宗教
は生き方の土台となる。ゆえに、人間の振る舞いのなかに、教えの真価が表れるのだ。
 薩摩でザビエルは、守護大名の島津貴久に会い、宣教の許可を得る。しかし、仏僧の激
しい反対に遭い、結局、宣教の道は閉ざされることになる。
 彼は、平戸に赴き、ここで宣教の許可を得た。さらに、日本の国王である天皇に謁見し、
宣教の許可を得ようと、京の都をめざした。そして、その途次、山口に滞在する。一五五
〇年十一月のことである。
 山口では、許可を得ぬままに、伝道を開始した。一日二回、街頭に立ち、教えを説いて
いった。熱心に話を聴き、信仰を志そうとする人もいた。だが、嘲笑され、罵詈されるこ
とも多かった。
 ザビエルの噂は広がり、守護大名の大内義隆が彼らを引見した。ザビエルは、誇らかに
神の教えを語るが、大内義隆の反応は、決して好ましいものとはいえなかった。

340 :(-_-)さん:2014/12/03(水) 23:55:48.83 ID:9xTt5ohYO.net
この人の心理を想像すると怖い

http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/police/1407888344/

341 :七日後の:2014/12/07(日) 22:20:28.66 ID:k0Y2JxdE0.net
共戦 37

 フランシスコ・ザビエルは、山口での滞在は一カ月余りで、京の都に出発する。
 時は、まさに戦国の世である。彼らの旅は、盗賊の襲撃や、冬の寒苦に苛まれながらの、
過酷な道のりであった。
 しかも、たどり着いた京の町は、戦乱で激しく破壊されていた。彼らは、献上品を平戸
に置いてきたこともあり、天皇との謁見はかなわず、早々に引き返さねばならなかった。
 ザビエルは、山口で宣教していくことを考え、一度、平戸に戻る。日本では、地位の高
い人と会って話し合いをするには、外見や威儀を整えることが重要であると痛感した彼は、
衣服や献上品を取りに帰ったのである。
 彼は、再び守護大名の大内義隆に会う。今度は、用意していた、インド総督とインドの
ゴアの司教から託された親書を携え、総督の使節として謁見した。時計や銃、メガネなど
の献上品も用意していた。
 大内義隆は、ことのほか感激し、返礼に、金や銀を与えようとする。しかし、ザビエル
は、丁重に断り、宣教の許可のみを求めた。
 快諾が得られた。また、彼らの活動の拠点となる寺も与えられた。
 町のあちこちに、文書が貼り出された。そこには、神の教えを説くことを認め、信者に
なることも自由であると記されていた。
 僧や武士をはじめ、多くの人びとがザビエルのいる寺を訪れ、説教を聴き、さらに、長
時間に及ぶ討論が繰り返された。
 言語も、考え方も、全く異なる日本での宣教に、ザビエルは苦慮し、奮闘した。日本人
に神の教えをわかりやすく伝えるために、日本人信徒の協力を得て、自ら日本語の説明書
も作った。
 かつて彼は、インドネシアのテルナテ島での宣教で、ポルトガル語で書いた説明書を現
地語に訳し、区切って歌えるようにしたこともあった。子どもも、大人も、これを口ずさ
み、異教徒までもが歌うようになっていった。
 わかりやすく教えを説き、深く民衆に根差すなかに、宗教の流布はある。

342 :七日後の:2014/12/07(日) 22:20:55.26 ID:k0Y2JxdE0.net
共戦 38

 日本での布教でザビエルは、創造主という神の概念を、いかにして伝えるかに悩んだ。
 日本人信徒が、キリスト教で説く神の「デウス」を、真言宗の「大日」(大日如来)と訳
したことから、ザビエルも、そう語っていった。しかし、デウスと大日如来とでは、全く
意味が異なることがわかり、「大日」と訳すことをやめている。試行錯誤の連続であったの
であろう。
 ザビエルは、単に教義だけでなく、地球が丸いことや、太陽の軌道、流星、稲妻などに
ついても教えた。日本人は、その豊富な科学的知識に、強い関心を示していった。
 ところで、彼の書簡には、「説教にも、討論にも、最も激しい反対者であった者が、一番
先に信者になった」(注1=2面)とある。
 激しく反対をする人は、それだけ強い信念と関心をもっているということである。した
がって、心から納得すれば、決断も潔いのであろう。また、それは、ザビエルが、どんな
に激しい反対に遭おうが、微動だにすることなく、愛と確信とをもって、理路整然と、粘
り強く語り抜いたことを示している。
 ザビエルは、他の宣教師たちに訴えている。
 「あなたがたは全力を挙げてこの地の人びとから愛されるように努力しなさい」(注2=
2面)
 人間的な信頼を勝ち取ってこそ、布教も結実するのである。
 ザビエルが山口に滞在して、二カ月が過ぎた時には、約五百人の人びとが洗礼を受けた
という。これに、驚き慌てたのが、諸宗の僧たちであった。檀徒が改宗することで、自分
たちの生活基盤が危うくなることを恐れたのである。ザビエルは、改宗した檀徒に、僧た
ちが悪口雑言を浴びせたと記している。
 彼は、日本での布教のあと、日本文化に多大な影響を与えた中国での布教の必要性を痛
感し、中国をめざした。しかし、中国は鎖国下にあり、広東の上川(シャンチョワン)島
で本土上陸を待ちながら、一五五二年、病に倒れ、四十六歳の生涯を閉じたのである。

343 :七日後の:2014/12/07(日) 22:21:23.56 ID:k0Y2JxdE0.net
共戦 39

 山本伸一は、フランシスコ・ザビエルの書簡集を読んで、世界広布の道が、いかに険路
であるかを痛感した。
 権勢を誇るローマ教皇庁とポルトガル国家の後ろ盾がある、宣教師のザビエルでも、海
外布教の苦闘は、すさまじいものがある。
 当時、創価学会は、会員も数千人の時代であり、なんの後ろ盾もない。しかも、布教の
担い手は、無名の庶民である会員だ。
 しかし、世界広宣流布は、日蓮大聖人の絶対の御確信であり、御遺命である。ゆえに、
伸一は、人を育て、時をつくりながら、世界広布の幕開けを待
ったのである。
 彼は、戸田城聖のもとで共に戦い、日本国内にあって、幾千、幾万、幾十万の仏子の陣
列を築き上げていくなかで、次第に、世界広布を現実のものとする、強い確信がもてるよ
うになっていった。殉難を恐れずに弘教に生き抜く同志の、不撓不屈の実践と決意を目の
当たりにしてきたからである。
 折伏に励むと、殴られたり、鎌を持って追いかけられたり、村八分にされたりすること
もあった。それでも同志は、忍耐強く対話を重ね、地域に信頼の根を張り、喜々として広
宣流布を推進していったのだ。
 その姿に伸一は、地涌の菩薩の出現を、深く、強く、実感してきた。そして、”世界広
布の時代を開こう”との決意は、”絶対にできる”という大確信に変わっていった。
 また、彼は、一九五四年(昭和二十九年)夏、戸田の故郷・厚田村で、戸田に、こう託
された。
 「世界は広い。そこには苦悩にあえぐ民衆がいる。いまだ戦火に怯える子どもたちもい
る。東洋に、そして、世界に、妙法の灯をともしていくんだ。この私に代わって」
 世界広布は、彼の生涯の使命となったのだ。
 伸一が、?戸田大学?の卒業生として、ザビエル(スペイン語ではハビエル)の名前を
冠した南米ボリビア最古の名門サン・フランシスコ・ハビエル・デ・チュキサカ大学から、
名誉博士号を贈られたのは、この厚田の語らいから五十年後であった。

344 :七日後の:2014/12/07(日) 22:23:45.99 ID:k0Y2JxdE0.net
共戦 40

 山本伸一は、亀山公園で車を降りた。
 彼は、園内を散策しながら、末法広宣流布のために、
門下が死身弘法の信心を確立するよう念願された、日蓮大聖人の御胸中を思った。
 法華経の目的は、一切衆生を仏にすることにある。大聖人は、末法において、それを果たすために、
建長五年(一二五三年)四月二十八日、南無妙法蓮華経という題目の大師子吼を放ち、宇宙の根源の法を示されたのである。
以来、大難と戦いながら、この妙法をもって、衆生を教化されてきた。
 高僧や武士だけではなく、すべての民衆が、仏法の法理を確信し、死身弘法の信心に立たなければ、万人の成仏はない。
 弘安二年(一二七九年)九月二十一日、迫害の嵐が吹き荒れていた駿河国(現在の静岡県中央部)熱原で、農民信徒二十人が、
稲盗人という無実の罪を着せられ、捕らえられるという事件が起こる。熱原の法難である。
 しかし、彼らは、微動だにせず、拷問にも屈することはなかった。強盛に信心の炎を燃え上がらせ、信徒の中心であった神四郎、
弥五郎、弥六郎は、やがて、堂々たる殉教の生涯を閉じる。
 皆、僧ではなく、農民である。しかも、日蓮門下となって一年ほどにすぎない。その彼らが、一生成仏へと至る不惜身命の信心を確立したのだ。
大聖人が題目を唱え始めて二十七年、一切衆生の成仏という誓願成就の証が打ち立てられたのである。大聖人は、
「一閻浮提に広宣流布せん事も疑うべからざるか」(御書二六五n)との御確信を、ますます強められたにちがいない。
 「法自ら弘まらず人・法を弘むる故に人法ともに尊し」(同八五六n)である。
 伸一は、世界広布の新時代を思い描きながら、死身弘法の信念に立つ真の信仰者を、さらに、育て上げなければならないと思った。
 彼は、同行していた幹部に言った。
 「さあ、山口文化会館に戻ろう。少しでも多く、学会の宝である青年と会って、全力で励ましたいんだ。創価の心を伝えたいんだ」

345 :七日後の:2014/12/07(日) 22:24:11.42 ID:k0Y2JxdE0.net
共戦 41

  初日の出
    己が心も
      初日の出

 一九五三年(昭和二十八年)の元朝、山本伸一が詠んだ旬である。彼は、燃えていた。
 “さあ、戦い抜くぞ! いよいよ広布後継の大闘争の時代を迎えた。戸田先生のお心を体して、慈折広宣流布大願成就への大きな流れを開き、先生にご安心していただくのだ”
 翌一月二日、彼は、二十五歳の誕生日を迎える。そして、この日、男子部の第一部隊長の任命を受けたのである。さらに、四月には、文京支部長代理に就任している。
 伸一は、前年、蒲田支部幹事として二月闘争の指揮を執り、学会創立以来、一支部としては未聞の弘教を成し遂げ、戸田が掲げた会員七十五万世帯達成の突破口を開いた。
 その彼が、さらに重責を担い、広宣流布の最前線に躍り出だのが、この五三年であった。
 伸一は今、山口文化会館に戻る車中にあって、二十四年前に詠んだ句を、頭のなかで反復しながら、思いをめぐらしていた。
 “私は、日々、「初日の出」とともにあろうと、深く心に誓ってきた。
 初日の出──それは、波浪猛る大海原に勇んで飛び出し、暗黒を一変させる、新しき挑戦の情熱である。勇気と歓喜の炎である。
 その光が、自他共の苦悩の闇を破り、人生を黄金の希望に染めゆくのだ。青年とは、常に、心に太陽をいだいている人だ”
 彼は、車に同乗していた山口県長の梅岡芳実に語った。
 「『初日の出』を迎えた思いで、広宣流布の新しい歴史を創っていこう! みんなが、勇んで戦いを起こし、一日一日、誇らかな『自分物語』を、心に綴っていくんだ。
 大ドラマには、苦闘と涙がある。でも、ヒーロー、ヒロインは負けない。悲しみや苦しみが深ければ深いほど、勝利の感動は大きい。一人ひとりが主人公であり、偉大な使命の勇者だ。みんなが綴る物語が楽しみだな」

346 :七日後の:2014/12/07(日) 22:25:20.84 ID:k0Y2JxdE0.net
共戦 42

 山本伸一たちが、山口文化会館に戻ったのは、午後八時過ぎであった。 
 会館に入ると、中国各県の青年職員らが、荷物整理などの作業にあたっていた。伸一は、中国女子部長の本間三津代に尋ねた。
 「山口県以外の人たちが大勢来ているが、どうしてなんだい」
 「役員として応援に来てもらっています。女性が十二人、男性は二十五人です」
 それを聞くと、伸一は、中国方面の責任者である副会長に言った。
 「役員の人数が多すぎるね。ここは、いわば、山口創価学会の本陣だ。本陣というのは、ざわざわしていてはならない。
少数精鋭で、てきぱきと仕事を片付けていくことが大事なんだよ。明日から役員は、今日の十分の一でいい。
一人が十倍の力を出せばいいんだから。それが人材革命≠セよ。
 みんな地元に帰って、同志の激励、指導に回るんだ。その方が価値的じゃないか。
 私は、せっかく山口に来たんだから、山口の青年たちを、直接、訓練したいんだよ。
 それなのに、ほかの地域から何十人もの人が来て、動き回っていたのでは、山口の人の顔が見えなくなってしまう。
 数少ない山口の職員や青年が、一切の責任をもって運営にあたるのは大変にちがいない。緊張もするだろうし、
失敗もあるかもしれない。でも、失敗してもいいんだ。それが学習になり、教育になる。何かあったら、私が守ります」
 伸一は、一人ひとりの青年たちが、いとおしくて仕方なかった。共に行動し、語り合い、励まし、自分の知っていることは、
すべて教えておきたかった。しかし、普段は、その機会はない。だからこそ、その地の青年たちとの出会いを、何よりも大切にしたかった。
 彼は上着を脱ぎ、青年たちに呼びかけた。
 「さあ、一緒に荷物の山を片付けよう。二十分で終わらせよう。私が陣頭指揮を執るよ。
みんなには休んでもらい、青年が黙々と働くんだ。青年の時代だよ。戦闘開始だ!」

347 :七日後の:2014/12/07(日) 22:26:56.32 ID:k0Y2JxdE0.net
共戦 43

 五月二十日午後、晴天のもと、山口文化会館では開館記念勤行会が行われた。
 勤行会で山本伸一は、二十年前の山口開拓指導に触れながら、懇談的に話を進めた。
 「山口開拓指導は、戸田先生から、直接、指示を受け、私が指揮を執った戦いでした。
 当時、山口県の広宣流布は、他地域と比べて、著しく遅れていた。戸田先生は、
昭和三十一年(一九五六年)の九月初め、私を呼ばれ、広宣流布の飛躍の転機をつくるために、
『山口県で指導・折伏の旋風を起こしてみないか』と言われました。
 私は、即座に、お答えしました。『はい! やらせていただきます』
 その師弟の呼吸から、あの大闘争は始まったんです」
 伸一は、山口県に縁故者がいる全国の各支部員に、開拓指導への参加を呼びかけた。
 当時の会員には、生活の苦しい人も少なくなかったが、陸続と、勇んで名乗りをあげてくれた。
 派遣隊は、まさに、民衆によって組織された広布の奇兵隊≠ナあった。
 「室長と一緒に戦いまっせ! どこへでも飛んで行きまっせ!」と、意気軒昂の関西の友もいた。
 皆が、広宣流布に生きることを、最高の誉れとしていた。そこに、人生の至高の価値があることを、熟知していたのである。
 戸田城聖と伸一の師弟の魂の結合、さらに、伸一を中心とした同志の結合――それが、あの山口開拓指導の大勝利を打ち立てたのだ。
 伸一は、懐かしそうに、当時を回顧しながら、語っていった。
 「山口は私にとって、大切な広布開拓の故郷です。二十年前、拠点となる会館は一つもなく、
各地に点在する会員も、皆、貧しかった。しかし、今や、こうして、立派な文化会館も誕生し、山口創価学会は、
盤石な布陣が整いました。二十年前に、皆さんと共に蒔いた種子は、山口の各地で花開き、そして今、見事に実を結んだんです」

348 :(-_-)さん:2014/12/08(月) 00:40:38.91 ID:zinkMbC60.net
見事に実を結んだんです!

349 :七日後の:2014/12/08(月) 14:20:41.35 ID:HxJdo6QC0.net
共戦 45

 人間は、三世にわたる生命の因果の理法に立脚して生きるならば、心の内に、おのずか
らモラルが確立され、善の王道を歩むことができよう。当然、そこからは、人の不幸のう
えに、自分の幸福を築こうという発想は出てこない。
 今日、モラルの低下が指摘されて久しく、いじめや迷惑行為、不正行為も、後を絶たな
い。その防止のためには、法律などによる外からの規制の強化が必要な面もあろうが、よ
り根本的な解決のためには、モラルの規範となる確たる法理を、人間の心に打ち立てるこ
とである。つまり、人の目は、ごまかすことができたとしても、生命の因果律からは、誰
人も、決して逃れることはできないという思想の確立こそが不可欠であり、喫緊の課題と
いってよい。
 人間は、この法理のもとに、よき人生を築こうと努力するなかで、人格も磨かれていく
のである。ゆえに、仏法者とは、輝ける人格の人でなければならない。
 文豪トルストイは、「真の、真面目な生活とは、ただ、自覚された最高の法によって進む
ものだけである」(注=2面)と記している。
 山本伸一は、仏法の因果の理法を確認したあと、信仰の意味について言及した。
 「人それぞれの宿命があり、人生には、事業の失敗や病気など、さまざまな試練があり
ます。その烈風にさらされた時、ともすれば”もう駄目だ”とあきらめ、無気力になった
り、自暴自棄になったりしてしまう。そこに”不幸の習性”をつくりあげる罠がある。こ
れが怖いんです。
 信心というのは、その”不幸の習性”という鎖を断ち切る、不屈の挑戦の力なんです。
 試練に直面した時に、”こんなことでは負けないぞ! 今こそ宿命を転換するんだ!”
と、敢然と挑み立つ勇気を湧かせていくための信仰であることを知ってください」
 最後に伸一は、皆が、健康・長寿で、信仰の喜びを満喫した人生を送ってほしいと念願
し、話を結んだのである。

350 :七日後の:2014/12/08(月) 14:21:12.92 ID:HxJdo6QC0.net
共戦 46

 山本伸一は、山口文化会館の開館記念勤行会のあと、山口大学の大学会メンバーとの懇
談会に参加し、夕刻、車で外出した。
 山口県の幹部から、地元の誇りでもある菜香亭を、一度、訪問してほしいと言われてい
たのである。
 菜香亭は、明治の創業以来、百年以上の伝統をもつ料理屋である。名づけ親の井上馨を
はじめ、木戸孝允や伊藤博文、山県有朋といった明治の元勲も足跡をとどめている。
 そして、ここの調理師の一人が、学会員であるというのだ。伸一は、その調理師の壮年
を励ましたかった。また、文化会館の管理者など、陰の力となって会館を支えてくれてい
る人たちを慰労するため、菜香亭で一緒に食事をすることにしたのである。
 菜香亭の建物は、明治初期の建築で、太い柱と高い天井が威風を放ち、磨き込まれた長
い廊下が伝統の輝きを感じさせた。部屋には、元勲らの書を収めた扁額があった。
 伸一は、庭の青葉を眺めながら、この五月が、木戸孝允の没後百年であることを思い起
こした。木戸は、吉田松陰に師事し、師の志を継いで明治維新を成し遂げた一人である。
 伸一の脳裏には、戸田城聖と、松陰について語り合ったことが、懐かしく蘇った。
 戸田は、よく、「一人の松陰、死して、多くの松陰をつくったのだ」と語っていた。
 松陰は、刑死の数日前、弟子たちへの手紙で、自分の死を悲しむなと訴え、「我れを知る
は吾が志を張りて之れを大にするに如かざるなり」(注=2面)と記している。
 私の心を知るということは、私と同じ志を掲げて、さらに、それを大きく実現していく
ことであると述べているのだ。彼の弟子たちは、この師の期待を、裏切らなかった。
 学会も、伸一をはじめとする弟子たちが、広宣流布という戸田城聖の志を受け継ぎ、実
現してきたからこそ、大いなる発展があった。
 伸一は今、自分の志を受け継ぐ真の弟子たちが、この山口の天地から陸続と育ってほし
いと、心の底から思い、願うのであった。

351 :七日後の:2014/12/08(月) 14:21:50.91 ID:HxJdo6QC0.net
共戦 47

 五月二十一日、山本伸一は、朝から、揮毫の筆を執り続けていた。あの人も、この人も
励ましておきたいと思うと、作業は、際限なく続いた。妻の峯子は、伸一が揮毫した書籍
や色紙を受け取っては、手際よく並べて、墨を乾かしていった。
 この日の午後、彼は、四月に落成した徳山文化会館を訪問し、山口広布開拓二十周年を
祝う記念勤行会に出席する予定であった。
 作業が一段落し、急いで昼食を取り始めた時、地元の幹部が告げた。
 「山口開拓指導の折、先生の話を聞いて入会した桃田ミツさんと、ご主人の吉太郎さん
という高齢のご夫妻が、訪ねて来ております」
 「お会いします。よく存じ上げています」
 彼は箸を置くと、夫妻と会い、肩を抱きかかえるようにして会館の庭を歩いた。
 「生命を結び合った共戦の同志を、私は、生涯、忘れません。私たちは、広宣流布の三
世の旅路を、こうして、いつまでも一緒に歩いていくんです」
 創価の師弟、創価の同志とは、広宣流布の久遠の契りに結ばれた仏子の結合である。ゆ
えに、その絆は、何よりも固く、強い。
 伸一は、夫妻と記念のカメラにも納まり、固い握手を交わして見送った。彼らの目には、
三世の広布旅を誓う、涙が光っていた。
 「さあ、時間だね。出発しよう!」
 夫妻を激励した伸一は、そのまま車で小郡駅に行き、新幹線で徳山駅に向かった。二十
年ぶりの徳山訪問である。
 午後一時半前、徳山文化会館に到着すると、十人ほどのメンバーが出迎えてくれた。皆、
見覚えのある人たちであった。
 「しばらくぶりだね!」
 伸一が言うと、同行していた中国方面の責任者である副会長が、一人の壮年を紹介した。
 「こちらが、大山寿郎さんです。山口開拓指導で、先生が徳山で泊まられ、拠点になっ
た『ちとせ旅館』の息子さんです。その時に、お母さんと一緒に入会しております」
 「よく覚えています。学生さんだったね」

352 :(-_-)さん:2014/12/08(月) 15:11:28.13 ID:zinkMbC60.net
とろみが旨味 広東酸辣湯麺 

このカプ麺うまい

353 :(-_-)さん:2014/12/08(月) 15:32:54.06 ID:zinkMbC60.net
ちらっと読むとぞっとする

354 :(-_-)さん:2014/12/08(月) 15:39:49.26 ID:zinkMbC60.net
部屋の中掃除しただけでつかれた_________________

355 :七日後の:2014/12/08(月) 17:26:00.85 ID:HxJdo6QC0.net
     \     
共戦 48

 山本伸一が、山口開拓指導で徳山入りし、「ちとせ旅館」を訪れたのは、一九五六年(昭
和三十一年)十一月のことであった。
 その夜、この旅館で座談会が行われることになっていた。
 夕刻、女将の大山ツネが厨房にいると、背広姿の、きちんとした身なりの青年があいさ
つに来た。伸一である。
 「このたびは、大勢で押しかけ、大変にお世話になります。ご迷惑にならぬよう、細心
の注意を払ってまいりますが、何かございましたら、遠慮なく、おっしゃってください。
よろしくお願いいたします」
 実は、女将は、最初、たくさんの客が入ったことを喜んでいたが、出入りが激しいこと
から、いささか閉口していたのだ。しかし、伸一の礼儀正しさに驚き、?この人たちなら、
何も問題はないだろう?と、安堵に胸を撫で下ろしたのである。
 誠実さは、礼儀正しい振る舞いとなり、そこから信頼が生まれるのである。
 この夜の座談会には、女将も派遣メンバーに誘われて、参加する約束をしていた。とい
っても、冷やかし半分で、女性の従業員と一緒にのぞいてみることにしたのだ。
 夜、仕事が一段落すると、彼女は、座談会に顔を出した。
 なんと、中心で話をしているのは、あいさつに来た、あの青年であった。
 実に堂々としており、その声には、強い確信があふれていた。
 伸一は、宿命転換の直道は、真実の仏法にあることを訴えたあと、女将に声をかけた。
 「女将さんも、何か、悩みがおありなのではありませんか」
 「息子が、来春、大学を卒業するんですが、まだ、就職が決まっていないんです。今は、
それが最大の悩みです」
 もともと勝ち気な性格であり、悩みなど、人に語ったことはなかったが、つい相談した
くなって、口に出してしまったのである。言ったあとで、?しまった!?と思った。

356 :七日後の:2014/12/08(月) 17:26:36.93 ID:HxJdo6QC0.net
共戦 49

 山本伸一は、女将の大山ツネに尋ねた。
 「子どもさんは、お一人ですか」
 「はい。一人息子です。夫がおりませんもので、私が一人で育ててきました」
 「ご苦労されたんですね。そのご苦労が報われ、努力した人が、必ず、幸せになれる道
を教えているのが仏法なんです。
 仏法は、幸福への航路を示す人生の羅針盤といえます。運命に翻弄されて、道に迷って
いては損です。女将さんも、一緒に信心に励んで、幸せになりましょうよ」
 女将は、「はい!」と言って頷いた。女性従業員も一緒に信心することになった。
 大山ツネは、かつて、満州(現在の中国東北部)で、建築技師の夫と、幸せな家庭生活
を送っていた。一九三四年(昭和九年)には息子の寿郎も生まれ、未来は希望にあふれて
いた。
 しかし、その翌年、突然、夫が「馬賊」と呼ばれていた略奪を繰り返す集団に拉致され、
戻って来ることはなかった。
 やむなく、三六年(同十一年)に息子と二人で彼女の故郷の山口県に引き揚げ、母子で
暮らした。身を粉にして働きに働いて、小料理屋を開き、苦労してためた金で旅館を買い
取った。その喜びも束の間、旅館は、空襲で灰燼に帰してしまった。
 戦後、苦闘の末に、旅館を再興し、女手一つで子どもを育てた。大学にも進ませ、いよ
いよ卒業という時になって、その息子の就職が決まらないのである。
 彼女は、息子の就職もさることながら、苦労を重ねて、幸福をつかみかけると、決まっ
て、砂が崩れるように消えてしまう、自身の運命に強い不安を感じていた。人には、動じ
ぬ素振りを見せてきたが、内心は、人生の変転に怯えていたのだ。それだけに、「幸せにな
りましょうよ」という伸一の言葉が、心に突き刺さったのである。
 人は皆、幸せになる権利をもっている。幸せになるために生まれてきたのだ。そして、
それを実現するための信心なのだ。

