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≡≡ 面白いエンジンの話−14 ≡≡

837 :にゃんこちゃん:2016/06/06(月) 19:43:51.18 ID:o/hfn+ZD.net
>>835
大気の濃い薄いて何やねんという話ですな。
平たく言えば、それは空気密度のことです。1ccの箱にいくつの空気の粒子があるかという問題だよね。
仮に100個の粒子があるとして(そんな少ないわけないですね)、それが1ccの中を飛び回っています。
粒子はお互いに衝突して乱雑に飛んでいるわけです。
外側を飛んでいる粒は箱の内面にぶつかる。これが圧力です。

ここに無理矢理さらに100個の粒を詰め込めば空気密度は倍になり、「濃く」なります。
同時に箱の内面を押す粒の個数も増えるので圧力も上がります。

ターボで空気を無理矢理押し込むと一定体積内の空気分子の数が増える。だから空気が濃く
なるんですね。「無理矢理押し込む」イコール「濃い」ということです。

ではNAでスロットル全開でエンジンを回転させます。吸入行程で空気はシリンダ容積いっぱいに
入り、そこから圧縮され「濃い」空気になります。燃焼室が小さければより濃くなります。

ターボでスロットル全開という条件だと、元々の空気分子の量が多いのだから、吸入行程では
NAよりも多くの空気分子を吸い込みます。それを同じ燃焼室容積に圧縮したら空気は「非常に濃く」
なり、その分ガソリンも多く入り、より強い燃焼を起こすはずです。そしてノックにつながる。
だから、ターボは燃焼室容積を大きくして空気が濃くなりすぎないように調節しているわけです。

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