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【懐古趣味】ワンボードマイコン総合スレ 第四章

165 :ナイコンさん:2018/07/31(火) 06:45:14.08 .net
東芝の解説WEBページはかなり情報が抜けている。
昔の情報は省略されるので要注意だな。

SN74シリーズで代表されるTTLの時代の前にDTL(Diode-Transistor Logic) 、その前にRTL(Resistor-Transistor Logic)の時代があった。
その前は、小基板にトランジスタとダイオードを実装したロジック基板を今のTTLのように配置した。

デジタルICが秋葉原の小売店でも購入できるようになったのは、70年代に入り、テキサスインスツルメンツ社のSN74シリーズの発売からだ。

70年代初頭は、秋葉原のデバイス店に真空管・トランジスタ・ICが同時に並んでいた珍しい時期だ。

75年頃からのマイコンの登場と同時期にLS-TTL(Low power Schottky-TTL)とC-MOCシリーズ(74HCでは無い)が入手可能になった。

高速対応とファンアウトが必要な場合にはハイパワーなSN74Sシリーズ(Schottky-TTL)も利用できた。

70年代のバスラインは大規模だったので専用のバスドライバICは、パワフルなSchottky-TTLが利用された。

60年代は、DTLなどが小売での入手が難しく、更に高価だったので、ロジック回路のジャンク基板などから外して利用した。よい勉強になった。
ダイオードを袋買いしてデコード回路などを作ったのもこ頃。

DTLなどは電力消費が大きいので、大きいプリント基板では電源ラインだけでは足りなくて、基板上に棒のような銅版が複数本ネジ止めされていた。これを電源母線と呼んだ。
電源装置には5V 100A級がずらりと並んでいた。
164氏の言うとおりスイッチング電源ではなく、新電元の巨大な電源用トランジスタを搭載したシリーズレギュレータだった。
163氏へ  私のコレクションは博物館へ寄付することにした。
爺より

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