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テーラワーダ仏教を論破するにはどうすればよいか?
- 161 :名無しさん@京都板じゃないよ:2016/08/17(水) 18:20:01.93 ID:b8bmKzioa.net
- 上座部仏教であるが、これはタイでは 20 世紀初頭の段階で、すでに国家管理下にあった。
すべての僧侶は、帰属する寺院に籍を入れられたのである。
あらゆる生産活動に関わらない、出家した僧侶集団を「サンガ」というが、国民と〈サンガ〉と政府の関係は、三権分立に近い。
まずサンガは、各地方の代表者として、国民の信頼を得ている。
またそのサンガを保護し、資金援助することで、政府はサンガより権威づけられる。
そしてサンガの味方である政府を、国民が信用するという構図である。
しかしこのように、国家意思を介した仏教組織は、もはや「上座部仏教」とは言いがたい。
なぜなら、上座部仏教でもっとも重視されるべきは、個人の主体的意思による修行であろうからだ。
国家権力とタイアップされてしまえば、それはもう上座部仏教ではないであろう。
それはすでに、大乗仏教である。
しかしながら、これは一種の宗教改革であり、「宗教の近代化」でもあるかもしれない。
このように仏教を換骨奪胎させることで、タイでは仏教が時代遅れで陳腐化した教義とならずにすんでいるのだ。
この点は、旧弊な宗教により国家の発展を妨げられている他国も、参考になるかもしれない。
http://sekainorekishi.com/chusei/tounanazia_bukkyou_indo-bunka.html
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