【大生民】企業の採用担当「欲しい人材は体育会系の部活に所属しているかどうか。学歴はその後」

学生さんは名前がない

「体育会系の部活に所属しているかどうか」が大
今年は「後ろ倒し」に「売り手市場」が重なり、採用難となっている。とはいえ多くの企業は採用専門の部署もなく、
自力で手をかけることが難しい。そこで社外の求人サービスを利用する会社が増えているというわけだ。

求人企業は、登録している学生の情報を自由に閲覧できる。特徴的なのは、人材のカテゴリーが「スタンダード」と
「アスリート」に分かれていることだ。その理由は、企業が欲しい人材を探すときに、まず検索するのが
「体育会系の部活に所属しているかどうか」だからだという。「学歴」はその後だ。

会社が求めるのは「自分のわがままを通すのではなく…」
登録されている就活生は、主将やマネージャーなど部活内での役割まで明示されている。

なお体育会学生に備わっているとされる特性として「粘り強く、諦めずにやり抜く」
「倫理観が確立しており、緊急事態や苦しい状態などに対応する能力が身に付いている」
「自分のわがままを通すのではなく、チームやパートナーのニーズを適切に分析できるといったスキルがある」
といった項目が書かれている。

「広い視野で柔軟に考えられる人」はいらないのか
ちなみに企業は、採用したい人物像を「広い視野を持って柔軟に考えられる人」
と伝えていた。だが、「会社が決めた目標を必達してくれる人材が欲しい」というのが多くの企業のホンネなのだろう。

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