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【ピアノ】子供コンクールの弊害3【教育】

1 :ギコ踏んじゃった:2011/01/05(水) 00:23:54 ID:L6r+vweQ.net
【アンチ】子供コンクールの弊害【ピィティナ】のパート3です。
・・・みんなで考えれる場になりますように・・・


2 :ギコ踏んじゃった:2011/01/05(水) 00:32:37 ID:L6r+vweQ.net
其の2で、容量オーバーで書き込めず、新しく立てました。
よく解ってないのですが、これでいいのでしょうか?



3 :ギコ踏んじゃった:2011/01/05(水) 07:36:38 ID:L6r+vweQ.net


お礼が言いたかったのでたてました。

>>460、464
ありがとうございました。







4 :ギコ踏んじゃった:2011/01/05(水) 11:23:24 ID:L6r+vweQ.net

子供のコンクールの弊害
この言葉に 避けていた2ちゃんねるを開きました。

以前の教室はコンクール中心の年に数曲しかしない教室で、
指導者の指導方針や教室運営にも違和感があって、
教室を変えました。

今の指導者に出会えてから、益々、以前の教室はどうしてそんな教室になったのだろう?
教室に通う方々が不満を言いながらも、ずっとそこに居続けるのはどうしてなんだろう?
子供のコンクールって何?と思っていました。

このスレのパート1でコンクールのあり方についての話題が出たときに、
せめて子供にとっていい経験になるコンクールになればと初参加し、
以後はROMしていることが多いですが、
ずっと読んでいて、様々な方が色々な考えや想いがあることを知りました。

このタイトルを見てここへ来られた方は、何かしら気になることが
あるのではないでしょうか?

パート1、パート2、色々な話題が散在しているようですが、
たくさんのいいお話がありました。
子供のコンクールにとどまらず、
音楽についても色々な方が色々なお話をしてくださっていました。
是非、一読されて、感想でも疑問でも、こちらに書き込んでいただければと思います。
(もちろん、一読せずとも思われることがあればどうぞ。)

パート2
【アンチ】子供コンクールの弊害【ピティナ】其の2
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/piano/1291633683/l50

5 :290:2011/01/05(水) 14:15:23 ID:FD2kbaEp.net
レス遅れてしまいました。
>>1さん、有難うございます&乙です。

あっというまに3にいきましたか。(笑)
前スレでの264さんや留学生の方、あれであの話題は終わったのかな、良かったかな?と
思いますが続き如何ですか?

仕事始めなので皆さん忙しいかもしれませんね。

それにしても数年前と比べ、2ちゃん自体の、この閑散ぶりには驚きます。
どこを見ても以前のような勢いがないですね。以前は以前でノールールなところが
あって滅茶苦茶なところもありましたし、もっと弁のたつ方が結構いたような。。。
全体的に大人しくなったような印象を受けます。
理由はいくつかあると思うんですが、私の思いつくところ

1.管理側の規制が厳しくなった
2.2ちゃん同様かそれ以上のシステムを持った掲示板が増えた
3.ユーザー層が変わった
4.強烈なスレ主や住人のグループ?など仲間意識が薄れてきて、ある意味個人主義になった。

かなあと思いますが、分かりません。(笑)平和になったのは良いことですが、
2ゲットとかそんな勢いも消えたのかなと思うとちょっと(ほんのちょっと・・・いや限りなくほんのちょっとだけど)
寂しさも感じますね。

まあ、マターリ会話したいひともいるだろうし、完全にsageられるまで参加しない方もいるでしょうから、
待ちますか?>>1さん

6 :290:2011/01/05(水) 14:37:52 ID:FD2kbaEp.net
前スレでの結論のとおり、テンプレはいらないですが、参加される方は以下の点に注意されたほうが
いいかと思います。

1.常識的に対応
2.中傷目的にみえるレスは全てスルー
3.過去レスを引用する場合は必ずどのレスかアンカーをひっぱってくる。
4.スレチな話題でも、そもそもスレチが伝統と化しているこのスレ(笑)なので目くじらたてない。
5.4.のことから、複数話題が飛び交っても当面は良いのではないかと。(これは個人的意見)
6.話題はピアノと音楽、教育、またはそれに関係するものに限る。たまたま挙げた孔子の例からむきになって孔子の話しをほじくり出そうと
必死になっているようなのは、みんなにとって迷惑なのでスルーするw

どうでしょうね?



7 :ギコ踏んじゃった:2011/01/05(水) 15:23:39 ID:iP11pDxp.net
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/piano/1291631291/l50

↑がまだあるのに何で使わないの?
290がわがまま杉だと思うけど。

8 :ギコ踏んじゃった:2011/01/05(水) 15:25:51 ID:iP11pDxp.net
2 :290:2010/12/06(月) 19:40:07 ID:UjtqegmN
あのね。本スレに書き込めないのは分かるけど、
恥ずかしいからやめてね、こういうスレタイ。
真剣なひとがいるから答えてるんだけど、ネタにするんだったら
書き込みしませんから。

3 :ギコ踏んじゃった:2010/12/06(月) 19:49:55 ID:UjtqegmN
ってか長文ですみませんでしたw
次からできるだけ短文にしますねww
でもスレタイと>>1の書き込みは恥ずかしい。
あーコテハンやめよっかな。


4 :ギコ踏んじゃった:2010/12/06(月) 19:58:24 ID:9JUZ7An9
290の先生。
ネタではありません。
申し訳ないです・・・。
真剣にROMってる1人です。
それでは、シンプルにパート2を別スレで立ち上げますのでそちらに移行して下さい。


9 :290:2011/01/05(水) 15:30:26 ID:FD2kbaEp.net
念のため、スレたてたのは私じゃありませんので。
そのスレは>>1さんに以前に削除依頼をお願いしてました。
>>7はあげてまでわざわざスレ汚しにくるとは、わがまま杉ですねw

10 :290:2011/01/05(水) 15:33:12 ID:FD2kbaEp.net
>>8では自分でコピペした文面の内容が分からないらしいw
流れからして削除予定でしょう。

だから新しく立てたんだと思いますが。
私じゃなくて、>>1さんに聞いてみたら?


11 :ギコ踏んじゃった:2011/01/05(水) 17:12:58 ID:iJlnFE5I.net
∩       ∩
⊂ つ  n  ⊂ つ
 \\_||_//
  丶     /
 ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヽ
(  ノ     ヽ  )
  ̄| .(・) (・) | ̄   ∩
ミ(    ●   )彡二 つ
  |「□ ̄ ̄□]|    U
  ||   m   ||
  ⊂二二二二つ
    ||
    ⊂ つ
     U

>>10、え?どーしてアタシに振るの・・ by >>1

12 :ギコ踏んじゃった:2011/01/05(水) 18:16:05 ID:L6r+vweQ.net

このスレの>>1です。

すみません。今帰ってきましたので。
>>11は私ではありません。

2ちゃんのことをよく解らないまま立ててしまったので、
それはそれで、迷子になったようで不安でして、とりあえず、
パート2に行ってくだされば、もし新たに別スレッドができても
そちらに移動できるかな、と>>4を書いておきました。

せっかく留学生さんたちも来られて、これからなので、
是非、前スレの延長でお願いしたいです。
引き続きお話をよろしくお願いします。(ペコリ)

>>7、8
>>8中 シンプルにパート2を別スレで立ち上げますのでそちらに移行して下さい。
とあるので、その意のままですし、パート2で290先生も削除要請しておられたので、
どうしたのかな?と思っていました。

夕飯の準備に入ります(笑)
では。



13 :290:2011/01/05(水) 18:34:11 ID:FD2kbaEp.net
>>12

了解です。いや、>>11>>1さんでないことは明白で、だからスルーしてました。(笑)
ということは、パート2での>>1さんは今回の>>1ではない?
削除要請といっても、普通はスレを立てられた方がやられることだと思っておりましたので
私は、パート2でその>>1さんに聞いただけなんですが。
どうなってるのか見てみようかな。


14 :290:2011/01/05(水) 18:49:33 ID:FD2kbaEp.net
先ほど、http://toki.2ch.net/test/read.cgi/piano/1291631291/l50
削除要請を出してきました。

が、すでに削除要請がだいぶ前に出ていたようです。なんらかの形で見落としですかね?
分かりませんが、いずれにせよ理由を明記しましたので削除されるはずですw

15 :290:2011/01/05(水) 19:12:58 ID:FD2kbaEp.net
見間違え。

削除要請されてなかったですね。
どうしてされてなかったかが疑問でしたが。

16 :ギコ踏んじゃった:2011/01/05(水) 19:32:20 ID:iJlnFE5I.net
いま、九州にいるんですか?

17 :290:2011/01/05(水) 19:35:25 ID:FD2kbaEp.net
はは。ばれましたかw
今は、です。明後日には移動します。

18 :ギコ踏んじゃった:2011/01/05(水) 19:37:44 ID:iJlnFE5I.net
大変ですね。頑張ってください。

では。

19 :ギコ踏んじゃった:2011/01/05(水) 21:04:09 ID:L6r+vweQ.net

少し時間ができました。
まずは、前スレでのお礼を。

>>460 365さん

>>難しい部分は高校入ってからで、それまでは楽典レベルの知識と聴音ソルフェージュを音楽教室で習いました。
>>が、自分の場合高校入るまではクラシックに全く興味無かったので殆ど意味無かったですがw

ありがとうございます。高校で何かを掴まれたのでしょうか?
今の世の中で早い時期に方向を決められるのは羨ましいなと思います。

>>子供の頃はそういう部分は先生に頼れるし

全面的に頼っています(笑)
いつか自分でも考えれるようになって欲しいのですけど。

>>つまり歌って変じゃないって事だよね?

歌ってと言われると、
歌に合わせてピアノを弾くもんだと長らく思ってました。
楽器の歌い方があるのですね。
今の指導者に、弦楽器のフレージングについては
説明を受けたことがあります。(解っていませんが)

>>464 264さん

より詳しい説明で、理解が深まりました。
ありがとうございます。
私は子供の指導者の話から、感覚的にしか理解していないことが多いので、
本当に助かりました。
光の当て方(この言い方素敵ですね、365さん)を変えることで
より解りやすくなったり、人によってはその方が伝わったり、
言語表現も面白いです。

では。

20 :ギコ踏んじゃった:2011/01/05(水) 23:52:05 ID:L6r+vweQ.net
>>19
話を切ってしまいました。すみません。
264さん、365さん、前スレの続きをお願いします。

今日は寝ます。では。

21 :264:2011/01/06(木) 21:00:12 ID:U87nSumf.net
祝・新スレ移行、>>1、ありがとう
>>9>>10、「2.中傷目的にみえるレスは全てスルー」

まずは前スレの非常に勉強になる数々のレスに感謝したい
特に>>290のパルスの説明はよく読んで時間をかけて理解したい

この新スレにも参加すべきか…
いろいろ不都合なことが多く、逡巡を重ねたが…
>>290をはじめ、主要メンバーがいつも真面目に考えてくれるこのスレの魔力にw
留学生も来てくれているし

ところで、昨日また"Pulsieren"を言われた
(パルスの動詞形を名詞にしたものだから、さしずめ"pulsing"か
(英語でもそういうのか知らないが))
ちょっと質問しにくい先生(偉杉)だし、時間も非常に限られているので
質問できなかった…今回はシンコペーションのところでの話だったので
できればシンコペーションとパルスについて解説してもらえるとありがたい
シンコペーションといえば、これも強拍の移動としての説明じゃなく、
分かりにくいので、別の定義に心当たりがあれば教えて欲しい

実は先のスレの最後で、フレージングの定義をめぐる行き違いについて長文レスを
書いたのだが、エラーが出てしまった(佳境に入っていたのに水を差され残念)
新スレに再投下するのも今更な感があるので保存したまま
あえて一言でまとめれば
>>290>>466の「フレージングには広義と狭義がある」以下は、自分としては
同じことを言っているつもりだ」
誤解を解いてもらえることを願う

22 :ギコ踏んじゃった:2011/01/06(木) 23:59:43 ID:qlxpDGiW.net

>>21
来てくださって良かったです♪

フレージングのお話、できれば再度投稿してほしいです。(私的意見ですのでスルーでも)
他にも色々場面によって使い分けされるような言葉もあって(リズムとか)
そういうものも、欲張りですが、また改めて聞いてみたいです。

明日から3日ほど出かけますので来れませんが、帰ってきた時が楽しみです。
明日早いので、また。


23 :290:2011/01/07(金) 15:27:49 ID:YK1S0FGy.net
>>21
>これも強拍の移動としての説明じゃなく

ああ、そういうふうにとったんですね。あの例はそういう意味じゃないです。

強拍の移動というと、それ単体のイレギュラーな要素のように
感じますが、そういう意味ではなく、パルスとは実際の拍に関わらず
大きなリズムの捉え方とでもいいましょうか。

したがって、シンコペーションだろうとなんだろうとあまり関係がないと思います。。。
シンコペーションがイレギュラーな要素、例えばそれ単体でモチーフの要素だけで存在する場合は
パルスになりえません。例えばベートーヴェンのピアノソナタ作品101の1楽章のように
シンコペーションがある時点でそのまま軸になっている場合は、そのシンコペーションがパルスとなる
場合もあります。

強拍の移動という意味ではなく、例えばモーツァルトのピアノソナタK570の1楽章冒頭でも、3拍子であっても
これを一小節単位ではなく、4小節を一つとしてそれ自体をパターン化することによって一つの軸を成している
ものもあります。しかしだからといって3拍子が消えることはありません。
こういうものだと思います。ですから、私はフレーズ感をともなったリズムのようなものだと思うんですけどね。

上手い指揮者は拍を刻むより、このパルスのみ示した指揮をされていますよね。
それこそベームだとかチェリビダッケなんかはそれだけで、動きが極力少ない指揮を見たことがあります。
私は時々指揮者の感覚で指導したりしますが、そのときに手を動かすタイミングはパルスによるものが多いです。
拍で動かすとガチガチになって流れを止めてしまう場合がありますので。

そのシンコペーションの具体的な楽曲名を教えて頂けませんか?そっちのほうが早いかもしれません。

>ちょっと質問しにくい先生(偉杉)だし、

気持ち分かります。そういう先生に限って、大事なことを一言に凝縮させたりするので、
よくよく考える時間が必要ですよね。私も(先生にとっては)くだらない質問をして怒られたことが何度とありましたよ。(笑)
もっとも今考えるとくだらない質問でしたが、私にとっては一大事な質問でして・・・恩師は
顔を真っ赤にしながらも説明してくれた記憶があります。(しかし、この説明がまたややこしい例え話で、余計訳が分からなくなった
覚えもありますw)

尊敬できる師匠がまた生きているのは幸せなことだと思います。
私の恩師はもうこの世にいませんから、まだ聞きたいことは沢山ありましたが、
もう二度と聞けません。でも、心のなかではいつも生き続けていて、いつも思い出します。
264さんも、怒られても呆れられても今のうちに聞いておくのも吉かもしれませんね。(笑)



24 :264:2011/01/07(金) 20:49:48 ID:99qumM5x.net
以下に>>469に続けて書いたレスを再投下する
(>>22の期待とは違う内容だと思うが)

非常に勉強になる数々のレスに感謝、繰り返し読んで理解したい
ところで、一箇所誤解があるようなので、もう一度読んでほしいのだが、>>466の
「フレージングには広義と狭義がある」以下は、自分としては同じことを言って
いるつもりなのだ

狭義=>>290が>>451で説明した「最小単位」 
   使用例:「上手にフレージングしなさい」
広義=どこからどこまでをフレーズとして捉えるか(構成の把握)、
   それをどう説得力を持って伝えるか(フレーズ内、フレーズ前後の処理)
   つまり、大きな全体構成の捉え方から、フレーズの弾き方まで含めて(>>444より)
   ひとつひとつのフレーズを美しく収めながらも、そこで終わりではなく、それが
   もっと大きなフレーズを形作っていることを感じさせる」まで含めて
   (文脈によっては極端な場合、形式感すら入る)(>>464より)
   使用例:「よくフレージングを考えなさい」「あの演奏はフレージングに問題がある(>>439改変)」

自分は>>439及び>>444で「フレージング」を広義で使った
(広義で使われることの方が多いと思っていたので、狭義と解釈されて驚いた)
>>439の「たしかにフレージングのためにデュナーミクやアーティキュレーションをどうするかが
問われることが多いように思う」という表現はなるほど「個々のフレーズの始め方・収め方」の
ようにもとれないこともないが、「(広義の)フレージングをいかに示すかが問われる」の意味で
書いたつもりだった(後半のピアニストの評価という部分で単なる狭義のフレージングを指していない
ことは分かると思う(流石に「フレーズの始め方、収め方」が問題となるプロはいないだろう))
自分の読み間違いがあれば申し訳ない
(再投下・以上)

25 :264:2011/01/07(金) 20:50:50 ID:99qumM5x.net
パルスについての解説ありがとう、すぐ楽譜を見てみた
(分かったと思うんだが、分かったのか分かってないのか分からないw)自分は「パルス」の原義に囚われすぎていたのか、
「繰り返されるモティーフ(またはその発展形)の流れ/波なのか?それとも拍とは別になにか刻む単位があるのか?」と疑問に思っていたのだが、前者と考えてよい?
質問:
1)パルスは繰り返し的要素があるところにある?(それとも関係なく存在する?)
2)特定の部分のみパルスはある?(それとも曲の全ての部分にある?)
3)ゼクヴェンツもパルスとして捉える?

>そのシンコペーションの具体的な楽曲名を教えて
そ、それはちょっと…差し障りありすぎなので、典型的と思われる例を挙げてもらえるとありがたい

パルスと言えば…>>365はどうしてる?餅は食ったのか?

26 :290:2011/01/08(土) 14:52:45 ID:jCK3QO4V.net
>>24

確かにフレージングというのは分かりにくいです。
実際、私が審査した子供のコンクールにおいても、ほとんどの参加者たちがフレージングを
理解していない場合が多く、講評にもフレージングとその説明を何度書いたことか。
しかし、あの講評という狭い枠のなかで説明できることも限られていますので、それで理解も難しいですね。
加えて、264さんは驚くかもしれませんが、実に地方大学の教授ですらフレージングの意味をよく理解していない
人間もいて、相当の難曲を弾く高校生ぐらいになってもそれを教えられてないという現実もこの国にはあります。

264さんが示した広義と狭義については、なるほど仰っている意味は私が言うことと同じことだと思います。
多分、整理に違いがあるのかなと思いました。

教える立場としてはより分かりやすくにありますから、以下の2点に分けています。

1.フレージングとはなにか
2.ではどうやってフレージングを行うか

1.においては、私が先に説明したものは最小単位ともとれますが、もっとも分かりやすい原理
のようなものとして教えています。そのうえで、例えば264さんが仰るような

>ひとつひとつのフレーズを美しく収めながらも、そこで終わりではなく、
>それがもっと大きなフレーズを形作っていることを感じさせる

もあります。これは私のなかでは二重フレージングとして捉えています。
この例は、作曲家がしばしば楽譜に示す長いスラーなどに起こりうることですが、
この長い流れを作曲家は一個としてとりたいわけなのですが、その実、内部にはまた細かい
フレージングが存在します。それ故に生徒にそれを示す場合には点線で書き添えたりします。

端的に言えば、小から大へと理解を進めていき、これを一つの項目として考えるわけです。

次に2.ですが、これは264さんの指し示す、

>それをどう説得力を持って伝えるか(フレーズ内、フレーズ前後の処理)

など、どうやってそれを弾くか、どういうふうにして音にしていくかというテクニック・メカニックに
絞ったものとして教えています。

この1.2.はどちらが狭義でどちらが広義かといえば、まずそうした頭での理解を促す1.を広義として
その次に2.での実践を狭義として私は捉えています。私は今の自分の立場としてこのように体系付けていますが、
勿論この限りではなく、理解に間違いがなければ理解しやすいように捉えたほうが良いでしょうね。

ただし、くれぐれもご注意頂きたいのですが。必要以上に複雑に考えないで頂きたいのです。
多くの優れた作曲家は楽譜上に、自身の想像するイメージを難しく書こうとはしません。
例えば、シベリウスのスコアのように、実に明確・単純に示すわけで、音楽において様々なところで「整理」
というのは重要です。
深く考える必要はありますが、複雑に考える必要はないです。常に理解は簡潔明解にもっていき、
「整理」することが必要です。私は学生時代に恩師から何度となく言われました。(笑)
レッスンで練習してきた曲を弾くと、まず一言めに恩師が言うことは「さて、整理しようか。」でした。^^;



27 :290:2011/01/08(土) 15:11:14 ID:jCK3QO4V.net
>>25

近いですね。

>繰り返されるモティーフ(またはその発展形)の流れ/波なのか?

モティーフとは、テーマよりも単位が小さいです。従って、モティーフではなく、これはフレージングの流れや波と
とったほうが良いでしょう。これを日本語の文章になおすとすれば、音楽における規則的な波をいくつかの長い文章で
示すことになり、私としては実例としての文章が思い浮かびませんので書きませんでした。(笑)^^;

1)パルスは繰り返し的要素があるところにある?(それとも関係なく存在する?)

繰り返し要素は勿論あります。

2)特定の部分のみパルスはある?(それとも曲の全ての部分にある?)

いや、全てにあると思います。ただし、楽曲中でパルスが変化するものもあります。
例えば、ショパンの幻想ポロネーズのように中間部の導入から明らかにパルスのあり方が
変化するものもあります。

3)ゼクヴェンツもパルスとして捉える?

ゼクヴェンツ=パルスではないですが、その前後の流れにゼクヴェンツが同じように形成されているならば、
ゼクヴェンツもそうでしょうし、またいくつかのゼクヴェンツの流れを一つのパルスと捉える場合もあります。

>そ、それはちょっと…差し障りありすぎなので

ん?素性がばれそうな曲なんですか?現代曲とか。

28 :290:2011/01/08(土) 16:29:42 ID:jCK3QO4V.net
パルスを一言で集約するならば、楽曲内での規則的な波と言えるでしょうね。

今、ロッキーのテーマによるフーガを遊び半分で作ってますが(笑)、これのテーマとなる
4/4ラーララララミーレ.−ド、^ドー^レシソラーミレミー(、は小節線、^はタイを、.は付点を表す)
私ならこう分けます。

1.ラーララ、ララミー、レ.−
2.ド、^ドー^レシソ
3.ラーミレミー

拍子は4/4ですが、大きく3/4と捉えても差し障りがないことが分かりますか?
3拍子というのは1拍目を基点として3拍目で上に向かって落ち着きますから、元々弱拍でタイに
なっている2.は拍感として薄く、重さの順番として綺麗に1.3.2.というふうに
3拍子におさまっているんですよ。だから違和感がないんです。このような例はバロック音楽において
舞曲に結構ありますよね。

このことは、テーマの後のカウンターサブジェクトや推移の展開に非常に関連があります。
テーマで示された流れを止めるわけにはいきませんから、作曲家はそれに沿った形で旋律を形成していくんですよ。
ということは、演奏者はその逆を考えればよいわけです。

明確に区切りをつけるということではないです。パルスは時としてこのように拍を無視して
行われることがしばしばあり、それはフレージングの形に沿っていたり、モティーフとその変移を
一つとして捉えたりと様々ですが、共通するイメージは左右に微細な揺れがあるということです。

29 :ギコ踏んじゃった:2011/01/08(土) 17:38:47 ID:GtelsK8e.net
この日記を読んでしばらく考えてしまいました。
ttp://www.ac.cyberhome.ne.jp/~kuravi-7/diary.htm

>だから、「簡単に出来る」「得意」を職業にすれば、苦労なく、
>しかも皆さんから喜ばれ、社会のためにもなり、毎日、自分の命が生きている事に感謝し、
>やりがいを感じながら、生きる事が出来ます。
>しかし、「好き」や、「憧れ」を職業にしてしまうと、
>一生なぜか壁ばかりぶち当たって苦労を背負いながら、生きていかねばなりません。

好きだから、得意になるのでは・・・・・と思うんですが。
または、得意だから好きになるのかと。。。。
好きなのに得意じゃないものも確かにあると思いますが。。。

子供にとってピアノははたして得意なのか。
そうでないなら、ほかに得意なものを早いところみつけないといけませんよね。
子供コンクールに翻弄されすぎて、得意かそうでないか見分けがつかなくなるってことありませんか?
冷静に見れなくなってる・・・。
得意だと思い込んでいる。
子供コンクールってそういう弊害もありそう。
得意だと思い込んで、後戻りできないような。



30 :ギコ踏んじゃった:2011/01/08(土) 17:58:38 ID:noBq+Vq4.net
荒らされたくないのでsageてください。

31 :290:2011/01/08(土) 18:15:23 ID:jCK3QO4V.net
>>29

この方、このスレで前々から随分と批判対象にあげられますねw

かつて結婚と恋愛は別だと言っていた女性を思い出しました。
恋愛は純粋に好きだという理由だけで一緒にいられるけれど、結婚というのは
それだけではやっていけない、と。
そういう考えもあるんでしょうけどね。でも本当に好きだからこそ結婚したいと思うんですよね。
そのときの経済状況とか相手が多少の不利な点があっても、このひとと一緒なら
どんな苦労でも乗り越えてみせる!と思うので結婚するんじゃないかと。

ひとそれぞれの考えでしょうけど、私は音楽もそうだと思うんですよね。

芸術の世界だから人一倍苦労する。まあ、はっきり言ってお金にはなりにくい面がありますからね。
確かにそういう一面もあるでしょうけど、こうも言えます。
世の中にはやりたくない仕事をやって生計を立てている人間も多くいますし、そういう
努力や苦労は、本当にやりたい仕事だけやっている我々のような人間のもつリスクとは
違うと思うんですよ。みんな、生きていくために色んな努力や苦労があると思います。
芸術の世界の苦労や努力とは種類が違うかもしれませんが、だからといって芸術の世界だけが
特別厳しいとは思わないんですよね。仕事である以上は、どんな職業もプロフェッショナルは存在するし、
それに対してのリスクや求められる基準も芸術と同じぐらいの重みをもっていると思います。

>子供コンクールに翻弄されすぎて、得意かそうでないか見分けがつかなくなるってことありませんか?

得意かどうかなんて本当は、随分とやってみないと分かりませんよ。
ただ、仰るとおり本当に大好きだから上達していき、得意になるという例は多く見られますよね。
昨日も、あるピアノ講師と話しましたが、本来子供のコンクールの存在意義はピアニストを輩出することではなく、
子供のピアノ生活においてなんらかのスパイスになればという意味だけなんですよね。
皆さん、審査員や我々ピアノ講師も含め大真面目にとりすぎる傾向がありますね。

こうした子供のコンクールで賞をとっても、音楽の道に進まない子もいますし、
その子の一生を決めるようなものでは決してないと思いますよ。
前スレにも自分の子供は絶対に音楽の道に進ませないと思われている親御さんもいるようですし、
音楽一辺倒にならずに色んな教養のうちの一つとしてピアノを捉え、経験としてコンクールに参加
でもいいかと。

私としては、生徒の意志を見極めながらそれに沿う形で考えていきたいし、むしろ大半の子たちには
音楽を仕事として欲しくないと思っています。コンクールに受からなくてもいいし、ただ音楽を通して学び、
楽しめればそれでいいと思います。

本当に264さんのような質問を受けることは極々稀でして、大抵はごく基本的なことで事足りています。
実に、私が真剣になって高度なレッスンをしようとする生徒は今のところ一人ぐらいしかいませんし、
だからといってその子が音楽の道に進むとも限りませんが、仮に音楽の道に行くことになっても困らないぐらい
の知識と技術は今のうちにつけさせてあげようという気持ちぐらいです。

私は何度となく後戻り、遠回り、堂々巡りをしましたし、人生後戻りできないなんてことはないような。
親御さんや我々としてみれば、なるべくそういうことを未然に防ぎたい気持ちも分かりますが、一方で
人生において全て無駄だということはないと思います。そこからどんなことを汲み取れるかによって
その後の人生も変わるし、場合によっては失敗は大きな成功につながります。

32 :290:2011/01/08(土) 18:39:05 ID:jCK3QO4V.net
さて、出かけます。

33 :ギコ踏んじゃった:2011/01/08(土) 18:42:23 ID:GtelsK8e.net
>>30
すみません。
>>31
そうですね。
音楽や、またコンクールを通して何か学んでくれたら・・・・・・
そう思います。
なのに、コンクールでうっかり賞なんて頂いてしまうと
またもう一回、またもう一回、と、どんどんハマってしまうんですよね。。。。。
いろんな道に行けるように、ピアノだけでなく勉強もおろそかにしてはいけないと思うんですが
コンクールのために、学校を休んで練習したりって子、実際いるんですよ。
うちはそこまでしてませんが・・・・・・・休日はピアノ漬けですね。。。
将来職業にならないかもしれない、ならない可能性大なものに、長時間時間を費やし、
結果、どんな職業にもつけずに・・・・では、遅すぎる。
でも、今まさに小学生のコンクール真っ只中だと、わからないんですよ、それが。
まったくわからない。
ピアノが得意って言っていいのか、また別のものがあるのか。
得意なものを職業にしたほうが幸せなんですもんね。考え込んじゃいました。

34 :264:2011/01/08(土) 20:44:34 ID:noBq+Vq4.net
>>290
いつも通り丁寧な解説に心よりの感謝を、フレージングについて了解、顰蹙覚悟で再投下した甲斐があった
パルスもだいぶ掴めたと思う
(不注意にもモティーフと言ってしまったが、2小節程度の細切れを指したわけではない
「フレーズの発展形」と言って良いのか分からなかったので、何と言ってよいかちょっと迷ったが、やはり「フレーズ」が適切か)
ところで譜例の解読に難儀したので、できればクラシックの定番で出してもらえると簡単でありがたい
もし手持ちでなくてもネットで探せるし

>「さて、整理しようか。」
何と言うか…すごく嬉しくなった
言いたいことも分かるし、人柄の温かさもよくわかる
(いい先生だ!「全然!何が何だかさっぱり」と言ってくれる先生もいる)

パルスに関連して、拍感の話
おしなべて日本人は拍感が弱いと言われるが、どう思う?
拍感に注意→パルスなし、叙情性なし
後者に注意→前者がダメ
レベルの低い話で申し訳ないが、両立が難しい 
やってるうちにテンポまでグダグダになることすら−また1から数えなおし
絶対テンポ感を持つ人がいるそうだが、うらやましい限りだ

>>29>>31>>33
その先生の言うことも尤もだが、そう簡単に割り切れるものではないとは思う
彼女の考えには遊びがないね(息がつまりそうだ)
しょっちゅう名前が挙がるんでそのサイトは知っている
ブレのない人生をまっすぐ歩いてきた人の強さと弱さを持っていると思う
同じタイプの子供には最高の先生だ

しかし、名前も顔も出した上で自分の考えをここまではっきり公開する勇気には拍手
叩かれるのは十分覚悟しているわけで、その信念の強さ(遊びのなさに通底)は驚嘆に値する
これだけの個性があるのだから、ファンもいればアンチもいるだろう
生徒をめぐる記述で倫理的な問題もあるが、今から師事しようとする人は公開されることを承知の上で入るのだろうから、外部がとやかく言う時期は過ぎているんじゃないかと批判を見るたびに思ってはいる
(もしかしたら内部の人が先生にやめて欲しいことを書きたてているのかもしれないが)

「いつ降りるか」の決断だが、これは本来自分で決めるしかないんだが
親としては幸福への最短距離を安全に行かせたいのだろうね
躓かないように前もって取捨選択してナビゲーションしている
確かに自分で歩いて躓いて苦しんで自分の道を見つけるのが理想であり当然なのだが、
時代が許さなくなってきているように思う
やり直しができない社会、一度ミスすると取り返せない社会、アリ地獄にはまる社会…
人生最初の18年でほとんど決まってしまうと考えるなら、トライ&エラーなどやっている暇はないと思うのは道理
だから「辞め時」が気になるのは仕方がないことなのだろう
>>290の指導した留学生の例を考えると…

以前にも書いたが、近い将来、一部のエリート層とあきらめ層、それからなげやり層に分かれるようになると思っている

価値観があまりに「金」に偏っているのが、自分の最大の懸念材料
「豊かじゃなくても幸せな生活」が認められなくなった
例え何かで成功していても、お金がなければ尊敬されなくなった(というか馬鹿にまでされる)
真の意味で貧しい社会になっていく

>>290 なかなか質問できる機会がないだけで、疑問を抱き続けている人は
かなりいると思う

35 :290:2011/01/09(日) 01:30:34 ID:mHcOFUGp.net
>>34
>ところで譜例の解読に難儀したので、できればクラシックの定番で出してもらえると簡単でありがたい

了解。例えば、ベートーヴェンの熱情ソナタを見てみましょうか。
この一楽章はパルスの変化のデパートともいうべきで、これをそのまま拍通りに弾いていては様になりません。
まず第一主題ですが。異なるモティーフが二つ見られますね。アウフタクトから小節数2までのオクターヴでの
重々しいものと、続く小節数3〜4の不安感のあるモティーフ。
ここではオクターヴのモティーフはアウフタクトから小節数2までまたがる長いスラーで書かれていますが、
ここは主題の重々しさを引き出すためにあえて1小節を2で捉えることで次につなげます。
小節数14〜15は小節数10で登場した運命動機の精神的な余韻のようなものですから、ここは
一つで捉えます。ベートーヴェンはこの1ページにおいてすでに多様な変化を示しており、これが
その後に表れる多くの展開を予言させます。
小節数24から八分音符の三連符の連続が表れますが、このことが示唆しているなかに、そこからパルスの
捉え方が変わりますよ、ということがあります。これは私には第9交響曲一楽章の冒頭をイメージさせるもので、
おそらく三連符をはっきりと聞かせるよりもそうした持続音的なものだと思うんですよ。
さて、小節数25以降、35で主題登場まで1小節を1で捉えて進みます。
ところが35小節からの主題登場は先の主題の通りに1小節を2で考え、41小節ではまた更に
1小節を1で捉えます。小節数51では今度は1小節を2で感じますよね。
で、この調子で全て説明するわけにはいきませんから、一番ここと思われるところを。
小節数210からの主題は最初の通りですが、それが214で1小節ひとつに変化します。
ここはベートーヴェンでよく見られる弱拍の強調がありますね。
で、218〜219まで一つ、222は1小節を二つ、それが224では4つというふうに細分化されます。

ベートーヴェンの作品は己の信念のような強い意志を示すためにパルスを強調することが多いので
比較的掴みやすいと思います。つまりパルスの動きとモティーフの変化、フレーズの変化が一体になっている
場合が多いのだと思うんですよ。次に2楽章をちょっと見てみましょうか。
最初のテーマ。これはP e dolceと書いているのが鍵です。
32分音符を含む付点リズムがあり、低音から始まるのでなにやら重々しい厳しい
雰囲気を受けるのですが、ドルチェ?と最初の指示でしばし考えが必要です。
つまりは、ベートーヴェンはピアノであり、愛らしく表現してもらいたいわけで、それは
ゴツゴツした手触りでは決してないのだということです。
従って、ここで考えられることは、主題の提示1〜4を2で捉えることによってスムーズな流れを
促すわけです。この曲は変奏曲形式ですので、続く第二変奏では、1小節が2で分かれており、第三変奏では
2小節を1で捉えることでその性格が明確になります。

ちなみに作品101の1楽章も見てみましょうか。
この曖昧とした主題をどのように捉えるか。これはそのフレーズが明確になるとき、頂点に達したとき
すなわち8小節目でそれが表れます。1小節を2ですね。
ところが面白いことに14から流れが失速していき、16からずれていき、19からは1小節を1として
2小節を2拍感覚で進み、それが自然の流れとなってシンコペーションの動きにつながります。
このシンコペーションは、神々しいというか非常に清廉としたというかそんな世界を感じますが、そのシンコペーションの
リズムが軸となって41でそのままパルスとなって展開されます。

先に説明した幻想ポロネーズの例は、148からです。その前の134では3拍子感覚ですが、
148では2拍子感覚で捉えます。この3から2の変化をスムーズにするために、
143では1小節を二つに割って、2で捉えます。そうすると144と145、146と147
という組み合わせで合致し、それが148の2拍子感覚に繋がるわけです。
ショパンのバラード一番が難しいとルービンシュタインが言っていた訳はこうした
繋ぎが難しいということだったんです。


36 :290:2011/01/09(日) 01:42:51 ID:mHcOFUGp.net
勿論、パルスだけでは解決できない問題は多々あります。
ベートーヴェンの作品101などは、楽譜にとても沢山の情報が載っていますから、
慎重に読み進めていく必要があります。個人的にはショパンよりもベートーヴェンのほうが
楽譜に対しての指示というか示唆している面、しかもかなり明確に、が多いような気がしますね。
パルスは基本的な波で、それを理解したうえでさらによく考えられた表現が必要となります。

基本的な拍、パルスは、しばしば円運動で示されることが多く、それはまるで振り子のように
速度が速くなる下降と運動が終わりかける上に向かっての頂点で速度の変化というか、揺れがあります。
拍やパルスがぶつけたまま終わらないのはそうした円運動を感じさせる微細な揺れで、楽曲が続く限り
それは決して無くならないです。

こうした延長線上にあるのがルバートで、勘違いされる方も多いですが、ルバートは
伸ばしっぱなしではなく、伸ばしたら引き戻す力が必要で、それで時間のつじつまを合わせて
いるんですよね。



37 :290:2011/01/09(日) 02:15:20 ID:mHcOFUGp.net
>何と言うか…すごく嬉しくなった
>言いたいことも分かるし、人柄の温かさもよくわかる
>(いい先生だ!「全然!何が何だかさっぱり」と言ってくれる先生もいる)

いい先生でしたよ、少なくとも私にとっては。普通と違ったレッスンだったし、
しばしば誤解を招くひとでした。天才とよばれ、ほとんどの門下生たちは彼の真似を
することしか考えてなくて、私は逆に彼が何を言わんとしているのかしか興味がなかったです。
いつも私の味方でしたし、退官された後でも、私がバッハのフーガを普通と違うテンポで弾いたときも
学内では非難の嵐でしたが、それがキミの本当の才能だと褒めてくれましたw
音楽は勿論のこと、物事全般についての考え方、生き方、全てにおいて私に深く影響を与えてくれたひとだったんですよね。

ただ、生前は韓国まで来たのに、日本はよんでくれなかったことをしょっちゅう言ってました。(笑)
亡くなる直前に、末期の膵臓癌だったのですが、病院で私は先生を日本によびたいからそれまで頑張っていて欲しいと
伝えると、彼は本当はもう自分の余命を知っていたのにも関わらず、喜んでくれて私の日本の住所を書き留めてくれました。
最後のレッスンは、嗚呼・・・今でも涙で目がかすみますが・・・彼はわざわざ無理やり病院から抜け出して、
点滴のチューブをつけた状態で、レッスンをしてくれました。確か、亡くなる2ヶ月ぐらい前です。
私だけが彼の言うとおり次のレッスンがあるとばかり思っていて、知らせを聞いたときには愕然としましたよ。
そこまでしてくれた先生のことを私は忘れるわけにはいきません。

>パルスに関連して、拍感の話
>おしなべて日本人は拍感が弱いと言われるが、どう思う?
>拍感に注意→パルスなし、叙情性なし
>後者に注意→前者がダメ

これは、言語感覚からくるものが大きいでしょうね。
私も恩師がもっていた独特の3拍子感覚を体得できてません。

>「豊かじゃなくても幸せな生活」が認められなくなった

恩師は、もう古き善き時代、ベルエポックはなくなったんだよと常々言ってましたが、
音楽の世界でもそうした価値観が変わったのかなとも思います。
もっとも私の立ち位置としては、恩師から引き継いだものを次世代にまわす役ですので、
他人になんと言われようとも、それに努めようと思うんですよね。私が逝ってしまうまで、
一人ぐらいは次世代の立派な音楽家を育てあげないと、やっぱりあの世で先生に顔向けできないなあと
思います。時代遅れだろうとなんだろうとも私には私の目標しかなく、ひたすらそれに努めるしかありませんね。

>なかなか質問できる機会がないだけで、疑問を抱き続けている人はかなりいると思う

残念ながら、なかなかそういう生徒にめぐり合いませんし、そういう生徒は著名な先生方のほうに行きますし。
私は無名ですから、できることは限られています。
ここで、パルスやフレージングなどの話題が出たことが嬉しいですね。




38 :290:2011/01/09(日) 03:01:46 ID:mHcOFUGp.net
子供のコンクールについては。
あまりそれほど真剣に考えたこともないし、生徒にもそれに結果を求めたことはないですね。
うちは、緊張感が足りないほうなので(笑)少し引き締めるぐらいで丁度良いんですが、
他所からうちに来た子なんかは本来のうちでの指導で丁度良いみたいですね。
逆にうちの純粋バイオちゃんたちは真剣さが足りない面がありますから、最近はちょっと引き締めてます。

音楽と結婚してもいいと心の底から思う子が現れれば別ですが、そうでもない子に鞭打ってやらせるのは、
正直私自身この世界の厳しさを知ってますから、お勧めできませんね。
皆さんの仰るとおり、特に今の時代は低年齢化が進んでいますし、スピード社会ですから、いよいよ難しいですよね。
本当に音楽を仕事としていくには、早い時期からそれに対応できるメカニックだけでなく、レパートリーや
様々な経験、中身もどんどん入れていかないとプロになったときに大変ですよ。
私みたいにのんびりしてたんじゃ、第一線ではとてもとても・・・

才能の定義は置いておいて、本当に音楽家になるための指導というのは子供のコンクールで
ちょっとやそっと賞をとるぐらいじゃできないですね。今私が真剣に教えている子は一人だけですが、
この子だってギリギリで、もしかしたら?ぐらいだし、高校卒業までかなりのハードルがあるように思えます。
今の時代、コンクールなら高校卒業までにちゃんとした国際コンクールでの準備に苦労せず、なんらかの賞もとれるように
ならないと厳しいかも。
子供のコンクールは、良い思い出程度におさめておくのが幸せというものでしょう。
こんなコンクールに真剣にならざるをえないのは、このスレでも何度も話題になったように
単に指導者の名誉欲のせいだと思いますがね。

それとは別に、いつの日か、音楽と結婚してもいいという強い意志と大きな才能をもった子が
やってこないかなと密かに願ってはいますが。(笑)


39 :ギコ踏んじゃった:2011/01/09(日) 11:29:03 ID:WzKqDP9U.net
18歳までに決めなきゃいけない。
こりゃ大変だ。


40 :ギコ踏んじゃった:2011/01/09(日) 12:38:49 ID:8B98QnGf.net
なんなの、ここ。

41 :ギコ踏んじゃった:2011/01/09(日) 12:39:29 ID:IWEAdio4.net
18の頃は、ゲーム三昧だったよw

42 :ギコ踏んじゃった:2011/01/09(日) 16:04:39 ID:8B98QnGf.net
ここで、語ってる人、ショピニスト?

43 :ギコ踏んじゃった:2011/01/10(月) 13:16:41 ID:PdStk9F5.net
これは、これで考え方が聞けてよいと思う。
ピアノ畑って変な人が多い印象だったが、自分の偏見だということがわかってよかった。

44 :ギコ踏んじゃった:2011/01/10(月) 14:44:09 ID:fxoIz/Tw.net
>>23〜28
>>34〜36

昨日の夜に帰ってきて、読むのと自分の理解に時間がかかりました。(汗)

フレージングやパルス、ここまで詳しく説明できるのは
正しい知識を学ぶことと色んな曲をたくさん演奏して身についていくのだろうな、と
思いました。

フレージングは、曲全体を考える上で広義のフレージングを分析でき、
かつ、狭義のフレージングのあり方や演奏として表現出来る技術を習得できて、
それらを含めた広義のフレージングが曲全体の構成を形作るのかな、
と理解しました。

子供は、狭義のフレージングの形やそれに伴う技術を
少しづつ教えてもらっている段階で、
また、広義のフレージングは、知識として学んでいることと並行するように、
指導者が実際に分析をする説明を受けながら、これも少しづつ、
曲のかたちを教えてもらっているのかな、と思いました。

パルスは、伴奏の拍子に合わせてそのまま演奏すると楽譜どおりに弾いているのに
CDで聴くのとは違っていたのが、旋律の3小節を2つに分けるように(?)、
分けた最初の音に意識とアクセント(?)を持たせる弾き方を教えていただいて、
急に生き生きしだし、違和感が消えたことを思い出しました。(ショパンワルツ34-3です)
他にも、よく一音の出し方を変えるだけで、急に曲が動き出すように感じたことがあって、
度々驚いてきました。

これは、「音楽の鼓動」と290先生の書かれていたことも繋がって、
イメージとしては、つかめたかもしれません。

ただこれを楽譜から読み取るのは音楽に精通しないと難しいことだということもよく解り、
290先生も365さんも書かれていた、色んな方の演奏をたくさん聴いておくことで、
感覚を持てるといいのだな、と改めて思いました。

本当にとても勉強になりました。
子供には、もう少し理解力がついてきたら、じっくり読んでもらい、
理解してもらいたいと思います。
ここまで説明してくださるとは、と驚きと感謝です。
普通はできません。
本当にありがとうございました。

45 :ギコ踏んじゃった:2011/01/10(月) 14:49:38 ID:fxoIz/Tw.net
>>34
>>「さて、整理しようか。」
>何と言うか…すごく嬉しくなった

同じ気持ちになりました。とても幸せな気分になりました。

46 :ギコ踏んじゃった:2011/01/10(月) 15:10:07 ID:fxoIz/Tw.net

>>40
>なんなの、ここ。

ピアノをすることや習うことの楽しさだとか、大変さだとか
何か皆さんが思うところをお話することで、感じたり、考えたり
出来る場所なのかな、と思っています。
貴方の「なんなの」の気持ちは、どの部分を読んでおきた
どんな気持ちですか?


47 :ギコ踏んじゃった:2011/01/10(月) 15:43:00 ID:fxoIz/Tw.net

>>33

このホームページの先生の日記、少し読んでみました。
ストレートに感じた事を表出される先生で、
表題通り「日記」なのかな、と思いました。

その日に感じたことが主体で、
それに先生なりの体験や音楽に対する気持ちを
結びつけて書かれているだけのような。



48 :ギコ踏んじゃった:2011/01/10(月) 16:46:33 ID:fxoIz/Tw.net

>>33

子供のこととなると、どうしても自分のこと以上に考えすぎてしまうことは
多いです。
290先生や264さんの書かれている現代の社会の有りようのことなんかもあって、
尚更です。

ただ思うのは、子供は結構しっかりしているのではないかな、と。
ピアノも、それ以外も、多分、他人から比較されなくても、
社会の中での自分の場所は、自分で見つけられるように思っています。
そうなってほしい・・・です。










49 :ギコ踏んじゃった:2011/01/10(月) 22:04:37 ID:7no8qF+Z.net
>>40 「2.中傷目的にみえるレスは全てスルー」 厳守

50 :ギコ踏んじゃった:2011/01/10(月) 23:42:25 ID:TmP/z5m1.net
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/piano/1287987232/l50
このスレにある>482のような発言をするのが親か指導者、関係者なら
コンクールでこうも精神がゆがんでしまうのでしょうかね。
それともピアノを弾いていると性格がおかしくなるのでしょうか。
コンクールスレは特にこういうレスが多いように思います。

51 :ギコ踏んじゃった:2011/01/11(火) 00:18:30 ID:ZlyQ8Ogk.net
>>50 「2.中傷目的にみえるレスは全てスルー」 厳守
そういうことが語れるスレは山ほどあるので、そちらでどうぞ。

52 :ギコ踏んじゃった:2011/01/11(火) 11:26:59 ID:39iVd2rT.net
>>29
面白い日記ですね。

>YPFを受けようと張り切っている8人の生徒さん達のレッスンをしました

8人限定です。8人が皆ドッキリしていることでしょうw

>テンポを統一させること、音価を正しくとることなど基礎的な事が出来ていない人が多い
>自分はこんな音を出したい、という理想がない
>音楽に命を吹き込むことがまだわからない生徒さんに、
>命を吹き込むのは体力的にも、ものすごく大変です







53 :ギコ踏んじゃった:2011/01/11(火) 17:06:34 ID:4FoflyYz.net

>>52

この先生に対して書かれているのは同じ方でしょうか?
もし、そうであれば、この先生に対しての不平や不満があるのでしょうか?
そうであるならば、この先生の、何に対して、不平や不満があるのでしょうか?
その不平や不満をどうしたいと思っていますか?

全く関係のない方であれば、それほど気になるものでもないように
思うのですが・・・。
以前のレスで、過去に同じようなタイプの指導者との嫌な思いを思い出したと
いうこともありましたが。



54 :ギコ踏んじゃった:2011/01/11(火) 17:39:40 ID:4FoflyYz.net

>>50

過去レスで

1.コンクールだけに偏ったレッスンの問題
2.コンクールを利用して利己的な営業をされる教室の問題
3.子供のコンクールを履き違えている指導者と保護者の問題
4.子供のコンクールの実施方法などの問題
5.子供のコンクールから波及する心のあり方の問題

がありました。
(他にも色々あったかもしれません(汗)、あれば追加してください。)
5.に対してのことでしょうか?



55 :ギコ踏んじゃった:2011/01/11(火) 18:12:43 ID:VC1kL22r.net
これが一番、重要と思うよ。

6. 教育者として問題のある指導者が名誉欲のためにコンクールに群がる問題

56 :290:2011/01/11(火) 19:07:43 ID:Fxsss9lI.net
>>55

それは2.と重複してるかも。
教室、つまりその運営者である指導者が利己的な営業のためにコンクールを使うのはなぜか。
コンクール受賞者を輩出できれば、指導者の株もあがる。その目的は、教室により多くの生徒を
取り込みやすいことにある。つまり教室が儲かる。他に理由があるなら聞きたい。

本当に音楽家を育てあげるつもりなら、ある意味採算度外視の覚悟で指導者は臨まないといけない。
生徒も親も指導者もそういう覚悟が必要なわけで、第一線で活躍する音楽家を育てるのは非常に厳しい。

しかし、多くの子供たちやその親は、そこまで望んでいないため、我々指導者もそこまでする必要はないし、
音楽を通じて学び、楽しんでもらえればそれでいいと思っている。
逆に子供のコンクール程度で悩み・苦しみ・ストレスを感じるようならばやめたほうがいい。

57 :290:2011/01/11(火) 19:22:15 ID:Fxsss9lI.net
>>52

>テンポを統一させること、音価を正しくとることなど基礎的な事が出来ていない人が多い
>自分はこんな音を出したい、という理想がない
>音楽に命を吹き込むことがまだわからない生徒さんに、
>命を吹き込むのは体力的にも、ものすごく大変です

要するに、8人と書いてしまったばかりにその生徒たちが特定されてしまうと
いうことだろうけど、この引用文は正しいです。

逆になにを当たり前なことを、と思います。(笑)
小さな子供たちは何度も同じことを教えて、あの手この手で手をかえ品をかえで
一つのことを辛抱強く教えないといけません。
従って、教えることは物凄く体力を使うことだし、そうじゃないとダメです。

この方はご自分が演奏家だから、どうしても自分自身に対して求めるレベルを生徒に
求めがちなのでしょう。演奏家で指導者の方でよくあるタイプです。
私もかつてそうでした。なぜそんな当たり前なことができないのかわからない。
次第に苛立ってくる。気持ちが手に取るように分かります。
指導者と演奏家は別です。

指導者はその生徒一人ひとりの特性や個性に合わせて、それを伸ばしてやるべきで、
そこが難しいです。無理やりこうしなさい!とできるまで真似させて、子供のコンクールで
生徒が受賞というのはたやすいことですが、指導の本質はそこではなく、なぜそうなのか
分かってもらうところにあります。だから時間がかかります。


58 :ギコ踏んじゃった:2011/01/11(火) 19:53:19 ID:VC1kL22r.net
>>56
最初からそのつもりなんだったらとんでもない教室だと思う。
普通、問題のない人なら、どっかで変だと気がつくと思っだけ。
いつまでも気づかない人はどっかに問題を持ってる人なのかな・・



59 :290:2011/01/11(火) 20:13:12 ID:Fxsss9lI.net
>>44

文章だけだと説明が難しいです。本来なら楽譜があって、それを見ながら
弾きながらあーだこーだと示せれば、それほど難しいことを言ってるわけではないことを
ご理解頂けるのだと思うのですが。

1小節を2で分けると言っても、楽曲によって分ける場所も違いますし、いつも
ど真ん中というわけでもないわけで・・・我ながら分かりにくい説明だと思いますよ。(笑)

猫のワルツですか。ラソファドミレドラとラソファレミレドラでしたかね?
ただ、冒頭ラに意識がいきすぎてラがアクセント気味になるとそれもまずいですね。
何事もやり過ぎ・いき過ぎは禁物ですね。(笑)

>他にも、よく一音の出し方を変えるだけで、急に曲が動き出すように感じたことがあって、
>度々驚いてきました。

そういうこともありますね。そのときに微妙な変化しか得られなかったとしても、沢山褒めることによって
その子の自信につながります。
自信は偉大な能力で、いったん自信を得られるとその子にとってそれは得意となり、それがいつしか
持ち味、個性へと変化していきます。・・・私は、ここだけの話、生徒に自信をもたせるために
部分的に弾けないふりもします。小さい子供の曲なんで弾けないことは決してないんですが、
今の凄かったな〜先生でもそんなふうに弾けないや!とわざとやってみることによって、
先生を超えた!と自信につながる場合もあります。

あるショパンコンクール審査員の先生は、指導者は生徒の前であまりよく弾け過ぎてはいけないと言ってました。
あともうちょっとで先生に届くかもしれない・・・そういうほど良い距離感を与えておくことで
生徒のモチベーションを上げるんですよ。あまりにも上手すぎると、どうせ先生は弾けるから・・・みたいに
モチベーションが下がる子もいます。

指導者の役割とは、その生徒が自立して音楽を演奏できて楽しめることにあります。
いつまでも指導者にすがるような学習というのは正しいとはいえません。
自立ができるようになるには、知識や経験もそうですが、まずは自分で考え、自分で行動する
そうした自発性が必要です。自発性を引き出すには、自信は欠かせない要素で、先生の前で
どうでしょうか?とお伺いをたてるよりも、私はこう弾いてきた!という萎縮しない演奏のほうが
レッスンでも得るものが大きいと思います。


60 :ギコ踏んじゃった:2011/01/11(火) 20:18:10 ID:39iVd2rT.net
>>57
そう。そこですw → 8人と書いてしまったばかりにその生徒たちが特定されてしまう

なんかこう、レッテル貼りっつーか、決め付けっつーか。
言ってることはごもっともだし、めちゃくちゃ理解できるが、なんか腑に落ちないっつーか。

こう書けばいいと思うんだよな。

>テンポを統一させること、音価を正しくとることなどを教えました
>自分はこんな音を出したい、という理想をもてたらいいですね
>音楽に命を吹き込むことを生徒さんにわかってもらえたらうれしいです

まーよーするに、逆にレッテル貼ってあげるとすれば
>人に対しての文章の書き方をわかっていない
>読んだ人がどう思うかわかっていない
>そーいう文章を書くことによって自分がどう思われるかわかっていない

てなとこでしょうか。

自分自身に自己肯定感がない(つまり幼少時代に否定されつづけ育った)人は
否定語ばかり使う。そんな人にぜひ読んでもらいたい本。子供のいない独身の人にもな。

子育てハッピーアドバイス 大好き!が伝わるほめ方・叱り方
http://www.youtube.com/watch?v=XRcgIPymgJw

怒られて否定されてばかりだと自分自身の存在の自身まで失われてしまう by明橋先生
ttp://www.akehashi.com/

一ファンよりw








61 :ギコ踏んじゃった:2011/01/11(火) 20:22:59 ID:39iVd2rT.net
>どうでしょうか?とお伺いをたてるよりも、私はこう弾いてきた!という萎縮しない演奏

↑と↓ 正反対?

>平成22年12月25日(土)斬新なアイデア(NO.2)
>しかし、その先生についている間はその先生の教えて下さる事全てを一途に守る事が大切だと私は思います。
>そうでなければ、その先生にお習いしている意味がないですし、反抗する生徒には、何も教えようという気にどんな先生もなれないでしょうから。

ttp://www.ac.cyberhome.ne.jp/~kuravi-7/d1012.htm

290先生と、この先生根本的に似てるとこもあると思うんだよな。歴代のレス読んでてもさー。
だが、やっぱりちょっと違う?

62 :ギコ踏んじゃった:2011/01/11(火) 20:42:39 ID:VC1kL22r.net
両方とも、本心なのかタテマエなのかわかんないのが怖い・・・

63 :290:2011/01/11(火) 20:43:29 ID:Fxsss9lI.net
>>60

んー、まあ私からすれば気持ちも分からんわけではないのですが。
逆に私はブログとかホムペとか書いてなくて良かったと思います。(笑)

>>61

うーん。それは正反対ですね。
私の場合は、生徒がどういうふうに楽曲を考え、どういうふうに捉えているか
が重要なわけで、最初から私の考えありきではないです。多くの生徒たちは自分の考えを
もたないので、持たせるために知識や技術の選択肢を与えているわけでして。
なにもない状態では自分の考えなどまとめようがないですからね。

ただし、こうした知識や技術は私の考えということではなく、こうすればもっと楽に弾けるよとか
もっと生徒の考えに近いものになるんじゃないのかということで、これを素直に聞かなければ、
レッスンの意味がないですよね。なんでもかんでも、全て生徒が思う通りにというふうに
なれば、先生の必要もありませんし。
指導者の側としては、まず生徒がどうしたいのか、それが無意識であったとしても、その演奏が意味が通り、
説得力があるのであれば、なにも否定する必要はなく、できるだけ力添えしていくだけです。

先生というのは常に生徒の脇に立つ存在で、生徒を払いのけて主体になる存在ではありません。

私とその先生が違う点は、他にも私は男性で、その先生は女性であるというこもあります。(笑)
それと多分私よりも若いし、私は既婚者だけど、彼女は独身?だということも。

64 :290:2011/01/11(火) 20:50:45 ID:Fxsss9lI.net
>>62

恐いですかw 恐いと言われたのは初めてですね。
ただ、プロを目指す生徒がいたとすれば、恐いかもしれませんね。
ほとんど全員の生徒たち、今までのゲストレッスンも含め、そういう生徒にあたったことが
ありませんので、大抵はにこやかに終わります。

ここで建前語っても仕方が無いですもんねw
ごく普通に、私が思うことしか書いてませんが。

65 :264:2011/01/11(火) 21:04:04 ID:WUHqlaHi.net
>>290 いつもながら懇切丁寧な解説、ありがとう
申し訳ないが、不測の事態が起きて寝る暇もない
(というか家に帰れない…このスレは覗くぐらいはできるのだが、
じっくり楽譜をとりだして見る時間が取れない)
少し時間をもらいたい
今日はとりあえず礼を言っておきたかった

それから、中傷目的のレスを深追いすると、真面目にレスをしていても中傷に加担した
ことになることすらあるから、要注意
中傷したい人物は自分の都合の良い部分だけをコピペするから

>>ID:39iVd2rT もう自分で答えは出ているようだし、改めて標的にする意味はないだろう
単なる陰口なら遠慮してくれ
個人名・個人サイトを挙げて影で攻撃するようなやり方じゃなく、一般論としての問題提起なら
語る価値もあろうというものだが

66 :290:2011/01/11(火) 22:36:00 ID:Fxsss9lI.net
晩飯の準備が終わって、これから風呂に入ってきます。
素朴な疑問なんですが、うちの場合は私が夜家にいるときには私が晩飯準備ですが、
嫁が同じ状態でも私が帰ってから私が準備、最近嫁はたまにしか家事しません。。。
本日は嫁が出張のため当然のごとく私の家事でしたが、昨晩もその前の夜もそうだったような・・・
共働きの場合、そんなもんなのかな。それともこれは音楽業界の常識なのかな。
まあ、どーでもいいことなんですが、晩飯の準備をしながらふと頭によぎったことでした。
すみません。

>>65

レスがなかったからどうしたのかと思いました。
大変そうですね。

>それから、中傷目的のレスを深追いすると

了解。つい真面目にレスしちゃいました。そうそう。自分でスルーって書いておいて
しっかりレスつけちゃいましたねw すみません。



67 :ギコ踏んじゃった:2011/01/11(火) 22:51:11 ID:4FoflyYz.net

>>59

290先生の譜例もあるものは見たのですが、
・・・弾いて欲しい!と思ってました(笑)
それでも、文章だけで、何とか伝えようとされる先生は
単純に、すごい!と思ってしまいました。

円運動や振り子運動に近い話は
自転車の話や手で円や楕円を空中に描いてくださったりしています。
(これも違うかな?)
やはり、素人は指導はピアノの前がいいですね。(^^;
ありがとうございました。

子供は元来、自信に溢れているものだと思うのですが、
指導によってや子供によっては、萎縮してしまうこともあるので
指導者選びは本当に大事だと思います。

気持ちもピアノもうまく引き上げてくださる先生に習えれば、
ピアノは本当に楽しくなる素敵なものだと思います。




68 :ギコ踏んじゃった:2011/01/11(火) 23:00:48 ID:4FoflyYz.net
>>65
>それから、中傷目的のレスを深追いすると

これは、私ですね(^^;
深追い、気をつけます。
お体に気をつけてくださいね。

69 :ギコ踏んじゃった:2011/01/12(水) 00:24:03 ID:uB5ihjpK.net
やっと、見つけました。w
ここのスレ3になってたんですね。

以前ホムペの先生に講評を書いてもらった事がありますが、
それまでは、なぜこの先生が掲示板でこんなに叩かれているのか不思議でしたが
意味が分かりました。

先生の仰るとおり、既婚と独身の違い。。。これです!!
このホムペの先生は生粋にピアノを好きでやっておられるのも分かります。
でも実際講評を頂いた時に自分の子供がこの先生のコメントを読まないように思わず
隠したのです。。この人は子供の立場にきっと立てないのでしょう。
自分の生徒の事もこのような書き方をするので、不特定多数に
この文章なら、そりゃ。。。仕方ないか。

ホムペ先生は生徒を自分の目から分かっていないというならば、親の立場からも、人を育てる事
を分かっていないという事を申し上げましょうか。たぶん、叩かれるのは
この点かな??まあ、極悪でもなさそうですし、合わないと思ったら
習わなくてもいいし。合う人と合わない人はいるでしょう。
最初から色々分かるのは天才と呼ばれる類だと思いますが、
きちんと教えれば、普通の子でもそこそこピアノは弾けるように
なるのだと思うのですけどね。(個人的意見で)
書かなくても良い事を書きすぎなんでしょうね。
生徒が先生の話を素直に聞かなければというのと同じでなぜ叩かれて
しまうのか??という事を考えれば実力もありそうだし、
良い先生ではないでしょうかね??

