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【進化論】虫の幼虫時代はなぜ存在するのか?

165 ::||‐ 〜 さん:2022/07/05(火) 20:10:50 ID:z3ltNlGw.net
>>163
記憶も曖昧でスマンが、ファーブルは蝉が何故鳴くのか説明に困り
『蝉が鳴くのは短い生命の喜びを全身で謳歌しているのだ』みたいな理由付けをしていたように思う。
その心意気やヨシ!
自分は学者では無いけど、昆虫好き観察好きって処はファーブルと共通かもしれん
全部読んだ訳でもないけど、ファーブルのこうした情緒的な解釈、結構好きなんだわ。
無理に学術的合理的に正解を求めるのも良いのだけど…

スレのタイトルは幼虫時代は何故存在するのか?だけど、完全変態する虫に焦点を当て、イモムシ時代を経るって事で範囲を区切ると、
まあ何故サナギ段階を通る事にしたのか?
って事だよね。
よく言われるのが、幼虫時代は摂食に励み栄養を蓄え成長に特化
成虫時代は移動と生殖に専念特化
2つのステージをそれぞれ専門特化させる事で効率を上げ、結果生存戦略に有利に働き多種多様性、適応放散を獲得した…
サナギステージが如何に発達してきたかは、ちょっと自分は未知で知的好奇心をそそられるw

昆虫に於いて、羽根が生えて飛べる状態に成長した(羽化した)物を大人であると仮定したら、
紙魚みたいな無変態な奴は子供のまま、しかもかなり長生きで羽根は生えないが性成熟すれば複数年繁殖するだろうし、脱皮成長も続いていく。
カマキリ、バッタ、トンボ、セミなんかは不完全変態、子供時代の延長で自然に大人になる感じ?食性も変わらないし…命の最後のステージで羽化し生殖する。
完全変態の奴は不思議だよね、幼虫と成虫の形、行動、口器も食性も異なるように見える。
テントウ虫は相変わらずアブラムシを貪食するけどさw
ただ、完全変態を獲得した事でどんな生態系の生態的地位にも精密にマッチング出来るシステムとなり、1000万種とも言われる多様性爆発も可能になったんじゃないかな…

幼虫(子供)のままでいいじゃないかって事なら、人間も幼形成熟する大人になれなかった猿と言われる
生涯子供の性質、好奇心冒険心柔軟性を持ち続ける
これが科学技術文明を拓く原動力にもなってる
と考えられる。
アホロートルとかウーパールーパーと呼ばれるイモリの仲間もこの幼形成熟し、子供のまま生殖できる。けど、何かの環境要因でスイッチが入って体色の濃い外鰓を失った大人に成長変態してしまうようだ。
もしかしたら、我々ヒトも生物学的に大人になるスイッチがあるかもね。

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