357 :七日後の:2014/12/08(月) 17:27:15.71 ID:HxJdo6QC0.net
共戦 50

 入会を決意した大山ツネは、息子の寿郎にも入会を勧め、母子で共に信心を始めた。
 寿郎は、それから一週間ほどして、鉄鋼会社に、就職が内定した。これが、大山親子に
とって、初信の功徳となったのである。
 山本伸一が二度目に「ちとせ旅館」を訪れた時、寿郎は、母親と一緒に伸一の部屋にあ
いさつに行った。
 その時、伸一は、「常に、しっかり勉強していくんだよ」と語り、社会で勝利していくこ
との大切さを訴えた。
 大山ツネは、一九七二年(昭和四十七年)に他界するまで、地域に深く根を張り、徳山
広布の推進力となってきた。
 伸一と初めて会って以来二十年、息子の寿郎は、既に結婚し、職場の第一人者となって
いた。彼は、東京本社に勤務していたが、会長の伸一が故郷の徳山を訪問すると聞いて、
感謝の思いから、伸一を迎えようと、妻子と共に駆けつけてきたのである。
 伸一は、徳山文化会館で出迎えてくれた人たちに言った。
 「山口開拓指導で信心した人たちが、頑張っているのが嬉しいね。これからも、地域広
布の先駆けになってください。広宣流布の道は、身近なところから開いていくんです。
 地域広布は、いつか誰かが、してくれるものではない。自分が立つ以外にありません。
 私は、アパートに住んでいた時には、隣の方から仏法対話をしたし、山口開拓指導の時
も、知り合った身近な人たちに、どんどん仏法を語っていきました。常に、一人でも多く
の人に仏縁を結ばせたいとの思いで、粘り強く、妙法を語り抜いてきました」
 側にいた、県長の梅岡芳実が言った。
 「先生の出られた座談会では、参加していた何人もの友人が、一同に入会を希望したと
の話を、よく伺います」
 「そういうこともあったが、折伏は、そんなに簡単なものじゃないよ。反発して怒鳴り
だしたりする人もいた。でも、誠実を尽くして語れば、その言葉は心に残ります」

358 :七日後の:2014/12/08(月) 17:28:03.39 ID:HxJdo6QC0.net
共戦 51

 山本伸一が記念勤行会の会場に入ると、皆が大きな拍手で彼を迎えた。
 最前列に、メガネの奥の目を潤ませ、盛んに拍手を送る、着物姿の年配の婦人がいた。
山口開拓指導で山本伸一から仏法の話を聞き、ほどなくして入会し、草創期の徳山で支部
婦人部長として活躍してきた、山村年子であった。
 ──一九五六年(昭和三十一年)十一月、彼女は、伸一が出席して行われた徳山の座談
会に参加した。もともと病弱で、長年、喘息にも苦しみ、さまざまな薬の副作用からか、
顔のむくみが引かなかった。こんにゃくの製造・販売業を営む夫の事業も不振で、彼女も
金策に駆けずり回る毎日であった。
 座談会で伸一は、山村に声をかけた。
 「どうぞ、前にいらしてください」
 山村は、宗教自体、信じる気にはなれなかった。”どうせ、うさんくさい話をするんだ
ろう。徹底して反論してやろう”と思いながら、前に進み出ていった。
 「奥さん、何か、悩みをかかえていらっしゃるんじゃありませんか」
 日々、悩みだらけである。それを見透かされたような気がして、しゃくに障った。
 「べつに、悩みなんかありませんよ!」
 伸一は、笑顔を向けると、「なぜ、正しい信仰が必要か」「仏法とは何か」などを、諄々
と語っていった。
 山村は、内心、その話に納得した。しかし、同時に、”負けてなるものか!”という気
持ちが、むくむくと頭をもたげてきた。
 理性ではよいとわかっていても、感情的な反発が生じ、行動に移せないことがある。し
かし、その感情をコントロールし、勇気をもって、進歩、向上のための第一歩を踏みだす
ことから、幸福への歩みが始まるのだ。
 伸一は、話し終えると、山村に言った。
 「ご病気ではありませんか? 病を乗り越えていくには、御本尊に題目を唱え、生命力
をつけていくことが最も大事です。信心をなさってみてはいかがですか!」

359 :七日後の:2014/12/08(月) 17:28:36.43 ID:HxJdo6QC0.net
共戦 52

 山村年子は、山本伸一を一瞥し、鼻先で笑うようにして尋ねた。
 「では、お聞きしますけど、御本尊というのは紙ですよね。紙に字が書いてあるだけの
ものに、なぜ、そんなに力があるんですか」
 伸一は、真心を込めて語っていった。
 「紙でも、大きな力をもっているではありませんか。五万円、十万円の小切手を、『これ
は紙だ』と言って、捨てますか。届いた電報に『ハハキトク』とあったら、紙の文字でも、
平気ではいられなくなるでしょう。
 地図も紙です。正しい地図を信じて歩みを運べば、目的地に行けるではありませんか。
幸福を確立する生命の力を開くための、信仰の根本となる対象が御本尊なんです」
 彼は、多くの例を挙げて訴えていった。
 「山本室長。時間です。これ以上、遅れると、次の座談会に間に合わなくなります」
 同行している幹部に促され、伸一は、やむなく腰をあげた。部屋を出る時にも、もう一
度、山村に呼びかけた。
 「信心して、幸せになってください」
 彼女は、返事をしなかった。心のなかでは、伸一に、なんとも言えぬ温かさを感じ、信
心しようという思いは、ほぼ固まっていた。でも、信心すると言えば、”負け”を認める
ような気がしたのだ。
 しばらくして彼女は入会した。伸一をはじめ、学会員の鼻を明かしてやりたいと思い、
御本尊の力を試してみることにしたのだ。
 一週間は、真剣に唱題し、次の一週間は、やめてみた。結果は、あまりにも明白であっ
た。題目を唱え始めた日から、喘息の発作はピタリと治まった。唱題をやめると、死ぬの
ではないかと思うほど激しい発作が起こり、顔が別人のようにむくんでしまった。
 ”御本尊様の力は、よくわかりました! 信じますから、病気を治してください”
 山村は御本尊に、ひたすら詫びた。
 御書に「道理証文よりも現証にはすぎず」(一四六八p)と仰せのように、厳たる現証に、
山村は、信心に目覚めたのである。

360 :七日後の:2014/12/08(月) 17:29:10.94 ID:HxJdo6QC0.net
共戦 53

 信心の現証を痛感した山村年子は、一途に学会活動に励むようになった。ある時、大阪
に住む学会員の知人から、山本伸一が関西を訪問することを聞いた。
 山村は、”ぜひ、室長にお会いして、徳山の座談会での失礼をお詫びしたい。また、入
会後、病も乗り越えたことを報告したい”と思い、関西本部に伸一を訪ねた。
 「山村さんでしたね。あなたのことは、よく覚えていますよ。信心し、健康になられて
本当によかった。立派になりましたね」
 彼女は、自分のことを覚えていてくれたことが嬉しかった。
 「あの時の座談会では、反発ばかりして、申し訳ございません。もともと、人に負けた
くないという心が強い性格なんです」
 伸一は、笑いながら語った。
 「それを仏法では、修羅の生命と説いているんです。外見は立派そうでも、内心では、
”常に人よりも勝っていたい”と思い、他人を自分より下に見て軽んずる。その『勝他の
念』が修羅の本質です。
 そして、虚勢を張ったり、地位や権力を誇示して、自分を偉く見せようとする。また、
自分より優れ、名声や尊敬を集めている人がいると、憎み、嫉妬する。
 日蓮大聖人は、『諂曲なるは修羅』(御書二四一p)と言われている。『諂曲』というのは、
自分の心を曲げて、人に媚びへつらうことです。修羅は、驕り高ぶってはいても、本当の
力も、自信もないから、強大な力の前では、不本意でも、ひれ伏し、媚びへつらう。本質
は臆病なんです。ずるいんです。
 実は、そこに、自分を不幸にしていく要因がある。その生命と戦っていく力が、仏法な
んです。
 広宣流布の大願に生きるならば、自分に打ち勝つ力が湧きます。その時、修羅の生命は、
仏界所具の修羅界、菩薩界所具の修羅界となって、悪を打ち破る大力となり、常勝への執
念となります。
 ともかく、信心は素直に頑張るんですよ」

361 :七日後の:2014/12/08(月) 17:29:43.03 ID:HxJdo6QC0.net
共戦 55

 山本伸一の指導は、信心の基本姿勢に及んでいった。
 「日蓮大聖人は、人間の不幸の最大の原因は、煎じ詰めるならば、正法誹謗、すなわち
宇宙の根本法である南無妙法蓮華経への誹謗であると、明快に結論されている。同時に、
幸福への直道は、南無妙法蓮華経への信仰にあることを明らかにされています。
 そして、過去の罪障を消滅し、絶対的幸福境涯を確立していくための、究極の当体とし
て、御本尊を顕されました。その御本尊に直結し、広宣流布に生き抜いていくならば、一
生成仏は間違いない。その道を教え、正しく実践しているのは、世界中で創価学会しかな
いことを、私は断言しておきます。
 しかし、御本尊がいかに偉大であっても、持つ人の信心が弱ければ、功徳は出ません」
 ここで、伸一は、「『必ず心の固きに仮って神の守り則ち強し』云云、神の護ると申すも
人の心つよきによるとみえて候、法華経はよきつるぎ(剣)なれども・つかう人によりて
物をきり候か」(御書一一八六p)との御文を拝した。
 「妙楽大師は『必ず心が堅固であってこそ神の守護も厚い』と述べている。これは、諸
天善神の守護といっても、人の心の強さによるということである。法華経は、よい剣であ
るが、その切れ味は、使う人によるのである──との意味であります。
 この御文は、自身の信心の強さが、守護する諸天善神の働きを引き出すことを説かれた
重要な御指導です。いくら御本尊を受持していても、何かあったら、すぐに揺らぐような
信心では、諸天の加護はありません。
 たとえば、病気になったりすると、”信心しているのになぜ?”と、現象に惑わされ、
御本尊を疑う人がいます。しかし、生身の人間である限り、病気にもなります。
 もし病気になったとしても、不退の信心を貫き、強靱な生命力を涌現し、自らを蘇生さ
せていくための信心なんです。目的は、何があっても負けない自分をつくることにある」

362 :七日後の:2014/12/08(月) 17:30:15.51 ID:HxJdo6QC0.net
共戦 56

 山本伸一が、心の強さを強調したのは、日蓮仏法は、いわゆる”おすがり信仰”ではな
く、”人間革命の宗教”であることを、訴えておきたかったからである。
 最後に、彼は、「信心の血脈なくんば法華経を持つとも無益なり」(御書一三三八p)と
の御文を拝した。そして、日蓮大聖人の仰せのままに、広宣流布に邁進する創価学会にこ
そ、信心の血脈があることを力説し、結びとしたのである。
 勤行会終了後、伸一は、中国方面の青年部の代表と、徳山駅前のレストランで食事をし
ながら懇談した。
 彼は、二日前に、広島などから山口文化会館に応援に来ていた青年部の職員を、地元に
帰すように指示した。他県のメンバーを交えずに、山口県の職員や青年たちを、直接、訓
練したかったからである。
 しかし、帰って行った青年たちが、どんなに寂しい思いをしていたか、彼は痛いほどわ
かっていた。だから、そのメンバーも、徳山での懇談会に招いていたのである。
 伸一は、食事のマナーなどを、青年たちに教えながら、共に食卓を囲んだ。
 食事のあとも、レストランの和室で、さらに、青年部の代表と語り合った。
 彼は、女子部の幹部に言った。
 「みんなも、やがて結婚し、婦人部に行くでしょう。子育てに追われ、生活に疲れ果て
ることもあるでしょう。また、第一線の組織活動で、苦労することもあるでしょう。しか
し、自分は、女子部員のリーダーであったという、誇りと気概を忘れないことです。
 ”私は、大事な学会の組織を託された!””自分を慕ってくれた人たちがいる!”とい
うことを忘れず、自身の原点として、頑張り抜いていくんです。女子部時代に、中核とし
て信心に励んだ功徳、福運は大きい。だから、途中、いかに辛いこと、大変なことがあっ
ても、信心を貫いていけば、必ず幸せになれます。人生の大勝利者になれます」
 魂を注ぐ思いで、伸一は訴えていった。

363 :七日後の:2014/12/08(月) 17:31:06.03 ID:HxJdo6QC0.net
共戦 57(必読)

 山本伸一は、中国方面の男子部幹部には、こう語った。
 「どこまでも師匠に、また、学会本部に呼吸を合わせ、その指導通りに進んでいくこと
が大事です。学会の正道を歩み、自分を鍛え抜いて、大きく成長していくんです。
 それを、自分勝手に、やりやすいように、組織を動かしていこうとすれば、自分も組織
も、広宣流布の軌道から離れ、必ず空転してしまうことになる。
 我見で組織を動かそうとすると、まず、人事が公正さを欠くようになる。そして、なに
かと自分に便宜を図ってくれるような人ばかり取り立てて、周りに集める。
 その結果、信心で結ばれているはずの学会の組織が、”親分・子分”のような、歪んだ
関係になっていく。それは、組織利用です。仏意仏勅の団体である創価学会を内側から蝕
む、師子身中の虫に等しい行為です。学会の世界には、世間の派閥のようなものがあって
は、絶対になりません。
 ところが、伸び悩んでいる組織や、信心がすっきりしていない感じの組織というのは、
つぶさに見ていくと、そういう問題をかかえていることが多いんです。
 したがって、人事を検討する人たちは、皆が強い責任感をもって、徹して厳正に行うこ
とです。人事がいい加減であったり、失敗すれば、学会の破壊につながっていくことを忘
れないでください」
 伸一は、未来のために、力の限り語り続けた。青年の一言の発言、一つの振る舞いを契
機に、激励、指導が、堰を切ったように、彼の口からあふれた。
 「青年は、苦労して、力をつけていくんだよ。青年の最大の敵は、”学歴がない”とか、
”貧しいから”とか言って、自己を卑下する心をもつことだ。広宣流布という最高最大の
大志に生きる創価の青年は、常に前向きに、無限の挑戦を続けていくんだ!」
 激励に次ぐ激励を重ね、伸一が車で徳山を出発したのは、午後八時過ぎであった。

364 :七日後の:2014/12/08(月) 17:31:52.32 ID:HxJdo6QC0.net
共戦 58

 山本伸一の乗った車は、徳山から山口文化会館へ向かった。三、四十分したころ、同乗
していた妻の峯子が言った。
 「防府の人たちが、会館に集まっていらっしゃるそうですよ」
 峯子は、中国婦人部長の柴野満枝から、そう聞いていたのである。
 車を運転してくれている人の話では、防府会館は、ここから数分であるという。
 「行こう! 短時間でも、全力で励まそう。みんな待ってくれているんだもの……」
 防府会館にいた人たちは、?山本先生に、防府にも来ていただきたい?との思いで、集
って来た人たちであった。しかし、午後八時半を回ったことから、帰途に就こうとしてい
たのである。その時、乗用車が止まった。
 「こんばんは!」
 玄関に、伸一の笑顔があった。その後ろには、峯子の姿もある。歓声があがった。
 小さな木造の会館である。会館に入ると、伸一は尋ねた。
 「勤行しても、周囲に声は漏れませんか」
 「雨戸を閉めれば大丈夫です」
 「雨戸を閉めて、短時間、小声でいいから、勤行をしましょう。皆さんのご健康とご長
寿、ご一家の繁栄を祈念したいんです」
 勤行を終えると、伸一は、部屋に置かれていた電子オルガンに向かった。
 彼は、「私の、せめてもの皆さんへのプレゼントです」と言うと、音量を絞って、「厚田
村」や「熱原の三烈士」など、次々と演奏していった。
 「皆さんは、ずっと待っていてくださったんでしょ。その”真心”に応えたいんです。
世間は”打算”ですが、信心の世界、学会の世界は”真心”なんです。
 広宣流布をめざして、師匠と弟子の、同志と同志の、心と心がつながってできているの
が、創価学会です。だから、学会は、組織主義ではなく、人間主義の団体なんです。そこ
に学会の強さがある。その清らかな精神の世界を守るために、私は戦っているんです」

365 :(-_-)さん:2014/12/08(月) 21:33:14.38 ID:zinkMbC60.net
私の戦闘力は530000です ですがもちろんフルパワーであなたと戦う気はありません

366 :(-_-)さん:2014/12/11(木) 05:27:21.35 ID:w+7+muwl0.net
http://asdlkj43.blog.fc2.com/

367 :七日後の:2014/12/11(木) 18:10:51.81 ID:GJZP4On50.net
共戦 59

 山本伸一は、集った人たちに、視線を巡らしながら語った。
 「このたび、山口市と徳山市に文化会館ができましたが、防府は、あくまでも山口創価
学会の原点の地です。山口広布の原動力となる地であります」
 伸一が第三代会長に就任した一九六〇年(昭和三十五年)五月三日、山口支部が結成さ
れ、その支部事務所が置かれたのは防府であった。さらに、六五年(同四十年)、防府会館
が誕生すると、同会館は、県の事務機能の中心となってきたのである。
 また、歴史的にも防府は、山口県南部、東部を占める周防国の国府として栄えてきた。
 伸一は、言葉をついだ。
 「どうか防府の皆さんは、”自分たちこそ、山口創価学会の中心である””ここは山口
の人びとを幸福にしていく原点の場所である”との誇りをもって進んでください」
 アルメニアの詩人イサアキャンは、「何があろうとも、人間よ、誇り高くあれ」(注)と
詠っている。
 誇りは、人間の魂を貫く背骨である。誇りある人は強い。誇りある限り、いかなる困難
にも、挫けることはない。
 伸一は、ひときわ、力強い声で言った。
 「本日は、万感の思いを込めて、防府の皆さんに、句をお贈りしたいと思います。
  
  広宣の
    原点ここなり
        防府城
  
 皆さんは、その意義深き防府に出現した、如来の使いです。地涌の菩薩です。そして、
信頼する不二の師弟です。その誇りを胸に、勇んで広布の道を走り抜いてください。
 では、また、お会いしましょう!」
 短時間であったが、防府の友にとっては、忘れ得ぬ、ひと時となった。
 伸一が山口文化会館に着いたのは、午後十時近かった。

368 :七日後の:2014/12/11(木) 18:11:17.63 ID:GJZP4On50.net
共戦 60

 五月二十二日──山本伸一の山口訪問の最終日である。彼は、この日の午後四時に、北
九州へ向かうことになっていた。
 この日の午後、山口文化会館で、「山口広布功労者追善法要」が行われた。
 伸一は、導師を務め、広宣流布の開拓者の方々に、懇ろに追善回向の題目を送った。
 席上、故人の代表に「名誉副理事長」などの名誉称号が贈られ、伸一のあいさつとなっ
た。
 「本日、追善申し上げた功労者の方々は、日蓮大聖人の仰せ通りに、仏法にすべてを捧
げ、広宣流布の礎となられた、立派な地涌の菩薩であり、まことに尊い仏であります。
 ご遺族の方々は、この名誉ある道を歩んだ先覚者の遺志を、必ず継承していってくださ
い。その意味から、ご自分を、単なる『遺族』と考えるのではなく、南無妙法蓮華経とい
う宇宙根源の法を持った、広宣流布の『後継者』であると、強く自覚していっていただき
たいのであります。
 また、ただ今、故人に対して名誉称号を贈らせていただきましたが、これは、世間によ
く見られるような権威の象徴ではありません。御本仏・日蓮大聖人の御聖訓のままに信・
行・学を貫いた、仏法上の厳然たる証拠としての称号であります。
 したがって、これを軽視することは、妙法広布に生きた、故人の尊い足跡をないがしろ
にすることに通じます。ご遺族は、この称号を、最高の誉れとし、後継者として信仰の大
道を歩み、故人の遺徳を証明していってください。それがまた、一家、一族に大きな功徳
の花を咲かせることは間違いありません」
 ここで伸一は、「広宣流布に戦い、殉じた人は、いったい、どうなっていくか。それを大
聖人は端的に記されています」と言って、「千日尼御返事」の一節を拝した。
 「されば故阿仏房の聖霊は今いづくにか・をはすらんと人は疑うとも法華経の明鏡をも
って其の影をう(浮)かべて候へば霊鷲山の山の中に多宝仏の宝塔の内に東む(向)きに
をはすと日蓮は見まいらせて候」(御書一三一九p)

369 :七日後の:2014/12/11(木) 18:11:50.57 ID:GJZP4On50.net
共戦 61

 千日尼は、日蓮大聖人が佐渡流罪中に、夫の阿仏房と共に帰依したとされている。
 その千日尼に対して、大聖人は、「亡くなった阿仏房の聖霊は、法華経の明鏡に照らして
見るならば、霊鷲山にある多宝仏の宝塔の中で、東向きに座っておられると、日蓮は見て
いる」と述べられている。
 山本伸一は、この御文を通して、確信をもって訴えていった。
 「霊鷲山とは、インドにある山の名前で、釈尊が法華経を説いた場所です。その霊鷲山
の多宝仏の宝塔とは、生命論のうえから結論して言うならば、御本尊のことであります。
 妙法広布に活躍するわれら地涌の勇者は、死後は御本尊にいだかれ、未来世は、ずっと、
東天に朝日が昇るように、生き生きと生命力豊かに、御本尊と共に生まれてくるのであり
ます。
 つまり、広宣流布という未曾有の聖業に、尊い生涯を捧げた人の生命は、この地球上に、
または、この地球と同じような国土に生まれ、大歓喜のなか、広宣流布のために活躍して
いけることは間違いありません。
 また、戸田先生は、『亡くなった人には、題目を唱えて祈念する以外に何も通じないのだ』
と、よく言われていた。妙法とは、この大宇宙において生命と生命をつなげていく、いわ
ば電波のような働きといえます。
 この意味からも、力強い題目を唱えることが肝要です。生命力を満々とたたえた皆さん
の題目によって、諸精霊が威光勢力を増し、それによって、追善した自身の威光勢力も、
増していくのであります。この生命の交流を先祖無数の方々につなげていくのが、われわ
れの追善法要の意味といえます。
 本日の厳粛な儀式を、先覚の同志も、心から喜んでいるものと確信いたします。
 私どもは、単に哀悼の感情にひたり、故人を回向するのではなく、強盛なる信心で、妙
法の不可思議なる生命の力を確信し、故人と共に、三世にわたって、勇んで広宣流布の道
を歩んでまいろうではありませんか」

370 :七日後の:2014/12/11(木) 18:12:39.14 ID:GJZP4On50.net
共戦 62

 追善法要に続いて、山本伸一は、「山口未来会」の三十人ほどのメンバーと懇談会をもっ
た。三年前に結成され、年長の人は、既に大学生になっていた。
 伸一は、最初に皆と記念撮影したあと、一人ひとりに言葉をかけながら、信心は、持続
が大切であることを訴えた。
 「高校生ぐらいまで純粋に信心に励んでいても、大学生になって、さまざまな誘惑に負
け、自分を磨くことをやめて、遊びほうけてしまう人もいる。
 また、大学時代まで一生懸命に頑張って、一流企業に就職する。すると、自分が偉くな
ったような気になって、貧しいなかで懸命に学会活動に励む同志の偉大さがわからなくな
ってしまう。そして、庶民を蔑むようになり、学会から離れていった人もいます。
 君たちには、そんな生き方をしてほしくないんです。諸君が守るべきは、民衆です。最
も苦労し抜いてきた学会員です。その使命を果たすための未来会です。
 どうか、年々歳々、広宣流布への情熱を燃え上がらせていってください」
 メンバーの瞳が、凛々しく輝いていた。
 山口文化会館の庭には、北九州へ出発する伸一を見送ろうと、多くの同志が詰めかけて
いた。それを聞くと、伸一は、皆を大広間に案内するように指示した。時刻は午後三時半
を回っている。四時には、出発しなければならない。しかし、彼は大広間に向かった。
 「これから一緒に題目を唱えましょう。特別唱題会です。皆さんの願いが、すべて叶う
ように、私も、しっかりとご祈念します」
 法のため、同志のために、自身の生命を削らずしては、広宣流布の開拓はできない。わ
が身を燃やして、皆の魂に不退の火をともしていくのだ。伸一は自らの行動を通して、そ
れを伝えたかったのである。また、そこに、「第二の山口開拓指導」の眼目があった。
 唱題が終わると、彼は言った。
 「さあ、今度はピアノを弾きます!」
            
(この章終わり)

371 :(-_-)さん:2014/12/12(金) 09:31:04.41 ID:XW7Q759qO.net
引きこもりになるために生まれてきた|≡≡≡ヽ(*´ω´)ノ
引きこもりになるために生まれてきた|ドア|o(・ω・)o|Ю.:°+
引きこもりになるために生まれてきた≡ε=ε=ヽ(=°ω°)=°ω°)ノ

372 :(-_-)さん:2014/12/12(金) 11:02:20.73 ID:XW7Q759qO.net
引きこもりになるために生まれてきた
ヒキコウモリだお(^o^)

373 :七日後の:2014/12/12(金) 12:16:59.05 ID:PcFDIvUo0.net
人材城 1

 ”人材を見つけよう! 人材を育てよう! 人材の創価城を築こう!”
 山本伸一は、そう深く決意しながら、対話と励ましの指導旅を続けた。
 中国・蜀漢の名宰相・諸葛孔明は、「国を治める道は、力を尽くし、優秀な人材を見出し、
登用することにある」(注)との言葉を残している。創価学会の未来もまた、一に、どれだ
け多彩な、たくさんの人材が育成できるかにかかっている。
  