290先生の自信を持たせて、生徒の力を引き出す方法なるほどです。先生に上手に
弾かれてしまうと萎縮しますもんね。。。その時のニュアンスにも
よるし、それまでの先生と生徒の関係にもよると思います。

290先生は先生は生徒の脇に立つ存在で。。。と仰られている意味よく
分かります。深いですね〜。共感します。
ある程度、指導の経験もある方だというのもよく分かります。
このホムペの先生よりも年上と言うのも読んでいて分かります。
はずれてないと思います!!
これまで読ませていただき大変共感致します。
先生は正直でピュアですよね。。。知識もですけど、私はきっと
この部分が一番好きで読ませて頂いてます。
ピアノの先生って嘘ばっかり・・と思った時がありました。
でも世の中捨てたものでもないです。悪があれば、善も存在するんだと。
って、こういうところで書くとなぜか嫉妬がおきるのでしょうけど。(笑)

ところで、晩御飯何を作られるのですか??ご飯作れる人も
素敵ですよ〜!!                ミジンコ







70 :ギコ踏んじゃった:2011/01/12(水) 10:25:08 ID:czxlgWl4.net
>>69
なんて書かれたのでしょう。多少カモフラージュしてもかまいませんので教えていただけませんか?
字はあまり上手じゃないって聞いたことがあります。

71 :ギコ踏んじゃった:2011/01/12(水) 13:39:05 ID:o/eQzxl8.net
>>70
忘れてしまいました。探せば出てくるとは思いますが、
親は子供の事を一番に考えていますので、
今の自分の子供の発達段階で見せるのはよくないと判断したので、
見せませんでした。

この先生のブログはあまり自分には興味がないので見ないのですけど
数回のぞかせていただいた時に、記憶違いだったら申し訳ないですが
専門を目指す人限定の教室ではなかったですか?

そうでしたら、そういう生徒さんには良いのではないでしょうか?
ただ、ピアノのお稽古は色々なスタンスで続けている人も多いと
思いますし、小学生の時代は例え本人が好きで親御さんも協力的でも
その後成長の段階でその道に行く気持ちがなくなったりする場合もありますし
逆に中学生くらいになって、急に音楽に熱心になる子もいると思います。
ですから子供のコンクールで(特に小学生)どう伸びるか分からない小さい段階では
言葉を選ぶという事は大切だと思います。

それと、字は別にきたなくても、殴り書きでも構わないと思います。
殴り書きでも、なんでも沢山書かれていて気持ちのこもった文章もありますし。
例え、短くてもポイントをついていて、今後コンペを受けた子供が
気をつけて練習できるような内容だと問題ないと思います。

ただ明らかに、読めない字はどうかと。兎に角用紙に斜め左に下がった字
で今後の子供のピアノの学習に対して役にたつ内容では
なくただ単に批判めいた言葉はどうでしょうか?

これはこの先生に限らずもう少し子供の音楽教育について発展させようと
思うならば指導している方にこういうモラルは必要だとは思いますが
一母親が思う子供への考えとは、かけ離れた世界におられる方も
審査をされているのだとは思います。





72 :ギコ踏んじゃった:2011/01/12(水) 18:39:05 ID:qVr4Rrbf.net
では、一般論で書きますね。
例えば、講評に音楽の表現において、○○は欠けている
とか、音楽全体が薄っぺらいという講評の書き方はどうでしょうか?

中学生以上、あと音楽の道を目指す人にはこういう書き方もありかなと思います。
なぜなら、やはり2回くらいで結果が出たほうが、その道に勘違いして進まなくても
良いですし。

でも、小さい年齢の子供にこういう書き方は親の目線や立場から
子供のコンペではよくないとおもうのですが、どうでしょうか?
左右の音のバランスとか書かれれば、次からそれを気をつければ
良いと心がけも出来るでしょう。

でも講評に欠けているとか薄っぺらいは、何をどうしてよいか
分からないのです。
講評の書き方ですけど、小さい子供には、次にどうすれば良くなるとか
肯定的に書くアドバイスでないといけないと私は思います。
しつこかったですね。

沢山の講評を時間内に書くのは大変ではあると思うのですが、
もう少しピアノの学習している人達に温かい眼差しを・・・とおもいます。
審査をされる方はそりゃよくお出来になるのでしょうけど、
未来のピアニストを育てたいのは分かりますけど。

スルーして下さい。何回もすみませんでした。


73 :ギコ踏んじゃった:2011/01/12(水) 18:47:37 ID:exHRgKVy.net

私が、その講評を違う意味合いで捉えているのかもしれませんが・・・
一般論として・・・

>ピアノのお稽古は色々なスタンスで続けている人も多いと
>思います
>どう伸びるか分からない小さい段階では
>言葉を選ぶという事は大切だと思います。
>気をつけて練習できるような内容だと問題ないと思います。

同意です。
他の先生からアドバイスをもらえるいい機会だと思いますし。
親としてはこう望みます。

>専門を目指す人限定の教室
>かけ離れた世界におられる方も 審査をされているのだとは思います。

このかけ離れた、が音楽の道一筋、という意味なのか、
世間知らずという意味なのかで違ってはきますが、
前者だと考えれば、講評が厳しい内容になるかもしれないとは思いました。
(あくまで内容が音楽に対しての批判だと仮定してです。)

ピティナ(ですよね?)は、参加者層が幅広いので、
双方の求めるものが違っていると、
チグハグな感じがある講評はあるのかな、と思いました。

>>71さんは子供の発達段階を考えて、講評を使われていると
思いますし、それがいいのではないかな、と思いました。
ごめんなさい、感想です。








74 :ギコ踏んじゃった:2011/01/12(水) 18:57:53 ID:b2Xvq73/.net
だったら、コンペでなくてステップ受けりゃいいじゃん。

75 :ギコ踏んじゃった:2011/01/12(水) 19:02:12 ID:exHRgKVy.net
ごめんなさい。>>73読まずに書いてました。
書き方はその人の人格によるもので、それによって傷つけられるのは
悲しいですね。

あと、子供へ向けての講評でなく、その子供の指導者に向けて書いておられるな、
という講評も他の人のでみたことはありました。

76 :ギコ踏んじゃった:2011/01/12(水) 19:15:14 ID:AoeUIjDf.net
それくらいの講評で傷つくならコンペに出なければいい
コンペは競争、そして優劣が付くもの、そんなもの当たり前
講評はむしろ厳しい方が勉強になる
どこが悪いかわかる方が今後の為になる
お上手です、良く弾けましたコメントなんていらない
特に足らないところは指導者に伝える意味でも厳しいくらいの方がいいと思う

持ち上げコメント欲しい人は超上手くなって非の打ちどころがないくらいになるか
>>74のように甘々コメントのステップに出ればいい
ステップなら勘違いするくらい、良い気分になれるかもよ〜w


77 :290:2011/01/12(水) 19:24:03 ID:ACQL/T4D.net
>>69

ミジンコさんお久しぶりですね。(笑)

>先生の仰るとおり、既婚と独身の違い。。。これです!!

いや、これだけではないように思えます。
というのも>>72のような

>例えば、講評に音楽の表現において、○○は欠けている
>とか、音楽全体が薄っぺらいという講評

これに近い講評を私の生徒も受け取ったことがありました。
例えば書いてあることはそっけなく、左手にミスがあるとか音が弱いとか、一行殴り書きみたいな感じでした。

講評は、批評ではなく、その生徒が今後どういうふうにその音楽に取り組めば
いいかヒントのようなものです。それをそんな一行殴り書きだったり、子供の人格や
能力を否定するものでは、なにも生まれてきません。
私もさすがにこうした講評を見たときには怒りがこみあげてきました。
抗議文を作って投函する寸前で妻にとめられましたけど。(笑)

なぜこういうことが起こるのか?
審査経験の浅い審査員とか、プロ志望の高度なレッスンしか見ない某有名教授などに
ありがちですが、裾野の現実が見れてない、そして自身を演奏者の立場と教育者の立場で
区別できていないのだと思うんですよ。
>>72の講評が、そのホムペ先生によるものであれば、それは私の推測どおり、そのひとは
自分自身のレベルを生徒に重ね合わせているだけで、自分自身に対しての要求をできない生徒を
見るとどうしてできないのかストレスになるのですよ。(笑)
これは押し付けに近いところがあります。
ここに演奏できる能力と指導できる能力の分岐点があります。誤解される方が多いですが、

よく弾ける=よく指導できる、では決して無いんです。

演奏能力と指導能力は別物として捉えたほうが良いでしょう。そのひとが弾ければ弾けるほど
生徒の演奏における欠点に対して許せなくなりますし、冷静でいられなくなります。
それは自分に重ねて生徒を見るからです。でもそれでは指導は成り立ちません。
その先生は知らず知らずのうちに生徒を押しのけて自分が主体になっているんですよ。
だから先生自体のストレスになります。

それ故に、指導専門の先生も多く存在しますね。ただし、指導専門には別の問題があります。
楽曲内容が高度になればなるほど、指導できなくなるということです。
導入期における指導は導入期だけのものであって、生徒が成長して少なくともショパンのエチュードなど
弾けるようになってくると、それに固執していると逆に有害になったりします。
ご存知のとおり、賢明な指導専門の先生は、自らの限界に生徒が至った時点で別の、
もっと高度なことが教えられる先生に生徒を渡します。そうでなくてはなりません。

稀に例外で、まったくの導入期とは言いませんが、子供も教えることができるピアニストや
教授もいますね。教育者の分をわきまえていて、冷静に見ることができる方です。
昔はよくヒステリーをおこして、物を投げつけたりする有名教授などもいました。
そういう教育を受けたからこそ、そういうことはしたくないと思う指導者もいます。



78 :290:2011/01/12(水) 19:31:49 ID:ACQL/T4D.net
>>72

>中学生以上、あと音楽の道を目指す人にはこういう書き方もありかなと思います。

レッスンなら可です。書く欄の少ない講評ではありますが、○○が欠けてる程度の批評ではなく
もっと他に書くべきことがあると思います。○○が欠けているなら、それをどうしたら良いか。
それはこうすれば良いかもしれない・・・みたいなことを書ければいいのにと思います。

レッスンでは、同じように○○が欠けていると言っても、その後に、だからこうしましょうという
提案になります。講評がそれでは学べるどころか意味が不明だろうし、批評にしか過ぎません。
そんなものをたとえ中高生の子供たちに渡すのだとしても、フォローがない限り意味のないものでしょうに。




79 :ギコ踏んじゃった:2011/01/12(水) 19:43:27 ID:4O30Uwbo.net
>>76
71です。そうですね。厳しいくらいの方が良いですよね。
傷つくとかいうよりもね、講評は参考になるものではないと
いけないと思うのですね。

なぜならば、音楽は良いと思うから子供と楽しんでいるのであって、
底辺を潰す教育のあり方は子供世代へのクラッシックの音楽教育
をつなげていけないし、嫌なんです!!

ステップも出た事はありますよ!
あ〜、でも子供が外から帰宅しましたので、また後で〜。





80 :290:2011/01/12(水) 20:08:28 ID:ACQL/T4D.net
コンペは競争。世の中競争社会だからそれも教育の一環としてよい。

そうでしょうとも。厳しい社会で打ち克つためにはそういった認識も必要ですよね。
ですが、それ一辺倒になると、今度は音楽自体をそういう目で見てしまいます。
子供にとって、それは幸せなことでしょうかね。
音楽を競争だと受け取って、本当の音楽の素晴らしさを理解できないまま、
コンペで賞をとれなければコンペどころか音楽が嫌な思い出として受け取ってしまう。

そういう認識を植えつけるぐらいなら、子供のコンクールなど無いほうがいいです。

指導者と親御さんたちがしっかりと、音楽の楽しさ、素晴らしさを伝えられる環境を作れればいいですが、
競争は必要とばかりに音楽も・・・となるのには、どうも一生音楽を競争と捉えそうで、私はまったくお勧めできませんが。

逆に世の中は競争社会だが、音楽だけは違う。音楽は競争とは無縁の世界だと教えたほうが
どんなにその後の音楽の奥深さを教えるのに役立つことか。

色んな指導者もいますが、色んな親御さんもいます。
それぞれ否定はしませんが、私は私の信じるところを歩むのみです。

81 :290:2011/01/12(水) 20:29:21 ID:ACQL/T4D.net
>>67

>・・・弾いて欲しい!と思ってました(笑)

でしょうね。では別料金頂きます。(笑)冗談です。
いや、録音機具がそろっていればいいんですが、あいにく今うちには
マイクがなくて。

私がレッスンで弾く場合は、先に書いたように私は脇役ですので、問題となる一部分を
弾いてみたり、生徒が演奏する横で、もしその生徒が低音に意識がまわっていない場合は低音を
高音の副旋律に意識がまわっていない場合には高音を弾きます。
バッハのインヴェンションや平均律、その他のフーガなどでは、バッハの多くの楽曲は左右逆転しても
整いますから、生徒が弾く横で高音で低音部を弾いたりします。

レッスンにおける指導者が弾くケースというのは他にも色々とありますが、
楽曲が複雑になれば口だけで説明というのは難しいです。
264さんにとっておそらく身近な例と思って、今回手元にある楽譜から選びましたが、
そもそも文章だけでそれを伝えるというのは、考えてみれば無謀な試みかもしれませんね。(笑)
特にパルスなどは頭で理解するより感じるほうが強いものですから。

>円運動や振り子運動に近い話は
>自転車の話や手で円や楕円を空中に描いてくださったりしています。

おそらく同じことを言っているものだと思います。

>指導によってや子供によっては、萎縮してしまうこともあるので

その通りです。ベートーヴェンは甥のカールをチェルニーに任せたときに
生徒の演奏は最初から最後まで聞き、決して途中で止めないようにすることは
音楽家を育てるとチェルニーに手紙を書いています。
ベートーヴェンですらも、そうした自信の重要性について理解していたのです。
レッスンの初めにいきなりダメ出しされたのでは、萎縮してしまうし、止まる癖が
ついてしまいます。ですから、私は必ずレッスンの初めはどんなことが起きようとも
一曲通させるようにしています。

ただ、自信過剰になってしまうのも問題でして。(笑)
緊張感が足りなかったり、自信過剰になって練習してこなかったりすると
今度はその逆のレッスンになります。
生徒の立場としてはバランスが必要で、指導者は注意深く生徒を観察しながら、
バランスをとっていく必要があります。


82 :290:2011/01/12(水) 20:49:11 ID:ACQL/T4D.net
>>69

>ところで、晩御飯何を作られるのですか??

昨晩はめんどくさかったのでカレーにしましたよw
頂いたローズマリー、フェンネルなどのハーブをどっちゃり入れて。
月桂樹の葉も入れて。それにしても、どうしても通常買う鶏肉は匂いが
あってダメですね。鶏肉は好きなんですが、やっぱりハーブ鶏は臭みがなくて
良かったなあと思います。元々食べることは好きなので、いったん作り始めると
音楽と同じように没頭してしまうんですよね。(笑)

しかしね。料理も音楽と通じるところがあると思うんですよ。
それは集約するとバランスでしょうかね。
今はもう日本で著名な音楽家の一人となってしまいましたが、その先輩なんかは
イケメンのうえに料理のセンスが抜群で、嗚呼音楽と同じなのかなと思いました。

それにしても、学生の頃は夏休みになるとバイトに明け暮れてました。
夏休みは長かったですから一時帰国しても暇なんでバイトだったんですよ。
昼から夕方までホテルのピアノ弾き、夜から0時までレストランで調理係、
深夜はコンビニのバイト、帰宅して午前中寝て・・・みたいにw

約1tの鶏肉を一日中切っていたこともあります。
レストランではパスタ、オムライスなどはよく作ってましたね。
学生の頃は、ワインなんかどぼどぼ入れてめっちゃ豪華なシチューなんて作ってました。

なんだか独身時代の習慣がそのまま結婚後も続いてるような雰囲気ですw

83 :ギコ踏んじゃった:2011/01/12(水) 23:34:51 ID:exHRgKVy.net

>>81
>生徒が弾く横で高音で低音部を弾いたりします。

バッハは特にナビゲートされていること、多いです。(^^;
レッスン全体や進度も子供に合わせてナビゲートしてくださってて。
以前の教室から移って3年ほどかかって、やっと伸び伸びと演奏できるようになっていきました。
まだまだこれからですが、それでも楽しそうに弾いているの見ると、ずっと続けてくれたらな、
と思います。

>そもそも文章だけでそれを伝えるというのは、考えてみれば無謀な試みかもしれませんね

文章だけでも解っている人同士なら解るものだと思います。(^^;
極める、て、だからいいな、と思います。どんなことでも。







84 :ギコ踏んじゃった:2011/01/12(水) 23:36:42 ID:8NNkTIN4.net
>>73
レス有難うございます。(ペコリ)
>参加者層の幅が広いので双方の求めるものが違っている

講評の書き方なんかは、課題曲の審査のポイントが載せてある冊子
かなにかに小さい子供に対しては肯定的な文章にしましょう!とか
そういう決まりみたいなのはピティ○にはないのでしょうかね??

子供のコンペは親が競争しているだけなく、指導者にも賞がある事で
生徒が集まるシステムなので指導者も競争しているのですよね。

だから、親がそれ程賞にこだわっていなくても、上を目指すように
もっていかれるというか・・・ここにもズレがあると思います。
子供って伸びる時期はそれぞれ違いますし、そんなに急ぎたくないと
思っていても、何だか急がされるような風潮があると思います。
(個人的意見で)
テクニック、メカニックは切り離せないっていうような
内容を290先生が仰ってましたが、子供の心の成長とピアノの技術って
やっぱり切り離せないような・・・。

注意深くそれぞれの子供の良い時期に伸び時を考えて接していけたらなと
思います。子供の先生は伸び時の話をよくされます。
そういう話を子育て中に子育ての先輩でもある先生に聞けた事も
ピアノをやっていて良かったなと思います。
心の成長に対して、アドバイスをもらえるのはなかなか有難いのです。

85 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 00:03:58 ID:2aNc4/NM.net

>小さい子供に対しては肯定的な文章にしましょう!とか
>そういう決まりみたいなのはピティ○にはないのでしょうかね??

そうですね。
小さい子供に見せられない内容を書かれるのは問題だと思います。
対象者に対してもう少し心を寄せれば、そんなことにはならないのにな、と
思います。
そういう評価者ばかりではないとは思うのですが、中にはそういう方がおられるのは
残念です。

>心の成長に対して、アドバイスをもらえるのはなかなか有難いのです。

本当に。
子供のことを一緒に考えてくださる指導者はとても心強いです。
一本、筋の通った方が共にいてくださる事で、親もぶれずにいられます。



86 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 00:05:31 ID:pyCRhs+p.net
290先生。
レスありがとうございました。先生の話はいつも頷いてしまいますわw。
指導者には裾野の生徒をレッスンする時にストレスがかかる
場合もあるのですね。

しんどそう〜〜。w

まあ、うちもマイペースで競争に捉われすぎず自分の信じるところを歩むと思います。
だって、色々な経験をして人に対してゆったりと接してあげられる
人って魅力的ではないですか〜?
色々な経験と音楽が結びついて欲しいのですよね。

それにしても、カレーは先生のほうがきっと、美味しいですよ。
主婦長くやってるのですけどね〜。w。ガラムマサラと月桂樹の葉と
中村屋のスパイスで作ってるのですけど、毎回味が違うんです。
後、トマトも入れますけど。バランス悪いんでしょうねw
先生のカレー匂いだけでも頂きたいですわw。美味しいそ〜。
奥様幸せですね!!

音楽ってほんっと色々考えさせられますね。パルスもフレーズもゼクエンツも
人間の成長に似ているし、曲って人生の縮図みたいですもん。
バッハの練習にしても、聴けていない声部をナビゲートするってのも
何か、子供に出来ていない、聴けていないところをさとしているようですし。
音楽を競争のみにするのは、勿体無い話です。

音楽ってコミュニケーションをとるのに、すごく役立ちますし、ここから
学校のお勉強なんかにも繋がっていると思うので、少々時間がかかっても
無駄だと思わないです。
久しぶりにいっぱい喋りました。w
有難うございました。


87 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 00:20:39 ID:pyCRhs+p.net
>>85
去ろうと思いましたらレス下さって有難うございます。
>子供の事を一緒に考えてくださる指導者は心強いです。
 一本筋の通った方が共にいてくださる事で、親もぶれずにいられます。

ほんっと!!そうですよね〜。
290先生もそうですけど、回り道をしたり、色々アルバイトもしたり
試行錯誤されて来た方って、自分の考えをはっきりと持っておられ
親の方もこういう先生って助かりますし、感謝なんですよね。

私の子供の先生も音楽一辺倒ではなく、スポーツも勉強も
クラブもしっかり頑張りながら、高校も普通高校を出られ
子供を上手にナビゲートしてくれます。

回り道は経験=感じる、思う人間性に繋がるのかなって思います。
それも出来ない余裕のないところに音楽って存在するのかなとか
ゆるい事をボケっと考えてしまいました。

指導者になられる方はコンクールで頑張ってきた方もおられるんだと
思いますが、私はバランスよくコンクールも利用したいです。

バランスって大事だな〜と思いました。おやすみなさい。


88 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 00:38:17 ID:kcWnje+S.net
>87の文章を読むと
結局は他人の批評をして自己中なだけの親のレスだなと思ってしまう。
その先生がたまたまそうであるだけでは?
ピアノに一生懸命な人生で他のことが経験不足に見えると失格扱いなのもどうかと。
っていうか、色々語らないだけで実際は色んな経験をしているかもしれないし。

89 :290:2011/01/13(木) 03:28:55 ID:Fe9eVMer.net
>>83

>バッハは特にナビゲートされていること、多いです。(^^;

私が小学校の頃習った先生はバッハが好きで、よくバッハをやらされましたが、
(最初の発表会はヘンデルの組曲から1曲でしたが、その他はバッハがかなり多かったです。)
こういう左右逆にしてみることなど大学に入るまで知らなかったですね。
>>83さんの先生のように、今は昔と違って知識・経験が豊富な先生も多いです。
何度も申し上げているとおり、私がここに書いていることは、そういう先生方にとっては
当たり前なことで、末端のことにしか過ぎません。

ただ、これも過去レスに書きましたが、留学したからといっても、捉え違えしたり、
目的意識がはっきりしてないままなんとなくだった場合には、肩書きだけの先生もいたりして
格差があることも確かですね。

良い先生とは、知識や経験があることもそうですが、決して怒らないひとです。
叱ると怒るは違いますし、それ以前に生徒に感情の高ぶりを抑えきれない先生というのは
自身の練習でもそうでしょうし、練習というものは感情をコントロールできないとできないもの
なので、練習するということがなんであるか教えられないでしょう。
実力のある方に限って、生徒に優しいですし、謙虚で度量があります。そういう方は自分自身の課題と
生徒の課題を明確に区別できますし、知識や経験が豊富なためちょっとやそっとでは困らないです。
私もそういう大樹のような指導者に時たま出会うことがあって勉強になります。
私もそういう大樹のような指導者になりたいと思いますね。まあ、この世界では私はまだ若僧なのですけどw

>文章だけでも解っている人同士なら解るものだと思います。(^^;

いいえ。極めるといえば、文章だけで音楽に関するものを伝えるというのは
限りなく不完全です。一方で、常にどうしたらより深く伝わるかなとレッスンの度に
考えますが、それでも往々にして完全ではないです。私の恩師のように、その一言で生徒の
人生を変えてしまうような・・・そんな一言を言ってみたいですね。(笑)
まあ、だから教えることというのは難しいのですが。。。


90 :290:2011/01/13(木) 03:49:34 ID:Fe9eVMer.net
>>84

>小さい子供に対しては肯定的な文章にしましょう!とか
>そういう決まりみたいなのはピティ○にはないのでしょうかね??

ないですねぇ。ピティ○に限って言えば、某専務はうちは変な先生は審査員で
お願いしてません!と胸を張って言っておられましたが、そもそも肩書きと貢献度だけで
選んでいるようでしてね。そんなことを言おうものなら、誰に物を言ってんだ!と
出ていく審査員のお偉いさんもいらっしゃるでしょうし、この組織としては政治的にも
そういうお偉いさんに出て行ってもらっては困るんでしょうねw

ただ、今日は○○点を平均基準で何十人ぐらいは通して・・・という注文は事務局でありましたっけ。
ピティ○ではないですが。正直に点数つけたりする審査員は次回から外されますw
どこでもそうですが、権力のある重鎮のお偉いさんが言うことは無理難題でも通りますが、
私などの無名の若僧が無理でもなんでもなく常識的なことを「意見」しようものなら
問題になります。こういうことでもコンクールが大きく捻じ曲がる要因になります。

でも権力がある重鎮先生でも常識をわきまえていて、横暴ではなく謙虚な先生も勿論います。
先日そういう先生の一人とお話しましたが、彼女いわく、ピティ○は結構労働条件が厳しいが
ほぼボランティアなんだとかwそりゃそうですよね。丸一日、何百人も聴いて講評を一生懸命書いて、
・・・で2万というのはありえないですw関係する会議は場合によっては
無料奉仕とくるもんだから、確かに残されたものはその組織のトップにいるんだぞ!という
プライド?ぐらいなもんでしょう。真面目にやってる先生方は大変ですよ。
よく健全な精神を保っていられるものだと思いますよ。私はもう二度とやりたいとは思いませんが。

おっと。うっかり愚痴がでてしまいました。


91 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 03:50:18 ID:+BNhNM2/.net
講評の事ですけど。子供の演奏は凄く短いですよね…審査する人は、曲に耳を傾け、順位を考え、さらに講評まで書くんですよね?十秒〜数十秒位しかないのでは?文章考えてるヒマもなさそうだけど…と親の私は理解してました。

92 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 03:56:09 ID:+BNhNM2/.net
>>91
「順位を考え」…じゃなくて、「点数を考え」でした。ゴメンなさい。

93 :290:2011/01/13(木) 04:04:09 ID:Fe9eVMer.net
>>86

関西ではこの場合突っ込むべきなんでしょうか、それともぼけるべきなんでしょうか?w
とりあえずお世辞は結構ですよ。(笑)

ガラムマサラ! 中村屋のスパイス!で、トマト!
うちはハーブの他にチキンマサラとえーっと度忘れ・・・沖縄のなんとかいうスパイスも・・・
結構違和感なかったです。
りんごのすりおろしたのを入れても美味しいですよね。トマトはないですが、今度やってみます。

カレーといえば、インドカレーもいいですが、タイカレーも好きです。
そういえば、洒落じゃなくて、一度本当に鯛カレーを作ったことがありますが、
あれはやっぱりカレーに入れるもんじゃないですねw 出来上がった頃には鯛は
カレーの成分となって消えてなくなってました。

ミジンコさんはさすがに主婦ですから、料理が上手そうだなあ・・・私など好きなだけで下手糞ですよw
ちゃっちゃとこなしてそうですからいいですね。うちの嫁などは、もうまるでダメでして。。。
仕事面では素晴らしいんですけどねぇ。どうも女性にとっては仕事と家事は比例しないのかなとか
色々考えてしまいます。

>バランスって大事だな〜と思いました。

いや、ホントに。難しいことでもあります。


94 :290:2011/01/13(木) 04:10:53 ID:Fe9eVMer.net
>>91

ですから、場合によっては講評を書きながら次の演奏を聴いている場合もあります。
というか、真剣に書き続けるとそうなりますよね。一行書きなぐりでしたら楽でしょうけど。
でもだからといって聴いてないわけではありません。
頭のなかがポリフォニックなんですよねw 目で文章を書きながら、耳では演奏を聴いている。
で、段々それがリズムになってきます。書いて聴いて書いて聴いて・・・途中で欠場なんかが
あれば、嗚呼よかった追いついた〜っていう感じですw

場合によっては、前半に聴いた子の演奏が記憶に残っていて、全てのグループを聴いた後で、もしかしたら
この子の演奏は点数が低すぎたんじゃないかと見直すこともあります。で、点数を修正する場合もあります。
だから、真剣に聴いている審査員たちにとっては、弾く順番で印象が変わることもないし、結構覚えてるもんですよ。
まあ、適当に審査するひとはどうか知りませんが。

95 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 08:26:23 ID:+BNhNM2/.net
>>94
その辺りは想像が付くので…思考力や文章力の瞬発力などは個人差があるから、一行で書き殴りでも、内容に難があっても、感謝して頂戴する事にしています(^-^)まずは審査をして下さればそれで充分、と私は受け取っています。

96 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 10:10:24 ID:2t8ot6ck.net
>>88
87です。あなたの仰るとおりです。
子供とコンクールに出始めてから、7〜8年ですけど、
前に話した講評は一枚だけです。

後の先生方の講評は熱心に色々書いてくださる方が多いです。
私のひとつの出来事に対して、私が沢山書いてしまったら、きちんと
頑張って講評を書いてくださる先生方にそういう印象を与えてしまう
事にもなりかねませんし反省致します。

○○が欠けている、薄っぺらいの他にペダリングの事、この3点を書かれたのですけど、
この半年でペダリングに力をいれて練習しました。
厳しい講評で悔しかったのは事実ですけれど、これをバネに乗り越えたい
と思います。

時間のない中的確に書いてくださる先生も沢山おられ、
どうやって、書いているのだろうと思った事がありましたが、
290先生のお話を聞いて、大変な作業であると理解しました。
申し訳ありませんでした。

97 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 10:10:57 ID:CIhH4lO8.net
話題の先生は40歳の今年リサイタルやるって日記に。
好評らしいよ。

ttp://plaza.rakuten.co.jp/kisuke223/diary/200711240000/
>「感情をこめて、歌うように弾く」というのは「こういうこと」かあ、と、まざまざと見せつけられた。
>グランドピアノだけの演奏なのに、曲に深さを感じオーケストラがいるかのような感覚にさえなった。
>惹きつけられる。どんどん、惹きつけられる演奏だった。

>アンコールは2回。拍手が鳴り止まなかった。
>素敵な演奏だった。

ttp://kasadera.jp/webmaster/diary0410.html
>まずラフマニノフのプレリュードを聴いて印象的だったのはその音の優しさだ。


音楽の友
ttp://www.ac.cyberhome.ne.jp/~kuravi-7/2003_0409m-sin0005.JPG


98 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 10:22:45 ID:2t8ot6ck.net
>>88
87です。あなたの仰るとおりです。
子がコンクールに出始めてから7〜8年ですけれど、前に話した講評は
一枚だけです。後の先生方の講評は熱心に色々書いて下さる方が多いです。

私のひとつの出来事に対して、私が沢山書いてしまいましたら、きちんと
書いてくださっている先生方にそういう印象を与えてしまう事にも
なりかねませんし反省致します。

○○が欠けている、薄っぺらいの他にペダリングの事、この3点を
書かれたのですが、この一年ペダリングに力を入れて練習しました。
厳しい講評で悔しかったのは事実ですが、これをバネにこれからも
続けたいと思っております。

講評については、時間の少ないなか、どのようにして的確に書いているのか
と講評を頂く度に思っていましたが290の先生のお話から大変な
作業であると理解しました。
申し訳ありませんでした。

99 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 10:23:29 ID:2t8ot6ck.net
すみません。2回送信しちゃいました。

100 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 11:33:49 ID:CIhH4lO8.net
>>98
誰に書いてもらったの?

101 :290:2011/01/13(木) 14:41:56 ID:JZJcyEoI.net
>>95

でも、私自身審査員だったから裏側もよく分かりますが、ろくに聴いていない審査員や
よく分かっていない審査員たちもいることは事実ですので、なにも知らない方にとっては
腹立たしいことだと思います。いい加減な講評をもらって、生徒はまるでその通りではないのに
というのがあると、確かにそういう講評に従うことは正しいのかとなるでしょう。
だからこのスレにある言い分もよく分かりますし、私もそう思いました。
子供のコンクールに関して受け取り方はひとそれぞれですので。

音楽は競争では決してないし、自分の目標をしっかり持ってそれに邁進していくことが
できれば、悪い評価をもらおうとなんだろうと別に関係のないことです。
どこにいても、どの舞台にあがっても、重要なことは今の自分にとって、それが
満足のいく結果だったか?ということだけであって、コンクールでの賞をもらえたかもらえないかが
重要ではないことを・・・まあすでにご理解のうえかと思いますが・・・いつも心のうちで思っておくと
心をかき乱されることもありません。



102 :290:2011/01/13(木) 15:01:30 ID:JZJcyEoI.net
>>97

40歳! 私より年上ですね。(笑)

好評というほどでもw
コンサートをいくつかこなしてるとそんな感想もちらほら出ますし、
同業者としては極々普通のことかと。私も検索すれば色々ありましたwでも私は無名ですww
この板に常駐している福山さん?wのレベルですらNHK地方局の放送に出てますね。

音友には私の自作品の批評は載りましたが、演奏のほうは評論家のほうが知り合いなんで
お互いに避けてましたね。現代音楽専門の評論家と演奏専門の評論家はそれぞれ別に存在するんですよ。

ここにいた留学生君もいずれ帰国してコンサートをやれば、そういう感想を書かれることも当然あるでしょうし、
音友にも載ることでしょう。あまり大した意味はないです。
もっとも、海外の色んな複数のメディアに批評を書かれれば大したもんですが。
結構上手いひとでも評価が悪いときもありますもんね、そういう批評では。
まあ帰国して演奏を続けているだけでも素晴らしいことでしょう。
演奏をやめてしまうひとも多いですから。

おっと。どうしても同業者には厳しくなってしまいますねw



103 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 15:01:58 ID:CIhH4lO8.net
>>101
やっぱり290先生と似てる。

「コンクールは、取り組み方によって善にもなるし、悪にもなる。
というのは、コンクールに挑戦すると、課題曲だけ(特に小さい子供)
かかりきることになるから当然譜読みの力はつかないし、
相当力を入れ込んでいて、ダメだった場合、ピアノそのものを、
嫌いになってしまい、辞めてしまう生徒がいる。
逆に入賞した場合も、特に小さい子供の場合は、周りが
ちやほやして、いい気になって自分は上手だと思い込むようになり、
コンクールの為だけに、ピアノを練習するという生徒もいる。
これは非常に危険な事だ。ピアノを練習するとは、
一生音楽を職業にしていくという事は、一生理想を追い求めて
美しさを追求していく事なのだ。それがまだ、海のものとも
山のものともつかないうちに、コンクールに受かる、受からないで、
一喜一憂するとは、何ともばかげている。
 アンデル・フォルデスは、その人が本当に才能ある
素晴らしい音楽家なのかどうかは、18歳以上75歳までの間にしか
分らないと言っているが、これには私も同感だ。
という事は、コンクールに受かる事よりも、
一生を、ピアノに人生を捧げられるかどうかにかかっているという事だ。
続けていく、この事こそが、コンクールに受かる事以上に
立派な事なのだ。ましてや、小さい子供のうちにそのような事で決め付けられて、
大切な芽をつぶしてしまっては、元も子もない。
だからそういった害の面をしっかりと見据えた上で、
私はコンクールに落ちても平気、何度でも挑戦出来るし、
才能を否定されてもピアノは一生を続けるという
大きな自信に満ちた生徒であれば、大いに受けなさいと進められるが。
落ちた事でやる気を失ってしまう生徒には、絶対進められない。
どんなに強い人間だって、皆もろく繊細なのだから。
 芸術を職業にするのは、大変長い道のりなのだから、結果を
求めるのでなくピアノを練習している時間が、ただそれだけで
価値のある時間だ。と思えれば占めたものだ。
そういうあなたの将来は必ずピアノを職業に出来ると自信を
もっていえる。」ttp://web.archive.org/web/20050310155226/www.ab.cyberhome.ne.jp/~megu_i/diary.htm



104 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 15:03:43 ID:CIhH4lO8.net
>>102
290先生って若い!!

105 :290:2011/01/13(木) 15:15:25 ID:JZJcyEoI.net
>>103

似てるというか当然のことを書いてるまででして。。。^^;
似てるというなら、他にも多くそういう意見をもった指導者はいるはずです。

ただ、私が危惧するところは、演奏者の一面をもった指導者で、演奏のほうに
ウェイトを置いている方は、概して教えるのがあまり上手くないし、それを受けるごく一般の
生徒さんたちには不幸なことだということです。

何度も書いているように、私は最初のころに教えた生徒さんには申し訳なく思ってますよ。
先生は脇に立つべき存在であるということをすっかり忘れてしまって、生徒と自分を重ね合わせる
ことしか頭にありませんでした。妻に言われてはっとした一言があります。

「貴方の子供の頃と生徒は違う」

嗚呼、そうだろうなと素直に思いました。私の頃は子供のコンクールなどありませんでしたし、
(海外では受けましたが)今よりも時間の歩みがゆっくりだったように思います。

生徒は生徒、自分は自分というのは、当たり前なことですが、実はこれの区別がつかない
演奏主体の指導者も多いですよ。

良い演奏ができる=良い指導ができる、では決してないです。

もっとも、偉大なピアニストで、そのひとの技を学びたいとする熱心な生徒が
集まるような・・・そんなカリスマは別ですが。

そうでもない、我々、そのホムペ先生も含めてですが、そういう凡人は色々と努力し
工夫することが必要ですねw


106 :290:2011/01/13(木) 15:17:44 ID:JZJcyEoI.net
>>104

ええ。若僧ですみませんねぇwww

107 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 17:05:38 ID:14F0Lxpz.net
>>100
も〜、だから一般論で今まで審査して頂いたうちの一人ですって
書きましたよ〜!

>>106
先生私よりお若いじゃないですかあ!誰かが爺とか書いてたし
本当に爺かなと思ってしまいました。w

最初は、たぶんお若いのだろうなと思って読ませて頂いていましたけど
書いている内容がしっかりされている印象を受けましたので。。。
じゃ、38歳くらいかな。
まだまだこれからじゃないですか〜〜。若いって良いですね。(裏山)
頑張ってくださいね。
一度ここの音源だけじゃなくてコンサートに行かせて下さいね〜。
                             


108 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 18:04:45 ID:MzdY8FEn.net
290の過去レスに、息子は建築家だとか、子供の頃の実家は庄屋で小作人が出入りしてたとか、
あったけど・・・
一方、学生時代にCDを図書館から借りたとか、アラフォー捕まえてそれより若いとか・・・
実際のところ、年齢不詳だねww

一体いくつで子供作ったんだ?

109 :290:2011/01/13(木) 18:26:23 ID:3zdRLxal.net
>>108

こういう文章を適当に読むひとがいるから、文面での理解は難しいですねぇ。

>子供の頃の実家は庄屋で小作人が出入りしてたとか

誰がそんなこと書きましたか。それは私の母の話です。

読み間違えも甚だしい。過去レスでも度々問題になりましたが、この読解力の無さ、
重箱の隅をつつくような中傷目的のレス。いくつで子供を作ったなど失礼極まりない質問。
社会人としての常識を疑ってしまいます。その矛盾極まる突っ込みどころ満載な文面を一つ一つ
突いてあげてもいいですが、それほど暇でもありませんのでスルーします。




110 :290:2011/01/13(木) 18:31:14 ID:3zdRLxal.net
>>107

ええ。爺とよばれるほどには年老いてないと思いますがw
めぼしいコンクールの年齢制限からはとっくに過ぎた歳になりました。
本当に音楽を見つめる時期でもありますね。



111 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 18:54:07 ID:MzdY8FEn.net
>まあ、私の子どもは音楽家にはならずに建築家の道へ進んだのですけどね。
>でも建築への道も厳しいですし、先に述べたように意思の強さをしばらく
>観察しましたよ。

って、だれが書き込んだの?
290は学生結婚なんかなーww

嘘いっちゃいけないよ。嘘は泥棒のはじまりw

290のお母さんは小作が出入りする家だってw
小作って戦前の人のことだよ。

ということは290のお母さんはもう70歳半ば?
だったら、その子は50〜60歳でしょ。

バッカみたい。


112 :290:2011/01/13(木) 19:00:28 ID:3zdRLxal.net
>>111

>建築家の道へ進んだのですけどね

この一文ですでに建築家になったと思いましたか。
おめでたいひとですね。今学生だとは考えませんでしたか?

>290のお母さんは小作が出入りする家だってw
>小作って戦前の人のことだよ

それは偏見。私の母の子供の頃にはそういうひとが実際出入りしていたそうですから。
戦前と決め付けるあたりがバカみたいですねw

どう書こうと貴方が損するばかりです。
くだらない話題はやめましょうよ。


113 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 19:07:31 ID:MzdY8FEn.net
スルーするんじゃないの?

じゃあ、いま、ショパエチュ練習してんでしょ。UPしてよ。
薀蓄にふさわしい演奏力があるか見てみたいなー。

じゃないと、薀蓄先生って命名するよww

そういえば、昔、ハイドンさんてピティナスレにいたっけ?

114 :290:2011/01/13(木) 19:16:10 ID:3zdRLxal.net
で?ご自分のおかしいところに気づいたから話題を変えましたか。
まあいいです。

>じゃあ、いま、ショパエチュ練習してんでしょ。UPしてよ。

過去レスにマイクがないって書きましたよね。過去レスのなかで
確かにこれは音源をつけたほうが分かりやすいだろうなと思ったんですが
録音機材がなければどうにもならない。

それ以前に私の意志で貼り付けるならともかく、貴方の命令で貼り付ける義務は
どこにもありませんが。

>じゃないと、薀蓄先生って命名するよww

ご勝手に。恥ずかしくないですか、こんなこと書いて。
まるで子供が腹立ち紛れに書く文章じゃないですかw

>そういえば、昔、ハイドンさんてピティナスレにいたっけ?

ふうん。それでそのハイドンさんが私だとでも?
やめたほうがいいですよ、そんな根拠のないこと書くの。
これ、突き詰めていくだけで貴方、恥かくことになりますよ。







115 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 19:19:19 ID:MzdY8FEn.net
おお。レスしてるよww

ところで、「ダンテを読みて」はまだ弾けるかい?

116 :290:2011/01/13(木) 19:22:22 ID:3zdRLxal.net
>>115

ん?ダンテ弾いたなんてレス書きましたかね?
そのレスの引用ひっぱってきてくれますかね?


117 :290:2011/01/13(木) 19:29:27 ID:3zdRLxal.net
ん?どうしました?都合が悪くなりましたか?
ところで、貴方の>>108のレスについてですが、私の母について書いた文面を
私のことだと読んだ、貴方の読解力をどう思われますかね?

で、ハイドンさんのことはどうなりましたか?なぜ唐突にハイドンさん?
さっさと根拠出してくださいなw

118 :290:2011/01/13(木) 19:35:54 ID:3zdRLxal.net
MzdY8FEnのような人間がいるということ。

今さらながらこれが2chクオリティだと実感させられます。

一方で264さんをはじめとするまともな人間も沢山いることも分かりましたが。
どこまでいってもこういう人間がいることが2chなのかな、と。

119 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 19:42:24 ID:TLhKAWDo.net
>>290「学習」しろって
ったく何回言われても直してこない子供みたいだな
あえて釣られて遊んでやっているつもりかもしれないが、
傍から見ているといいおもちゃになってるだけ
このままじゃここが消滅してしまう
やっと片付いてきて楽譜が見られそうなのに(楽しみにしている)

もう一度「怒らずに」指導を試みるw
「答える価値のあるレスとスルーすべきレスを区別」
この調子じゃ>>290>>292レベルに落ちてしまいそうだ

120 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 19:47:14 ID:MzdY8FEn.net
うん。2chクオリティーww

め組ついでに、あそこには、S裏、S野の2巨頭に、やや斜め上をいくシャチホコというのがいるなー。

この斜め上の人、どうおもう?



121 :264:2011/01/13(木) 19:51:44 ID:TLhKAWDo.net
>>119>>264
肝心の音楽的内容にウソを書かれるのは非常に困る、許しがたい
しかし、身バレを防ぐためにある程度の脚色、アレンジを加えるのは許されるだろう
ここではそのくらいのことはお約束じゃないか
本質的な問題ではないのだから、問題はない
(といっても自分のようなのが「実は藝大の院を修了してるんだからな!」
みたいなウソをついたらイタイが)

どうでもいいこと突っ込んで、言いたいことを汲まないヤツは相手にする価値なし
自分にとっては、例え>>290が女性だろうが、20代だろうが、60代だろうが構わない
他の真面目に読んでいる人たちもそうだろう

さて、今日こそ早く帰れるように頑張ろう

122 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 20:40:52 ID:2aNc4/NM.net
>他の真面目に読んでいる人たちもそうだろう

同意です。





123 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 20:56:56 ID:U6b5DI5t.net
同意で〜す。
スルーの方向でないと、皆楽しみにしている人もいるんだし。

ここで(2ちゃん)全部本当の経歴から、年齢から何から何まで
書くほうがアホでしょ。そんな人いるかな??


私も全然〜。30だろうが、70のおじいさん先生だろうが、おばあさん先生でも
構わないで〜す。               ミジンコ

124 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 22:16:03 ID:CIhH4lO8.net
あれま 過去ログw

【アンチ】子供コンクールの弊害【ピィティナ】
ttp://mimizun.com/log/2ch/piano/1277849149/
287 :ギコ踏んじゃった:2010/11/02(火) 18:00:57 ID:xuvp/k07 ←ID
>まあ、私の子どもは音楽家にはならずに建築家の道へ進んだのですけどね。

290 :ギコ踏んじゃった:2010/11/02(火) 19:04:40 ID:xuvp/k07 ←ID

--------------------------------------------------------------
dat落ち変換機
ttp://mirrorhenkan.g.ribbon.to/


125 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 22:18:49 ID:2aNc4/NM.net

クレーマーにはクレーマー対応でいいと思います。


126 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 22:21:34 ID:2aNc4/NM.net

遠まわしな探りなら無視で。

127 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 22:21:46 ID:CIhH4lO8.net
つまり40歳より若くて、建築家の道に進んだ息子がいるとすると。


128 :ギコ踏んじゃった:2011/01/13(木) 22:53:27 ID:rIK+kocL.net
ここみて思い出したんだけど、何年かまえに某ピアノ弾きwが
壮大な釣りしてたことあったよねー。
釣り師も半年ぐらいのめりこんでてチャット状態だったっけ。
けっこうおもしろかったけど、それで練習不足になったのかなぁ。
結局あれもこれもうまくいかなくて行き詰ってるみたいだよね。

129 :290:2011/01/13(木) 23:53:24 ID:3zdRLxal.net
レッスン後、飯食いに行ってました。

さて、

>>119

怒ってはないですが、ただ書いてることがいつも自己矛盾しててどうもそれを
理解できてないみたいだったのでちょっと突いてみましたw もう何回もこんなことがあって、
ご本人が恥ずかしくないのか不思議ですねwいや、これ以上構うのはやめときます。

勿論、身バレしないように脚色していますが、これはどちらかといえば大きくではなく
小さく見せる方向でやってます。その他はほとんど事実ですよ。常識的に考えて、
まったくの無名のままでいれるはずがないとは思いますが、分かりませんねぇ。

40代未満というのは39歳11ヶ月かもしれませんし、20歳かもしれませんし、
建築の道に進むというのは、大学生かもしれませんし、高校生かもしれませんし、分かりませんねぇw
もっとも建築の道というのは、デッサンなどの習得上、早いうちから学習するらしいですけど分かりませんねぇw
中学の頃に音楽は諦め、高校で決心というのも十分あり得る話です。また、社会経験も必要なようで
音楽のように専門の道そのままというわけではないようですね。自分の身内がその道の先生からそう言われましたので
私はただそうなのかなと思いますが。

ま、私のことはどうでもいいわけで。

130 :290:2011/01/13(木) 23:59:29 ID:3zdRLxal.net
>>121

>自分のようなのが「実は藝大の院を修了してるんだからな!」
>みたいなウソをついたらイタイが

私は肝心なことは隠しているつもりですが、とりあえず264さんの以前のレスからして
私がどこで学んだかうすうす気づかれているのかなとは思いますが。(笑)

>どうでもいいこと突っ込んで、言いたいことを汲まないヤツは相手にする価値なし

誠に申し訳ない。確かに仰るとおりです。少し度が過ぎました。
今度こそスルーの方向でw

>さて、今日こそ早く帰れるように頑張ろう

待ってます。ご覧のように私一人ではまともな話題ができませんし、264さんを
始めまともな皆さんが話題提供してくださると助かります。






131 :ギコ踏んじゃった:2011/01/14(金) 00:01:20 ID:2/fSmyar.net
   ↑
 も〜 いじわる〜〜。

先生いじめたら、アラフォーが怒るわよ〜。こら〜〜。
それより、先生!!
カレーの中に先日りんごを入れたのを思い出しました。
りんごが古くなりかけてたから丸々一個いれたら
甘くなりすぎて、家族の評価が低かったです。
おやすみなさ〜い。





132 :290:2011/01/14(金) 00:03:51 ID:zZG/UffD.net
>>122

申し訳ありません。以後は徹底無視でいきますね。

>>123

申し訳ないですね。では70の爺キャラでいきましょうか?w
手が震えてキー押すのが難しいとかw

133 :290:2011/01/14(金) 00:05:07 ID:zZG/UffD.net
>>131

丸々一個って・・・w

134 :ギコ踏んじゃった:2011/01/14(金) 00:06:02 ID:2/fSmyar.net
やじるしは128さんに。。ははは。
書いてる途中に喉かわいて、お茶飲んでたら先生にやじるし
向けちゃったわw。

カレーの話どうでもいい事ですので、スルーしてくださいね。
こういう時ってこの前のような、スヌーピーのCM出してくれたら
いいのに。では本当におやすみなさい。

135 :ギコ踏んじゃった:2011/01/14(金) 00:09:19 ID:2/fSmyar.net
うち大家族なんですよ。おじいちゃん、おばあちゃんもいますし。
で、給食のおばちゃんですw。私は。

70だろうが、80だろうが、先生のキャラ好きですよ!!
ここの真面目な住人さん、そうだと思いますよ〜。
では、明日早いので寝ます。弁当つくらなあかんね〜〜ん。

136 :290:2011/01/14(金) 00:09:45 ID:zZG/UffD.net
うーん。関西のボケとツッコミて難しいですねw
関西の先輩からいつも違う!って言われますww

嗚呼、自分ってスルー能力無いのかもと思ったりもしますがw
おやすみなさい。

137 :ギコ踏んじゃった:2011/01/14(金) 11:20:20 ID:+vRecD2x.net
まあ、私の子どもは音楽家にはならずに建築家の道へ進んだのですけどね。
でも建築への道も厳しいですし、先に述べたように意思の強さをしばらく
観察しましたよ。


138 :ギコ踏んじゃった:2011/01/14(金) 11:23:16 ID:+vRecD2x.net
過去ログ


【アンチ】子供コンクールの弊害【ピティナ】其の2
ttp://mimizun.com/log/2ch/piano/1291633683/

139 :ギコ踏んじゃった:2011/01/14(金) 12:47:52 ID:DVsEVa6D.net
偉そうに語ってた292のおっさんの末路がコピペ厨だとはワロタwwww

140 :ギコ踏んじゃった:2011/01/14(金) 16:54:35 ID:DTwcOsyW.net
131、やっぱりあなたでしたかw
ナゼ今回はコテつけないの?

141 :ギコ踏んじゃった:2011/01/14(金) 17:39:41 ID:+vRecD2x.net
誰だっけ。
みたことある、あの口調。

142 :ギコ踏んじゃった:2011/01/14(金) 18:12:19 ID:KKYSqZLO.net
残念ながら264が戻るまでしばらく放置の方向で。

143 :ギコ踏んじゃった:2011/01/14(金) 18:13:49 ID:ha+1LleK.net
>>140
は?前スレから私より、留学生とか264のほうが、ずっと
面白いでしょ。

その他大勢になりたいし。でも、時々名乗りたくなる。w
すみません。申し訳ないですね。

>>141ミジンコでした。ばれたか。

カレーの話も自分の話をしすぎたら他の人に悪いでしょ。
自分語りはアウトって約束だし。
今日は親戚がとまりに来ているので、昨日みたいに書けません。
なので、今日はこれでおやすみなさい。
ほんまに寒いですね。皆さん風邪に気をつけてください。
それとセンター試験の人時間通りに会場にいけると良いですよね。

144 :ギコ踏んじゃった:2011/01/14(金) 18:25:06 ID:4aMnP4MI.net
いやミジンコはだれでも分かる。追放されても粘着なやつが痛いw

145 :ギコ踏んじゃった:2011/01/14(金) 18:25:51 ID:9iqbRqqH.net
それと、言い忘れた。
>>142
そうします。

というかね、親戚の子を今日預かっているのですね。
明日センター試験だから私が朝起きなくてはならないし、
責任重大で今日はここでおしゃべりする時間もないのです。
緊張する。

という事で今日はおやすみさない。

146 :290:2011/01/14(金) 18:27:39 ID:KKYSqZLO.net
(142=290)

皆さん、スルーの方向で。264さんが戻るまでそっとしといてやりましょう。

147 :ギコ踏んじゃった:2011/01/14(金) 19:23:16 ID:+vRecD2x.net
264って誰だっけ。
お父さん?

初レスはこれか。
264 :ギコ踏んじゃった:2010/12/28(火) 19:24:38 ID:cm23DWYW
はじめから興味深く読んできた上での初レス
自分としては290の方にずっと共感する
「勉強すればするほど理解が深まる」という当然のことを言っているだけで、
それを大学や院で専門に勉強し、留学し、現在も専門家として研鑽を積んでいる人物が、
より多くを味わえる、または評価できるというだけのこと
なぜそれを否定できるのか不可解
自分にも尊敬できる師がいるが、師は自分とは別次元の世界に生きているように思える
見えているものが桁違いに多いのだから

292は最初はうなづける部分も多くあったが、だんだん的外れになって、最終的には残念ながら
「ああ、2ちゃんだな」レベルになってしまった
悪いが「周りの人もさぞかし大変だろう」というのが現在の評価

こうなってしまえば、以前のどんなご高説も全く説得力を失う
292の書き込みを「厳しい」意見だとは誰も見ていないだろう
こんな不毛な書き込みはここではもう見たくない



148 :ギコ踏んじゃった:2011/01/14(金) 19:38:38 ID:7EyOFROn.net
スレ壊滅させたいんでしょ。
嵐の巣窟のスレにアドレス貼って、荒らそうとしてる。
期待通り呼び寄せられた嵐にひっかかるスレ主www 
コピペ厨は嵐成功って喜んでそうだけど、スレ主もクセモンだからね。
スレ主自身もマジレスと荒らしで楽しんでる。
スレ主にとってもどうせ単なる気晴らしだし。
ストレスたまってるんでしょ。

149 :ギコ踏んじゃった:2011/01/15(土) 13:09:12 ID:zRVPXZg5.net
>>147
264は、ドイツのデュッセルドルフ?に住んでるお兄さんだよww

お父さんは292。

150 :ギコ踏んじゃった:2011/01/15(土) 21:03:36 ID:xWT4JR2R.net
多少脚色してもいいが、明らかな矛盾はやめてほしい。
40歳より若くて息子は建築家とかさー。萎える。
290にはがっかりだよ。

151 :ギコ踏んじゃった:2011/01/15(土) 21:40:56 ID:zRVPXZg5.net
290は>>120にレスしてないよねw

過去スレに、290がシャチホコじゃないのといった人がいて、
それに対して、こんなことレスした人がいたんだよね。

>しゃちほこは最低だってよ。
>自分の生徒育てようって気はないし。
>言い寄って来ればだれでも桶。
>要は金だね。
>忙しいを決まり文句で早めに切り上げ、時間叔母なんてほとんどないってよ。
>>238の言う事は当たってると思うよん。
>元からいる生徒の親はみんなもうあきれてるってよ。

これに対して、290が再レスした内容が以下w

>俺のことをしゃちほこと断定したいならすればいい。
>ただ言っておくが、俺はしゃちほこでも霊感でもない。
>それと事実と異なるから書いておくが、
>俺のレッスンは大抵時間オーバーしてるw
>きちんと練習してくる生徒ならなおさらだ。

290は知りもしないはずのシャチホコについて、「事実とことなる」
なんていってんのw

290とシャチは仲良し??それとも、筆が滑った??
ピアノ教師はいい加減だなぁ。

それより、こっちの立ち上がってるの見つけたけど、良スレの予感。

http://toki.2ch.net/test/read.cgi/piano/1295002421/l50

嘘な先生の薀蓄聞くより、こっちのほうが先生を見る目が養えそう。


152 :ギコ踏んじゃった:2011/01/15(土) 22:17:34 ID:hUkX1U/+.net
ID:zRVPXZg5
思い込みが強いと普通の文章すら読み取れなくなる。
妄想はお独りで。

153 :ギコ踏んじゃった:2011/01/15(土) 22:27:27 ID:zRVPXZg5.net
まぁ。妄想かどうか、290の今年の予定がバカみたいに書きこまれてるんで
それで、web検索すりゃ分かるけどねww

このスレがコンペ命の工作員だらけだというのはもうばれてるよww

154 :ギコ踏んじゃった:2011/01/15(土) 23:04:31 ID:76ZM+qXl.net
>>152
思い込みが強いんじゃなくて、精神病んでんじゃないかw 
誰も相手しないのも分かる。恐いもんw

155 :264:2011/01/15(土) 23:07:15 ID:hfGaDNQ8.net
「2.中傷目的にみえるレスは全てスルー」 を皆さん学習したようで喜ばしい限り
>>290、ずいぶん待たせてしまったが、楽譜を見てみた
実は漠然とWaldsteinあたりがパルスの説明には典型的で分かりやすいかと思い、頼もうかと考えていたんだが、
たまたま丁度熱情を見ていたので、例として挙げてもらってかえって分かりやすかった
自分としては大分分かったつもりになった
今まで特に意識することなく何となく感覚的に捉えていたことなのだろうと思う
>>290も忙しいだろうに、ものすごい時間をかけての説明にまずは感謝

ところで、いくつか質問
>小節数14〜15は小節数10で登場した運命動機の精神的な余韻のようなもの
直前の運命動機が反行しているようにここは第一主題の動機の反行形で、
それを拡大・発展させたものだととっていたんだが…違う?

