不動産鑑定士とは何だったのか？ part10

名無し検定１級さん

東京晴海のオリンピック選手村の評価で、研究所の調査報告書と原告側の鑑定士の鑑定との
間で、鑑定評価額に10倍もの差があるのだから、不動産鑑定士を国家資格にしておく意味は
無いわな。
わずか、9万円/?の評価額を出した研究所にも何の処分も下されないのだから。
調査報告書とはいえ、更地の評価にも関わらず、取引事例比較法を適用しなかった理由も、
比較可能な取引事例がないなどの、東京都民の理解を得られるとは思えない屁理屈。
研究所に処分を下すと、不動産鑑定士の国家資格としての存続が危うくなるから、何の処分も
下せないのだろう。
公示や調査といった公的評価での八百長評価（政策価格）といい、もはや国家資格にしておく
資格ではない。
国家資格者としての権威をたてに、八百長のやりたい放題となり、国民に多大な損害を与える。
高学歴で優秀だとか、長年鑑定士をやっていて経験があるなども、その不動産鑑定士の評価が
妥当であることの何の保障にもならない。
むしろ、その立場を悪用しての八百長が目立つ傾向すらある。
高学歴で優秀であること等と、当該不動産鑑定士にモラルや倫理観があるか否かは、まったくの
別問題で、その鑑定士の評価が妥当であることを保障するものではない。

国民世論としても、不動産鑑定士資格の廃止、国家資格から民間資格への格下げを
要求すべきだろう。
欧米先進国で、不動産鑑定士資格を国家資格にしている国はほとんどない。