 一九七七年(昭和五十二年)五月二十七日、午後一時半近くに佐賀文化会館を車で出発
した山本伸一は、午後四時前、熊本文化会館に到着した。伸一の熊本県訪問は、八年ぶり
八度目である。
 熊本文化会館は、四月三十日にオープンしたばかりで、外壁に茶色のタイルを施した三
階建て部分と、大広間のある白い二階建て部分からなる美しい会館であった。周囲には、
穂をつけた黄金色の麦畑が広がっていた。
 車を降りた伸一は、出迎えてくれたメンバーに、笑顔で言った。
 「来ましたよ! 皆さんにお会いしにまいりました!」
 庭に設置された石碑に、白布が掛けられているのを見た彼は、「では、すぐに除幕式を行
いましょう」と、熊本県長の柳節夫に語りかけた。
 初代会長・牧口常三郎の「一人立つ精神」をはじめ、歴代会長の文字を刻んだ石碑、熊
本文化会館の由来の碑が次々と除幕された。
 「じゃあ、県の青年部長! この碑文を皆さんに読んで差し上げて!」
 突然の指名であった。県青年部長の勝山平八郎は、驚き慌てた。しかし、「はい!」と言
って、碑の前に進み出た。既に、この時から、伸一の、青年への育成が始まっていたのだ。
 由来を読む勝山の、大きな声が響いた。
 「熊本文化会館 由来
 懐かしき雄大なる阿蘇の噴煙……」

374 :七日後の:2014/12/12(金) 12:18:50.81 ID:PcFDIvUo0.net
 人材城 2

 熊本県青年部長の勝山平八郎は、山本伸一に指名され、会館の由来を三行ほど読んだ時、言葉がつかえた。
 「法旗翩翻と」の「翩翻」の読み方が、頭に浮かんで来ないのだ。思い出すまでに、二、三秒かかった。
 さらに、その数行あとの「聳ゆ」でつまずき、最後の段落の「冀くは」で、また、口ごもってしまったのである。
 読み終わった勝山の額には、汗が噴き出ていた。
 伸一は、勝山に言った。
 「県青年部長が、会館の由来も、朗々と読めないのでは、みっともないよ。県の中心会館となるのが熊本文化会館なんだから、
 碑文は事前によく読んで、しっかり、頭のなかに刻みつ けておくんです。急に言われて、上がってしまったのかもしれないが、そういう努力、勉強が大事なんです。
 戸田先生の、青年に対する訓練は、本当に厳しかった。『勉強しない者は、私の弟子ではない。私と話す資格もない』とさえ言われていた。
 お会いした時には、必ず、『今、なんの本を読んでいるんだ』とお聞きになる。いい加減に、本の名前をあげると、
『では、その作品は、どんな内容なんだ。内容を要約して言いなさ い』と言われてしまう。ごまかしなんか、一切、通用しませんでした。
 戸田先生が厳愛をもって育んでくださったおかげで、今日の私があるんです。
 青年は、未来のために、どんなに忙しくても、日々、猛勉強するんだよ」
 青年部のメンバーは、全員が創価学会の後継者であり、次代の社会を担うリーダーたちである。ましてや、
 県青年部長といえば、各県の青年の要である。県の各界の要人と会い、対話 する機会も少なくない。
 それだけに伸一は、教養を深く身につけ、一流の人材に育ってほしかった。だから、あえて、厳しく指導したのだ。
 彼が、熊本に足を延ばした最大の目的も、青年と会い、青年を指導、激励することにあったのである。

375 :七日後の:2014/12/12(金) 12:19:52.21 ID:PcFDIvUo0.net
人材城 3

 山本伸一は、熊本文化会館で由来の碑の除幕を終え、部屋に入ると、次々に句を詠み、
色紙に認めていった。
 そして、ほどなく、県長ら十人ほどのメンバーと懇談会をもった。
 「皆さんに贈るために、句を詠みました。
 『勝城山 広布の万年 築きたり』
 これは、県長の柳節夫さんに贈ります。
 『勝城山』は、熊本文化会館の別名です。勝利、勝利の熊本県にしていってください。
 『妙の華 勝城山に 薫りけり』
 この句は、県婦人部長の福知山昌江さんに贈ります」
 伸一は、さらに、幾つかの句を詠み上げ、色紙を手渡していった。
 「君よ立て 熊本広布に 馬上舞」
 「懐しき わが友光りぬ 勝城山」
 それから、彼は、皆に語った。
 「立派な文化会館が完成しました。いよいよ立派な人材が育っていかねばならない。
 では、学会の人材の要件とは何か──。
 根本的には、生涯、広宣流布のために生き抜く人です。学会と共に、師弟不二の大道を
歩み続けていこうと決意し、それを実践している人です。
 しかし、人間の心のなかを見ることはできない。一生懸命に頑張っていたとしても、奥
底の一念は、自分が偉くなって権勢を得ようという、野心である場合もあります。
 最悪なケースは、中心幹部が、それを見抜けずに、そういう人たちにおだてられ、乗せ
られてしまうことです。
 もしも、名聞名利の人や、自分のために組織を利用しようという人物に、学会が牛耳ら
れてしまったら、仏法も、学会の精神も踏みにじられてしまう。これほど、恐ろしいこと
はありません。
 ゆえに、リーダーは、一人ひとりの奥底の一念を見極めていく眼をもつことです。そし
て、後輩の根本的な一念が濁ったり、曲がったりしないように、的確に指導し、広宣流布
に生き抜く本物の闘士に育てていくんです」

376 :七日後の:2014/12/12(金) 12:20:44.21 ID:PcFDIvUo0.net
人材城 4

 山本伸一は、熊本の地から、多くの人材が育ってほしかった。それだけに、彼の言葉に
は、熱がこもっていった。
 「先輩幹部が、後輩の奥底の一念を見極めていくには、自身の生命に濁りがあってはな
らない。わが生命の鏡が、曇っていたり、歪んでいたりすれば、一人ひとりを正しく見極
めていくことはできないからです。結局は、我見になり、自分の好き嫌いで、人を見てい
ってしまうことになる。
 ゆえに、常に、唱題第一で、わが生命を磨き抜くんです。そして、御本尊に照らし、御
書に照らし、広宣流布の師匠の指導に照らして、間違いのない、正しく、清浄無比なる信
心を貫いていくんです。
 それでも、人間の奥底の一念は、すぐにはわからないものです。短期間で見極めること
は難しいこともある。しかし、一年、二年と、長い時間をかけて見ていればわかります。
 どんなに表面を装っていても、ふとした時に、驚くような傲慢極まりない言動や、怠惰
な態度が出てしまうものだからです。
 また、人が見ていない時に、何をしているかに、その人の本質が現れます。
 ともかく、人材の根本要件を、一言でいえば、”労を惜しまず、広宣流布の師弟の道に
生き抜く人”ということです」
 人材のとらえ方には、さまざまな角度がある。真面目、誠実、情熱的、忍耐強いなどと
いった性格的な面からの見方もある。また、弁が立つ、行動力がある、感性が豊か、創造
性がある、優れた技能をもっているなど、能力面からの評価もある。さらに、社会的な地
位や立場、学歴、経済力等々の観点もある。
 しかし、どんなに優れた能力をもち、社会的に高く評価される立場にあったとしても、
信心の一念という根本が揺らいでいたのでは、広宣流布の本当の人材とはなり得ない。
 奥底の一念を、”広宣流布のため”という大目的に定めてこそ、性格も、能力も、地位
も、すべてが生かされ、人びとの幸福実現のための大きな力となるのである。

377 :七日後の:2014/12/12(金) 12:21:17.15 ID:PcFDIvUo0.net
人材城 5

 山本伸一は、皆に視線を注ぎながら、言葉をついだ。
 「しかし、入会した時から、広宣流布のために生きようと決意している人は、ほとんど
いないでしょう。皆さんも、最初は、経済苦や病苦などの悩みを解決したくて、信心をし
たはずです。つまり、多くの人は、自分のことばかり考えて信心を始めたといえます。
 でも、先輩から、『広宣流布に生き抜くなかに自他共の幸福があり、しかも、そこにこそ、
最高の幸福、最高の歓喜の人生がある』と教えられ、一生懸命に信心に励むなかで、それ
を実感してきたんでしょう。
 同様に、今度は皆さんが、広宣流布の大願に生き抜こうという、決定した信心の人たち
を育てていくんです。それが、先輩幹部の使命であり、人材育成なんです。
 そのためには、まず、皆さんが、”広宣流布こそ、わが人生”と定め、その一念を赤々
と燃やして、同志を触発していくことです。
 ともあれ、信心大学の優等生こそが、最高の人材であることを忘れないでください」
 彼は、県の幹部らとの懇談会を終えたあと、館内や会館の庭を回った。会館の職員をは
じめ、会う人ごとに言葉をかけたり、一緒に記念撮影するなど、激励を重ねた。
 また、ピロティに置かれた熊本県の立体地図の前で、県長の柳節夫から説明を聞くと、
伸一は語った。
 「この県中の人びとに、どうやって信心を教え、幸せにしていくのか──幹部は、その
ことを常に考え、悩み、祈っていくんです。
 柳さんは、五十代になったと思うが、自分の老後の安泰を第一に考えるのではなく、広
宣流布を根本に考えていくことが大切です。
 それが、県の最高責任者の使命なんです。県の人びとの幸福の実現のために、県長とし
て本気になって戦うならば、自分を超え、大きく境涯を開いていくことができます」
 広宣流布に生きるとは、大きく利他の翼を広げることだ。そして、使命の大空に羽ばた
く時、自身の境涯の飛躍があるのだ。

378 :(-_-)さん:2014/12/12(金) 14:46:56.71 ID:XW7Q759qO.net
ヒキコウモリだよ(^o^)

379 :七日後の:2014/12/12(金) 19:06:14.50 ID:PcFDIvUo0.net
人材城 6

 山本伸一は、午後七時半過ぎからは、会館二階の屋上に造られた庭園で、女子部の職員
らと懇談会をもった。
 彼は、一人ひとりに、ねぎらいの言葉をかけたあと、結婚について語っていった。
 「結婚の時期というのは、人によって違います。早く結婚する場合もあれば、晩婚の場
合もあるでしょう。人それぞれの人生があります。周りの人たちが結婚したからといって、
焦る必要はありません。
 女子部時代には、将来、どんなに大変なことがあっても、決して負けない自分自身をつ
くっておくことが大切なんです。
 若い女性の多くは、恋愛をしている時には、愛する人と結婚さえすれば、幸せになれる
ように思っているかもしれない。しかし、そんなものではありません。
 結婚してしばらくすれば、一時の恋愛感情も冷め、互いの欠点もよく目につくようにな
るでしょう。さらに、ご主人が仕事で行き詰まることもある。また、病に倒れたり、不慮
の事故に遭遇したりすることもあるかもしれません。自分が、そうなってしまうこともあ
ります。あるいは、生まれてきた子どもさんが、病気ということもあるかもしれない。
 皆、さまざまな宿業をもっていますから、何があるかわからないのが人生なんです。で
すから、若い時代に、福運をたくさん積み、宿命の転換に励むとともに、何があっても負
けない心の強さを培うことが大事になる。そのための信心なんです」
 伸一は、女子部員は、一人も残らず、幸せになってほしかった。だからこそ、生涯、学
会から、信心から離れることがあってはならないと、愛娘を諭すような思いで、訴えたの
である。
 「戸田先生は、常に、『女子部は教学で立ちなさい』と言われていた。それは、幸福にな
っていくためには、生命の法理に立脚した人生の哲学が不可欠だからなんです。また、本
当の意味で、女性が人間として自立していく道が、そこにあるからなんです」

380 :七日後の:2014/12/12(金) 19:07:39.33 ID:PcFDIvUo0.net
人材城 7

 かつて、女性は、幼い時は父母に従い、結婚してからは夫に従い、老いてからは子に従
うべきであるとされていた。
 近代の女性たちは、そうした服従の綱を断ち、自立の道を歩もうとしてきた。「女性の世
紀」を展望するうえで大事なことは、その自立の道が、真の幸福の道へ直結していくこと
であろう。
 本当に一つ一つの物事を自分で考え、判断しているだろうか。周囲の意見や、流行、大
勢などに従ってはいないか。それが、何をめざし、どこに向かっていくかを深く考えるこ
ともなく、ただ、みんなから遅れないように、外れないようにと、必死になって追いかけ
て、生きてはいないだろうか。
 本当の幸福は、自分で創り上げていくものだ。誰かから与えられるものではない。自分
の外に求めた幸福は、時とともに、いつか崩れ去ってしまう、束の間の幸福である。
 幸福になるには、「幸せとは何か」を明らかにした「哲学」が必要になる。「哲学」とい
うのは、生き方の根本となる考え方である。
 日蓮大聖人は、教えてくださっている。
 「蔵の財よりも身の財すぐれたり身の財より心の財第一なり」(御書一一七三p)と。
 お金も必要であろう。健康や技能も大事である。しかし、最も大切なのは、心の財、つ
まり、強く、豊かな心だ。
 また、”なぜ、自分の人生は、苦悩ばかりが続くのだ。あまりにも不公平だ”と、暗雲
を仰ぐ思いで宿命を嘆く人もいよう。
 仏法では、生命の因果の理法によって、その原因を明快に説き示している。
 過去世からの自身の言動や心が、宿業を形成する。そして、現在の自身の生き方が、未
来を決していく──と。
 さらに、日蓮仏法では、過去の宿業を今生で転換し、絶対的幸福を築く直道を明かして
いるのだ。しかも、自身のあらゆる「宿命」は、それを転換して幸福の実証を示し、人び
とに希望と勇気を与えるための、尊き「使命」となることを教えているのである。

381 :七日後の:2014/12/12(金) 19:10:11.23 ID:PcFDIvUo0.net
人材城 8

 戸田城聖は、女子部員が、いかなる試練にも負けない自己を築き、本当の幸福を実現し
ていくために、生命の哲学を身につけさせたいと念願して、「女子部は教学で立ちなさい」
と訴え続けてきたのである。
 山本伸一は、熊本文化会館の月下の庭園で、女子職員らと語り合いながら、活動の在り
方についても、アドバイスしていった。
 「女子部の活動は、明るく、楽しく、賑やかにやっていくんだよ。鎧を着て、まなじり
を裂き、決戦に臨むような悲壮な感じでは、誰もついてきません。
 皆さんは、女子部のリーダーなんだから、どうすれば、みんなが生き生きと、積極的に
頑張れるかを考えていくんです。組織の第一線で活躍している若いメンバーの意見も、よ
く聞いてください。十年前、二十年前のやり方を踏襲していく必要はないんです。
 学会の根本精神は、どんなに時代が変化しても、変わってはなりません。その根本精神
とは、万人の幸福を実現するために、生涯、何があろうが、学会から離れず、広宣流布の
尊き使命を果たし抜いていく心です。
 しかし、活動形態などは、時代とともに、また、世代によって、当然、変化していかな
くてはならない。時代も、人の感性も変わってきているんですから」
 女子職員の一人が、伸一に尋ねた。
 「二十代前半で女子部の幹部に登用されると、自分より年上の部員さんが多いケースが
よくあります。その場合、年長の人に対して、どう指導していけばよいでしょうか」
 伸一は、女子職員の求道心あふれる質問が嬉しかった。
 「女子部の幹部になったからといって、高みから、人に何かを教えようなどと考える必
要はありません。むしろ、その考えは間違いです。背伸びなどする必要はありません。
 自分の担当した部員さんとは、お友だちになり、友情の花園を広げていけばいいんです。
年長の相手には、妹のように接していけばいいではないですか」

382 :七日後の:2014/12/12(金) 21:12:38.05 ID:PcFDIvUo0.net
人材城 9

 山本伸一は、女子職員に、噛んで含めるように語っていった。若い女性リーダーが、自
信をもち、はつらつと活動に励めるように、精いっぱいアドバイスしたかったからだ。
 「同じ女子部員でも、相手が何歳も年長だと、共通の話題もなく、話が噛み合わない場
合もあるかもしれない。
 そういう時には、自分の知らないことを、謙虚に教えてもらうんです。相手の人が社会
で活躍している人ならば、どうやって努力してきたかを聞いてもいいでしょう。ファッシ
ョンの感覚に優れた人であれば、センスの磨き方について尋ねることもいいでしょう。
 ところで、皆さんは、『激励』というのは、年長者が、年少の人に対して行うものである
かのように、思い込んでいませんか」
 伸一が言うと、皆が頷いた。
 「それは違います。たとえば、母親が『ママ、頑張ってね』と子どもに言われて、元気
を得ることもあります。これも、子どもによる『激励』『励まし』です。
 つまり、『激励』は、決して年長者からの一方通行ではなく、世代、立場を超えて、双方
から発信できるんです。若い人が、先輩や年長者を励まし、奮い立たせることもできます。
 人柄や能力、生き方の姿勢など、相手のすばらしさを賞讃することも、大きな励ましに
なります。
 職場で大事な責任を担い、懸命に働いている相手であれば、『すばらしいですね。私たち
女子部の誇りです。私も、そうなれるように頑張りたいと思います』と、率直な尊敬の気
持ちを伝えることもいいでしょう。
 人間は、たとえ、自分より年下の人であっても、”いつも自分のことを思ってくれ、一
生懸命に励ましてくれる””信頼し、尊敬してくれている”という人がいれば、嬉しく、
力強いものです。
 人間は、人との絆のなかで、勇気を得るし、希望を得ていきます。その麗しい励ましの
絆を、社会の隅々にまで広げていくのが、広宣流布ともいえます」

383 :七日後の:2014/12/12(金) 21:13:10.20 ID:PcFDIvUo0.net
人材城 10

 女子職員たちは、山本伸一の言葉に、一つ一つ大きく頷きながら、耳を傾けていた。
 「女子部の若いリーダーの人も、年長の部員さんから信頼されるようになれば、悩みご
とを打ち明けられたりもするでしょう。
 豊富な人生経験がなければ、適切なアドバイスができない問題に出くわすかもしれませ
ん。その時には、女子部の先輩幹部や、経験豊かな婦人部の幹部に会わせ、相談にのって
もらうことが大事です。
 いろいろと苦労もあるでしょうが、学会活動で、多くの人と会っていくなかで、さまざ
まなことを学び、体験し、視野を広げていくことができます。自分の世界が広がっていく
から、学会活動は楽しいんです」
 伸一は、未来を託す思いで、さらに語った。
 「皆さんは、新時代のリーダーです。したがって、皆さんに、新しい時代の、新しい幹
部像をつくっていってほしいんです。
 これまで、幹部というと、”号令をかける人”との印象があったかもしれない。しかし、
これからは、そうではありません。活動を発表するだけでなく、”自ら率先垂範で、何を
すべきかを示していく人”が、新時代のリーダーです。
 たとえば、みんなに『仏法対話をしましょう』と訴えて終わるのではなく、自分が真っ
先に行動を起こして、『こうやって実践しています』と語っていくことが重要なんです。
 失敗も語ってください。結果は実っていなくとも、挑戦の苦闘と喜びを、ありのままに
語り、頑張り続けていくという決意をぶつけていくんです。
 そうすれば皆が、”それなら、私にだってできる。私も挑戦しよう”という思いをいだ
いていきます。一生懸命で、健気な姿勢に、人は、世代を超えて共感するんです。ありの
ままの自分、等身大の自分でいいんです」
 熊本県の女子職員が、そろって伸一と懇談するのは、初めてであった。伸一は、一人ひ
とりを知り、未来の大成のために、発心の種子を植えておきたかったのである。

384 :七日後の:2014/12/12(金) 21:13:49.05 ID:PcFDIvUo0.net
人材城 11

 翌五月二十八日の午後、熊本文化会館の開館記念勤行会が、晴れやかに開催された。
 勤行会のあいさつで山本伸一は、学会活動は、「自身の信心の歓喜と福運を増すための運
動」であると述べた。そして、学会活動に対しては、義務的な心ではなく、権利ととらえ
て、決意と喜びをもって、勇んで取り組んでいくことの大切さを強調した。
 「広宣流布の主体者になることこそが、福運を増す要諦なのであります。ゆえに、?守
られる側から、同志を守る側になろう?”受動から能動の姿勢に立とう”とするなかに、
大聖人につながる信心の確立があることを、私は訴えておきたいのであります」
 次いで彼は、熊本県創価学会にとって、今後の重要なカギは、「人材の育成」にあるとし
て、どうすれば、人材を育てることができるかについて言及していった。
 「人材は、自然に育つものではありません。人材を育成しようとする先輩幹部の、誠意
あふれた行動によってのみ、後輩たちの、人材たろうとする使命の自覚がなされていきま
す。人間を育むのは、どこまでも人間です。”ここまで、自分を信頼し、期待してくれて
いるのか!””ここまで、自分のことを思い、尽くしてくれるのか!”という、熱い真心
に触れて、使命に生きようという意志力が燃え上がるんです。
 また、組織を運営する際にも、使命を自覚した一人ひとりの力を、身近なところで最大
限に発揮させる配慮を、忘れないでいただきたい。先輩幹部は、”どうすれば人材の活躍
の場をつくれるのか”を、常に、一生懸命に悩み考えていくことが大事なんです。
 先輩幹部の真剣と誠実、そして、こまやかな配慮があってこそ、陸続と人材が輩出され
ていくんです。
 どうか、熊本県の皆さんは、今後は『人材の熊本』を合言葉として、幹部自らが”人材
になろう! 人材をつくろう!”と、強い祈りと持続の実践をもって、多くの逸材を育ん
でいってもらいたいのであります」

385 :(-_-)さん:2014/12/13(土) 11:09:25.03 ID:Ky9UHtKF0.net
善行を行い徳を積むと運気があがります。
特に人知れず行う善行は陰徳と言われ、天に貯金をすることになります。
陰徳は徳の中で最も尊いもので、何倍、何十倍となってわが身に戻ってきます。
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http://www.yvsc.jp/
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386 :七日後の:2014/12/13(土) 11:17:06.91 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 12

 山本伸一は、さらに、「広宣流布は、長途の旅ゆえに、健康に留意し、リズム正しい信心
即生活の日々であれ」と訴えた。
 「健康増進のためには、”健康になろう””健康であろう”と決め、日々、朗々と唱題
し、満々たる生命力を涌現させて、勇んで活動に励むんです」
 ロマン・ロランは、小説のなかで、主人公に「奮闘するのが僕の健全な生活です」(注=
2面)と語らせている。奮闘が元気を生む。
 皆の健康を願いつつ、伸一は話を続けた。
 「そして、食事、睡眠、運動などに、留意していくことが、健康のためには必要不可欠
です。当然、暴飲暴食や深夜の食事は控えるべきですし、必要な睡眠時間を確保するとと
もに、熟睡できる工夫も大事です。
 また、生活のなかに運動を上手に取り入れて、体を鍛えていくことも必要です」
 初代会長・牧口常三郎は、七十歳を過ぎても、国家権力の弾圧で投獄されるまで、元気
に、広宣流布のために奔走してきた。彼は、心身の鍛錬を怠らなかったのである。
 牧口会長の時代、夏には、静岡県の総本山で、「創価教育学会修養会」の名称で研修会が
行われてきた。朝は、皆でラジオ体操を行った。研修会期間中、白糸の滝までの遠足もあ
った。牧口は、数キロの道のりを下駄履きで、先頭に立って歩いた。若者にも負けない、
速い歩き方であった。
 彼は、白糸の滝に着くと、衣服を脱ぎ、滝壺の冷水の中に入った。皆も続いたが、冷た
くて、足首まで入っただけで出てきた。しかし、牧口は、悠々と首まで漬かっていた。
 彼は、若い時から、歩きに歩き、冷水に体を慣らすなど、日々、体を鍛え続けてきたの
である。
 風邪も、ほとんどひいたことがなかった。それも、長い鍛錬の蓄積によるものであろう。
 急に同じことをすれば、体に支障をきたしかねないだけに、不用意にまねるべきではな
い。しかし、老化の防止のために、自分にあった方法で体を鍛えることは必要である。

387 :七日後の:2014/12/13(土) 11:17:32.12 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 13

 山本伸一は、場内を見渡しながら語った。
 「健康は、基本的には、自分で守り、自分で管理するしかありません。最終的には、自
己責任です。自分の体のことを、いちばんよくわかるのは、自分であるともいえます。
 健康を創造することは、自身の人生の価値を創造することにつながります。
 しかし、健康に留意していても、生身の人間ですから、一定の年齢になると、誰でも体
のどこかに故障が出てくるものです。そうした場合には、さらに体調管理に努め、よく休
養をとりながら、長寿の人生を全うしていただきたい。
 また、”無理をしても、信心しているんだから……”という安易な考えで、非常識な行
動をし、生活のリズムを崩し、体を壊すようなことがあっては、絶対になりません」
 最後に、伸一は、「皆さんのご健康、ご長寿を、毎日、妻と共にご祈念申し上げておりま
す」と述べ、あいさつを結んだ。
 話のあと、皆のために何曲もピアノを弾いた。ピロティでは、男子部の役員や高齢者、
子どもらと、次々に言葉を交わし、記念のカメラに納まっていった。
 全国、全世界、どこへ行っても、伸一の行動は変わらなかった。ただ、ただ、人と会い、
人を励ます。力の限り、命の限り、全精魂を注いで励ます。そして、人びとの心に、希望
の光を送り、勇気の火をともす──そのために、自分にできることはなんでもした。
 ”皆には、少しでも休んでもらおう。その分、私が働こう。常在戦場のわが人生だ!”
というのが伸一の覚悟であった。
 学会歌の指揮も執った。何百人と握手も交わした。手はしびれ、指は感触を失った。山
と積まれた色紙や書籍に揮毫もした。腕が疲れ、あがらなくなったこともあった。記念撮
影も数知れなかった。フラッシュを浴び続けたためか、目もいためた。
 そうせずしては、全国、全世界に広がった一千万人になんなんとする同志と、心を結び
合えるわけがない。

388 :七日後の:2014/12/13(土) 11:17:58.41 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 14