ところが、だ!今度は全然違うことを言われてしまった
曰く「小節を刻むんじゃなくて、逆に小節を超えてフレーズを一単位として考える」
「絶対に止まらない流れで、それが脈打って生き生きと最後まで続く、
音楽が前に前に進むその推進力」
(自分の理解と違うじゃん、涙目)
次に聞いた別の先生(ピアノ)は全然知らないようだった
(知らないことを聞くと機嫌が悪くなるのでさっさと引いた。
ああ、どの先生がどういう背景を持っているかはっきり言えたら
>>290は納得するだろうと思うんだが!)

混乱してネットで検索してみてもヒットするのは全然違う話ばかり
ここまで来て、立ち往生、一瞬完全に釣られているのかとまで思ってしまった
>>290、許してくれ)
パルスには2種類の定義があるってことなのだろうか?

156 :264:2011/01/15(土) 23:25:39 ID:hfGaDNQ8.net
>>155はミス
忘れて欲しい


「2.中傷目的にみえるレスは全てスルー」 を皆さん学習したようで喜ばしい限り
>>290、ずいぶん待たせてしまったが、楽譜を見てみた
実は漠然とWaldsteinあたりがパルスの説明には典型的で分かりやすいかと思い、頼もうかと考えていたんだが、
たまたま丁度熱情を見ていたので、例として挙げてもらってかえって分かりやすかった
自分としては大分分かったつもりになった
今まで特に意識することなく何となく感覚的に捉えていたことなのだろうと思う
>>290も忙しいだろうに、ものすごい時間をかけての説明にまずは感謝

ところで、いくつか質問
>小節数14〜15は小節数10で登場した運命動機の精神的な余韻のようなもの
直前の運命動機が反行しているようにここは第一主題の動機の反行形で、
それを拡大・発展させたものだととっていたんだが…違う?

ところで、いくつか質問
>小節数14〜15は小節数10で登場した運命動機の精神的な余韻のようなものですから
運命動機が反行しているようにここは第一主題の動機の反行形で、それを拡大・発展させたものだととっていたんだが…違う?

小節数16から動機をバラして、その変奏を交互に組み合わせているけれど、小節数16から小節数23までは2、1、2、2、1、2、1、2ととる?つまり、基本1小節2で進行するが、そこに別要素が挟み込まれているととるのか、それとも全て1小節2のパルスで捉えるのか

>小節数24から八分音符の三連符の連続が表れますが、
こういうところの三連符、期待させる感じが好きだ
シューベルトも変えて来るときにトリルとかいろいろ仕掛けるが、あれもパルスの切れ目だったのか

この後は理解したと思う
小節数210から先の例は非常に分かりやすかった、さすが
今まで挙げてもらった曲を指揮者の例からふと思いついて「指揮」してみた
(いつも隣で先生がやるように手のひらを上に向けて円を描く)
自分で人に教えたことがないので、いつもは弾く側に徹していて、
やる必然性がなかった(グールドじゃないしw)が、意外と効果的なんだな
今度からCD聴くときにやってみようと思う
(思えばかつて「指揮してみるといい」とアドバイス受けたことがあったが、
聞き流さずやっていればよかった)

いやね、一生懸命理解しようと努力はしたわけよ(大分くだけた口調になるが)
>>290の言わんとしたことは分かったつもりになったんだが、確実に理解しようと、
たまたま機会があったんで作曲科の先生に聞いてみた

ところが、だ!今度は全然違うことを言われてしまった
曰く「小節を刻むんじゃなくて、逆に小節を超えてフレーズを一単位として考える」
「絶対に止まらない流れで、それが脈打って生き生きと最後まで続く、
音楽が前に前に進むその推進力」
(自分の理解と違うじゃん、涙目)
次に聞いた別の先生(ピアノ)は全然知らないようだった
(知らないことを聞くと機嫌が悪くなるのでさっさと引いた。
ああ、どの先生がどういう背景を持っているかはっきり言えたら
>>290は納得するだろうと思うんだが!)

混乱してネットで検索してみてもヒットするのは全然違う話ばかり
ここまで来て、立ち往生、一瞬完全に釣られているのかとまで思ってしまった
>>290、許してくれ)
パルスには2種類の定義があるってことなのだろうか?

157 :290:2011/01/15(土) 23:42:09 ID:ZEsTjuTq.net
264さん、お疲れ様。
実は熱気味で体調不良なうえ本番が今日・明日と続いてるので
詳細な説明はご容赦願いたいですが。

>直前の運命動機が反行しているようにここは第一主題の動機の反行形で、
>それを拡大・発展させたものだととっていたんだが…違う?

嗚呼。確かにそういうふうに捉えられてしまうのも無理ないですね。
一番言いたかったことはその後の展開で、そこが分かりやすいかと思います。

「小節数210からの主題は最初の通りですが、それが214で1小節ひとつに変化します。
ここはベートーヴェンでよく見られる弱拍の強調がありますね。
で、218〜219まで一つ、222は1小節を二つ、それが224では4つというふうに細分化されます。」

ここでは拍子は変わっていませんが、捉える波が変わってきます。

>曰く「小節を刻むんじゃなくて、逆に小節を超えてフレーズを一単位として考える」

これは私の過去レスと似たような説明ですね。例えば、熱情では218〜219までを
一つの単位として捉えるという感じです。

>「絶対に止まらない流れで、それが脈打って生き生きと最後まで続く、
>音楽が前に前に進むその推進力」

本来の意味はこうです。しかしながら、過去レスでご説明したとおり、パルスは往々にして
変化する場合があります。もっともワルツなどの舞曲は確かに絶対に止まらない流れで
最後まで続く場合がありますが。しかし、ワルツの場合は大体が1小節感覚なので、逆に分かりにくいかなと思いました。

その二人の先生の仰ることは私の考えていることと同じですよ。
また、その二人の先生は実は同じことを違う説明で仰ってますね。
つまり小節や拍子を刻むという意味ではなく、大きな単位での流れの捉え方で、
場合によってはそれは変化する場合があります。

ショパンのスケルツォ3番なんかは分かりやすいんじゃないかなと思います。(実は今生徒が弾いてますw)
冒頭のオクターヴの連続や続く単音での低音から次第に広がっていく様は、あれは2小節を1単位として
いますよね。

私は逆にその二人の先生の説明を聞いて安心しました。^^
スケルツォ3番の譜面をその先生方に出して、冒頭2ページぐらいのパルスを
示してもらえるようにお願いしてみると分かりやすいと思います。
多分、私が思ってるのと同じことを言いますよ。

文章で説明するのは骨が折れますね。
でもなかなか面白いです。

しかし、頭が朦朧としているので今日のところはこの辺で。

158 :290:2011/01/15(土) 23:44:48 ID:ZEsTjuTq.net
おっとと。156ですか。また明日帰ってきてゆっくり読ませてもらいます。
すみません。限界なので、寝ますw

159 :264:2011/01/16(日) 00:13:58 ID:fWnWYEj1.net
>>157>>158
すばやいレスありがとう
大きな思い違いはなさそう?なのでとりあえず安心した

ひとつだけ訂正>作曲科の先生はひとり(どうでもいいことだが)
全部の説明をひとつのカッコにいれるべきだった
>文章で説明するのは骨が折れますね。でもなかなか面白いです。
その通りだと思う

具合が悪いそうだが、お大事に

160 :264:2011/01/16(日) 05:52:04 ID:ZMddz4XV.net
時間ができたんで改めて読み返してみた
>>155のみならず、>>156でもミスっていたorz

それからうっかり見過ごしていたが、
>>143
>は?前スレから私より、留学生とか264のほうが、ずっと面白いでしょ。

…なぜこっちに振る?
恨みを買うようなことをした覚えがないんだが

161 :ギコ踏んじゃった:2011/01/16(日) 10:39:11 ID:9Z0TdiQI.net
>>160
書き方きつかったですか〜??どうもすみません(ぺこり)
全然そんなつもりはありません。(マジッす)
ただ、私はここに書き込めるほど専門知識がないので。。。
自虐的とかではなく(最近自虐ネタはウケるけどw)ただ、
290先生と264さんの話に興味があるのですよ〜。

実際、楽譜をPCに持ってきて見てますしw。
やきもちなんてやいてませんよ〜〜。いっぱい喋ってくださいね。
先生お大事に・・。


162 :264:2011/01/16(日) 17:36:25 ID:CRo0Xq5B.net
>>161
書き方がきついというのではなく、煽りの矛先をこちらに向かせようとしているように見えた
(やきもちという発想はさすがになかったのだが)

自分としてはもちろん自分の興味のためにここに書き込んでいるのだが、
同じように興味を持って真面目にROMってる人のためにもなるだろうと考えている
(これだけ連投していると書き込みを躊躇するときもあるが、あえて書いている)
自分だって専門知識がないから聞いているんだし、的外れな質問だってしているじゃないか
(他の人が>>290の書いていることを全て理解できることに驚いている)
疑問があればレベルの上下、テーマの如何を問わず>>290は答えてくれるはずだから、
何でもどんどん書いて積極的に参加して欲しい
>>290が無報酬で時間を割いてくれている好意に応えるには、それが一番だと思うのだが
(実際>>290はお題が出されないと嵐の相手まで始めるし)

自分の書き込みが多すぎるから他の人が書けなくなっている面もあると思うが、それには陳謝
しかし、スレを消滅させたくないなら、話題の提供を頼む >>all 真面目な住人
(自分語りでもいいじゃないか、どんなテーマも締め出すべきじゃないとは以前何度も書いている)

163 :ギコ踏んじゃった:2011/01/16(日) 17:48:05 ID:/HggzZEL.net
テレビなんかで時々みかける世論調査。
中国に対する世論調査だけちょっと変わってるの知ってました?
あなたは中国に対して「親しみ」を感じますか?
と、なっているんですよね〜。
とっても不思議ですよね。
好きか嫌いかでアンケートを取ればいいのに、なぜ「親しみ」を感じるか
否かなんでしょうか。
こういうのを印象操作というんですね〜。
つまり、こういうことなんです。
「親しみ」を感じますか〜?という風に聞かれると、YESの率が高くなるん
ですよね。
特に好きでもないけど、親しみ?う〜ん、まぁ感じるかな〜って。
「好きか嫌いか」だと、嫌いって答えちゃう人が多くなっちゃうので困って
しまうんですね。
だから、こういう世論調査をしているところは、信用できませんね。
何でこういう姑息なことをするんでしょうね。
中国と対立関係が深まったら困るから、ということなんでしょうか。
それとも、中国と何か関係を持ってる人達なんでしょうかね〜。
とっても怖いです。
アメリカに対する世論調査も、「あなたはアメリカに対して親しみを感じ
ますか?」という風にしないと、おかしいですよね〜。
中国に対してだけなぜかそういったことがまかり通ってるんですよね〜。
背後に何があるのか考えると、とっても怖いです。
今後は世論調査の文言に注目してみてください。
こういった印象操作が平気で行われていますので。
それにしても、怖いですね〜。
世論調査というより、世論操作といえるかもしれませんね。

164 :ギコ踏んじゃった:2011/01/16(日) 17:57:23 ID:Xw4ECmY8.net
ググって薀蓄の裏が取れんるんならROMるけどよー。
264だって裏取れねーんだろww

165 :ギコ踏んじゃった:2011/01/16(日) 20:35:16 ID:fkytyxad.net
290先生は、学生音コンについてはどう思ってるんですか?

166 :ギコ踏んじゃった:2011/01/17(月) 06:50:58 ID:d26hPU3H.net
これ、しゃちと思うけど。290センセー仲良しだから、課題曲ここでカキコしてよw

>951 名前:ギコ踏んじゃった[sage] 投稿日:2011/01/16(日) 22:31:30 ID:c37HMEYO
>某先生ブログ
>「課題曲説明会の準備にも取りかからないと」

>課題曲決まったのね〜♪


167 :ギコ踏んじゃった:2011/01/17(月) 15:51:16 ID:Lo30UWN9.net
鯱とか言ってるのがいるけど、290はほっとしていると思うよ。
そういわれている間は安泰だから。

168 :ギコ踏んじゃった:2011/01/17(月) 16:36:48 ID:8O/ANH50.net
>>167
まあこいつが言ってること全部的外れだからね。264も書いてるの読んだらお兄さんじゃないしw
290も264も痛くもかゆくもない。コピペして中傷してるつもりだけど、どれも外れてるから誰も相手にしない。
おまけによく似た文体別スレでも使ってるので、別スレでもスルーされてるみたい。ずっとROMってたけど、文章よく読めないのが
こいつの特徴みたいなもんだからね。どのスレ行ってもそんな感じみたいねww


169 :ギコ踏んじゃった:2011/01/17(月) 17:05:04 ID:pZlv2lLG.net
>>167
そんなに気になるなら、最初から書きこまなきゃいいのに。264さん。

170 :ギコ踏んじゃった:2011/01/17(月) 17:24:52 ID:8O/ANH50.net
>>169
なぜ264って分かるの?

171 :ギコ踏んじゃった:2011/01/17(月) 17:26:15 ID:pZlv2lLG.net
2chやってて分からないってw やり方知らないの?
わかっちゃうよ。

172 :ギコ踏んじゃった:2011/01/17(月) 18:00:33 ID:8O/ANH50.net
ふうん。これ、面白いなw

173 :ギコ踏んじゃった:2011/01/17(月) 18:05:11 ID:c4imh9Il.net

真面目にスレに参加しているものとしては
「絡みしかできない人」は出て行ってほしいものです。



174 :290:2011/01/18(火) 03:48:28 ID:TOh4zemX.net
>>156

体調不良で寝てたら、仕事がたんまりたまってしまいました。
今泣きながら処理してましたよw

さて、ご質問の件ですが。

>小節数16から小節数23までは2、1、2、2、1、2、1、2ととる?

パルスの変化は、基本的に単発で発生するものではなく、繰り返されるものです。
従って、変化も繰り返されながらも極端に突然変化するものではなく、少しずつ順を追って変化します。
特にベートーヴェンの場合、その創作の課程が極めて構築的であったため(メモにモチーフなど、それを元に作曲など)
そういう考え方が必要でしょう。
ここは、14小節目でその余韻から長いパルスを予言させるものだと思うんですよね。
16小節ドーラから19小節和音まで1つ。その流れでいけば、20小節残りから21小節まで。
22小節から23小節(24小節冒頭和音)まで。その後の3連符の前へ進む動きに向かって
間の取り方が縮まるような感じなんですよ。

主題のアウフタクト(ドーラ)から2小節までは、主題の重々しさを表すためにあえて
ドーラファーまでとラードファ・ラードファーファと分けますが、18〜19小節は、前へ進ませるためには
どうしますか?一つでとるんですよ。つまり、パルスとしては、この部分の主題は14小節の前例を元に
16小節のf-moll和音の余韻(しかし、少し意志をもって)と捉えると上手くいきます。

こういうふうに解釈すると、全てのデュナーミク、アーティキュレーション、繋ぎが説明がつくと思いませんか?

解釈は自分勝手ではなく、このようにして、全てが調和する結果というのが理想的だと思います。
パルスはなんといっても、音楽の自然な鼓動ですから、決して不自然な急激な変化を望みません。
これを前提にお考え頂くと上手くいくかと思います。

>混乱してネットで検索してみてもヒットするのは全然違う話

はははw ネットで簡単に調べられるようなら264さんにとっても常識的な話でしょうよ。
パルスという言葉は私も留学して初めて恩師から言われました。
また、私にとってもこのパルスについて言及したのも初めてでしたが、それを聞いたことがある留学生くんが
いたことが嬉しかったんですよね。こんなことは一部の教授しか言わないものかと思っていましたが。

しかし、このことは私の恩師もそうでしたし、ショパンコンクール審査員のY教授、A教授、それから一緒に演奏したことがある
K.K.なども言ってましたし、私の周りではその解釈が正しいか正しくないかを判断する一つの材料として
パルスを読んでみることも普通でした、そういえば。ピアニストのN先生はだいぶお世話になりましたが、
彼は確かガーシュインの楽曲でこのことを教えてくれましたね。
K.K.はずば抜けた発想力を持っていて、一緒に連弾したブラームスのハンガリー舞曲のパルスの取り方を
嗚呼そうやってとるのか・・と勉強になりました。
どうでもいいことですが、ついつい良い思い出は思い出してしまうんですよね。(笑)
Y教授はレッスンでほんのちょっと手の使い方だけ教えてくれたぐらいで、後は珈琲を飲みながら
黙って聴いてくれました。終わった後言われたことは、「キミの発想はいい。それに間違いはない。しかし
どんな素晴らしい発想も適正な練習がなければ成り立たないよ」と言われて、恥ずかしかった覚えがあります。
恩師からもまるで同じこと言われてたんですよねw

ひとそれぞれ課題は違いますし。私の場合、課題は練習にあったわけですよ。(笑)

身体が弱っているとどうも楽しかったことを思い出してしまいます。
どうでもいいことでした。





175 :290:2011/01/18(火) 03:58:24 ID:TOh4zemX.net
>>162

まあまあ。

>自分だって専門知識がないから聞いているんだし、的外れな質問だってしているじゃないか

この一文は誤解されやすいですが、おそらく264さんご本人がそうだということでしょう。
私はそうは思いませんが。。。

>>290が無報酬で時間を割いてくれている好意

いやいや。そんな大それたことではありません。^^;
私はただ私の知っていることであれば、それでご参考になればと思っているわけで。
勿論、知らないことも多いし、ここでROMしている方々で私よりも知識や経験がある方は
絶対にいらっしゃるはずです。(なのに書き込まれないのは・・・まあ私のように標的になってしまうのを
避けるためでしょうかね。)
中傷目的ではなく、もし私が書いてることが違っていたなら修正して頂けると助かります。
私も勉強になるし。

>>173さんがどなたか知りませんし、もしかするとずっとROMされている方かもしれませんが、
以後>>173さんのご意見はこのスレの基本条項であって欲しいです。

176 :290:2011/01/18(火) 04:09:21 ID:TOh4zemX.net
>>165

別に赤の他人に対して、先生付けられなくても結構ですよ。
さんでも呼び捨てでもあまり気にしていません。

学生音コンもピティナも他の子供コンクールも、おおよそ子供のためのコンクールで
あるならば、無理しない程度に参加でよろしいじゃないでしょうか。
大規模な国際コンクールでは、次世代の音楽家(プロ)を輩出することを目的としていますので、
真剣に頑張らないといけませんし、ある意味それに賭ける意気込みは必要でしょう。
しかし、学生音コンで入賞したところで自動的にプロになれるわけではありませんし、
なにかが保証されているわけでもないですし、所詮は日本国内限定の子供のコンクールですから。
ストレスを感じて嫌々ながらやる目的が私には感じられません。

もっとも、これは私の個人的な意見ですから、様々な先生方が様々なご意見をお持ちでしょう。
私は、必要であるならば受けたらとは思いますし、子供の頃はじっくり取り組む時間も必要だと
感じていますから、コンクールに追われるぐらいでしたら、やめたほうがいいと思います。
しっかり実力がついて、複数の課題曲があっても慌てないぐらいになって、それで間に合うコンクールを
受けても、それでいいと私は思うんですけどね。

私も学生時代、いくつかのコンクールを受けましたが、いつも課題曲に追われていたような気がしますし、
あれはなんというか音楽を演奏するんじゃなくて、アスリートのような感覚だったですね。
それじゃダメだと思うんですよね。勿論、個人的意見ですが。。。

177 :ギコ踏んじゃった:2011/01/18(火) 16:37:30 ID:FoDs6pn4.net
>>176

お返事ありがとうございました。
学生音コンはピティナよりも歴史があり、過去の入賞者を見ても
今現役で活躍している音楽家はたくさんいますよね。
290先生の年代ですと、学生音コンには特別の思い入れがあるかと思いました。

課題が難しいので、他のコンクールのように簡単に参加できないので、
生徒さんが本気じゃないと勧められませんよね。

178 :ギコ踏んじゃった:2011/01/18(火) 23:29:15 ID:CZ97UUlj.net
コンクールコンクールの子の演奏より、あまりコンクール出てないけど上手な子の方がなぜか心に響く演奏なんだよね。
コンクール漬けの子の塊の入賞者記念コンサートに行っても、みんな同じに聴こえる。うまいんだが同じ。


179 :ギコ踏んじゃった:2011/01/19(水) 00:38:20 ID:IlLffQ7B.net

学生音コンの前身のコンクール趣旨

「・・・文化の再建は音楽から―この意味をもちまして第1回学徒音楽コンクールを開催致した次第であります。
従来も種々音楽コンクールが催されて居りますが 
その殆どが優勝者を決定する点に 目的がおかれていたやうであります。
本コンクールの目的は これといささか異なり 
コンクールに参加するといふことにより 学徒が一生懸命に励み 
その結果 全国学徒の音楽水準が引上げられて 
正しい立派な音楽が勃興することを主目標に致している次第であります。
従って本コンクールは 単なる腕くらべや選手権争奪戦ではありません。
立派に歌ひ 立派に聞いて 音楽文化をグングン押し進めて行きませう。」

現在の趣旨

「 本コンクールは、広く日本全国および海外から学生等の参加を募り、
音楽を楽しむ心を培い、同時に演奏技術の向上を促し、
公正な審査によって世界を舞台に活躍する若い才能を発掘して
音楽文化の向上に寄与する。」

現在の趣旨ももっともですが、個人的には開催当初の趣旨からの変遷を
残念に思いました。
皆さんはどう感じますか?





180 :290:2011/01/19(水) 02:58:23 ID:ep5AGHcY.net
>>177

実は私は学生音コンを経験しないまま海外に渡ったんですよ。というか最初からあまり興味がないし
どうせ学生のコンクールなんだよなとなんというか冷めた目で見てたような気がします、生意気でしたがw
ですからあまり思いいれもないです。ただ、周りは確かにそういうひといますね。
あのときの一位がどうとかそのときの3位がどうとか。でもなんというか一部のそういうひとたちって
過去の・・・それも子供の頃の栄光をずっと引きずっているというか、妙なエリート意識があるんですよね。
そういう人間に出会うと、天邪鬼の私はたかが子供のコンクールで、と思ってしまいますw

私の知り合いで学生音コンの審査員やったひとがいて、彼いわくそのときの
優勝者がショパコンに出ていたそうですが、まるでダメだったそうです。恥ずかしいとさえ言ってました。
現役で活躍といっても毎コンならともかく、学生音コンではちょっと・・・毎コンなら熱心に見てた頃はありましたよw
学生音コンの審査員だった彼は、かなり上の立場の人間ですが、彼でさえ、今のままではダメだという判断です。
技術力という意味ではなく、感性・表現力の面で圧倒的に世界との差があるというのが現実で、特にショパコンの今回の
結果など聴けば、どれだけ日本的な指導、ひいてはコンクールのあり方などに疑問を感じる方は専門家も含め少しずつ増えていると思いますよ。

課題曲の難しさではなく、目的ですよ。生徒にとって有意義な成果が約束されるのであれば、
課題曲のレベル問わず、私も生徒も頑張るでしょうけどね。受ける意義を感じません。
有意義な成果というのは、それだけ頑張って得るものは何ですかということです。どうせそのうち毎コンを
受けるならなんのために学生音コンを受けなければならないのか分かりません。今の世の中、他にも沢山選択肢がありますし。
本当に弾ける子は国内でも国際コンクールを狙うべきだし、モチベーションをあげるため・経験のため
なら軽い子供のコンクールで十分です。だから私のなかでは学生音コンは正直なくてもいいコンクールだと
思っていますw 毎コンの年齢制限に達していないけれど実力は高いというような、本当に天才のような子がいる
としても、そういう子は早期に海外でのコンクールを受けたほうが全然マシでしょう。 個人的な意見ですけどね。


181 :290:2011/01/19(水) 03:41:05 ID:ep5AGHcY.net
ショパコンといえば、今回のショパコンはこのスレで問われて以来、入賞者の演奏を
よく聴いていますが、なかなか面白いですね。

トリフォノフは繊細でロシア人の演奏の力強いイメージが消えて、確かにショパンはこうも
弾いたかもしれないと思いました。一体、あの若さでショパンの典型像とはいえ、そのイメージを
あそこまで具現化するにはどういう教育を受けたのだろうと思いました。
ゲニューシャスには才気を感じます。素晴らしい発想力、理論と実践の融合を試みた彼の演奏は
時折若気の至りを垣間見ますが、この年齢でここまでできるのは素晴らしいでしょう。
ヴンダーは、勝利を勝ち取る力強さ、スター性、まさにコンクールの覇者という雰囲気を受けましたし、
彼はまたそのバックグラウンドのせいか、ベートーヴェンなどのドイツ物を今後突き詰めていけば、
素晴らしいピアニストになるのではないかと思われる、将来性がありました。

そして、デュモン!実は私がもっとも感心したのは彼でした。彼を聴いて思うことは、演奏上の詳細以前に
雰囲気です。誰かに似ていると思ったのは、フランソワでしたよ。リグットに師事していたからなのか。
でもリグットはフランソワとは正反対に端正な演奏をするひとですよね。
デュモンのフレーズの取り方、収め方、色彩・・・それら全てを含めた表現は地味ではありますが、
私にはもっともこなれたように聴こえましたし、往年のフランソワに通じる、フランスのショパンを思わせました。
フランソワの音楽的血筋が途絶えることなく引き継がれていることを確認できて、まったく部外者の私がなぜか
ほっとしています。(笑)

ヴンダーとデュモンのように、伝統を感じさせる、これからそれぞれ伝統を背負っていきそうなピアニストは
絶対に必要です。しかし、勿論ショパンコンクールではこのようなピアニストはなにか異質なのも分かります。
つまりは、外国のショパンなんだということなんだろうと思うんですよ。(笑)

さて、ユリアンナ。
正直、私には彼女の演奏が理解できていません。勿論、今回の入賞者全員、それぞれ自己の世界があって、
高い次元での審査の末だと思うんですよね。ユリアンナの演奏も、技術的、一般的に表現という意味に
関して言えば、まったく問題ないものだと思います。
彼女の演奏は、リズムというか、それこそパルスのとり方がずれているように思えます。
私には、それがなにか詰まっている、流れが上手く流れていないように聴こえましたし、
ひとによっては揺らしすぎと思う方もいらっしゃるだろうと思います。
また、ひとによってはこれほど個性的な演奏もないと思います。なにしろ拍の捉え方が普通と
違うとくれば、これはもう感覚の問題であって、誰にも真似ができないものだからです。
彼女の先生は、きっとこれは矯正すべきかどうか悩んだと思います。演奏は、一つ柱を失うと全てが
崩れ去る場合があります。矯正することで、全てが台無しにならないかどうか・・・
結局、彼女が今回の優勝者なわけですが。審査員でも疑問に思ったひとは必ずいたはずです。
ただし、この場合の理屈として、ピアニストを輩出するということを一番の目的としていたことに
あります。ショパンらしさというのは、これまでにもポーランド人審査員たちの間で散々言われ続けたこと。
それならばトリフォノフでよかったのでは。
しかし、その結果としてショパコンの成果自体が縮小傾向にあるのが現実でしょう。
それ以上に今後求められるのは、スター性や絶対的な個性。今は未熟でも、将来的に大きく開花しそうな
才能。。。しかも久々の女性優勝者とあって話題性もある・・・そこでユリアンナというのも想像に難くないです。

私の関心はデュモンにありますが、それでもコンクールでの優勝者となると、ヴンダーかゲニューシャス、彼らを足してニで割った
存在の出場者はいなかったか・・・この二人に絞られます。しかし、結果はユリアンナなんですよね。
ショパコンはユリアンナの演奏を個性ととり、大きな才能として期待した。こういうことかなと思いました。

審査方法、審査員など変わったためか、コンチェルト一つでも一昔前の解釈とはかなり違いますね。
それも良い方向に、です。テンポ感も決して無理をせず・・・嗚呼、デュモンは無理をしないテンポ感のなかに
自然さがありました。ショパコンが示した今回の結果は、今後我々街の指導者たちにとっても深く考えさせられるものでしょう。
時代が変わってゆくというのをひしひしと感じます。日本の音楽教育界は世界から取り残されないように頑張らないと危ういですね。

182 :290:2011/01/19(水) 04:19:47 ID:ep5AGHcY.net
私なりに勝手な順位をつけるとすれば・・・

1位:ヴンダー・トリフォノフ
2位:ゲニューシャス
3位:デュモン
5位:ユリアンナ

ヴンダーは強いですが、ショパンらしさという点で?が若干つきますし、
トリフォノフは繊細ではありますが、今後力強く生き残れるかに?が。
ゲニューシャスは才気にあふれていますが、王道ではないんですよね。
デュモンはお気に入りですが、そもそもコンクール向きではないような・・・

期待度からすれば、個人的にはヴンダー、ゲニューシャス、デュモン。
この3人はショパン弾きにはなれないかもしれませんが、今後も素晴らしいピアニストに
なりそうな気がします。トリフォノフが一番ショパンにふさわしいかも。ただ、トリフォノフの
演奏はいずれ変化する時期がやってくるだろうと思います。どう変化するか見えませんが。

以上、私の勝手な個人的感想でした。

>>179
>学生音コンの前身のコンクール趣旨

初めて読みました!これはなかなか個性あふれる文面ですね。
よく知りませんが、この頃はまだシロタやクロイツァーなどの偉大なピアニストが
日本にいた頃でしょうか。つくづくシロタが心無い日本の無知な音楽評論家から迫害された
ことを残念に思います。この文は古き善き時代を思わせますよね。

>音楽文化の向上に寄与する。

後の文面の最後ですが。これは行政に音楽イベントをお願いするときに、よく書く文ですよ。(笑)
つまり建前に近いものでしょう。ほとんどの人間が音楽文化の向上に寄与するだなんて思ってなんか・・・(ry

開催当初に比べて、政治的な背景もできてきて、そもそもの趣旨通りにはいかなくなったんでしょうね。
時代背景もあるでしょうけど。今関わっている人間の上のほうの連中が天国に召されて世代交代すれば、
また文言も変わるかもしれませんね。



183 :ギコ踏んじゃった:2011/01/19(水) 06:02:53 ID:PBjByILW.net
>>179
前身の設立趣旨は、同時期にできたスズキメソッドの設立趣旨と
よく似ているようにおもう。

あの頃は戦争が終わって、死にいそぎ、人を殺める文化からの決別と
音楽教育がそのような人を二度と育てないという決意があったのだとおもう。

BSの学コンの番組を見ましたが、演奏がつまらないのは同意。
また、子供の顔もチックな感じで違和感を感じます。

皆さんはどうおもう?


184 :264:2011/01/19(水) 06:50:35 ID:Oo6jziIW.net
>>290、熱は下がったのだろうか
こちらは咳が出て苦しいので、休みたいのだがなかなか…周りにロコツに嫌な顔をされている

体調不良と疲労困憊のなか、詳しい説明をありがとう、今度こそ分かったように思う
前回の説明を元に自分で考えていたのだが、指揮(マネ)してみて
2、1、2、2、1、2、1、2…と小刻みにとり方が変わることに自分ながら
違和感があり、それで確認してみたのだが、聞いてよかった
今回の説明で、腑に落ちたというか手応えがあった
(以前の説明が悪かったわけじゃないが、アホなので理解に時間がかかった)
また、別の誤解もあって、「パルスはここからここまでが『パターンA』、
次が『パターンB』、そしてこの小節からは『パターンC』、となっている」のか
とも思っていたが、今回の説明で、漸次的に次を準備しながら変化していくと
考えてみたら…なるほど!

>16小節ドーラから
「ドーラ」って用語は知らない、調べなければ!と思いつつ読み進めて
>ドーラファーまでとラードファ・ラードファーファ
で気づいて笑った(アホ)確かにドーラだよな、すっかり忘れてた

>解釈は自分勝手ではなく…
はい、精進します(道は果てしなく続く…)

>パルスという言葉は…
実際に、これは一部でしか言われていないことなのだろうか(常識ではないのか?)
実に興味深い、できることならこの概念のルーツを確かめたいとうずうずしている
前述のように、自分の周りには知らない先生もいるし、記述も見つからないので、
どうも一般的な概念ではないような気がする
(単なる勉強不足で見つからないのかもしれないが…もし心当たりがあれば教えて欲しい)
目下のところ、>>290の指導者の系譜と自分の系譜に接点があるか、非常に興味がある
(念のために言っておくが、>>290の身元を詮索したいわけではない)
例えば>>290の指導者の出身や留学先と自分の指導者のそれとが同じとか…
(もしかして、あの国?と思う国は2つあるのだが、ここでは言えない)
ひょっとすると>>290と自分はレベルの話は別として意外に近い流れにいる?
ああ、これが一般的でないなら、どこで受け継がれているものなのかが知りたいものだ!

それにしても>>290は先生に恵まれたようだ
「良い指導者は良い指導者を生む」?(残念ながら必ずしもそうではないが)

>>175
どうもこの文体は誤解を生みやすい(文体というより書き手が悪いのだが)
推敲に努めてはいるのだが、申し訳ない
例えば「自分」はいつも一人称として使っているのだが、確かに指摘された
文では二人称にも三人称にもとれる、そうとれば批難の意になるね
もちろん、その文は「お前らだってアホな質問をしてるじゃないか!」の意味ではなく、
>>264というアホな公開質問をしている恥ずかしいヤツがいるんだから、
他の人も遠慮はいらないよ、問題ナシ!」の意(>>290、フォロー感謝)
なお、>>161で疑惑wは解けているから万事OK
(だからこそ参加を促したつもり)

185 :264:2011/01/19(水) 06:51:08 ID:Oo6jziIW.net
文体といえば、自分のこの文体も問題多いね、今となっては
もともとここに書き込んだときの経緯もあり、なるべく事務的にドライに書きたかったし、
元来こういう場では、職業や年齢などを離れて純粋に話したいという願望がある
しかし、ニュートラルに言いたいことだけを書くというのは、日本語ではとても難しい
一人称ですら、しっくり来るものが見つからない
どれも必ずイメージがつきまとう、その中でしかたなく「自分」を使っているのだが、
文脈によっては他人を指すことにもなることを見落としていた(指摘に感謝)
実は、最初のころの論旨から離れたあたりから、自分でもこの偉っそうな
文体には違和感を覚えていた
殊に>>290に教えを請うようになってからも>>290より偉そうなデカイ態度で…
(だいたい>>290先生とするべき!申し訳ない)
>>290が最初の煽り文体から脱皮したように丁寧な文体に変えるか
(丁寧な文体にするとなると、気分的には最上級の敬語になるが)、
いっそのこと「我輩」「アタシ」「ボク」あたりにして特徴的な文体にでも
しようか(オネェ言葉とかw)…
やはり、アホの身では最上級の敬語を使いこなすとボロが出るし、既にキャラとして
定着してしまっているような気がするので、ここではこのままで行くことをお許し願いたい

>>177
>>290は以前から子供のコンクールはさして重要じゃないと言っている
興味があるのは毎コンあたりからじゃないのか?
そこへいくまでの足がかりとしての利用ぐらいに止めるべきってことだろうけど、
大きな目標への準備としてコンクールを見るような高レベルの生徒は、
指導者も親も子もついはまってしまうんだろうな
最近やたらめったらコンクールが多いけれど、稼げるときには稼げっていう感じで、
この嵐が去った後には荒涼たる風景が広がるのではないかと危惧している
裾野を広げるどころか、燃え尽き症候群で音楽はもうたくさん、という層が
厚くなるんじゃないか…
それから、「すっぱい葡萄」で、ピアノでの競争をあきらめた(卒業した?)子供が、
「ピアノなんて続けてもどうせ稼げないんだし」のように、ピアノを専門にする人を
馬鹿にするようになりそうな気もする
どちらにせよ、コンクール関連業界が一時的に儲けた後は、大空白期が来るんじゃないか

…と投下準備してスレを見てみれば、大当たり!>>290はやっぱり毎コン重視だな

186 :264:2011/01/19(水) 06:51:20 ID:Oo6jziIW.net
一時は>>290はもう来ないのではと思ったのだが、再降臨、良かった
長文が書けるくらいには体調も良さそうだw

ショパコンでちょっと思いついたんだが、ショパンの楽譜はどれがいい?
パデレフスキ派が今でも多いんだろうか
エキエルは賛否両論あるようだが、どちらを推す?
「両方必要」なのは承知の上で、あえて選ぶとしたら?

187 :ギコ踏んじゃった:2011/01/19(水) 10:23:21 ID:NmQ60Kws.net
290先生

このPTNA先生知ってる?

まず、生徒さんはこの子達

2009入賞者記念 C級金賞
http://www.youtube.com/watch?v=0HvgbdT6UE4

2009入賞者記念 A2級優秀賞
http://www.youtube.com/watch?v=SkwZyoHbFOc

そして先生のブログ
ttp://ameblo.jp/maki-piano/
>2010年いろいろありました・・・抗ガン剤生活

人生ってなんだろって考えちゃいます。
音楽で競争なんてアホらしくなってくる。


188 :290:2011/01/19(水) 19:52:01 ID:jcMQ3sY+.net
>>184

私もアホなので体調不良でも相変わらず喫煙は続いています。お陰で変な咳も出てます。
妻からもそんなに悪いならタバコ控えたらいいのにといわれますが、こればっかりは・・・w

>休みたいのだがなかなか…周りにロコツに嫌な顔をされている

ですよね。お勤めご苦労様です。私も仕事キャンセルしたら二度とその仕事はこなくなるし。
傍目からはお気楽な商売に見えるかもしれませんが、保証がないし大きなリスクをともないます。

>今回の説明で、腑に落ちたというか手応えがあった

それは良かった。ショパンの短い楽曲やバッハの小品ではパルスが変わらずにそのまま続くことが
ありますが、ベートーヴェンのソナタのような構造が問題になってくる楽曲の場合、テーマやモチーフの
変化とともに考えていかなければつじつまの合わないものになるでしょう。

>解釈は自分勝手ではなく…
これは別に264さんに向けて発したのではなく、とかくこの板やクラシック板では解釈を不自由さと捉え違えする
発言を目にしましたので、それに注意を向けてみました。 解釈は自分がその楽曲に対して共感する面を裏付けるもので
あるし、楽曲が分かりやすく流れていくためのものでもあるし、突き詰めて言えば、その解釈が絶対というわけではありませんが、
ひとつのそうした確信を得られるまで楽曲を知らなければ、本当の自由は得られないのだと思うんですよね。
作曲家がその一音が絶対にその一音でないといけない理由があるように、演奏者にとっても絶対にそのように弾かねばならない強い意志と確信が
なければ、その演奏は意味のないもの・・・つまり聴き手としては一期一会の貴重な体験として聴きに来ているのに
そんな気持ちとは裏腹にゴミ箱に捨ててあるような、価値のない音楽を聴く羽目になってしまいます。
ひとが説得力を感じる言葉は、根拠があり重みのあるものだということです。



189 :290:2011/01/19(水) 20:03:51 ID:jcMQ3sY+.net
>実際に、これは一部でしか言われていないことなのだろうか(常識ではないのか?)

いや、音楽の言語感覚を母国語同様に持つひとにとっては当たり前のことみたいですね。
パルスとは言わなくても、自然にそれが体現できるのだそうですよ。
我々日本人にとって、264さんもお分かりのとおり、日本語と西洋言語とでは抑揚のリズムが
異なります。だから我々にとっては当たり前じゃないのかもしれませんね。

私が記憶するところ、グレゴリアン聖歌などには存在しないかもしれませんが、
古い舞曲でもこのことを重要視する教授がいたのを覚えています。こういうスタイルの授業は
受けたんですが、興味がなかったんでうろ覚えというかほとんど覚えてないというか・・・w

>>290の指導者の系譜と自分の系譜に接点があるか

さてね。私も色々な指導者に習いましたから。自分の先生の系統を国別に分けてみると

1.恩師:フランスがメインで(イシドール・フィリップの系統)その後にルービンシュタイン(ドイツとポーランド?)とホロヴィッツ(ロシア)
2.A教授:シュナーベルをメインとするばりばりのドイツ
3.B教授:ゴロドニツキなどのロシア、それにアラウのドイツ
4.C教授:まるでフランス。リパッティ夫人の系統
5.D教授:ジュリアス・カッチェンの弟子と書けば誰だか分かるかも。確かカッチェンの弟子は一人しかいないような。
6.E教授:ハンガリー・リストの系統。バルトークなども得意とする。
7.F先生:高校の頃まで師事。井口基成の弟子。井口はイーヴ・ナット・・・しかしナットの影響はあるかどうか。。。

親しくレッスンを受けたのはこの7人で、その他にワルシャワの数人の教授たちから単発のプライベートレッスンをほんの数回
受けました。このなかにリンクするひとはいますか?

>どこで受け継がれているものなのかが知りたいものだ!

恩師は元々詳しく手取り足取り教えてくれる先生ではありませんでしたので、
何度も同じ質問を手をかえ品をかえで聞いてようやく理解できるレベルで教えてくれたんですが。
3.のB教授は学術肌の面を持っていたので、恩師が発した一言を非常に分かりやすく、場合によっては
論文まで持ち出してきてくれて教えてくれたもんでした。パルスの説明や指使い(ショパンの楽曲でクープランの頃の
指使いを使うなど!)、本番直前の準備方法など事細かに教えてくれたのはこの教授でしたね。
このB教授に一度、これらのことはご自分で考えたものなのかどうか質問したことがありましたが、
彼は自分で発明できたなら今頃伝説になってるよと笑って仰られたので、おそらくゴロドニツキではないかと。
もしかするとゴロドニツキの前にアーサー・バルサムにもついていたらしいので、バルサムかもしれませんが。
アラウがこんな細かいことを語るとはとても思えませんが。(笑)

ただ、パルスという言葉を使わなくても、フレージングを指示するときに例えばD教授などもそうした
パルスを元にしていたんではないかと思うんですよね。だからD教授のときも理論的に説明がつかない指示を
パルスでとらえることで私は理解していました。

>良い指導者は良い指導者を生む

良い指導者とは何だろうとつくづく思います。よっぽど低レベルな指導者ではない限り、
良い指導者とはその生徒によるものだと言えるかもしれませんね。
私が師事した教授たちは、結局最終的には同じことを言っていたのですが、それぞれアプローチの仕方が
違います。あるひとにはB教授が分かりやすくて感動したとしても、別のひとはB教授ではちんぷんかんぷんで
D教授が一番良かったというのは往々にあることで、だからといってB教授もD教授も悪い指導者だとは思いません。
学ぶときの姿勢というのは、きっとその指導者の表面上のことを捉えるのではなく、その指導者が一体なにを言っているのか
何はともあれ「理解」する行為が必要だと思います。それ無しに一方的に持論を展開して間違っているという結論を導きだすことは
ある意味気持ちが良いことかもしれませんが、有益ではありませんよね。レッスン料を払っているなら、ポジティブに考えてその指導者の
言わんとすることやその世界を理解するほうが元がとれるというものかなと思います。

190 :290:2011/01/19(水) 20:42:25 ID:jcMQ3sY+.net
>>185

>やっぱり毎コン重視だな

重視というほど重要視はしてませんが、強いて言うならということです。
ピアノコンクールのそもそもの起源とは、確かアントン・ルビンシュテインを記念する
ルビンシュテイン音楽コンクールだと思いますが、その出場者たちといえば、ほとんどがすでに
名を成したキラ星のようなピアニストでした。キャリアのプラスアルファになればというスタンスですよね。
世の中がコンクールキチガイになるのは、第一回チャイコフスキーコンクールにおいて、ヴァンクライバーンが優勝して
言わば音楽、ピアノにおいてもアメリカンドリームが得られると分かってからで、その後はそれでも
コンクールというのは若きピアニストたちが自分のキャリアを賭して・・・というものだったと思います。

私はそういう理解ですから、どうしても子供のコンクールといえば、言い方が悪いですが、お遊びにしか聞こえません。
ましてやそれに真剣になって、精神がどうかなってしまうなんて・・・笑えない冗談としか受け取れないんですよ。

例えば、ワルシャワのショパンコンクールで受賞すれば得られる仕事、名声、地位、賞金w・・・これしかないと必死になってやった
ご褒美として得られるのはこういうものですが、たとえピティナでもインアジアでも学生音コンでも金賞受賞、優勝したらその子のこれからの
音楽家としての将来は約束されているかといえばNOですよね。だったら、ストレスを抱えるほど指導者も親御さんも生徒も打ち込まなければいいのにと思います。
子供のコンクールはあくまでもスパイス程度に、楽しめるレベルで参加したほうがいいと私は思うんですよ。

本気でその子が音楽家として活躍したいのであれば、出場するコンクールは子供のコンクールではなく、
本当に高いレベルでの審査が求められる規模の大きな国際コンクールを狙うべきだと思います。
だから、うちから次世代の音楽家を輩出したいと考えるならば、私の関心は国際コンクールにしかないということなんですよ。
もっとも、真剣に音楽家になりたいと思っている生徒でも、場数をふむような、そんな経験が必要なら、子供のコンクールも
有益かもしれませんね。

多くの国際コンクールが時間を決めてのリサイタル予選になりつつあるなかで、
子供のコンクールのように一曲か二曲しか弾かない設定だとソロコンサートどころか
その半分でも集中力が続かなくなる結果になるんですけどね。1曲だけ上手く弾けても、繋ぎで
弾いたときに集中力が続かなくなり他は棒弾き状態になる傾向があります。これではダメなんですよね。
面白いことに、一曲レベルだと最近有名なKAを超える子供もちらほらいますが、それでもKAのようにコンサート活動は
してないですよね。これは、結局KAのようにコンサートプログラム、約一時間半に及ぶ複数の楽曲を最後まで集中力を切らせずに
弾ききることができないためだと私は思うんですよね。私がKAに唯一関心したのはそこでした。
ピアニストとして活動していくためには、長時間集中力を切らさずにこなせるスタミナも必要ですし、
実際コンサートとなれば、最初の一曲の出来がもたらず効果というのはそれほど強くはありません。

従って、このことからも分かるように、子供のコンクールというのは、真剣にプロを目指す子たちにとっては
役不足ですし、あくまで通過地点にしか過ぎません。これをゴールだと思って必死にストレスや病気になりながら
頑張るのは・・・その努力を否定はしませんが・・・私はまずしたいとは思いませんし、お勧めもしませんね。
楽しんで受ける分にはどうぞどうぞという感じですけど。




191 :290:2011/01/19(水) 21:10:20 ID:jcMQ3sY+.net
>>186

>ショパンの楽譜はどれがいい?

コルトー版は、私の個人的な興味から購入しました。偉大なコルトーはどんなことを
書いてるんだろうという興味ですね。しかし(笑)、練習の参考にはなりますが、あれだけの
細かい指示の練習方法を全てこなさなくても弾けるようには普通はなるわけだし。。。

そもそも恩師はあまりエディションには気を配るひとではなかったし、スペイン物の校訂も酷いものがありましたから
おかしいと思ったら常識範囲内で考えて楽譜の一部分を変えることになんの躊躇いもなかったと記憶しています。
勿論、この「常識」を得るためにはそれなりに勉強しないと無理ですが。

ワルシャワの教授たちにレッスンを受けたときには、さすがにパデレフスキ版を持っていったほうが
無難かと思って、それで受講しました。が、そもそもパデレフスキ版は、ルービンシュタインが、指使いに関して
ケチをつけてるんですよね。パデレフスキは自身の演奏上弱点だった指をカバーするためにその指使いを使ったというふうな。
これを目にして以来、校訂者の判断と思われる部分は鵜呑みにしないようにしています。

エキエル版も確か持っていたとは思いますが、凄く変わった点というのは感じられなかったような。。。
そもそも、どのエディションを持っていっても、前述のB教授のような指導者だった場合、特に指使いはその生徒に
応じて変えてゆくのであまり意味がなかったような。。。

ある有名なピアニストの逸話を思い出しました。
この逸話はどこかに載っていたと思うんですが、誰だか覚えてません。
ただ、彼がコンサートをやっているときに最前列で楽譜を入念にチェックしていた
客がいたそうで、終了後その客が楽屋にやってきて、楽譜をさし示しながら○○さん今回はこの
部分はどのエディションを使ったのですかと聞かれたそうです。そのピアニストは正直な話、問題の箇所は
記憶違いで間違えたそうでしたが、とっさにブゾーニ版(存在しない!)と答えたそうで、
その客は感心して帰ったという話です。(笑)この話はルービンシュタインだったかな、違ったらすみません。
音楽自体を聴かない客を揶揄したものだと思いますが、恩師や師事したその他の教授の数名はあまりエディションに
気を配るひとたちではなかったので、まあ大きく間違ったことが書かれてなければ、どのエディションでも・・・
というのが私のスタンスです。

ベートーヴェンだって、ヘンレを始めとして、シュナーベル版やアラウ版、園田版までありますが、
シュナーベルの弟子だった教授は平気でヘンレ使ってましたし。。。

ただ、子供に向けたバッハの小品集の出版譜は、明らかにフレージングやデュナーミクに間違いがありますので
注意が必要です。この校訂者が・・・日本では著名な指導者でしたから、私にとってみれば、前時代にはこんな無知な
人間が校訂していて、こういうのがまかり通っていたんだと腹立たしく思いました。まあしかしそう言ってしまえば、悪名高い
井口春秋社版が今でも横行していますし、先駆者たちの努力は敬意を表しますが、その罪も計り知れないものがあるような気がします。
どんなに正しく指導しようとしても、楽譜にそう書いてあると言われてしまえば、どうにもならないですもんね。
楽譜を買いなおせとしかw

192 :290:2011/01/19(水) 21:12:30 ID:jcMQ3sY+.net
>>187

知りません。

193 :290:2011/01/19(水) 22:23:19 ID:jcMQ3sY+.net
>>189の備考

D教授はロジェではないことを付け加えておきます。
ご本人からも聞きましたが、彼のHPにもカッチェンの名がありました。
なぜ日本では彼を紹介するときにプロフからカッチェンが外されるのか理解できませんが。
ということは一人ではなく二人になりますね、カッチェンの弟子は。
ロジェは晩年についたなんて・・・D教授ははるか前に師事しているのに・・・
カッチェンの名は日本ではそれほど重要ではないからかなとも思いましたが。
検索したらとりあえずロジェの名が出てきてびっくりでしたw

194 :ギコ踏んじゃった:2011/01/19(水) 23:38:05 ID:IlLffQ7B.net

>>179です。

学生音コンは、2ちゃんねるの他のスレを読んでいても、
子供のコンクールとしては登竜門的な役割があるのかと思っていましたが、
開催当初の趣旨は他のコンクールと同じようなものだったと知って、
驚き、レスを出しました。

子供のための、音楽の未来のための、とたてられたたコンクールが、
結局、どんなコンクールでも、
大人のために存在するコンクールになっていってしまうのか、とがっかりしました。

290先生も過去レスからも、子供のコンクールに意味がないことは
わかっていたつもりでしたが、どこか、
日本の教育の最前線の方々が関わるコンクールなのだから別なのかも、
と思っていたように思います。

290先生のここ最近のスレで、なお、
子供にとって必要なことは、もっと他にたくさんあって、
コンクールは必要要素ではなく、補助的な意味でしか使えないものだと
強く実感しました。

また、現在のコンクールに依存しているだけの薄っぺらい教育が
いつまでも続かないことを望みます。
290先生のレスに少し期待の持てる文面もありましたので、
それまでは、親がしっかり見極めることが大事かと思いました。
290先生はじめ、これからの若手の先生方に期待します。

あと・・・
子供のコンクール演奏に対していろいろな意見が出されることが多いですが、
その子供は決して問題ではないのだと思います。
子供は一生懸命に大人のいうことを信じているだけなのですから。


195 :290:2011/01/20(木) 04:05:50 ID:Xv4mLmWk.net
>>194
>日本の教育の最前線の方々が関わるコンクールなのだから別なのかも、
>と思っていたように思います。

いや、結局学生音コンの審査員のなかにはピティナやインアジアを掛け持ちしている
審査員もいますので、あまり変わりないかと。

>子供にとって必要なことは、もっと他にたくさんあって、
>コンクールは必要要素ではなく、補助的な意味でしか使えないものだと

その通り。自分のキャリアの命運を賭すような大規模な「大人の」コンクールなら
話は別ですが、子供のコンクールはあくまでも「子供」なんですよ。
多くのピアノを習う生徒たちというかその親御さんたちのほとんどは子供たちが音楽を職業として
して欲しくないと思われていると思います。私も、過去レスで書いたように多くの子供たちには、音楽が
一生の友であること、または我々のレッスンがその生徒たちがいつかなにかに役立ててくれることや
音楽を通しての経験やピアノの演奏での経験が精神の拠り所になったりすることを願いこそすれ、
音楽家になって欲しいとは思いません。

音楽を仕事としていくことはとても厳しいことです。様々な中傷や、能力の壁など多くの障害があり、それらを
乗り越えていくためには強さが必要です。強い意志、強い心。ピアノは時にまったくの孤独にも耐えねばなりませんし、
誰も手を差しのべてくれない場合もあります。それでもやり抜いていくためには相当に強くないと生きていけません。
優れた初見能力、表現能力、技術能力・・・それらの優れた能力を持っていたとしても、強くないと生きていけませんし、
また、能力に乏しくても強ければ生き抜くことができます。
そうしたとてつもない強さを持っている子は極稀でして、極普通の子供たちに音楽の道を勧めることは、その将来性に無理があります。

子供のコンクールが間違った方向に行っているのは、あたかもそれで上手くいけばプロの道がひらけるような錯覚を与えてしまうことで
そんなものは幻想にしか過ぎません。多くの子供たちにとって幸せなことは、おそらく音楽と友であり理解することであり、
プロの道は、たとえ指導者であるとしても、険しく困難な道程なので普通に就職を考えたほうが良いでしょうね。
であるならば、室内楽をやって音楽でコミュニケーションをとることを経験したり、音楽史を知ったり、作曲家とじかに触れ合ったり
そういう他では得がたい経験をメインにすえたほうがいいです。舞台へのチャンスも、コンクールじゃなくても作ろうと思えば
いくらでも作れます。

>その子供は決して問題ではないのだと思います。

その通りです。一生懸命やってると思います。嗚呼、しかし小学生ぐらいの子供がなぜ
木枯らしなんかを弾かなければならないのかよく理解できません。木枯らしを弾く小学生が
悪いのではなく、高度な芸術性を持つ木枯らしをメカニックの面だけで教える指導者や、それを通してしまう
コンクールのあり方に問題があるような。。。
もうルービンシュタインの頃から言われていた話ですが、小さな子供が一生懸命楽曲を理解しないままラ・カンパネラを弾く、
ショパンのエチュードを弾く、ヴォロドス編のトルコ行進曲を弾く。音楽は曲芸ではありません。
楽曲を演奏するということは、先ほど解釈について説明しましたが、本来ならばしっかりとした様々な熟考の
積み重ねの末に起こり得るもので、メカニック的に可能だから弾くわけではないです。
曲芸をさせたいのならサーカスにでも行ったほうがいいとルービンシュタインは恩師に話したそうですし、
私も恩師もともにこの点には同意だったんですよね。

プロを目指すにしても、優れた音楽家になるには、木枯らしを弾けるようになることより、
シューマンのユーゲントアルバムの一曲でも本当に美しく弾けるようになることのほうが重要だと思うんですがね。
簡単な曲をとても美しく演奏することを審査基準において審査することのほうが何倍も審査員の実力が試されることですし、
もしかするとそこに子供のコンクールの限界があるのかもしれませんね。
私としては、審査基準のなかからミスタッチなどのメカニックを全て除いてもらいたいです。
ミスや弾きなおしがあっても、他にも審査すべきもっと重要なことがあるでしょうにと思ってしまいます。


196 :264:2011/01/20(木) 05:20:46 ID:VTP5cg7s.net
>>189 これだけ挙げられてしまっては、リンクしない人はピアノ界にはまずいないw
全てのピアニストはリストにつながるそうだから、どの道リンクはするのだろうけれど、
近そうな教授はいるね(いや、実はある音楽院じゃないかと思っているのだが、
摺り合わせて特定できるほどの情報を晒すわけには行かないから、それはあきらめている)

>その指導者が一体なにを言っているのか 何はともあれ「理解」する行為が必要だと思います…
この部分には完全に同意(自分が以前書いたコンサート鑑賞の心得wを覚えているだろうか)
よほどのことがない限り、学ぶことがひとつもないということはあり得ない

ところで、エキエル版(ナショナルエディションの方ね)についてのコメントは意外だった
さぞかし細かい指摘があるかと思っていたのだが、持っているかどうかも確かじゃないとは、
本当にどうでもいいんだなw 
音の違いもあまり重視しない?

