立てといて申し訳ないんだが
何才頃のことかって覚えていないんだ。
ただ、たぶん３〜５才のころ。
駄文かもしれんがそこはご愛嬌で頼む。
まず極貧になったきっかけから。
もともと私の家は祖父が会社やってて金持ちだったんだ。
平屋で庭が広くて、なにより自慢だったのはおっきな木。
大きな犬も二匹いた記憶がある。
変わるがわる外車もおいてあったような気もする。
でも祖父には学がなかった。
だから祖母が代わりに書類読んだり、
電話・仕事を請け負ったりしてた。
長男である私のお父さんが東京で勉強して
家業を継ぐことになるんだけど、
（そのときにはもう私は生まれてる。）
お父さんは昔から頭の回転が速くて、
物凄く切れるらしくって、だからいつも
「息子さんは凄いですね」って祖父は言われてたみたい。
祖父はそんなことを言われて
初めは喜んでたみたいなんだけど
そっから少しずつ嫉妬に変わっていって、
「俺だって出来る」って思ったらしく、
なんだかよくわからない書類にサインしたんだ。
その書類っていうのは、借金の紙なんて知らなくて。
家も、車も、犬もなくなって、
尋常じゃないお金をむしり取られて、
どうしようもないから出てく分のお金は確保して逃走。
それで一家は逃げるために散り散りになる。
そのときお母さんのお腹には弟がいた…か、
もう生まれてるころだったかな。
とにかく凄く大変だったし怖かった。
家はあったけど、１Kのボロボロのアパート。
初めの頃は1000円握りしめて、開店前からパチ屋前で待機。
もう両親死に物狂いでなんとかお金を作ってたみたい。
子供二人いるし、職がないし、飯もない。
んで私は子供ながらに、食べないと死ぬな…と思ったのか
妹連れて、近くの畑の知らないおじさんのとこに遊びにいって
「お手伝いさせてください！！」ってお願いしまくって
全力で水まきして、野菜とか調味料を確保。
一旦家に帰って、まだ両親が帰ってきてないのを確認。
さっき確保したばかりの食料を台所へ置き、また出かける。
次は近くの川へ。
そこではおじさんたちがよく釣りをしてて、
かわさぎ？が連れるのを知ってたから
おじさんに近づいて、なにも言わずに見てたら
「お前もやってみるか？」と誘われる。作戦成功。
んで体が小さいからもちろん釣れることもなく。
家族が死んじゃうって思ったら半泣きになってたら
おじさんが今日釣れたぶんの半分を袋に詰めてくれて、
「頑張ったからご褒美だ」なんてもらった。
おじさんテラいけめんだと思った。
家はあったけど、１Kのボロボロのアパート。
初めの頃は1000円握りしめて、開店前からパチ屋前で待機。
もう両親死に物狂いでなんとかお金を作ってたみたい。
子供二人いるし、職がないし、飯もない。
んで私は子供ながらに、食べないと死ぬな…と思ったのか
妹連れて、近くの畑の知らないおじさんのとこに遊びにいって
「お手伝いさせてください！！」ってお願いしまくって
全力で水まきして、野菜とか調味料を確保。
一旦家に帰って、まだ両親が帰ってきてないのを確認。
さっき確保したばかりの食料を台所へ置き、また出かける。
次は近くの川へ。
そこではおじさんたちがよく釣りをしてて、
かわさぎ？が連れるのを知ってたから
おじさんに近づいて、なにも言わずに見てたら
「お前もやってみるか？」と誘われる。作戦成功。
んで体が小さいからもちろん釣れることもなく。
家族が死んじゃうって思ったら半泣きになってたら
おじさんが今日釣れたぶんの半分を袋に詰めてくれて、
「頑張ったからご褒美だ」なんてもらった。
おじさんテラいけめんだと思った。
そんな奇跡の一日を過ごし、
家に帰るとめっちゃ叱られた。
理由はもちろん、家に子供たちはいないし、
家のカギは開けっ放し、
どっかから来たかも分からない野菜の数々、
私が手に持っていた魚の大量さ加減。
最終的にお腹が空いていたから持ってきたと説明すると
お母さんは泣いていた。そりゃそうだわな・・・
と、こんなふうに毎日過ごしていたんだけど
やっとお父さんが就職決まった。
バイトしても命令されるのが嫌だとすぐ帰ってきたくらいの
お父さんがまさか就職するなんて！と。
家族で喜んだ、久しぶりに豪華な食事だったな…
ベタかもしれんが、その時の唐揚げと
ケチャップライスは今でも忘れないww
やっと普通になれるかな？と思った矢先、
お父さんが毎日家にいるようになったんだ。
後から聞いたが、
上司と大げんかして辞めて帰って来たそうな。
上司に命令されようが、酒飲まされまくろうが
一生懸命だったが、とある発言で殴り合いの喧嘩だったらしい。
そこからまた同じ生活の繰り返し。
バイトしながら、パチ屋でなんとか稼いで
近くのおじさんたちに助けてもらってた。
そんな生活を続けていたある日、
お父さんが頭痛で動けなくなった。
全員風邪だと思ってて、
病院連れてったんだけど
まったく原因がわからず、
頭痛は収まらない。
だからお母さんは一生懸命
図書館の本で調べて来て、
それが脳梗塞だってことが判明。
この時はなんかお父さんは
風邪じゃない怖い病気になった…って
いうのは子供ながらにわかった。
もうこれ以上ないってくらいに
毎日苦しかったと思う。
お母さんは死に物狂い働いて、
数少ない親戚に頼りに頼って、
小さい子供2人もいて、
お父さんのお見舞いにほぼ毎日行って…
もうよくこれで生きてたなって思ったww
そしてついにお父さんは手術を
受けなくちゃいけなくなった。
もしかしたら死ぬかもしれないって
言われなくてもわかってた。
お母さんの顔は大丈夫、大丈夫って
笑ってたけど泣きそうにも見えた。
手術は無事成功。
お父さんと久しぶりの対面のとき、
身体中管を通されてロボットみたいになり、
なぜか二重まぶたになっていたのが印象的だった。
最初「……だれ？ほんとにお父さん？」と
言い放ったらしい。
そして退院したのち、
何年も会わなかった家族がいるという東京へ。
そこで家族8人？暮らしをすることに。
…
ここまでで一応極貧生活きっかけは
だいたい終わりです。
(締め方がよくわからなry)
結局この先もいっぱいドタバタするんですが、
確実に特定されて大変なことになる…
ちなみに現在お父さんは仕事で
アホみたいに出世しまくりました。
今では一般家庭よりも裕福になった感じです。
こんなことがあったことも知らずに
弟は大変クソ生意気に育ちました。
極貧時代が少し懐かしく思えたので
スレ立てさせていただきました。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
何か質問などあれば答えまする。
a
http://xup.cc/xcl4rsiwznR
そのドタバタが小さい頃で良かったな
思春期頃以降だといろいろ考えすぎて
精神的に病んでたかもな