 熊本文化会館の開館記念勤行会が行われた二十八日の午後五時過ぎから、山本伸一は、
本部長ら四十人ほどとの懇談会に出席した。会場は、学会員が営む食堂であった。
 最初に、トンカツ定食に舌鼓をうち、それから、伸一を囲んで語らいが始まった。
 一人の婦人が報告した。
 「益城本部の本部長・坂上良江です。
 昭和三十三年(一九五八年)十一月十六日に、山本先生は、初めて熊本県を訪問され、
熊本市内の体育館で行われた、熊本支部結成大会に出席してくださいました。
 その時、先生は、長崎県の島原から船に乗られて三角港に着かれ、三角駅から列車で熊
本駅に向かわれました。その三角が、わが本部内にあります。先生の熊本県訪問の第一歩
が三角であることが、私たちの誇りです」
 伸一は、懐かしそうに笑みを浮かべた。
 「よく覚えています。港には、熊本支部長になった野瀬栄治さんたちが迎えに来てくれ
ていた。列車が出るまでの時間を使って、旅館を営んでいる学会員のお宅を訪問しました。
一人でも多く、同志を励ましたかったんです。
 そのころの三角駅は、小学校の校舎のような木造の駅舎でした。私は、駅で、列車を待
つ間、”戸田先生なら熊本の同志を、なんと言って励ますか”と、真剣に考え続けていた
んです。
 先生は、『熊本に行きたい』と言われていたが、実現できずに、この年の四月に亡くなら
れた。だから、?戸田先生に代わって、私が熊本へ行こう! そして、皆が、心から歓喜、
感動し、決意を新たにする支部結成大会にしよう?と、心に決めていたんです。
 それだけに、必死でした。師をしのぐ戦いができてこそ、本当の弟子なんです。師が指
揮を執っていた以上に、広宣流布を前進させてこそ、令法久住なんです。その勝利のなか
に、師弟不二があるんです」
 それは、恩師の逝去から、七カ月後のことであった。当時、学会の一切の責任は、事実
上、三十歳の伸一の双肩にかかっていたのだ。

389 :七日後の:2014/12/13(土) 11:18:24.50 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 15

 坂上良江は、さらに山本伸一に語った。
 「三角駅などのある地域は、三角総ブロック(現在の支部)になっております。
 メンバーは、先生が三角港に着かれ、熊本県への第一歩を印された十一月十六日を、『三
角の日』と決めて、頑張っています。
 毎年、この日には、地域の皆さんに呼びかけ、セミナーなどを開催してまいりました。
 また、先生がご訪問された当時、三角駅にあった長イスを、地元のメンバーがもらい受
けて、大切に保存しております」
 この長イスをもらい受けてきたのは、三角総ブロックの総ブロック委員(現在の支部婦
人部長)をしている佐々井ユリであった。
 彼女は、三角の出身であったが、結婚して長崎県の佐世保に移り住み、一九五六年(昭
和三十一年)に入会した。
 夫は、六二年(同三十七年)に、四人の子どもを残して他界する。彼女は、やむなく実
家のある三角に戻り、会社勤めをしながら、子どもを育てた。自分の宿命を信心で転換し
ようと、学会活動にも懸命に取り組んだ。
 三角で活動に励むなかで、佐々井は、この地こそ、伸一が熊本県訪問の第一歩を踏みだ
した場所であることを知った。感激に胸が高鳴るのを覚えた。やがて、彼女は、三角総ブ
ロックの総ブロック委員になる。
 ”わが総ブロックは、いわば、熊本広布の黄金の歴史を刻んだ地なんだ。この自覚と誇
りを、三角の全同志の胸中に打ち立て、学会模範の総ブロックをつくろう!”
 そう決意した佐々井は、三角港で伸一を迎えた人たちから話を聞いて、その感動を皆に
伝えた。また、伸一の三角訪問の縁となる何かがほしいと思った。
 駅を訪ねてみると、伸一の訪問時に、駅舎で使われていた長イスが廃棄処分されること
になり、倉庫に置いてあることがわかった。彼女は、それをもらい受けたのである。
 この長イスは、三角総ブロックの宝となった。皆が、この長イスを見ては、熊本広布へ
の伸一の思いを偲び、互いに鼓舞し合った。

390 :七日後の:2014/12/13(土) 11:18:55.83 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 16

 山本伸一は、本部長の坂上良江から、三角のメンバーの話を聞くと、彼女に言った。
 「三角の同志と私は、お会いできなくとも、心は一緒です。私は、三角のことを忘れま
せん。私の一念に、深く刻まれています。また、皆さんの心には、私がいます。
 私と一緒に、広宣流布への決意を新たにし、頑張ろうとしてくれている。それは、日々、
私と、心で対話していることです。
 私と戸田先生もそうです。毎日、常に、心で戸田先生と対話しながら戦っています。私
の心には、いつも、先生がいらっしゃる。
 私の基準は、御書であり、それを実際に身で読まれ、実践されてきた戸田先生です。
 ”こういう時、先生ならどうされるか””自分の今日の行動は、先生のご精神にかなっ
たものであるのか””先生が今の自分を見たら、喜ばれるか、悲しまれるか”
 そして、”必ず、先生にお喜びいただける勝利の戦いをしよう”と、自分を鼓舞してき
たんです。それが、私の勇気の源泉です。常勝の原動力なんです」
 師弟不二とは、師の心をわが心として生きることであり、いつ、いかなる時も、己心に
厳として師匠がいることから始まる。いくら?師弟の道?を叫んでいても、自分の心に師
匠がいなければ、もはや、仏法ではない。
 師匠を、”自分の心の外にいる存在”ととらえれば、師の振る舞いも、指導も、自身の
内面的な規範とはならない。そして、師匠が自分をどう見ているかという、師の”目”や
”評価”が行動の基準となってしまう。
 そうなると、”師匠が厳しく言うから頑張るが、折あらば手を抜こう”という要領主義
に堕していくことになりかねない。そこには、自己の信心の深化もなければ、人間革命も
ない。
 もしも、幹部がそうなってしまえば、仏法の精神は消え失せ、清浄なる信仰の世界も、
利害や打算の世法の世界になってしまう。
 己心に、師弟不二の大道を確立するなかにこそ、令法久住がある。

391 :七日後の:2014/12/13(土) 11:19:22.08 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 17

 山本伸一は、三角のメンバーが、十一月十六日を「三角の日」と決めて頑張っていることを聞き、学会の記念日の意義について語っていった。
 「学会としても、さまざまな記念日を定めていますが、大事なことは、その淵源に立ち返り、歴史と精神を子々孫々にまで伝え、毎年、新しい決意で出発していくことです。
 ただ、勤行会などを開けばよいという感覚になり、決意の共有も、感動もなければ、それは、既に形骸化、儀式化し、惰性化しているということになります。
 多くの既成仏教の儀式は、そうなっていますが、私たちは、永遠に、その轍を踏んではならない。
 学会の儀式は、広宣流布への決意を確認し合い、新しい出発を誓い合う、信心、精神の触発の場です。
 そのためには、各記念日の淵源を、しっかり学ぶことも大事でしょう。これまでの歴史も、記念日も、すべて現在の力へと変えていってこそ、意味をもつんです。
 その点からも、私が訪問した日を記念してセミナーを開き、地域広布を大きく推進させようとしている三角の皆さんは、すばらしい。そこに本当の記念日の精神があります」
 伸一は、本部長の坂上良江に言った。
 「三角の皆さんの健闘を讃えて、記念に一文をお贈りしましょう。三角一帯は、なんという地域になりますか」
 「宇土半島です」
 伸一のペンが、用意していた色紙の上を走った。

 「忘れまじ
  秋 十一月十六日
  宇土半島の友どちの
  心と心の絆
  あゝ忘れまじ」

 色紙を受け取った坂上は、涙で目を潤ませた。懇談会の参加者たちは、伸一と三角の同志の、“黄金の絆”を見る思いがした。心は見えない。しかし、心はつながる。

392 :(-_-)さん:2014/12/13(土) 11:20:10.96 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 18

 懇談会で、婦人部の阿蘇本部長の村野ヒロミが、山本伸一に報告した。
 「私は、熊本市内に住んでおりますが、派遣で阿蘇を担当しております。阿蘇にもスズ
ランが咲いています」
 彼女は、主に北海道や中部地方以北の本州に咲くスズランが、九州の阿蘇にも咲いてい
ることを伝えたかったのである。
 しかし、伸一は、スズランのことには触れずに、彼女の自宅から阿蘇の担当地域まで、
どのくらいの時間がかかるのかを尋ねた。
 「車で、片道二時間ほどです」
 すると伸一は、車の車種や排気量、性能、そして、車のローンのことなどについて、矢
継ぎ早に質問していった。毎日のように通うだけに、足となる車の安全性や、経済的な面
について、確認しておきたかったのである。
 人こそが、学会の最高の財産である。ゆえに伸一は、皆が絶対に交通事故などを起こす
ことがないよう、常に、細心の注意を払っていたのだ。
 伸一は、車についての村野の話を聞くと、笑顔で言った。
 「それなら、大丈夫だね。安心しました。無事故で、使命の天地で頑張ってください」
 さらに、県北に位置する玉名の本部長を務める原谷永太が自己紹介した。
 年齢は四十歳で、建築業を営む、がっしりとした体格の壮年であった。十人きょうだい
のうち、六人が総ブロック幹部以上の立場で活躍してきたという。
 伸一は尋ねた。
 「お仕事の方は大丈夫ですか」
 「今は、本当に順調にいっております。
 実は、六年前に、父親が千五百万円を超える借金を残して、夜逃げをいたしました。
 その時は絶望の淵に立たされましたが、信心を根本に、工務店を営んでいる二人の弟と
協力して、全額、返済することができました。それによって、仏法に対する絶対の確信を
つかみました。今は、むしろ、父親に心から感謝しています」

393 :七日後の:2014/12/13(土) 11:20:35.90 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 19

 一九七一年(昭和四十六年)九月、工務店を経営する原谷永太のもとに、父親の借金の
連帯保証人になっていた叔父がやって来た。父親が姿を消したというのである。
 父親も工務店を営んでいたが、瓦生産の事業にも手を出して失敗していた。しかし、長
男の永太をはじめ、次男の正太、三男の正輝が、負債の返済のために、経済的な支援をし
てきた。二人の弟も工務店を経営していた。
 借金は、完済間近のはずであった。
 叔父は、「親父は、借金が払えんで逃げたんじゃなかか?」と、永太に言った。
 ”そんなことは、絶対にない”と思った。
 永太は、すぐに二人の弟を呼んだ。兄弟で話し合ったが、父親が逃げ出す理由など、全
く思い浮かばなかった。
 ところが、父親の失踪を知って、次々と取り立てに来た業者や銀行の担当者に借用書を
見せられ、三人は青ざめた。残りの借金は、総額千五百万円を超えていたからだ。
 しかも、叔父だけでなく、父の友人も連帯保証人になっていた。父親が借金を返済しな
ければ、その人たちに迷惑がかかってしまう。
 結局、わかったことは、月々の支払いに追われ、焦った父親が、赤字の仕事も請け負っ
たため、借金がふくらみ続けていたということであった。
 父親は、信心に反対してきた。しかし、兄弟三人は、壮年部と男子部の幹部である。彼
らは、”あの一家は学会員なのに!”という批判の声が広がることが耐えがたかった。
 「学会の先輩に、指導ば受けに行こう!」
 永太が言った。三人で車に乗り、熊本会館に向かった。皆、黙っていた。言葉はなくと
も、互いの胸の内はよくわかった。
 父親は、勝手に事業に手を出した揚げ句、借金を残して逃げてしまった。その父への憤
怒を、必死にこらえているのだ。
 ”信心の邪魔ばっかして、今度は、家族ば裏切った! 許せんばい!”
 三兄弟は、同じ気持ちであった。

394 :七日後の:2014/12/13(土) 11:21:04.54 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 20

 原谷の家は貧しかった。子どもは、長男の永太を頭に三男四女で、上三人が男だった。
家は掘っ立て小屋同然で、屋根は杉の皮を敷いただけだった。雨が降ると畳を上げ、破れ
た布団を体に巻いて、壁にもたれて寝た。
 父親は、大工をしていたが、儲けた金のほとんどは酒代に消えた。毎日、外で酒を飲ん
では酔いつぶれた。兄弟三人で、酔いつぶれた父親を、リヤカーで家に連れ帰るのが、幼
少期からの日課だった。
 三兄弟は、中学生の時から父の仕事を手伝わされた。口答えをしようものなら、げんこ
つの雨が降る。「大工は、勉強なんか、せんでよか!」というのが、父親の口癖だった。兄
弟の進路は建築関係と決められており、永太は中学を出ると、父のもとで働いた。
 彼が十七歳の時、母親が心臓麻痺で他界した。母は喘息で苦しんできた。医師は、「発作
を止めるために打っていた注射が、心臓に負担をかけたんだろう」と言った。
 ほどなく永太は、福岡県・八女の工務店に修業に出た。昼は工務店で働き、夜は建築学
校の定時制に通った。給料は授業料以外、家への仕送りに充てた。
 母親が亡くなった翌年、父親は再婚した。十人を超す大家族になった。その結婚式のた
めに、父親は永太の工務店の社長に掛け合い、半年分の給料を前借りした。永太は授業料
が払えず、結局、建築学校を中退した。
 やがて永太は、父親に言われて、実家に戻り、父が始めた工務店を手伝った。父親は、
従業員の紹介で、創価学会に入会していた。
 永太のもとへ、学会の青年が仏法対話に通うようになった。永太も母親同様、子どもの
ころから喘息に苦しみ、発作で何度も死ぬような思いをしてきた。
 青年は、自身の体験を語り、「君の病は、必ず克服できる!」と言い切る。その確信に打
たれ、一九五七年(昭和三十二年)三月、永太は入会した。二十歳の時である。
 友の迷いの暗雲を打ち破る力は、体験に裏打ちされた確信の言葉である。

395 :七日後の:2014/12/13(土) 11:21:42.10 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 21

 原谷永太は、仏法で病を克服できるものならと、真剣に信心に励んでみた。入会して半
年ほどしたころ、喘息の発作が、起こらなくなっていることに気づいた。
 ”こぎゃんこつがあっとか。信心はすごか”
 その事実と喜びを伝えたくて、親戚、友人に仏法を語っていった。
 歓喜こそ弘教の原動力である。功徳の喜びは、おのずから人に語りたくなる。弘教は正
法を持った人の、自然の振る舞いといえる。
 永太に言われ、次男の正太や妹たちも入会した。永太と正太は、学会活動に参加するな
かで、自分の小さな世界が、大きく開かれていくのを感じた。
 それまで彼らは、”俺たちの人生は、誰にも気づかれず、道端で、いつの間にか枯れて
いく、草のようなものだ”と感じていた。およそ、「大志」や「理想」とは、無縁な一生に
ちがいないとの思いがあった。
 しかし、学会の会合に出ると、先輩たちは、「われわれには、新しき世紀を開き、次代の
大指導者になる使命がある!」「自らに秘められた無限の可能性を開くのが仏法だ!」と、
声を大にして訴えるのである。
 周囲にいるのは、泥がついた作業服姿の農家の青年や、油の臭いが染みついたジャンパ
ーを着た工場勤めの青年たちである。背広を着て、ネクタイをしている人は少なかった。
 でも、皆が、燃えていた。火傷しそうなぐらいの熱を放ち、目を輝かせ、頬を紅潮させ
て、「人びとの不幸ば見過ごすわけにはいきまっせん。広宣流布の使命に生き抜いていきま
す!」と決意を披瀝するのだ。
 また、皆の語る体験は、仏法の偉大さを痛感させた。唱題第一で闘病生活に打ち勝ち、
結核を克服したという人もいれば、裸一貫から身を起こし、工場を経営し、地域に大きく
貢献している人もいた。原谷兄弟は、「希望」を感じた。「勇気」を覚えた。
 人間は、自分を信ずることができれば、無限の力が湧く。蘇生もできる。そのための生
命触発のスクラムが創価学会なのだ。

396 :七日後の:2014/12/13(土) 12:01:48.72 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 22

 一九六〇年(昭和三十五年)五月三日、山本伸一が第三代会長に就任した。
 ”青年会長の誕生だ! 新時代の到来だ!”
 学会中に歓喜の波動は広がり、熊本の地にも及んだ。原谷永太も、正太も、決意を新た
にして、弘教に走った。三男の正輝も入会した。三人は、山本伸一の弟子として、社会、
地域を担い立つ”信頼の柱”になる自分をつくろうと、懸命に学会活動に励んだ。
 すると、最初に入会した父親が、信心に反対し始めた。
 「信心で飯は食えんけん! 学会活動なんかすんな! 毎日、夜まで働け!」
 父親は、息子たちに、給料は、ほとんど払わず、深夜まで残業させた。
 学会を目の敵にするようになった父のもとで、三兄弟は、互いに助け合いながら、代わ
る代わる学会活動に参加した。
 六三年(同三十八年)、原谷永太は、北熊本支部の男子部の責任者になり、二人の弟も、
地元組織の男子部の中核に育っていった。しかし、父が無理解のため、思うように活動で
きないことが、何よりも辛かった。出席すべき大事な会合に出られず、悔し涙を流したこ
ともあった。永太は思った。
 ”親父の工務店がどぎゃんなろうが、もう、俺の知ったことじゃなか。家ば出て、独立
しよう”
 しかし、学会の先輩に相談すると、その考えの非を正された。
 「今、家を飛び出したら、君の負けだと思う。苦労から逃げ出すだけじゃないか。
 もし、後輩から、『親が信心に反対なんですが、どうすればいいでしょうか』と相談され
たら、君はなんと言うんだ。『逃げ出しなさい』と言うのかい。物事には、いろいろな選択
肢があるだろう。しかし、絶対に忘れてはならないのは、逆境のなかで戦ってこそ、本物
の人材に成長できるということだよ。
 お父さんには、君自身の行動、生き方を通して、信心の力を示していくんだよ。それが
君の使命だよ」

397 :七日後の:2014/12/13(土) 12:02:35.16 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 23

 原谷永太は、父親が信心に反対するだけでなく、仕事でも理不尽で身勝手なことが、腹
に据えかねていた。毎日が、爆発しそうになる怒りとの闘いであった。
 辛い思いをしているのは、永太だけでなく、弟の正太も、正輝も同じだった。
 しかし、彼らは耐えた。
 「忍耐は能力である」(注)とは、スペインの大建築家ガウディの卓見である。
 原谷三兄弟は、苦しさ、悔しさで、いたたまれない気持ちになると、バイクを駆って、
田原坂に行った。
 田原坂は、一八七七年(明治十年)、西南戦争で、政府軍と西郷隆盛が率いる鹿児島士族
らとの、激戦が展開された場所である。
 原谷三兄弟は、坂の上にバイクを止め、眼下に広がる緑を眺めながら、「田原坂」の歌を
歌った。第二代会長の戸田城聖も、また、会長の山本伸一も、よくこの歌を歌い、舞った
と聞かされていたからだ。
  
  雨はふるふる 人馬はぬれる
  越すにこされぬ 田原坂
  
 声を合わせて何度も歌った。歌ううちに、悠々と舞を舞う伸一の雄姿が思い描かれ、暗
く沈んだ心が晴れ、勇気が湧くのを覚えた。
 永太は、弟たちに言った。
 「山本先生も、青年時代、戸田先生の事業の再建のために、多忙を極めるなか、苦労に
苦労を重ねて学会活動ばされたと伺った。
 しかも、先生は、胸を病んでおられて、連日、発熱と闘い、事業の活路を切り開かれた。
 俺たちも、負けるわけにはいかん。みんなで力を合わせて、地域の広宣流布の礎ば築こ
う。そして、親父の会社も発展させよう」
 兄と二人の弟は、目と目を見つめ合い、頷き合った。
 彼らは、戦った。一歩も引かなかった。烈風に帆を揚げる船のように、広宣流布の大海
原へ、勇んで船出していったのである。

398 :七日後の:2014/12/13(土) 12:04:10.59 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 24

 原谷家の兄弟姉妹は、皆、懸命に信心に励んだ。やがて、長男の永太をはじめ、次男、
三男、長女、次女、三女も、男女青年部の支部の責任者として活躍するようになった。
 また、父親の了承を得たうえで、三兄弟は、それぞれ独立し、店をもつようになった。
彼らは希望の光に包まれ、学会活動にも一段と力がこもっていった。
 一方、父親は、工務店のほかに、瓦生産の事業にも着手した。
 だが、ほどなく事業は失敗してしまった。三兄弟は、その借金の返済にも、協力を惜し
まなかった。
 ”それなのに、親父は……”
 父親の失踪に、彼らは、憤りと情けなさを?み締めながら、先輩幹部に指導を受けようと、
車で熊本会館に向かったのだ。
 熊本会館には、折よく九州方面の壮年幹部が来ていた。原谷三兄弟は、かいつまんで現
在の窮状と、そのいきさつを語った。
 「大変だな。それで今、君たちは、どういう一念で祈っているんだい」
 長男の永太が、率直に語った。
 「『もう、親父のことは許さんぞ!』と思いながら、祈っています」
 九州の幹部は、厳しい口調で言った。
 「君たちは、何を考えているんだ! なんのために信心をしているんだ! 信心の眼を
開いて考えてみるんだ!
 どんな父親であれ、親父さんがいたからこそ、君たちは、この世に生を受け、大きくな
り、御本尊に巡り合うことができたんじゃないか。その恩を感じているのか!
 今、親父さんが、どれだけ辛い思いをしているか、考えたことがあるのか。誰よりも苦
しんでいるのは、親父さんだよ。逃げて、身を潜めている暮らしが、幸せなわけがないじ
ゃないか。怯えと不安にさいなまれ、死ぬほど、苦しんでいるはずだ。
 それでも君たちは、『親父を許さん!』と、御本尊に祈るのか!」
 三人とも、返す言葉もなかった。

399 :七日後の:2014/12/13(土) 12:04:54.76 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 26

 原谷永太も、弟の正太、正輝も、壮年幹部の顔を食い入るように見つめ、指導を聞いた。
 「父親の借金をどうするかは、三人で話し合って決める問題だ。
 どうするにせよ、同業者も、周囲の人たちも、みんな、君たちの姿を見ている。
 君たちは、山本先生の弟子じゃないか! 師子王の子じゃないか! 今こそ、山本門下
生の強さを、信心の実証を示す時なんだよ。
 一つ一つの事柄に対して、誠実に、真剣に、『学会員は、さすがだな!』と言われるよう
に対処していくんだ。
 苦しい戦いになるだろうが、信心の初心に返って、腰を据えて、粘り強く頑張るんだ。
君たちは、”肥後もっこす”じゃないか!」
 三兄弟の顔が、決意に光った。
 帰途、車は田原坂の近くに差しかかった。
 三人とも、かつて、この坂の上で、”何があっても広宣流布に生き抜こう”と誓い合っ
た日のことを思い出していた。
 今、まさに彼らの人生は、「越すにこされぬ田原坂」に差しかかっていた。しかし、三兄
弟の胸には、雨にも、嵐にも負けぬ、挑戦の闘魂が、赤々と燃え盛っていた。
 人は困難に負けるのではない。闘魂を失うことによって、自らに敗れるのだ。打ち倒さ
れ、地に伏しても、闘魂ある限り、人は立ち上がることができる。
 法的には、彼らが父親の負債を肩代わりする理由はない。でも、原谷三兄弟は、力を合
わせて、息子である自分たちが、父親の借金を返済しようと心に決めた。
 父親は信心しなくなっただけでなく、反対してきた。しかし、永太たちは、”創価学会
の原谷兄弟”で知られている。「借金は父親の問題だ」と言って取り合わなければ、多くの
人が泣くことになり、自分たちの信用も、学会への信頼も欠いてしまうことになる。
 彼らは、「いかなる乞食には・なるとも法華経にきずをつけ給うべからず」(御書一一六
三p)との御聖訓を思い起こした。”学会に傷などつけてたまるか!”と思った。

400 :七日後の:2014/12/13(土) 12:06:51.75 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 27

 原谷永太は、弟の正太と正輝に言った。
 「俺たちが、ここで負けたら、地域の広宣流布はなかばい。絶対に信心で乗り越えてい
くばい!」
 ”広宣流布に生きよう! 学会に傷をつけまい”という彼らの使命感、責任感が、勇気
を奮い起こさせた。
 人間は窮地に陥った時、根底にいかなる一念があるかによって、弱くもなれば、強くも
なる。たとえば、自分の身だけを守ろうとする心は、もろく弱いが、必死になってわが子
を守ろうとする母の心は強い。利他の念が、人を強くするのである。
 広宣流布は、最高善、最大利他の実践である。その広布のために、”絶対に学会に傷を
つけまい”との一念こそ、人間の力を最大に開花させる原動力といえよう。
 彼らは、逃げも隠れもしなかった。一軒一軒、債権者を訪ね、頭を下げ、実情を語って
いった。
 「信心しとって、どういうことだ!」と怒鳴りつける人もいた。原谷兄弟は、忍耐強く、
誠心誠意、陳謝し、訴えた。
 「必ず親父に代わって、返しますけん」
 父親の失踪で、永太ら三兄弟の工務店の信用にも傷がついたことは、間違いなかった。
 しかし、父に代わって借金を返済するために、ひたむきに仕事に取り組む兄弟に、周囲
の人びとは、関心の目を向け始めた。
 「関心」は、やがて「感心」へと変わり、評判を呼び、賞讃となっていった。そして、
再び、信頼を取り戻していったのである。
 いつの間にか、彼らが、それぞれ営んでいた工務店への仕事の注文は、いずれも父親の
失踪以前の三倍にもなっていた。当初、返済は十年の計画であったが、なんと、わずか三
年で完済できたのである。
 原谷兄弟は、”失踪した父親と会い、一日も早く安心させたい”と懸命に祈った。
 一九七六年(昭和五十一年)、知人から、父親が静岡県の熱海にいるという情報を得た。
兄弟で熱海に向かった。

401 :七日後の:2014/12/13(土) 12:08:11.58 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 28