>ある有名なピアニストの逸話を思い出しました。
知ってる!ルービンシュタインだったっけ?後で探してみよう

197 :ギコ踏んじゃった:2011/01/20(木) 18:09:38 ID:8fh9F6eE.net

>>195 レスありがとうございます。

>>高度な芸術性を持つ木枯らしをメカニックの面だけで教える指導者や、
>>それを通してしまう コンクールのあり方に問題があるような

単純に曲の難易度が上がれば上達していると思いがちですが、
それは誰にでも比べられることで、
指導者までもが、そこに重点をおいているのか、
結局、ほとんどの指導者が自分の指導の拠り所にしているのはそこなのでしょうか。
(難なく超えてしまう子供やきちんと指導できる指導者は別として)

>>簡単な曲をとても美しく演奏することを審査基準において審査することのほうが
>>何倍も審査員の実力が試されることですし、
>>もしかするとそこに子供のコンクールの限界があるのかもしれませんね

子供に美しい音楽を教えてもらえるコンクールになるなら
子供のコンクールも意味がなくもないように思いました。
そういう審査ができない審査員が多いのでしょうか。






198 :ギコ踏んじゃった:2011/01/20(木) 19:48:44 ID:S+cURDUy.net
天下のエキエル版も290先生にかかっちゃこうなっちゃうのねw

199 :290:2011/01/21(金) 03:55:11 ID:1HvEvtPR.net
>>196

ふーやっと一日終わりました。

>いや、実はある音楽院じゃないかと思っているのだが

ジュリアードのロジーナレヴィン?レヴィンはアントン・ルビンシュテインのロシア。
でも私におそらくもっとも大きな影響を与えているのは、恩師なので、恩師が一番お世話になったのは
ルービンシュタインなので、そのルーツからするとドイツのバルト教授とパデレフスキ(レシェテツキ)。
バルトはリストの弟子でしたね。ルービンシュタインが世に出るきっかけとなったのは、ピアニストではなくヴァイオリンの重鎮ヨアヒムだったわけで、
やっぱりドイツなのかな。。。もっとも、ルービンシュタインはバルトに基礎教育を受けたものの、一番多く学べた術は
社会に出て多くのピアニストの演奏を聴いてその技を盗んだことだとか。恩師からはよくレッスンの内容だけじゃなくて、
他人の、それも良いピアニストを演奏を観察し、聴けと何度も言われてました。でも実際、これは非常に役立ちますよね。
コンサートに行って観察してよかったところを後で練習室で真似してみる・・・こんな感じかな、と。
こうして、色々な言語感覚を体験できたのだと思います。

恩師が重視していた点について。
1.なんといっても流れと繋ぎ(このなかにパルスも含まれるか)
2.小さな音符(アウフタクトの16分音符の塊など)を音価通りに弾く。
3.奇をてらわない。(特にショパンでは、決してびっくりさせてはならないと言われましたw)
4.和声の繋ぎと響き(1.の繋ぎに入りそうですが、かなり言われたので・・・)
5.手のかたちと腕、そしてペダリング
6.受け売りではない自発的な表現

特に2.はドイツ的というかシュナーベルですね。。場合によってはアルペジョなどの走句でさえも
その前のフレーズとの繋がりを示すために別個ではなく繋ぎのフレーズとして弾く場合もありました。
そういえば、ようつべで晩年のルービンシュタインがバラード1番をレッスンする動画がありましたが、
あれで親近感がわくのは、ルービンシュタインが4ページ目あたりの静かなテーマのあたりで
細かい音符も軽く早く弾くこと(私は省略とよんでます)をせずにきちんと弾かせるあたりなんですが。
嗚呼、同じようなことを色んな楽曲で言われたぞって感じでしたw まさにああいうことを言うんですよね。
かと思ったら、物凄く自由だったりするw3.もおそらくルービンシュタインかと。
1.の流れと繋ぎは、ホロヴィッツの指摘が凄かったらしく、恩師がホロヴィッツからレッスンを受けたバラード3や
リストの葬送を私はレッスンで(確信犯でしたw)弾いたんですが、特にバラード3はその流れと繋ぎのレッスンに
終始してました。一方で葬送は4.にあたることを重点的に言われましたが、そのなかにかなり長いペダリングを使っていて
それは音を伸ばすことが目的ではなく、響きの増大や音色にありました。
これはシューマンのクラレリやったときも言われたんですよね。5.はまさに恩師がルービンシュタインと
ホロヴィッツから直接指導されたことですので内緒にしときますw いや、かなり独特だったんで、あまり有益じゃないかもです。。。
恩師の指導は、ロマン派とベートーヴェン、印象派はいいんですが、モーツァルトとバッハは
普通とかなり違うので、学内でその通りにやったら間違いなく試験に受からないことは私の眼にも
明白だったので、B教授の指導を元にしています。

んー、こうして考えてみると、私はロシアとドイツの影響が強いのかなあ。直接的に結びつけるのはジュリアードでしょうけど。
ある程度まんべんなくは学びましたが、イタリアのブゾーニの系統は私のなかにはないんですよね。
総じて考えるに、ルービンシュタインからの流れっていうのは、その彼自身の学び方がミックスだったせいか、
恩師の弾き方も、強いて言えば今のフレイレに近いぐらいで、学派にカテゴライズできない、いわば
ルービンシュタインの我流的な要素がどうしても含まれてるんですよね。これがいいのか悪いのか・・・



200 :290:2011/01/21(金) 03:56:56 ID:1HvEvtPR.net
>本当にどうでもいいんだなw

どうでもよくはないですが、まあ結果的にパデレフスキでもいいかとw
ただね、一度恩師にマズルカ作品59を見せに行ったときに、59−1の冒頭は
繰り返さないのか?と言われて、楽譜を再度見直してみたんですが、どこにも繰り返しがないんですよね。
繰り返してみて、嗚呼やり方によっては綺麗だなとは思いましたが。
よっぽど変な楽譜じゃない限りおkかと私は思うんですが。

シャーマー版って知ってます? あれは安くて今となっては珍しい校訂のがありますよね。
ベートーヴェンはハンス・ヴォン・ビューローのものだったり、平均律はチェルニーの校訂だったりw
特に平均律はチェルニーがベートーヴェンから指導を受けたときを思い出しながら校訂したそうで、
なるほど〜とベートーヴェンの考えをうかがうことはできますが、バスをオクターヴに変えたりするのはどうかとwww
確かに色んなエディションを見比べてみるのも楽しいですよね。
場合によっては、リストのメフィストワルツなんて、ブゾーニ版もあるじゃないですか。
一部分ブゾーニを使ってブダペスト版とミックスさせて、最後のオクターヴだけ自分でカデンツァ作ってみたりw そんな風に遊んだこともありましたよ。 



201 :290:2011/01/21(金) 04:22:45 ID:1HvEvtPR.net
>>197

>結局、ほとんどの指導者が自分の指導の拠り所にしているのはそこなのでしょうか。

どうなんでしょうね。子どもの目覚めって結構突然で、あれよあれよという間にメカニックが
こなせるようになってきて、コンクールも通るようになってきて、で、そこで立ち止まって考えなければ
それでいいのだ状態になるかもしれません。指導者にとっても単純に考えれば、小学生で木枯らしが弾ければ、
これはこれでいいかも・・・と思うのも理解はできますが。
先日のレスに、ショパコンのユリアンナの拍のとり方について書きましたよね。
実はうちの生徒(小学生)でそういう独特な拍のとり方をする子がいるんですよ。
でもその子はその癖があるお陰でとても綺麗に歌えていて、私はいつも躊躇うんですよね、
これを直すべきかどうかと。これは果たして個性としてとれるのか、それとも間違いなのか。
でもまあそれが彼女の自信につながるのなら、しばらく様子を見てもいいかとあえて放っています。

メカニック重視・・・ある意味アスリートのような感覚やゲームをするような感覚で楽曲がこなせる子は
いると思います。ある日、年齢の割にはとんでもない難曲が弾けるようになった。賢明な指導者は少なからず
一考はすると思います。これでいいのか、と。しかし、如何せんまだ若い。まだまだ後でも直せる。そう思ってるうちに
そういう子が増えているのかなとも思います。
シューマンは感性は早期に伸ばすべきで、テクニックは後からでもついてくると書いています。
感性を後から伸ばすことはかなり困難なことではないのかなと思います。
例えば、人生も半ばを過ぎた、自分のスタイルが確立している人間に対して、実はお前のやってることはまだ未熟で
これから先、劇的に感じ方や考え方を変えなければダメだと言われて、変えられる人間は皆無に等しいと思います。
こうした感性は早期から養っていくほうが、それを重視するほうが大切なのかなと思います。
大人になったら変えられないことが多いことは皆さんもよくお分かりだと思います。
今、小学生ぐらいのうちから、音楽の正しい価値観を教えなければ、一生音楽は競争だとかゲームだとかに
なってしまうと取り返しがつかないかもしれませんね。

>そういう審査ができない審査員が多いのでしょうか。

あと2世代ぐらい変わるとコンクールの審査もだいぶ変わると思います。
今は・・・どうしてもメカニックでしか審査できない審査員が多いようです。
一度など、ミスを審査基準から外してどうやって審査するの?と聞かれたことがありました。
つまりここで話すような内容、フレージングだとかパルスだとかタッチだったり音色だったり
総合した解釈だったり・・・実はそういうことが分かっていない審査員も多数いると考えていたほうが良いでしょう。
それから過去レスで書きましたが、子どものコンクールに参加する子どもたち全員が音楽の道に進むと
勘違いしている審査員もいます。

ホントに、多くの子どもたちが音楽の道に進むわけではないので、もう少し審査基準を変えたほうがいいと思うんですけどね。



202 :290:2011/01/21(金) 04:40:53 ID:1HvEvtPR.net
264さん

そういえば、恩師につく前には二人のロシア人に習ってました。
両方ともフリエールの弟子でしたから、うろ覚えですが、モスクワでしょう。
もうね、嫌な思い出しかありませんから忘れてましたよwww
演奏は200%じゃなきゃならない!なんて金切り声で言われると拒絶反応が起きてしまいますw
特徴的なのは、飛躍のときに一瞬飛躍先に手を置いて準備するやり方なんですよね。
この二人の先生から離れて、そうしなくてもいいんだと分かりましたが。。。

楽譜にレガートの指示があって、ペダリングも指示している場合、ペダルを使っても指で繋ぐことをこっぴどく言う
先生と指は重要ではなく耳でコントロールしろという先生の2パターンがありますね。
ワルシャワの教授のなかには絶対に指で繋げと言われましたが、同じ曲をD教授(ショパコンの審査もしてましたが)に言わせると
ペダルで繋げることができるので問題ないとのこと。。。迷った記憶があります。
まあ、結局聴いていて同じ効果が得られればいいわけなのですがね。どこまで聴くかということも
問題かと思いますが。

さて、寝ます。

203 :ギコ踏んじゃった:2011/01/21(金) 10:56:24 ID:sl02TU9k.net
>>202
飛躍っていうのは音から音に(音が離れている)飛ぶときの事でしょうか?
リストの曲ではそういう先に手を置いて準備すると
ミスタッチが少ないと教わりましたが、奏法も色々あるんだなと
思いました。

子供が難しい曲をこなすには、ある程度アスリートのような
気持ちになってしまうのは人生経験も少ないですし仕方がないように思います。

今の子供達がそういう傾向にあるから、審査員の方の中には分かってない!!
というような講評を頂くんだと思うのですが、子供も大きくなれば
その時点で曲へのイメージも変ってくるような気もします。

大人になってから弾いてみると昔弾いていたイメージとは違う新しい
発見があったりするのと同じで、とりあえず、先生に言われれば
少し難しいなと思う曲もトライして、何度でもやればいいかなと
親のほうは思って取り組んでいます。

やってみて、また反省点は出てくるだろうと思いながら、どれが正解か
分からないので試行錯誤です。

204 :ギコ踏んじゃった:2011/01/21(金) 11:24:19 ID:ydkMgzAO.net
>>195
将来音楽の仕事もしないし、音楽の道へもあえて進まない、一生の友として・・・・・・なら
子供コンクールでピリピリしながらピアノ漬けになるのってあまり良くないんじゃないかと思うのですが
いかがでしょうか?
もうすぐ課題曲発表で、そろそろ今年はどうするかを考えているんですが
4歳の頃から毎年出てきて今年で4年目。だんだん意味がわからなくなってきたんです。

205 :ギコ踏んじゃった:2011/01/21(金) 22:52:45 ID:fxbEFSPb.net
>>204
じゃ、ピリピリしないで、コンクールの日まで曲を自分なりに
仕上て頑張る!みたいな目標にすれば良いのでは。。。

うちも誰の為にやってるのか分からなくなった時がありましたけど、
今は自分なりにやれたらいいかなと思って出続けているよ。

以前は一年に何度も(低学年)出ていたけど、今考えると、
なんであんなに頑張ってたのか。。
先生にコンクールを薦められると嬉しいような断れないような
気持ちになっていたけど、学校の勉強なんかと並行して
沢山こなすのは専門を目指さないのに少し大変になった訳です。

子供も低学年あたりは、よく親のいう事をきくし親のほうも
力が入るけど、何年もやってると親の方も息切れする。。
親のほうも時間のやりくりに大変でしょ。あ、私だけか。他の親御さんと
違って要領が悪いのかもしれないけどさ。
基礎を重視しないのに、能力以上の事をさせられた感じもするし、
今は少し難しい曲でもじっくり時間をかけて自分ちのペースでやるように
なった。。
これがまた、先生の要求しているペースとは違うってのは分かるんだけど、
天才児でもないし、無理なんだも〜ん。
しかし、4歳から出てるって凄いね。うちの子なんて
舞台に出てお辞儀だけでも大変だったのに。
最初の講評に舞台では走らないようにしましょ〜wでしたわ。

206 :ギコ踏んじゃった:2011/01/22(土) 00:54:23 ID:3BSbzEPI.net

>>201

>>メカニック重視・・・
>>ある意味アスリートのような感覚やゲームをするような感覚で楽曲がこなせる子はいると思います。
>>ある日、年齢の割にはとんでもない難曲が弾けるようになった。
>>賢明な指導者は少なからず一考はすると思います。
>>これでいいのか、と。しかし、如何せんまだ若い。まだまだ後でも直せる。
>>そう思ってるうちに そういう子が増えているのかなとも思います。

メカニックの面をスポーツと同様に捉えられることがあるかと思いますが、
スポーツでは、能力がなければ絶対出来ない域、ある程度肉体的な限界(年齢も含め)
・・・速さや強さ、フィギアスケートや体操競技の高度な技など・・・があり、
それが人を惹きつける要因の一つだと思います。
ピアノのメカニックは、それとは違い、
競技性での魅力(憧れや驚嘆、感動)はスポーツに比べると少なく
それを追求しても、する方も見る方も面白みのないものになってもしようがないのかな、と思います。
(本来は違うものなので当然だと思いますし、メカニックも必要だと思ってはいます)


>>シューマンは感性は早期に伸ばすべきで、テクニックは後からでもついてくると書いています。
>>感性を後から伸ばすことはかなり困難なことではないのかなと思います。

>>こうした感性は早期から養っていくほうが、それを重視するほうが大切なのかなと思います。

そうなってほしいです。
音楽での感動や憧れは、どちらかというと文学や絵画や映画などから受ける心の作用に近いと思うので、
そういったものを、感じたり、表現できたりするように学ぶことができれば、
専門かどうかを問わず、音楽を続ける人も増えるのではないかと思います。



207 :264:2011/01/22(土) 05:04:42 ID:sgTm826J.net
一晩来なかっただけで大変な量、追いつくのが…
ぶつ切り羅列で分かりにくいだろうけれど、急ぎレスするので容赦の程を

>多くの国際コンクールが時間を決めてのリサイタル予選になりつつあるなかで
子供のコンクールも時間だけ決めて全部自由曲にすればいいのに
そういうコンクールはないのか?

>子供のコンクールが間違った方向に行っているのは、あたかもそれで
上手くいけばプロの道がひらけるような錯覚を与えてしまうことで…
そこまで楽観しているのはほとんどいないのでは?クラシック市場を見ると絶望的じゃないか
きちんとやっている人ほど、把握していると思うが…現実を直視するのを避けているケースは
多そうだが

「木枯らしを弾く小学生」だが、>>290は非常に否定的に捉えているな(フムフム)
そこで次の点について問いたい

1)技術は十代半ば頃までが勝負(シューマンの言っていることとは逆だが)、音楽性は生涯伸びると
  聞くが、なら子供のうちに技術を伸ばしてやるのはあながち間違いではないのでは?
  曲が簡単だからといって表現が十分できるわけではないだろう
  (例えばトロイメライを本当に美しく弾けるためはかなり人生経験が必要)
2)「全てのピアニストは神童だった」と言われるが、ピアノの場合、ごくごくわずかの例外を除いて
  子供のときから「特別」じゃなければ大成しない、それなら、そういうサーカス的な子供の中に
  本物がいる可能性は大
3)技術のみ育てて「音楽」を教えなければ問題だが、「音楽」が育つには時間がかかるし、実年齢も
  必要、だから現時点で技術先行になってもそれはしかたないのでは
4)表現すべきものを持たない、単なる技術屋は問題外だが、表現すべきものを持ちながらも、
  その手段としての技術がなければどうにもならない
  (よく前者がアジア人で後者が欧米人だと言われているね)
  後者についてはどう思う?


208 :264:2011/01/22(土) 05:05:37 ID:sgTm826J.net
木枯らしやヴォロドス編トルコを弾く子供が、「芸術性」を身につけられるかどうかは
待ってみなければわからないじゃないか、できたら最強だろう!
今の時点で「理解していないからダメ」というのは時期尚早、おそらく指導者も分かっていて
やっているのでは?
第一、よく理解できるもののみを弾けと言われたら、子供にはどの曲が残るんだろうか、
簡単なショパンのワルツだって弾けはしまい
>>203の言うように、子供の時には訳もわからず弾いていた曲を、大人になって正しく
理解するようになればいいのではないかと思うのだが
実際、どんな曲であっても大人になってみるともっとよく分かるじゃないか
(モーツァルトは子供の方がうまく弾けて考えすぎる大人には難しいとも言われるが、
これはまた別問題なのでここでは立ち入らない)

ルービンシュタインのセリフ、彼がどういう意図でそう言ったのかはわからない
しかし、それは曲芸をさせるだけで満足する大人、曲芸で儲けようとする大人、
無責任に一時期だけ誉めそやす大人への警告であって、「その子供には将来性はない」
と断罪しているのではないと思う(ホロヴィッツのセリフなら断罪だろうが)

こう書いてくると、まるで自分(>>264)が技術至上主義、子供に難曲を弾かせるのに
大賛成であると思われるだろうが、そういうわけではない、どうなんだろうと疑問に
思っていることを書いてみた
(つまり、>>290が間違っていると断定して反論しているのではない)
自分は木枯らしを弾く子供を見れば驚嘆するし、そのまま伸びていって欲しいと思う一方、
潰れてしまうのではと危惧もする(それだけの能力がある子供を、どうか正しく
育て上げてもらいたいものだ…巨匠が少なくなってしまったこの時代…なんとか次世代を!)


209 :264:2011/01/22(土) 05:06:32 ID:sgTm826J.net
>私としては、審査基準のなかからミスタッチなどのメカニックを全て除いてもらいたいです。
ミスや弾きなおしがあっても、他にも審査すべきもっと重要なことがあるでしょうに

これには全面的に同意!なぜ今のような状況になっているんだろう?
そのたくさんの子供たちの中にいる、将来音大を目指す子供のために、入試と同じ基準で
審査することになっている?(そもそもなぜ入試がその基準なのか?)
少数の例外を除けば審査員だってミスのカウントしかできないわけじゃないだろうに

それよりも「芸術性」こそを問うてもらいたい
そうであってこそ、子供のコンクールにも意義があるんじゃないかと思うし、
次世代が育つのではないのか(演奏者としても良い聴衆としても)

>>199 
>恩師が重視していた点
まさに、1,2,4!(3,6についてはまだまだだ…)
2については「装飾音じゃないんだから!」と言われたことも…
つい軽く早く「大切じゃなさそうに(先生評)」やってしまう
ペダルも「左を音を小さくするために使うんじゃない!それは指でやれ、
左ペダルは音色のために使うもんだ」とか(低レベルで申し訳ないw)

>ペダルを使っても指で繋ぐことをこっぴどく言う先生と指は重要ではなく耳でコントロールしろと
いう先生の2パターンがありますね
これもその通り、2パターンある…指で繋ぐ派の先生は「指で繋ぐのとペダルで伸ばすのは違う!
音も違うし(ホント?)、フレーズ感も違うし、見た目から聴衆が受ける感じも違う」と言い、
別の先生は「結果的に同じなのだから楽に弾いてその分神経を別のところに使え」と言う…
>>290自身はどうしている?
自分は「無理のない範囲で指で繋ぐよう努め、それ以外はすっぱりあきらめる」
(潔くあきらめすぎてスタッカートのようなタッチになってしまって注意されることもw)

210 :264:2011/01/22(土) 05:07:15 ID:sgTm826J.net
>特徴的なのは、飛躍のときに一瞬飛躍先に手を置いて準備するやり方
え、跳躍のときに準備するのが普通じゃない?標準だと思っていたのだが…

ところで、「ある有名なピアニストの逸話」だが、探しているのだが見つからない…
誰か情報を!(ブレンデルだったような気もする…)
それから疑惑のw音楽院は「ジュリアード」じゃないよ
(何となくあたりはついた、勝手な推測だが)

感性の教育というのは可能なのだろうか…これも面白いテーマだ

技術「しか」ない子供ばかりが取り立てられて、感性はあるが技術はイマイチな子供を
駆逐してしまうから、技術のみの子供が多く残って目に付くのかと今ふと思った
感性が乏しいが技術がある人が専門の道を行けるなら、本来逆パターン(技術は劣るが感性が
すばらしい)も採ればいい…なぜ無理?(やはり入学時にきちんと基礎ができていないと、
取り戻すのはもうほぼ不可能ということか)

211 :ギコ踏んじゃった:2011/01/23(日) 14:21:38 ID:BFp0qrNO.net

>>飛躍っていうのは音から音に(音が離れている)飛ぶときの事でしょうか?
>>リストの曲ではそういう先に手を置いて準備すると
>>ミスタッチが少ないと教わりましたが、奏法も色々あるんだなと
>>思いました。

>>え、跳躍のときに準備するのが普通じゃない?標準だと思っていたのだが…

290先生自身では伝えにくいのではないかと一言。
準備しなくても難なく出来てしまう人には、必要のないことかな、と
思います。

212 :ギコ踏んじゃった:2011/01/23(日) 15:15:49 ID:fiAALzb1.net
>>211
分かりました。出来る人は出来るっていう事ですね。
用意した方がミスタッチが減ると自分の先生は言っていましたが
その程度の事ですよね。

213 :ギコ踏んじゃった:2011/01/23(日) 15:24:26 ID:BFp0qrNO.net

>>208
>>自分は木枯らしを弾く子供を見れば驚嘆するし、そのまま伸びていって欲しいと思う一方、
>>潰れてしまうのではと危惧もする(それだけの能力がある子供を、どうか正しく
>>育て上げてもらいたいものだ…巨匠が少なくなってしまったこの時代…なんとか次世代を!)

きちんと教えていただいた上で弾けるようになっている場合はいいのですが、(>>203さんの仰るように)
昨今の子供のコンクールや演奏会の中で、その曲しか弾けないような場合・・・
極端に実力との差のある曲を、コンクールや演奏会の為にだけ、
指導者やCDのコピーをするだけの練習に長時間を費やしているようなケースが
一番問題かと思います。
極端な例ですが、音階も十分読めないまま、押さえる場所と押さえ方を指導者のいうとおり
ひたすら繰り返すような練習をさせられていることもあるようです。
この場合はピアノ技術が優先か、の話とは全然次元の違う話になりますが。

ただ、技術的に難しい曲が弾ける(技術優先)=上手
という構図が一般保護者の中にあって、
そういうことも起こってくるのかな、とは思います。


214 :ギコ踏んじゃった:2011/01/23(日) 15:41:34 ID:BFp0qrNO.net

>>212
211で、言いっぱなしのような書き方になってごめんなさい。
天才型の人はそうじゃないかな、と思っただけです。(汗)
私の子供がよく外し、準備をすすめられているもので。。。(苦笑)
(それもまだ初級・・・もっと上級になれば違うのかも)

215 :ギコ踏んじゃった:2011/01/23(日) 16:13:55 ID:P4S/qrgG.net
うちの先生は時に目隠ししでもノーミスて弾けるまで弾き込んだ上で、
鍵盤をみて1つ1つ丁寧に弾くことを要求されます。

やっぱり、準備しないと演奏が雑になるのではと思っています。

216 :ギコ踏んじゃった:2011/01/23(日) 17:21:29 ID:BFp0qrNO.net
214です。
>>やっぱり、準備しないと演奏が雑になるのではと思っています。

うちも、外すことの防止の他に、次の音のために、と言われます。
準備する、と思わなくても自然にできるようになってほしいな、と
思っています。

ノーミスについては、まだ序の口なので、それ程言われることもないですが、
難しくなれば、大変だろうな、と思います。
練習では十分に弾き込んだ方がいい、ということは言われています。
それを聞くか聞かないかは本人次第で強制されることはないですが。

自分で厳しく出来るのは、上達の早い方の共通な点だな、と思いますし、
そういう姿勢を学ぶことは良いことではないかと思います。

話題になっているノーミスは、「音楽性の上にプラスされたノーミス」ではなく、
極端にいえば、ノーミスだけが取り柄、の場合をいうのではないかと思います。




217 :264:2011/01/23(日) 17:29:30 ID:MemJnM6W.net
>>211>>212 跳躍時に準備をするのはミスタッチを避けるためだけではなく、
欲しい音色を確実に出すためにも必要かと
>出来てしまう人には、必要のないこと
当然、できる人はなんでもできるから>>290レベルの人には必要がないってことだろうね

>>213 一曲名人だとしたら困るが、その木枯らし少年は天才かもしれない
ブログを読んでみたら小2でピアノを始めて小4で木枯らしだそうだし、インヴェンションも
渡したらいっぺんに全曲弾いてきたらしいじゃないか、まったく凄いな!先生によれば
「このくらいの曲だと、両手の通しで2〜3回弾くとスラスラに、5回も弾くと暗譜できるらしい」(!!)
こういうスケールの違う子供にも難曲は弾かせるべきじゃない?
ヴォロドス編トルコ少年は知らないが、自分の知っている中国出身の少年のレパートリーはすごいよ
ユンディはそのあたり弱いそうだが、ランランのレパートリーの広さは驚異的
今弾いている曲だけでは曲芸か本物か判断できないのでは?

>極端な例ですが…
そういうのは罪深いな…スズキメソッド?詳しくは知らないが…今でも続くとは何かしら魅力はあるんだろうが
ところでよく話題に上る一曲名人だけれど、そんなに多くいるもの?

218 :ギコ踏んじゃった:2011/01/23(日) 17:42:40 ID:P4S/qrgG.net
>>216
これは発表会の曲だったんで、目隠しノーミスまでやれば、本番で何かあっても
止まらず弾けるよっという意味だったと思います。
人に聴かせる演奏でノーミスはさほど重要なことではないと先生はおっしゃっていました。
大事なのは自分の音楽の流れを止めないことだそうです。

>>217
一曲名人は小学生に沢山いますよ。中学生からは見かけたことないけど。

219 :ギコ踏んじゃった:2011/01/23(日) 17:43:37 ID:P4S/qrgG.net
間違って、上げてしまいました。すみません;

220 :264:2011/01/23(日) 17:47:13 ID:MemJnM6W.net
>>219
sageてください、頼むから
他をあげるとか何とかして沈めてほしい

221 :264:2011/01/23(日) 18:21:50 ID:MemJnM6W.net
>>219
十分さがった、感謝
ここは承知の通りとても荒れやすいスレだから…
下げるのに協力できずに申し訳ない

>>290もそろそろ本格的に忙しくなってきたようだけれど、また帰ってきてくれるだろう
開くのもいやになるような展開は避けたいものだ

>>218
中学生にもなるとそういうつけ刃的アプローチでは追いつかなくなるのか

222 :ギコ踏んじゃった:2011/01/23(日) 18:30:30 ID:P4S/qrgG.net
>>221
知っている名人の子は5、6年生になって中学受験と重なるので
ピアノをお休みされたんですが、受験後、リハビリがうまくいっていないようです。

確かに、とても弾ける時期(全音ピースのD,Eクラスです)、曲のみに集中した練習だったので
スケールが弾けていなかったのは覚えています。



223 :ギコ踏んじゃった:2011/01/23(日) 19:07:43 ID:Ay0l+t7L.net
子供のコンクールで、ミスを排して審査するなんてありえない。
度合いにもよるが、ミスをすれば当然減点対象となっていいはず。
たかが、子供のコンクールだろ。
そんな敢えて基準が曖昧になるようなシステムを作る必要なし。
また、来年出ればいい。

ミスだらけの?な子が間違って入賞して、親が勘違いを起こすことほど、
手に負えないものもない。

224 :264:2011/01/23(日) 19:28:04 ID:MemJnM6W.net
>>222
大事な時期を1,2年棒にふるのは残念だ
そういえばスケールの練習をやりすぎるのは良くないと言われたことがある
(といっても、通りがかりの音大生が「自分の教授が言っていた」と
言っていただけなので、根拠は不明)
こんな説聞いたことある?

ミスだらけじゃ話にならないが、ちょっと引っ掛けただけぐらいなら、他に評価できる点があれば
不問に処して何が悪いんだろうか
「まずミスがないこと」それが前提で、ミスがあった時点でアウトというのがおかしいと言っている
「たかが、子供のコンクール」だからこそ、ミスを最重要視してどうするよ
そんな採点基準じゃつまんない演奏ばかりになるじゃないか

ついでに言えばピティナには模範CDがある?
これこそ廃止すべき!コピー名人選手権じゃないんだから

225 :ギコ踏んじゃった:2011/01/23(日) 19:40:10 ID:Ay0l+t7L.net
ちょっと引っかけたくらいなら、既存のコンクールでも
たくさんの人達が入賞してるでしょ!
十分不問に感じるけど。

音階がきれいにひければ、モーツァルトのソナタで
かなり見事な演奏ができるし。


226 :ギコ踏んじゃった:2011/01/23(日) 19:43:57 ID:P4S/qrgG.net
>>224
多分、何かに偏っての練習は良くないという事だと思います。
小学生の間、うちは、ハノンのようなスケールのリズム変奏・移調、チェルニー、バッハ、古典(モーツアルトが主)
が延々つづきましたが、どれも均等に練習していました。

それが、今、とても力になっていると思います。

私もミス云々は子供の間は大目に見るのがいいと思います。

大人のコンクールは、皆、僅差なのでそういうところが点差となるのでしょうが・・・

子供のコンペは、そういうレベルまで成長が望める感性のある子供を見つけるのが大事と思います。


227 :264:2011/01/23(日) 20:08:45 ID:MemJnM6W.net
あるコンクールで冒頭弾きなおし(もういちど始めた!)があったのに入賞した例を見たが、
日本でも可能?

チェルニーもアジアでは必須だが、諸外国ではそこまで重視されていないのは有名
ロシアではやっているようだ(必須としている学校を知っているのだが、
どうもロシア系はそういうところが多いと聞いている)
米、西欧では選択肢の一つでしかないようだ(それが良いか悪いかは別問題だが)
しかし、チェルニーは級や段のシステムが浸透している日本では、おあつらえ向きだ
修行感覚のある日本人のメンタリティーにぴったり合っていると思う

そのチェルニーも指練習と割り切ってサクサクあげていく使い方と、
それでも音楽的に弾くよう努力する使い方がある
後者が評価されているようだが、どう思う?

228 :ギコ踏んじゃった:2011/01/23(日) 20:25:43 ID:P4S/qrgG.net
>>227
うちでは、後者です。チェルニーには綺麗な曲も多いです。
先生も、ノルマみたいにいついつまでに何曲束ねてとかには
疑問に思うとおっしゃってました。
また、先生の方はチェルニーのこの練習曲番号では、何が
できていれば良いかがあるようで、それができていれば次に進むというような
進め方です。

また、同時期の課題曲に出てくる音型(っていうんですか?)とチェルニーに出てくる
音型が同じ場合が多く、これを狙って、課題曲を選んでおられます。

チェルニーにはそのような基本形がたくさんあるので、将来、自力で曲を仕上げるときに
どのチェルニーの曲番に立ち戻って練習すればいいかを覚えてほしいと言っていました。

229 :ギコ踏んじゃった:2011/01/23(日) 21:12:56 ID:BFp0qrNO.net

>>218
>>本番で何かあっても
>>止まらず弾けるよっという意味だったと思います。

やっぱり本番を考えたことだったんですね。
うちも本番のためには自分の思う倍くらい練習しようね、と言われます。
普段は練習曲でも仕上げに録音をして、集中して演奏する練習をしています。
(この録音集はアルバムのように、とても大切なものになっています。)

>>大事なのは自分の音楽の流れを止めないことだそうです。

子供の指導者もミスタッチについては言及することは
余程ひどくない限り言われません。ひどい時は何か原因があるのでは、と考えてくれます。

コンクールなどで、ミスをしないことばかりを求めてしまうと、子供に要らぬ緊張を強いてしまい、
舞台でできるせっかくの経験を十分堪能できないのでは、と思います。

>>227
>>そのチェルニーも指練習と割り切ってサクサクあげていく使い方と、
>>それでも音楽的に弾くよう努力する使い方がある
>>後者が評価されているようだが、どう思う?

音楽的に弾くのと、そうでない場合の違いが
いまひとつ解っていないかもしれませんが、
その曲でのタッチと音形がきっちり弾けるようになるまで
丁寧にしている方かと思います。
音楽的に弾くように、と指導されることはないですが、
短く単純でも結構楽しく聴こえます。
(30番です)
ソナタに向けて必要だとは聞いています。



230 :264:2011/01/23(日) 21:30:08 ID:MemJnM6W.net
ここに貼られていた別スレに中国ピアノ教育事情があった
また徹底したシステムだな、驚いた
何億という親が一人っ子の尻を叩いてやらせたら、雑技団的天才少女、天才少年ができあがるだろうね
その中には本当に飛びぬけた能力を持つ子供も現れるだろう
すさまじいな

231 :ギコ踏んじゃった:2011/01/23(日) 23:00:01 ID:BFp0qrNO.net

>>その中には本当に飛びぬけた能力を持つ子供も現れるだろう

天才はどの分野、どの世界にもいて、そういう人は別だと思うのですが、
真似て無理をさせたり、導く方法を間違えて、天才ほどではなくとも能力のある人を、
十分に伸ばせない場合があるのではないかと思っています。
(天才でも、周りの環境によっては才能がしぼんでしまうかも)

また、普通の人は普通に苦労するけれど、それでも、続けていくことの価値が
大きいのが音楽だと思っています。

正しい知識を身につけ、その知識や経験を元に、試行錯誤しながら、
音での創造、表現ができるようになれば、どれほど楽しいことか、
と思います。
その中で自主性や創意工夫という他にも生かせる力もつくのではないか
と思っています。(よくいわれる学習に生かせる効果、でしょうか?)



232 :290:2011/01/24(月) 00:59:23 ID:8vTtF/BN.net
すみません。嫁が病に倒れたのと仕事の事情でなかなか書き込むことができません。

これから音楽の道を志す方がいればですが、現実は一部の人間のみ演奏や創作だけで食べてゆくことができます。
音楽を仕事としていくには、多岐にわたる活動が必要です。私の場合、作曲、編曲、演奏、イベント企画、教育、派遣、
番組(なんのメディアかはお伝えできませんが、音楽番組です)作成などですが、一つ注意したいのは、学校を卒業して
社会に出たら、あれしかできない・これしかできないではなく、自分の可能性をフルに活用して、できるだけ色んな方向に
自分の能力を伸ばしていくことです。結局は感性次第ですが、やる前から自分はこれしかできないからとかこれが自分の芸術などと
決め付けてしまうことは自分の範囲を狭めることになります。生きてゆくためには、やれることをやっていくしかありません。
そして、そのうち自分がやりたいことができるようになってきます。ですが、大抵の場合すぐにはできません。
待つことが必要です。私も少しずつですが、最初の頃に比べるとやりたいことに一歩ずつ近づいているように思えます。
マンネリの歯車から抜け出すためには、少しでも多くの自分の可能性を探り当てて、それを引き出すことです。マンネリの歯車とは、学生諸君には
音楽の仕事で社会に出たときにいずれ分かることと思います。それで諦める者、そうじゃないともがく者、それぞれいますが、しっかりと方向を定めて
進ませてゆく意志、機会を待つ意志を捨てないでもらいたいと思います。

さて、

全てのレスは難しいですが。

まず飛躍に関してですが、私が書いたことは、正確に言えば、準備しないで弾くこととは
異なります。如何なるタッチ、打鍵も準備無しにはできないと思います。確実性のほかに音色の変化、
本当に得たい効果があります。これは準備が必要です。ですが、押す前に一瞬手を置いてワンクッション「待つ」
ことははっきり言って時間のロスです。と私の先生たちは言ってましたw 練習の段階で確実性や効果などを引き出したい
のであれば、テンポを遅らせる。テンポを遅らせても弾けないのであれば、更にテンポを緩める。そうしてその幅とリズム感を
得て、少しずつテンポを早めていくわけで、いたってシンプルなことです。
一瞬手を置くということに関しての弊害は、その動作が癖になり動きの連動がスムーズに行われないことにあります。
私が得た教育では、腕や手の動作というものは単発で起こりうることではなく、いくつものパッセージと連鎖して行われるべき
もので、スムーズな演奏というものはこうした身体的動作に連動しているわけで、それ故にその一連の動作を止めてしまうようなやり方は
あまりすべきではないということです。

天才(私からするとそうですが)だった我が師や某有名ピアニストに言わせると、ただその音に向かって指を下ろすわけで
手を止めるべきではないと言ってました。

確実性に関して一つ付け加えるならば、テンポを緩めるというのは、スローモーションと同じことです。
丁度、水泳飛び込みの選手が台から飛び降りる様をテレビでスローモーションで見るがごとく、その動作は普通の
速度を緩めただけであって、全ての要素は普通の速度で行う場合と同じことです。
ゆっくり弾きながらも、細部のディテール、リズム感を失わず、打鍵はしっかり底を感じるように弾くことで
大抵の問題は解決します。

解決できない場合は、今一度自分自身の動作をかえりみてください。無駄な動きをしてないか、どこかに無駄な力が
入ってないか、無駄な距離がないか・・・チェックしてみて考える、そして実行する。仮説と検証の繰り返しです。
繰り返し練習は、このように無意味に慣れるまでではなく、考えることが必要です。

233 :ギコ踏んじゃった:2011/01/24(月) 01:51:58 ID:Z/dw1p+U.net
【ピアノ】子供コンクールの弊害3【教育】
219 :ギコ踏んじゃった[sage]:2011/01/23(日) 17:43:37 ID:P4S/qrgG
間違って、上げてしまいました。すみません;

220 :ギコ踏んじゃった[sage]:2011/01/23(日) 17:47:13 ID:MemJnM6W
>>219
sageてください、頼むから
他をあげるとか何とかして沈めてほしい

悪徳口先詐欺師大橋巨泉などいらない
3 :ギコ踏んじゃった[]:2011/01/23(日) 17:48:25 ID:P4S/qrgG
age

【先生】見限ったワケ【生徒】
55 :ギコ踏んじゃった[]:2011/01/23(日) 17:49:06 ID:P4S/qrgG
age

ピアノの先生の集い 14 ♪
107 :ギコ踏んじゃった[]:2011/01/23(日) 17:49:47 ID:P4S/qrgG
age

ショパン国際ピアノコンクール IN ASIA 7
568 :ギコ踏んじゃった[]:2011/01/23(日) 17:50:28 ID:P4S/qrgG
age

☆ヨーロッパ国際ピアノコンクールinJAPAN☆
408 :ギコ踏んじゃった[]:2011/01/23(日) 17:51:09 ID:P4S/qrgG
age

JPTAのピアノオーディション
475 :ギコ踏んじゃった[]:2011/01/23(日) 18:02:40 ID:P4S/qrgG
age

♪♪ピティナ The 34rd movement♪♪♪
957 :ギコ踏んじゃった[]:2011/01/23(日) 18:03:22 ID:P4S/qrgG
age

カワイ音楽教室講師の皆さんPart3
957 :ギコ踏んじゃった[]:2011/01/23(日) 18:04:03 ID:P4S/qrgG
age

広瀬宣道★ピアノ独学マスター★でも弾けません2
437 :ギコ踏んじゃった[]:2011/01/23(日) 18:04:44 ID:P4S/qrgG
age

【工作員】カシオ電子ドピアノ8【あなどれんよ】
376 :ギコ踏んじゃった[]:2011/01/23(日) 18:05:53 ID:P4S/qrgG
age

♪学生音コンピアノ編♪その2♪
933 :ギコ踏んじゃった[]:2011/01/23(日) 18:08:22 ID:P4S/qrgG
あげ。

幻想即興曲⌒♪
934 :ギコ踏んじゃった[]:2011/01/23(日) 18:09:33 ID:P4S/qrgG
age

ショパンコンクール、イン ワルシャワ 2
739 :ギコ踏んじゃった[]:2011/01/23(日) 18:11:29 ID:P4S/qrgG
age

234 :290:2011/01/24(月) 03:11:08 ID:8vTtF/BN.net
264さん

ようやく、明日の準備が整いましたので書き込みます。

>>207
>音楽性は生涯伸びると聞くが、なら子供のうちに技術を伸ばしてやるのはあながち間違いではないのでは?

いや、感性という面に関していえば、早期のほうがいいです。これは脳と関係があり、実際そのように言われてますよね。
問題はそれだけではなく、技術一辺倒(たとえ指導者が表現することを教えたと思っても)の場合、
ピアノとはそうするものだという意識が植え付けられた以上は、それを変えるのは難しいです。
また、見た目は演奏できているので、周りの人々はあまり気にならないでしょう。
つまりは、それまで培ってきたピアノや音楽に対する概念を大人になって変えることは困難だと思います。

>子供のときから「特別」じゃなければ大成しない、それなら、そういうサーカス的な子供の中に本物がいる可能性は大

ホンモノがいることを否定はしませんが、私が聴いたなかでは総じて、音楽ではないものが多いです。
例えば、ヴォロドス編のトルコ行進曲を弾く少年は、一見よく弾けているように見えますが、細部において
まだ上手く表現できていません。ヴォロドス自身と聴き比べてみるとお分かりかと思いますが、音楽で言葉を喋ってないんですよ。
しかし、それが子どもの頃に絶対に不可能かといえばそういうわけではなく、過去に何百人とゲストでレッスンしたなかで
件の少年よりもメカニックはずっと劣るのにも関わらず表情豊かで自然に演奏できる子はいました。
が、こういう子が脚光を浴びることは稀です。といいますのも、メカニックが派手な場合のほうが分かりやすいし、むしろマスメディアが
取り上げやすいのはそういったサーカスですし、真に音楽的かどうかなど、そもそも音楽評論家だって理解できてやしないと
私は思うんですよ。

それに多くのピアノを習う子どもたちはプロを目指すわけではありませんので、それならばメカニックよりも
もっと音楽を感じることができるものはあるはずだと私は思います。

>「音楽」が育つには時間がかかるし、実年齢も必要、だから現時点で技術先行になってもそれはしかたないのでは

と思われると思います。しかし、表現を重視したレッスンというのもあります。過去レスでも書いたように、まずはその生徒が
自分がしたいことを言葉で言えるようになり、そしてそれの実現化に向けるという方向です。
件の中国の少年は、ピアノを通して歌うこととは何かすらつかめてないように聴こえますが、一方で
彼よりもメカニックが拙くても、歌える子は結構多く存在するものですよ。それは毎年コンペを見ていても
分かります。嗚呼、この子なにかを表現しようとしていると思われる子はいるんです。
しかし、派手ではないですから、理解できない方には理解できないでしょう、厳しい言い方をすれば。

>表現すべきものを持ちながらもその手段としての技術がなければどうにもならない

まず、表現すべきものがあるということは、必ずその子がそれを表現したいと欲するということです。
つまり、自分がなにをしたいか整理ができているんですよね。大抵の場合、そういう子は技術の進歩も早いです。
例えば、第三者の立場から聴いて、この子はなにか持っていると感じても、その子自身がそれに気づいていないと
いうのはあります。その場合は、それに気づいてもらうための工夫がレッスンでは必要ですよね。
過去で述べたように、どこかに自信をつけさせてあげると、驚くほどそういう子は伸びたりします。


いずれにせよ、プロを目指す子なら別ですが、そうじゃない子が圧倒的に多いわけですし、それ以前に
時間の進み方が早くなっているように感じます。もっとゆっくり色んなものを見て感じて育つべきだろうし、
例えば小学生で木枯らしがほんのわずかの練習時間で仕上がるなら別ですが、どれだけ練習時間を割いているのか
大体想像がつきますし、そんな長時間ピアノの前に座って一体なんになるのか?・・・というのが私の疑問です。
いや、疑問というより、これは否定的な考えであり、子どもが音楽でやるべきことはもっとあるはずだと思います。
例えば、早期の段階で、音楽と他分野の芸術をリンクさせる取り組みをやったり、より創造性のある音楽的な遊びをやったり・・・
時間の進み方がどんどん加速していき、そういうことをやる時間がないように感じるんですよ。






235 :290:2011/01/24(月) 03:24:53 ID:8vTtF/BN.net
ちょっと、ホントに忙しくなってきたので書き込みのペースが落ちると思います。
レスしたくないわけではなく、レスすることが不可能なのでその辺のご理解よろしくお願いします。(笑)

というか、以前みたいに私が書き込まなくても、皆さん真剣に書き込まれているようですし、
とても良いことだと思います。(とても痰壷の会話とは思えない!w)物理的に無理なのもありますが、とりあえずROM専、可能なときに
書き込みでいきたいと思います。それと、中傷・さらしあげ(といっても誰も相手にしないようですが)はスルーでいきます。

皆さんにとって有意義な場でありますように。

では、おやすみなさい。

236 :264:2011/01/24(月) 07:16:03 ID:uqmSRjyF.net
>>232 >>290、無理する必要はない、お大事に
跳躍時もワンモーションで流れをブチ切らずに弾くということだね、なるほど道理、納得した
仰せの通りの方法で確実性の向上に努めるようにしよう

>テンポを緩めるというのは(中略)解決します。
自分のところではそれプラス「テンポを緩める=全てを拡大する」と言われる
拡大コピーと同じで、ゆっくり弾く場合は比例して意識して大袈裟にやるように、と
テンポを上げるとどうしても全てが縮小、ディテールが失われがちだから、
練習時に上積みしておくという発想

>打鍵はしっかり底を感じるように弾くことで
この「底までしっかり打鍵」については賛否両論あるが、ハーフタッチについては?
「留学先でいつでもしっかり底まで打鍵するように直された」というのも読んだことがあるし、
逆に「その必要はないと指導された」というのも見たことがあるのだが…最近は後者?
指導の時代や系統に詳しい>>290はきっと心当たりがあるだろう、解説希望(手が空いたらで結構)

他の住人の先生はどちら派?
(自分は先生によって違って戸惑っているが、その時の先生に従うしかない…)

237 :264:2011/01/24(月) 07:16:42 ID:uqmSRjyF.net
(上のレスは>>234>>235を読む前に準備していたもの、時間がないようなので
>>290には無理に回答は求めない)

>>235 やはり忙しそうだね
せっかく盛り上がってきたところで残念だがしかたがない
こちらもちょっと無理が出てきていていろいろ差し障りがあるので、
>>290が出て来られないなら、あまりでしゃばるのはやめておこうと思う
スレ主にはなれないw
自分も「基本ROM、可能なときに書き込み路線」にさせてもらう
もともと「一言だけ」のつもりから「休みの間だけ」に延ばし、更にここまで
引っ張ってしまったのだから(不覚にも完全にハマった)

>>290にはとりあえずこれまでの礼を言っておきたい、大変勉強になった
体調を整えて万全を期して仕事に当たって欲しい(寝不足注意w)
おっと、他の真面目な住人にも感謝!

238 :ギコ踏んじゃった:2011/01/24(月) 08:51:06 ID:1+Czhf4V.net
最近ピティナスレよりこっちのスレの方が面白くて真剣に読んでしまいます。
みなさんの意見本当に参考になります。
時代はちょっとずつ変わってきているのではと思います。


239 :ギコ踏んじゃった:2011/01/24(月) 22:57:09 ID:kAXcRpH8.net
219:ギコ踏んじゃった :2011/01/23(日) 17:43:37 ID:P4S/qrgG
間違って、上げてしまいました。すみません;

240 :ギコ踏んじゃった:2011/01/25(火) 17:59:18 ID:Z/mc49Lc.net

290先生も264さんも、きっと他の専門の方もおられると思いますし、
スレ主はいなくても、いいコメンテーター、アドバイザーがいる
ワークショップと思って、皆さんの意見、解らないこと、経験など
ゆっくりでも上げていければいいな、と思います。
まずは、290先生や264さん、他の皆さんに感謝いたします。

241 :ギコ踏んじゃった:2011/01/25(火) 18:30:53 ID:Z/mc49Lc.net

最後に264さんが置いていかれた「ハーフタッチ」について。
私の子供の指導者には、底まで打鍵する場合とそうでない場合の練習を
して下さっているように思います。
割合でいうと、そうでない場合が多いように思います。
今は、そうでない場合をしっかりコントロールできる訓練中?かもしれません。
(他の指導者に曲によって変えたほうがいいといわれたことがあります。)
タッチの方法も大事ですが、それより、音色をよく聴くように言われているように思います。

今の指導者に習うまでは、タッチについては、しっかり打鍵、のみでした。
表情豊かに聴こえる演奏をするお子さんを見ていると、タッチが違うのが
ずいぶん解るようになったように思います。

他の方はいかがですか?




242 :ギコ踏んじゃった:2011/01/25(火) 19:41:39 ID:EAnyIF12.net
>>241
変な癖を矯正しながら、音によって身体の使い方を指導してくれたり、
って感じかな。

曲によってはハーフタッチ(鍵盤の中で指を入れ替える?)
みたいな事もした事があったけど、結局音を聴けないと
それも無理なんで241さんと同じような事を言われますよ。
指が鍵盤を押す圧力みたいなものを感じて〜とか
仰ってた様な。。力抜いて。

でも、こういう指導って出来る人は少ないように思います。
最初にきちんとというか、せめて間違った事を教えてもらわなければ、
苦労する事なかったのに・・とつくづく思う。ブツブツ。

290先生、跳躍の話の返信をありがとうございました。
完全に解っていないかもしれませんけど、先生にお聞きした話は
子供のレッスンのふとした時に、この事かも!?と思う事が
ありまして最後に今師事している先生に質問しています。

奥様早くよくなられますように!!

264様。
どこに書いていたか忘れてしまいましたが、私もコンクールの模範CD
はなくても良いかと。。同意見です。
CDがなかったら困るのは小さい子供のみ限定に通過させている先生
の中の一部の人だとおもうのですが、テンポなど、
基本的な部分で指導者に大きなミスがあれば、保護者の方も
あれれ?と思うかもしれないですし、なければないで、
もっと面白い演奏(バラエティーにとんだ!!)が聴けるような予感が。
CDと同じ抑揚や間のあけ方の演奏が続くと面白くないですし。(またかって
感じで。)

でも、一応毎年購入してしまうのですけどねw。(選曲の為に)
ちゃんと貢献しています〜w。
一体課題曲CDってどのくらい売れているのでしょうね。
ホームページがあるコンクールなんかはそのくらい
気前よく聞かせてくれったって良いですのに。もう〜。ケチ〜。


243 :ギコ踏んじゃった:2011/01/25(火) 21:04:10 ID:gOgvjcwE.net
浜松ピアノアカデミーのオーディションに合格することはすごいことですか?

244 :ギコ踏んじゃった:2011/01/25(火) 22:59:58 ID:Z/mc49Lc.net

>>242
>>変な癖を矯正しながら、音によって身体の使い方を指導してくれたり、
>>って感じかな。

過去レスで290先生が仰っていた形だけ真似たテクニックもどき・・・
の癖は私の子供にもありました。(^^;
子供は実質1年くらいしか、コンペ教室にいなかったのですが、
それでも、そこで習った肘だけを回す癖を、半年位の期間をかけて
少しずつ矯正したように思います。
コンペ教室では、見た目や一部どこかで聞いてきたことを子供の体格などにも
お構いなくさせておられたので、教室の方々は同じような弾き方をしていました。
テクニックやタッチについては、どの位の方々が習われているものなのでしょう?

>>ホームページがあるコンクールなんかはそのくらい
>>気前よく聞かせてくれったって良いですのに

(笑)本当に。
必要のないものを売ったりするから、色んな批判を浴びるのでしょうね。(^^;

245 :ギコ踏んじゃった:2011/01/25(火) 23:18:49 ID:Z/mc49Lc.net

>>243
そのコンクール?は知りませんが、どんな特色のあるコンクールなのですか?
地方によっていろいろなコンクールがあるのでしょうね。

私の子供がもう少し小さい時に出た地方の小さなコンクールは、
演奏直後に審査員の先生から口頭で直接アドバイスをもらえるものがありました。
ほぼ全員に厳しめコメントで的確なアドバイスでしたし、全員がその場で聴いているので、
不公平感は全くなかったですが、弾く子供自身は冷や冷やものだったようです。(^^;

皆さんの地方での特色のあるコンクールがあれば教えてくださいね。

ただし、変な詮索をしたりせず(ここが重要です!)、

そのコンクールに参加して良かった点(参加していなくても良いと思われる点)を中心に、
コンクールそのものの方法などの話題でお願いします。

246 :ギコ踏んじゃった:2011/01/26(水) 06:04:04 ID:AIZEun52.net
留守番のお二人が健気だなw
まあ無理をせずのんびり行こう
今日はどん底落ち込み中、もうピアノ止めようか…
かまってチャンではないので慰めは不要、定期的に思うだけだから(元264)

247 :ギコ踏んじゃった:2011/01/26(水) 12:51:05 ID:cyJ+XYNI.net
お客さんだよ

248 :ギコ踏んじゃった:2011/01/26(水) 18:31:32 ID:V6k1E8HE.net
>>241
うちは底まで打鍵することのみです。
練習曲によっては、指を立ててキッチリ底まで打鍵することを特に指導される場合もあります。

ハーフタッチについては、習っていないのでわかりませんが、
グランドピアノの場合、鍵盤をゆっくり押していくと途中でカクっとなるところがあるとおもいます。
このカクは、鍵盤からハンマーが離れた時点ですので、これ以上、鍵盤を更に底まで押しこんでも
音色に反映されることはありません。
ハーフタッチとは、このカクっとする処までで打鍵(底まで打鍵しない)をやめ、次の打鍵に移ることをいうのでしょうか?

ピアノは打鍵速度のみで音色や音の大小が決まるので、小さな音で早いパッセージを弾く場合に
ハーフタッチは有利になるのではとおもいます。勝手な想像ですが・・・

タッチについては、子供をみていて、常に様々に指の形(寝たり、立てたり、引っ掻いたり、奥に滑り込んだり)
を変えながら1つの曲を演奏しています。
欲しい音色と指の形(タッチ)が頭の中で直接繋がっているようです。

これは、ピアノを練習するときにタッチ(指の形)から入るのではなくて、
欲しい音色が聴こえた時のタッチを覚えていくこと、つまり、音色を聴くことから入るのが大切とおもいます。




249 :ギコ踏んじゃった:2011/01/26(水) 23:33:55 ID:4Ai7NBcB.net

>>248

>>練習曲によっては、指を立ててキッチリ底まで打鍵することを特に指導される場合もあります。

ハノンの中で意識的にしっかり打鍵する練習があります。

>>ハーフタッチとは、このカクっとする処までで打鍵(底まで打鍵しない)をやめ、次の打鍵に移ることをいうのでしょうか?
>>ピアノは打鍵速度のみで音色や音の大小が決まるので、小さな音で早いパッセージを弾く場合に・・・

16分音符が続く曲が出てきた時に、「ハーフタッチ」をはじめて習いました。
方法の説明は、248さんの仰るとおりでした。
今は、タッチは常に、その「カク」を意識して押すように言われているように思います。

また、ハーフタッチではないのかもしれませんが、
ハーフタッチと同様に押すけれど、そのまま底まで押す方がいい場合も
あると言われたことはあります。


>>欲しい音色と指の形(タッチ)が頭の中で直接繋がっているようです。
>>欲しい音色が聴こえた時のタッチを覚えていくこと、つまり、音色を聴くことから入るのが大切とおもいます

子供も少しづつ出来るようになってきたように思います。
まだまだ色数も少ないし、他人に伝わるほどではないですが・・・。

欲しい音を先に知っていること・・・
ピアノでどんな音がでるのか、教えていただく曲の中で、指導者に聴かせてももらえたことが
良かったように思っています。

指の形や使い方、手首や腕、身体の使い方については、
出来れば、そういうこと(テクニックにも入りますか?)を教えられる指導者について
直接指導を受けるほうがよいかなと思っています。


250 :ギコ踏んじゃった:2011/01/26(水) 23:43:42 ID:4Ai7NBcB.net

>>健気だなw
>>まあ無理をせずのんびり行こう >246

はい(笑)
健気だと思われるのなら、マメに出てきてくださいね♪
(コテハンなしでつぶやきでも)
私も時間の許す範囲で、です。(^^;
こころの風邪みたいなものですか?お大事に!

251 :ギコ踏んじゃった:2011/01/26(水) 23:56:20 ID:4Ai7NBcB.net
>>249補足
>>今は、タッチは常に、その「カク」を意識して押すように言われているように思います。

ハーフタッチは必要なときだけで、
基本は底まで、で、押す時に鍵盤表面ではなく「カク」を意識すること、という意味です。(汗)

252 :ギコ踏んじゃった:2011/01/27(木) 20:12:18 ID:APcO7sNs.net
>ピアノでどんな音がでるのか、教えていただく曲の中で、指導者に聴かせてももらえたことが
>良かったように思っています。

レッスンを見ていてそう思います。百の言葉よりも子供の出す1つの音を聴いていただき
また、子供に1つの音を聴かせていただけるのがどんなに大切な事かとおもいます。

そういえば、能をみていて思い出したのですが、能の演技で静止しているときの演技者の心拍数は
200を超えるそうです。正しく静止するために全力疾走と同じ体力を使っているとのこと。

ピアノも大きな音よりも小さな音を綺麗に安定して出す方が難しいようです。
指の力をセーブして精緻に打鍵しなくてはならない。
大きな音を自由奔放に出すよりも、より多くの体力と神経(集中力)を使っているように思います。

皆さんはどう思われますか?

253 :ギコ踏んじゃった:2011/01/27(木) 20:50:29 ID:D6/D+Tpn.net
あまりハーフタッチにこだわらず、出てきた音に責任を持つ。
まず耳を育てるのが先だ。
どっかのピザみたいに、まずい音は極力避けたい。

254 :ギコ踏んじゃった:2011/01/27(木) 23:53:46 ID:PO7R49QI.net

>>252
>>ピアノも大きな音よりも小さな音を綺麗に安定して出す方が難しいようです。

小さな音は、より丁寧に指導されることが多いように思います。
指の先をより繊細に感じて、かつ、指や手の部分的なところのみに力を使い、
それ以外は脱力するコントロール、そしてその時の音の響きを繰り返し繰り返し
教わっているように思います。
音抜けがないだけでなく、いかに綺麗に響かせるか。
それを確認するために、
広い場所、いいピアノで弾ける舞台練習も大事かな、と思っています。

>>253
>>まず耳を育てるのが先だ。

そう思います。
「音」「楽」なので、耳・・・聴覚をより繊細に育てるのが一番大事なのではないでしょうか?
聴覚というと、絶対音感などの訓練を思い浮かべることが多いのでしょうが、
訓練で体得するものとは別に、
聴いて感じること、細かな音の違いに敏感に反応できる感性を育てること、
が大事なのかな、と思います。
(以前290先生がたくさん書いて下さってました。)

子供は、はじめから綺麗な字や絵がわかっているわけではなく、
習うことで、だんだんそれが美しいものかを感じていくように。

ピアノは、人間が許容できる綺麗な音が何もしなくてもでるので、
弦楽器や管楽器のように音作りに拘りを持つことが少ないのかもしれません、
と指導者は言っていました。



255 :ギコ踏んじゃった:2011/01/28(金) 12:54:15 ID:qCXs9nz4.net
>253
同意。まずはいい音を知ること、自分もいい音を出したいと思うこと。

256 :290:2011/01/28(金) 19:22:55 ID:V2Qgtkyf.net
仕事の合間にちょっとだけレスを。

264さん

その、底まで押すことを私の先生は音をフォーカスすることと呼んでいました。
底まで・・・つまり指の感覚が底に接触することをコンタクトと呼びますが、これを
打鍵の基本軸に置いて考えます。
ハーフタッチと呼ばれるものは、おそらくは鍵盤を底まで接触せずにという捉え方もありましょうが、
その接触時間の長短と捉えたほうがより良い音に繋がるでしょう。

鍵盤の底に触れたタッチは、音を遠くへ届かすことができますが、浅く接触しないものは
音に芯が無いために届きません。従って、ここで今皆さんがハーフタッチと仰っている浅く接触しない
タッチは特殊な効果を引き出すためのものであって、恒常の道ではないです。

子どもたちは勿論、ピアノ学習者はまずは芯のある音を学び、そこから深度を調節していくように
していくほうがよろしいでしょう。ハーフタッチは基本の打鍵から派生してきたもの、というふうに
整理しないと、別のものとして捉えると、総じて学習者は混乱してしまいます。

>>252
>ピアノも大きな音よりも小さな音を綺麗に安定して出す方が難しいようです。

これは本当は、逆です。奏法上で、ピアノは打鍵のタイミングを遅く、フォルテは逆に早いですから、
基本的にピアノのタッチのほうが準備しやすく、基礎的なタッチの学習のうえでは、ピアノのタッチを
学ぶほうが良いでしょう。そのうえで、しっかりプレパレーション(準備)できる感覚を養ったうえで、
本当に美しいフォルテの出し方を学ぶわけです。

真に美しいフォルテとは、空洞のような、言わば空間を作るようなフォルテで、それは決して叩きつけるような
鋭い音ではありません。生徒の学習段階においては、総じてこの美しいフォルテになってくると
苦労します。

従って、学習していく上で、どちらが難しいかとなれば、大きな音(フォルテ)を美しく響かせるように
なるほうが難しいでしょう。

もっともフォルテとピアノとは表裏一体のようなもので、フォルテを美しく響かせることができるひとは、
ピアノもまた美しく鳴らせることができます。つまりは、脱力・重力、支え、タイミング、連鎖した動作など
そのような仕組みがよく分かれば、どちらも綺麗にできるでしょうということです。

ピアノ奏法の第一のコツというのは、力に逆らわないことです。
重力・重み、音楽の自然な流れ、パルス、リズム、その他諸々、それら全てに「力」は
存在します。水が上から下へ流れるが如く、それらの動きを妨げずに力の動きを流れさせることが
理想的です。
これは、老子の思想とまったく同じなんですよw ベートーヴェンが老子を知っていたということを
聞くに及んで読んでみましたが、確かに音楽とは繋がるなと思いました。



257 :ギコ踏んじゃった:2011/01/29(土) 11:59:57 ID:uIUe/j0S.net
>>256
肘はどうしたらいいですか?
私の先生は、楽譜のおんぷの並びどおりに肘を動かしなさいといいます。
ドシラソファミとさがっていれば、肘も上から下へ、こう右斜め上から左斜め下へ動かしなさいと。
290さん的に合ってますか?

258 :ギコ踏んじゃった:2011/01/29(土) 12:15:36 ID:1facTvDl.net
219 :ギコ踏んじゃった:2011/01/23(日) 17:43:37 ID:P4S/qrgG
間違って、上げてしまいました。すみません;

220 :264:2011/01/23(日) 17:47:13 ID:MemJnM6W
>>219
sageてください、頼むから
他をあげるとか何とかして沈めてほしい

221 :264:2011/01/23(日) 18:21:50 ID:MemJnM6W
>>219
十分さがった、感謝
ここは承知の通りとても荒れやすいスレだから…

























259 :264:2011/01/29(土) 20:13:09 ID:XjwkcMjp.net
>>290 久しぶり
レヴィンが必ず底まで打鍵する者が少ないと苦言を呈しているね(大昔の話)
下部雑音を嫌った(雁部はともかく)ミケランジェリは押し込んだ弾き方ではなかったようだが
ハーフタッチの怖いところは音抜けもそうだがこもったような音になって飛ばないこと
ハンマーが弦を打つという点では同じはずなのに、なぜ違いがあるのか、常々不思議に思っている
ある先生はpで早いパッセージは必ずハーフタッチを要求したのだが(ブリリアントな音が必要だと思われる場合ですら!どうもそういうパッセージを弾く際の共通のコツだと思っているようだった)

fについてだが、汚いf!このところ立て続けに3回ほどリストを聞いているが、汚いfが多い
若くて勢いで弾いているピアニストのコンサートが多かったせいでもあるが
しかし、十分体格もよく、手も大きいのにきちんとfが出せないピアニストが多い気がする、
迫力ばかり追求しているようなピアニストのブッ叩き音は不快(しかし聴衆も指さえ回って
大音量ならブラヴォ!なんだからそれでいいのか、興行的には…リスト自身もそっち系だった
可能性もあるし)しかし>>290の言うとおり、そういうピアニストは音量があってもpも
イマイチで、歌えてなくて平板な演奏が多いようだ
(自分のことは棚にあげといての言いたい放題だが…
自分は−丸みのあるfなんてどうやって出すんだ!レベル)

自分の出している音を聴くのは本当に難しい、自分の頭の中では「こうあるべき音」が再生されているので、
そちらばかり聴いてしまって、自分の指の出す結果まで気がまわらない
(というか現実を直視したくない心理が働いていると思われるw)
そこで録音ですよ
しかし更に最悪なことに、自分の録音は脳内補正を掛けて聞いていることにこの間気づいた
自分の録音と気づかず聞いて、「ひでぇ」と思ったら…

>ピアノ奏法の第一のコツというのは、力に逆らわないことです。
重力・重み、音楽の自然な流れ、パルス、リズム、その他諸々、
それら全てに「力」は 存在します。水が上から下へ流れるが如く、
それらの動きを妨げずに力の動きを流れさせることが 理想的です。

至言だな
自分が言われる「音楽の流れ、これが絶対的に重要」「上半身から肩、腕、手首、
指先までの力や重みの流れをせき止めるな」と同じで、よく理解できる
(理解できるのとできるのは哀しいことに違うが)

>>290の言っていた感性の教育だが、この間のリストを聞いて納得した部分がある
やはり技術先行の教育には問題がありそうだ
感性の教育に興味が出てきた
>>290の感性を伸ばすレッスンについて、暇なときにでも書き込んで欲しい

260 :ギコ踏んじゃった:2011/01/29(土) 23:58:10 ID:o48r+bra.net
どんな恐ろしいスレかとのぞいてみたらw、とても良スレですね。
物凄く勉強になります。
ようつべ見てるとそれこそとても沢山の小さい子どもさんの演奏がアップされていて
驚愕の連続ですが、でもやっぱり表現する内容って大事だと思うんです。
うちの子は、指も回らないし、なかなか練習もしてくれませんが、私が聞くいろんな
曲(演歌もコルトレーンもゼップも)勝手に覚えて口ずさんでいます。クリムゾン唄うな!
って感じでw
ま、いつか表現や意欲につながってくれたらいいかな、と思っています。

それで、質問ですが、先生によく「音が出ていない」と言われているようです。管楽器で
もないのに、それはいったいどういう意味でしょうか。鍵盤をしっかり押し込めていない
っていうことですか?

261 :ギコ踏んじゃった:2011/01/30(日) 06:55:55 ID:HLWX/vJv.net
今週末は久しぶりに少しのんびりできている、やる気がすこし回復した
やはり忙しいときにはマイナス思考に陥るな
そういうときに根本的な点を注意されると致命的、絶望感に囚われるw
やりがいのあることにチャレンジする忙しさなら充実感があるんだが

自分としてはテクニックや表現力以前に、まずは良い耳が欲しい
しかしそれを育てるために必要なことを考えると気が遠くなる
極端な話、自分としては、多少は弾けるが耳がないよりは、文句なしにすばらしい
耳が手に入るなら弾けなくなってもいいとさえ思う
どうせ耳なしで到達できるレベルは高が知れている
それくらいなら音楽の隅々まで味わいつくしてみたい
(とはいえ、下手なりに自分で弾く楽しさもあるのだが…)

262 :ギコ踏んじゃった:2011/01/30(日) 11:29:19 ID:QqN7UH/G.net
>>259
底まで打鍵でもカクまでの打鍵(ハーフタッチ)でもハンマーが弦を打つのは変わらない様にできるけど、
ダンパーが弦の振動を止めるまでの時間は短くなるのではと思います。
(鍵盤がカクから底までいって、且つ、カクのところまで戻ってくる時間分)
短くなった分、次の音を早く打鍵しないと、音が途切れ途切れになってしまって篭ったような音になるのでは?

本当に指回りが速く、精緻に打鍵速度と鍵盤の深度をコントロールできている人でないと
効果のある音がだせないのではないかと思います。

だから、子供でハーフタッチは無意味ではないかとも思います。


263 :ギコ踏んじゃった:2011/01/30(日) 12:11:11 ID:n+ZwaEL6.net
>>260
私は290先生ではありませんが、
もし音が出ているのに出ていないと言われるということなら
「(充分に)音が出ていない」という意味で言われているのではないかと思います。
指の支えが弱くて充分に打鍵できておらず、細々しい音になっている。
要するに260さんがおっしゃる通り鍵盤をしっかり押し込めてないんじゃなかと思います。

もしある程度普通に音が出ている上で出ていないと言われたなら
それは「鳴り響いていない」という意味で言われているのではないかと思います。
打鍵自体はしっかりしているけども、ピアノ全体を振動させるような楽器としての
鳴り響きが足りないということが言いたいのではないでしょうか。

264 :ギコ踏んじゃった:2011/01/30(日) 12:24:49 ID:n+ZwaEL6.net
>>257
290先生ではありませんが、
肘については意識しない方がいいと思います。
自然に指の向う方に寄り添えばいいのではないでしょうか。

290先生が
ピアノ奏法の第一のコツというのは、力に逆らわないことです。
重力・重み、音楽の自然な流れ、パルス、リズム、その他諸々、それら全てに「力」は
存在します。水が上から下へ流れるが如く、それらの動きを妨げずに力の動きを流れさせることが
理想的です。

とおっしゃっているように、腕や肘というのは力を伝える道のようなものです。
最終的にそれを放出するところが指先なので、肘や腕は指先に寄り添う道のような
ものと考えて自然になるようにさせるのが一番良いと思います。
肘を具体的にどう動かそうと考えること自体が不自然なのです。
結果的に音符に沿って動いていたとしてもそれを意識する必要はないと思います。
おせっかい失礼しました。

265 :ギコ踏んじゃった:2011/01/30(日) 14:00:39 ID:n+ZwaEL6.net
>>259
感性の教育に関しては、私の考えではクラシックの音楽美学を学ぶことなしに達成できません。
つまり、クラシックが音楽によってどのような結果を目指していたのか、それを
理解する必要があります。

ものすごくざっくり一般化して言うと、クラシック音楽は和音のつながりによって
聴き手の心情になんらかの動的変化をもたらすことを目的としています。
例えば長調のフレーズを聴いたら上向きな気持ちになり、短調のフレーズを
聴いたら下向きな気持ちになるようなそんな効果です。
楽曲はそれらの和音効果が様々に変化して構成されています。
それらを子供に一フレーズごとに指導者が弾いて聴かせて文章のように
音楽の意味を理解させていくことが感性の教育になると思います。

大事なことは、そういった和音効果というものは作曲家が「意図的に」曲の中で表現
していることなので指導者はそれを恣意的にではなく伝統に基づいて正しく
把握し聴かせられる能力を持っていなければならないということです。
クラシックの感性には伝統と様式があり、指導者はそれを的確に勉強し伝えていかなければいけません。
子どもには経験という蓄積がないので演奏という結果をストレートに伝えられる方が
だんぜん効果的です。
いくら口で説明したところで、体感できなければ子供には理解できないでしょう。

以上290先生ではありませんが、
日本の音楽教育に疑問を持つとある音大院生の戯言でした。

266 :ギコ踏んじゃった:2011/01/30(日) 16:12:30 ID:n+ZwaEL6.net
子供の教育とは少しずれているかもしれませんが、
日本の音楽教育で疑問に思うことを少し

音大において習えることはたくさんあります。
実技、和声、ソルフェージュ、楽式、管弦楽法、音楽史、音楽美学など。

これらはクラシック音楽を形成する諸要素なわけですが、
今の日本の音楽教育にある問題は、これらの要素をリンクさせ演奏に還元させる
システムがないことです。
単体として学習することはできますが、それらを有機的に結び付け
演奏に集束する思考を作る場所がないのです。

本来音楽は演奏するために上記の諸要素が存在するのに、学んだものを
実技に集束する思考を育まない日本の音楽教育には疑問を感じます。
実技レッスンは上に挙げた要素を「全て」網羅した上で行われなければいけない
はずなのに行われていないことが大半な気がします。

そして、それらをリンクして実技を考えれば
自ずと一定の解答を得ることができるはずなのですが、
「個性」という恣意的な解釈が最近は氾濫しているように見受けられますね。
個人的に1950年あたり以降に生まれた世代の演奏家はクラシックの伝統から
道が逸れているように感じられます。

267 :ギコ踏んじゃった:2011/01/30(日) 18:40:32 ID:QqN7UH/G.net
一般大学で学んだ学問の活かす先は、経営、開発、研究、技能等々だったりするのですが
音大の場合は、作曲や演奏なんですね。
そういう活動を通して、得た新しい考え方を音楽の学問に反映させていく。

それがないまま(バラバラのまま)って、その活動での体験と過去から積み上げられてきた
伝統に支えられた新たに得られるものがなく、
各人の脳内のみの思い付きや我田引水のような考えでいじられていくので、
段々、いろんな人の恣意によって方向がズレていき、
遂には、独りよがりとなり、学問といえるようなものではなくなっていく危険があると思います。

268 :ギコ踏んじゃった:2011/01/30(日) 20:05:55 ID:n+ZwaEL6.net
>>267
まったくその通りです。まさに今のクラシック界はそれが起こっています。

作曲家=演奏家という時代から、それが分離して以降、少しずつその
傾向は大きくなっています。コンクール時代になって、演奏から演奏を学ぶ
ような風潮が広まり、「こういう弾き方をすれば受かる」といったいわゆる
コンクール用の演奏みたいな学問と分離した意味のわからないものが蔓延しています。

さらに教授陣の権力欲や金欲に公正な審査というものは消え去り、もはやコンクールは
芸術振興でもなんでもなくただ指導者の権威や仕事を増やすための商業イベントとなっています。

本当に芸術振興の意味でコンクールを開催するのならば、子供部門であれ大人部門であれ審査は
伝統という基準に従って絶対評価で行い(学問である以上これは可能です)、
1位がでなくともその評価基準を決して揺るがさないことが求められると思います。


269 :ギコ踏んじゃった:2011/01/30(日) 20:32:51 ID:QqN7UH/G.net
作曲家=演奏家

私はここに立ち戻るべきだと思うのです。

私は只の親でしかないですが、若い頃、坂本龍一のファンでした。
私は彼が最初にリリースした現代音楽(B2UNIT)に魅せられましたが、その後、彼は大衆に受け入れられやすい楽曲
を作曲し自ら演奏してきました。
いまでも、彼は活動していますし、時代を超えて多くの人に受け入れられています。
私は途中、彼の曲風に興味を失いかけましたが、今の曲風は好きです。

アコースティック楽器はとても人間にやさしい音を出します。
アコースティック楽器演奏者が作曲をし、それが演奏会のプログラムの中の1曲としてでもいいので
もっと世に出ることが出来れば良いのにと思います。

そうすれば、もっと、その演奏者のことが判るような気がします。

270 :ギコ踏んじゃった:2011/01/30(日) 21:11:19 ID:eqLWdnO6.net
>>268
>伝統という基準に従って絶対評価で行い(学問である以上これは可能です)

それは伝統的な演奏美学に従うかぎり違うと思いますなあ。

伝統的な演奏美学は解釈の多様性、流動性を前提として、
弾くたびに演奏が違うことも(多くの大家にあること)、
思いつきで弾くことも(即興性、直感の重視)、すべて容認しているわけです。

だから、フルトヴェングラーやギーゼキングみたいなのがあり、なのです。
こう弾かなければならない、それは絶対評価できるというのは、
その良い悪いは別として、反・伝統的な演奏美学です。

ついでに言うと、学問として考えても、
二十世紀以降の批評・解釈理論は概して絶対評価なんて認めないです。



271 :ギコ踏んじゃった:2011/01/30(日) 21:42:02 ID:eqLWdnO6.net
なんか誤解を招きそうなので連投すると、
伝統的な演奏美学では、基本を踏まえた上で自由にやってね、ということです。
基本は拍に関することだったり、テンポの統一だったり、いっぱいあります。
ある程度は、すでにこのスレでも話題に上っています。

基本を守らないと演奏の統一性や表現力がグタグタになるので、
そこは厳しく言います。
そして、現代の演奏では基本を守れていないことが多いのも事実です。
単純な基本を守って、しかも自由な表現をするのはおそろしく大変ですから。

しかし、基本以上のことは、演奏が感動的であるかどうかを基準とします。


272 :ギコ踏んじゃった:2011/01/30(日) 21:52:20 ID:n+ZwaEL6.net
>>270
なるほど、失礼いたしました。軽率な発言だったかもしれません。
私は音楽学専攻ではないのでそこまで詳しくはないのですが、
美学に造詣の深い方から指摘を頂けるのはありがたいです。
「美学」というと確かにその筋の方に異を感じさせてしまうかもしれません。
私はそれぞれの作曲家の目指した音楽観や様式というものに従ってある程度指標を
持って審査すべきだということが言いたいのです。

少しズレを感じるのでとりあえず、私の思う範囲で補足すると、
私の言う絶対評価というのは、楽曲中の楽語が指し示すテンポや性格、曲の構造などに
対してある程度の指標を持って評価することができるというものです。
つまり、メトロノーム的な解釈の絶対性というわけではなく、音楽構造の方向性
という意味において一定のベクトルを持ち審査することができるということが言いたかったのです。

「絶対」という言葉を使うと確かにそのような指摘はあると思います。
軽率でした。
勉強不足で申し訳ありませんが、
なにか問題点があればまたのご指摘お願いします。

273 :ギコ踏んじゃった:2011/01/30(日) 21:58:03 ID:n+ZwaEL6.net
と書き込んでいる間に補足されていました。
>>271>>272は多分近いことを言っているんじゃないかと思います。

274 :ギコ踏んじゃった:2011/01/30(日) 23:16:03 ID:AmsHXGYr.net

少し疑問が・・・

>>266
>>本来音楽は演奏するために上記の諸要素が存在するのに、学んだものを
>>実技に集束する思考を育まない日本の音楽教育には疑問を感じます。
>>実技レッスンは上に挙げた要素を「全て」網羅した上で行われなければいけない
>>はずなのに行われていないこと

>>268
>>演奏から演奏を学ぶような風潮が広まり、「こういう弾き方をすれば受かる」といったいわゆる
>>コンクール用の演奏みたいな学問と分離した意味のわからないものが蔓延

>>272
>>それぞれの作曲家の目指した音楽観や様式というものに従ってある程度指標を
>>持って審査すべき

>>271
>>現代の演奏では基本を守れていないことが多いのも事実

これは子供のレッスン、コンクールのことではないですよね?
子供の教育が混沌としているのもここから波及しているのでしょうか?
それともその逆で、教育方法の発展がないだけなのでしょうか?
どちらにしても、不可解です。





275 :ギコ踏んじゃった:2011/01/30(日) 23:23:34 ID:AmsHXGYr.net

274では、ちょっと怒り?呆れ?を感じてしまっただけです・・・。
子供の感性への教育については、引き続きお願いします。


276 :ギコ踏んじゃった:2011/01/30(日) 23:56:02 ID:eqLWdnO6.net
>>273
把握。こちらも言葉足らずでレスしてスマソ。

>>274
>現代の演奏では基本を守れていないことが多いのも事実

大人の演奏は子どもの演奏に反映します。
従って、子供のレッスン、コンクールのことです。

伝統的な美学に基づく我々だと「基本が守れていない」と解釈する演奏を、
いいと思う人も審査員、教師にいるために状況が混沌とするのです。
そうした審査の悩みは、このスレの議論でも既に出ているような気がします。

それから、教育方法は進歩するとは限りません。
変化、ないしは退歩することもありえます。

というか、実際日本では一度大きな退歩があったことも、
このスレの議論で少し触れられています。

277 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 00:17:19 ID:+kJuPL7F.net
>>274
おそらく親御さんだと思われますが、
確かに上で言っているようなことは子供のことではないと言えばないですが、
子供の頃からその片鱗を少しずつ学んでいくことは大事です。

子供をピアニストにしたいのか、音楽家にしたいのかはかなりの差があります。
本当に子供を音楽家として育てたいのなら、ピアノのレッスンのほか、
作曲はもちろん、歌や踊りのレッスンも必要になると思います。
つまり、和声感を作曲で、歌唱性を歌で、リズムを踊りで鍛えれば
それはピアノにも還元され、全ては音楽的素養として子供に大きな地盤を
作ってくれます。ショパンやモーツァルトなどの音楽家は環境的にそういうものが
日常にありました。現代に生きる我々は基本的に踊りも踊らず歌も歌いません。
なので積極的にそういった音楽活動に触れる必要があります。できたらお宅でも
一緒に歌ったり踊ったりしてあげてください。とにかく人生で音楽を楽しむことです。
さらに都会では自然に触れる機会もありません。
クラシック音楽は自然から得るスピリチュアルなエネルギーを必要とします。
できるかぎり子供を自然に触れさせてあげてください。
あと日常的にクラシック音楽を聴くことも必要です、とりわけ歌曲やオペラ、オケ曲などが
いいと思います。西洋音楽史も少しづつ学ぶと良いでしょう。
ベートーヴェンってこんな人だった!とかこんな時代だった!とか
そんな程度で構いません。文化に興味を持つことが大事です。

日本の音楽教育は非常に局所的で、視野が狭いです。いや、広いが故に
まとまっていないのかもしれません。
音楽が自分の人生にとって何なのか、それを子供が自発的に考えられるように
なるような教育をしていかなければいけないと思います。
つまり、思いつく限りの音楽的なものを子供に与えることです。
そして親御さんも一緒にお子さんと音楽から受ける喜び生命の喜びを感じてあげて
下さい。音楽は繊細です。ちょっとした気持ちの不安が演奏に影響します。
できる限り音楽を得た時に上向きな気持ちになるようにしてあげてください。
それで興味を示さないのなら、その子は音楽の道には進まないでしょう。

278 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 00:20:28 ID:GdS/Sfbe.net

>>276
>>従って、子供のレッスン、コンクールのことです。

>>伝統的な美学に基づく我々だと「基本が守れていない」と解釈する演奏を、
>>いいと思う人も審査員、教師にいるために状況が混沌とするのです。
>>そうした審査の悩みは、このスレの議論でも既に出ているような気がします。

良かった。納得です。

>>それから、教育方法は進歩するとは限りません。

ごめんなさい。274の書き方が悪かったです。
教育方法の発展がない=今問題になっている子供の教育方法がそのまま大人になっても使われている?、
の意味で書いてました。まさかと思いつつ、274中266を読んで。子供のことですね。失礼しました。(汗)

>>大人の演奏は子どもの演奏に反映します。

この具体例などあれば、時間のあるときにまた書き込んでほしいです。

279 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 01:04:24 ID:GdS/Sfbe.net

>>277
書き込みが遅いのでずれてしまいました。(汗)
音楽を専門にするにはたくさんの経験が必要なのですね。
特に今の時代、随分急がねばならないことも過去レスにもありましたし、
難しいことだろうと思います。

個的なことを書き込むのは恐縮ですが、基本的に子供の意志を尊重する教育を考えていますので、
子供が頑張りたいと思っている今は、今の出来る限りで沿えればと思っている状態です。
私自身は音楽自体は素人で好きなだけです。楽しい!と思えるものです。
単純にもっと知ればもっと楽しくなるのではないかと、思ったり。(興味本位ですみません)
また、音楽や芸術などは子供にとって心の癒しになると思っていますし
ゆっくりでいいので、好きなままずっと続けて欲しいと思っています。
ここが楽しいね、などと一緒に話しができるのもとても楽しいことです。

まずは楽しむ!が大事ですね♪
ありがとうございました!(ペコリ)

280 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 01:50:53 ID:+kJuPL7F.net
>>279
大半の親御さんがそうだと思います。
子供に音楽と一緒に豊かに育ってほしい・・・
とてもいいことだと思います。

音楽を専門にするために英才教育することは偏りでもあります。
昔の音楽家は環境的に音楽家になるしかないというようなことも
あったので今とは状況がずいぶん違うと思います。
現代は音楽以外も教育が充実し様々な選択肢があります。
音楽の英才教育はその選択肢をつぶすことになりますし、
将来の安定も保証されません。
なので無理をなさる必要はないと思います。

しかし、そういう音楽好きな人たちがクラシック音楽に興味を持って
ずっと聴き続けてくれたら僕たちも救われます。
クラシックを語るとすぐ難しい話になって怖い雰囲気になってしまいますが、
それは専門の仕事なので、話せる人が話せばいいのです。
そんなものは気にしないでマイペースに楽しんで欲しいと思います。

281 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 02:07:07 ID:UpSs7b0p.net
高尚なお話しのところ、低次元な新参者がお邪魔します。タイトルの「子供コンクールの弊害」で思うこと、体験談など。

娘が小学校低学年の頃、コンクールに参加しました。まるで、ゲームに参加するかのように。
技術的に弾けない部分を、ゲームで新アイテムゲットに向けて燃えるかのごとく、根を詰めて努力し続けました。
古典は古典らしく、作曲家ごとに様式美があるよと先生に教えていただき、こんなもんかな、と必死で真似て。
本番では点数に一喜一憂し、通過したら通過したで次の課題。
娘が音楽を勝敗のように捉えはじめたこと、家族旅行も出来ないことなど、親目線で何か変だと思いながらも目をつぶっていました。

そんなある日、「そんな馬鹿馬鹿しいこと、今すぐおやめなさい!おおよそ芸術から程遠いでしょう。」と断言する音楽家に出会いました。
(娘のピアノの先生としてではなく、私自身の友人として、です。)

海外生活の長い先生で、素晴らしい音楽家を輩出しておられる方でした。
日本の子供向けコンクールに疑問を抱き、現実に直面し確信に至って以降、その手の審査員は依頼されても断っていますとの事。

小学生の長いお休みは、美しいものをたくさん見て、聴いて、こどもの時間と人生を味わいなさい、
家族であたたかい時間を過ごして思い出をたくさん作りましょう、と仰るのです。

歳をとり、振り返った時に、家族共有の時間を犠牲にしコンクールに必死で取り組んだという思い出を選ぶならそれも宜しいけれど
私はそれは好きではない、貴方とお嬢さん(娘)もそうでしょ?と言われたのです。

「去年、負けたから、今年は勝ちたい。」という言い方をしていた娘に、その先生の考え方を伝えました。
選択肢は貴女(娘)にあるからというと、暫く考えてみると答え、数日後に「今年は、もう出ない。」と断言しました。

その夏は、学校のプールにも皆勤賞、友達とも遊び、家族旅行も行けました。
見違えるようにいきいきした娘は「コンクールに参加しないで、本当に良かった。」と大喜びでした。
でも「コンクールがあったから、去年は頑張れたよね。」とも言ってました。実際、練習時間は激減し、どう考えても趣味レベルです。
コンクールは子供にとって励みになっていたと、後になって気付きました。

将来音楽家志向ではない娘なので、親としてはコンクール離脱に何ら悔いはなく、あるべき道に戻していただけて感謝しています。
(でも、あのまま続けていたらコンクール目的で練習時間も長く、今とは違う今があったのかとか
本当にコンクール離脱は娘の自由意思だったのか、無意識のうちに親が誘導していなかったか、と思わないこともありません。)

プロ志向のお子様とその保護者様から見たら、甘すぎ低レベルの戯言を失礼しました。

282 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 02:32:41 ID:+kJuPL7F.net
>>281
子供は正直です。やりたくないものはやらないし、
やりたいことはやります。

別なことに興味を持つならそれでいいし、好奇心のおもむくままにさせるのが
いいと思います。
練習時間は減ってもピアノを続けているのであればどこかで
好きなんだと思います。
子供が嫌がることをさせてもいいことはありません。
頑張るか頑張らないかは子供自身が決められると思うので
結果的に今で良かったんじゃないかと思いますよ。
のだめで千秋も言っているように音楽家になれる人は自然とその道を目指すし
なろうと思ってなれるものでもないのです。

友人の先生の言っていることはとても的を射ていると思います。

283 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 08:09:44 ID:yHn2hZpv.net
別に今の時代だからといって急いでるようなことはないけど。

練習してきただけ先生は見ていただけるし、練習してこなかったら「何しにきたの?」
と言われるだけ。

先生はノルマを課すようなことはしないし、どれだけ練習して
どこを見ていただきたいかは親子が決めることだと思います。

284 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 10:58:51 ID:+kJuPL7F.net
そういえば感性の教育というか、それに関して

感性の教育というのは極めると偏屈な人間になると思います。
歴代の音楽家は大抵気難しく自由で縛られることを嫌いました。

つまり音楽家とは社会に縛られたくなく、自分の発する音楽に
浸りたいものなのです。そして精神的にナイーブになります。

それは社会に出るとなった時にも弊害となります。
感性が高まり過敏になりすぎるとそれは音楽には素晴らしい効果を
もたらしますが、社会生活においては阻害することの方が多いと思います。

285 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 11:16:51 ID:+kJuPL7F.net
なぜそうなるかというと、社会は人間の闇にあふれていて
それらは自分の音楽のスピリチュアルな部分に悪い影響を及ぼします。

音楽家はそのことによって自分の音楽が浸食されるのを嫌います。
グレン・グールドが演奏活動を引退した一因にこのことがあるんじゃないかと
思います。

音楽は心の鏡です。嘘や欺瞞はすぐに演奏に表れます。
感性の敏感な音楽家はそれを鋭敏に察知し、避けようとします。

つまり、社会から距離を置こうとするのです。

286 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 11:54:52 ID:A1vZ/XMo.net
社会から、距離をおこうとすると素晴らしい自己と音楽の陶酔の中で生きられるかも
知れないが、人は食べていかねばならない。やはり、パトロンという存在が
かの昔は、今もですが。必要ではないかな?ここで言う理想論を現実として
往来させるには、やはり経済的支援が一番重要なのかな?

開花するまでは親がパトロンというわけです。コンクールを利用しなくて
感性を育てる教育を優先したい、したいけど親側も出来ない。

この葛藤をどうしたら良いのでしょう?

上記に書かれていることを理解して子育てしてきましたが、
本当にくずれそうです。

純粋に音楽をすると居場所がなくなるのです。
そう、社会から距離を置こうとしています。

プロの世界もアマチュアも学校の音楽部活においても
その居場所は、なかったのです。

良い教師とのめぐりあわせは、経済力よりももっと重要ですね。



287 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 12:22:40 ID:A1vZ/XMo.net
感性に大事に育て過ぎた故に、過敏となり社会の強い音楽活動(たとえばコンクールとか)
に乗れなくて。そんな才能のある子供をどうしたら良いか悩んでいます。

運動的に行うピアニストではなくどうも息子のタイプが、感受性が強い
音楽にスピチュアルを感じてしまうようです。

私は、バランスをとるべくコンクール活動とかもしてみました。
彼には酷だったかも知れません。賞など獲れることもなく、
それでも、どうしてなのか?同じコンテスタントの子供や、
親御さんからの支持、応援を頂くのです。

子供は、静かに音楽がしたいと言い出します。

そういう子供にはそうさせたほうがいいのでしょうか?

子供の演奏を少しでも多くの方に聴いてもらいたいというのは、
親のエゴなんでしょうか?

288 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 12:51:49 ID:RoVMgWi8.net
コンクールが大好きで大好きでしょうがない小学生のHP&ブログ
ttp://nagino-cantabile.rossa.cc/

こういう子みると、やっぱりコンクールに出たほうがいいのかと思ってしまう。

289 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 13:10:42 ID:+kJuPL7F.net
>>286
>やはり、パトロンという存在が かの昔は、今もですが。必要ではないかな?

もちろん必要です。芸術には経済支援が必須です。
ただ、経済支援だけでなく、教育支援も必要です。
音楽は素晴らしい先生に出会えなければその才能を充分に
伸ばすことはできません。

>良い教師とのめぐりあわせは、経済力よりももっと重要ですね。

おっしゃる通りです。

>開花するまでは親がパトロンというわけです。コンクールを利用しなくて
感性を育てる教育を優先したい、したいけど親側も出来ない。

少し内情がわかりにくいですが、感性を伸ばしてくれる先生に出会えない
ということなのでしょうか?

>純粋に音楽をすると居場所がなくなるのです。

音楽の純粋さは常に社会の批評との軋轢の中にあります。
音楽家は社会を嫌いますが、社会に自分を発信しなければいけないのです。
そこに葛藤があります。その中で厳しく自分が負けないように
生きる強さがなければ現代の音楽事情では世に出ることはできないと思います。
純粋に生きたい気持ちはわかります。しかし、音楽は発信するしかないのです。
それが純粋であろうとなかろうと受け入れるのは社会です。自分は自分の
やりたいことを発信し、割り切る強さを持たなければいけません。
今の日本の事情ではそういう居場所は自分で作らなければいけないのです。

>>287を読んでも思うのですが、お子さんの演奏に感性を感じ、
それを大事に伸ばしたいという親御さんの気持ちはよくわかります。

しかし、音楽は感性に加えて理論を学ばなければ大成することは
ありません。理性による統率のない感性はただのエゴです。
豊かな感性に理論という理性が融合することで大きな才能として爆発するのです。

もし、お子さんに感性を感じ、音楽に活かさせたいと思うなら、作曲を
学ばせてみることを勧めます。それで作曲に興味を持ち、自ら音楽活動
を行うようになったならその子は音楽家になれると思います。

つまり感性は音楽のガソリンのようなもので理論や知識は車のボディ
のようなものなのです。
どちらも追及して初めて大きな結果が得られます。

世に出るかどうかは時の運もあります。
別に世に出る方法がコンクールに優勝することだけではないので、
例えば色んな慈善演奏活動をするとか、ネットで発信するとか
様々なアプローチが現代では考えられます。
その活動をうまく積み重ねられるように、実力もまた付けていかなければ
いけません。

少し回答としてずれてる気がするけど大丈夫だろうか・・・

290 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 13:24:12 ID:+kJuPL7F.net
>>288
思うに、ピアノコンクールでやっていることはすでに存在するゲームを
どれだけ上手くできるかを競っているようなものです。
音楽家の本質は、それを作り出すことです。
つまりゲーム(楽曲)を作るにあたっての思想、理論、技術、
すなわち心技体の体の部分しか伸ばしていないのです。

既存のゲームをとても上手くできるプロゲーマーと
新しいゲームを作り出すことができるプログラマーでは
どちらが才能にあふれているでしょう。
今の日本のコンクールで起こっているのはそういうことなんですよ。

結構適当に考えたので突っ込みどころはあると思います。
突っ込まれたらまた考えます。

291 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 13:33:43 ID:RoVMgWi8.net
>>290
ゲームのたとえ、すごくわかりやすかったです。
ハッと気づかされました。

292 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 14:01:46 ID:A1vZ/XMo.net
有難うございました。とても救われた気持ちです。

そうですね。子供はまず、多様な楽器の響きを知り鳴らせていると思いますが、
それは、コンクール会場の中では、繊細すぎて通りません。

しかし、複数のいろいろな楽器の先生が、いい素質があると言われてきましたが、
子供を引き受けてくださる先生が見つからなくある程度の技術で止まっていますが、
ますますその音色は、素晴らしく成長して親ながら驚きの毎日です。

私は、経済的にいい先生をつけてあげることはできなくで申し訳なく子供に思います。
彼は、きっと才能を開花させてくれる暗示を出しているのですが、

そういう本質を持つ子に対して、音楽界は冷たいことも事実です。
いわゆる、嫉妬など目も向けられてきたこともあります。

今、現在13歳ですが、貴方様のおっしゃるとおり
現在、和声の理論を教えています。

作曲をしだしたからですね。

これから感性だけなく、理性的にもアプローチをできるようにしています。
ちょうど脳がその段階に来ています。ただ、身体が繊細でまだ幼い子供なので、
もう少し様子を見ています。

現在は、西洋音楽史、和声中心です。

そして、たまたま昨日図書館で「よい音楽家とは」という本を
借りてきました。

多分、大学なども理論や美学を学ぶ方向で、その上で演奏活動ができれば良いと
方向付けています。演奏家としては、身体の線が細いのです。つまり体力ですね。

コンクールなども先生につけずに出していましたし、先生についていた時は、
生徒間の調整で賞が頂けないこともうすうすわかりました。

ただ、コンクールはピグマリオン効果で賞を獲れば、みるみるうちに
伸びていく子が多いです。初めは、ぱっとしていない子も。。。

だけど、先生と親の守りが、はずれた時その子は、どうなるのかな?
一人で立てるのかな?

前の先生がおっしゃるように、専門楽器の演奏だけではなく
幅広く開拓できる音楽力があるということも大事ですね。


そう、新しいゲームを作り出すプログラマーです。

子供は、昨日図書館でゲームのプログラマーの本を借りていました。
音楽を作りたいようです。

「う〜ん、難しいなあ。ゲーム全体の世界観を作るのは大変なことだ!」
と唸っておりました。



293 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 14:22:58 ID:+kJuPL7F.net
>>292
音楽家の道はとても不安定で厳しいものです。
しかし純粋な音楽を奏でる心の喜びは何にも代えがたいものです。
音楽は人間の心と密接に結びついています。それゆえ安定すれば
鋭さのないぬるい音楽になってしまいます。
不安定であること、冒険的であることと音楽家は切り離せない
ものなのです。

安定を求め社会に入るか、心の純粋さを求めて音楽の道を突き進むか
その選択はいずれやってきます。その時にお子さんが自分の力で選べるよう
親御さんもサポートしてあげてください。

エーゲルディンゲルの『弟子から見たショパン』や
テュルクの『クラヴィーア教本』をいずれ読んでみることをお勧めします。

これらの本にはかつての音楽家がどのように音楽について考えていたかが
書かれています。全部読むのは大変なのでパラパラと読んでみるのが
いいと思います。


294 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 14:50:23 ID:A1vZ/XMo.net
有難うございます。親の私は、社会から隔離してしまったタイプです。
生きる強さがなかったんですね。

不安定で冒険心、まるで自分のようです。幾つになっても。

子供は、まだ自分で結論が出ていないようです。彼なりに音楽の厳しさ、人間模様
感じています。傷心さえもある。私はまた、傷つけてしまった。音楽の部活動を通して
皆で協調して曲を作る上げることを体験させたかったけど。音楽性のある子供は邪魔だと顧問に言われ、
どうしたものかと。。。
音楽家の卵の親業も難しいです。

愚痴をこぼせる人間関係もなく大変な茨道です。

先日、斎藤秀雄講義録というのも借りてきました。
目を通してみたけどこのような教育は行き届いていないことが
残念でたまりません。素敵な音楽家はもうお亡くなりになっています。

どこを見つめていけば良いのか途方にくれていました。
少し元気が出たように思います。

本当にありがとうございました。

295 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 14:57:33 ID:RoVMgWi8.net
音色の綺麗な子は、たいてい家での練習環境が音が響く部屋って聞いたことがあります。
床はフローリングとか。

逆にガンガン弾きの子の部屋は、床は絨毯、カーテンは締め切って、音が響きにくい部屋だそうです。
ヨーロッパの子が音が綺麗なのは住環境によるものだそうです。
アジア系はガンガン弾きが多いそうです。


296 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 15:07:34 ID:+kJuPL7F.net
>>295
それは、あります。
私自身家は防音で響きませんが練習するときはホールでスタインウェイを
弾いてる音をイメージします。

音響効果をコントロールする能力は演奏家にとって一つの必須スキルです。
それはホールでの演奏経験が豊富でなければ培えないもので、どのような
ホール環境、ピアノに対してもその都度最良の音響効果が発揮できる
ようにコントロールする能力です。

普段からいい音響で練習できる人はそういう能力も自然と身に付き伸びるのも早いです。
逆に悪い音響でしか練習できない人はそういった能力を意識的に身につけるように
普段から心がけなければいけません。

297 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 15:23:42 ID:RoVMgWi8.net
ピティ●コンペでは音がガンガン鳴る子が通過しやすいと先生が言っていました。
だから家で練習する時はかならずピアノの屋根は閉めて、下は絨毯を弾き
カーテンは閉め、布団など吸音するようなものを置きなさいと指導されました。
私はめんどくさいのでやっていません。
せっかく音色が綺麗なのに変わってしまったら怖いからです。


298 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 16:31:09 ID:+kJuPL7F.net
>>297
ただ、コンサートホールで綺麗に響かせるためにはガンガンするくらい指の力が必要なことは
事実です。狭い部屋での綺麗な響きに没頭するとホールで遠くに
響かないという事態が起こります。
おそらくピティ○ではそのことを考えてガンガン弾けと言っているのだ
と思います。
どこで弾くのかに焦点を合わせて柔軟に考えることが必要です。
ホールをメインに考えたとき、家で響きを抑えて力を養うことは無駄では
ありません。

ホールでガンガン感じる理由の一つに、自分の出した音を「捕まえられていない」
ことが挙げられます。
ピアノはサイズ機種などによってタッチが変わり、大きくなるほど
その重さ、ピアノからの反動が大きくなります。
スタインウェイのフルコンを弾きこなそうと思うと、
ヤマハのC3より2倍も3倍も指の支えが必要になると思います。
ヤマハ慣れした指でスタインウェイを弾くとその反動で
音を「捕まえられなく」なり、結果ガンガンした演奏になります。

捕まえるといっても鍵盤にしがみつくのではなく、腕の重さを指先で
支えて、出た音を支え続けるということです。
なので普段からその反動や重さを意識して練習することが大事だと思います。

そして、そのように意識して、狭い部屋で蓋を開けて練習すると
やかましく感じると思います。それを知った上で響きを抑えるのであれば
それは効果的だと言えるでしょう。

299 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 17:03:35 ID:A1vZ/XMo.net
コンクールは、ピアノに限らず大きな音、早い速度が好まれるようです。

私は、子供を持つまでは子供のコンクールでの演奏を聴いたことがなく、
大人の演奏家のコンサートには、よくでかけておりました。

コンクールの演奏のメンタリティと聴衆ありの演奏とはやはり区別して
表現していかねばならないのですか?当たり前のことですが。

繊細な音を出すのは子供の個性からなのか、音響関係の練習環境からなのか?
今、考えてしまいました。

我が家は、強化ガラスがピアノの部屋を囲むような感じです。
ピアノの音が、ガラスに反響していい音になると調律師さんが
言われました。その中で満足していると確かに音量的にまずくなるのかも。

また、脱力を初歩からしつこく言われ続けているので
力を入れることをしません。

脱力と音量の関係も教えて頂けませんか?



300 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 17:27:52 ID:+kJuPL7F.net
>>299
>コンクールの演奏のメンタリティと聴衆ありの演奏とはやはり区別して
表現していかねばならないのですか?

結局のところ、たくさん表現しようとするからミスするのです。
そして、ミスしないで自分のやりたいことを全て達成するためには
凄まじい努力と集中力が必要になります。
コンクールではミスが第一に減点されるので、表現とミスを高いレベル
で釣り合わせるには子供には時間が足りません。
結果的に表現を縮めてミスをなくす勉強の仕方になります。
しかしそれは将来を考えた時本当に意味のあることなのか
それに異を唱えるのがこのスレだと思います。

>繊細な音を出すのは子供の個性からなのか、音響関係の練習環境からなのか?

両方だと思います。子供にホールをイメージするような器用さはないので、
普段の環境から感性を見つけ(感性を見つけられるのは子供の力です)、
そのループによって育まれていると思います。

>脱力と音量の関係も教えて頂けませんか?

脱力というのは、弾くときにどこもかしこも力を抜くことじゃありません。
脱力した重さを鍵盤で支えなければいけないので、指先には力が求められます。

音量のコントロールは、主に指先の支えの強さの過多で行います。

つまり、基本のシステムとしては腕の力を抜いてその重さを指先で支える。
音量はそのかける重み、支えの強さで調節するとなります。
この奏法を続けると指が太くなります。これがロシア流の奏法です。

ちなみに私の先生はネイガウス系統のロシア人の先生です。

301 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 18:11:58 ID:+kJuPL7F.net
ああ、今思ったんですが

人の情報処理能力には限界があります。
それは成長させることができますが、子供のコンクールにおいて今その偏向化が起きている
のでしょう。

つまり、10の処理能力を持った子供がいるとして、
普通「技術5、表現5」の分配で勉強するべきところをコンクールでは
「技術9表現1」で行っているわけです。

一曲ごとに処理能力が積み重なるとすると、10曲やるころには
普通は「技術50表現50」となり、コンクールでは「技術90表現10」
ということになります。

100曲やると「技術500表現500」に対して「技術900表現100」になります。

1000曲やれば・・・

まあこの例えは強引ですが、ある種的を射てなくもない気がします。

302 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 18:13:53 ID:NxQk5OIb.net
>>290
じゃあ、突っこんでみます。

>つまりゲーム(楽曲)を作るにあたっての思想、理論、技術

感性、感情という部分を意識的に無視していませんか?
しかし、感性が一番重要なのではありませんか?
感性は理論によっても思想によってもはぐくめないものではありませんか?

日本の演奏教育は技術とともに充分思想と理論も偏重した。
それが戦後の演奏家教育をリードした斉藤先生の当初からの教育理論です。
むしろ、思想と理論を技術以上に偏重したのではありませんか?
ある時期には、それは極端なまでに強化された。
しかしゲーマーとしての感覚や喜びこそ、ゲーム作りの基礎ではありませんか?

>>294
その本は本当の名著ですが、しかし、上記のような問題意識も持つ必要があると思います。

303 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 18:53:43 ID:+kJuPL7F.net
>>302
そもそもクラシックの和声理論は一定の思想のもとに感性の表出を目指して培われてきました。
なので理論を自由に扱えるということは感性がコントロールできると言えると思います。
そして理論と思想は密接に結びつくのでその繋がりで感性は育まれます。

斉藤先生の著書は読んだことがないので気に障ったら失礼ですが、
何世代も前の話をしても、ショパンの時代にモーツァルトの話をするような
もののような気がします。流れは汲んでいてもそれは別のものじゃありませんか?
今を考える必要があると思います。

>ゲーマーとしての感覚や喜びこそ、ゲーム作りの基礎ではありませんか?

もちろんその通りですが、ゲーム大会に出続けるだけでプログラマーに
なれますか?
さらに、喜びを得るだけなら大会に出る必要がありますか?
コンクールという場所においての影響の話をしています。

304 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 19:14:34 ID:NxQk5OIb.net
>>303

もうすこし議論させてください。

>なので理論を自由に扱えるということは感性がコントロールできると言えると思います。

理論で感性をコントロールできるはずはないと思いますが、
現実問題、一時期、日本ではあなたのおっしゃるような理論に基づき、
和声とソルフェージュ教育はグロテスクなほど偏重された。
実際、日本の音大ピアノ科の卒業生ならば、
ヨーロッパの一流音楽学校の課題が初歩的すぎてあきれるほどね。
その結果について、あまり肯定的な議論を聞いたことがありません。

>もちろんその通りですが、ゲーム大会に出続けるだけでプログラマーに
>なれますか

そもそもプログラムを組めるだけでゲームは作れない。
プログラム理論、思想、技術のすべてをもっていてもゲームは作れない。
私はそう言っているのです。
プログラムとゲーム作りは別物だからです。

そして、概してゲーム大会に出るのは、
ゲームの喜びを率先して追求している人々ですな。
かれらは概してゲーム作りにプログラマーと同じくらい貢献しますよ。

>ショパンの時代にモーツァルトの話をする

ピアノ演奏に関するモーツァルトの見解は、
現代に至るまでしばしば多くの大家によって援用されているのでは?

そもそもあなたが参照すべき著作を書いたというテュルクが、
もし、ダニエル・ゴットロープ・テュルクであるならば、
彼はモーツァルトより年上の理論家です。

305 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 19:14:35 ID:A1vZ/XMo.net
斎藤先生は、感性と理性の受け渡しができていると思いました。
それを引き継いだ諸先生方が方向性を誤ったのでは?
斎藤先生の創設された「子供のための音楽教室」は、ソルフェを中心とした素晴らしい教育法ですが、
その方向性がコンクールというものに親や先生が巻き込まれたのでは?

技術と表現の割合は、よくわかります。
私もミスなしで自分の思う演奏に届くには、時間が足りない。
単純に、上手く弾くためだけではないですよ。

てっとり早く上手く弾く練習をしてしまうことに、
危険を感じてしまうので長時間はさせません。

しかし、技術や表現ができてなくても
歌い初めています。これがもっとも大事と思う。
だから、審査員よりも普通の聴衆が子供の演奏に
親近感を持ち、なんかあぶなかっしいけどまた聴きたいとなります。
これが大事だと私なんかは思いますが、
子供は、即物的だから「賞」が獲れないことは、自分に才能がないからと
思い込んでしまった。それで、努力をしても無駄だと思うようになる。
これが障害だと思う。

それから、脱力の件ですが、やはり子供の肉体は柔らかいようですが、
弛緩と力を入れるという表現よりも緊張がわからないんのかも?

私の指は、桑畑をした手のように節々がごつごつとして、手の平の肉厚があります。
多分、私もロシア式だと思います。

しかし、最近の若い先生は、なんと華奢な指で弾かれるのか!と驚いております。

こちらの手の子供のコンクールを映像で見ました。
世間は、こんなに上手に弾けるのに賞を獲れない親の僻みだととらえられても
致し方ないかな?と思いました。

先日図書館で、親は音楽コーナー、子はゲーム関連のコーナーで
やはり、子はゲーマーのように音楽に夢中になれるのがいいのかしら?
多分、コンクールの賞獲りこそがゲームだと思えるお子さんがいいのかしらね?

しかし、音楽を知る子ほど音楽は、遊びだけではないとその真髄に気づいていくのです。

306 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 19:26:00 ID:NxQk5OIb.net
>>305
斉藤先生の本についての所感はまったく同意です。

一般論で言えば、
斉藤先生はあまりにもシステマティック、理論的に物事を教えすぎて、
だれでもある程度までうまくした反面、
突出した才能を育てるのは得意でなかったという批判があります。

感性を重んじて日本の音楽教育の方向に批判的だったヨゼフ・シゲティは、
これを技術偏重ととらえて、斉藤先生との大論争になりました。

しかし、少なくとも晩年の斉藤先生は、
本当はバランスの取れた考え方をしていたということを、
講義録は示しているように思います。

従って、あの本は名著であると思うのです。

307 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 19:31:23 ID:+kJuPL7F.net
>>304
>日本ではあなたのおっしゃるような理論に基づき、
和声とソルフェージュ教育はグロテスクなほど偏重された。

理論は思想によってコントロールされるものだと私は思います。
それらの教育が否定的なのは思想を同時に育まなかったからじゃないですか?
つまり、理論だけでは感性は得られず、思想と絡み合ってはじめて得られるのだと
思います。そう書くと私の書いたことは曖昧で間違いということになるかもしれませんね。

>そもそもプログラムを組めるだけでゲームは作れない。

その通りです。そもそも雰囲気を伝えるためのざっくりとした例え話だったので
そこまで突っ込まれるとお手上げといわざるを得ません。私の負けです。

>ピアノ演奏に関するモーツァルトの見解は、
現代に至るまでしばしば多くの大家によって援用されているのでは?

されていても、新たな要素が入って別の新しい形を作っています。
全体として見た時に完全なイコールではないということが言いたかったのです。

>ダニエル・ゴットロープ・テュルクであるならば、
彼はモーツァルトより年上の理論家です。

例え話にそこを引っ張りだされても困ります。私はテュルクとモーツァルト
さらに>>290の理論がリンクしているなど一言も言っていません。
しかも私の勧めた著書は和声理論書ではありません。

総じて話がずれてきている気がしますが、2次的な議論に行くのなら私の
負けで構いません。

308 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 19:54:26 ID:HXHH1ZcL.net
ピティ○…故・福田氏の思想、理念、受け継いでいないと思われ。



309 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 19:55:58 ID:NxQk5OIb.net
>>307
あなたのおっしゃることはかなりの部分正しいと思います。
だから、負けるなんてとんでもないと思います。
また、書いておられることから、あなたが経験と実力ある音楽家だともわかります。

たとえば競走(変換ミスにあらず)一辺倒になってしまったコンクールへの批判はごもっともです。

さらに、あなたがあげたテュルク、ショパンについての著書を読むことにも賛成です。
そもそも、私の愛読書でもあるのです。

ただ、私が危惧するのは、現状の問題点を心配するあまりに、
理論と和声教育が過度に重視されて、
理論家によって統制された以前のピアノ教育が復活することなのです。
これは技術偏重と同じくらい危険だと思います。

そこにも思想はあったのです。
作曲家の尊重、楽曲構造の尊重、楽曲を分析と耳で把握することで、
演奏に反映できるという。
しかし、それ以外のものも演奏には必要だったということでしょう。

もとより、理論やソルフェージュ、演奏習慣を学ぶことは必要です。
私も一度もそれが不要とは言っていないと思います。

しかし、思想は柔軟であるべきで、
思想や理論に根拠を置かない、直感的な感性や直感も尊重すべきだというのが私の主張です。

310 :ギコ踏んじゃった:2011/01/31(月) 20:14:48 ID:+kJuPL7F.net
>>309
私は日本の伝統的な教育をそこまで集中的に受けておらず、日本の伝統的な教育に
ついてあまり詳しくありません。
おそらく私よりもかなり年上の方とお見受けしますが、エーゲルディンゲルを
読んだのであればショパンの思想をご存じだろうと思います。私はそれに傾倒しています。
彼の何事においても「真直ぐに核心を突く」という姿勢は音楽の基本思想で
あるべきだと思うのです。

また、「思想」という言葉は、過去の作曲家にアプローチする場合の「自分とは別の作曲家の思想」
という意味と「自分が作曲家だとしての思想」があります。
おそらくそこで文脈のズレが生じていると思われます。
私の場合ごっちゃで使ってしまっているので曖昧で誤読を引き起こすと思います。
つまり、

>思想や理論に根拠を置かない、直感的な感性や直感も尊重すべき

この考えは自分が作曲する意味においてその通りだと思います。
しかし、過去の作曲家にアプローチするにあたっては直観的な感性を
主軸にしてはいけないと思います。

311 :281:2011/02/01(火) 00:33:54 ID:qkN35UQb.net
>>282 ありがとうございます。コンクールに参加しなくなり、娘の練習時間が減ったのは
『その程度に好き』ってことだったのかと、納得です。
確かに本当に好きな子は、出場し続けるか、出場せずともピアノに向かうのでしょう。

まさに別なことに興味を持ち、好奇心の赴くままに取り組む娘の姿を見て思いました。
一般児にとってコンクールの弊害は
「ピアノではない他の物への興味・適性を見失う可能性がある」ことだと。

今、娘は水泳とミニバスケットボールに夢中なのですが、先日はそれらをやっていたら
呼吸と脱力と力の集中の意味が少しわかった気がするんだ、といってピアノに向かいました。

聴いて、なるほどと思いました。何が、どこで、どう役立つかわからないものですね。
(低次元な話で、申し訳ない。)
コンクールに夢中だったら、絶対にミニバスやるなんて事に反対したはずです。
突き指や怪我を懸念して…反対しないで良かったと感じています。

でも、コンクールで、客観的な評価や励ましを戴く機会は、貴重でしたし、
親子共々、謙虚になることや努力することを学べたのも、ある種懐かしいのも事実です。
娘の場合はとりあえず、これで良かったとして、このまま自由遊泳させておきます。


312 :ギコ踏んじゃった:2011/02/01(火) 00:56:11 ID:3kUlnnsU.net

>>298
ためになりました。していることの意味もきちんと知ることができました。

両先生のお薦めする書物は素人ながら、興味をもって諦めずに読んでみたいと思います。

313 :263:2011/02/01(火) 01:11:41 ID:ur/zgqzJ.net
そろそろ>>263が初カキコだったので私は263と名乗りましょう。

>>311
>一般児にとってコンクールの弊害は
「ピアノではない他の物への興味・適性を見失う可能性がある」こと
>コンクールで、客観的な評価や励ましを戴く機会は、貴重でしたし、
親子共々、謙虚になることや努力することを学べたのも、ある種懐かしいのも事実です。

弊害はまさしくその通りだと思います。
全て物事には長所と短所があります。
前向きに捉えられたのなら良かったんじゃないかと思います。
人生後悔しないことが一番ですから・・・

私の基本的な生き方を少し話しましょう、何かの参考になれば・・・
何か悩みを抱えて立ち止まってしまった時、私はいつも「自分の魂の叫び」を
聞きます。つまり、何かに悩んだ時、実は答えは自分の魂が叫んでいるのです。
それに耳を傾けるだけで後悔しない人生を送れるんじゃないかと思います。
アバウトな話ですが自分はその考え方に満足しています。

314 :ギコ踏んじゃった:2011/02/01(火) 11:42:54 ID:F5AEzV2z.net
斎藤秀雄先生は、音楽家としてまたコンダクターとして素晴らしかったのですが。
もちろん、先生としても。

何故、短所もあったのか?
それは、ご自身のお子様がいなくて親ではなかったから。
親でないので親の苦労を理解されなかった。
そのことをご本人も自覚して、相愛の学長に相談したらしいです。
そうしたら宗教家でもある学長も「私も子供がいないからわかりません。」
と言われたらしい。

そして、彼は経済的に何の苦労もなかったようです。

やはり、そうなりますとお稽古の全体像は見えないのでは?
ソルフェや実技の成果をコンクールを利用して見てみることは、
できても、生徒の子供としての生活も把握してないし、
親の苦労も知らない。そんなのは眼中になかったんでしょうね。

そして、育てた生徒を桐朋学園から、離さない。

それをビジネス的にしてきた。子供の音楽教室は、まるで桐朋学園囲い込みのような
王道システムになっていった。

そういうのをこの手の小規模なコンクールが真似をしていたっんではないでしょうか?
つまり悪用ですね。

やはり、私は究極な問題は、「お金」だと思います。
それに振り回されない莫大の資産がなければ
純粋に音楽を追求することなんてとてもできません。

親の気持ちがわからない指導者これにもやはり問題があると思います。

なぜなら、子供の感性は育つ場所は、家庭からなのです。
もう少し、世の先生方は、親としてのプロフェッショナル業に
敬意を示すべきです。

親が、感性。先生が理論。子が技術を獲得していく。
そのサイクルをコンクールなんかでは、評価できないですよ。

そうね、前の方のように最終的に「生き方」の問題かも知れませんね。

うちなる声がコンクールが必要とさけばそれで良し!
おや、コンクールは必要かな?
と正直に自分の声に耳を傾ける。

私の場合は、恐ろしいことに後者だから社会から認められないですが、
いつかは、わりきらなければならない時がくるのかも知れません。

だから、中学生までくらいの子供のコンクールなんてそういう自分の音楽家としての
タイプを知るプロセスだから良いのでは?



315 :ギコ踏んじゃった:2011/02/01(火) 13:15:07 ID:+RnBwftZ.net
長 !