 原谷兄弟の父親は、熱海で、中風で寝たきりになっていた。再婚した義母が、旅館で働
きながら、面倒をみてくれていた。
 長男の永太が、「借金は、兄弟で全額返済した」と言っても、父親は信用しなかった。彼
らは、やむなく、返済した領収書を持って、再度、熱海を訪れなければならなかった。
 家族で話し合い、父を熊本に連れて帰り、病院に入院させた。病状は、次第に回復に向
かい、やがて退院した。そして、父親も、信心に励むようになったのである。
 長い、長い、試練の坂であった。しかし、原谷兄弟は、見事に、”人生の田原坂”を越
え、勝利したのだ。
 熊本県出身の作家・徳冨蘆花は、冬の最中には「どこに春がこもっているとも見えぬ。
しかし春は来る。必ず来る」(注=2面)と詠った。
 懇談会で、山本伸一は、原谷永太の報告を聞くと、こう語った。
 「そうか。よく頑張ったね。身近な実証、身近な信頼を積み重ねていくなかに、広宣流
布の大願の成就があるんです。
 兄弟で仲良く、力を合わせて、地域広布推進の模範の存在になっていってください」
 そして、色紙に句を認めて贈った。
 「火の国の 大兄弟の 馬上行」
 伸一は、さらに、懇談会に出席したメンバーの自己紹介に耳を傾けた。
 人吉本部の婦人部幹部が、家庭の状況を報告すると、県長の柳節夫が口を開いた。
 「『五木の子守唄』で有名な五木も人吉本部のなかにあります。五年前の昭和四十七年(一
九七二年)六月五日に五木のことが聖教新聞で紹介された折、先生から激励の伝言をいた
だきました。五木のメンバーは、それを心の支えにして、現在も頑張っております」
 伸一の顔がほころんだ。
 「嬉しいね。どんなに真心を込めて激励しても、その場限りで終わってしまえば、意味
はありません。私の励ましを生かしてくださっている。そこに価値創造があります」

402 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2014/12/13(土) 12:08:48.19 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 29

 五木村は、川辺川のダム建設計画によって、やがて、村の世帯の半数近くが、水中に没
してしまうことになっていた。
 聖教新聞では、湖底に消えゆくこの村の学会員の活躍を紹介したのである。
 ──五木村には、一大ブロック五十三世帯の学会員がおり、座談会には、七、八十人が
参加。メンバーは意気軒昂で、『築こう 妙法の五木城』を合言葉に、活動に奔走している
ことが報じられていた。
 その記事を読んだ山本伸一は、五木の同志の奮闘に胸を熱くしながら、励ましの言葉と
手元にあった手拭いを、記念に贈ったのである。
 五木村に限らず、ダム建設や炭鉱の閉山などで、故郷や住み慣れた地を後にする人たち
は少なくない。その地域を大切にし、深い愛着を感じていればいるほど、離れていかねば
ならない辛さ、苦しさは、想像を絶するものがあろう。伸一は、そうした同志の胸中を思
うと、励まさずにはいられなかったのだ。
 日蓮大聖人は、「我等が居住して一乗を修行せんの処は何れの処にても候へ常寂光の都為
るべし」(御書一三四三p)と仰せである。
 私たちが居住し、信心に励む場所は、どこであっても、すべて常寂光の都となるのであ
る。つまり、どこに行こうが、その場所が、最高の幸福を築く場所であり、広宣流布の使
命の舞台となるのだ。
 伸一は、そのことを、愛する土地を離れていく同志に知ってほしかった。
 そして、今いる地を去る瞬間まで、”ここに、模範の広宣流布の理想郷をつくるのだ”
との思いで、地域広布に取り組んでほしかった。その地から人は去っても、人びとの心田
に下ろされた発心の種子は、必ず、いつか、どこかで、幸と広布の大きな実りをもたらす
からだ。
 彼は、その旨を、簡潔に述べた伝言と、激励の手拭いを、柳節夫に託したのである。
 柳が手拭いを持って五木村を訪れたのは、新聞の掲載三日後の六月八日であった。

403 :七日後の:2014/12/13(土) 12:09:17.74 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 30

 柳節夫から、山本伸一の伝言を聞き、手拭いを受け取った五木の同志は、語り合った。
 「山本先生が、私たちの記事を読んでくださり、心を砕いてくださった」
 「五木は、山また山の地域で、学会員も、決して多いわけではない。しかし、先生は、
いつも、じっと見守ってくださっている。水没する最後の日まで頑張らにゃいかん」
 彼らが、伸一の五木への思いを、最初に痛感したのは、一九六三年(昭和三十八年)八
月、熊本県中南部を襲った集中豪雨の時であった。五木村でも、死者・行方不明者十一人、
流失・全壊家屋百四十四戸、半壊家屋四十五戸という甚大な被害に見舞われたのである。
 その時、学会では、直ちに、八代支部の支部幹部を中心に派遣隊を結成し、被災地入り
した。そして、五木村の学会員の班長宅に災害対策本部を設け、救援活動にあたった。
 伸一は、この派遣隊メンバーに伝言した。
 「五木の同志のことを心配しています。私も、題目を送り続けます。派遣隊は、私に代
わって、しっかり、みんなを激励してください。よろしく頼みます」
 川は随所で氾濫し、家が流され、山津波にのみ込まれた家も続出した。道が土砂で埋も
れ、孤立してしまった集落もある。
 五木の同志は、派遣隊への伸一の伝言を聞くと、“山本先生は、ここまで心配してくれて
いたのか”と、涙が止まらなかった。そして、被災者である彼らの多くが、派遣隊と共に、
救援活動に奔走したのだ。
 ”私たちの行動で、学会の心を伝えよう”と、メンバーは決意していたのである。
 五木村は旧習が深く、土俗信仰が盛んな地域であった。一九五五年(昭和三十年)ごろ
から、村に学会員が誕生し、弘教活動が始まった。すると、学会への無認識と偏見から、
反発が起こった。ある集落では、周囲の反対のうえに、会員間の怨嫉問題もあり、十数世
帯ほどいた学会員が、一時は、三世帯にまでなってしまったという歴史があった。
 困難とは、発展のための階段である。

404 :七日後の:2014/12/13(土) 12:09:44.06 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 31

 五木村の同志が、弘教に励んだのは、村の人びとに幸せになってほしかったからだ。
 人間は、何を信じるのかによって、生き方、考え方が決まっていく。宗教とは、その生
き方の根本となる教えである。
 ゆえに、その教えの高低浅深を考察、検証し、対話していくことは、人間が幸福を勝ち
取るうえで、不可欠な問題といえよう。それが、学会の折伏・弘教なのである。
 しかし、自他共の幸せを願っての弘教が、学会員の排斥という結果を招いた。この試練
に堂々と挑んだ同志は、語り合った。
 「御書に仰せの通りに魔が競って来た! いよいよ、わしらの信心も本物になった」
 そして、着実に弘教を重ねていったのだ。
 そのなかで起こった、一九六三年(昭和三十八年)八月の集中豪雨であった。
 自衛隊もヘリコプターなどを使い、救援活動を開始したが、当然、それだけでは人手が
足りない。学会の派遣隊は、川に掛けられたロープを使って、濁流を越え、孤立した集落
に救援物資を運んだ。派遣隊が背負った物資の荷物には、同志のための「聖教新聞」もく
くりつけられていた。
 派遣隊は、皆の安否を確認して歩いた。学会員にも、家屋の流失や全壊、半壊の被害が
出たが、死者や負傷者はいなかった。同志は、安全な場所に集まり、「わしらには山本先生
がついちょる。必ず変毒為薬していこう」と、再起を誓い合った。
 五木村では、集中豪雨での同志の奮闘が、大きく学会理解の輪を広げる結果となった。 
「学会の派遣隊の救援活動のおかげで食事ができ、本当に助かった」「学会の人が、自身も
被災しながら、派遣隊と一緒に救援活動する姿に、勇気を得た」と語る人もいた。さらに、
被災者である学会員が、元気に皆を励まして歩いていることから、「信仰をもつ人の強さを
知った」という人も多かった。
 非常事態は、人間のさまざまな虚飾を取り除く。その時、信仰によって培われた人間性
の地肌が、輝きを放つのである。

405 :七日後の:2014/12/13(土) 12:25:00.90 ID:GSmeUNq/0.net
人材城 32

 五木村を流れる川辺川は、一九六三年(昭和三十八年)から六五年(同四十年)まで、
連続して大出水を重ねたことから、治水のため、それまでに出ていたダム建設の計画が具
体化していったのである。
 五木村の村議会は反対を決議したが、補償問題などについて、国や県との話し合いが行
われ、計画は実施の方向で進んでいった。しかし、故郷の集落が、幾つも湖底に沈むとあ
って、住民の気持ちは複雑であった。
 そのなかで五木の中核メンバーは、”今いる同志に、信心の大確信をもってもらいたい。
五木の地で信心の土台を培ったと、胸を張って言える人になってほしい”と、懸命に、激
励、指導に回ってきた。
 その活躍の様子を紹介した聖教新聞の記事が、山本伸一の目にとまったのだ。そして、
五木の同志は、伸一の激励を受けたのである。
 幾人ものメンバーから、伸一に、御礼と決意の手紙が届いた。そのなかの一人は、村の
様子について、こう綴っていた。
 「五木は、山が多く耕作地が乏しいため、林業とお茶、椎茸作りぐらいで、これといっ
た産業もない貧しい村です。たくさんの人が都市に移り、過疎化も進んでいます。
 気候は厳しく、冬には腰まで雪が積もることもあります。五木と言えば、平家の落人伝
説や『五木の子守唄』が有名ですが、どちらも運命の悲惨さを感じさせます。
 しかし、五木は、私たちの故郷です。緑豊かな五木が、私は大好きです。
 必ず、五木の宿命を転換し、ここに、幸福の花園を築いていこうと、同志は、明るく、
はつらつと頑張っています」
 愛郷の心から、広宣流布の情熱は燃え上がる。郷土を愛するがゆえに、わが同志は、地
域の立正安国のために立つのである。
 手紙を読んだ伸一は、妻の峯子に言った。
 「いつか、五木に行きたいね。『五木の子守唄』も、いい歌じゃないか。哀調は帯びてい
るが、ただ弱々しく、めそめそしているだけの歌じゃないんだよ」

406 :七日後の:2014/12/13(土) 13:03:16.94 ID:GSmeUNq/0.net
厚田1

  広布旅
    師弟不二なり
        三世まで
 
  
 秋草の大地が続き、ところどころに茂る、色づき始めた木々が、風に揺れていた。
 一九七七年(昭和五十二年)九月三十日正午過ぎ、山本伸一と妻の峯子は、札幌市豊平
区の札幌創価幼稚園を車で発ち、恩師・戸田城聖の故郷である厚田村(現在の石狩市厚田
区)をめざしていた。厚田に、師の名を冠した戸田記念墓地公園が完成し、その式典に出
席するためであった。
 出発して一時間、緩やかな坂を上ると、豁然と景観が広がり、銀色に光る海が見えた。
 車に同乗していた、副会長で北海道総合長の田原薫が伸一に言った。田原は、学生部長、
青年部長等を歴任してきた人物である。
 「先生。この辺りは既に厚田村で、近くに望来川があることから、ここは『望来』とい
います。流れの遅い、静かな川を意味するアイヌ語の『モライ』が語源で、字は、希望の
『望』に、来るの『来』と書きます。墓地公園も、住所は、この望来になります」
 「”希望が来る地”か。いい地名だね。
 仏法というのは、一言すれば、希望の哲学だ。万人が己心に仏の生命を具えていると説
く仏法には、どんな逆境にあろうが、絶望はない。わが”宿命”は、この世の”使命”で
あると、確信していくことができる。その確信から、努力が生まれ、人生の勝利への、さ
まざまな創意工夫が生まれていく。
 心が敗れてしまえば、希望の種子は腐り、芽が出ることはない。希望は、豊かで、強い
心の大地から生まれるんだ。自分の心の外にあるものじゃないんだ。
 私たちの手で、厚田の地を、希望が来る『望来』にしていこうよ。それが、戸田先生を
本当の意味で顕彰していくことになるし、弟子としてのご恩返しにもなる」
 田原は、厚田に希望の春を呼ぼうとする伸一の、強い気迫を感じた。

407 :七日後の:2014/12/13(土) 13:03:48.62 ID:GSmeUNq/0.net
厚田 2

 山本伸一たちの乗った車は、ほどなく戸田記念墓地公園の正門に着いた。側面が三角形
の、モダンなデザインの白い門である。
 伸一は、そのまま、車を走らせてもらい、まず、園内を一巡することにした。
 正門から真っすぐにメーン道路が続き、その正面には、円形の戸田記念広場がある。
 広場には、戸田城聖が逝去前年の一九五七年(昭和三十二年)の新春、青年部に贈った
歌の碑があった。
  
  荒海の
    鯱にも似たる
        若人の
   広布の集い
     頼もしくぞある
  
 さらに、戸田が作詞した「同志の歌」を刻んだ碑もある。
 また、伸一が愛する北海道の同志たちに贈った歌の碑もあった。
  
  若き日の恩師が歴史を 刻みたる
    北海天地に わが弟子舞い征け
  
 伸一が、戸田の故郷・厚田と、その少年時代を詠んだ詩「厚田村」の碑も立っていた。
 戸田記念広場を過ぎると、緑の芝生のなかに、白御影石の同じ形をした、「妙法」の文字
と家名を刻んだ墓碑が、整然と並んでいた。
 一切衆生が平等に、「仏」の生命をもっていると説く仏法の教えの通り、そこには、なん
の差別もない。
 ”日蓮仏法の生命観を表現した、平等で明るく、雄大なものにしたい”というのが、墓
園建設にあたっての、伸一の考えであった。
 また、美しく配列された墓碑が描き出すラインは、翼を広げた大鷲のようにも見えた。
 それは、世のため、社会のために何事かを成さんと、大望をいだいて厚田の地から飛び
立った、恩師の心意気を示しているように、伸一には思えた。

408 :七日後の:2014/12/13(土) 13:04:23.74 ID:GSmeUNq/0.net
厚田 3

 厚田の戸田記念墓地公園は、北東に暑寒別の山々が連なり、西には荒波躍る日本海が広
がる景勝の地にある。総面積約百五十万平方メートルで、阪神甲子園球場のおよそ三十九
個分の広さになる。
 墓地公園内には、桜、ポプラ、イチョウ、プラタナスなど、十数種類六万本の木々が植
えられている。
 山本伸一たちの乗った車は、恩師を顕彰する墓碑のある恩師公園、墓園の管理・運営事
務所である管理センター、礼拝堂、墓参者の休憩・食事処となる厚田亭などを通って、園
内を一巡した。そして、戸田講堂に向かった。戸田講堂は、法要や儀式等の各種諸行事が
行われる建物である。
 車中、伸一は、妻の峯子に語った。
 「空気は澄み、木々も美しい。雄大な、すばらしい墓地公園だね。戸田先生もお喜びく
ださっているよ。私には、微笑みを浮かべられる先生のお顔が、よく見えるんだよ。
 嬉しい。本当に嬉しい。弟子として、恩師を顕彰できることに勝る喜びはないもの」
 伸一は、第三代会長に就任した一九六〇年(昭和三十五年)の八月二十七日、北海道指
導の時間をこじ開けるようにして、厚田村を訪問した。戸田の弟子として、恩師の故郷を
訪れ、会長就任の報告をするためであった。
 戸田の縁者が営む戸田旅館で昼食を取り、地元の同志らと厚田の港を歩いただけの、短
時間の滞在であった。
 その帰路、彼は思った。
 ”この厚田村から、戸田先生という若鷲が、人類救済のために羽ばたいていった。そし
て広宣流布の礎を築かれた。その先生を、後世永遠に顕彰していくためにも、いつかこの
地に、先生の精神をとどめる、『記念の城』を築かねばならない。それが弟子としての私の
使命であり、責任である”
 その思いは、時を経て熟成し、三世にわたる師弟旅の象徴ともいうべき、この墓地公園
建設の構想となっていった。師ありての弟子であり、弟子ありての師である。

409 :七日後の:2014/12/13(土) 13:04:53.42 ID:GSmeUNq/0.net
厚田 4

 山本伸一が、墓園の建設を念願してきた、もう一つの理由として、いわゆる”墓地問題
”があった。
 それは、創価学会の折伏・弘教の波が大きく広がっていった昭和三十年(一九五五年)
代初めから、起こり始めた出来事であった。
 学会員が、先祖代々、使用してきた他宗派の墓地に、故人を埋葬しようとすると、創価
学会への”改宗”を理由に、墓地使用を拒否するケースが相次いだのである。
 しかも、新たな埋葬を禁じるだけでなく、既に埋葬してある遺骨の移転も迫るようにな
っていった。
 一九五八年(昭和三十三年)四月、戸田城聖が逝去すると、学会員を墓地から締め出そ
うとする動きは一段と激しさを増していった。
 これを機に、学会の弘教拡大に歯止めをかけようとの狙いがあったのであろう。
 また、その手口も、巧妙になっていった。 ある寺では、改宗すれば檀徒ではなくなる
ので、墓地を移転しなければならないことなどを盛り込んだ、「檀徒規則」や「墓地使用規
則」等をつくり、それを振りかざして、学会員の墓地使用を禁じたのである。さらに、寺
の住職が、入会した学会員の墓を掘り返し、骨壺を取り出した事例まであった。
 寺が、学会員の墓を勝手に改葬し、転売してしまったという悪質な事件も起こった。寺
側は、「三年間、連絡がなかったので、檀家加入許可書に基づいて、墓は放棄したものと思
って処分した」と言うのである。このほか、学会員の家の墓石が倒されたり、傷つけられ
たりするという陰湿な事件もあった。
 学会には、まだ独自の墓園はなかったし、日蓮正宗寺院の墓地も数少なかった。
 学会員の弘教によって、檀徒離れが進む既成仏教各派にとっては、檀徒を引き留める最
後の砦が”墓”であったのである。それは、各派が、既に民衆を覚醒する活力を失い、も
はや”葬式仏教”にすぎなくなっていることを証明する出来事でもあった。
 烈風ありてこそ、新しき飛翔はある。

410 :七日後の:2014/12/13(土) 13:05:32.12 ID:GSmeUNq/0.net
厚田 5

 寺院に埋葬を拒否された学会員の悩みは、深刻であった。夫を亡くしたある夫人は、遺骨を抱えて寺に行くと、住職に、吐き捨てるように言われた。
 「あんたは学会に入り、先祖代々の宗派を捨てた。ご先祖様と寺を裏切ったんだ。当寺とは無縁だ。埋葬などできるわけがない!」
 彼女は、これまで、親戚にも、一生懸命に仏法対話してきた。親戚は、この事態を目にすると、ここぞとばかり、夫人に迫った。
 「ほら、言わんこっちゃない。学会員は、墓にも入れてもらえんじゃろう。亡くなったご主人も浮かばれんよ。それで、何が幸福になれるじゃ! あんたも、いい加減に、目を覚ましたらどうかね」
 悔しかった。だが、埋葬できる墓はない。
 「墓のことと、学会の信心で幸せになれるかどうかは別問題です。墓なんかなくたって、夫は必ず成仏しています」
 こう言い返すのが精いっぱいであった。
 そして彼女は、学会本部に窮状を訴えてきたのである。
 山本伸一は、学会の渉外部長として、戸田城聖亡きあとは総務として、この墓地問題にも全力で対応してきた。その交渉のなかで、埋葬拒否は、仏教各派が学会の折伏を恐れ、離檀防止のためにとった、卑劣な対抗策であることを痛感した。
 折伏という教義論争に対して、教義によって応ずるのではなく、故人を弔うための墓を盾に、学会に抗しようとしたのだ。宗教者にあるまじき行為といえよう。
 たとえ改宗しようとも、墓地を使用する権利が、奪われることなどあってはならない。
 伸一は、会員を励ます一方、率先して寺側と交渉にあたり、誤りを正していった。
 また、聖教新聞紙上で、墓地使用を禁じられても、決して泣き寝入りなどせず、墓地使用の正当性を厳然と主張し抜くべきであると、呼びかけたこともあった。
 同志を守るために、全力で戦い抜く人がいてこそ、会員は安心して信心に励めるのだ。

411 :七日後の:2014/12/13(土) 13:06:04.98 ID:GSmeUNq/0.net
厚田 6

 墓地問題では、山本伸一ら青年部の幹部が、埋葬を拒否する寺院と話し合い、多くは解
決をみた。しかし、寺側が誤りを認めず、やむなく法的手段をとったケースもあった。
 裁判でも、結果的に、学会員の主張が認められ、埋葬は可能となったが、できることな
ら、自分も家族も、学会の墓地に眠りたいというのが、同志の思いであった。
 伸一は、第三代会長に就任して以来、墓園は学会が運営するのではなく、宗門に任せよ
うと考えてきた。学会として宗門に、墓園や墓園建設用地を寄進したこともあった。
 一部の寺では、墓地の整備や拡張が進められたが、全体的に見ると、宗門の墓園建設は
遅々として進まなかった。
 学会世帯の増加にともない、「早急に墓園をなんとかしてほしい」との会員の声は、日増
しに大きくなっていったのである。
 やむなく、学会として墓園構想を練っていくことになり、宗門の日達管長の了承も得て、
一九七四年(昭和四十九年)十月、学会の総合的な墓園建設構想が発表されたのだ。まず、
北海道をはじめ、関東、中部、関西、九州に墓園を建設するという計画である。
 伸一には、厚田村に恩師・戸田城聖の精神をとどめる「記念の城」をつくろうとの強い
思いがあった。その構想は、三世の師弟旅を象徴する壮大な墓地公園となって結実してい
くことになるのである。
 一方、北海道の同志もまた、「北海道は、牧口初代会長、戸田第二代会長を育み、山本会
長が民衆勝利の歴史を開いた天地である。ぜひ北海道に、師弟の精神を刻印した墓園を建
設したい」と、熱願していたのだ。
 師の顕彰がなされてこそ、その精神も、思想も、行動も、永遠に継承されていく。
 厚田村に墓地公園を建設することが正式に決定したのは、七五年(同五十年)九月であ
った。基礎的な整備がなされたうえで、翌七六年(同五十一年)十月、伸一が出席して着
工式が行われた。着々と工事は進められ、創価学会初の墓園が完成をみたのである。

412 :七日後の:2014/12/13(土) 13:06:39.91 ID:GSmeUNq/0.net
厚田 7

 山本伸一を乗せた車は、墓地公園内にある戸田講堂の玄関前に止まった。墓園を運営す
る職員の代表ら数人が、笑顔で迎えてくれた。
 車を降りると伸一は言った。
 「厚田に、創価の師弟の故郷ができたね。これから、一緒に新しい歴史を創っていこう
よ。君たちこそが、そのパイオニアだ。戦うということは、道を開くことだよ」
 伸一の呼びかけに応えるように、メガネをかけた温厚そうな壮年が、微笑を浮かべて語
った。
 「ご来園、誠にありがとうございます!」
 墓地公園の所長である伊藤順次である。
 伸一は、出迎えてくれたメンバーに、じっと視線を注いだ。皆、明るい表情をしていた
が、目の下に、うっすらと隈ができていたり、目が充血したりしていた。
 睡眠時間を削りながら、開園の準備に精を出してくれたのであろう。
 学会初の墓園である。完成に至るまでのすべての仕事が、試行錯誤の連続であったにち
がいない。
 そう思うと伸一は、皆を、力の限り讃えずにはいられなかった。
 「すごい墓地公園になったね。本当に、ご苦労様! 日本一です。いや、世界一です。
 最高に荘厳で、最高に優雅です。これ以上のものは、ほかにありません。創価学会の誇
りとなるでしょう。
 この墓地公園は、皆さんの汗の結晶です。ありがとう!」
 こう言って、深く頭を下げた。
 墓地公園の建設に携わった職員たちは、伸一の言葉に、”先生は、自分たちの苦労を、
わかってくださっている!”と思った。それだけで、すべての努力が報われた気がして、
目頭が熱くなった。
 リーダーにとって不可欠な要件は、陰の労苦を、敏感に感じ取り、時を逃さず、それを
讃えることができるかどうかである。人の苦労がわからぬリーダーは、結果的に、人びと
のやる気を削いでしまうことになる。

413 :七日後の:2014/12/13(土) 13:07:24.16 ID:GSmeUNq/0.net
厚田 8

 山本伸一は、戸田記念墓地公園の職員の代表に、重ねて言った。
 「新しい事業が開始されるということは、そこで働く君たちの一念が、奮闘が、仕事ぶ
りが、未来の規範となり、伝統となっていく。今のみんなの苦労、努力こそ一切の根本で
あり、基盤となります。頼むよ」
 ──「本を固くすべし。然らば事業は己ずから発展すべし」(注=2面)とは、北海道で
青春を送った、思想家・内村鑑三の言である。
 講堂は鉄筋コンクリート造りの、地上二階、地下一階建てであり、伸一も、ここで墓地
公園の開園記念行事の指揮を執ることになる。
 伸一は、館内を一巡したあと、大広間で職員や北海道の代表幹部らと勤行を行った。
 御本尊に深い祈りを捧げながら、恩師・戸田城聖を偲び、心で語りかけた。
 ”先生! 先生の故郷に、三世にわたる師弟旅を象徴する墓地公園が、遂に完成いたし
ました。先生のお名前を冠した墓地公園でございます。これで、先生のお心を悩ませ、多
くの同志を苦しませてきた墓地問題も、根本的な解決への道を開くことができます。
 伸一は、常に、常に、先生のお心をわが心とし、悩める同志を守り、この世から不幸と
悲惨をなくすために、生涯、師弟不二の大道を歩み通してまいります。どうか、この厚田
の天地より、私ども弟子たちの戦いを、ご覧ください!”
 伸一の目には、微笑み、頷く戸田の顔が見えた。同志のため、広宣流布のため、全力で
走り抜いた時、己心の師には、いつも満面の笑みが広がっている。
  