316 :ギコ踏んじゃった:2011/02/01(火) 13:44:25 ID:sSP8rzgr.net
子供コンペってクラシックの裾野を広げるとか、音楽の普及活動とかうまいこと言ってるが
中学生になったら参加者激減な事からして、全然効果ナシじゃん。
結局コンペの音楽=勝負音楽だから続かないし、中学生でイヤんなってやめちゃうんだよ。
時間がないとか、部活とか、いろいろあるかもしれないが
本当に音楽普及活動コンペなら、そんなこと関係なく続けると思うんだよな。
何年たってもクラシック音楽って世間的に所詮その程度。誰も求めてない。

だが今月オワリには会員には課題曲がわかる。
そして疑問を持ちつつも出なきゃいけない強迫観念でまた申し込んでしまう。
なんだろね、あれ。


317 :ギコ踏んじゃった:2011/02/01(火) 14:15:52 ID:sSP8rzgr.net
独身先生ということは子孫が残らないということ。
人が生まれてこないっていうのはあの世の者達からすると
浄化される手段を減らされることでもあるんだよ。苦しみが減らない。
他人じゃなくて子孫が祖先の霊を浄化するのが一番効く。
その子孫が残らないように仕向けられることは一種の妨害なんだ。
植物にもおしべとめしべがあるのが自然の摂理。
そして種を残す、生き残ることが自然の摂理。
種を残さないことは良いことじゃない。
独身の人たちも母から生まれただろう。母は父を愛したから生まれたんだ。
異性を愛さないのは子どもを作れないこと。縁ある霊が降りて(生まれて)こられない。
自分の存在を消すことと同じなんだよ。
自分さえ生まれてくればそれでいいのか?そうではないだろう。
生まれたい魂はたくさんいるんだよ。

親ではない先生に限って保護者に偉そうなんだ。
しかも「音楽=苦しみなさい。すべてを犠牲にして」と教えるんだ。
親ではないから。



318 :ギコ踏んじゃった:2011/02/01(火) 14:20:58 ID:sSP8rzgr.net
ピティナでも有名だが、ヤマハ音楽教室に通う9歳の子である。
ヤマハ音楽教室であるからピアノだけでなく音楽を学んでいる。作曲もする。

ランランから指導
http://www.youtube.com/watch?v=Ep1YULVQd18
月刊ピアノ記事
http://www.exblog.jp/blog_logo.asp?slt=1&imgsrc=200910/20/93/b0183293_20232378.jpg
作曲
http://www.yamaha.co.jp/ongaku/kids/junior/joc/songs2009/12.html

音楽を総合的に学んでる、こういう子がデビューし有名になるのだと思う。


319 :ギコ踏んじゃった:2011/02/01(火) 14:36:00 ID:h1P2ATA8.net
>>314
斉藤さんは一円もレッスン料を取りません。
取らないときがあるのではなく、原則として取らないのです。

桐朋学園も、子供のための音楽教室も、
まともな俸給を教師に払わないことを誇りとしてきました。

従って、ビジネスとしては当時成立していません。
教師たちは自分で演奏などで稼ぎ、勤労奉仕として桐朋で働いたのです。
その是非はともかくね。

親は偉い、親を尊敬しろと言うことですが、未成年者の生徒の場合、最終決定権は親にある。
親がすべてを決めるのだから、その先生が嫌ならば習わせなければいい。

私も親は重要だと思います。成否は実際親が握るのです。
もちろん、成功も失敗も自己責任でね。

親が先生に尊敬を要求して先生を何度も変えて、先生の言うことなんて聞かないで、
強引に動いて、その結果、とても悲しいことになった事例もいくつも見ています。
そういったものです。

320 :ギコ踏んじゃった:2011/02/01(火) 14:39:49 ID:F5AEzV2z.net
特定のお子さんを持ちあげるのもコンクールと同じレベルでは?
そんな人にも可能性がある。神童説に振り回されるのも?

また、独身先生もお子さんのいない先生も否定してはいません。
それは、それだけ音楽に没頭していたか、人物像に問題があるか?

また、お子さんがいる先生だからいいわけではありません。
自分の子供を持ちあげることもするでしょう?

音楽を持つ優雅で美しい調べとの裏側に人間の欲、嫉妬など
悪徳を引き出すことも両方の面を見られることが
子供にはできなくて、親がその葛藤で悩む。

指導者の悩みに比べたら、大きいのでは?
運よく賞レースにのれば、それこそ人の醜さを知ることになる。

鈍感な人が、音楽をやれる時代だから。




321 :ギコ踏んじゃった:2011/02/01(火) 15:03:15 ID:F5AEzV2z.net
親を尊敬しろと述べておりません。
また、子供のための教室は、現在のことです。
斎藤先生を非難しておりません。
素晴らしい先生です。

先生の言うことを聞いたら成功できたかは、わかりません。
しかるべきルートには、乗れたかもしれないが、
その親子が求める音楽とその先生と合わなかっただけかも?
その考えは指導者側でしか思いつかないことですね。

私は、誰も責めていません。
コンクール主義でも、親ばかも、傲慢教師も。

皆がそれぞれ自分の音楽と向き合っていることは、確かです。


322 :ギコ踏んじゃった:2011/02/01(火) 15:04:57 ID:h1P2ATA8.net
>>320
>指導者の悩みに比べたら、大きいのでは?
普通に指導者も同じことで悩むでしょう。
音楽界の裏も知っているので、知らない親より悩む場合もあるようです。

>鈍感な人が、音楽をやれる時代だから。
私はコンクール批判派ですが、コンクールに参加する子供だって繊細かも知れない。
繊細でまともで、人間的にも立派な音楽家だって存在しますからね。

繊細で高潔で立派で理解力ある親と同じくらいの比率で、
繊細で高潔で立派で理解力ある指導者も音楽家も存在します。

子供がいようがいまいが、独身だろうが既婚者だろうが関係なく、
すべて日本人の平均と同程度ということです。

323 :ギコ踏んじゃった:2011/02/01(火) 15:15:47 ID:h1P2ATA8.net
>>321
>子供のための教室は、現在のことです。

批判的なことばかり書きましたが、これを読んで感じるところがあり、
違った角度でレスをします。

具体的には、まだお子さんが音楽を続けたい気持があり、
さらに親御さんに音楽を続けさせる気持があるのなら、
実績ある音楽家で、音楽的に演奏歴も良い教師にならった経歴もあり、
コンクールやコンサートに無理やり頻繁に参加させる気もなく、
そして、人間的にふつうという先生を絶望しないで努力して捜すといいです。

授業料がやや高い(法外ではない)くらいでよければ、そのような先生も存在します。
独身者か既婚で子供がいない先生にも、そういう人は大勢います。

そして、プロになるもいい。
地道にやるほうが、コンクールで早いうちから成果をあげて消耗するより結果がいいことも多い。
また、高校までピアノを続けて学業でめざましい成果をあげる子も多いのです(公立→国立でお金も使わないで)。

努力して、慎重に、まともな先生を選ぶことです。
この国にはそういった先生が多数います。


324 :ギコ踏んじゃった:2011/02/01(火) 16:06:00 ID:qkN35UQb.net
今、レスしようかと思いましたが、その前に良かったら教えて(確認させて)下さい。
>>314のF5AEzV2zさん
>>316のsSP8rzgrさん は似ている部分も多々感じましたが、同一人物ですか。
それとも別人でしょうか。

また昨日の
>>284-285の ID:+kJuPL7Fさんと、>>287〜のID:A1vZ/XMoさんも同じ方かと思いますが
いかがでしょう。

純粋に、ご子息のことを、いろいろな意味で心配しております。




325 :263:2011/02/01(火) 16:09:48 ID:ur/zgqzJ.net
盛り上がってますね。

私には親が子供をコンクールに臨むときにどのように思っているか
想像にゆだねるしかないのですが、

思うに、ピアノ教育はその間口を安易にビジネス的に広げすぎたのでは
ないでしょうか。

つまり、音大を卒業したあまり実力のない学生が生きるために
音楽教室を開きまくり、そして何十年も経って今に至るわけですが、
その間に起こったクラシック音楽の世間への浸透と知識の分散
はおよそ伝統とかけ離れたカオスを形成していると思います。

また、学習塾と違って音楽は点数をはっきり出さないので、
信じる者は指導者しかいないわけです。
親や子にとっては習う指導者が全てです。
そして、間口を広げすぎた音楽教育はその思想を恐ろしいほど細分化
させ、世間に浸透し、カオスとなっています。

そしてコンクールが流行するようになり、それらのカオスが集結する
ようになって、そこで争いが巻き起こっているのが現在だと思います。

それらのカオスを集束するために、コンクールを主導する指導者達によって
一定の安定化が図られているわけですが、伝統を基に修正するのではなく
カオスも交えて集束させようとしているため、このような批判、混乱が
生じているのではないかと思います。

ちょっと自分でもまだまとまってないですね、多分間違っていることがあると思うので
批判お願いします。

326 :263:2011/02/01(火) 16:56:40 ID:ur/zgqzJ.net
>>324
あ、>>284->>285は私です。

327 :ギコ踏んじゃった:2011/02/01(火) 18:24:56 ID:sSP8rzgr.net
コンクール大好き先生
ttp://www2s.biglobe.ne.jp/~juna/newpage4.htm
>PTNAコンペの課題曲説明会の準備にも取りかからないと
>大半の生徒をショパコン全国大会に送り出して

328 :ギコ踏んじゃった:2011/02/01(火) 19:47:49 ID:KagnGBbF.net





ご注意ください。。。。。


【詐欺】池尻♪国立音楽院♪KMA Part12【会社】
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/senmon/1257781982/


■■■■■音楽療法士■■■■■
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/welfare/1284079029/







329 :ギコ踏んじゃった:2011/02/01(火) 19:51:50 ID:cyqRepyh.net
>>323のいってることは結局あたってるんだよな。
自分とこがそうだから。

そんなに月謝高くないし、教えていることも良くピティ◯なんかで見るような
ものと全然違っていて、全く関係ないんだな。別物のように思うぐらいだよ。

さがすのもそう難しくないと思うよ。ちゃんとした音楽家はそれなりにちゃんとした
団体なり何なりに属していて、別にバラバラで孤立して活動しているわけないもんね。

後、前のレスの方で、息子さんがとても繊細な音色をだされているのにも関わらず
コンクールにこだわる人がいたけど、理解出来ないな。

コンクールで色彩豊かなきれいな演奏する子はいないよ。
音楽として聴くならとても聴けたもんじゃない。
ただの機械の音列の聴き比べとして聴くなら別だケド。

息子さんがそんなに素晴らしい音色が出せることがわかってるんだったら、
コンクールなんかにいく事自体、考えられない。


330 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 00:10:19 ID:jeP0227y.net
>>329
>団体なり何なりに属していて


それはピティナですか?ピアノ指導者協会という団体。

331 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 06:02:29 ID:+FKdJGaR.net
ピティナは街の教室を生業とする人の団体。
作曲や演奏を生業とする音楽家の団体ではない。

332 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 09:19:28 ID:/J6MO+qh.net
躊躇しましたが、『子を持つ親のひとり』としてレスさせてください。スレチ申し訳ありません。
もしかしたらメンタル面が繊細な方かと心配し前置きしますが、責めるつもりは毛頭ありません。
ここは2ちゃんねるということを差し引きで、ゆるい本音話、お辛くない程度にお付き合いください。

>>292 さん
 292さんはご自身がクラシックに関するプロ(定義が難しいのですが)ですか。
万一、そうでしたら以下全文、無視してくださってもよろしいかもしれません。

 親から見て、我が子はとても可愛いものだと思います。親の贔屓目は誰にも、私にもあります。
子の一番の応援団も一番のファンも、親であることが多いでしょう。どの分野でも。
でも、だからこそ自分の子をスポイルしない努力や、冷静な視点が大事だと思うのです。

>子供はまず、多様な楽器の響きを知り鳴らせていると思いますが、
→ これは292さんが、そう思っておられるのですね。ピアノのプロの耳には、いかがですか?
ご自宅のレッスンルームにプロの先生に来ていただいて「一切、言語を介さずに」演奏だけで
その意図が先生に伝わるならば宜しいのですが。

>それは、コンクール会場の中では、繊細すぎて通りません。
→ 前のレスの先生にもありましたよう、脱力のみのフニャフニャ指で撫でるだけの弾き方や、
エレクトーン弾きは音が通りません。
本当に、繊細すぎて通らないのでしょうか。それとも技術不足の正当化でしょうか。
前者だとしても、より幅の広い演奏のために努力することは、素敵なことだと思いますが。

>これから感性だけなく、理性的にもアプローチをできるようにしています。
>ちょうど脳がその段階に来ています。ただ、身体が繊細でまだ幼い子供なので、
>もう少し様子を見ています。
→ 13歳男子は、幼い子供ではないと思います。ましてや、音楽の道を志すならば。
なんだかシュタイナー教育を盲信し、子を刺激から守ると称しながら逆にこどもを苦しめていたという
知人と話したときの後味の悪さを思い出しました。、

>そういう本質を持つ子に対して、音楽界は冷たいことも事実です。
>いわゆる、嫉妬など目も向けられてきたこともあります。
→本当に嫉妬でしょうか。嫉妬されるような現実でしょうか。
引き受けて下さる先生も見つからない、受賞が難しい、先が見えない現実に、どう嫉妬?
うまくいかないこと、自分にとって不都合なことを嫉妬や陰謀説で自分に都合のよいように思いこもう
とする癖がある方がおられます。(選民意識の高いグループで特に)}
現実を苦しくとも直視すると、何かが見つかる気がします。

>コンクールなども先生につけずに出していましたし、先生についていた時は、
>生徒間の調整で賞が頂けないこともうすうすわかりました。
→超無名の先生についていようが、先生についていなくとも、上手ければ最終選考会まで
行けますよ。最終的な受賞云々は、それこそ、いろいろあるかもしれませんが。

333 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 09:27:50 ID:5FJ0mAms.net
親って誰でも自分の子が有名になってほしいという夢を描いていると思う。
だからコンクールが流行るし熱くなる。
しかもそんな親の心をくすぐる「入賞者記念コンサート」なんかも存在する。
予選成績優秀者による入賞者記念コンサートまである。

町の指導者も生徒が賞を取ってくれれば鼻が高い。それを教室のアピールにできる。
ますますコンクールが流行る。

なんか違うよな。音楽とはかけ離れている。
早く変わってほしい。コンクールに出ないと教室にいられない雰囲気。

334 :263:2011/02/02(水) 10:16:13 ID:lsL/mJG6.net
コンクールで求められる演奏というのは、「やりすぎない」演奏ですよね。
少しでも逸脱していると感じられるものは排除されてしまいます。

しかし、音楽の演奏会とは自由な即興の場でもあります。
場の空気とインスピレーションによって聴衆に感動が訪れることもあります。
そういったものを養わず、コンクールで答えを狭められ、窮屈に演奏することに
慣れてしまった子供たちが将来伸びないのはそういった理由があるんじゃないかと思います。

そういったコンクールで仕込まれる音楽の「窮屈さ」が今問われているんじゃないかと思います。

335 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 12:03:34 ID:ZLHnx9SC.net
でも、子どもは舞台と競争が大好きなもんだよ。
大人が分かったように、コンクール批判するのもどうかと。

336 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 12:18:18 ID:5FJ0mAms.net
>>335
あんたが子供頃好きだったのか?

337 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 12:24:55 ID:ZLHnx9SC.net
うん、本番は怖いと思いつつも刺激的でしょ。


338 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 13:14:58 ID:/J6MO+qh.net
多様性のカオスが面白いと思うので参加。
>>333
>親って誰でも自分の子が有名になってほしいという夢を描いていると思う。
 実は私も(私の配偶者も、それぞれの両親も)、そんな夢は無いが、異端?
補足するなら、「自分の子が、子どものうちに有名になってほしいという夢は毛頭ない」か。

大人になって、本人が選んだ道で一目置かれて、結果として良い方で有名になるなら
それこそ夢のような話だと思う。でも、有名にならずとも、幸せな人生を歩んでほしい。

寧ろ、こどものうちに、個人が実名で無遠慮に曝され、レッテルを貼られる怖さを憂慮する。
それこそ2ちゃんねるや、各種ウォッチスレは言うに及ばず。

339 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 13:17:03 ID:/J6MO+qh.net
>>336
小中高の合唱部や吹奏楽部の、夏のコンクールを思い出した。
>>335の書くところの、まさに晴れがましい舞台と競争が好きな先生と子どもの集大成
って感じがする。
高校球児の甲子園と同じで、コンクールに参加して好成績の学校が人気が高かったりする。
もちろん、そういうのが好きな(親)子にとってね。

それが芸術(音楽)としてどうかは、アプローチも含めて別問題に感じた。
かつての当事者としての感想。
好きか嫌いか、その道を選ぶか選ばないかは参加者の自由選択。
どうすれば勝てそうか、上手くやるにはどうするかを考えて
気の遠くなる時間を注ぎ込むことをどう思うかも、自由。私は、今なら、やらない。
(【芸術】」にできる先生もおられるかもしれないが、残念ながらご縁がなかっただけかも。)

最近の子どもピアノコンクールに、それと同種のノリで参加の(親)子も少なからずいると思う。

340 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 13:48:48 ID:5FJ0mAms.net
ピティナの予選会場でミスして戻ってきた我が子をビンタした母親を目撃したことがある。
演奏番号と人物の順番が前後入れ替わってしまい、受付に怒鳴っている母親を見たことがある。
「この日のためにどれだけ練習してきたと思ってるんですか!!!!」
ピアノコンクールは母親をヒステリックにさせてしまう。子は萎縮。
それでも先生はコンクールに出したがる。指導者賞の為に必死になって。

このような掲示板もあった。
http://www.inter-edu.com/forum/read.php?1202,1413519
>ピアノってそんなに大事?
>お母さんの暴言やヒステリックな怒鳴り声


341 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 14:22:20 ID:/UJnxJwJ.net
>>339
そのような競争主体の状況を抑圧的だと考えた音大出の指導者が、
某コンクール常連校に乗りこんで音楽の楽しみを力説して、
芸術を楽しむべきだと生徒に強制して、従わない子供を排除して、
独裁的で抑圧的で恐怖政治だと、生徒全員にボイコットされた事件があった。

>>340
どこの世界でも変な人はいるだろ。
そして、どこの世界でも変な親はいる。

342 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 18:54:38 ID:+FKdJGaR.net
コンクール弾きと演奏会弾きは、全く別物だと思うな。

>>341
どうであれ、「こうでなくてはならない。」と押し付けるのはお互い反発をかうけど。

しかしね。お互い別物だってことはハッキリさせたほうがいいんではないか?

自分としてはコンクール弾きに演奏会として何の魅力もないと思うし、
そんなものにならないものに、血道を挙げて我を失っている親子が痛いな。





343 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 19:11:36 ID:+FKdJGaR.net
ああ、誤解がないように連投すると、

コンクール弾きはどこまでいってもこんくーる弾きだし、
演奏会弾きも同様。

コンクール弾きが演奏会やったり、
演奏会弾きがコンクールにでたり、
お互い、見ていて痛い(場違い)ってこと。



344 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 19:50:52 ID:/UJnxJwJ.net
>>342
>>343
競技演奏で弱小ピアニストを粉砕するのが大好きだったのは、
たとえばモーツァルト、ベートーヴェン、リスト、ブゾーニというところ。
もちろん20世紀でも一杯いるけど。
そういえばブゾーニはコンクールで「2位」だったな。

かれらの演奏は演奏会弾きではない(なかった)ということか。
だったら、コンクール弾きの演奏のほうを演奏会で聴きたいな。

345 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 20:01:33 ID:ZLHnx9SC.net
大体、子ども相手に芸術だの音楽だのと、どれだけ天才的な子どもが
身近にいんのよ?
芸術とか音楽とか表現するってのは、基礎的なテクニックを身につけて
いよいよ自ら発していくもんでしょ(笑
早熟で十代後半、普通は二十歳、三十歳になって、先生の手厚いレッスン
が完了してから使おうよ。
小さいうちにぐだぐだなテクニックで、音楽性があるとかないとか、
馬鹿だと思うな。
コンクールも通過できないようなテクニックで、うちの子は特別とか
言っちゃって笑っちゃうよ。
そういうのは、家だけで楽しんでればいいじゃん。

346 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 20:09:00 ID:+FKdJGaR.net
100年前なんて参加者もそんなにいないよw

そういえば、当時の王室がやったモーツアルトとクレメンティの一騎打ちでは、
モーツアルトはクレメンティをどう評したんだっけ?





347 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 20:13:59 ID:+FKdJGaR.net
>>345

そう。そのコンクールを通過どうののテクニックって何?ってこと。

音楽家の先生についていると、コンクール先生の模範レッスンとは
全然ちがうことを教えてるんだよね。子供の頃から。

やっぱり最初から似てるけど非なる別もんじゃないな。この2つは。

348 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 20:15:46 ID:/UJnxJwJ.net
>>346
数えてみた。
1933年のウィーンで150人くらいが実際に参加だな。

現在でも大コンクールで通りそうだ。


349 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 20:38:48 ID:/UJnxJwJ.net
>>348
追加。
さらに検索したら250人説もあるみたいだな。
どうなっているんだろ。

350 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 20:47:22 ID:xVL371Xy.net
コンクールで評価を受ける弾きかたでは国立の音高にはうかりませんよ。

351 :263:2011/02/02(水) 20:56:31 ID:lsL/mJG6.net
1世紀近く前のコンクールの評価基準と今のしかも日本のコンクールの評価基準を
同列視して考えるのはいかがなものかと思いますよ

352 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 21:02:43 ID:ZLHnx9SC.net
何でコンクールを目の敵にするんかね?
>>347
>音楽家の先生についていると、コンクール先生の模範レッスンとは
>全然ちがうことを教えてるんだよね。子供の頃から。

根拠が全くないね。
立派な先生とダメな先生では、全然ちがうことを教えてるんだよね。子供の頃から。

だろ?正確には。

>>350
私立化国立のどっちの国立か分からんが、その国立に受かるのは
うまい人、落ちるのは下手な人だろ?

そこに多少の運はあるだろうけど、そんな単純なことがわからんかな。

353 :263:2011/02/02(水) 21:04:43 ID:lsL/mJG6.net
また、芸術的な表現も全てテクニックです。
技術をはじめに身につけて後から感性というのは非常に遠回りです。

例えばスケールにしても均一な音量で粒立ちを揃えて後から微調節するのではなく
初めから音楽的な波を感じて練習する方が断然近道です。

なぜなら均一で抑揚のないスケールは実際の音楽では使わないからです。

これらの練習に関することはショパン自身やネイガウスによっても主張されています。

昔から西洋で批判されてきたことを日本は繰り返しているのですよ。

354 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 21:10:58 ID:ZLHnx9SC.net
今のコンクールは、音楽の波を感じないスケールの弾き方に
良い点が付くと言うの?
そういう指導ができないのが、コンクール指導の先生?

355 :263:2011/02/02(水) 21:18:34 ID:lsL/mJG6.net
>>354
基本的にそんな感じです。スケールに限った事ではありません。レガート、カンタービレ、ポルタメント、
アラルガンド、ペザンテなどの楽語による音楽的表現を掘り下げること
よりも、的確さやミスを優先しているために、自分の中の音楽的資質が膨らまないことが
問題でしょう。

それらの楽語表現は粒立ちやミスに意識を配っている限り絶対に育ちません。

356 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 21:27:53 ID:/UJnxJwJ.net
>>351
一般論で論じていたから一般論で返しただけだよ。

コンクールがかつては有効に機能して、今は機能しないなら、
コンクールに問題があるわけじゃない。
審査員か課題曲か、それとも社会か制度か音楽文化に問題があるからさ。

つまり、コンクールそのものは悪くない。

>>354
コンクールだけが問題と言うより、ピアニストから子供まで、
全般に微妙な変化やニュアンスが表現できなくなっている。
稀にそういうことをできるピアニストやコンクール参加者がいても評価されない。
ロシアを含め、世界的にそうなっている。
逆に、コンクールの審査員にそういう感覚があれば、コンクールは機能する。

357 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 21:31:51 ID:+FKdJGaR.net
>>352
コンクール先生は基本的に口数が多いよ。しかも生徒が理解出来ない様な
業界用語の嵐のようなボキャで。
あと、正反対なのが「お花畑でチョウチョさんが・・・」って臨死体験者の談話みたいなこと
いう人。実はこどもはピンってきていないんだな。
(後で聞くと頭の中はクレヨンの幼稚な絵が舞っているだけのよう。)

それにあんまり模範の音を出さない。たまに弾くと汚い音ね。
ひどいのになると生徒についていけないのもいるけどこれが実は大御所と言われる先生だったりするね。

音楽家の先生は生徒が子供であるほど、口数はすくないけど。
口でいってもわかんないからり殆ど聴いてみて弾いてみせてるよ。



358 :263:2011/02/02(水) 21:43:25 ID:lsL/mJG6.net
総じて、日本の音楽教育の問題点は、教育を普遍化して一定の音楽家を
量産しようとしていることです。
世界に評価されることにやっきになって指導者が焦っているのが原因ではないかと思います。
一人を集中して大事に育てるのではなく、多数から絞りあげて少数の精鋭から天才を
発見しようとかそんな他人まかせな教育のような気がするのです。

芸術は個性であるはずなのに、逆の方向を目指していることがそもそも間違いなんじゃないでしょうか。

359 :ギコ踏んじゃった:2011/02/02(水) 21:56:23 ID:BLukD9eu.net
>>357
>ひどいのになると生徒についいけないのもいるけどこれ実は大御所といわれる
先生だったりするね。

本当ですか〜〜〜??大御所ってどういう類の大御所ですか??
このスレでお名前があがってるような先生を大御所というのですか?



360 :263:2011/02/02(水) 22:29:28 ID:lsL/mJG6.net
私が理想とするこれらの問題の解決策は、第一線で活躍する日本の音楽家達が
全て結集し研究機関を設け、日本のために研究を深め最高の権威を作ることです。

しかし、それをするための支援策がないことと、それらの音楽家達にはそれぞれの生活があり、
日本の音楽教育を引っ張ろうとしてくれないことが悔やまれます。

クラシックがまだ若い日本では、そういった点在する才能を一点集中することが必要
なんじゃないかと思います。まあぶっとんだ理想論ですね。

361 :ギコ踏んじゃった:2011/02/03(木) 08:46:02 ID:vPLBejfl.net
>>358>>360の263さん
すみませんが、私のような、ど素人にもわかるように補足していただけると助かります。
>総じて、日本の音楽教育の問題点は、教育を普遍化して一定の音楽家を
>量産しようとしていることです。

 日本の音楽教育とは、この場合、263さんにとって、どこを指しますか?
内容次第で、受け止め方や解釈もかなり違うと思いますので。
あえて愚問も含めて幅広く書いてみます。

1)小中高の公教育?

2)ピアノや他の楽器を私的に習いたい子どもや大人全般向けのプライベート教育
3)ピアノや他の楽器を私的に習いたい子どもや大人全般向けの、組織的な教育(ヤマハやカワイなど)

4))ピアノや他の楽器を私的に習い、音大入学志向で取り組む人向けのプライベート教育
5)ピアノや他の楽器を私的に習い、音大入学志向で取り組む人向けの、組織的な教育(音大附属の各教室など)

6)音大や音高などに入学が叶った、一定レベル以上の者向けの、プライベート教育
7)音大や音高などに入学が叶った、一定レベル以上向けの、組織的な教育(学校内での教育)
8)その他

>私が理想とするこれらの問題の解決策は、第一線で活躍する日本の音楽家達が
>全て結集し研究機関を設け、日本のために研究を深め最高の権威を作ることです。

 門外漢にはわからないので教えて下さい。
日本国内の音楽大学というものは、全て結集しないまでも、その意図する任務を果たしていないのですか?
また、音楽家や音楽教育家が自主的に小グループを作って行っている各種研究会はどうお考えですか?
また、一点集中は、358にあった「普遍化」に繋がらないのでしょうか?

362 :263:2011/02/03(木) 10:04:48 ID:naGXV6lQ.net
>>361
ここは鍵盤楽器のコンクールに関するスレなので
その範疇で基本的に考えています。その他の部分に応用できるかもしれませんが、
基本的にピアノコンクールを中心とした教育環境のことです。

クラシックは日本にとって異文化です。例えば海外で歌舞伎を専門に研究する大学が(あるかもしれませんが)あったらと考えてみてください。
そこで行われている研究、教育というものははたして日本人がうなるほど正しく行われるでしょうか。
まして、コンクールを設け勝手なメソッドを作り一流の歌舞伎役者を量産しようとしていたら日本人はどう思うでしょう。

>音楽家や音楽教育家が自主的に小グループを作って行っている各種研究会はどうお考えですか?

それらの研究には内容のしっかりしたものがあるのも事実ですが、国内で少し小グループで研究したこと
は大きな研究に組み込まれ還元されなければ大きな流れにはなりません。
日本国内において素晴らしい研究は点在しています。問題はそれらが集まって一つの大きな力にならないことです。


>また、一点集中は、358にあった「普遍化」に繋がらないのでしょうか?

普遍化というのは異文化だからこそ生まれた考えだと思います。世界でピアノ教育は普遍的にな基準に基づいて行われているのでしょうか。
ドイツにはドイツ、フランスにはフランス、ロシアにはロシアなどそれぞれの教育があるはずです。
そのために留学に意味があるのです。日本はそれら全てに対応できるように地盤を固めることを考え
現在のような普遍に特化した教育を目指したメソッドが生まれたのだと思います。
しかし、それは果たして異文化を学ぶ姿勢として正しいのでしょうか。
ドイツを学ぶならドイツ式、フランスを学ぶならフランス式、ロシアを学ぶならロシア式で習わなければ
本質は見えてこないと思います。それらを日本式で学んだところでどこまでいってもそれは
2流なのだと思います。

今までの日本は普遍化を目指し一定の才能を輩出してきました。
それらの才能が海外から正しい知識を学んできているのも事実です。
今、クラシックの若い日本ではそれらの知識の一点集中を行いクラシック音楽に
おいて新たなメソッドを考え直す時が来ているんじゃないかと思います。


363 :コンクール比較:2011/02/03(木) 11:07:15 ID:g+a+wl+j.net
ピアニストは早くから様々なコンクールに出ているがその内容について。

アリス=紗良・オット
1988年 ドイツ人の父と日本人の母との下に生まれる。
1995年 (7歳)ドイツ連邦青少年音楽コンクール優勝。
1997年 (9歳)スタインウェイ国際コンクール優勝。
1998年 (10歳)イタリア・リゲティ国際コンクール優勝。
1999年 (11歳)ハンブルク・スタインウェイコンクール優勝および特別観客賞受賞。
2000年 (12歳)グロートリアン・シュタインヴェークピアノコンクール優勝。
2001年 (13歳)カール・ラングピアノコンクール優勝。
2002年 (14歳)カール・ラングピアノコンクール優勝。
2003年 (15歳)リンダウ・ロータリー・ヤング・ミュージックコンクール優勝、ケーテン・バッハ・青少年コンクール優勝および市長特別賞受賞。
2004年 (16歳)イタリア・シルヴィオ・ベンガーリ・コンクール優勝(史上最高得点)、中村紘子の招きにより日本でのデビューを果たす。
2005年 (17歳)ヨーロッパピアノ指導者連盟コンクール優勝。

小林愛実
1995年9月23日生まれ
◆2002年 (6歳)ピティナピアノコンペティション(小学6年生以下)全国決勝大会にて知事賞、読売新聞社賞受賞
◆2003年 (7歳)ピティナピアノコンペティション(中学2年生以下)全国決勝大会にて知事賞、読売新聞社賞受賞
◆2003年 (7歳)フッペル平和祈念鳥栖ピアノコンクールにて第1位、こども大賞受賞
◆2004年 (8歳)ピティナピアノコンペティションjr、G級(高1以下)全国決勝大会にて第1位(最年少記録)、金賞、読売新聞社賞を受賞
◆2004年 (8歳)ショパン国際ピアノコンクールin ASIAアジア大会にて第1位(最年少記録)金賞受賞
◆2005年 (9歳)全日本学生音楽コンクール全国決勝大会にて第1位(最年少記録)、井口愛子賞、野村賞、筑紫音楽賞、毎日小学生新聞社賞を受賞。
◆2009年(14歳)第1回Asia-Pacific国際F.ショパンピアノコンクール(韓国)ジュニア部門優勝。

>>362
>例えば海外で歌舞伎を専門に研究する大学

わかりやすい例えです。


364 :ギコ踏んじゃった:2011/02/03(木) 13:30:26 ID:RUld2LgK.net
アリスちゃんと愛実ちゃんじゃコンクールの格がちがいすぎるんじゃない?
アリスちゃんの演奏よかった!!
愛ちゃんのは・・・。

365 :ギコ踏んじゃった:2011/02/03(木) 13:51:54 ID:g+a+wl+j.net
思うに日本の中だけのコンクールに毎年必死にヒステリックに競争するのがバカらしくなりませんか。


366 :ギコ踏んじゃった:2011/02/03(木) 13:55:19 ID:g+a+wl+j.net
アリス=紗良・オット Alice Sara Ott ピアノを始めたきっかけ
http://www.youtube.com/watch?v=_AcXtdd-kko

367 :263:2011/02/03(木) 14:21:14 ID:naGXV6lQ.net
まとめると、日本の音楽教育の過ちは異文化を学ぶ後発組にも関わらず、各国が積み上げてきた伝統を
統括し効率的に自己流に習得しようという傲慢さです。

初めは情報収集のためにそのようにせざるを得なかったかもしれません。
しかし今はネットなどの情報ツールや交通機関が充実し、かつてでは考えられない程の
情報が日本にあります。
素材はすでに揃っているのです。日本は今、旧体制を見直し、それをまとめて新たな音楽教育を
作り出していかなければ世界と肩を並べるのは不可能でしょう。

368 :ギコ踏んじゃった:2011/02/03(木) 15:31:33 ID:g+a+wl+j.net
http://www.piano.or.jp/recruit/news/2011/02/03_12061.html
2012新卒採用】2011年2月2日(水) 第1回説明会開催

採用される人は音大卒の人ですか?
やはり企業なんだなと実感。みんなリクルートスーツで。
http://www.piano.or.jp/recruit/images/110202%E4%BA%BA%E4%BA%8B%E3%83%96%E3%83%AD%E3%82%B0.jpg

369 :ギコ踏んじゃった:2011/02/03(木) 15:39:30 ID:9wmE7Jq9.net
>>358
>>360
大きな流れにしたければ、ひとつの方向にするしかない。

そうだとすれば普遍化するか、
ドイツ流、ロシア流、フランス流のどれかを他を否定して強要するしかない。
結局独裁に陥ると思うな。

実際、あなたが批判している日本のピアノ教育だって、
大きな流れを作ろうと、第一線の音楽家が結集して研究機関を設けて、
その結果として生みだされたものだ。

戦後すぐの桐朋だって、今の大規模教育団体だってそうだ。
それが、戦前のピアノ教育より劣化(このスレの前のほうに出ている)したのは、
やはり教訓として学ぶべきだと思うな。


370 :ギコ踏んじゃった:2011/02/03(木) 15:43:27 ID:g+a+wl+j.net
親たちが気づき 子供コンクールの参加者が激減すれば その時こそがまさに日本のクラシック音楽が発展する時。

371 :263:2011/02/03(木) 16:59:19 ID:naGXV6lQ.net
>>369
>大きな流れにしたければ、ひとつの方向にするしかない。
>そうだとすれば普遍化するか、
>ドイツ流、ロシア流、フランス流のどれかを他を否定して強要するしかない。
>結局独裁に陥ると思うな。

当然、それらの選択はそれ以外の選択肢も含めて精査されるべきだと思います。
つまり、日本におけるクラシック音楽の位置づけ、方向性を
どのようにしていくのかという思想の再構築です。

芸術には思想による方向付けが必ず必要になります。
権威がその思想を押しつけて教育を進めるのか、
知識の欠片を与え学生が思想を自発的に構築するような教育にするのか。

今の日本は後者に属すると思いますが、学生の自発的な思想構築という面で
見るとその目的は達成されていないような気がします。



372 :ギコ踏んじゃった:2011/02/03(木) 17:07:38 ID:9wmE7Jq9.net
>>371
独裁よりは無秩序な多様性のほうが建設的だよ。
歴史が証明している。

日本ピアノ教育の貧困は統制と権威、つまりは思想の所産だもの。

戦後は統制したから技術偏重になった。
そこにはちゃんとした権威による研究成果の基礎があり、思想があったわけだ。

今度のコンクール弾きだって研究成果の基礎があり思想があり、
その証拠に研究集会が行われて世界の権威が呼び集められて方向を検討する。

こう考えていくと、あなたが希望するようなことは、過去に行われてきた。
現在も行われているな。
しかし、いずれにしろ、教育の質は思想も権威も統制もなかった時代に及ばない。



373 :263:2011/02/03(木) 18:33:41 ID:naGXV6lQ.net
>>372
枠組みとしては過去に行われたものであっても
細部を見れば私の主張する内容とそれは違うはずです。

要するに内容をどうやって実益に即したものにするか、
その真実性、確実性を今ならより正しいものにできるのではないでしょうか。

>今度のコンクール弾きだって研究成果の基礎があり思想があり、
>その証拠に研究集会が行われて世界の権威が呼び集められて方向を検討する。

ちょっと具体的な内容がわかりませんが、それはコンクールの方向性ではないですか?
日本のピアノ教育に関する方向性なのでしょうか。

>いずれにしろ、教育の質は思想も権威も統制もなかった時代に及ばない。

かつてのソ連が行った音楽統制は凄まじいものだったし
それなりの結果を生んだと思いますが・・・


374 :ギコ踏んじゃった:2011/02/03(木) 19:10:46 ID:9wmE7Jq9.net
>>373
>ちょっと具体的な内容がわかりませんが、それはコンクールの方向性ではないですか?
>日本のピアノ教育に関する方向性なのでしょうか。

いわゆる子供コンクール主催団体は、教育者団体を兼ねるものです。
従って、海外の権威による解釈研究と、
ちゃんとした経歴のあるピアニストの演奏を組みあわせて、
それをコンクール参加者、審査員にくわしく提示して、
研究の成果としてのある方向性を同時に打ち出すと言うことはしています。

>要するに内容をどうやって実益に即したものにするか、
>その真実性、確実性を今ならより正しいものにできるのではないでしょうか。

上記の人々は文字通り世界の主流(いくつかある大規模教育団体のHPをみればわかります)なので、
現在、それ以外の研究成果や方向性が生まれてくるとは考えにくいです。


375 :263:2011/02/03(木) 19:39:34 ID:naGXV6lQ.net
>>374
>いわゆる子供コンクール主催団体は、教育者団体を兼ねるものです。
>従って、海外の権威による解釈研究と、
>ちゃんとした経歴のあるピアニストの演奏を組みあわせて、
>それをコンクール参加者、審査員にくわしく提示して、
>研究の成果としてのある方向性を同時に打ち出すと言うことはしています。

それらの権威の人数で果たして各国の伝統を「全て」を網羅しているのでしょうか。
わたしが提唱しているのは上記のような範囲のレベルではなく、日本中にある知識「全て」を
集めて整理するということです。つまり、ぶっとんだ理想論なのです。

376 :ギコ踏んじゃった:2011/02/03(木) 19:56:17 ID:9wmE7Jq9.net
>>375
調べてみたら?

かれらは現在可能な範囲ではやっていると思います。
それが成果を上げているかどうかは別として。

そして、もし理想論が実際にはできないなら、言っても仕方がないです。
ベートーヴェンに復活してもらって、
自作の演奏を教授してもらうのと同じような提案です。

そうではなく、新しい実現可能と思われる具体的な方向性があれば提案してみればいいと思います。

377 :263:2011/02/03(木) 20:00:16 ID:naGXV6lQ.net
>>376
実現可能な具体案をここで言って達成されるのでしょうか。
あなたはそれに尽力してくれるんでしょうか。

ここは自由な発言の場です。理想だろうとなんだろうとあなたに制限する権利は
ないはずです。

378 :ギコ踏んじゃった:2011/02/03(木) 20:21:37 ID:qnq/cat8.net
自己陶酔

379 :263:2011/02/03(木) 20:37:54 ID:naGXV6lQ.net
もちろん、私自身はできる範囲で私の理想を胸に現実で活動しています。
私がこれらの発言をするのは私の思想をここを通じて少しでも世間に知ってもらうため。

それらは小さいものかもしれませんが、それに賛同してくれる人もいたり、
その積み重ねがもしかしたら現実を変えるかもしれない。
みんなそう思ってここに不満を書き込んでいるんじゃないでしょうか。

やらないよりはやった方がいい。
これは権力のない私にできる少ない活動の一つなのです。


380 :ギコ踏んじゃった:2011/02/03(木) 22:51:51 ID:DOkm+k4F.net

>>379
>>それらは小さいものかもしれませんが、それに賛同してくれる人もいたり、
>>その積み重ねがもしかしたら現実を変えるかもしれない。

同意です。
色々な考えが色々に束ねられ、思想になり、
それは過去からも先もずっと繋がっていくように思います。

色々な意見が出て、それぞれが考えたり感じたり出来るのが、
このスレのいいところだと思います。

子供も親も、程度の差はあれ、音楽を大事にされている方々と同じような興味をもてれば
いずれ大きな束になれるかな、と思います。




381 :263:2011/02/04(金) 00:23:07 ID:fOPQWJXx.net
ttp://loda.jp/elst/?id=80#disqus_thread

スレチで申し訳ないですが私がとある日本のコンクールで演奏したものを
貼っておきましょう。何の賞にもかすりませんでした。
どう思うかは人それぞれだと思います。
ちょっとここの人たちがどう感じるのか興味あるので貼ってみます。

ショパンのバラード第4番です。
興味ある人は聴いてみてください。

382 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 05:47:24 ID:NljlbOzW.net





ご注意ください。。。。。


【詐欺】池尻♪国立音楽院♪KMA Part12【会社】
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383 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 09:02:19 ID:xMTbJ2Se.net
>>381
すごい良かったです。
泣きたくなりました。
コンクール弾きと、演奏会弾きは違うのでしょうね。
263さんは演奏会を聴いているようです。コンクールの賞なんてどうでもいいです。
そんな気持ちになりました。


263さんはどんなプロフィールなんでしょう?
今は街の先生なんですか?


384 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 09:06:15 ID:xMTbJ2Se.net
263さんの演奏聴いてたらコンクールで勝ち負けでキーキーやるのがアホらしくなってきた。
ヨーロッパへ行ってのんびり音楽に没頭して心清らかに穏やかに過ごしたくなった。日本は異常だよ。

385 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 10:59:43 ID:ep3/OTlJ.net
同じく、数日こちらを訪ねて来ましたが、
私もそういう境地になりました。

箔付けのためではなく、それが一番かな?

内田光子さんのような育ちがいいのかなあ。

音楽って美しくて崇高的で人がすがるのは、当たり前だけど
どうも日本って邪気ばかりがまとわりついてそれを追い払うだけでも
疲れる。本来の音楽に集中できないんですよ。

多分、こちらをお読みなり参加されてる人達は、
自分の子がコンクールに通らないことをひがんでいるわけではないんですよ。
この世の中でもいかに折り合いをつけてどうやったら自分の子が、生徒さんが
その音楽性を活かして、のびのびとご自身を表現できるステージが欲しいだけでしょう?

どうも、過大解釈してくる方もときおり見えて、残念です。
目に見える音、音符、書き込みだけを追わないで、
しっかり目に見えない、聴こえない音の感覚を想像して
相手を思いやり、人間を好きな音楽家がたくさん生まれることを
お祈りします。

386 :263:2011/02/04(金) 12:48:21 ID:fOPQWJXx.net
>>383
>263さんはどんなプロフィールなんでしょう?
>今は街の先生なんですか?

私はただのしがない音大大学院生です。
街の音楽教室も地道にやってます。

私は、子供のころからピアノを習っていましたが、
中学、高校は全く弾かず大人になって再開した口なのですが、
おかげでコンクール歴も技術もレパートリーもなくずいぶんと苦労しています。

しかし、再開した当初からある縁でロシア人の先生に教えてもらえることになって
以来ずっと教わっています。
やはり習う先生が全てだと思います。
逆に日本の教育をほとんど受けなかったのが今になって良かったとは思いますが、
中高もっと真剣に取り組んでおくんだったと後悔もあります。

今になって、私はいろいろと遅すぎたと思ってますが(特にレパートリーのなさという点で、
やはり若いうちはミスうんぬんよりも広くそれなりの深さでレパートリーを増やすような勉強をした方がいいと思います。)
自分のできる範囲で音楽と共に活動していこうとがんばっています。

ヨーロッパに行けるなら、そこで活動した方が絶対にいいです。
何度かマスタークラスなどでヨーロッパに足を運んでいますが、
ヨーロッパの自然、文化、街並みはやはり自分の音楽を研ぎ澄まさせてくれます。
また、言語のリズムと人間の気質はそれも音楽に影響を与えます。

日本のコンクリートジャングルの中にいる限りでは絶対にそれらは得られないものだと思います。

387 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 13:34:19 ID:xMTbJ2Se.net
>>386
普通大学に進んでから、音大大学院に進学したんですか?

388 :263:2011/02/04(金) 13:42:56 ID:fOPQWJXx.net
>>387
いや、普通大学にいる間に勉強して中退して音大に入りました。
なので結構異端児なんですね。


389 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 13:56:42 ID:xMTbJ2Se.net
色々考えさせられました。
子供コンクール入賞者記念コンサートなんか言ってもみんな同じような演奏にきこえる。
足並みそろえて無難な演奏。もしくは何事も全部犠牲にして音楽が勝ち負けの世界でやってきた味のない演奏。

でも263さんのは違う。
何かが違う。伝わるものがある。


390 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 13:57:45 ID:xMTbJ2Se.net
今年は夏のコンクールはやめることにします。

391 :263:2011/02/04(金) 14:08:30 ID:fOPQWJXx.net
>>390
ただ、音楽の勉強はお子さんは続けた方がいいと思います。
様々なものを経験し勉強して、いい先生や人間に出会って、
伸びやかに豊かに育ってほしいと思います。

プロになるためにはコンクールで求められる技術が必要なのも確かです。
そしてそれらは成長期に一番伸びます。良い先生と共に勉強し、
自由にコンサート活動をするのが一番いいと思います。

コンクールをやめ、音楽からも離れてしまって、
私のように遅かったと後悔しないようになってほしいと思います。


392 :263:2011/02/04(金) 14:11:02 ID:fOPQWJXx.net
演奏者にとっては、お客さんの笑顔と拍手が一番の励みになるんです。

393 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 14:49:26 ID:xMTbJ2Se.net
>>391
そうなんですよね。
夏のあのコンクールが嫌でもうこりごりなんですが、舞台経験はいい勉強になるし。
どんなコンクールがいいですか?

394 :263:2011/02/04(金) 14:55:28 ID:fOPQWJXx.net
>>393
日本のコンクールは得てしてオススメしません。
チャレンジするなら海外がいいと思いますが、私も詳しくないので
具体的にはどれがいいというのはわかりません・・・

ただ、舞台経験というのは小さいスタジオで親御さんのお友達5人くらいで
聴いてあげるのも舞台経験です。
お友達たくさん呼んで聴いてあげるねというだけでお子さんのやる気も高まると思います。
安くて利用しやすくなるべく広いスタジオをこまめに舞台経験として利用する
だけでも全然違うと思います。

お客さんの笑顔と拍手があれば、コンクールだろうとスタジオだろうと変わらないと思います。
良い先生にしっかり習っていれば、変にコンクールにでて評価されないよりはそっちのが有意義なのではないでしょうか。

395 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 15:02:49 ID:xMTbJ2Se.net
>>394
なんかもう目から鱗です。
舞台経験=コンクールって視野が狭すぎでした。
視界が晴れるような、263さんの話とか考えとか読んでるとすごく明るくなれる。

コンクールに出ない事を今の先生が許してくれるかどうか。
教室の大半はコンクール上位入賞者なんですよ。
コンクール一休み組は音高・音大受験生。
コンクールに出ない=趣味の子と捉えられ破門になるかも。
そうなったらそうなった時ですが。

396 :263:2011/02/04(金) 15:05:19 ID:fOPQWJXx.net
>>395
コンクールはコンクールで割り切ってチャレンジし、
お子さんに演奏の喜びを与えるスタジオ演奏会の機会も同時に設ける
という選択肢もあります。

それが一番現実的で身になるような気がします。

397 :263:2011/02/04(金) 15:10:06 ID:fOPQWJXx.net
また、コンクールと違って発表会というのは曲目も自由に増やせるし、
(つまり今まで弾いた曲をスタジオ発表会でまとめて弾くとか)
そういったことをしないと将来演奏会に耐えるスタミナが養われないことも
あるかと思います。

398 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 15:24:03 ID:xMTbJ2Se.net
>>396
子供コンクール漬けになるうちに、コンクール弾きが当たり前の弾きかたになり
演奏会や発表会までコンクールのような演奏の子が多い、そうなってしまう気がしますが。

399 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 15:27:27 ID:xMTbJ2Se.net
今までも毎夏コンクールありの、毎冬発表会、のサイクルで来てるんですが
比重的にコンクールが大きくて、精神的負担、勝ち負け、絶対ミスしない演奏、それが発表会にまでそうなっている。
楽しみというより苦しみですね、今の音楽は。苦しむことを先生も望んでいる。自由がない、そんな感じです。


400 :263:2011/02/04(金) 15:29:56 ID:fOPQWJXx.net
>>398
それは難しいところですね。
今の先生がコンクール弾きを強要して、お子さんが伸びやかに弾けないのであれば、
他の先生を探すことも良いと思います。

今の先生が良いのであり、コンクールを受けなければ破門になるというのなら、
割り切って受けるしかないのではという提案でした。

私が恐れるのは、コンクールを離れ、音楽的な自由さを求めるあまり
基本から逸脱してしまうことなのです。

401 :263:2011/02/04(金) 16:14:04 ID:fOPQWJXx.net
宣伝のようになってしまいますが、一応、捨てアドを載せておきます。
私は権力もなにもなく、できることはレッスンだけですが、
もし万が一レッスンに興味がある方がいらっしゃったら連絡してみてください。
ちなみに東京都です。

kodomopiano@gmail.com

402 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 16:30:43 ID:XViWa8Cj.net
水を差すようで悪いが、スタジオで和気あいあいの雰囲気の中、
ミスろうが間に合わせだろうが、べた褒めの嵐。
そんな経験を多く踏んだところで、これが本当の音楽だなんて言ってほしくない。

コンクールで落ちて涙を飲む方が、よっぽど良い人生経験じゃん。
263さん、男性?

403 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 16:33:43 ID:xMTbJ2Se.net
子供コンクールは弊害なのかそうでないのかわからなくなってきた。

404 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 16:36:26 ID:yreLc9qn.net
263ではないが、落ちて涙を呑むだけなら良いが
このスレでは多くの人間がコンクールを機に間違った方向に進む危険を心配しているのだろう。
スタジオに先生や厳しい身内を入れることもできるしその辺に気を配ればべた褒めの嵐ばかりでもなかろう

405 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 17:01:19 ID:XViWa8Cj.net
音楽人生は一生だよ。
芸術でもあるんだから、大人になって自分の感性と知性のもとに、
自分の方向性を出していくことが大切だよ。
そもそも間違った方向なんてあるのか?
グールドとかホロヴィッツは、間違ってないのか?

>404
どんなことがあろうとも、スタジオの内輪の会で、
コンクール以上の練習と完成度、緊張感を求めるのは無理だと思う。絶対に。

406 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 17:10:15 ID:yreLc9qn.net
グールドとかホロビッツが今日本の子供コンクールに出たら叩き潰される。
自分の方向性なんて出したら日本では落選コース。それを危惧してのびのびさせるためにコンクール非推奨の流れと見たが。
演奏自身に間違った方向なんてない。演奏が全員統一画一化されることが間違った方向だ。

407 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 17:10:54 ID:aK2yLEMP.net

>>404にプラスしてほしいこと

先生にも是非弾いてもらえるといいと思います。
そういう場でも演奏してもらえるようなピアニストがいればなお。
(難しいかとも思いますが)

近くでいい演奏、演奏でなくても、曲の一部でも聴く機会、
勉強中の曲でも、いいピアノのあるスタジオなどで、
先生の音、ピアニストの音と比較できるような機会があれば、と思います。
何よりの勉強になると思います。





408 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 17:13:59 ID:XViWa8Cj.net
もし先生の指導が悪いからなんて思っているのなら、他力本願も甚だしい。
表現力が足りない、技術に走りすぎるのは、その子の能力によるところが
大きいはず。
先生は表現力の足りない子に1.5倍くらい伸ばせられれば神だ。
表現力のもともとある子は、それを10倍でも100倍でも伸ばせられる。
音楽性って言うのはそういうもんだ。
コンクールで音楽性が育たないのは、コンクールのせいではない。

409 :263:2011/02/04(金) 17:29:09 ID:fOPQWJXx.net
>>402
>263さん、男性?

そうです。


なにやら盛り上がってますね。

コンクールで音楽性が育たないというより、「コンクールに選ばれる演奏」
を子供が目指してしまって自主性が育たないことが問題なんだと思います。

それは子供のころから積み重ねるとそういった感覚が身についてしまい、
「こういう演奏がコンクールで選ばれる」「こう弾かないと認められない」と思うように
なってきます。そして、将来的にも「自分と楽曲」という関係で勉強するのではなく「こういう弾き方が認められる」
という基準に従って勉強するようになってしまうのが問題なんじゃないでしょうか。

410 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 17:52:14 ID:xMTbJ2Se.net
ヨーロッパって子供コンクールは盛んなのですか?
ヨーロッパ方面に詳しい方、どうですか?

411 :263:2011/02/04(金) 19:10:14 ID:fOPQWJXx.net
ちょっと日本のコンクールのメリットデメリットをまとめてみましょうか
表にするとわかりやすいかもしれませんね。追加したいがあったら指摘してみてください。

<メリット>
・大舞台で弾くことができる
・オケと共演できるチャンスを得られる
・緊張感から思いが引き締まる
・否定されることに立ち向かうことで精神力がつく

<デメリット>
・他人から評価されることに固執してしまう
・自分の音楽を主張することを恐れるようになってしまう
・自分にとって音楽がなんなのかわからなくなってしまう

こんな感じですかね

412 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 20:21:03 ID:Xcm3T+qb.net
映画:小澤征爾氏も太鼓判!中学生天才ピアニストが女優デビュー

 世界的指揮者の小澤征爾氏(75)プロデュースで4月に米国公演を行う
中学3年生の天才ピアニスト小林愛実(こばやし・あいみ、15)さんが
女優デビューする。
映画「ネムリユスリカ」(11月公開)で、レイプ犯の娘という難役。
劇中曲の演奏も手掛けている。

ttp://mainichi.jp/enta/cinema/news/20110129spn00m200016000c.html

どうなの?相変わらずぶさいくなの?

413 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 21:11:23 ID:XViWa8Cj.net
>>409

263さん、自主性を育てると言うのは、教師の生徒集めの一つの宣伝文句です。
実際には子どもに促すことはできても、本当の意味での自主性はその人の家庭環境や
もともと持っている能力と見るべきです。
結局、受け身の子はいつも受け身です。

芸術家として大成するのは、生まれながらにして他の人とは違うのです。
それを理解せずに、普通の子を芸術家にさせようとしても無理なんです。
これは、不幸のパターンに陥ります。
これは、いつか親御さんなら気づく時が来ます。

コンクール向きの演奏を目指すようになったり、自主性が育たないのは、
コンクールが原因ではなく、その子の持っている能力の問題です。
何かを持っている人は、ある時に何かに反抗し、普通の人とは違うことを目指します。
コンクールを受けることで気づくんです。
こういうことは、親や先生や他人が心配しても意味ないですよ。

414 :263:2011/02/04(金) 21:28:50 ID:fOPQWJXx.net
>>413
ああ、それは全くその通りだと思います。

しかし、それを教育のせいにしないで全て教育を受ける側に責任を押し付けるのは
やや強引だと思います。
もちろんその子の資質はありますが、それを限りなく引き出す教育法というものも
また存在するはずです。

資質のある子がコンクールの過ちに気付くのなら
初めからコンクールは間違っているということでしょう。

そういう教育スタイルを推し進めてきた指導者の問題は大きいと思います。

415 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 21:34:17 ID:xMTbJ2Se.net
コンクールに疑問を持ちつつも、目をつぶってきた。さらに、これでいいんだと暗示に書けるような文章に多々出会う。
まさに洗脳。

・コンクールは、最高の親になるための訓練
http://www.piano.or.jp/report/03edc/pianostage/2007/03/31_7778.html

416 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 21:42:24 ID:XViWa8Cj.net
コンクールを過ちと感じるか、「卒業」するか、自分の方向性と違うと反抗するか、
人それぞれでしょう。どうしても過ちと言いたくてしょうがないんだなぁ。

417 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 21:49:38 ID:Q5V8l/Y5.net
>>408
「他力本願」を誤用しているよ。

本来の意味は、「自分の修行の力ではなく、
阿弥陀仏の本願の力によって成仏する」

ってことだから、今のコンクール先生にこそ、
当てる言葉だな。

つまり「この子がこんなに成長したのは私の指導のおかげだ!」

ってこと。これ自体が指導するものとしての
資質に欠くんだけど、指導者賞ってまさに「私のおかげだ!」を
アピールするためにあるんでしょ。

やっぱり、今の裾野のピアノ教育のありかたは間違ってるよ。

あと、音楽家の先生の発表会はメインが音大生か音高生だから
子供の演奏をベタ褒めなんてないよ。

みんな冷静だし、演奏中に「いい音だしてるな。」とおもうと、目を向けるぐらい。
普通の演奏の時はどっかにいっているか、静かに別の事してるな。

皆、音に正直だね。



418 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 21:52:49 ID:xMTbJ2Se.net
諸外国のピアノ教育事情視察報告(ロシア編)
http://www.jpta.jp/report/82/02.pdf

419 :ギコ踏んじゃった:2011/02/04(金) 22:11:40 ID:xMTbJ2Se.net
>>412
youtubeあるじゃん。映画予告
http://www.youtube.com/watch?v=HGcesJkaOB0

420 :263:2011/02/04(金) 23:11:05 ID:fOPQWJXx.net
>>418
いやはやそのレポートはとても素晴らしいです。

「私たちにも学ばせていただくことがたくさんあるように感じました。」

と書いてありますが、「感じました」ではなくまるパクリしてもいいぐらいロシアの先生方はいいことを
言っていると思います。レポートを書いてい先生の個人的な意見は正直あまり
魅力を感じないです。

421 :263:2011/02/04(金) 23:40:27 ID:fOPQWJXx.net
結局、芸事は実演できない人に習ってもしょうがないと思いますね。

習字をお手本みせてくれない先生に習いますか、
スイミングを泳げない先生に習いますか、
ピアノを弾けない先生に習いますか、

ピアノ教育は、弾けない先生を正当化してそれが当たり前だと
刷り込むように歴史を積み上げてきたように思います。

コンクールのCDは弾けない先生に対する不信感から目をそらさせるために
あるんじゃないでしょうか。

422 :ギコ踏んじゃった:2011/02/05(土) 00:13:49 ID:ZIzlDSzv.net
弾けない事から目をそらさせる役割よりも解釈できない事から
目を(ryじゃないかな?
とりあえずCDと同じに弾いとけば通れるから。

前にバロックのある曲が、CDと要項に載っていた校訂版の楽譜が
ノンレガートだったのね。そしたら参加者もみんなノンレガート。
同じ曲が以前に課題曲だったときは、CDも楽譜もレガートだったため、
参加者もレガート。楽譜指定だったわけではないよ。
原典版にはアーティキュレーションないから、各自の判断で決めていいのに。
こんなんで「コンクールは曲を掘り下げる勉強になるんです(キリッ」とか
言われてもねw

423 :ギコ踏んじゃった:2011/02/05(土) 07:10:10 ID:gJjBr5xb.net
断固としてお手本弾かない先生いたな。マネになっちゃうからとか個性がなくなるとか。
でもたまに弾いてくれたが手が小さくてムリムリ弾いてる。音も硬い。全然魅力を感じない。
音楽家の先生だとお手本バンバンに弾いてくれるらしいけど。

話は変わって、コンクールに出るようになってからというもの我が家の練習は変わってしまった。
課題曲を練習してると、さもそれがコンクール当日の本番のような気がして
ちょっとでも間違えると怒鳴ってしまうようになった。スイッチ入っちゃうんだ。音ミスで。キレてしまう。
ミスるたびに子供は親の顔をチラチラみるようになった。
もっと楽しくやりたいのだが、どうしても本番をイメージしてしまいいけない。
どうしたらいいですか?

424 :ギコ踏んじゃった:2011/02/05(土) 08:20:45 ID:RyfC2sKO.net
貴方は子供の演奏の何を聴いているのですか?