 その夜、山本伸一は、早速、妻の峯子、長男の正弘と共に、戸田城聖の親戚が営む戸田
旅館を訪れた。恩師の故郷のことを、若い世代にも教えておこうと、あえて青年部の正弘
も同行させたのである。
 戸田旅館は、一九五四年(昭和二十九年)の夏、戸田と共に宿泊した、思い出深い旅館
である。

414 :七日後の:2014/12/13(土) 13:08:02.49 ID:GSmeUNq/0.net
厚田 9

 戸田旅館は、厚田港のすぐ近くにある、こぢんまりとした旅館である。
 「ごめんください」
 山本伸一は、ガラガラと旅館の玄関のガラス戸を引いた。
 顔を出したのは、戸田旅館の跡取り息子である戸田悟の嫁・和美であった。
 「まあ、山本先生! ようこそおいでくださいました」
 その声を聞いて、厨房にいた夫の悟が飛び出して来た。息子夫婦が、父母の旅館業を手
伝っているようだ。さらに、主の貞蔵も、妻の八重も、二人の孫を連れて玄関に出て来た。
一家は、皆、学会員である。
 「先生。さあ、どうぞお上がりください」
 貞蔵の言葉を制して、伸一は言った。
 「玄関先で結構です。すぐにおいとましますので……」
 商売のじゃまにならないように、あいさつだけして帰るつもりでいたのである。
 貞蔵は、「それでは、せめて足だけでも休めてください」と言って、座布団を差し出した。
玄関の上がり框に腰を下ろしての語らいとなった。
 「旅館の景気はどうですか?」
 伸一が尋ねると、貞蔵は目を伏せた。
 貞蔵の話では、客足が途絶えがちで、旅館の収入だけでは厳しいため、仕出し弁当も始
めたと言う。減収の原因は、意外にも、前年、石狩川に橋が完成したことであった。
 それまで、札幌方面から厚田村への往復は、石狩川の渡船待ちに長い時間を要した。そ
のため、厚田村で一泊し、札幌に帰ることが多かった。しかし、橋ができ、容易に日帰り
できるようになったことから、旅館に泊まる客が激減したのである。
 便利になったことで、戸田旅館は不利益を被ることになってしまったのだ。
 商売に浮き沈みはつきものである。時代の流れも大きく影響する。だからこそ、信心を
奮い起こし、智慧を湧かせ、創意工夫、努力を重ね続けていくことが大事になる。

415 :七日後の:2014/12/13(土) 13:08:30.91 ID:GSmeUNq/0.net
厚田 10

 山本伸一は、戸田旅館の主に、商売を繁盛させるための源泉こそ、信心であることを語
り、さらに言葉をついだ。
 「今回、厚田村に戸田先生を記念する墓地公園がオープンしますから、これからは、訪
れる人も増えていくでしょう。
 私が、初めて戸田先生と、こちらの旅館を訪問した時、先生は、地域の名士の方々と、
どうすれば厚田村が発展していくかについて語り合われた。厚田の発展は、先生の願いで
す。戸田旅館は、その戸田先生の心をとどめる、由緒ある場所なのだという誇りをもって、
末永く繁栄させていってください」
 旅館の主の目には、伸一と語り合ううちに、次第に光が差していった。
 戸田旅館を後にした伸一たちは、厚田の海岸に向かった。
 暗い海に、沖を行く船の明かりが見えた。辺りには、波の音だけが響いていた。
 伸一は、峯子、正弘と浜辺を歩いた。
 「ここだ! ここだよ!」
 彼は、こう言って立ち止まった。
 「ここで戸田先生は、私に、『君は、世界の広宣流布の道を開くんだ。構想だけは、ぼく
が、つくっておこう。君が、それをすべて実現していくんだよ』と語られたんだ。
 私は、その言葉通りに、世界広布の道を開いた。戦い抜いてきた。そして、SGI(創
価学会インタナショナル)も誕生した。
 いよいよ、これからが、本格的な建設に入る。予想もしなかったような、障魔の嵐も吹
き荒れるだろう。でも、それを乗り越えてこそ、世界広布の本当の朝が来る。
 だから、これから先、どんなことが起ころうとも、何があろうとも、狼狽するようなこ
とがあってはいけないよ。
 広宣流布を進めるということは、難を呼び起こしていくということなんだから。
 天も私を捨てるがよい。いかなる難にも遭おう。身命をなげうつ覚悟である──という
のが、大聖人の御覚悟であった。それは、会長就任以来の、私の誓いでもある」

416 :七日後の:2014/12/13(土) 14:21:33.30 ID:GSmeUNq/0.net
厚田 11

 翌十月一日は、厚田・戸田講堂の開館式の意義をとどめる記念勤行会、祝賀の集いなど
の諸行事が行われることになっていた。
 朝、山本伸一は、講堂の窓から外の景色を眺めた。雲ひとつない秋空が広がり、色づき
始めた木々が、鮮やかに陽光に映えていた。
 正午過ぎ、北海道の同志の代表らが集い、戸田講堂の開館記念勤行会が、厳粛に営まれ
た。伸一は、そのあいさつのなかで、戸田記念墓園、並びに戸田講堂の完成を心から祝福
するとともに、北海道の同志ら関係者の努力に、深く感謝の意を表した。そして、この墓
地公園の意義について語っていった。
 「恩師・戸田先生の遺徳を顕彰する、この厚田の墓地公園は、恩師の遺志を実現したも
のであります。墓園の構想は、ある時、戸田先生が何げなく語られた、一言に由来してい
ます。先生は、こう言われました。
 『われわれは、未曾有の広宣流布のために、地から湧き出た学会っ子であり、地涌の菩
薩である。この末法の現実の世界で、波瀾万丈の戦いをしきって一生を生き、あとは、わ
が同志と一緒に、どこかで静かに眠りに就きたいものだな』
 この当時は、戸田先生も、まだお元気なころで、広宣流布という長途の旅へ、共々に励
まし合いながら進んでいく過程での話でありました。ゆえに、どこという場所の明示はさ
れておりません。
 その恩師の言葉は、私の脳裏に焼き付き、消えることはありませんでした。このお言葉
が、一つの重要な構想を芽生えさせていったのであります。
 以来、熟慮を重ね、また、学会の首脳、北海道の首脳幹部とも話し合い、恩師の出獄三
十周年の佳節にあたる一九七五年(昭和五十年)、厚田に墓地公園建設が正式決定し、ここ
に実現の運びとなったのであります」
 伸一は、戸田の言葉を、一言たりとも聞き流すようなことはなかった。すべてを生命に
刻み、すべてを実現させてきたのだ。そこに真実の師弟の道がある。

417 :七日後の:2014/12/13(土) 14:22:34.74 ID:GSmeUNq/0.net
厚田 12

 歓喜をはらんだ山本伸一の力強い声が、広々とした畳敷きの講堂に響いた。
 「わが同志と一緒に、どこかで静かに眠りに就きたい──この恩師の遺言を、生死不二
の原理に照らしていうならば、再び新たなる生命を蘇らせ、共々に広宣流布に戦っていこ
うとの意味でありましょう。
 その永遠の広布旅、師弟旅の象徴ともいうべきものが、この墓地公園であります。
 ともかく、快晴の見事な慶祝日和に恵まれ、この新たな創価学会の原点の地に、本日、
われら弟子が、このように喜び勇んで参集できた事実は、何よりも御本尊の賞讃のしから
しむるところと確信してやみません。恩師・戸田先生のお喜びもいかばかりであろうかと、
思わずにはおれない心境であります。
 私自身、会長就任十七年半の間、幾多の慶事を迎えてきましたが、本日は、ことのほか
嬉しく、また、晴れがましい慶事であると思っておる次第でございます」
 それは、伸一の偽らざる心境であった。
 彼は、誇らかに、宣言するように語った。
 「創価学会の基盤も、これで完璧に出来上がったと言っても過言ではありません!
 この恩師ゆかりの厚田の大地は、私にとって”心の故郷”であります。これからも、こ
の地を訪れ、生涯にわたって同志を守り、恩師の遺徳を偲びながら、広布開拓の歴史を創
っていきたいと念願してやみません。
 皆さん方も、苦しい時、辛い時、行き詰まった時には、この地を訪れて墓参し、唱題し
て、恩師の心をわが心とし、蘇生して帰ってください。そして、広宣流布への満々たる闘
志をたぎらせ、生死不二、師弟不二の旅をしていっていただきたいのであります」
 この日は、戸田講堂の晴れの開館の儀式である。伸一は、”今日は厳しいことは言わず、
ここで話を終えようか”と思った。
 しかし、広宣流布の道は常に険路である。この先、何が待ち受けているかわからないの
が現実である。そう思うと、彼は、皆の覚悟を促さないわけにはいかなかった。

418 :七日後の:2014/12/13(土) 14:23:24.09 ID:GSmeUNq/0.net
厚田 13

 山本伸一は、凛とした声で話を続けた。
 「本日は、『破信堕悪御書』の一節を拝したいと思います。
 『釈迦仏は三十二相そな(具)わって身は金色・面は満月のごとし、しかれども或は悪
人はすみ(炭)とみ(見)る・或は悪人ははい(灰)とみる・或は悪人はかたき(敵)と
みる』(御書一三○三p)
 この釈迦仏とは、三十二相といわれる仏としての優れた身体的特質を備えた、インド応
誕の釈尊であります。釈尊は、仏として人びとから最高の尊敬を受けておりました。それ
でも、心の曲がった悪人は、金色に輝く仏を、炭と見たり、灰と見たり、敵と見てしまう
との意味であります。
 その釈尊に対して、御本仏・日蓮大聖人は、凡夫の姿で、悪世末法に出現された。した
がって、大聖人が数々の大難に遭われたのは、当然と言えましょう。
 いわんや、われらは凡愚の身であり、民衆、信徒です。その私どもが、大聖人の仰せ通
りに、広宣流布を現実のものとしてきた。軽んじられてきた庶民が、最も尊い聖業を担っ
てきたのであります。さまざまな難が、北風が、怒濤が、嵐が吹き荒れるのは、これまた
当然のことと言わざるを得ません。
 ゆえに、牧口先生、戸田先生は投獄され、牧口先生は命をも奪われました。私の人生も
相次ぐ迫害の連続でした。御書に照らして、当然、これからも、わが学会には、激しい北
風の突風が吹くでありましょう。
 しかし、絶対に負けてはならない。絶対に屈してはならない。北海道の同志の皆さんは、
『覚悟』を定め、この学会の新しき原点の地から、凛々しく出発し、北海道広布のため、
自身の一生成仏のために戦い抜いてください。そして、また、ここに帰り、三世永遠に、
勇猛果敢なる広布旅を続けようではありませんか!」
 「覚悟」とは、本来、迷いを去り、道理を悟ることだ。正法正義の大道に大難あり──
その道理を悟ることが、覚悟の信仰なのだ。

419 :七日後の:2014/12/13(土) 14:23:56.75 ID:GSmeUNq/0.net
厚田 14

 戸田講堂の開館を記念する勤行会は、山本伸一の詩を歌にした「厚田村」の大合唱で幕
を閉じた。
 引き続き伸一は、講堂の前で、北海道の広宣流布に尽力してきた功労者らと記念のカメ
ラに納まり、墓地公園内の管理センター前広場で行われた祝賀の集いに出席した。
 彼は、墓園の関係者らに声をかけ、握手を交わしながら歓談した。
 墓地公園の所長である伊藤順次が、目を潤ませながら伸一に語った。
 「厚田村に、こんなに立派な墓地公園ができるなんて、夢のようです。二十年ほど前に
は、想像することもできませんでした」
 伸一は、包み込むような笑みを浮かべた。
 「厚田が、ここまで立派になったのは、あなたの奮闘の賜物です。ありがとう!」
 伊藤の目から、大粒の涙があふれた。
 彼は、一九五四年(昭和二十九年)夏の入会である。小樽で、妻のサダ子と共に美容院
を営み、地域に信頼の輪を広げながら、北海道広布を担ってきた壮年であった。
 入会七カ月後の五五年(同三十年)三月十一日、身延の日蓮宗と教えの正邪を決する「小
樽問答」が行われた。これは、日蓮宗と日蓮正宗の法論となるはずであったが、結局は逃
げ腰の宗門に代わって、学会の代表が法論することになったのである。伊藤は小樽班の庶
務係として、その運営に携わった。
 身延の日蓮宗側は、僧籍をもつ大学教授らが法論の登壇者である。一方、学会側の登壇
者は、僧でもなければ、仏教学者でもない。
 伊藤は”本当に法論で勝てるのか”と、開始直前まで不安を拭えずにいた。
 そんな伊藤を見て、司会者の伸一は、確信に満ちあふれた声で、きっぱりと言った。
 「大丈夫です。必ず勝ちます!」
 学会は、日蓮大聖人の正法正義を守り抜いてきた。また、身延の信徒の多くが、折伏に
よって、その誤りを打ち破られ、学会に入会している。それゆえに、伸一は大確信をもっ
て答えたのだ。真実こそ、確信の母である。

420 :七日後の:2014/12/13(土) 14:25:01.13 ID:GSmeUNq/0.net
厚田 15

 小樽問答は、山本伸一の師子吼を思わせる司会で始まり、伸一の言葉通り、学会側が大
勝利を収めた。
 伊藤順次は、大感動で身が震える思いがした。創価学会の正義を実感し、生涯、学会と
ともに生きようと決意したのである。
 一九五五年(昭和三十年)八月、小樽に地区が誕生し、伊藤は地区部長に就任した。
 この時、来道した戸田城聖から、直接、激励された彼は、戸田の故郷である厚田村の広
布開拓に、取り組もうと決意した。
 十二月、厚田村を訪れた小樽の幹部一行によって、後の厚田広布の中核となる山内悦郎
をはじめ、数世帯が入会した。
 伊藤は、山内と連絡を取り合い、毎月一度は、泊まりがけで厚田村に通うことにした。
 厚田村で夜に開かれる座談会に出席するためには、早朝、小樽の家を出発する。小樽か
ら列車で札幌まで行き、バスで石狩川の渡船場の手前まで行く。船で川を渡ると、その先
は、徒歩である。厚田の座談会場となる同志の家まで約二十キロの道のりであった。
 冬の厚田行きは、難行苦行の危険な旅となった。石狩川を渡るまでは、普段と変わらな
いが、その先は、深い雪の中を、腰まで埋まりながら、歩くことになる。
 吹雪の日などは、視界が悪く、一歩一歩、慎重に歩みを運ばなければならず、十時間ほ
どかかる。また、空は晴れていても、風が吹けば地吹雪となるのだ。
 ある時、伊藤は、数人の地区員と共に、荷物を運搬する馬ソリに乗せてもらった。しか
し、途中で馬が急に勢いよく走り始めたために、彼は雪の上に投げ出されてしまった。必
死になって叫びながら、馬ソリを追いかけたことも、忘れがたい思い出となっている。
 伊藤の心にあったのは、”厚田村は戸田先生の故郷であり、山本室長が、世界の広宣流
布を誓った地である。その厚田村に、断じて仏法の光を注ぐのだ!”との一点であった。
 ”師のために”──そう思うと、挑戦の勇気が、無限の力が湧いた。

421 :七日後の:2014/12/13(土) 14:25:57.72 ID:GSmeUNq/0.net
厚田 16

 一人立つ広宣流布の勇者がいれば、魂の炎は、一人、また一人と燃え広がり、赤々と暗
夜を照らし出す。一人立て! すべては一人から、自分自身から始まるのだ。
 「自身の周囲を照らし燃やすためには、まず自身が燃えなければならない」(注=2面)
とは、ロシアの文豪トルストイの叫びである。
 伊藤順次、地元の山内悦郎らの奮闘で、厚田広布は、目覚ましい伸展を遂げていった。
 一九五八年(昭和三十三年)三月、小樽支部の支部長になっていた伊藤は、創価学会が
建立寄進を推進した総本山大石寺の大講堂落慶記念の総登山に参加した。彼は、その折、
理境坊にいる戸田城聖を訪ねた。
 既に戸田の体は著しく衰弱し、布団に身を横たえることが多くなっていた。それでも、
戸田は、伊藤を部屋に上げ、小樽の近況に耳を傾け、声を振り絞るようにして語った。
 「小樽も、厚田村も、広宣流布は着々と進んでいるんだな。ありがとう。もう一度、厚
田に行きたいな。頼むよ、厚田を」
 それから、伊藤の顔を、じっと見つめた。
 「伊藤君。人生には、いろいろなことがある。また、創価学会のなかでも、さまざまな
ことがあるだろう。いやなこと、辛いこと、悲しいこともあるにちがいない。むしろ、人
生は、その連続だろう。考えもしなかった大難だって起こるよ。仏道修行というのは、瞬
間、瞬間、魔との戦いなんだよ。
 でも、何があっても紛動されることなく、信心から、学会から、絶対に離れてはいけな
いよ。学会から離れていけば、待っているのは、後悔だ。後になって、幾ら悔やんでも、
悔やみ切れるものではない。仏法の世界は、厳しいものだ。だが、信心を全うし抜いてい
けば、最後は必ず勝つ。いろいろなことがあっても、幸福と言い切れる境涯になるよ。
 また、信心を貫き通していくには、信心の依処となる良い先輩が必要だ。幹部になれば
なるほど、指導を求める先輩がいなくなってしまい、行き詰まってしまいがちなんだ。実
は、これが、怖いんだよ」

422 :七日後の:2014/12/13(土) 14:26:40.76 ID:GSmeUNq/0.net
厚田 17

 組織の中心幹部が強い求道の心をもち、成長し続けてこそ、後輩も成長していくし、組
織も発展していくことができる。ゆえに、幹部自身が信心の啓発を受けていくための、依
処となる”人”の存在が大切になる。その依処の根本となるのが”師”である。
 戸田城聖は、伊藤順次に語った。
 「君は、山本伸一に、しっかり、ついていきなさい。絶対に離れないことだ。そうすれ
ば、最高の一生を送れるよ。私の心を本当に知っているのは伸一だ」
 伊藤は、戸田が、なぜ、”自分についてこい”ではなく、”伸一についていけ”と言う
のか、わからなかった。
 しかし彼は、すぐに、未来のことを熟慮したうえでの、発言であることに気づいた。戸
田の伸一に対する全幅の信頼を感じた。二人の、強い師弟の絆を見た思いがした。
 戸田は、念を押すように重ねて言った。
 「いろいろな幹部がいて、いろいろなことを言うかもしれないが、ついていくのは伸一
だ。伸一がわかっていればいいとの思いで、進んでいきなさい」
 伊藤は、戸田の言葉を遺言の思いで聴き、目を潤ませながら元気な声で応えた。
 「はい。わかりました! 山本室長に、生涯、つき切ってまいります!」
 戸田の顔がほころんだ。
 「これで小樽も、厚田も大丈夫だな……」
 その二年後の一九六〇年(昭和三十五年)五月三日、伸一は第三代会長に就任する。
 その時、伊藤は思った。
 ”戸田先生は、既にあの時、こうなることを確信され、私に指導してくださったんだ”
 戸田の言葉を深く胸に刻み、伊藤は、伸一と共に立った。そして、七〇年(同四十五年)
十月には、北海道長となった。北の大地の隅々にまで、創価の師弟の精神を脈打たせよう
と、全力で奮闘した。
 しかし、七三年(同四十八年)春、本部幹部会に出席するため、東京に来ていて、宿舎
で吐血して倒れ、緊急入院したのである。

423 :七日後の:2014/12/13(土) 14:27:24.23 ID:GSmeUNq/0.net
厚田 18

 東京で入院した伊藤順次は、医師から「胃潰瘍と十二指腸潰瘍を併発しています」と告
げられた。彼は、病室で、”一生懸命に信心に励んできた自分が、なんでこんなことにな
るのだ!”と思った。
 そこに、副会長の森川一正が、山本伸一からの見舞いの花を持って病室を訪れた。
 「伊藤さん。先生は、『長年の疲れがたまっているのだから、ゆっくり静養し、元気にな
ってください』と言われていました。
 また、仏法では、病の起こる六つの原因を明かしていますが、『伊藤さんの場合、北海道
長として懸命に戦い、北海道の広宣流布を大きく前進させてきたから、魔が競い起こった
のだ。魔の所為です』とおっしゃっていました。
 そして、『絶対に魔に負けてはいけない。魔は、魔と見破れば、必ず勝てる。唱題で一切
を切り開いていくんです。私も、毎日、真剣にお題目を送ります』と言われ、すさまじい
勢いで唱題してくださっていますよ。
 ”最愛の同志を、魔の餌食になどするものか! 絶対に死なせるものか!”という、気
迫にあふれた、懸命な題目です」
 それを聞くと、伊藤は、伸一へのありがたさ、申し訳なさと、自らのふがいなさで、涙
が止まらなかった。
 数日後、手術が行われた。しかし、術後の経過は、決して好ましくなかった。
 病室には、何度となく学会の最高幹部が、伸一から伝言を預かって訪ねて来た。
 ある時の伝言には、こうあった。
 「早く元気になって、北海道の同志を、共に激励して歩こうよ。みんなが、あなたを待
っているよ」
 伊藤は、目が覚めた思いがした。
 ”そうだ。俺には、励ますべき同志がいるんだ! 広宣流布という、大事な、大事な使
命がある。負けてなんかいられるか!”
 その瞬間、全身に力がみなぎるのを覚えた。広宣流布の使命に生き抜こうとする一念に、
地涌の菩薩の、仏の、大生命が脈打つのだ。

424 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2014/12/13(土) 14:43:00.98 ID:m43zrIMZO.net
ヒキコウモリだよ

425 :七日後の:2014/12/15(月) 09:28:03.79 ID:/zWuzsgO0.net
厚田 19

 伊藤順次は、日を追って、健康を回復していった。二カ月後、彼は病院を出た。
 退院に際して山本伸一は、「おめでとう! 本当に嬉しい。鉄のような頑健な体になって
ください」との伝言とともに、鉄製の花瓶を贈った。伊藤は、伸一の真心に泣いた。
 その後、彼は北海道の指導長となった。未来のために、若い人材を登用することが、こ
の人事の目的であったが、同時に、伊藤にあまり負担をかけないようにしたいという伸一
の配慮もあった。
 やがて伊藤は、完全に健康を取り戻した。
 厚田村に墓地公園の開園が決まった時、それを最も喜んだのは伊藤であった。
 一方、伸一は、その構想が具体化した段階から、伊藤こそが墓地公園の責任者にふさわ
しいと考え、彼を所長に推薦したのである。
 伸一の期待に応えようと、伊藤は、懸命に準備にあたり、開園を迎えたのである。
  
 山本伸一は、祝賀の集いで、伊藤と握手を交わしながら語った。
 「あなたは、学会最初の墓地公園の、初代の所長です。頑張ったこと、苦労したことが、
すべて歴史になります。それが開拓者の戦いなんです。よろしくお願いします」
 「はい!」
 伸一の手を握る伊藤の手に力がこもった。
 それから伸一は、役員として参加していた、青年部の代表に声をかけた。
 「どうもご苦労様! この墓地公園を見た感想はどうかね」
 青年たちの元気な声が、はね返ってきた。
 「雄大な大自然にいだかれ、気宇壮大になります。これまでの日本の墓地のイメージを
一新した、画期的な墓園だと思います」
 「墓地特有の暗さがなく、明るく、希望を感じさせます。日蓮大聖人の死生観が、その
まま表現されています」
 「歴代会長のお墓もあり、永遠に師と共に広宣流布の道を歩んでいくのだという実感が
湧きました!」

426 :七日後の:2014/12/15(月) 09:28:32.84 ID:/zWuzsgO0.net
厚田 20

 青年たちの墓地公園の感想を聞いた山本伸一は、力を込めて語った。
 「この墓地公園も、みんな青年部の諸君が受け継いでいくんだよ。
 青年は、学会の宝だ。どこまでも純粋に、広宣流布という大志、大望をいだいて、勇敢
に突き進むことができるからだ。
 学会も安定期に入った。すると、これから、学会の本来の使命、目的である広宣流布を
忘れて、学会のなかで、上手に生きていくことばかりを考える人間も、出てくるだろう。
 そうなれば、組織も守りに入り、たちまち保守化し、官僚化してしまう。そうさせない
ためには、”世界の広宣流布のため、人類の幸福と平和のために、戦い続けよう!”とす
る、私と同じ志をもった青年たちに、すべてを託す以外にないんだよ」
 それから伸一は、目を細め、遠い彼方を仰ぎ見るようにして、静かに言葉をついだ。
 「あれは、昭和二十六年(一九五一年)七月の、男子部の結成式前夜だった。戸田先生
は、東京の市ケ谷にあった大東商工の事務所で、私に言われた。
 『いよいよ明日は、男子青年部の結成式だな。私は青年部に広宣流布を託す。青年は、
その具体的な実践として、私が会長就任の日に発表した会員七十五万世帯を、全責任をも
って達成してもらいたい。伸一、できるか!』
 私は、先生のお顔を、じっと見つめた。
 覚悟はしていたが、意外といえば意外な言葉であった。学会には、牧口先生の時代に入
会した錚々たる幹部がいたし、私は結成式で、男子部の首脳幹部ではなく、最前線組織の
リーダーである班長になると告げられていたからだ」
 ──戸田は、伸一の心をすべて察知しているかのように、こう話を続けた。
 「私は、牧口門下生には、広宣流布は頼まん。次の会長も牧口門下生ではない。青年部
出身者だ。仏法に殉ずる覚悟をもった者でなければ、広宣流布の戦いはできないからだ。
だから青年に期待するのだ」