心が動かされることを、充足感を感じることを、感じようとして聴いていますか?

ミスなんて音楽が綺麗なら脳内補正されて全然気にならないはずです。
発表の場がコンクールであろうとなかろうと、
音楽を聴く姿勢を忘れてはいけないと思います。

大抵、通過することを気にし過ぎる余り、音楽を聴かず、ミス(あらさがし)を
聴くようになるようです。
そうすると、子供の演奏も影響を受けて音楽的でなくっていって、
ミスが目立つようになる。そうすると、また、ミスを指摘されて、さらに音楽的でなくなる。
最後には、シーケンサみたいな音の羅列となるが、ミスが無い。

そういう、負のスパイラルに陥っていると思います。
そういう演奏は親も子供も魅力を感じなくなりますよね。
音楽の面で失うものは多いです。

425 :ギコ踏んじゃった:2011/02/05(土) 08:30:05 ID:gJjBr5xb.net
>>424
ですよね。
コンクールではミスは絶対だめです。だからミスにナーバスになってしまう。
コンクールに出るようになってからこんな聴き方になってしまいました。

426 :263:2011/02/05(土) 08:30:31 ID:XqAWfPPh.net
>>423
まず、ミスしても怒鳴らないことです。
ミスというのは曲全体を練習し続けてもなくなるものではありません。

知識のない親御さんでも監督できるであろう練習法を紹介しましょう。

楽曲というのは、2,4,8小節で基本的に区切りがつきます。
これらは楽典でいうところの動機、小楽節、大楽節と言われるものですが、
それらを文章に置き換えると単語、読点、句点のようなイメージになります。

つまり、日本語をそれらの単位でしゃべらないと意味が通じないように、
楽曲も2,4,8小節ごとにミスしないように練習を積み重ねる必要があります。
そして、それらが達成できたときに全体を通してみます。
その時各連結でミスする部分が出てくると思うので、そこを重点的に練習します。
最終的にそれでミスをなくしテンポを統一できればとりあえずはOKといえるでしょう。

しかし、上記の区切りはあくまで基本であり、実際の楽曲では異なることもしばしばあるので
どこまでがワンフレーズなのか先生に指摘してもらうのがよいと思います。

427 :ギコ踏んじゃった:2011/02/05(土) 08:39:15 ID:RyfC2sKO.net
そうなんです。
ミスを怒らないことです。
音楽的かどうか、どう感じたかを言うんです。

自分の子の場合、ずーっと何ヶ月もそうやって弾いていると
曲と子供の距離?というものが近づいてきて、最後には一致して、結果、ミスもなくなるようです。
だから、曲が仕上がっていく段階は、
まず、音楽的に何かを感じてながら弾く、そして、自分で長く弾き込んで行くうちに
いつのまにかミスが無くなっている。
という感じです。

428 :ギコ踏んじゃった:2011/02/05(土) 09:04:11 ID:gJjBr5xb.net
今日から練習の付き合い方を変えてみようと思います。
昨日はあまりにもキレて「今から片手500回両手500回練習しろ!!」を怒鳴り、泣きながら500回やりました。
ミスなく弾けるようになったけど、音楽的にどうだったかどうか聴いてなかったかもしれない。
とにかくミスナシ、ミスナシ、そればかりだった。ちなみに6歳です。

429 :ギコ踏んじゃった:2011/02/05(土) 09:35:04 ID:izWDuKHF.net

自分が子供と入れ替わった場合を想像してみてください。
そうすれば、どうすればいいのかは自然にわかるかと思います。


430 :ギコ踏んじゃった:2011/02/05(土) 09:35:14 ID:RyfC2sKO.net
誤解のないように書き込みますが、
ミスを怒らないは放置することとは違います。
技巧を要するところは部分練習や、他の練習曲の類似の部分で練習します。
ミスを無くす努力はします。
しかし、目的は、せっかく他の部分が音楽的に情感豊かに弾けているから、
気になるたどたどしい部分を綺麗に弾けるようになると、もっと、自分の思い通りに
弾けるのにっ!ってことです。

あと、音楽家の先生が必要というのは、

・きれいな音を聴かせていただくこと。
・ピアノ演奏として共通している守らなければならない事柄を
 指摘してもらって指導していただくことです。

ピアノ演奏は先人の積み重ねの結果であり、万人が理解できる共通の芸術として守らなくてはならない
ルールがたくさんあるようです。「この部分はそうは弾かないとか・・・」

言葉でも、「犬」をさして「猫」というのはありえないですよね。

431 :263:2011/02/05(土) 12:30:16 ID:XqAWfPPh.net
>>430
>他の練習曲の類似の部分で練習します。

これは実は危険です。
なぜなら、同じ音型が違う曲に使われていても、それぞれの作曲家で
込めるニュアンスが違うからです。

それらを共通のものとみなし、「技巧」として練習することは、
それらのパッセージを「処理」すると考えてしまって作曲家のニュアンス
にまで頭が回らなくなる危険があります。

日本人のピアニストにこれらの技巧を「処理的」に演奏する人が多いのは
そういった教育のためだと思います。

その曲の中の技術は、あくまでその曲の中で捉えなければいけません。
もし違う曲の中で似たものを練習したいのなら、同じ作曲家の曲でなければ
いけません。

432 :ギコ踏んじゃった:2011/02/05(土) 12:38:38 ID:RyfC2sKO.net
>>431
チェルニーとかハノンとかのメカニックを習得を目的として作られた曲です。
曲には感性だけでは弾けない場所、技巧を要するところが殆どです。
そのためのものではないのですか?

また、曲では、意図に合わせて音型、スケールは一部分のみしか現れないので
曲のみでメカニックを習得することは出来ないと思います。



433 :ギコ踏んじゃった:2011/02/05(土) 12:44:14 ID:gJjBr5xb.net
ショパコン日本人(子供コンクールに出てた人達含む)全滅という結果は、ミスナシミスナシのピアノ教育がもたらしたものかな。

434 :ギコ踏んじゃった:2011/02/05(土) 12:46:42 ID:RyfC2sKO.net
日本人コンテスタントの演奏評は、通過するために計算高い無難な演奏ということでしたね。


435 :263:2011/02/05(土) 12:59:14 ID:XqAWfPPh.net
>>432
つまり、そうやって節約しようと考えていることが作曲家にたいする冒涜であると思います。

音楽が大事と言いながらツェルニーやハノンはその音楽を考えずに弾き捨てるのですか。
ツェルニーやハノンを想いながらでショパンを読み解くのですか。
ショパンを弾くのならショパンの音楽に集中しなさい。
ツェルニーを弾くのならツェルニーの音楽に集中しなさい。

個人的にハノンはスケールと各種アルペジオだけやればいいと思います。

もちろん、音楽家には系統というものが存在します、バッハは全てにつながりますが、
スカルラッティはモーツァルト、ショパンへとつながるように、
それらの作曲家の伝統の繋がりを意識することは大事です。

436 :ギコ踏んじゃった:2011/02/05(土) 14:01:15 ID:RyfC2sKO.net
またスカルラッティですか・・・






          つかれるなぁ・・・

437 :263:2011/02/05(土) 14:28:47 ID:XqAWfPPh.net
少しきつく言いすぎましたね・・・

知識をもらう立場の人間は悪くありません。
悪いのは核心を突く教育や情報提供をしない指導者たちです。

ここで言われている情報もまた一つの情報として、自分なりに考えて
何が正しいのかを見極めてほしいと思います。

438 :ギコ踏んじゃった:2011/02/05(土) 21:52:01 ID:1xjroMmp.net
219 :ギコ踏んじゃった:2011/01/23(日) 17:43:37 ID:P4S/qrgG
間違って、上げてしまいました。すみません;

439 :ギコ踏んじゃった:2011/02/06(日) 01:52:03 ID:RVysRhvU.net

>>日本人コンテスタントの演奏評は、通過するために計算高い無難な演奏ということでしたね。

演奏者はそう思って演奏はしていないと思いますので
なぜそういう評になるのでしょう・・・?
(子供の場合も同様かと思いましたので気になりました)

知識や理論を学ぶには日本の教育は良いようですし、
技術に走ったという過去もあったようで、それも良しとして、
日本人として感性も、他の文化をみていても悪くはないのではと思うので、
一体何が?と素朴に疑問に思いました・・・。

440 :ギコ踏んじゃった:2011/02/06(日) 07:42:14 ID:f5Dw1r5z.net
端的に言うと、審査員に媚びようとした演奏だった。
通過するために審査員に好感をもたれるような演奏に務めた結果
それが、逆に鼻についたってことでしょうか。

評の原文にはもっと「首を差し出す」という表現があって
これはもっとリスクを負って冒険しろという意味だったと思います。

また、逆に日本人コンテスタントで、彼女は演奏会では大いに聴衆の支持をうける
演奏だったが、これとコンクールでの要求との違いに大いに悩むだろうという
評で通過できなかった人もいました。

ショパンコンの求めるものは何だろうかなと思いました。

441 :ギコ踏んじゃった:2011/02/06(日) 12:26:07 ID:DCIi123R.net
263さんは、しきりに日本は〜〜〜みたいな書き方をされていますが、
留学して海外の教育を十分に受けてきたのでしょうか。

ここに書かれていることは大変立派でコンクール指導先生とは、
ほぼ反対の考え方のようですが、今生徒さんはたくさんいらっしゃいますか。
高い理想を掲げても生徒がついて来なければ、日々の生活もできません。

コンクールは、親にとって子どもの力を客観的に見る手段の一つです。
まわりの子たちがバンバンコンクールで入賞している中、
263さんの生徒はコンクールは評価基準が変だからと遠ざけていては、
親としては子どもがどの程度力をつけているのか判断できないままです。

今これだけ情報があふれている時代に、忍耐良く263さんの考えに賛同して
長期的に通われる生徒たちがどのくらいいらっしゃるのか、ちょっと
心配になってしまいます。

442 :263:2011/02/06(日) 15:13:43 ID:5Pj6tg/P.net
>>441
ご心配ありがとうございます。
留学はしていませんが、個人的にネイガウス系統のロシア人の先生から200回以上レッスンを受けています。
週2回受けていた時期もありました。現在も継続しています。

私もその通りだと思います。私は低収入の生活になるでしょう。
世間に受け入れられない確立の方が高いでしょう。
しかし、私自身の生活が私の芸術の理念を曲げてしまうなら
私は芸術をやめることを選びます。
今の在り方が間違っていると思うのならば、誰かが変えようとがんばらなければいけないでしょう。

いつかは限界が来るのかもしれません、来ないようにがんばるつもりですが、
ただ、自分に嘘はつきたくない。それが芸術だと、今はそう思っています。

443 :ギコ踏んじゃった:2011/02/06(日) 15:19:17 ID:/yqeSO5+.net
でも、コンクールに出すだけが仕事じゃないから。
うちの先生は生徒をコンクールに出してなくても生活してるよ。

290の先生みたいにスコア書いたり色んなイベント、教育
と多方面にわたって活動しているけどな。

たださ、コンクール派の先生はコンクー漬けにさせなかったら
それでいいんじゃないの?
沢山の中から上手な子だけを見つけて教えるというような
方針になる傾向はどこでもあるのかなと、ここをみて思った。
ここが、問題なんじゃない?切捨てるってとこ。

自分の子供がコンクールを受けていて思う事は、やはりコンクールは
普段の小さな舞台と違って特別な雰囲気があるかなとは思う。
和やかな舞台、少し緊張感があり勝敗がつく舞台、どちらも経験
する事は良いんじゃないかな。

結局、子供も皆個性が違うからコンクールも受ける時期なんかも
それぞれ違うと思うし、自分の子供と親の方針にも合う先生を
見つけると良いかもね。

それがなかなか難しいのだろうけど。



444 :ギコ踏んじゃった:2011/02/06(日) 15:27:53 ID:f5Dw1r5z.net
いやいや。
コンクール派の先生はコンクール漬けにしないと
生活できないですよ。

なぜなら、教えるものをもってないから
間が持たないんでしょう。

コンクール先生に課題曲only先生が多いのが問題。

445 :ギコ踏んじゃった:2011/02/06(日) 16:33:01 ID:RVysRhvU.net

>>441
>>コンクールは、親にとって子どもの力を客観的に見る手段の一つです。

夏のコンクールを含め子供のコンクールは、元々は、
広範囲に多くの子供たちに課題曲を学ぶことで音楽の基本を勉強してもらい、
その到達度を図ること、が目的とされていると思います。

課題曲で与えられた学習内容を指導者に正しく指導を受け、
到達度に応じた講評をもらい、優秀な到達度の場合には賞をもらえる。
講評での正しい指摘を参考にまた学ぶ。(賞をもらえた場合も同様)
その全過程が行われていれば、問題はないのではないかと思います。

通常の指導で正しく学習し習得できている場合は
以前のレスでも書かれていましたが、必要のないものといえます。
これを逆にいえば、正しい指導をされているかがわからない場合や
習得度を知る必要がある場合にこそ、
利用する価値のあるものなのかもしれません。


親や指導者が、それぞれの自己満足のために
「入賞」だけを目的に、子供の学習過程を大切にしないケース、

子や親や指導者が、「入賞できた」ことだけに満足してしまったり、
入賞してもしなくても
学習者としては同じ立場でいることを忘れてしまいがちになることが
問題なだけかと思います。

また、前レスにあった、将来、自分で音楽を考えるようになったときに
コンクール弾きを繰り返すうちに無意識のブレーキがかかってしまうこと、
もあり得ると同意していました。

446 :ギコ踏んじゃった:2011/02/06(日) 16:34:29 ID:RVysRhvU.net

>>440
>>媚びようとした演奏だった。

こういう演奏がいいだろう、と意識的に媚びているとすれば
その演奏者やその指導者だけの話だと思うのですが、
多くの日本人演奏者たちや指導者たちの中で、
無意識に抑制がかかるような固定観念があるとすれば、
首を差し出そうにも、差し出し方がわからないのであれば
やはり教育を変えていく必要はあるのではないかと思いました。

>>また、逆に日本人コンテスタントで、彼女は演奏会では大いに聴衆の支持をうける
>>演奏だったが、これとコンクールでの要求との違いに大いに悩むだろうという
>>評で通過できなかった人もいました。

聴衆にも審査員にも好評であった演奏者はどんな演奏だったのですか?
聴衆はたぶん、心に感じる演奏に拍手を送るのだと思うのですが、
審査員はそれだけではない、何かを求めているということでしょうか?

私には演奏を聴いてそれをもとに話すことは出来ませんし、
記事などで書かれていることから想像でしか考えられないです。
そういうことに関わりを持つ専門家の方々はもっと深く考えておられると思います。
263さんもそういうお一人なのではないかと思っています。

447 :ギコ踏んじゃった:2011/02/06(日) 17:22:51 ID:f5Dw1r5z.net
>>445
正しいコンクールのあり方だと思います。

正しい教育とその資格を持った教職者が正しくアドバイスや審査することができる
環境をキッチリつくるべきなんでしょう。

私感ですが、数年前の某団体では、演奏家やキッチリ判断できる
教職者がアドバイスや審査員で結構見かけたのですが、この頃、余り見当たらないように
思います。
それに従い、以前より、せっかく用意いただいた舞台なのですが、魅力が無くなって参加が遠のいています。

私は、賞よりも実績あるキッチリ判断できる方の講評(学習が正しい方向に進んでいるかの確認)が欲しいので。
先生もそれが目的です。

>>446
ここで書いた評というものは、ショパン国際コンクールの公式ホームページ(英語)
にて、全てのコンテスタントの演奏に付いて書かれていたコメントです。

その中から2名の日本人コンテスタントについて抜き出しました。
(誤訳で勘違いしているかも知れません。)

後者の聴衆に支持を受ける演奏のコンテスタントは、通過できなかった後に
地元で数件のプライベート・リサイタルのオファーをうけたようです。
やっぱり、コメント通り聴衆の評判はよかったんだなとおもいました。

このような大人の国際コンクールの求めるものに普遍的なものはなく
そのコンクールが歴史があるほど、その開催地の民族性の背景、歴史が重なっていると思います。








448 :263:2011/02/06(日) 17:54:39 ID:5Pj6tg/P.net
全部しっかり聴いてはいないのですが、今回のショパンコンクールの
日本人の演奏は確かに洗練されて素晴らしいものでした。

しかし、違和感を感じるのです。
それは果たして彼女(彼)の内側からできたものなのだろうか。
本選に進んだコンテスタントの演奏には演奏者自身の考えが歴然と見える。
自分が音楽をしているんだという気迫を感じる。

しかし、日本人のコンテスタントの演奏はどこか他人をうかがっているような、
自身の考えというよりも指導者に作り上げられたソルジャーのような印象を私は持ちました。

そこがネックだったのかなと個人的に思います。

449 :ギコ踏んじゃった:2011/02/06(日) 18:33:45 ID:DCIi123R.net
今回のショパンコンクールは、たまたま才能の秀でる日本人がいなかってことでしょう?
今回ロシア勢は能力の高さを見せつけたが、少し前の数年間は低迷した年があったじゃないか。

何でも教育のせいにしたがるのはどうかな。
ショパンコンクール入賞クラスともなれば、教育どうこうで揺るがないほどの
才能や運にも恵まれているでしょう。
どんな教育を受けていようとも、才能で頭角をあらわしていくよ。

たまたま今回は日本にそういう人はいなかっただけ。

450 :ギコ踏んじゃった:2011/02/06(日) 18:44:15 ID:DCIi123R.net
>>444

コンクール漬けの先生って、大抵女性の先生でしょ?
旦那の収入だってあるんだろうから、生活にはもともと困らんでしょ。

263さんのように男性の先生の場合はそういうわけにはいかない。
ロシア人のレッスンを受けているという事はそれなりにレッスン料も
かかってくるし、自身の演奏も磨かれているようだから、
親と同居でもしていない限り生活は苦しいでしょうね。

どこまでも263さんの意見はかっこいい。

451 :ギコ踏んじゃった:2011/02/06(日) 20:48:35 ID:g5HNq1k+.net
>>449
同じ人の書き込みだとは思うけど、才能があればどんな教育の状態でも
頭角をあらわすというのは言われるとおりなのだと思いますが、
一部の才能のある人のみでなく、教育は一般のものにも
きちんと受けられるような環境でないと、その才能がある者の演奏も
理解できる人が減りピアノ教育自体が廃れるように思います。

才能がそれ程なくても、学習意欲がある一般の学習者を引き上げる
事は聴衆を増やす事だと思うので指導者の方の食べれるとか食べれないとか
そういう次元でなく、(そもそも失礼でしょ)一人でも
まともな人が増えていく事は後の世代に良いものを残せるかって事じゃない
かなと思います。

おわり。



452 :ギコ踏んじゃった:2011/02/07(月) 09:59:58 ID:Fei0Yl2b.net
岐●の予選曲only指導者賞の駒教室は最悪だった。

453 :290:2011/02/08(火) 03:38:31 ID:FJselvI1.net
ご無沙汰です。洒落にならないぐらい忙しくて、ここもしばらく読んでないので
一体どんな展開になってるか知りませんがw

これから更に忙しくなる前に少しだけ書き込みます。

>>257
>肘はどうしたらいいですか?
>私の先生は、楽譜のおんぷの並びどおりに肘を動かしなさいといいます。
>ドシラソファミとさがっていれば、肘も上から下へ、こう右斜め上から左斜め下へ動かしなさいと。

否定することは簡単です。しかし大切なことはなぜそうなのか考えることです。
おんぷの並びどおりに肘を動かすということはなんの意味があるのか。

>>264で書かれているとおり、腕や肘というのは力を伝える道のようなものです。というのに
間違いはありません。ということは、手、腕(肘含む)、肩まで一本の線で繋がっている
わけですから、肘を動かせば自然と手もその方向に動くということです。

理屈がわかっている大人にはいいですが、子どもには大人で理解できる理屈は理解できない場合が
往々にしてあります。それ故に、まずは子供自身が体験し、実感し、考えることが必要です。
その先生はなにはともあれ、肘を動かしてその一つのラインを体験させようと
しているわけです。

それから、もう一つあります。それはポジションと言われるものです。
例えば、鍵盤の上、ドからソまで五指を置いたとき指の向きを斜めにするより真っ直ぐ
向かわせるほうがやりやすいでしょう。この手を置いたときの位置をポジションと呼びます。
肘を動かすことによって、自然と手のポジションの角度を覚えさせようとしているのだと
思うのです。

ポジションを理解することは重要です。和音を掴むときもそうですが、早いパッセージのときも
それを知っていれば大いに助かります。

本質、つまりなんのためにそれをやっているのかを理解して実施している
指導者は良いですが、前にもお話したとおり、訳も分からず形だけ・・・
つまりその指導者自身がそういう指導を受けたと考えてよいでしょう。

指導者の言われる通りに指示を受けて、一切の疑問も覚えず、考えもせず、
なぜそうなのか理解しようともしなかった場合、そのひとはきっと自身の生徒にも
同じことをするでしょう。

従って、否定するだけではなく、なぜそうなのか考えることが大切なのですよ。


454 :290:2011/02/08(火) 04:06:43 ID:FJselvI1.net
>>236

>感性を伸ばすレッスンについて、暇なときにでも書き込んで欲しい

私は、元々人間というのは違いはあれども才能の優劣というのはないと思っています。
違いがあるのはその環境だと思います。環境のなかには、我々指導者が如何にしても
変えようがないこともあり、このことはどんな優秀な指導者をもってしても無理があります。

上のレスのどこかに、とにかく弾いて聴かせるとありましたが、勿論弾くこともあります。
しかし、それは一部分に過ぎません。指導者の演奏というのは、あくまで例であって、それ以上の
なにものでもありません。故に、それ以上に重要なことは生徒がそこからどれだけのことが
汲み取れるようになるかということです。

そうした場合、演奏だけでは決して理解できません。実に私の先生たち、私も多くのピアニストたちにとっても
雲の上の存在でしょうけど、彼らは私のレッスンではほとんど弾きませんでしたよ。
彼らが行ったレッスンとは、弾かせるよりも考えさせる・・・その一言が普遍的な意味を持つ・・・
そういう重い一言のレッスンでした。理解できなければ、しばらくレッスンはありません。
だから、門下生は一生懸命考えるわけですよ。

私は恩師ほどのことはできませんが、しかしこういうレッスンを受けてきたので、
だからこそ生徒が考えて自立するというのは大切なことだと思っています。
だから先にはっきりさせておくべきことは、レッスンはあーしろこーしろの世界ではなく
まだ選択肢に乏しい生徒たちに、こうしたら楽に弾けるよというアドバイスです。
成長具合に合わせて、次第に問いかけを増やしていき、考えさせます。
我々は立場を誤らないように、生徒を押しのけず、常に生徒を主体で、我々は傍に立つ者たちです。
それ以上でもそれ以下でもありませんよ。

いつも、なぜそこをそのように弾かねばならないのか。高度なレッスンを受ける人間にとって
これはとても重要な疑問です。
音楽における表現とは、やりたいことをやる・・・のではなく、なぜそういうふうに弾くのか。
本当に弾きたいように弾けているだろうか・・・よく咀嚼して吟味する・・・そういう推敲が
とても必要です。

このようにして、指導者自身が常になぜそうするのかという説明、それから生徒がそれに疑問を持ち、
指導者はそれに答える、生徒はそれを糧にして考える、それで生徒は成長する。
決して押し付けはしません。生徒が自分で行動することに意味があるんですよ。
音楽を聴くにしても、こういうのを聴いたら勉強になるよ、とか講座などで色んな聴く機会を
与えていますが、本当に生徒の身になるのは、そこから面白い!と感じたときです。

子どもの教育と大学生の教育をごっちゃにしたらいけません。(笑)
子どもの音楽教育には、導入期の音楽教育という、すでに分野として成り立っています。
しかも進歩の具合が実に早い。だから、そういう専門の指導者が演奏家並みに弾けなかったと
言っても不思議ではありません。それほど、子どもたちに自発性を得させて音楽をやるというのは
難しいことなんですよ。

これらのことは、裾野の子どもたちを教えてみれば理解できます。
能力の秀でた子は、聴かせるだけで瞬時に理解できる子もいますが、生徒には
色んな目的があり、みんながみんなプロになるわけではありませんし、モチベーションも
様々です。



455 :290:2011/02/08(火) 04:27:41 ID:FJselvI1.net
>>260

>鍵盤をしっかり押し込めていないっていうことですか?

この質問に対しての答えは>>263で良いと思います。

ただし、原因は色々とあります。
詳細な指導は実際教えられている指導者の方にお願いしますが、ここでは
その原因と解決方法を簡略に説明します。

まず第一に指の支え。これは小さい子に多いですが、
指の支えが弱いためにしっかり弾けません。このため、まず
手の形を覚えさせる必要があります。手首を下げた状態で、指だけで
手首を持ち上げてみるなんていう練習もありますね。
注意すべきは、指の支えは指の根元(ナックル)ですが、ここを
意識してマルカート(はっきり)で音階やハノン練習などやりすぎると
逆効果になります。実は随分前に私が経験済みなのですよ。(トホホ)
それをやりすぎると、バタバタ弾きになってしまいがちに今度はそれを直すのに
苦労します。強く叩くような暗示はしないほうがいいです。

一方で、腕のラインから力の流れ(重み)を指先に渡すということを
少しずつ覚えていけると自然と大きな音が出せるようになります。
そのきっかけは色々とありますが、私は以下のようなことを試させています。

まず椅子から立ち上がって、腕をまっすぐにして、手のひらで鍵盤に寄りかかる
ように前へ倒れるようにします。そうすると体重が鍵盤にかかって、物凄く大きな音がでます。
小さい子には足台が必要でしょうね。
要するにそうして重みによって大きな音が出せることを体験させるのです。
この他にも色々とありますが、こういうことをやることによって、子どもに更に大きな音が出せる
と暗示させることも重要です。次の日から音が変わった!なんて言われることもありますが、それは
私がどうこうしたわけでなく、その子の気持ちが変わっただけです。

自信は大きな武器です。子どもの伸び盛りの能力も素晴らしいものがあります。
一度自分には出来る!と思えば、結構色んなことができるようになるものですよ。



456 :290:2011/02/08(火) 04:46:50 ID:FJselvI1.net
>>266

実に面白いですね。

>今の日本の音楽教育にある問題は、これらの要素をリンクさせ演奏に還元させる
>システムがないことです。

あと3回ぐらい世代交代があれば、そういうシステムも出来上がるでしょう。(笑)
私の知り合いの大学の教員でも、このことに危機感を抱いている人間は結構います。
最近のピアノレッスンの傾向として、特に我々の世代からちょっと上の指導者が教える
ことはまさにそういうリンクです。押し付けではなく、なぜそうなるのか考えることも
実際多くのピアニストたちが自身の活動を振り返って重要だと考えることでもあるんですよね。

多くの人々がこのことは触れていましたので、すでに日本の音大では取り入れられている
ことだろうと思ってましたが、いまだ成らずですか。

私が、日本の音大に求めたいのは、教授が定期的に学内演奏会をすることですね。
私が留学した学校では、ほとんど全ての教授たちがソロ演奏や室内楽演奏を格安の金額で
やっていましたので演奏を聴くのには不自由しない生活でした。
子どもたちよりも、大学生に多くの演奏を聴かせることが重要です。
大学生ともなれば、自分で考えることもできますからね。

それから、勉強しない教授もいますから、そういう人間を淘汰するためにも
必要かもしれませんね。アメリカのように、生徒が教授を採点するというシステムも
良いでしょうね。

もっとも、私が言ってることも、随分前に、一部の教授たちが大反対したそうで。(苦笑)
よっぽど自信がないのか、楽をしたいのか・・・w

>「個性」という恣意的な解釈が最近は氾濫しているように見受けられますね。

ああ。私もそう思いました。留学先で教授の助手をやっていた頃、日本の音大を卒業して
入学試験を受けにきた日本人たちがいましたが。なにか表現というものですら、こういうふうに
弾くと表現しているように聴こえるというような感じでいやらしかった覚えがあります。
もっともその日本人は日本ではかなり優秀だったようですが。私の先生の一人が、試験を
聴き終わった後しかめっ面をしながら、私を捕まえて、なんで日本人はあーいう演奏しか
できないんだと聞かれた覚えがありますよ。(笑)




457 :290:2011/02/08(火) 04:55:37 ID:FJselvI1.net
>>271

これは非常に正しい!!
物事の真実とは常にシンプルなことです。

基本こそは、今までの私を幾度となく救ってくれたものでしたよ。
恩師の強大なカリスマから自立していくために手にしたものは、基本という
真理、それだけでした。あれは心強かったです。
今でもそれを教えてくれた先生に感謝してもしきれないです。

常に迷ったときには基本や常識を振り返る。軸みたいなもんですね。
色んな流派はありますが、結局最終的なゴールはそれ、というようなものでもあります。

458 :290:2011/02/08(火) 05:11:58 ID:FJselvI1.net
>>272

>私はそれぞれの作曲家の目指した音楽観や様式というものに従ってある程度指標を
>持って審査すべきだということが言いたいのです。

うーん。これは審査員の知識云々の問題ではないのですよ。実際、子どものコンクールでも
そうですが、素晴らしい知識と演奏技術を有した審査員はいっぱいいます。
ただ、今回のショパコンでもそうですが、結局なにをとるかです。

そういった知識や古くからの伝統を超えたうえでひとを感動させる素晴らしい演奏は
確かに存在します。そしてそれができるひとは演奏者として生き残っていくことができるでしょう。
でも一方で仰るようなスタイルを守ってゆく人間も必要です。
この二つはどちらも必要で、平たく言えば、エンターテイメント性を重視するか、学術性を重視するか
といったところだと思うんですよね。

コンクールに関していえば、複数人数がいるから票が割れて、変な結果が出るときもあり、
つまりこれの原因は複数審査員がいるからということでしょう。
それならば、武満徹作曲賞のように誰かひとり納得できるような審査員をよんできて、
そのひと一人だけで判断してもらうほうが参加者も納得できるものだと思いますけどね。
そうであれば、仰るような疑問も全て解決できますよ。(笑)
例えば、アルゲリッチに認められれば賞がとれる。認められなければ、アルゲリッチ一人だけに
認められなかったという、ある意味割り切りができますね。(笑)

そういうピアノコンクールがあっても良いと思うんですけどね。



459 :290:2011/02/08(火) 05:39:35 ID:FJselvI1.net
>>284

>感性の教育というのは極めると偏屈な人間になると思います。
>歴代の音楽家は大抵気難しく自由で縛られることを嫌いました。

感性の教育と音楽家のそれを結びつけるのはなにか違いませんか。
例えば、入社の際の面接試験もそうですが、あなたの人生のなかで大切な
出来事はなんですか?と聞かれた際に、面接官を感心させるような、本当に
自分の心を正直に言葉にのせながら、主題と離れずに返答できることも感性ですよ。
テレビでもあってましたが、自分の言葉で喋れない若者が増えてるんですってね。
自分で考えて、想像力を働かせて、こう話せば上手く自分のことが伝わるんじゃないか
ということも感性ですよ。

こういうことは音楽ではなくても、社会で沢山あるでしょう。
職人の世界では多くありますし、普通にサラリーマンの世界でも多くあるでしょう。

ゆとり世代は自分で考えようとしない・・・というのは今の団塊世代の親父さんたちの
感想で、これがある時期ネットに出ていましたが。別にゆとり世代に限らず、感性を広げる
機会のない環境で育ってきた場合、自分で発想することが乏しかったり、相手が言わんとすることを
想像力を使って補って理解できたり・・・そんなことができにくいです。

従って、今の世の中、本当の感性の教育は絶対に重要だと思います。
そして・・・いつも社会では後回しにされますが、音楽を含む芸術こそが、そういった
感性の教育をもっとも行いやすい分野なんですよ。

勿論、「極めれば」と書いておられるので、感性の教育を否定されるものでは
ないでしょうけど、文面全体から受ける印象としては、過去の音楽家の性格から
感性の教育を否定しているように見え、それはあまりにも短絡的ではないかと
思ったのです。そもそも極めるという言葉が適切かどうか分かりません。
つまり、感性の教育によって得ようとしていることは子どもの自立であり、
それ故に極めるもなにもないと思うんですよね。



460 :290:2011/02/08(火) 06:31:07 ID:FJselvI1.net
>>362

>研究、教育というものははたして日本人がうなるほど正しく行われるでしょうか。

こういうことを書くと自分で自分の首を絞めてるようなもんですよ。(笑)
我々日本人にはクラシックは絶対分かりっこない・・・では当の日本人である我々は
我が国の伝統芸能をどれくらい理解できているか?心元ないでしょう?
ドイツ人がいかにベートーヴェンはドイツで生まれたんだ!と叫んだところで、その音楽は
別です。クラウディオ・アラウのようにドイツ人ではなくても、素晴らしいベートーヴェンは
演奏できてますし、そんなこと言ってたらネイガウスなんて、あの素晴らしいブラームスやショパン
なんかは嘘になってしまいますよ。(笑)余談ながら、学生時代、初めてネイガウスの録音を聴いたときには
とてもびっくりしましたね。ロシアにもこのようなピアニストがいたんだ、と。
匂い立つようなタッチ、スクリャービンやショパンのマズルカで見せる、あの絶妙なフレージング、音の伸び・・・
いやあ、良い音楽は国境を越えますよ。そうやって我々にも理解でき、伝わってきます。
まあ、歴史の話をすると長くなるので省きますが。

コンクールの弊害について、このことを絡めて議論すると貴方も含めて我々の立場も
危うくなりますよ。(笑)

>コンクールを設け勝手なメソッドを作り一流の歌舞伎役者を量産しようとしていたら日本人はどう思うでしょう。

ん?日本人が作ったメソッドが今のピアノ教育でメジャーですかね?
むしろアメリカのほうが多いように思いますよ。
ピ○ィナが押してるのもバスティンメソッドといって、アメリカですよね。
そもそも日本人が作ったメソッドでメジャーなものといえば、スズキメソッドぐらいしか
知りません。日本人が作った、ピアノ教育用のメソッドでそれほどメジャーなもの・・・
少なくとも我々は使ってませんが?

>世界でピアノ教育は普遍的にな基準に基づいて行われているのでしょうか。

その普遍的な基準というのは、そもそも、音楽の根源が感性である以上は難しいというか
不可能でしょうね。勿論、技術的におおまかに決めることはできます。

導入期の基礎教育では、こうした基礎技術の習得への道はもうほとんど選択肢は限られていますよ。

>ドイツにはドイツ、フランスにはフランス、ロシアにはロシアなどそれぞれの教育があるはずです。
>そのために留学に意味があるのです。

これは違います。例えば、ドイツの学校にはフランス系の教授がいたり、
フランツにはドイツ系の、イタリアにはフランス人の・・というふうに
そういう教授たちがいるということや、そういう教授たちを目指して留学生が
行くことを考えると、国ではなく、「ひと」です。

考えてみてもご覧なさい。
ショパンの弟子はショパンにポーランドやフランスでの演奏流儀を習いに
行ったわけではありませんよ。ショパンの時代が遡りすぎているというのなら
現代でも同じことです。そもそも、ピアノという楽器習得には、師事するということが
重きを成しているわけですから、その師匠が大切です。
貴方自身もネイガウス系と書いてらっしゃるではありませんか。

国別の文化や環境はピアノの留学生たちにとって、その次にやってきます。
これも重要ですが、なんといっても第一に師事する教授がやってきます。
どこの国にもへぼな教授はいますし、フランスだからとかロシアだからとか
そういうことで留学しに行くわけではありません。
少なくとも、私の周りではだれそれという優れた先生に習いに行くという目的が
あります。それがなければ、語学留学と同じような響きになりますよね?(笑)




461 :290:2011/02/08(火) 06:51:36 ID:FJselvI1.net
>>367

>まとめると、日本の音楽教育の過ちは異文化を学ぶ後発組にも関わらず、各国が積み上げてきた伝統を
>統括し効率的に自己流に習得しようという傲慢さです。

失礼ながらご存知ないことは書かないほうがよろしいでしょう。
現状、日本の音楽教育、それも子どもの教育において、日本人が統括し効率的に自己流に習得しよう
なんて、そこまでいってませんて。(笑)まだ海外のメソッドの研究は続いているし、
それに基づいた形での仮説、考察は成されています。バスティンメソッドなどもシンポジウムやってたりしますよね。

一方で、大学レベルになってくると、国別が問題になるのではなく、先に書いた通り誰にどういう
レッスンを受けたかが問題になるわけなので、日本人が全ての伝統を統括してどうこう・・・なんて
できるはずもありません。日本人は色んな国に留学して、そして帰国するので、そう見えるだけなんですよね?

>日本は今、旧体制を見直し、それをまとめて新たな音楽教育を
>作り出していかなければ世界と肩を並べるのは不可能でしょう。

旧体制ってなんでしょう?
毎年、子どものコンクールを見ますが、年々受賞者の傾向やスタイルは変化
していますよ。審査員の顔ぶれも違いますし。

一つ思い当たるのは、まだ外国語習得が一般的ではなかった頃の日本から
留学した留学生たちのなかにはレッスンの意味を正確に捉えることができなかった
人間もいるようですし、その頃の日本では全体的な西洋音楽教育レベルが低かった
わけですから、そういう環境で育った世代の音楽教育者たちを旧体制と言うんでしょうか。
ご心配なさらずとも、世代交代は必ず来ますし、日本の音楽教育は変わってゆきます。

日本は、現に海外から直に優れた名教授たちをよぶことができるようになりましたし、
そういう教授に師事できる人間も増えてきたわけで、語学力も昔とは比較にならないほど、
今の人々は恵まれていると思います。
故に、今はそのように見えるかもしれませんが、私の眼に見えるのは、今
次第に変わってきているなということです。





462 :290:2011/02/08(火) 06:55:52 ID:FJselvI1.net
>>373

>かつてのソ連が行った音楽統制は凄まじいものだったし
>それなりの結果を生んだと思いますが・・・

多くの優れた音楽家がその犠牲になったことをお忘れなく。
ネイガウスも。
そういう背水の陣でのぞめば・・・という考えは危険です。

言ってることは分かりますが、国民性も違いますし、そうしなければ死んでしまう
ような状況を我々は欲しいとは思いませんが。(笑)



463 :290:2011/02/08(火) 07:20:35 ID:FJselvI1.net
263さん

演奏を聴かせて頂きました。
263さんが受けたコンクールは子どものコンクールとは、その趣旨もレベルも
違うものだと思います。そこで、ピアニストを輩出するコンクールレベルで・・・と
考えたところ、これでは落ちますね。私の先生たちなら、確実に落としています。

細かく書けば、角が立ちますから書きませんが。

263さん、おそらく貴方も演奏活動をしながら教育活動をするという
道へ行かれることでしょう。そこで先輩として一つだけアドバイスしたい。

常に自分は足りない・出来てないからこそ前へ進めるのですよということです。

演奏活動の仕事の面でも、レッスンにおいても、傲慢であるならば、
仕事はもらえません。

貴方が、単純にこれが私の演奏です、と示すだけなら良かったのです。
また、あげた音源で、ご自分が受けた素晴らしいレッスンの特徴や、珍しい点、
またはそのバラード4番をこういうソースからこのように解釈してみました・・・なら非常に建設的です。
それをこの演奏でコンクールに落ちましたと書けば、まるで貴方は、ご自分の演奏こそ
受賞するべきだったということを感じさせます。

正直なのでしょう。若いのでしょう。。。(?笑)しかし、傲慢さを感じます。
それでは、先に私が述べたように、指導者は生徒を主体に置き、その傍に立つ者ではありません。
貴方が対決すべき存在は、この業界の旧体制なんかではなく、その傲慢な貴方自身ですよ。

コンクールに落ちた理由は、本当はお分かりなんでしょう。
もし分からなければ、貴方自身の成長もそこまでです。
貴方は、そのバラードの演奏を最高のものと認めてしまっているようなものです。

コンクールに行こうが、どこで弾こうが、他人がどう弾こうが、そんなことは関係ありません。
あるのは、貴方自身はどうだったかということだけです。
そのときの貴方にとって、それがベストならばそれで良いでしょう。ただし、あなたのベストが
他人のベストとは限りません。

貴方は、この演奏以上のことがきっとできると思います。
私よりも若い分だけ、私よりも優秀な教育を受けているはずで、
世代的に言っても、我々よりも貴方たちのほうが遥か彼方上のほうへ
行ってもらわねばなりません。

常に自分にはなにかが足りないと感じることです。
それが貴方の求める物を呼び寄せる結果になりますよ。



464 :290:2011/02/08(火) 07:24:13 ID:FJselvI1.net
さあ、これから離島へ行ってきます。楽しい音楽旅行です。(笑)
こういう仕事は旅行も兼ねることができるので良いんですよねぇw

また、しばらくレスができませんが、皆さんお元気で!


・ミジンコさんお元気ですか?
・264さんも生きてますか?

ではでは!

465 :290:2011/02/08(火) 07:47:02 ID:FJselvI1.net
あーそれと263さん、厳しいことを書いてしまいましたが、
別に悪意はありません。純粋に貴方のことを思っての善意だと
受け取ってください。これからもっともっと色んな世界を見ることでしょう。
楽しみですね。^^
それと・・・
今後もスレ主として頑張ってください!(笑)仰ってる大部分に間違いはありませんので。


私はたまーに出てくるかも(もしかしたらもう出てこれないかも)しれませんが。

それではさようなら。

466 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 10:04:28 ID:8G13mkNK.net
>>463
ちょっとまってー。まだ行かないでー。
どこがどうダメなのか詳しく教えて。

467 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 10:17:36 ID:8G13mkNK.net
なんか290先生の一連の文章読んでると、なーんだやっぱり子供コンクールの弊害なんて思ってなくて
子供コンクールコンクールピ●●●ピ●●●バンザーイなんだ。あ〜あ。

468 :263:2011/02/08(火) 10:30:58 ID:lhtXi/aP.net
>>290先生
いろいろとご指摘ありがとうございます。
若輩の私にこれらの指摘はありがたいものです。

傲慢さというのは、難しいものですね。
なぜなら、謙虚であることをその姿勢としてしまったら
大きな主張はできなくなってしまうからです。
それは萎縮を生み、芸術が小さくなってしまいます。
そのバランスはとても難しいものだと思います。

社会は傲慢を嫌うでしょう。
おっしゃる通りです。別に私自身、社会の中で全力で自分を主張しようなんて考えてません。
ものごとには段階がありますので、いろんなやり方で少しずつ自分の意見を
浸透させられたらいいなと考えています。 また色んな経験を積めば私の意見も
変化していくでしょう。

また、ここのスレ主は290先生であるべきでしょう。
私は思ったことを言ってるだけです。

そして思ったことはだいたいすでに語ったのでこれからは
あまり積極的には書きこまないと思います。
なにか興味深いネタがあったらどんどん投下してほしいと思います。

469 :263:2011/02/08(火) 10:34:57 ID:lhtXi/aP.net
>>466
私自身が思うのは、ピアニストとして「大量の演奏会をこなす」ための
技量、積極性、精神力の総合値が足りていないということだと考えています。


470 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 10:37:28 ID:8G13mkNK.net
聴いても全然傲慢だと思わなかったけど。
優しい繊細な性格が良く出てる演奏でした。

471 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 10:43:26 ID:8G13mkNK.net
バークリー音楽大学への進路を決めた高校生の日記
ttp://seki32.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-9252.html
>授業の前後の御礼、「ありがとうございました」の斉唱もアメリカじゃありえない感じ。

>日本と真逆ですね。
>日本は態度重視ってとこありますよね。
>一見、態度はきちっとしてても、学ぶ姿勢はだら〜んって感じですから。

>てっとりばやくいえば、態度はどうであれ、できりゃ〜良しなんですね。
>実力社会の意識が強い。





472 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 14:41:36 ID:zttbXHnx.net
>>467
>子供コンクールコンクールピ●●●ピ●●●バンザーイなんだ。
このスレの人達、全然バンザイしてないと思うけど

473 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 15:55:21 ID:whsx4ogP.net
263さん、たびたび263さんの意見に絡んでいるものです(笑)
文章から若い方だと思っていましたが、過去の読み返してみたら大学院生なのですね。
と言う事は、卒業されてから本格的に指導を始めると言うことでしょうか。
これで高い理想を書かれている意味が分かった気がします。
私の予想では、実はまだ子供のコンクールを実際に見ていないのではないでしょうか?
(違っていたらすみません)

また、バラード4番聴かせて頂きました。
ミスが何か所かありますが、コンクールに落選したのはそのミスが原因では
ないですね。
よろしければ、ここにこの曲をアップした意図をお聞かせくださいますか?

474 :263:2011/02/08(火) 17:10:19 ID:lhtXi/aP.net
>>473
子供のコンクールは実際には見ていませんね。
動画サイトで見れるものや、自分が日本のコンクールを受けてみての
判断です。

ここにアップした意図は書いたと思いますが、ここの人たちに自分の演奏が
どう思われるのか興味があったからです。

475 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 17:51:16 ID:whsx4ogP.net
せめて実際に足を運んでからいろいろと言いましょうよ(笑)
子供の指導現場は、263さんが考えているよりももっと進んでいますよ。
または、あまりの酷さに驚くかもしれません。
そして263さんの子どもの時とも、この十数年で変わってきたはずです。

でも現場を見ずにピアノ教育やコンクールのことを書くには、あまりにも情報不足だと
思います。

>ここにアップした意図は書いたと思いますが、ここの人たちに自分の演奏が
どう思われるのか興味があったからです。

確かにそう書いてありました。
この演奏で落選するのが日本のコンクールの欠点なのか、
コンクールに疑問を感じている方々にここで自分の演奏を聴いてもらって
コンクールはやっぱり良くないと共感してほしいのか、
より深い意図が見えてこないのです。

演奏は、コンクールだろうとコンサートだろうと、一言で言うとメッセージが弱い
と感じました。構成力ももっと必要でしょう。
コルトーやラフマニノフ等、昔の人達がよくやっていた左右を微妙にずらす
弾き方は良くも悪くも特徴的であるとは思いました。

476 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 18:02:50 ID:08Cj1i3d.net
ショパン国際コンクールのコンテスタントの演奏アーカイブだよ。

http://konkurs.chopin.pl/en/edition/xvi/video/archive

日本人コンテスタントの演奏を聴いてみよう。
果たして素直に聴いて263のup演奏とどっちが気持いいと感じた?

コンテスタントの演奏は構成力とかナンチャラとかいって鍛え上げた
演奏なんでしょうが、どれもこれもつまらないと感じるんですけど。

とかく、日本のコンクール先生は口数と理屈付けに忙しいようで
、実にならないと感じています。



477 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 18:19:23 ID:b/36XjVQ.net
>>476
ショパン・コンクールを受けるほどなら、日本にいようが海外行こうが、
日本の先生ではなく海外の超一流教師に習っているだろ。
書類突破のために、国際的なコンクール歴もあるだろ。

つまり、日本のピアノ教育とはほぼ関係ない罠。

日本のコンテスタントの演奏は、
海外一流教授に習った海外国際コンクール入賞級の演奏を代表しているのさ。

そこからわかるのは欧米ロシア一流教授の実力と欧米コンクール事情だけだな。

というわけで、文句があるならヨーロッパやロシアやアメリカに言えばいい。
日本は関係ない。



478 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 18:25:36 ID:08Cj1i3d.net
で、お前はあの演奏聴いてみてどう思うんだい。

ヨーロッパ人のコンテスタントを比較してみろよ。

日本でピアノが廃れるわけが判るぜ。

479 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 18:31:38 ID:08Cj1i3d.net
それからなぁ。二次に残った日本人コンテスタントの名前でググッてみろよ。
師事されたセンセーがでてくるぜ。

適当なこと言うなよな。
この頃、自称ピアニストは1回だけ見てもらっただけで師事って経歴にかくクソッタレが多い。

480 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 18:36:52 ID:b/36XjVQ.net
>>478
だから、日本は関係ないだろ。何でも日本のせいにするなよ。
文句があればヨーロッパ人一流教授様に言えばいい。その教育の成果だろ。

誰がどう教えようと関係ないというのなら、そもそも教育関係ないだろ。

>>479
全員(一次)ぐぐった。
ほとんどの場合、見事にヨーロッパの一流どころが並んでいる罠。
それとも(それに加えて)ヨーロッパで演奏歴、コンクール歴がある罠。

誰が二次に通ったかは知らないが、
通した以上、ヨーロッパの一流どころ審査員が評価したんだろ。

それでも文句があるなら、ヨーロッパの一流審査員先生に言えよ。
それとも審査員が日本人だけだったのか?




481 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 18:37:25 ID:8G13mkNK.net
素直に聴いて血がドクドク流れてくるのは263さんの演奏だよ。気が流れるっていうのかな。
そりゃ、審査員とか細かく専門の人が聴けばあっちもこっちもダメってことなのかもしれないが、私にはわからない。
ただ人間として素直に聴いて263さんの演奏がいいと思った。
ある時期正しいと思っていた教育法が、長い時間かけてやっぱりダメだったと気づく時ってあるじゃない。
今まさに日本のピアノ教育の事だと思う。子供コンクールで何を得た?
正当化する為にピアノと関係ないようなこと例えば精神力が鍛えられ生きて行く力となるとかさー。
でも早めに気づいて早々に子供コンクールやめて真の芸術の勉強をしてる人っているんだろうなぁ。

とにかく子供コンクールに出まくってる人の演奏はつまらないの一言。上手いがつまらない。

482 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 18:42:00 ID:08Cj1i3d.net
嘘つけ。ショパコンサイトにいったら二次のコンテスタントとそのスコアが全部見れるぜ。
あとな、ヨーロッパのせいにするなよな。
才能のない奴ばかり選んでヨーロッパに送り込んでなんとかなるってありえんだろ。

それとも何か。ショパコンの日本人コンテスタントはヨーロッパネイティブだっとでもいうのかw
そいつらの殆どを作ったのは日本人先生だろうが。

糞味噌にたたきつぶした変なピアニストの卵を押し付けられたヨーロッパの身にもなってみろ。


483 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 18:47:13 ID:8G13mkNK.net
ちっちゃい頃から子供コンクール漬けの子もいるよね。もちろん 日 本 の。

だめだ今聴いてるが、最後まで聴いておれない。子供コンクールによくある無難な演奏だ。

484 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 18:49:33 ID:b/36XjVQ.net
>>482
>糞味噌にたたきつぶした変なピアニストの卵を押し付けられた

いやならヨーロッパで入試で落とせばいいだろ。
ヨーロッパ人の教授様はレッスンしなきゃいいだろ。

大コンクールなんだから予備審査で落選させればいいだろ。
何より一次予選で落とせばいいだろ。

そのどれもしなかったんだから、ヨーロッパ人の教授様の好みにあったということ。



485 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 18:49:34 ID:08Cj1i3d.net
>>481
取られるばっかりで得るもんないよ。くだらねー。その金使ってヨーロッパ人の
演奏会に行ってるぜ。

486 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 18:50:42 ID:08Cj1i3d.net
>>484
めでてーな。ヨーロッパも音楽院の経営があるからな。
日本人はクソでも金に見えるんだよ。

487 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 18:53:41 ID:b/36XjVQ.net
>>483
キャリア見ろよ。大抵ヨーロッパやアメリカでキャリアがある。

あきらめろ。
それが国際的に世界ピアノ教育の主流の演奏と言うことだ。
好きかどうかは別問題としてね。

もし問題提起したいなら、世界の名教授様の教育と音楽的方針を問題にしろ。

>>484
受けいれて教えたんならヨーロッパの自己責任だろ。
ヨーロッパを美化して夢なんて見るな。

488 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 18:54:02 ID:08Cj1i3d.net
>>483
中には正三角形のようなショパンもあるだろ。
正にコンピュータシーケンサだ。 ハイテク日本だ!

489 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 18:57:06 ID:08Cj1i3d.net
>>487
問題提起以前に、今のピアノ界の日本人はクソだってことだ。

素直にヨーロッパ人コンテスタントの演奏だけを聴いて、ヨーロッパ人プロの演奏家の演奏と
聞き比べるといい。
ピアノは彼らの芸術だから、彼らが一番知っているだろ。

歌舞伎を一番知っているヨーロッパ人なんて聞いたことないぜ。

490 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 18:59:07 ID:b/36XjVQ.net
>>489
>歌舞伎を一番知っているヨーロッパ人なんて聞いたことないぜ。

ハワーズ少佐の話くらい知っとけよ。アメリカ人だが。
あの時期の歌舞伎界で彼を尊敬して感謝しない人間なんていないぞ。

491 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 19:03:26 ID:08Cj1i3d.net
どうでもいいが、アーンストの間違いじゃないのか?

492 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 19:31:59 ID:b/36XjVQ.net
>>491
ぐぐって知った。原典を読むと俺の間違いではないようだ。

バワーズが栄誉を独占しているが、アーンストだけでなく他にも多くのアメリカ人検閲官が、
なぜか必死に歌舞伎を勉強して、歌舞伎通になって歌舞伎を救ったという話。
パワーズが超歌舞伎通で、歌舞伎を救うのに貢献したのは事実のようだ。

ただ、ハワーズでなくパワーズだな。


493 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 19:46:15 ID:08Cj1i3d.net
>>471
なんかこんなの思い出してしまった。

「小汚いピアニスト」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm7526657

494 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 21:42:15 ID:8G13mkNK.net
>>493
面白かった。すごく好きだ、こーいうの。

まぁ471の子はこの子だけど。音楽が好きーーー!!!っつー感じだな。
http://www.youtube.com/watch?v=4bWzi8JpTE4

495 :ギコ踏んじゃった:2011/02/08(火) 21:55:51 ID:whsx4ogP.net
演奏に気持ちがいいかどうかだけで判断する人も混ざっての議論は難しいね。
精神的に立派な人も多いロシアやヨーロッパの演奏家たちは、基本的に頭もいい。

そういう人達は、ただ感情に任せて勝手に弾くのは最も嫌うだろうよ。
つまり規律(構成力等)の土台のもとに感性を発揮していく。
263さんの先生はその辺どのような感じなのでしょうか?
今回はロシア・ヨーロッパ勢に、知的であり情感のあるバランスの
取れた人達が多かった。
日本人は全体的に音楽が幼かった。そして大人しかった。

496 :263:2011/02/08(火) 23:36:58 ID:lhtXi/aP.net
>>495
構成力ですか、説明するのが難しいですね。
私の先生は構成にはうるさいと思います。
ルバートをかけたらその分引き戻して全体としてテンポの統一を図るとか、
楽語に示される各部分の性格とか、そういうのを総合的に見て
曲を作り上げていく感じですね。


また、専門でない人がなんとなく演奏を気持ちいいと評することは間違いではないと思います。
テュルクやフンメルは(確か)「美しい音」の定義を「快適である」としていた
はずですから、そこからすれば、素人の人が気持ちいいと感じる演奏は音楽としてある種
正しいという側面を持っていると思います。

497 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 06:04:14 ID:kkNeK9TB.net
>>495,>>496
とかく、規律とか構成力とかうんだらかんだらおっしゃられる先生様が多いですが、
一体なにを目的にそういった理屈をこねられるんですか?

結果が幼いとかおとなしいとか、つまらないとか、最後まで聴いてられないとかが
目的なんですか?

まさか、理屈をこねたら、構成力があれば、立派な精神性が達成できるなんて
思ってるでないでしょうね。もしそうなら、大きな間違いだと思いますよ。

498 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 06:13:08 ID:06qsh+8O.net
>>497
テンポとリズムを一貫させておかないと、
全体として支離滅裂になって印象が与えられないから。

伝統的に護持されてきた経験則で、
逆らっても絶対成功しないことが経験的に証明されているので、
まともな音楽家ならもはや誰も逆らわない。

それでも反逆したいならどうぞ。かならず失敗するから。



499 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 06:19:11 ID:kkNeK9TB.net
言いたいことは、立派な精神性を持った人が、それを音楽に投影する手段として
そういった規律や構成力を学ぶということ。

理屈自体が目的化していないかということだ。

精神性が幼いまま、そんなことを教え倒しても意味を成さないと思わないのかい?

500 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 06:28:26 ID:06qsh+8O.net
>>499
根拠もないのに先人が積みあげた経験則に従わないのは、
精神性の未熟を意味していると言うことさ。

501 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 06:32:48 ID:kkNeK9TB.net
留学して、向こうの先生に日本の文化、民族、芸術について聞かれて
何も答えられないお馬鹿の日本人に失望しているんだよ。
つまり、話し相手にならない。

それが高い精神性の土壌になることをわからないのかな。

502 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 06:35:50 ID:06qsh+8O.net
>>501
自分が文化、民族、芸術について語れると思いこむ人間がいたら、
それこそ未熟な厨二病さんと思われ。

知れば知るほど、そんなもの語れるものかと思う罠。


503 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 06:49:48 ID:kkNeK9TB.net
頭悪いな。異文化に触れるときに自分の背景にある自国文化がないと
まともな会話ができんだろうに。

本当に頭が悪い。>>502は。

お前も糞なピアニストの卵に一派か?