427 :七日後の:2014/12/15(月) 09:29:19.73 ID:/zWuzsgO0.net
厚田 21

 戸田城聖は、戦時中の軍部政府の弾圧で、牧口門下のほとんどが退転していった悔しさ、
情けなさを、決して忘れることができなかった。弾圧の嵐に遭えば、すぐに信念も理想も
捨ててしまう、姑息で老獪な人間たちの変わり身の早さに、彼は、痛恨の思いを噛み締め
てきたのである。
 戸田は、山本伸一に語っていった。
 「広布の旅は、遠く、長い。三十歳になっても、四十歳になっても、五十歳になっても、
いや、七十歳、八十歳になっても、命ある限り、広宣流布に生き抜こうという志をもった
人間を、私はつくりたいのだ。
 保身や私利私欲、名聞名利を目的とするのではなく、牧口先生のように、人びとの幸福
のために、生涯、正法正義を貫き通す人材を、私は青年部のなかから育てていく。
 この戸田の弟子であることの”誇り”をもち続け、広宣流布という”大理想”に生き抜
こうという人間だ!
 今後、いかに学会員が増えようが、皆の心から、創価の師弟の誇りと、広宣流布の理想
に生きようという一念が希薄化してしまえば、学会の未来はない。いや、そうなれば、地
涌の菩薩であるとの自覚も失われ、真実の幸福の道も見失ってしまうことになる。学会を、
そうさせないために、青年が立つんだ。
 伸一! 君は、その事実上の原動力になるんだ。模範になれ! 永遠にだ。
 班長という一兵卒から戦いを起こし、全軍を率いて、広宣流布の大理想に突き進め!
 いいな! できるな!」
 「はい!」
 決意を秘めた伸一の声が響いた。
 戸田は、鋭い視線を伸一に注いだ。弟子の顔から、微動だにしない広宣流布への信念を
見て取った戸田は、口元をほころばせた。
 「頼んだぞ! 万人の幸福を築け! そのために学会は、後世永遠に広宣流布を、立正
安国をめざして進んでいくんだ。
 今夜の二人の語らいが、事実上の男子青年部の結成式だよ」

428 :七日後の:2014/12/15(月) 09:31:42.14 ID:/zWuzsgO0.net
厚田 22

 戸田城聖は、山本伸一と語り合った翌日、西神田の学会本部で行われた男子部結成式に
出席した。あいさつに立った戸田は、強い確信を込めて話し始めた。
 「今日、ここに集まられた諸君のなかから、必ずや、次の創価学会会長が現れるであろ
う」
 そして、広宣流布は、自身の絶対にやり遂げねばならぬ使命であると力説。青年たちに、
同じ自覚に立ち、「諸君の手で、この尊い大使命を、必ず達成していただきたいというのが、
私の唯一の念願であります」と訴えたのである。
 さらに、学会の目的は、日本一国にとどまるものではなく、世界に妙法を伝えることで
あると宣言し、こう話を結んだ。
 「今日は、この席から、次の会長たるべき方にごあいさつ申し上げ、男子部隊の結成を
心からお祝い申し上げる」
  
 伸一は、厚田の墓地公園での祝賀の集いで、男子部結成式前夜の、戸田との師弟の語ら
いを青年たちに伝え、祈るような思いで訴えた。
 「青年は、広宣流布の大願を常に起こしていくんだよ。そして、現実の大地にしっかり
と立って、地域に、社会に、仏法の生命尊厳の法理を、人間主義の哲理を弘め抜いていく
んだ。その青年の不屈の連帯を、牧口先生、戸田先生を世に送り出した北海道の天地に、
ぜひ築いていってほしい」
 それから伸一は、美しく連なる墓石を見ながら言った。
 「ここは、広宣流布に生きる師弟と同志の永遠の絆を象徴している墓地公園です。私の
目には、この墓地公園の開園を喜んでくださっている、戸田先生のお顔が浮かぶんです。
 創価学会の墓園を、どういうものにしようかと、私も関係者と一緒になって、あらゆる
角度から考え抜いてきました。
 墓園には、死生観が表れるし、本来、そこには、基本となる思想があるんです」

429 :七日後の:2014/12/15(月) 09:48:43.28 ID:/zWuzsgO0.net
厚田 23

 創価学会として墓園を建設するために、学会本部に、墓苑公益事業部門が発足した時、
墓園の三つの基本理念が設けられた。
 それは、山本伸一の構想を骨子にして、つくられたものであった。
 その第一は、「恒久性」である。
 学会の墓園は、永遠の生命観に立ち、ともに唱題しながら生死不二という仏法の真髄を
共有しあっていく地である。ゆえに、恒久的に栄える墓地としていくために、優れた施設
を建設するとともに、安定した質の高い維持、管理を行っていくことをめざす。
 第二は、「平等性」である。
 皆が仏性を具えているという仏法の真の平等観に立つならば、権威や財力によって墓の
大小を競うような一般的な風潮に追随すべきではない。また、学会として、会員奉仕の立
場から、より安価で、かつ多数の墓所を提供する必要がある。
 第三は、「明るさ」であった。
 妙法に照らされた生死不二の「明るさ」を象徴できるように工夫した墓園とし、墓参者
に潤いを与える親しみやすい環境整備を行う。
 墓園建設を担当することになった職員は、会館建設に従事した経験のある人はいても、
墓地については、何もわからなかった。
 しかし、この三つの基本理念をもとに、まさに手探りで、懸命に、事業を進めていった
のである。日々、呻吟の連続であった。
 新事業とは、困難、波乱、不可能の壁への挑戦である。その任を果たすには、何があっ
ても、断じて成し遂げてみせるという、不屈の覚悟がなくてはならない。
 伸一も、折々に墓園建設に携わる職員と会い、労をねぎらうとともに、「寒冷の地だけに
建物は暖かみのある色合いに」など、アドバイスを重ねてきた。  
 祝賀の集いで伸一は、北海道の青年の肩を叩き、力強く語った。
 「さあ、生死不二の師弟の旅に出ようよ。広宣流布の大ドラマをつくろうよ」

430 :七日後の:2014/12/15(月) 09:49:29.62 ID:/zWuzsgO0.net
厚田 24

 山本伸一は、祝賀の集いに続いて県長会に出席したあと、厚田村の望来でブロック長、
ブロック担当員として活躍する、元藤徹・トミ夫妻が営む食料・雑貨店に向かった。
 彼は、一九六〇年(昭和三十五年)に厚田村を訪問した折、当時、鮮魚店をしていた元
藤夫妻に、「いつか、お宅に伺います」と約束していたのである。
 伸一は、元藤夫妻について、「厚田村で商店を経営しながら、地域に学会理解の輪を広げ
ようと、懸命に頑張り続けています」との話を聞いていた。それだけに、なんとしても、
激励せずには、いられなかったのである。
 墓地公園から車で十分ほど行った集落の一角に、元藤夫妻が営む元藤商店があった。
 車を降りた伸一は、店の戸を開けながら、「こんばんは!」と声をかけた。
 ふくよかな顔に、優しい笑みを浮かべ、婦人が店に出て来た。元藤トミであった。
 彼女は、一瞬、”山本先生に、あまりにもよく似ている。もしや、先生ではないか”と
思った。しかし、”まさか、先生がうちになど来られるはずがない”と思い直した。
 その時、夫の徹が、「先生!」と言って、奥から飛び出して来た。トミは、絶句した。
 伸一は、微笑みながら言った。
 「今日は、十七年前の約束を果たしに来ましたよ。このお店の物を、全部、買おうと思
って、お小遣いを貯めてきたんです」
 徹は、「十七年前の約束ですか?」と言って、キョトンとした顔で伸一を見た。
 「そうです。昭和三十五年に、厚田村に会長就任のごあいさつに来た折に、お宅に伺う
約束をしたではありませんか!」
 徹は、思い出したのか、「あっ!」と声をあげた。トミも驚いた表情で伸一を見た。
 約束は、信頼の柱である。人の信頼を勝ち取るための最大の要件は、約束を忘れず、必
ず果たしていくことだ。たとえ、相手が忘れていたとしても、それを守っていくことによ
って、自分の生き方、信念、人格が確立されていくのである。

431 :七日後の:2014/12/15(月) 09:50:31.00 ID:/zWuzsgO0.net
厚田 25

山本伸一は、元藤商店の数坪ほどの店内に並べられた商品を、次々と購入していった。
「このネギも、キャベツも、それから、あのブドウもいただきます」
さらに彼は、酢、ソース、殺虫剤、菓子、パンなども買った。
店の一隅には、うま味調味料の瓶も並んでいた。その瓶は埃を被っていた。
「これは、あまり売れていないようですね。これも全部ください」
「埃だらけですみません。それにしても、本当に買われるんですか?」
元藤徹が言うと、伸一は屈託のない笑みを浮かべた。
「あなたのお店の物なら、なんでも買わせていただきます。この秤も買いましょう」
「これは、商売道具ですから……。それに、あまり買っていただくと、明日から売る物がなくなってしまいます」
店内に、笑いが広がった。
元藤の妻・トミは、伸一が購入した品々を、せっせと段ボールに入れていた。
笑っていた元藤徹の顔が、次第に感無量の面持ちになっていった。彼は思った。
”十七年前におっしゃった一言を忘れず、お忙しいなか、わざわざ私の店を訪ねてくださった。そして、私を励まそうと、買い物までしてくださる。こんな方が、この世界のどこにいるだろうか……”
買い物を終えると、伸一は夫妻に言った。
「小さな商店は、大きなスーパーなどと比べれば、生み出す利益は少ないかも知れません。しかし、地域の人びとの生活を支える、大事な生命線の役割を担っています。
どうか、地域に根を張り、信頼の大樹となってください。お店が繁盛し、ご夫妻が幸せになることが、信心の勝利です。
また、おじゃまします。お元気で!」
元藤徹は、伸一の言葉に、ハッとした。
”家族の生活を守るためだけの店じゃないんだ。地域の人びとの生活を支えるための店なんだ”――そう思うと深い使命を感じた。

432 :七日後の:2014/12/15(月) 10:46:08.19 ID:/zWuzsgO0.net
厚田 26

 戸田記念墓地公園のオープンを祝賀するかのように、美事な青空が広がり、太陽は白金
に燃え輝いていた。
 十月二日午前十一時、墓地公園内の戸田記念広場で、北海道の同志の代表ら二千五百人
が参加し、墓園の開園式が挙行された。
 二日は戸田城聖の命日である。なかでも十月二日は、この厚田の地で戸田から、「君は、
世界の広宣流布の道を開くんだ!」と、世界広布を託された山本伸一が、一九六〇年(昭
和三十五年)、初の海外訪問に出発した、意義ある日であった。
 恩師の遺徳を偲び、広宣流布を誓う弟子たちの、すがすがしい読経・唱題の声が、秋空
に朗々と響いていった。
 勤行に次いで、副会長で北海道総合長の田原薫があいさつに立った。
 「この墓地公園は、戸田先生の故郷であり、周囲は、雄大な海、美しき山並み、墓園を
見渡せば、空飛ぶものの王たる鷲のごとき形をしています。私には、ここが、『霊山浄土に
似たらん最勝の地』(御書一〇二二p)のように思えてなりませんが、皆さんは、いかがで
しょうか!」
 その田原の呼びかけに、参加者は目を輝かせ、大拍手で応えた。
 北海道の同志は、墓地公園完成を目標に、?恩師の故郷にふさわしい、世界に誇れる広
布模範の北海道を築くのだ?と、懸命に弘教の拡大に励んできた。つまり、墓地公園の建
設とともに、広宣流布の建設に、わが人間革命の建設に、全力で取り組んできたのだ。だ
からこそ、皆の生命には、歓喜があふれ、その完成が嬉しくてたまらないのだ。
 広布の城の建設を、自分の外にある出来事とするのではなく、それと呼応し、全同志が
信心の目標を立て、果敢に前進していく──そこに、学会の建物を建設する重要な意義の
一つがある。創価の建造物は、広宣流布の象徴である。ゆえに、それを荘厳するのは、一
人ひとりの尊き信心の戦いなのである。
 伸一は、皆の明るく元気な姿が嬉しかった。

433 :七日後の:2014/12/15(月) 10:46:40.85 ID:/zWuzsgO0.net
厚田 27

 山本伸一のスピーチとなった。
 彼はまず、厚田村の村長ら来賓をはじめ、墓地公園建設に携わった関係者に、深い感謝
の意を表した。
 そして、毅然とした声で語り始めた。
 「ホール・ケインの名著『永遠の都』のなかで、主人公のロッシィが綴る手紙の一節に、
こんな言葉があります。
 『常に断崖の縁を歩いてきた人間にとって、最大の緊急事態も、いわば日常茶飯の出来
事にすぎません』(注=2面)
 思えば、初代会長の牧口先生も、第二代会長の戸田先生も、そして私も、広宣流布に生
き抜こうと、戦いを起こしたがゆえに、常に断崖の縁を歩いてきました。
 人びとの永遠なる幸福を築くために、世界の恒久平和を実現するために、宗教改革の旗
を掲げて立ち上がった創価学会の歩みは、いわれなき非難中傷の連続であり、波瀾万丈の
歴史でした。私は、その先頭に立ち、『よ(善)からんは不思議わる(悪)からんは一定と
をもへ』(御書一一九〇p)との御聖訓を、わが信念として戦ってまいりました。
 確かに私も、『永遠の都』にあるように、どんな緊急事態も、いわば日常茶飯の出来事に
すぎないと実感しています。
 皆さんも、日蓮大聖人の仰せのままに、また、創価の一門として、広宣流布への確固不
動な信念を固め、このロッシィのような境地を確立していただきたいのであります。
 広宣流布という未聞の大業を成し遂げようとする私どもの前途が、平坦であるわけがあ
りません。穏やかな秋晴れの日が、永遠に続くことなど、決してありません。日本海の怒
濤のような荒波に向かい、堂々と前進していくのが、広布の道であり、創価の道です」
 何かを予言するかのような発言であった。
 多くの参加者は、その言葉を深く受けとめることはなかった。
 しかし、この時、日蓮正宗の宗門のなかに、伸一を排斥しようという画策が、顕在化し
つつあったのである。

434 :七日後の:2014/12/15(月) 10:48:00.27 ID:/zWuzsgO0.net
厚田 28

山本伸一は、ここで御書の一節を拝した。
「『法華経を信ずる人は冬のごとし冬は必ず春となる、いまだ昔よりきかず・みず冬の秋とかへれる事を』(一二五三n)
この御文の意味は、そのまま、この厚田村の風情に通じます。
厚田は、”北海凍る”と詩にも詠んだごとく、たしかに北風の村であり、厳寒の地であるかもしれません。
しかし、法華経は冬の信心です。そこに、私が、恩師の故郷・厚田の天地を、愛するゆえんがあるのであります。
真実の人間の価値というものは、その人の生命的境涯にある。温暖無風の環境で、何不自由なく生き、
ただ安逸をむさぼっていたのでは、人間的な成長はない。それでは、境涯革命していくどころか、
むしろ、堕落していってしまう。それに対して、『逆境こそ、境涯革命の母』と言えましょう。
いかに貧しく、厳寒のごとき環境にあろうと、決して挫けることなく、希望の炎を燃え上がらせ、
生き生きと、わが生命を発動させていく――そのなかにこそ、真の人生の価値があります。
ゆえに私は、この日本海の荒波猛る厳寒の厚田を、人生の原点の地とし、信心の姿勢を常に確認していこうと決意しております。
 『生死即涅槃』の仏法です。苦悩の闇が深ければ深いほど、まばゆい大歓喜の光が降り注ぎます。
厳寒の地における春の訪れには、ほかでは味わうことのできない、大きな希望と喜びがあります。
”法華経は冬の信心である。冬は必ず春となるのだ”と強く確信し、粘り強く苦難への挑戦を繰り返してください。
そこにこそ、人生を最も豊かに充実させていく根本方軌があります。
私どもは、戸田先生の故郷・厚田を、共々に”人生の原点の地””心の故郷”と定め、
”生死不二の永遠の都”にしてまいりたいと思いますが、いかがでしょうか!」
賛同の大拍手が、潮騒のように厚田の空に舞った。それは、試練の北風に挑み立たんとする、弟子一同の誓いの拍手でもあった。

■語句の解説
 ◎生死即涅槃  生死とは、苦しみや迷いのことで、涅槃とは、悟りの境地をいう。法華経では、
生死の苦しみが、そのまま悟りへと転じていけることが明かされている。 

435 :七日後の:2014/12/15(月) 10:48:34.68 ID:/zWuzsgO0.net
厚田 29

 山本伸一は、未来に思いを馳せながら、北海道の友に呼びかけた。
 「戸田先生を顕彰するこの墓地公園には、国内にとどまらず、将来は、世界各地から、
多くの人びとが来られるでありましょう。
 どうか、その意味からも、この厚田に、世界の模範となる、麗しい理想的な人間共和の
社会を築いていただきたい。そのためにも、地域を大切にし、学会員であるなしにかかわ
らず、厚田の人びとを守り、友情と信頼の強い生命の絆を結んでいってください」
 ホール・ケインは『永遠の都』のなかで、次のように綴っている。
 「もし”人間共和”がいつ実を結ぶのかと聞かれたら、われわれはこう答えればよいの
です、たとえば、まずあそこにひとつ、ここにひとつ、あるいはあそこの国、ここの国と
いったように、世界が”人間共和”をつくりあげるような下地が出てくれば、従来の世界
を支配してきた権力は、こんどは?人間共和?によって支配されるようになるだろう、と」
(注=2面)
 理想は、どこか遠くにあるものではない。自身の今いる場所で築き上げるものなのだ。
 伸一は、言葉をついだ。
 「最後に、ここを訪れた皆さん方は、”これは自分の庭である”との気持ちで散策し、
気宇広大な思い出を刻んでください。先祖への追善回向とともに、自らも蘇生して帰って
ください。その意味から、この墓地公園を、”人間蘇生の憩いの広場”と意義づけておき
たいと思います」
 また、大きな拍手が広がった。
 伸一は、さらに、こう付け加えた。
 「皆さん! ともかく、何があろうが、驚いたり、臆してはいけません。どのような厳
しい烈風に対しても、私が屋根となり、防波堤となっていきます。
 皆さん方は安心して、この、創価の”心の故郷”で、楽しく、和やかに、人生の春風を
満喫しながら、凱歌の人生を生き抜いていってください」

436 :七日後の:2014/12/15(月) 10:49:16.22 ID:/zWuzsgO0.net
厚田 30

 戸田記念墓園の開園式は、会場の広場に立つ、詩「厚田村」の大きな碑に向かって、皆
で、この歌を大合唱して終了した。
 式典が終わると、山本伸一は風雪に耐え、厚田広布に一途に邁進してきた厚田総ブロッ
クのメンバーと記念のカメラに納まった。
 彼は、皆に深々と頭を下げた。
 「ありがとう。皆さんが厚田広布の礎を、黙々と築いてくださったおかげで、戸田先生
を顕彰する、この墓地公園の開園にこぎ着けました。これからも、ますます厚田を、広宣
流布の模範の地にしていってください。
 どんなに意義ある施設が誕生しても、地元の広宣流布が進まなければ、その施設は、砂
上の楼閣のようなものです。どうか、厚田村の学会の組織を、日本最強の組織にしてくだ
さい。わがブロックを、最も仲の良い、最も団結の強い、最も麗しい、人間の温もりあふ
れる創価城にしてください。そして、わが地域に、幸せの実像を広げてください。
 それが、広宣流布の歴史のうえで、深い意義を刻む地域に生きる、同志の使命なんです」
  
 引き続いて山本伸一は、牧口常三郎と戸田城聖の墓碑がある、恩師公園の開園式に出席
した。
 伸一は、墓碑の前で、懇ろに勤行した。
 彼は、北海道の天地に育まれた先師、恩師を偲び、心で語りかけた。
 ”牧口先生! 戸田先生! 北海道は勝ちました。小樽問答もありました。夕張炭労事
件もありました。しかし、その試練にさらされるたびに、わが同志は信心を強くし、不撓
不屈の王者となりました。そして、ここに、生死不二の師弟の宝城が完成いたしました!

 勤行のあと、この年が、牧口の没後三十三年、戸田の没後十九年であることから、樹齢
三十三年の「牧口桜」、十九年の「戸田桜」の記念植樹が行われた。
 伸一は、植樹された両会長の桜を見つめながら、”二十一世紀に続く、絢爛たる創価桜
の道を拓こう”と、強く心に誓うのであった。

437 :(-_-)さん:2014/12/15(月) 18:52:10.39 ID:CZDUIkTf0.net
ヒキコウモンだよ

438 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/15(月) 22:42:01.70 ID:/zWuzsgO0.net
厚田 31

 「人を作れよ、然り、人物を作れよ」(注=2面)とは、思想家・内村鑑三の叫びである。
 十月二日の午後、山本伸一は、戸田講堂の食堂で行われた、「北海道未来会」第四期の結
成式に出席した。中等部、高等部の代表二十六人からなる人材育成グループである。
 伸一が姿を現すと、皆の笑顔が弾けた。
 伸一も、微笑を浮かべた。しかし、話を始めた彼の顔からは、笑みは消えていた。
 ”この一人ひとりが、広宣流布の大事な大事な後継者である。だからこそ、将来のため
に、厳しい話もしておかなければならない”と思ったのである。
 「今日は、君たちの人生において、極めて大切なことを、簡潔に語っておきます」
 力のこもった語調であった。
 皆、居住まいを正した。
 「人間にとって大事なことの一つは、”粘り”ということなんです。
 ある意味で、人生は、絶望との戦いであるといえるかもしれません。
 テストの結果もよくない。家庭環境も大変である。経済的にも厳しい。理想と自分の現
実との間に、大きな隔たりがある──など、悩みの連続が人生であり、特に青春時代です。
 そして、ともすれば、”自分はダメな人間なんだ””なんの力もないんだ”と考え、卑
屈になり、絶望的な思いをいだいてしまう。
 しかし、そうではありません。”みんなが、尊い使命をもって生まれてきている。必ず
自分らしく輝くことができる”と教えているのが仏法なんです。
 では、どうすれば、自分を輝かせていくことができるのか──それは”粘り”です。
 思うような結果がでない。失敗する。挫折する。時には、生きる気力さえなくなってし
まうかもしれない。それでもまた、立ち上がり、自分の目標に向かって進んでいく。その
粘り強さこそが大事なんです。
 ”力がなくてもいいじゃないか。かっこ悪くたっていいじゃないか。でも、自分は負け
ないぞ!”と、心の炎を燃やすことです」

439 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/15(月) 22:43:08.37 ID:/zWuzsgO0.net
厚田 32
 山本伸一は、未来会のメンバー一人ひとりに、じっと視線を注ぎながら言葉をついだ。
 「順風満帆に生きて、苦労もせずに、成功を収めた人などいません。失敗も、挫折もな
く、人生の勝利者になった人もいません。泣く思いで苦労に耐え、何度も絶望の淵に立ち
ながら、粘り強く、前へ、前へと進んでいった人が、人生の勝利者になっているんです。
 たとえ、失敗や敗北はあっても、絶対に腐ってはならない。いじけて、自らを卑しめる
ことこそが敗北なんです。忍耐強い人が、最後に勝つ人なんです。その粘り強さを身につ
けていくための唱題であり、仏道修行であることを忘れないでください。
 人生の勝利の栄冠は、信心を根本に、執念に執念を尽くし、粘って粘って粘り抜き、自
分の決めた道を歩んでいった人の頭上に輝くことを宣言しておきます」
 メンバーは、頬を紅潮させ、瞳を輝かせて、伸一の指導に大きく頷いていた。
 「七度倒れて八度起き上がるという、勇気ある人は即ち将来ある人である」(注)
 これは、創価の父・牧口常三郎と親交の深かった、北海道ゆかりの教育者である新渡戸
稲造の箴言である。
 伸一は、「北海道未来会」第四期生と記念撮影したあと、車で厚田川に向かった。
 彼は、地元の厚田総ブロックの指導委員である飯野富雄から、「厚田川に鮭の群れが遡上
してきておりますので、ぜひ、ご覧になってください」と言われていたのだ。
 伸一と峯子が案内されたのは、厚田川に架かる厚田橋の付近であった。川幅は六十メー
トルほどあり、周囲には赤トンボが飛び交っていた。
 土手の上には、二十人ほどのメンバーが集まり、川を指さしながら談笑していた。
 伸一が車を降りると、歓声をあげ、”早く、早く”と言うように手招きした。
 伸一が、川をのぞき込むと、十匹ほどの鮭の群れが、円を描くように泳いでいた。鮭の
全長は、七、八十センチであろうか。

440 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/15(月) 22:43:47.55 ID:/zWuzsgO0.net
厚田 33

 厚田総ブロックの指導委員・飯野富雄は、同総ブロックの初代総ブロック長を務めた、
四十代半ばの恰幅のよい壮年であった。黒縁のメガネが、よく似合っていた。
 飯野が山本伸一に言った。
 「この季節は、ちょうど鮭が遡上して来る時季なんですが、近年、厚田川には、鮭が上
って来なくなってしまったんです。ところが、数日前から鮭が来るようになりまして、み
んな、喜んでおります。
 鮭も私たちと同じ思いで、山本先生を歓迎しているんだと、さっきも、話し合っていた
んです」
 伸一は、笑いながら語った。
 「それじゃあ、鮭に歓迎の御礼を言わなければいけませんね。
 鮭が遡上する姿を、私は初めて見ました。東京では、こうした自然の姿を見ることはで
きません。いい思い出になります」
 それから、厚田のメンバーに言った。
 「皆さんもよくご存じのように、鮭は、川で生まれ、海を回遊し、何年かすると、産卵
のために生まれた川に戻って来る。時には、岩や石に皮を傷つけながら、必死に遡上し、
雌雄一緒になり、卵を産む。そして、卵を外敵から守るために、雌鮭は産卵した穴を砂利
で覆う。その後、雌雄ともに、親鮭は死んでしまいます。
 鮭も、子孫を残すことに、命を懸けているんでしょう。人間も同じです。後継者をつく
るということは、そのぐらい大変なんです。
 どうか、皆さんも、これまでに学び、培ってきた信心の一切を、命を懸ける思いで、お
子さん方に、お孫さん方に、また、後輩たちに伝え抜いていってください。信心の火を、
身近なところに、ともし続けていくことから、令法久住の流れができるんです。
 また、たくさんの人材を育て、恩師・戸田先生の故郷である厚田を守るとともに、日本
中、世界中に送り出してください。あの『厚田村』の歌にある、『征けと一言 父子の譜』
のごとくあってください」

441 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 05:03:40.25 ID:dVl6qgCs0.net
厚田 34