504 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 06:55:32 ID:06qsh+8O.net
>>503
自国文化わかってございと誇るような連中も、
おまえら自国文化わかっていないと誹るような連中も、
どれも自国文化わかっていたためしがないだろ。

だから厨二病なのさ。

そもそも、これだけ多様で多彩で大きな文化をわかるってどういうことよ。
その一部を囓るんだって精一杯だろ。

というか自国文化の担い手なんて、みんな寡黙で謙虚で口べただぞ。
だから格好いいんだろ。





505 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 07:00:30 ID:kkNeK9TB.net
俺は大人だから世の中のことはお前より知っている。

お前の将来は、橋の下か公園に簡易な住居を構えるだろうw

506 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 08:23:30 ID:RPkHiEVv.net
kkNeK9TBの自国文化への造詣の深さがどれほどのものかはわからないが
kkNeK9TBの日本語力が微妙なことだけはよくわかった

507 :263:2011/02/09(水) 09:06:35 ID:Kc6quUoU.net
>>497
>とかく、規律とか構成力とかうんだらかんだらおっしゃられる先生様が多いですが、
>一体なにを目的にそういった理屈をこねられるんですか?
>理屈自体が目的化していないかということだ。


理屈が目的化している、というのはままあると思います。
感性と理性を同時に伸ばせる指導者はなかなかいないでしょうね。
構成がとれていれば一応形にはなるということじゃないでしょうか。

また、細かい構成を気にしすぎて、全体の流れが停滞してしまうということも
結構あります。

本当の意味での構成に関するレッスンは感性の表現と同時に
行われるべきなんですが、できてないケースが多いのではないかと思います。

まあ日々のレッスンに追われて自分の音楽をする時間がなくなったら
自然と感性も鈍るでしょうね。
感性というのは一生変化し続けるものだと思います。
それは伸びることもあれば劣化することもあります。

それを支えるのが思想だと私は思っています。

508 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 09:52:53 ID:DE/FMzV7.net
ピティナ ピティナ ピティナ ピティナ ピティナ ピティナ ピティナ ピティナ
ピティナピティナピティナピティナピティナピティナピティナピティナ
ピティナピティナピティナピティナピティナピティナピティナピティナ
ピティナピティナピティナピティナピティナピティナピティナピティナ
指導者賞 指導者賞 指導者賞 指導者賞 指導者賞 指導者賞 指導者賞
指導者賞 指導者賞 指導者賞 指導者賞 指導者賞 指導者賞 指導者賞
指導者賞 指導者賞 指導者賞 指導者賞 指導者賞 指導者賞 指導者賞
コンクールコンクールコンクールコンクールコンクールコンクールコンクール
コンペティション コンペティション コンペティション コンペティション

509 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 10:05:05 ID:DE/FMzV7.net
子供 コンクール 弊害
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E5%AD%90%E4%BE%9B+%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB+%E5%BC%8A%E5%AE%B3&ei=UTF-8&meta=vc%3D&pstart=1&fr=top_ga1_sa&b=1

510 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 10:12:50 ID:dfAjvuzo.net
素人親の>>361です。高尚なお話しが続いていましたので
話の腰を折ってはいけないと思い、暫くROMっていました。
久々に、池に投石するような質問なんぞ、良かったらお付き合い下さい。

今、大不況の閉塞感の中にある日本の子どもたちや、その親にとって
ピアノのお稽古の位置づけは、かなり昔と異なるように思えます。
そして、263さんが真に求めたいところとも、随分ギャップがあります。
それは290先生の仰るところの、指導者にはどうにもならぬ「環境」かと。

庶民の私にとって、クラシックピアノにまつわる原風景はいくつかあります。
幼少期、レコード針を落として親が家事のBGMで聴いていたレコード
(確か、ピアノピースのレトロなデザインと同じジャケットの記憶。歳がバレる?)、
何度か司会者が替わった「題名のない音楽会」で現代音楽がピカソ的に思えた事、
ヤマハの才気溢れた子どもたちの自作し自ら演奏した音楽会の番組(番組名失念)、
教育テレビの「ピアノのおけいこ」での故 井上直幸先生の躍動感にあるご指導 などなど。
美しいものや、未知の世界への憧れに満ちていました。
夕方になると、各家庭から流れてくるたどたどしいバイエルやブルグミュラーのアラベスク。
それを「頑張ってるね。」と喜ぶ親達と、綺麗な衣装を着られるのが嬉しい発表会。
華やかではないけれど、「Always3丁目の夕日」の映画のような、大事な良い思い出です。

一方で、少年ジャンプの「友情・努力・勝利」の価値観(日本人の多くは、
これ好きな気がする)で音楽と向き合った方も少なくないと思うのですよ、
今の子どもの親世代って。合唱、吹奏楽、ピアノコンクール等など。
>>340のヒステリックな親は、少年野球チームのコーチ(地元の野球好きなおじさんが
どなり散らし、努力・勝利を叫んでるのを見かけませんか?)と同じメンタリティと思えば
さほど驚きません。
>>341にあるように、「友情・努力」で勝利を得た喜びを共有する子ども達に
「真の芸術とは」と言い出しても、伝わらず、大反発を食らうのも、激しく納得。
そういう層に、どれほど263さんが真の美、異国文化を学ぶ意味を語ってもどこまで伝わるか、と。

511 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 10:29:18 ID:dfAjvuzo.net
ところで、欧州某国に住む友達から、現地のクラシックピアノ事情を聞き
カルチャーショックを受けました。

街中に音楽が溢れている、と。
日本でいえば映画を見るのと同じ位のお金を払えば、お食事しながらでも
クラシックの生演奏を楽しむことが出来るとのこと。
演奏家が「今回は、こんなテーマで演奏会しましょ。」と声をかけて
演奏後に得意料理を振る舞うようなホームパーティを開いたり、なんてのが日常。
その際、音楽史を共に語ったり、その時代背景や文化・哲学を語ったり
どういう解釈でどう演奏するかを語ったりもできるから、演奏後のお客さんとの会話も
とても楽しみなのですよ、と言うのです。

もちろん、クラシック演奏家にとって厳しい時代なのはどの国も変わらないけれど
少なくとも日本にいるよりは、演奏できる場と聴いてくださる方が確実に存在する面で
恵まれていると言っていました。
また、そんな環境で育つお子さんの指導は、非常に面白いとのこと。

私の>>263さんのショパンの感想ですが(あくまでも2ちゃん、ど素人評なので気になさらず。)
そういったアットホームな演奏会で、聴きたいなぁと思う素敵な演奏でした。
私個人は、大好きです。
気持ちよくお食事できる、気持ちよく聴ける、子どもは気持ちよく眠ってしまうかもしれない。
(下手糞だったり、うるさかったりすると、子どもは寝ないですw)

ただ、コンクールとなると、どうなのでしょう?外国でのコンクール受賞者の演奏を聴くと
背筋が伸びるというか、眠らせない何かを感じることが、私の場合多いです。
威厳なのか威圧感なのかあるいは緊張感なのか、作曲家への畏怖なのかわかりませんが。
263さんの演奏の初めの方は、そんな雰囲気で、背筋を伸ばして聴こうじゃないか!
という感じを受けましたが、曲が進むにつれて、その感覚が薄れてきました。
良い悪いでなく、また、ただの素人の戯言、適当に流して下さい。

512 :263:2011/02/09(水) 11:10:41 ID:Kc6quUoU.net
>>510>>511
環境の問題は大きいと思います。
日本のクラシック音楽の受容の在り方はまだまだ娯楽というより勉強的だと思います。
というより、主な聴衆の層が学習者なんでしょう。
まずそこを娯楽として受け取れる人がたくさん増えて欲しいなと私は思います。

そういうことを考えてくれる方がいるだけでまだまだ日本のクラシックはいけると思います。
環境が変わったからと諦めてしまったら、それは衰退するのみですからね。

前にも言いましたがだれかが頑張らなければいけないのだと思います。
例え細々とでも残ってゆくならそれは意味のあることでしょう。
私は私のできる限りそれに努めていくつもりです。


また、音楽には色んな在り方があると思います。
私が思う音楽の受容の成功とは、聴いた後に何らかの精神的充足感が
得られることです。どんな形態だろうと、演奏を聴いた後に至福な気持ちに
なれればそれは成功だと言えるでしょう。
私はいつも最終的にそこを目指すようにしています。

513 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 11:21:48 ID:OD/FiNZb.net
長文やめて

514 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 11:38:22 ID:DE/FMzV7.net
ピアノブームって、今40歳前後の人たちの世代じゃない?
コンペに出てるとピアノブームな錯覚に陥るが、クラスじゃほとんど習ってない。

515 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 11:58:43 ID:DUPlBAyg.net
263さんは、これから多くの現場に触れて考え方が変わっていくはずです。
また、演奏を聴いて気持ち良くなれば良いのであれば、それはBGMで十分なんですよ。
ショパンの最高傑作のひとつであるこのバラードにおいて、BGM化しているのが
問題なのだと思いますよ。

516 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 12:16:49 ID:DE/FMzV7.net
子供コンクールの発展は、心で聞けなくなった人を量産してしまったのだね。


517 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 13:07:17 ID:caK8DJLJ.net
290先生へ。

久しぶりに先生の長文読ませて頂きました。やっぱり尊敬しますわ。

もう来ないとは言わず、またお仕事がひと段落ついたら
いらしてくださいね!!是非是非ですよ!

離島されるのですね。(いいな〜。)ミジンコをやめて
ノミになって先生の髪の毛なんかに紛れて、旅行しながら演奏を聴かせて
頂きたいです。

まあ、そんな現実味のない話しても!って感じですが、私は
暇をみつけて地道にピアノの練習をしながらせいぜい近くのスーパーにでも
行ったり来たりして(超近場じゃん!)ここでロム専になるとは思いますけど
お留守番してま〜す。いってらっしゃ〜〜い。

ああ〜、寂しくなりますわ〜。

※話ぶった切ってすみませんでした。続けてください〜。どうぞ〜。

518 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 13:13:09 ID:DE/FMzV7.net
>>517
もうピてなコンペはでてないんだっけ?もうすぐ課題曲出るが。

519 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 13:42:50 ID:caK8DJLJ.net
>>518
あなたはどうするの?もうすぐ課題曲でるが。

520 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 14:59:58 ID:Vkyx5JSg.net
263さんの音源聴きました。
>>496で構成のことを書かれていましたが、演奏にはまだ消化されてないという
感想を持ちました。日本のコンクールだから落選したというわけではなくて、
外国の大きなコンクールでも同じことになったのではないでしょうか。

詳しくない人(昔の自分も)はルバートしまくると感情豊かな気がし、暴走すると
熱演に見えることがあります。コンサートは聴衆あって成り立つものなので、
運営面での歩み寄りは必要でも、演奏に関しては演奏者はぶれない姿勢で
居て欲しいと思っています。

知らない人と知っている人の演奏では先入観があって公平には聴けないですね〜。
263さんのこれまでのレスを読んで想像する人物像を無意識に演奏に当てはめてしまったのは
私だけでしょうか?こういう真面目な若い人には頑張っていただきたいです。

コンクールもピンキリです。聴きに行ってみて下さい。
譜読み出来てない人続出なコンクールなんて想像できますか?びっくりしますよ。

521 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 17:54:23 ID:kkNeK9TB.net
>>520
おらあ、詳しくねんだけど。

日本人ピアニストに予想出来ないのルパートとか音の強弱付ける人いるよな。
こういうのは、車酔いとおなじで気持ち悪いんですよ。

もう少し、人間の感性に従った予想できるルパートなり強弱なり付けて欲しいですね。
そうやって弾いてくれると安心できて気分も乗るんですけど。
人間は次はいつ、どんな音でくるってのを無意識に予想してんですよ。
それに反することされてもね。

逆に正三角形みたいな演奏されるとつまんないわけね。
機械演奏聴いてるみたいで。わかる?

コンペ上がりの日本人は変なるパートか正三角形のどっちかに分類できるなぁ。
BGM以前の問題で、騒音だから切りますよ。自信をもって。

先生方、ちゃんと教えている?
近づいてくる音はどうやって表現するのかな。
離れていく音はどうなのかな。

音が寄せてくると引いていくことも頭に入れて弾くよな。

こういうのをどうやって教えているのか?
まさか、向こうに音の塊があって、こっちに向かってくるようなイメージなんて
バカなこといってないよな。


522 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 18:31:33 ID:kkNeK9TB.net
特に正三角形!

坊主の読経みたいで、思わず鈴叩きたくなるぜ。

523 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 18:58:05 ID:kkNeK9TB.net
長時間座って練習してたら痔になるだろうw

http://www.youtube.com/watch?v=Ip3lc8tDogU&feature=related



524 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 19:00:56 ID:Vkyx5JSg.net
>>521
>車酔いとおなじで気持ち悪いんですよ
いい例えですね。変なルバートは車酔い、船酔いに似てる。
変なルバートも2種類に分かれませんかね?

・感性優先、好き勝手なルバート。
・ポロネーズはこうだ!マズルカはこうだ!って意識しすぎて不自然なルバート

2つ目は正三角形の類似系とも言えるかな。何々らしく弾こうとすること自体は
いいんだけど、その一面だけ取り入れると不自然になる。

525 :ギコ踏んじゃった:2011/02/09(水) 19:36:48 ID:DE/FMzV7.net
>>523
すっげー楽しかった!音楽サイコー!

526 :ギコ踏んじゃった:2011/02/10(木) 06:06:39 ID:50S79zHP.net
>>507
自分の音楽をする時間>>思想

だと思う。

弾かなくなったら後は頭の中だけであれこれ考えるだけでしょう。
大体において、ずれていくよ。常に弾いて演奏力を維持して
思想が正しいかどうか確認しないと。

老人になってもモツソナは維持できるでしょう。
演奏力を維持しないのは単なるサボりだし、生徒に対して無責任な態度だと思うな。

527 :ギコ踏んじゃった:2011/02/10(木) 09:19:25 ID:8wmc3uxT.net
>>526
読解力ねーなー

528 :ギコ踏んじゃった:2011/02/11(金) 07:55:49 ID:yCa1pQBH.net
俺の子どもはこれを目指してがんばるぞー!

http://www.nicovideo.jp/watch/sm13484128

529 :ギコ踏んじゃった:2011/02/12(土) 07:47:03 ID:itgZLfIJ.net
平成23年2月10日(木)ピアノを習う事は美しいマナーも同

先生への宛名に様と書くな。先生と書け!
先生にお疲れさまと言うな。ありがとうございましたと言え!
ピアノの業界は全ての先生方がつながってるんだ。自分勝手にこういうことをすると失礼だ!


参考URL:ttp://www.ac.cyberhome.ne.jp/~kuravi-7/d1102.htm


-------------------------------------------------------------------

美しいマナーを知らない先生へ

個人のメールを勝手に掲載するな。許可を取れ。
個人情報を勝手に漏洩するな。許可を取れ。
講評に読めない字で書くな。全然読めない。

530 :ギコ踏んじゃった:2011/02/12(土) 09:23:10 ID:tMca1KB3.net
263さんのバラ4、数日前に聴きました。
聴いてすぐに感想書くより数日経ってからのほうが
何か残ってるものを書けるかもしれないと思ったからですが
正直ミスタッチが多かったことしか残ってなかったです。
話が飛びますがルーカス(第16回ショパンコンクール第2位)が
入賞者記念コンサートで弾いた子猫のワルツ…
あれもものすごいミスタッチがあり笑ってしまいましたが
それ以上に心に訴えかける何かがありました。
また聴きたくなるような何かです。
書かないでおいたほうが優しいのかもしれませんね。
でも書いたほうがいいような気がしたので書きました。
さらっと読み流してくださいね。

531 :ギコ踏んじゃった:2011/02/12(土) 11:09:24 ID:aYV2A1VD.net
>>528
morigeのCDレビュー楽しみだな。

532 :ギコ踏んじゃった:2011/02/12(土) 11:10:31 ID:aYV2A1VD.net
もとい、デビュー

533 :ギコ踏んじゃった:2011/02/12(土) 14:05:08 ID:Sx3I2qKs.net

>>524
面白かったです。
この曲は子供は聴きなじみがなかったので他に探したら
食品CMソナタを見つけました。
小さい子供にわかりやすく面白いと思えるものだと、形式など取っ掛かりやすいかも、
と思いました。

>>528の方のように真面目に本道も遊びもにできる人はもっと表に出てきてほしいな、と
思いました。


534 :ギコ踏んじゃった:2011/02/12(土) 14:22:38 ID:Sx3I2qKs.net

>>533間違いました(汗)
524→>>523でした。

535 :ギコ踏んじゃった:2011/02/12(土) 14:57:57 ID:Sx3I2qKs.net

>>529

個人的には、2/6に日記の方が気になりました。
〜らしいを想像することはとても大切だとは思いますが、
想像だけで終わってしまわないか、と。
演奏中に違和感のある表情を感じる演奏者とそうでない演奏者の違いは
そういうところからくるのかな、などと考えたりしていました。
素人の感想です。

536 :ギコ踏んじゃった:2011/02/12(土) 18:54:29 ID:aYV2A1VD.net
>>535
「〜らしい」では、幼児の成り切り変身と同じだなww
作曲家が曲に織り込んだ意図を理解した上で自分の考えを反映しないと
演奏にならないよw 
だいたい、小説を読む時に作家に成り切らないといかんのかね。
笑止だとおもうが。

そもそも、アホなコンペ日本人ピアニストは曲の意味も理解してないだろうなw
小説でいったら何書いてるかわかんないけど、文章の発音の仕方はしってるから
取り敢えず、音読しているってところかな。

537 :ギコ踏んじゃった:2011/02/13(日) 09:36:33 ID:1X2OJ4DD.net

>>536

小説のお話から感じたのですが、クラシック音楽を古文に例えると
直訳・・・言語の意味や文法の理解
意訳・・・自分の言葉に置き換えることが出来る
翻訳・・・時代背景や登場人物の個性を考える。作者の意図を考える。全体をまとめることが出来る。

演奏をドラマ化することと考えると、どういう切り口で作者の意図を表現するか、
また、作品から得た自分の考察を表現する方法を工夫する、
ということかなと思いました。
強引?!と思いますが・・・(^^;

538 :ギコ踏んじゃった:2011/02/13(日) 10:55:18 ID:1X2OJ4DD.net

意訳・・・自分の言葉に置き換える、と書いてみて
音楽ならどうやって置き換えるのだろう、と考えてしまいました。

>>528の方のようなことが出来るのが、完全に出来るということだと
思ったり・・・でもハードルが高すぎですね(^^;



539 :ギコ踏んじゃった:2011/02/13(日) 11:18:08 ID:h2y05wke.net
ピアノは素晴らしいのに、どうしてピアノの先生って変な人が多いの?


540 :ギコ踏んじゃった:2011/02/13(日) 11:20:34 ID:h2y05wke.net
>>528
で、誰なの?有名な人?

541 :ギコ踏んじゃった:2011/02/13(日) 11:20:46 ID:lS1ESSIm.net
>>528の演奏者は東京芸大首席だし、編曲は東大理Vだわな。
つまり、完全にできる奴ほど面白いのが多いってのが正解。

542 :ギコ踏んじゃった:2011/02/13(日) 11:22:10 ID:lS1ESSIm.net
>>540
森下唯をしらんのか?
今度、CDだすってここで噂されてるぞ。

http://toki.2ch.net/test/read.cgi/piano/1289360799/

543 :ギコ踏んじゃった:2011/02/15(火) 17:12:30 ID:Kext+rV5.net
すごいなー。

544 :ギコ踏んじゃった:2011/02/15(火) 23:40:57 ID:Kext+rV5.net
◆◆ レス代行します 185 ◆◆
http://hato.2ch.net/test/read.cgi/entrance2/1297631671/

規制中の人はどうぞ。

545 :ギコ踏んじゃった:2011/02/22(火) 01:25:25.13 ID:m8XivSJa.net
290先生に回答願います。

4分の3拍子と8分の3拍子の違いについて詳しく教えてください。
理論的に、そしてそれぞれ例題曲を用いてわかりやすく教えてくださると助かります。
フレーズの捉え方やアクセントの付け方の注意がありましたら教えてください。
手が空いた時で構いませんのでよろしくお願いします。


546 :ギコ踏んじゃった:2011/02/22(火) 13:06:13.98 ID:HBSr0RnB.net
>>545
先生じゃないし、ツッコミだけど
(×)8分の3拍子 → (○)8分の6拍子   だよね?

290先生が来るまでのツナギ?になるかわからないけれど
検索したらヒットしたので、ドゾ。
ttp://questionbox.jp.msn.com/qa1972258.html
ttp://okwave.jp/qa/q680981.html

547 :sage:2011/02/23(水) 17:00:20.02 ID:9huyPZ1v.net
テレビ見ました。短い時間でしたが。
ピアニストのお顔は拝見できず残念な反面、
身バレしたら、こことサヨナラとの以前書き込みを思うとホッとしたのも事実。

548 :sage:2011/02/23(水) 17:42:34.91 ID:GJrVr4PR.net
上の書き込みは早合点だったorz
ごめんなさい。
ピアニストの経歴から
別人と判断。

549 :ギコ踏んじゃった:2011/02/24(木) 00:35:39.90 ID:AVa8B37s.net
sageはメル欄に書くんだよ

550 :ギコ踏んじゃった:2011/02/25(金) 14:48:18.43 ID:aZvLP5dO.net
小さい子でピアノ達者に弾けると、神のような扱いを受けるけど、なぜか高校生くらいになってくると名前すら出なくなって
大学生くらいになったらもう過去の人扱いだよね。コンクール受けてたら、あぁまだやってるんだねっていう悲壮感。

境目っていつだと思う?
そのまま音楽の道へ行くのと、スパっと勉強にシフトするのの境目の年齢って。

世間的には、一流大学の方がオオーーっとうらやましがられる存在だし、
音楽でオオオーーーとはなかなか世間ではならない、一部の人たちの間だけの話だし、
それに子供自身が気づくのは、高校生くらいなのかな?

551 :ギコ踏んじゃった:2011/02/25(金) 15:13:18.05 ID:QI3z49zA.net
なんだかな
神の様な扱いを受けたいから羨ましがられたいからピアノをやっているのか
オオオーーーと世間でならないと価値がないのか。
貧しい価値観で賞賛を受けくて音楽をやっていたなら確かに高校生が潮時かもね

552 :ギコ踏んじゃった:2011/02/25(金) 15:46:17.02 ID:aZvLP5dO.net
だって激減するじゃない、実際。D級あたりで。

553 :ギコ踏んじゃった:2011/02/25(金) 19:16:01.37 ID:d6bKdWuN.net
普通は、思春期迎える6年生くらいでイヤになってやめる。
中坊になってもやってるのは、反抗期を迎えることの出来ない成長に事情のある子。



554 :ギコ踏んじゃった:2011/02/25(金) 19:18:39.04 ID:hltzfZvr.net
>>550
>そのまま音楽の道へ行くのと、スパっと勉強にシフトするのの境目の年齢って

いろんな例があるだろ。
たとえば受験に専念させようと、
親や高校の先生が無理やり子供にピアノをやめるように強要するときだよ。

>それに子供自身が気づくのは、高校生くらいなのかな?

子供が自分の意思でやめるなんて限らないだろ。
親が言うから、学校の先生が言うから、友達が言うから、
それでしかたなくやめる子供の多いこと。

555 :ギコ踏んじゃった:2011/02/26(土) 10:21:27.28 ID:njFA+D2I.net
コンクールだってそうだろ。
親が言うから、ピアノの先生がいうから、仕方なくやってんだよ。
貴重な小学生の時代をよぉ。

556 :ギコ踏んじゃった:2011/02/26(土) 10:36:15.91 ID:X2fJ8ogd.net





ご注意ください。。。。。


【詐欺】池尻♪国立音楽院♪KMA Part12【会社】
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/senmon/1257781982/


■■■■■音楽療法士■■■■■
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/welfare/1284079029/







557 :ギコ踏んじゃった:2011/03/07(月) 21:15:47.95 ID:oA+fTzHS.net
 

558 :ギコ踏んじゃった:2011/03/10(木) 14:47:14.52 ID:hiTVfLRO.net
ttp://blogs.yahoo.co.jp/ejirinami/53087817.html
<抜粋>
>ドイツ国内では、子供のためのピアノコンクールというものが日本ほど発展していません。
>大小さまざまな町にたくさんある、音楽学校に通ってくる子供たちのほとんどが、
>趣味で何となく、ピアノに馴染めれば良いというような感覚ですし、
>本当に音楽が好きと言って、やる気が出てきた頃には、
>学校の試験が増えてきたりして練習ができないという状況になることが多く、
>なかなか上達していきません。家族の方も、本人がやりたいかどうかが一番大切、やる気が出るまで待つ、というスタンスの方が多く、物心つかない頃から楽器を習わすことに抵抗があるようです。
>1位でなければどうしても満足行かない、何が何でもトップを目指す、という気持ちでやっている人があまりいないようで、
>そういう必死の意気込みでピアノなどをやっていると、
>学校などでいじめられてしまう、どうして自分だけ頑張らなければいけないのだろうと思って
>本人がやる気を無くしてしまう



559 :ギコ踏んじゃった:2011/03/28(月) 11:53:37.74 ID:b31XueLB.net


560 :ギコ踏んじゃった:2011/03/29(火) 03:42:53.78 ID:GXYzHJ4V.net
なあ、コンクールの弊害より放射能の弊害の方が大きいんじゃないのか
ついにプルトニウム検出だってよ!
身体にはいったら死んじまうんだぜ。
しかもあと数年は続く。ひたすら累積してくんだぜ!
コンクールどころか会社学校いってるばあいか?
梅雨になったら土壌深くしみこんで水も食物も汚染
夏は太平洋高気圧で放射能が内陸むかってとんでくる
プルトニウムなんて数日前は測ってないっていってたのに
でてきた数値は21日ってありえんだろ
学校休校でもあぶなくて東京にはおけん
うちは女房娘を関西に家かりて疎開させた。
水俣病、アスベストと一緒なんだよな。初めは安心大丈夫って役人とか学者がいってて。
コンクールの弊害も命あってのもんだしなあ


561 :ギコ踏んじゃった:2011/03/29(火) 15:49:42.30 ID:HFfRM5Y+.net
数ヶ月前はこんな事予想してなかったよね。
ここでコンクールの弊害について喋っていた頃が懐かしいような。
先生津波で流されてないかな。
離島するとか言ってたけどさ。

562 :ギコ踏んじゃった:2011/03/29(火) 17:35:20.89 ID:koxrWpvp.net
@東京だけど子供外に出したくない。
先週末発表会あったんだけど欠席した
この先破門だろうなあ
子供いない先生だから親の心配とか全く理解できないみたい。
国は大丈夫って言ってるけどもし何あったら悔やみきれない
学校も関西に転校したいけどせっかくはいった私立だけど
原発このままなら行かせたくない。



563 :ギコ踏んじゃった:2011/03/29(火) 19:57:39.19 ID:cJjjmgOp.net
戦車が大好きな先生なら元気だよ。

564 :ギコ踏んじゃった:2011/04/02(土) 00:48:17.99 ID:yuHYQ4lo.net
戦車が大好きな先生じゃなくて、290の先生なの!!


565 :ギコ踏んじゃった:2011/04/02(土) 21:00:33.95 ID:MkpMtEQa.net
どっちとも似たり寄ったりだがなw

566 :ギコ踏んじゃった:2011/04/03(日) 12:53:31.36 ID:DtLMTnYp.net
そうかな。良い先生だったじゃん。

567 :290:2011/04/22(金) 18:41:14.63 ID:8Yinv7e0.net
とりあえず元気です。

しかし知り合いの同僚の生徒さんの何人かはいまだ行方不明です。。。
可哀そうなことです。



568 :290:2011/04/22(金) 18:45:30.82 ID:8Yinv7e0.net

それはそうと各地を旅していると実に面白いことがあります。

よく有名ピアニストにありがちの逸話・・・他人が弾いているのを
聴いて、楽譜を見ず練習もせずにそっくりそのまま弾ける・・・とか
ほとんど練習しなくても楽譜を一読しただけで完全に演奏できるなど、
こういうことを私は特殊能力として区別しています。

しかしながら、旅をしながら思うことは、才能と特殊能力は別なのでは
ないかと思うことです。
とある山村で、ある少年が弾き語りをしてくれましたが、その子は
演奏技術としてはとても聴かせるような代物ではありませんでした。
音程はずれまくり、ミスタッチぼろぼろ・・・ピアノを弾く彼の手は
鍵盤上で実に不器用に、場合によってはひっくり返りながらもつっかえ
ひっかえ弾いていたのです。

しかし、これを聴いた我々全員は深い感動に包まれました。
あふれるような表現力・・・説明しがたいなにかが我々の心を突き動かし
気づけば、隣にいて聴いていたお坊さん(らしきひと)の眼から涙が
流れているのを見ました。

嗚呼・・これこそ才能なのだと思いました。

英語で才能とはギフテッドと言いますが、才能とは授けられたもの。
神が授けたとしか言いようがない、なんというかこの表現世界は
特殊能力の有無では計れないようななにかがありました。

こういう子を見ると、現代の音楽教育は果たして正しいのかどうか・・・



569 :290:2011/04/22(金) 18:46:32.55 ID:8Yinv7e0.net
我々の前でその魅力的な弾き語りを披露してくれた子は、音楽の道には
進まないのだそうで、これはその子の意志というより親の意志で、
その子は福祉関係に進むのだとか。

私はいつも思いますが。
大抵の場合、音楽的才能を持っていたり、もしくは音楽の道が一番良いのでは
ないかと思われる子供たちの親御さんは、その子の特性よりも、社会的環境を
優先するように思います。つまり音楽は金にならない、と。(笑)
そうして、仮に才能を沢山持っている生徒さんがいたとしても、大抵の場合は
普通に音楽以外の道に進む場合が多いです。

果たしてそれがその子にとって幸せなのかどうか、私には分かりません。
でもまあ、一つ言えることは、神から授かったもの・・・才能を持っている
子供はどんな場所だろうとどんな環境だろうとそれなりの人間になるのかな
ということですかね。いや、これも保証はできませんが。
気づけば、あの変な子が今ではテレビでひっぱりだこに・・・なんていう
例も少なくないですから。(笑)

さあぼちぼち行きます。

震災の影響で色々と厳しいでしょうけど、皆さん明るく前を向いていきましょう。

570 :ギコ踏んじゃった:2011/04/22(金) 21:54:08.60 ID:UgBcEY9E.net
おーお久しぶり
といってもこのスレ見たのは最近なんだけど
過去スレや他スレの書き込みも興味深く読ませてもらいましたよ

才能のある子にはそれを聴き手に分け与えてほしいけど
親の意志をはねのけてもやりたいと思う何かや
世に出るかどうか確証のない過程の中でも続けずにはいられないといった
そういうのも持ってなきゃいけないしで気が遠くなりますね
もちろん運もなきゃ

そういうのを考えると才能を開花させ
天からその才能を聴衆に返してる人たちが奇跡に見えくるなあ

ともあれ290がお元気そうでなにより

571 :ギコ踏んじゃった:2011/04/27(水) 13:21:57.29 ID:DsQcLCXC.net
わ!!先生!!
懐かしい〜。今どこにいるのですか?
時々思い出してましたけど、ちゃんと生きて元気にされてるので
良かったです。

震災後、当たり前にピアノを練習できることに感謝しなくちゃ
ならないなと思ってます。
では、今から家庭訪問なのでこの辺で。。。
先生お元気で超〜嬉しかったです!!


572 :ギコ踏んじゃった:2011/04/27(水) 21:12:47.44 ID:p+fSWWnh.net
290先生お久しぶりです。
日本の音楽教育。考えされられますね。
少年の演奏は、きっと不思議な何かがあったのでしょうね。

でも音楽の世界で成功するのは、やはり強運であることしかないのでしょうか?
強運・・・・。その少年のもっている何かがなくても、強運であればいいのでしょうか。
こちらの文章を読んで考えさせられました。
290先生はどう思われますか?

ttp://www.nikkei.com/life/culture/article/g=96958A90889DE0E6E4E7EBE0E4E2E2EAE2E1E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;p=9694E0E3E3E0E0E2E2EBE0E5E6E3



573 :ギコ踏んじゃった:2011/04/29(金) 10:18:19.61 ID:yuuaatKj.net
290先生、お元気そうで、久しぶりに先生のお話を伺えて嬉しかったです。
ここに来られていた方々もお元気でしょうか。
時々懐かしく思っていました。
また色々なお話が聞けるといいな、と思います。

574 :290:2011/05/11(水) 21:43:08.37 ID:6Lgncv25.net
訳あって、またコンクールの審査員を引き受けてしまいました。
現在コンクールの事務局を引き受けている(というより妻に丸投げしていますが・・・笑)
ところとは別のところです。
審査員はここ最近まで断ってきたのですがね・・・先方の事務局とは
かなり議論しました。結果として私の考えで審査して良いとのことでしたので
最終的にしぶしぶ参加することにしました。

今回審査するコンクールは国内ではよく知られているコンクールなので
皆さんのお子さんの演奏を聞くことがあるかもしれませんね。

やるからには真剣に審査させて頂きます。

で、明日からまた離島します。
演奏しに行きますが、どっちかと言えば食べ物と写真を撮ることの
ほうが・・・今持ってるスーツケースに三脚がどうしても入らないんですよねー
カメラを一台にすればいいんですが、予備にフィルムカメラと、それから望遠レンズ
なんていれると・・・うーむ思案中です。あーそういえば楽譜入れるの忘れてました。。。
ということは、結局スーツケースとは別に手提げ鞄になるのかな。

そういえば戦場カメラマンさんがこないだ一緒にやったピアニストは
レコード会社専属のピアニストだったそうですね。
この音楽とのコラボは私の発想ですが、こうやって企画というのは盗まれるんだなと
勉強になりました。7月は2回共演することが決まりました。
これが好評に終われば・・・ツアーかな?(笑)
もうちょいでチラシ・ポスター・・・広報関係出来上がります。
ぼちぼちオリジナルの楽曲も制作しておかないとやばいかもしれません。
帰ったら、作ろうと決意してます。飛行機が墜落しないように、船が沈没しない
ように祈ってます。(笑)

以上、近況報告でした。



575 :ギコ踏んじゃった:2011/05/14(土) 08:46:51.82 ID:mOnE9O3C.net
いってらっしゃ〜い!!

頑張ってください〜。

あ、3脚の話ですが、最近コンパクトにかばんにも入りやすい
ものがありますよね〜。
うちのものは少し大きめなので、これがカバンの中に入りきらず、
もっと小さく折りたためるものが欲しいな〜と思いながら
とりあえずもってるので購入は後回しになってます。

審査されるのがどこのコンクールか知りたいですね。
ここで先生とこんな風に喋っていても実際同じ会場にいて
分からないとか。。。何ともここは不思議な空間ですね。(笑)

576 :290:2011/05/19(木) 18:51:00.17 ID:ExdWhbkU.net
戦場カメラマンさんとのことなんですが。
やっぱりなあということが起きました。

2口演決まったと書きましたが、そのうちの一つがボツりそうです。
いや90%ダメでしょう。
というのも、ダメになりそうな口演の分は私の楽曲ではなく、すでに
戦場カメラマンさんが出している朗読CDに使われた楽曲を私が演奏することに
なっていたのですが、その原曲者が手放さないんですよね。
原曲者の彼が演奏することが鉄則で、仮に彼がその日程がダメでも
彼のメンバーを使わないとダメという・・・

その楽曲を聴いてみたんですが、正直どこにでもありふれた楽曲で耳コピで
できるから楽譜を頂かなくてもいいんですけどね。。。それもダメだそうで。
アレンジも厳禁。

そんなわけでこの口演は私の入り込む余地はなさそうです。
今、プロデューサーの方が一生懸命説得にまわってくださってます。
でもダメだろうなあ。当然といえば当然なんですが、今どき珍しい
ガチガチさです。(苦笑)

きっと原曲者の彼にとってみれば、その楽曲は苦労して書いた楽曲なので
手放したくないんでしょうね。勿論私は悔しいですけど、そもそも戦場カメラマンさん
とのコラボは一回だけだったので、振り出しに戻ったんでしょう。原曲者の彼に
やりたいだけやらせてあげましょう。競争するのは苦手なんで私は私の企画の分だけ頑張らせて頂きます。


っていうか、終わったら、またここにお世話になりそうですねえ。(笑)


まあ良い勉強にはなりました。

577 :ギコ踏んじゃった:2011/05/20(金) 19:30:35.42 ID:kiVaUlDZ.net
先生、残念でしたね。
音楽の世界って色々あるんだろうなと思います。
実力だけじゃないというか。

でも、分かる人には分かるとは思いますけどね。
色々あっても、少し悔しい事があっても、できるだけ平常心で
動揺されずにと今は思いますけど。

私って若い時ってどちらかというと血の気が多いのか、むきになったりした事
があったかな〜と思い出しました。
今考えると恥ずかしい。

先生終ったらまた喋ってくださいね!!


578 :ギコ踏んじゃった:2011/06/02(木) 14:00:41.11 ID:uF5j30aL.net
290先生
http://www.onlytune.com/

579 :ギコ踏んじゃった:2011/06/02(木) 14:02:03.21 ID:uF5j30aL.net
290先生 戦場亀ラマンと打合せ
http://www.onlytune.com/diary/359/359.htm

580 :ギコ踏んじゃった:2011/06/02(木) 14:58:22.73 ID:CT7UewKl.net
ハズレだと思う
でも290が話題にしたことある人だね(違ってたらスマソ

581 :ギコ踏んじゃった:2011/06/08(水) 00:17:34.75 ID:xTNC3Fqk.net

小泉に天罰を!!!!!!!!!!!!!!

デーブ・スベクターをこ○せ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おまえら戦争に巻き込まれてるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

内部からじわじわ侵食されてるから逃れられないぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

心の準備だけはしておけよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

582 :290:2011/06/11(土) 13:48:35.24 ID:YxZYWmmX.net
>>577

戦場カメラマンさんと先日リハしました。
とっても良い方でしたよ。ただ喋り方がゆっくりで、TVのあのまんまなので
彼だけで打ち合わせは難しいですね。(笑)で、やっぱり細かい段取りは
マネージャーの方と。
でも、さすが!朗読のフレーズ感、フレーズの持っていき方など、なるほどな〜と思いました。
即興で合わせてみたんですが、面白かったですよ。

>>578>>579>>576でふれた人物ですよw 戦場カメラマンさんのフレーズ感、意外とはっきりして
合わせやすいのに、なんで楽譜書いて厳密に測ってまでしないといけないのか分かりかねますがw
なので、私は最後の朗読は即興で合わせていこうと思います。っていうかむしろこれぐらいできて
当然なんでしょうけどね。多分、戦場カメラマンさんまだホントの音楽家に出逢ってないかも。
はい、勿論私は悔しいし愚痴の一つも言いたくなりますw いや、ほんとにこれが私の手に届かないぐらい
素晴らしい音楽家なら私も文句ないんですけどね。ホントにそうじゃないから・・・

ってあー・・・やめましょう。なんかループして嫌な感じになってしまいます。

でも、戦場カメラマンさんはほんとに良い方でした。
真剣に聴いてくれて。マネージャーさんもその上司の方も、芸能事務所って
結構嫌なひとばかりなのかなと思っていましたが、こんな所もあるんだと思いました。
すごく丁重・丁寧でした。打ち合わせも結構ダメ出しされるかなと思ったんですが、
かなりスムーズに進んで良かったです。

それにしてもTVのあのまんまには笑いそうになりました。
笑いをこらえるときに私は鼻をかく仕草をついやってしまうんですが、
最初は鼻をかきっぱなしで。でもご本人真剣にお話してるので笑っちゃいけない
と思いながらも。途中からだいぶ慣れてきました。多分面白いものになると思います。

終わった後に、戦場カメラマンさんから「心に突き刺さってくる音楽でした」と言われましたが、
震災への祈り、戦場の悲惨さから愛・・・こういうものがテーマだと、まだまだ掘り下げないと
ダメなような気がします。震災の歌も戦場の歌も沢山ありますが、私は安易に作ってはダメなんだと思うんですよね。
しかし難しい。普通の恋愛曲の調子と混同してはいけませんね。とにかく頑張ります。

583 :ギコ踏んじゃった:2011/06/20(月) 05:41:43.09 ID:87AekiTf.net
↑こいつ、名古屋のバカ。

584 :ギコ踏んじゃった:2011/07/17(日) 00:06:52.86 ID:nP2wU18B.net
何なんだ。このスレッドは。
私物化されている!

585 :ギコ踏んじゃった:2011/07/30(土) 23:24:50.64 ID:VW1WJv+R.net
いいじゃないですか。
また来てくださいね。先生。
一般的にポップスの曲なんかは、恋愛の曲が多い気がするのですけど、
真面目な内容の曲って難しいのでしょうね。
個人的な愛というよりは、広い人間愛みたいな。
今書いていて言葉にしたら、安っぽく思える。

だから簡単じゃなく難しいのかな。。。

ところで先生お元気ですか?


586 :ギコ踏んじゃった:2011/08/01(月) 22:50:50.25 ID:IZPopMPP.net
おお?

587 :ギコ踏んじゃった:2011/08/16(火) 20:42:24.24 ID:QpO1XMER.net
大部分の人がピティナが終わったいま、スレタイについて話し合いませんか?

588 :ギコ踏んじゃった:2011/08/16(火) 22:33:38.35 ID:HI2HpxPZ.net
若い音楽家たちとなら
いっしょに音楽することができると思ったのも
幻想に過ぎなかった
若いのは外見だけでほとんどは
いまなおヨーロッパの規範に追随して技術をみがき
洗練されたうつろな響を
特殊奏法やめずらしい音色や道化芝居でかざりたてて
利益と地位だけが目当てのものたちばかりだった
いまコンサート会場に音楽はない

by 高橋 悠治



589 :ギコ踏んじゃった:2011/08/16(火) 22:34:15.85 ID:HI2HpxPZ.net
二〇年前とおなじ楽器で
歌に添って音をさぐりながらすすむ
これは音楽の道
かぼそくたよりなく
これでいいのだろうかと思いつつすすむ
これは思いやりの技術
努力は得ることでなく手放すこと
思想にも方法にも経験にもまどわされず
この身体を透して音楽するなにものかを信頼して
耐えて耐えて
日々に世界に向かってひらかれてゆく

by 高橋悠治



590 :ギコ踏んじゃった:2011/08/16(火) 22:35:05.78 ID:HI2HpxPZ.net
競い合う技術や書法や確信に満ちた態度。

持てるものがもっと持ちたいという欲望。

そのための神経症的な努力。

今のコンサート会場に音楽はない。

by 高橋悠治



591 :ギコ踏んじゃった:2011/08/17(水) 09:50:37.09 ID:K/VB8CSk.net
おさらい。

http://logsoku.com/thread/gimpo.2ch.net/piano/1277849149/

http://logsoku.com/thread/toki.2ch.net/piano/1291633683/

基地外290(多分、名古屋のバカ)とその取り巻きと、292の戦いが笑えるw

592 :ギコ踏んじゃった:2011/09/13(火) 19:15:56.83 ID:reNuZwiC.net
age

593 :ギコ踏んじゃった:2011/09/20(火) 17:55:15.53 ID:TZYaEq1h.net
子供なんかどうなるかわからないじゃん。
続く可能性があるかどうか。

594 :ギコ踏んじゃった:2011/09/22(木) 21:54:27.17 ID:rXAYCoYI.net
ユーチューブに3歳の子がピアノ弾いてるのが最近アップされたんだけど、なんかうまい。

たぶん、うまい・・・・・と思う。

595 :ギコ踏んじゃった:2011/09/23(金) 20:23:37.02 ID:lDA62TaJ.net
ようつべだろw

596 :ギコ踏んじゃった:2011/10/21(金) 01:50:04.01 ID:s6gQ67oX.net
どれのこと?

597 :ギコ踏んじゃった:2011/10/26(水) 16:01:01.15 ID:1WSzarAK.net
>>131
>チタンって傷つくとひどいからやめたんだっけ?


598 :ギコ踏んじゃった:2011/11/02(水) 19:48:32.01 ID:AfaVrgs/.net


599 :ギコ踏んじゃった:2011/11/02(水) 19:49:02.05 ID:AfaVrgs/.net


600 :ギコ踏んじゃった:2011/11/02(水) 19:49:24.81 ID:AfaVrgs/.net
600

601 :ギコ踏んじゃった:2011/11/06(日) 11:28:53.51 ID:xqgDqy+g.net
ひつじが601。

602 :ギコ踏んじゃった:2011/11/08(火) 01:52:35.22 ID:IjEGh8Xy.net
PTNAもショパンAsjaもスレなくなってつまんないよ。

603 :ギコ踏んじゃった:2011/11/09(水) 16:27:06.06 ID:qJQjRbBA.net
なんでなくなったの?

604 :ギコ踏んじゃった:2011/11/23(水) 22:08:29.59 ID:EE3xNLpJ.net
まさにこのスレのためにあるようなブログ・・・・・・・
この親子さんGコンで見たけど悲壮感いっぱい。
なんか可哀想になった。
http://mickeyongaku.blog.fc2.com/


605 :ギコ踏んじゃった:2011/11/23(水) 23:04:11.42 ID:MxNgZYGY.net
ブログ見てきました。
夜中3時まで練習している日もあるみたい。すごいですね。

606 :ギコ踏んじゃった:2011/11/24(木) 00:42:18.46 ID:V9obky8n.net
こんなところに貼りつけたら気づくんじゃない>
またブログ消されちゃうよ。

607 :ギコ踏んじゃった:2011/11/24(木) 07:26:34.65 ID:myloUg6A.net
>>604
ピアノの先生なのね。
お弟子さんもたくさんいらっしゃるみたいだし
プロの視点で書かれてるんでしょうから、消しはしないでしょ?>606
今度のコンクールってスタインウェイ、クラコンかな。
お弟子さんは地方系のコンクールが多いのね。なるほどね。

608 :ギコ踏んじゃった:2011/11/24(木) 08:01:22.40 ID:UiPahsjL.net
週末スタインウェイ、
クラコンの全国進出って書いてるね。

609 :ギコ踏んじゃった:2011/11/27(日) 00:27:21.01 ID:451wNkaZ.net
>>608
いよいよ明日ですね!
スタインウェイコンクール。
良い結果報告待ってまーす。
すだせんせい〜・

610 :ギコ踏んじゃった:2011/12/11(日) 21:05:35.48 ID:aqGTbwH1.net



ワイが聞いた情報によると、もうじき中国はバブルがはじけて昔の貧乏な中国に戻るらしいで
もう経済は破綻してて、取り戻すのは無理なんだそうや


その世界ではごっつい有名な政府関係者筋から聞いた確かな情報やで

まあお前ら頭の良い連中には、今さらなくらいのネタやな、
お前らからすればもう常識的なくらいの知識やろ?








611 :ギコ踏んじゃった:2012/02/24(金) 12:14:37.57 ID:NlBq1m5+.net
 

612 :ギコ踏んじゃった:2012/05/28(月) 15:52:47.04 ID:zMNcuDVp.net
290先生はじめコテハンだった先生、皆様いかがおすごしでしょうかアゲ


613 :ギコ踏んじゃった:2012/06/22(金) 23:51:05.42 ID:BzwKnuBe.net
age

614 :ギコ踏んじゃった:2013/12/11(水) 13:44:14.01 ID:Rs15MBs/.net
いつの間にか朝晩涼しくなって虫の音が聞こえるなぁって思っていたら

もう秋本番。

季節に取り残されて行ってます


何故か無性にクラシックが聴きたくなりました

それもすごい激しいのが(笑)


クラシック・・・それ程詳しい訳ではありません

が、結構好きです♪


今日は辻井伸行さんの弾くショパン「革命 」に

聴き入ってしまいました

鳥肌もんです(#^.^#)




辻井伸行さん ショパン 革命
http://www.youtube.com/watch?v=A-Hs_aLsAR8

615 :ギコ踏んじゃった:2013/12/31(火) 23:40:26.64 ID:lmy3ttW/.net
先生ー。お元気ですか。
ちょ、ここって、2年半も過疎ってたんですね。
先生、生きてますか|ーーーーー(。´・ω・)?

616 :ギコ踏んじゃった:2014/01/02(木) 00:21:20.21 ID:0sSMq/1t.net
せんせー

617 :ギコ踏んじゃった:2014/01/02(木) 00:22:08.86 ID:0sSMq/1t.net
生きてる〜

618 :ギコ踏んじゃった:2014/01/02(木) 00:22:52.38 ID:0sSMq/1t.net
おーい

619 :ギコ踏んじゃった:2014/01/02(木) 00:23:03.96 ID:LIWgQW6z.net
もう2ちゃんやってないんじゃないの

620 :ギコ踏んじゃった:2014/01/02(木) 00:24:05.34 ID:0sSMq/1t.net
わかった

621 :ギコ踏んじゃった:2014/01/02(木) 01:26:19.11 ID:0sSMq/1t.net
もーいい

622 :ギコ踏んじゃった:2014/01/02(木) 01:28:20.26 ID:0sSMq/1t.net
わーーーーーーーー

623 :ギコ踏んじゃった:2014/01/02(木) 01:30:31.12 ID:LIWgQW6z.net
酔っぱらいだなw

624 :ギコ踏んじゃった:2014/01/02(木) 01:32:14.77 ID:0sSMq/1t.net
キャーーーーーーー

625 :ギコ踏んじゃった:2014/01/02(木) 01:32:46.09 ID:0sSMq/1t.net
ねるわ

626 :ギコ踏んじゃった:2014/01/02(木) 01:33:41.91 ID:0sSMq/1t.net
あたり

627 :ギコ踏んじゃった:2014/01/02(木) 01:35:07.75 ID:0sSMq/1t.net
ってか、久しぶりに懐かしくなった

628 :ギコ踏んじゃった:2014/01/02(木) 01:36:24.51 ID:0sSMq/1t.net
アカン。じゅうでんきれる

629 :ギコ踏んじゃった:2014/01/02(木) 01:36:55.20 ID:0sSMq/1t.net
その後、いきてるかーい

630 :ギコ踏んじゃった:2014/01/02(木) 02:34:15.85 ID:znVutNCm.net
http://www.youtube.com/watch?v=ZPsVesWM11Q

631 :ギコ踏んじゃった:2014/01/03(金) 00:54:21.70 ID:YLGbLRJD.net
誰か〜いませんか〜
かそってるんですけど〜

632 :ギコ踏んじゃった:2015/01/10(土) 12:42:46.30 ID:F3Xl4lZV.net
は〜い!
面白そう(内容的に良さそう)なので
過去レスを読みあさり中

633 :ギコ踏んじゃった:2015/01/18(日) 17:22:52.04 ID:aWe+HeJ4.net
せんせー。生きてるの〜。

634 :ギコ踏んじゃった:2015/01/18(日) 17:25:32.92 ID:aWe+HeJ4.net
わーーー。

635 :ギコ踏んじゃった:2015/03/04(水) 19:54:19.33 ID:Olj0FH5e.net
は〜い!
面白そう(内容的に良さそう)なので
過去スレを読み込み中

636 :ギコ踏んじゃった:2015/03/07(土) 07:12:01.45 ID:sFwtOT/l.net
先日未就学児の部のコンクールを見に行ったら大人顔負けの演奏してた
どれぐらい練習してるんだろう

637 :ギコ踏んじゃった:2015/09/06(日) 13:11:19.54 ID:dE75XzQJ.net
うちの有限会社日給月給最低賃金ヤマハ特約店の馬鹿社長は

日曜日に店を閉めたら売上がないだろう

お前に休む権限はあたえてない

働け
馬鹿たれ

638 :ギコ踏んじゃった:2015/11/01(日) 19:01:00.76 ID:yO/IzZ7M.net
ピアノ雑誌「ショパン」に、急に全面広告を出し始めた(今までは一ページの4分の1くらいの小さな広告だった)
アコースティックエンジニアリングと、アコースティックデザインシステムは
防音室にとって一番大事な遮音性能をサバ読みしごまかす、
「詐欺まがい防音業者」という文をご覧になって今も「まさか?」と思ってる方も多いと思います。
被害者の会の会員も皆、有名な音楽雑誌の広告に騙された人間ばかりです。
あんな有名な雑誌に広告をを出す会社が?なぜ?」と皆信じられない思いで苦渋を舐めたのです。
 広告は金さえ払えばどんな会社でも出せると気がついてください。一流の会社が広告を打ってますか?
彼らは真に「意図的に手抜き工事し、音漏れ修正を依頼しても応じない」という会社です。
 特に最近引責辞任した創業者の鈴木は「残忍なまでの騙し方と自己中心的人格」の人間。
鈴木は最近まで2ちゃんねるに何度も登場し自分らが騙した被害者のことを「営業妨害で逮捕させたい」と書いてました。
ペテン師丸出しで詐欺まがい遮音性能を正当化しようと長文を書きいたログは警察に連絡して保存してもらっています。
超自分勝手な、人を騙しても「自分は悪く無い!自分を悪く言う相手が憎い!!」という精神構造の人間。
「コイツは騙しやすい」とふむと、とことんにっこり笑顔でいろんな騙しのテクニックを駆使して騙されますよ
 信じられない方は彼らのHPを、音響に「本当に詳しい人と」よ〜〜〜く目を皿のようにしてご覧ください。「あ””」とインチキに気がつく筈です。
万が一どうしてもここで依頼したい人は契約の際3人以上の人を同席させて相手の許可を得て打ち合わせ、契約時、全部録画しておくことです。
 あとで嘘がちゃんと確認できますから。

 まともな会社でJIS規格の遮音性能を「保証しない」会社は有りません。
上記2社と「大地システムズ」だけでしょう。(鈴木の息子の会社)
 彼らが詐欺まがい業者であることを警戒する文が、豊島氏のアドバイスにより
2ちゃんねるの音楽関係板に多く見られます。彼らは必死で削除依頼を出しますが、
公益の為に大事な文章なので削除されないのでしょう。そこで彼らが考えたのが
 被害者の人たちを「キチガイ」「朝鮮人」「統合失調症」と罵り、「頭の変な奴が書いてる警告文だ」と風評操作する作戦に出たのです。
 最近、会員の一人が「もう一人でも被害者を出すわけにはいかない」という思いで多くの警戒を喚起する文章をペーストしました、
警察に訴えられない彼らは「掲示板荒らし」として2ちゃんねるに訴えました。
2ちゃんねるは、完全に同じ文章を有る一定数以上ペーストすると「業者の宣伝行為」の様に解釈され荒しとしてIPアドレスを公開することになってます。
そこで彼ら詐欺まがい業者は、鬼の首を取ったように、被害者の会員さんの住所、IPアドレスを至る所に貼りまくり
「コイツはスカトロ」という中傷スレッドまで建てて被害者を攻撃し始めました。
 そういう集団だと言うことです。
100歩譲って私たち被害者が「キチガイ」なら、こういう詐欺まがい行為をネットで後発して被害者がもう出ないようにしたら良い」とアドバイスしてくれた
 豊島政実さんはキチガイに同意してキチガイにアドヴァイスしたとでも言うのでしょうか?
はっきりさせましょう>詐欺まがい業者さん!

639 :続きです:2015/11/01(日) 19:01:34.81 ID:yO/IzZ7M.net
手抜き防音室を、石膏ボードと壁紙だけで作られ、音漏れのクレーム入れると逆ギレされ
「そんなん根本的に直すことなんか出来ん。ちょっとでも補修施行して欲しいなら追加料金頂く」と言われ
あげくネット上に住所や個人情報バラまかれ、キチガイ、統合失調症、朝鮮人と罵られたいですか?
  新社長を据えたこの会社は、更に手抜きが酷くなるでしょう。でないと再建できないから。
 食肉偽装の「ミートホープ」思い出します。経営不振から最初は、腐りかけの肉を混ぜ、エスカレートしパンくず、豚の血液
とかも混ぜ物に使ってましたよね?
  崩壊寸前は破れかぶれするんですよ。もうかなり前からアコースティックグループはそうなってます。
今が一番危険!



会員が「被害者をもう一人も出さ無い、何百万円も無駄にして苦しんだ自分たちの様な人をもう出したく無い」という思いで多くのペーストをして
2ちゃんねるに荒らし認定されたのは事実です。しかし警告を呼びかける文章の内容は全て真実です。
豊島氏が「ネットで告発したらいい」と言ったのも100%事実です。

焦燥感に駆られている詐欺まがい業者は
被害者を「キチガイ」「スカトロ」「掲示板荒らし」「朝鮮人」「被害者は頭がおかしい人たち」レッテル張りして罵ることで
自らの詐欺まがい行為を指摘する文章の信憑性を奪ってしまおうとしています。彼らの言葉はマシになって来てますが、酷いものでした。
だってリフォーム893ですから。
 私たちの警告文が100%信じられないのは仕方ないので、音響のプロに彼らのHPの内容を見せて彼らがどれだけ大嘘つきか、、真実を知ってください!
絶対に、「有名雑誌広告に載ってるから一流の会社」とは思わないことです。広告費を出せばどんな大きな広告も出せます。
詐欺まがいだからこそ広告とHPに必死で金をかけるのだと。口コミで客が取れないのです。
「ショパン」の広告を一気に5倍の大きさにしたのは、ポップス業界では既にエンジニアさんら含め詐欺まがいが周知されて来たからです。
クラシック畑にカモを求め始めたのです。
追記しますが彼らは、法人スタジオ、有名人のスタジオ手抜きしません。また雑誌に無料で提灯記事書かせて宣伝に使えるからです。
犠牲になるのは無名な一般人です。特に地方都市の方。
絶対にその日のうちに見積書に!サインしたりしてはいけません。
FAXで送るのもダメ!東京から担当者が来ていようがどうであろうが「じっくり一週間くらいいろんな方と相談してからお返事します」と言って帰ってもらい
県庁の住宅紛争係や消費者センター、警察、無料弁護士などに相談してからにしましょう。見積書にも、騙しの仕掛けが入っています。
彼らは、日本人のおとなしさ、「騙されてる!とわかっても声を上げない」、「我慢してしまい泣き寝入りしてしまう」、、そういう奥ゆかしさにつけ込む業者です。
世界中にそういう風な日本人の寡黙さ、大人しさ、声を上げないで我慢してしまう点につけ込む悪人が居ますよね?大勢。
あなたの音楽人生が「詐欺まがい業者」によって崩壊させられることが有りませんように!
乱文御容赦ください。

640 :ギコ踏んじゃった:2015/11/02(月) 19:30:33.05 ID:54FFQWPJ.net
ピアノ雑誌「ショパン」に、急に全面広告を出し始めた(今までは一ページの4分の1くらいの小さな広告だった)
アコースティックエンジニアリングと、アコースティックデザインシステムは
防音室にとって一番大事な遮音性能をサバ読みしごまかす、
「詐欺まがい防音業者」という文をご覧になって今も「まさか?」と思ってる方も多いと思います。
被害者の会の会員も皆、有名な音楽雑誌の広告に騙された人間ばかりです。
あんな有名な雑誌に広告をを出す会社が?なぜ?」と皆信じられない思いで苦渋を舐めたのです。

インチキ防音室を作って逃げられると、音楽家本人、家族が絶望の淵沈みます。
一番練習しなければならない盛りの、芸大、音大を目指す高校生が騙されたら、、、と
その場面を想像すると堪えきれず、アクセス禁止になるのも覚悟で、
被害者の皆で警戒を呼びかける文章を貼りました。
 私たちの話しを,全部は信じられなくても良い。殆ど信じられなくても良いです。
とにかくピアノ練習室を作るときは
JIS規格の遮音性能D~〜(数字5段階ずつ変わります。60の次は65です)」
という文言を契約書に盛り込んでくれる会社、そして
「万一第三者機関で測定し防音性能が契約時の性能に足りない場合は、
何度でも無償で、迅速、丁寧な補修工事をする。」
この文言を文字にして書類に入れてくれる会社で作ってくだだい。
音楽に夢と情熱と青春のすべてをかけている10代の若いピアニストが、
絶望のそこに転落してしまうような苦しい目に遭うことが有りませんように!
老婆心ながらしつこく書かせていただきます。

641 :ギコ踏んじゃった:2015/11/04(水) 08:40:59.41 ID:5O6KClZ2.net
うちの子はまだ13才だけど芸大目指してる。
ピアノ室の業者選び、慎重にしないとね。
JIS規格のD70とか契約してくれないといけないのね?D'ダッシュがヤバいと。メモメモ

642 :ギコ踏んじゃった:2015/11/04(水) 20:22:32.50 ID:EGPVZx9p.net
大学の友人の話しだと、
石膏ボードだけで作って壁紙貼って逃げられるらしい。そんで400万円とか。
石膏ボードって五百円よ?!
しかもちゃんとした性能保証は一切しないで逃げられるように
見積書段階から、書類にのかにトリックが有るって。不気味過ぎ。

643 :ギコ踏んじゃった:2015/11/07(土) 17:38:34.20 ID:GgN+dAQi.net
経営苦しい会社って、最後は破れかぶれやるよね。
近づかないようにするのが一番。

644 :ギコ踏んじゃった:2015/11/08(日) 08:03:02.62 ID:j3whsScL.net
まさかショパンに広告打ってる会社がね、、
でも不思議だったの。急に広告が何倍もの大きさになったから。触らぬ神に祟りなし。

で、本題、子供より親がヒートアップしすぎて、もう虐待みたいになってる家が有るわね
子供の「ピアノ弾く楽しさ」を無くしてしまったら、失敗だと思うのよ。
無理強いだけは禁物ね。

645 :ギコ踏んじゃった:2015/11/16(月) 17:13:23.17 ID:WWp0be5F.net
将来芸大、音大目指してる10代それ以下の子のために
親が頑張って何百万のピアノ室作ってあげる時
↑みたいな業者に依頼したら、一家崩壊になりかねんな。

646 :ギコ踏んじゃった:2015/11/17(火) 19:45:14.58 ID:VPy82tTU.net
受験が一年後に迫ってる。ピアノ室はインチキだった。
数百万無駄になった。近所からうるさいと言われる。
だったら、壊してまた数百万、今度は借金して作るでしょうね。
子供の受験の為なら。一千万円近く(もっと?)が消えて行く。
ローンが残る。それで受験失敗したりしたら、、、、

647 :ギコ踏んじゃった:2015/11/19(木) 11:17:02.86 ID:JlydMSPC.net
十分あり得る話だわ
↑の会社は 一枚400円の石膏ボードだけで安直な防音室作るって書き込みが
ネットにたくさんあるわ

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