 飯野富雄と妻のチヨは、厚田川の近くで喫茶店を営んでいた。それを聞いた山本伸一は、
すぐに飯野の店を訪問することにした。
 店の名は「厚田川」で、自宅の一角を改装し、店舗にしていた。
 伸一と峯子は、店のカウンター席に腰を下ろし、コーヒーを注文した。妻のチヨが、コ
ーヒーを入れてくれた。
 飯野夫妻は共に厚田村の生まれであった。入会前から、二人には、村に住む学会員の友
人が多く、よく仏法の話を聞かされた。夫妻には、信心への偏見はなかった。また、?学
会は、決して悪い団体ではない?とも思っていた。しかし、だからといって、入会に踏み
切る気にはなれなかった。
 彼らは、友人の学会員に勧められて、「聖教新聞」を購読し、『聖教グラフ』もよく見せ
てもらっていた。グラフに載っている青年たちの、はつらつとした表情の写真を見ると、
すがすがしさを覚え、希望を感じた。
 グラフを見た二人は、語り合った。
 「学会の青年は、世間の若者とは、どこか違うな。さわやかさと、挑戦の息吹のような
ものが、心からにじみ出ているように思う」
 「本当にそうね。みんな普通の身なりで、特別に着飾っているわけではないのにね。内
面の輝きのようなものを感じるわ」
 「近所の学会員も、みんな人柄がいいし、学会では、心の磨き方のようなものを、教え
ているんだろうか」
 写真は、真実を雄弁に物語る。
 夫妻が、こんな感想をもち始めたころ、学会員の友人の一人が、真剣に入会を勧めてく
れた。二人は、自分の心を輝かせたいとの思いで、信心を始めた。一九六二年(昭和三十
七年)十一月のことである。
 機関紙誌のもつ力は大きい。購読を続けるなかで、学会理解の土壌が、着実につくられ
ていく。機関紙誌の購読推進は、そのまま弘教拡大の推進力となるのだ。
 入会した飯野夫妻は、喜々として学会活動に励んだ。

442 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 05:04:11.73 ID:dVl6qgCs0.net
厚田 35

飯野富雄と妻のチヨは、ある時、厚田地区の初代地区部長であった山内悦郎から、厚田村の使命について聞かされた。
「厚田村はね、第二代会長・戸田城聖先生の故郷なんですよ。山本先生も、青年時代に戸田先生と一緒に厚田村に来られ、世界の広宣流布を決意されているんです。ここは、学会本部からは遠いかもしれない。でも、これほど師匠と絆が強い村はありません。
厚田村で活動に励む私たちには、世界のどこよりも早く、広宣流布の模範の地域を築いていく使命があるんです。その厚田村に暮らして、学会活動ができるなんて、すごいことじゃないですか!」
意義を見いだし、意義を自覚することから、価値の創造は始まる。また、そこから、心の強さ、心の豊かさが生まれるのだ。
情熱を込めて訴える山内の話に、飯野夫妻は燃えた。勇んで弘教に走った。苦悩に沈む人がいると聞けば、吹雪のなかでも、飛んで行って仏法対話を重ねた。
このころ、厚田村には、「聖教新聞」は小樽から郵送されていた。そのため、村の学会員が新聞を目にできるのは、発行日から三、四日遅れてであった。夫妻は思った。
”どうにかして、「聖教新聞」を、もっと早く読むことができないものか。同志は皆、それを切望している……”
飯野夫妻は、『聖教グラフ』を目にしたことが入会の契機になっただけに、機関紙誌のもつ重みや、その波及性を、身に染みて感じていたのである。二人は、「聖教新聞」を自分たちが取りに行き、配達員に渡す中継役を買って出た。一九六六年(昭和四十一年)のことである。
飯野は、電化製品の販売店を営んでおり、業務で使うために車を持っていた。
「聖教新聞」を受け取る場所は、石狩川の渡船場の近くにあった。夫妻は、毎日、夜明け前に車で家を出て、新聞を受け取り、厚田村に新聞を運び続けたのである。冬場は、運び終わるまでに三時間ほどかかった。

443 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 05:04:42.25 ID:dVl6qgCs0.net
厚田 36

 飯野富雄とチヨは、やがて厚田総ブロックの総ブロック長、総ブロック委員の任命を受
けた。厚田総ブロックには、厚田村だけでなく、隣接する浜益村も含まれていた。
 そのころ、厚田村までの「聖教新聞」の輸送体制は整ったが、浜益村は、依然として郵
送であった。夫妻は、?自分たちがなんとかしよう?と思った。そして、厚田村に届いた
新聞を、自分たちが浜益村に運ぶことにしたのである。
 厚田村から浜益村の間には、急なカーブが続く細い山道がある。急カーブの先が崖にな
っているところもある。曲がり切れず、崖から落下する車もある難所であった。
 雨や雪などで、見通しが悪い日に、ここを越えるのは、至難の業といってよかった。
 ある年の十一月、飯野夫妻は、「聖教新聞」を車に載せて浜益村へと急いでいた。
 道は、山の中の砂利道で、雪が積もり、路面は凍っていた。崖の上の急カーブに差しか
かった。右にハンドルを切った。曲がり切れそうになかった。急いでブレーキを踏んだ。
車は止まらず、路面を滑っていった。
 「危ない!」 
 妻のチヨが叫んだ。崖の向こうにある山が、飯野富雄の眼に迫った。
 ”もう、駄目だ!”
 その刹那、車は止まった。車体の先端は、崖から突き出していた。まさに、間一髪であ
った。
 ”助かった! 御本尊様に守られた!”
 そう思ったが、全身から力が抜けていくような気がした。
 以来、ここを走ることが怖くなった。カーブに差しかかると、ハンドルを持つ手が、緊
張で震えるのだ。それでも、「聖教新聞」を載せて、この険しい道を慎重に走り続けた。
 ”誰かが、これをしなければ、広宣流布は進まない。自分がやるしかない!”
 その責任感が勇気となって、心の不安を乗り越えていった。人は使命を自覚した時、自
分の壁を突き破ることができる。

444 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 05:05:19.62 ID:dVl6qgCs0.net
厚田 37

 飯野夫妻が、「聖教新聞」の運搬を買って出てくれたことによって、その日のうちに、厚
田村、浜益村の同志の手に、新聞が届くようになったのである。
 村の同志にとって、それが、どれほど、大きな励みとなり、勇気となっていったか、計
り知れないものがある。
 学会活動のなかには、人の目にはつきにくい、光の当たらない地味な活動もある。皆が
なるべく避けたいと思う労作業もある。
 しかし、皆が嫌がり、なかなかやろうとしないことも、”広宣流布のためには、なんで
もやらせていただこう”と、勇んで引き受けてくれる人こそ、創価の真の英雄といえる。
 山本伸一は、各地を巡りながら、”誰が陰で最も苦労し、この組織を支えてくださって
いるのか”を、じっと洞察し、見極めてきた。
 組織を一本の果樹とするなら、彼の視線は、花や果実を支える枝や幹、そして、根に、
向けられていたといってよい。特に、地中に埋もれ、目には見えないところで、黙々と活
動に励み、同志を支えてくれている、学会の根っこともいうべき人たちに、光を当てよう
としてきたのである。
 幹部は、”誰が陰の力として学会を守り、支えてくれているのか”を見極め、深く感謝
し、最大に賞讃していかなければならない。そこに、創価学会の永遠の繁栄もあるのだ。
  
 山本伸一は、飯野夫妻が営む喫茶店「厚田川」で、飯野チヨが入れたコーヒーを飲みな
がら語った。
 「広宣流布のために、苦労したことは、すべて自分の福運になります。そして、必ずい
つか、それが実感できるものなんです。だから、勇んで仏法のため、友のために、苦労し
ていくことが大事なんです。
 それにしても、このコーヒーはおいしい。戸田先生にも飲んでいただきたかったな」
 そして、用意していた色紙に句を認めて、夫妻に贈った。
 「厚田川 香りも高き 師の都」

445 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 05:06:04.34 ID:dVl6qgCs0.net
厚田 38

 厚田村は、晴天続きであった。
 十月三日も、さわやかな青空であった。この日は、戸田講堂で、北海道の広布功労者に
対する追善法要が営まれた。物故者に名を連ねる百五十二人は、皆、山本伸一にとって、
忘れ得ぬ共戦の同志たちであった。
 勤行の導師を務めた伸一は、故人の冥福と遺族の繁栄を、懇ろに祈念した。
 法要の席上、故人への名誉称号の授与も行われた。そのなかに、「札幌・夏の陣」と呼ば
れる、一九五五年(昭和三十年)八月の、札幌での夏季地方指導が契機となって入会した、
石崎好治の名もあった。
 夏季地方指導の札幌派遣隊の責任者であった伸一は、石崎の家を訪問したことがあった。
主の石崎好治は未入会であったが、二カ月前に妻の聖子が入会していた。彼女は、“この地
方指導で、札幌に弘教の大きな波を起こそう”と決意した。そして、夫の好治に、「わが家
で、学会の座談会を開くんですから、あなたのお友だちにも、参加するように声をかけて
ください」と頼んだ。
 好治は、小学校の教員であった。妻からは、「『創価学会』は、かつては『創価教育学会』
と言い、北海道の師範学校で学ばれた、教育者の牧口常三郎先生が、初代会長ですよ」と
聞かされた。彼は、”それなら、同僚たちを誘ってみよう”と思い、声をかけた。そして、
教員六人が座談会に参加したのである。
 座談会の担当幹部は、東京の地区部長と、男子部の幹部であった。
 座談会では、男子部員や婦人部員の体験発表があった。教員たちは、鼻先でせせら笑う
ような態度で話を聞いていた。彼らは、宗教というだけで、迷信や非科学的なものと思い
込み、教育者である自分たちには、無縁なものと決めつけていたのだ。
 「宗教に基づいていないすべての教育は、実りのないものである」(注)とは、ドイツの
教育家フレーベルの警句である。
 先入観は、真実を見る目をふさいでしまう。

446 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 05:17:04.05 ID:dVl6qgCs0.net
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447 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 05:18:43.06 ID:dVl6qgCs0.net
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┌───────────────────┐
│「弱肉強食の獣たちでも」              |
│殺すことを楽しみはしない・・・           │
└───────────────────┘

448 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 05:34:37.91 ID:dVl6qgCs0.net
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.          ┴──┴ 、   ,.- 、
       │(●) (●) |,.ィ弋Yノ
       │  ワ __ ハ:::::::ノ
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        〈: /::::::::::::: Y´
.     ,./:V:::O::::O::::l
    〈/7ァ^Tt── ァ
.     `´ ハ!X冂Xiハ
        _/::::`7/´:::::l
      ト 二尤ー‐‐〈
      ` ー 弋ニニ彡

449 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 05:37:50.34 ID:dVl6qgCs0.net
                      , --- 、
               r─-、_ __ _ヽ
               | ̄ |:|:::O:::::ノノ:`ヽ
               |   |:|、__/\:::::L
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                    ヽ__ノ_r─┐人_`1!
                 と::::::ノ   l´:::::::)
        ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄  ̄  ̄  ̄ ̄ ̄

450 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 05:40:08.60 ID:dVl6qgCs0.net
            r――― ュ _
            l' ̄   ` 、ニヽ、  _ -―、 _ , イ l
            l、       ヽ /  ヽ   l   / /
          , -、_、_ l>、   /     l   l  ,/ /
          , ィ ゙ー"_ - t ゙ヽl )//    _  _|_ /  / /
        l、ノ ,ィ" l´l l  l/´l l   ̄        / / `ヽ
/ 二 ー-‐"´`ヾ、 ノ/∠-l   l l  /_ヽ     / /   l l 、
 ̄`ヽ`ー-、- ___ >、 _ ) .l ヽ_/ ニニヽ ― '  /   l ,l  ` 、
    `ー-ゝ、    `- ィ   ヽ /  ) l_ ィヽ_ _ ノノ ,l´ー―'
       l ( \    ノヽ     ヾ三'ノl  l   l
    _ イ 、 ヽ ∧lヽ - '   \    ヽ‐'.l  l   l― 、
    ヽ`ヽ ー' "〉,  _ -――\ ( ) /  l /,lヽ  ヽ
      ` - 二'、(ヘ/ _ -―,- _\ /  / / /_ノ イ'l、
          ゙ト ヘ /"_ ‐ ´_ -ニ'/ / /ノ、≦イ',/,l
          l ; 7、ヽィ _ -‐二/  / _/   ` <,/
          '"l/ \`ニ二二ニェ二 -

451 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 07:23:55.51 ID:dVl6qgCs0.net
厚田 39

 質疑応答に入ると、教員たちは、「信心で幸せになれるというなら、学会員に失業者や、
病気で苦しんでいる人がいるのは、おかしいではないか」などと反論し始めた。
 担当の地区部長は、「今は、そうでも、信心を続けていけば、必ず解決できます」と答え
た。すると、「それは、逃げ口上だろう」「では、いつになったら解決するんだ。明日か、
明後日か!」「結局、宗教はアヘンなんだよ。信じれば、刹那の陶酔が得られるだけの話だ
ろう」と口々に言いだすのだ。
 彼らは、何を言っても、真面目に話を聞こうという態度ではなかった。学会への偏見が
あり、ともかく言い負かしてやろうという感情が先に立っていたのであろう。
 地区部長は、彼らの勢いに押されてか、口ごもり、立ち往生してしまった。額に汗が滲
んでいた。一緒にいた男子部の幹部は、席を外し、外に出て行った。
 青年が出て行くと、教員の一人が言った。
 「若いのは、逃げ出してしまったじゃないか。わしらに負けるのが怖いんだろう」
 ほどなくして、青年は、別の座談会に出席していた山本伸一を連れて帰って来た。
 伸一は、御書を手にして姿を現すと、仏壇に向かって、音吐朗々と題目を三唱した。厳
粛な雰囲気が会場を包んだ。
 それから、彼は、丁重にあいさつした。
 「私は、創価学会の山本伸一と申します。このたび、東京の本部から派遣され、札幌に
来ております。よろしくお願いいたします。
 お名前は、なんとおっしゃいますか」
 教員たちは、伸一から漂う気迫に気圧されたのか、か細い声で名前を言った。
 なかには、名乗ろうとしない人もいた。すると、伸一は、再度、「私は、山本でございま
す」と言い、相手の顔に視線を注いだ。
 すると、しぶしぶ名を告げた。
 仏法対話に際しては、常識豊かに、そして相手を包み込む慈愛の大きな心が大切である。
とともに、何ものをも恐れぬ、毅然とした態度で臨むことである。

452 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 07:24:44.11 ID:dVl6qgCs0.net
厚田 40

 山本伸一は、静かだが、力のこもった口調で語り始めた。
 「もし、皆さんが、仏法について、本当にお聞きになりたいのなら、お話しさせていた
だきます。まず、私の話を最後までお聞きください。仏法の概要について述べたあと、質
問もお受けし、懇談いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。よろしいですね」
 皆、呆気に取られたような顔で頷いた。
 伸一は、自分の入会の動機から話を起こして、人間は、信じる対象によって、大きな影
響を受けていることを語った。そして、宗教とは根本となる教えであり、宗教のいかんが
人間の生き方、考え方を決定づけるだけでなく、文化、社会の根底をなすことを訴えてい
った。さらに「日蓮大聖人の仏法とは何か」に言及した時、教員の一人が口を挟んだ。
 「日蓮は、仏教のなかでは異端なんじゃないかね」
 別の教員が、勢いづいて叫んだ。
 「日蓮は、排他的なんだよ。宗教間の争いを生む、危険思想じゃないか!」
 伸一は、それを手で制しながら言った。
 「私の話を、最後まで聞いてくださると約束されたではないですか! これでは、まと
もな語らいはできません。今日は、これで終了とします。解散しましょう。
 しかし、本当に話をお聞きになりたいのでしたら、また、いらしてください」
 教員たちは、中傷的な言辞を吐きながら、席を蹴るようにして帰っていった。また、石
崎聖子が連れてきた、三、四人の婦人たちも、あいさつも早々に出て行った。
 聖子は、夫と共に、伸一を別室に案内すると、ひたすら詫びた。
 「山本室長、こんな座談会になってしまって、本当に申し訳ありません!」
 伸一は、さわやかな笑みを浮かべた。
 「広宣流布の戦いには、いろいろなことがあるものです。たくさんの経験、歴史を積ん
でいくことが大事なんです。今日は、忘れ得ぬ座談会の思い出ができたではないですか」

453 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 07:25:24.60 ID:dVl6qgCs0.net
厚田 41

 山本伸一には、石崎聖子の胸の内がよくわかった。彼は、笑顔で包み込むように語った。
 「この座談会は、大成功でしたよ。何も悲観する必要はありません。あの教員の方々の
心には、しっかりと、仏法のこと、学会のことが打ち込まれていますよ。
 それに、私は早く終わって、ご主人とお話しができればいいなと思っていたんです」
 夫の石崎好治も、自分が、あの教員たちを呼んだだけに、申し訳なく思っていた。伸一
は、好治に声をかけた。
 「ご主人は、まだ、入会されていないのに、六人もの友人を座談会に連れて来られた。
仏の使いとしての使命を果たされたんです。
 奥さん、ご主人は、必ず信心されますよ」
 こう言うと、彼は好治の肩を、ポンと叩いた。そして、好治に語った。
 「ご主人も教員をされているそうですが、大事なことは、いかなる教育理念をもつかで
す。教育者であった初代会長の牧口常三郎先生は、教育の目的は、どこまでも、子どもの
幸福にあると明言されています。
 子どもの幸福を実現するには、人間とは何か、生命とは何かを、明確に示した生命の哲
理が必要不可欠です。それを説き明かしているのが仏法なんですよ。
 石崎さんは、どうか、教え子たちの幸福を実現できる教育者になってください」
 石崎好治は、伸一の話に胸を打たれた。いや、何よりも、確信と慈愛にあふれた伸一の
人柄に共感したのだ。
 ”自分も仏法を学び、実践してみよう!”
 三日後、彼は入会した。
 夏季地方指導で多くの弘教が実った札幌では、組織の拡充が図られた。石崎は、学会の
ことも、信心のことも、わからないことだらけであったが、入会一週間後、最前線組織の
リーダーである組長の任命を受けた。
 ”私は、自ら学会についていこうと決めて信心を始めた。一度心を定めたからには、な
んでも引き受け、挑戦していこう”
 彼は、そう心に誓っていたのだ。

454 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 07:26:56.35 ID:dVl6qgCs0.net
厚田 42

石崎好治は、草創の地区部長、支部長などを歴任する一方、北海道教育部長も務め、
一九七五年(昭和五十年)に他界するまで、人間教育の開拓のクワを振るい続けてきたのである。
山本伸一は、石崎をはじめ、名誉称号が授与される故人の名前が読み上げられるたびに、その遺徳を偲びながら、拍手を送り続けた。
追善法要のあいさつで、伸一は、日蓮仏法の死生観について語っておこうと思った。
彼は、「上野殿後家尼御返事」を拝した。
「い(生)きてをはしき時は生の仏・今は死の仏・生死ともに仏なり、即身成仏と申す大事の法門これなり、
法華経の第四に云く、『若し能く持つこと有れば即ち仏身を持つなり』云云」(御書一五〇四ページ)
伸一は、大確信をもって講義していった。
「この御書は、日蓮大聖人から『上野賢人』といわれた南条七郎次郎時光の母親であり、南条兵衛七郎の妻である上野尼御前への御手紙です。
上野尼御前は、夫が死去したあと、たくさんの子どもたちを立派に養育し、純真な信心を貫いてきた女性であります。
ここで大聖人は、亡き夫である南条兵衛七郎は、生きておられた時は『生の仏』であり、
亡くなられた今は『死の仏』である。生死ともに仏であると述べられています。
なぜか――それは、広宣流布のために、この世に馳せ参じた私どもは、御本仏・日蓮大聖人の真の弟子であり、
地涌の勇者にほかならないからであります。大聖人と同じく法華弘通の大願を起こし、
友の幸福のために広宣流布に奔走してきたことは、自身が仏であり、地涌の菩薩であることの証明であります。
広宣流布は、仏、地涌の菩薩のみが成し得る聖業だからです。
そして、“学会活動が楽しくて楽しくてしょうがない。折伏が大好きである。唱題するのが嬉しくて仕方ない。
新しい挑戦の意欲が満ちあふれてくる。生きていること自体が喜びである”というのが、成仏の境涯であり、『生の仏』の姿なんです」

455 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 07:27:22.39 ID:dVl6qgCs0.net
厚田 44

 死の解明は、宗教の使命である。そこから、いかに生きるかという人生観がつくられて
いく。ゆえに日蓮大聖人は、「先臨終の事を習うて後に他事を習うべし」(御書一四〇四p)
と仰せになっている。
 また、大聖人は、信心を貫き通した人は、死後も、妙法によって守られることを、譬喩
を用いて、次のように述べられている。
 「けは(嶮)しき山・あしき道・つえを・つきぬれば・たをれず、殊に手を・ひかれぬ
れば・まろぶ事なし、南無妙法蓮華経は死出の山にては・つえはしらとなり給へ、釈迦仏・
多宝仏・上行等の四菩薩は手を取り給うべし」(同一二二七p)
 〈険しい山や悪い道であっても、杖をつくならば、倒れることはない。ことに手を引か
れるならば、転ぶことはない。南無妙法蓮華経は死出の山では杖・柱となり、釈迦仏、多
宝仏、上行等の四菩薩は、あなたの手をとられるであろう〉
 さらに、こう続けられている。
 「日蓮さきに立ち候はば御迎にまいり候事もやあらんずらん、又さきに行かせ給はば日
蓮必ず閻魔法王にも委く申すべく候」(同)
 〈日蓮が、先に霊山へ行くならば、あなたをお迎えにいくこともあるでしょう。また、
あなたが先にお行きになるなら、日蓮は必ず閻魔法王にも、詳しく申し上げましょう〉
 なんと、大慈大悲にあふれた、御本仏の御言葉であろうか。
 強盛な信心を貫いているならば、どこまでも御本仏に守られ、しかも、大聖人と共にあ
ることを明言されているのである。死は、決して恐れるべきものではないのだ。
 また、大聖人は、われらの死後の生命が、どうなるかについても、「滞り無く上上品の寂
光の往生を遂げ須臾の間に九界生死の夢の中に還り来って」(同五七四p)と仰せである。
滞りなく最高の寂光世界(仏界)への往生を遂げ、たちまちのうちに、九界の生死の夢の
なか、すなわち人の世に帰って来ると、明言されているのだ。

456 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 07:29:24.61 ID:dVl6qgCs0.net
うーーーーー

457 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 07:32:49.56 ID:dVl6qgCs0.net
あっあっあっあっあ
あっあっあっあっあ
吾hづううえづあえうあhづはshでほいはshdふぁうhd
吾d時dfjfhjsぢおfす8えうr098あくぅr9あうー9
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458 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 07:34:11.89 ID:dVl6qgCs0.net
のちとらしはなわてゆなわちないよちなほわて
ちすなちてういんよちいらたいすら゛らしへちわへわたう
負や世々およゆちゆちてわいよわよないにたにまち
血素の背血テニスほたすほわにちほわにすわちにすは
たらますせまちわゆすわたゆわちちちちちちちちのてら
諏訪余地縄手名すわよちなわてないいたらにままににす
野すら縦すらにほたよわほたわしにまはまとせいすらて
田甫多穂たわよいすにらいにすわてにすわてにいすわに
と背巣はマラといすらでほすわにほゆよゆすなにてすます
殿原のトラストい干すにたほよなすえなすゆいなすゆなわすよ
野良素の雷にほすよとすたやゆたゆあなわたなわいす
素背素のらはほよてよすよなたよすほたうわたよわい

459 :七日後の ◆j4dJwjpU8g :2014/12/16(火) 07:35:18.55 ID:dVl6qgCs0.net
厚田 43

 追善法要に集った人びとは、目を輝かせながら、山本伸一の話に耳を傾けていた。
 「私たちは、必ず臨終の時を迎えます。しかし、生命は永遠です。自分の生命がなくな
るわけではありません。大宇宙に冥伏するんです。ちょうど、一日を終えて、眠りに就く
ようなものです。時が来れば、また生まれてきます。
 死んでも、三世にわたる生命の原因と結果の法則は一貫していますから、宿業も、福運
も、使命も、境涯も、そのまま続いていくんです。広宣流布に生き抜いた人は、仏・菩薩
の境涯のまま、『死の仏』となるんです。
 生きている時は『生の仏』であり、亡くなってからも『死の仏』となる──それを日蓮
大聖人は、『即身成仏と申す大事の法門』といわれているんです。
 さらに大聖人は、法華経見宝塔品の『若し能く持つこと有れば即ち仏身を持つなり』の
文を引かれています。正法を持ち、強盛に信心を貫き通していくことこそ、一生成仏の根
本要件なんです。
 広宣流布の道は、常に険路です。牧口先生のように、殉難を覚悟しなければならないこ
ともあるかもしれない。しかし、最後まで信心の炎を燃え上がらせ、仏法に殉じていった
人の境涯は、悠々、堂々たる絶対的幸福境涯です。大歓喜の人生です。
 また、信心していても、事故や災害等で、他界する人もいるでしょう。しかし、信心を
貫いてきたならば、過去遠遠劫からの罪障を消滅し、一生成仏することができます。
 経文にも、”悪い象に殺されても、地獄などに落ちることはない”とあります。その理
由は、『悪象等は唯能く身を壊りて心を破ること能わず』(御書七p)であるからです。
 悪象等に殺されるとは、広く解釈すれば、事故や災害に遭って命を失うことともいえま
す。しかし、それによって、信心が破られることはないから、成仏できるんです。いかな
る状況で死を迎えたとしても、生命に積んだ福徳は崩れません」

460 :(-_-)さん:2014/12/16(火) 08:55:41.03 ID:r4YV3Ood0.net
>>320
近所に住んでた認知症のばあちゃんは深夜問わずウチに頻繁に来て窓ガラス思いっきり叩いて割りに来てた
大声で独り言いいながらね
自分の妄想以外信じられなくなってた
居ない人間のことを「うそだ!いるんだろ!連れて来い!」とか言ってた

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